※この作品はR-18です。

百合な旅   作:クリス

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土岐綾乃(3)でボカしたシーンです。時系列的には告白直後の話です。


土岐綾乃(3)裏

 

 

 

 

 

 ハンドルを回す。温かいシャワーが、わたしたちの頭の上に降り注ぐ。

 

「うわぁ、雨の匂いついてないといいけど」

 

「思いっきり外に飛び出してたもんねー」

 

「もー恥ずかしいんだから言わないでよー」

 

 さっきの黒歴史を思い出して悶え苦しむ。なんであんなことしちゃったんだろわたし。

 

「そういえば久しぶりじゃない? 一緒にお風呂に入るの」

 

「あはは、そういえばそうだね」

 

 シャワーを浴びながら双葉の背中を眺める。

 

 しみひとつない綺麗な背中。くびれた腰と丸みを帯びたお尻。玉のような水滴が肌の上を転がり落ちていく。

 

「こうしてみるとさー 双葉も成長したよね。昔はもっとお子様体形だったのに」

 

「そ、そうかな? えへへ」

 

 顔をこっちに向けて笑う双葉。

 

 その笑顔がなんだか愛おしくてわたしは気がついたら双葉の背中に抱きついていた。

 

 腰に手を回して、胸を背中に押しつける。

 

「あ、綾乃?」

 

「まーでも、身体はちっこいまんまだけどねー」

 

 背が伸びたわたしと違って、双葉は出会ったときからほとんど身長が変わってない。

 

「う、うるさい。これから成長するもん」

 

「えー、ちっこいままでいいじゃん。そっちのほうがかわいいし」

 

「そ、そっかな? えへへ、じゃあこのままでもいいかも」

 

 ちょっろ。嘘でしょ? いくらなんでもちょろすぎない? もしかして、わたしがちっこいほうがいいって言ったから?

 

 なにそれ、かわいすぎでしょ。

 

「ああもうかわいいなあ双葉」

 

 我慢できなくなって、思わずうなじに吸い付く。シャワーのカルキの匂いとともにどこか甘い香りに包まれる。

 

「ま、またそうやって……んっ!」

 

 舌を這わして耳の後ろを下から上に舐めると、双葉の喉から甘い声が漏れ出た。

 

「かわいい、双葉」

 

 そっとおっぱいに手を添えてゆっくりとなぞるように揉んでいく。

 

「ちょ、ど、どこ触って……ぁ、っ!」

 

 軽く乳首を指でつねると甘ったるい叫び声がお風呂場にこだました。

 

 胸を撫で回しながら、うなじや耳の後ろにキスをする。

 

 そうするたびに双葉の身体がびくびくと震え、腰の奥からゾクゾクと気持ちのいい快感がほとばしった。

 

「や、やめっ」

 

 お腹に回してた手をそーっと下のほうに持っていく。うっすらと毛の生えたアソコを指でそっと撫でる。

 

「んんっ!?」

 

「ほら、アソコもちゃんと洗わなきゃダメだよ?」

 

 耳元でささやきながら、優しくなぞるように割れ目を撫でていく。

 

 そのたびに双葉の背中がびくびくと震え甘い声がお風呂場に鳴り響く。

 

「あ、洗うから! 洗うから! も、もう、やめっ、って」

 

「わかった」

 

 回していた手を離し双葉から離れる。

 

 わたしの手がよっぽど気持ちよかったのか、双葉は肩で息をして前の鏡に手をついていた。

 

「い、いじわるしないでよぉ」

 

「ごめんごめん、双葉がかわいすぎてつい。もう十分あったまったし、そろそろあがろうよ」

 

「う、うん……」

 

 双葉が振り返りわたしを見る。

 

 濡れた髪の奥にあるわたしと同じ琥珀色の瞳は今までに見たことないほど潤んでいて、荒れた息遣いも相まって、なんていうかすごくえっちだった。

 

 そっか……これからわたし、双葉とえっちなこと、しちゃうんだ。

 

 唾を飲み込む。腰の奥でなにかがきゅんとなったような気がした。

 

 

 

 

 

 

「はい、オッケー」

 

「……ありがと」

 

 お互いの髪を乾かし、肩を並べあってソファーに座る。

 

 カーテンを閉め切った部屋は薄暗く、カーテンの隙間から差し込む太陽がわたしたちの足元を照らした。

 

 ついいつもの癖で服着ちゃったけど、正直着なくてもよかったかなあ。

 

 でもまあ、着てたほうが脱がす楽しみが増えるしいっか。

 

「ねぇ、これからどうしよっか」

 

 どこかソワソワした様子でちょこんと座る双葉の顔を下から覗きこむ。

 

「ぼ、ボクに聞くの?」

 

「だって、こんなことするの初めてだし」

 

 わたしも双葉もしたことのある性行為なんてオナニーくらいだろう。

 

 こんなんだからリンちゃんにヘタレって言われちゃうんだろうなあ。

 

「とりあえず、抱っこしていい?」

 

「う、うん」

 

 立ち上がり、双葉の膝の上に乗って向き合いながら抱き締める。

 

「ぁ、っ……」

 

 お風呂上がりの火照った身体。いつもと違ってどこか甘い息遣い。カルキの匂い。

 

 その全てがわたしの頭をくらくらと酔わせていく。

 

「双葉、好きだよ」

 

「……ボクも好き」

 

 見つめあってキスをする。

 

 啄ばむような優しいキス。柔らかい唇がわたしの唇をふさぎ、甘い快感が脳を駆け巡る。

 

「……んっ」

 

「ふた、ばぁ……」

 

 しばらく抱き合いながらキスをしていると、なんだか物足りなくなってきた。息継ぎの瞬間を狙って舌をねじ込む。

 

「っ!?」

 

「……んっ、んふっ、れる」

 

 わたしの舌に双葉の舌が絡まって、頭がおかしくなりそうなほどの喜びが全身を満たしていく。

 

「っき、すき……んっ、れろ、すき」

 

「……っ、ん」

 

 言葉にならない感情をキスでぶちまける。舌が絡むたびに抱きしめた双葉の身体がびくびくと跳ねていく。

 

 ぐちゃぐちゃに絡み合う舌の感触を感じるたびに頭の中をビリビリとした快感が駆け巡る。

 

 キスって、こんな気持ちよかったんだ……そりゃ世界中のカップルが夢中になるわけだ。

 

 薄暗い部屋の中、ただひたすらお互いに唇を求め続ける。

 

 ずっとこうしていたいけど、いい加減息が続かなくなってきた。

 

「……っはぁ!」

 

 唇を離す。舌にまとわりついた涎がわたしと双葉の唇に銀色のアーチを形作った。

 

 うわ、えっろ……

 

「はぁ、はぁ、あ、あやのぉ……」

 

 涙を滲ませながら舌を出して快楽に打ち震える双葉。

 

 前から思ってたけど、やっぱ感度よすぎない? 

 

「きもち、よかった?」

 

「う、うん……頭がぼーっとして、くらくらして……」

 

「もっと、したい?」

 

 双葉はなにも言わず、わたしの首に手を回してもう一度キスをしてきた。

 

 さっきよりも、もっと激しいキス。舌と舌が絡むたびにいやらしい唾液の音と空気の音が部屋の中に鳴り響く。

 

 足りない。もっと、もっと、もっとほしい。

 

 わたしは貪るようにキスをしながら双葉のショーツの中に手を差し込んだ。

 

「……っ!? んんっ!!?」

 

 双葉の目が見開き全身がびくりと震える。

 

 双葉のアソコはお風呂から出たばかりだっていうのに、びっくりするぐらいぐちょぐちょになっていた。

 

「双葉、濡れすぎでしょ。そんなに気持ちよかったんだ?」

 

 わたしがニヤニヤ笑いながら聞くと、ただでさえ赤かった顔をもっと赤くした。

 

「だ、だって、綾乃のキスが、気持ちよくて……ひゃぁっ!?」

 

 双葉が言い切る前にさっきよりも強く指を押しつける。

 

「気持ちいい? 双葉」

 

「ぁ、……っ!? んんっ!?」

 

 これたぶん聞いてないな。

 

 ゆっくりとソファーの上に押し倒しながら、ひたすら指を動かす。

 

 掻き回すように指を動かせば燃えるように熱い双葉のアソコがグチュグチュといやらしい音を立てる。

 

「おっぱい見せて、双葉」

 

「……んっ、いい、よ」

 

 キャミソールを捲り上げると、わたしよりも大きいおっぱいがあらわになった。

 

 ほどよく膨らんだ、柔らかそうな白いおっぱい。つんと尖った桜色の乳首がわたしの欲望をさらに掻き立てていく。

 

「双葉ってさ、けっこう大きいよね」

 

「そ、そっかな? 普通じゃない?」

 

「少なくともわたしよりは大きいと思うよ」

 

 そう言いながらふっくらと丸みを帯びた胸に唇を押しつける。

 

「……んっ」

 

 舌で乳輪をなめ、歯で乳首を甘噛みする。その間もアソコをいじるのはやめない。

 

 下と上、両方を同時に攻めていく。

 

「ぁ、……んっ!! ……ぁ、あっ!」

 

 ……双葉ってこんな喘ぎ声出すんだ。もっと、聴きたいな。

 

 鎖骨に吸い付きながら指の刺激をさらに強める。

 

 指を動かせば動かすほど、双葉の白い喉から甘ったるい喘ぎ声が飛び出していく。

 

「な、なんで、そんなじょう、ずなの?」

 

「だって、いっつも双葉のこと想像してオナニーしてたし。ほんとに気づいてなかったんだ」

 

「そ、そんなことしてたんだ……」

 

「引いた?」

 

「ううん、ちょっと嬉しいかも」

 

 ほんとにこの子は……そんなことばっかり言ってるとわたしみたいな子は本気にしちゃうよ?

 

 まあ、もうとっくの昔から本気なんだけどね。

 

「もっと、もっとえっちな声聞かせて?」

 

 優しくキスをしながら指を軽くアソコの中に入れてさらに掻き回していく。

 

「双葉こそ、初めてなのになんでそんな、えっちなの?」

 

「そ、それはっ……あ、あやのが、ずっとボクに、んんっ! い、いたずら、して、くるから……っぁあ!?」

 

「ふふっ、それって……こんなふうに?」

 

 乳首をちょっと強めに噛みながら、割れ目に指をさらに押し込んでいく。

 

「ぁあっ!?……ぁっ ゃ、の、んっ、んんっ〜!!」

 

 ソファーの肘掛けを掴みながら、小さな身体を仰け反らせ悶える双葉。

 

「気持ちいい? 気持ちいいよね?」

 

「……だ、だめっ、ぼ、ぼく、へ、へんにっ……ぁ、んっ! んんっ〜!」

 

 身体をくねらせて、気持ちよさそうに息を荒くする。そろそろ、イキそうなのかな?

 

「やーめた」

 

「……へっ?」

 

 身体を起こし、寝そべる双葉を見る。涙と涎でぐしゃぐしゃになった双葉が寂しそうにわたしを見る。

 

「イキたかった? まだダメだよ?」

 

「なっ、なんでぇ……」

 

「だって、なんかムカつくし」

 

「いみ、わかん、ないよぉ……」

 

 だって、わたしはずっとずっと双葉のことが好きだったんだよ? 

 

 わたしはやっと願いが叶ったのに、双葉だけ簡単に願いが叶うなんて、そんなのずるい。

 

「言って?」

 

「……え?」

 

「イカせてって言って。言ってくれたらイカせてあげる」

 

 わたしがそう言うと、双葉はただでさえ真っ赤な顔をもっと真っ赤にさせた。

 

 ああもう、かわいいなあ。

 

「は、はずかしいよぉ」

 

「じゃあ、もう終わりにしよっか、わたしも疲れたし」

 

「そ、そんなぁ」

 

「やっぱやなんじゃん。双葉って、見かけによらずけっこうえっちなんだね」

 

「うぐっ……」

 

 本当はこんなことを言ってるわたしが一番えっちなんだけど、ここにいるのはわたしと双葉の二人だけ。

 

 ならわたしが言っていることが正しい。

 

「大丈夫だよ。わたししか聞いてないから」

 

 そう言って軽くキスをする。

 

 そんなわたしに双葉はなにかを悩むように目をキョロキョロと泳がす。

 

 そして諦めたかのように大きなため息をついた。

 

「…………さい」

 

「なんて?」

 

「……イカせてほしい、です」

 

 小さな胸を荒く上下させながら、右手で目元を隠し、恥ずかしそうにつぶやく双葉。

 

 剥き出しになった乳首は見てわかるほどツンと立っていて、アソコから溢れ出した愛液が内腿をびしゃびしゃに濡らしてらてらと艶かしく輝く。

 

 あの双葉が、あのかっこよくて、優しくて、いつもわたしを笑顔にしてくれる双葉が、今わたしの目の前で見たこともないような表情でわたしをほしがっている。

 

「もっと……ちょうだい?」

 

 ……やば、今なにもしてないのにイキそうになった。

 

 きっとわたしのアソコも双葉と同じくらいぐしょぐしょになってるんだろうなあ。

 

「よく言えましたー じゃあ、ベッド行こうか?」

 

 悟られないようにそっとキスをする。やばいなぁ、これ。こんなの知っちゃったらもう戻れないじゃん。

 

「う、うん」

 

 わたしのひと言に双葉はどこか嬉しそうにうなずくのであった。

 

 

 

 

 

 お互いに生まれたままの姿でベッドの上で向き合う。琥珀色の綺麗な瞳がわたしをじっと見つめる。

 

「綺麗だよ。双葉」

 

 いつも見ているはずなのに、なんだかとっても神々しく見えるのはなんでだろう。

 

「あ、ありがと。あ、綾乃も綺麗だよ」

 

「そう? うれしいなあー」

 

 しばらく黙りあってお互いを見つめ合う。今さらだけど、ベッドになにか敷いたほうがよかったかな。

 

 ……まあ、いいか。

 

「じゃあ、しよっか」

 

 お互いに抱きしめあって優しくキスをする。今からわたしはこの子と一つになる。

 

 そのことを想像するだけで、頭がどうにかなってしまいそうだった。

 

「じゃあ、横になって?」

 

「う、うん」

 

 手をついてゆっくりとベッドに寝そべる双葉。汗だくになった顔に髪が張り付く。

 

「足、開くね」

 

 膝に手を置いて、ゆっくりと開いていく。桜色の綺麗なあそこがわたしの目の前にあらわになる。

 

「あ、あんまり、見ないでよぉ……」

 

 しげしげと観察していると、双葉がかき消えそうな声で懇願してきた。

 

「えー? やだ」

 

 でも、そんなお願いは聞いてあげない。だって、こんなに綺麗なんだもん。

 

「こ、これからどうする……んんっ〜!?」

 

 双葉の口から溢れんばかりに出る嬌声。

 

 理由は簡単。わたしが双葉のアソコに口を突っ込んだからだ。

 

「ど、どこに口つけて……あ、あぁっ!?」

 

 吸ったり、なめたり、時には穴の中に舌を入れ、舌と唇を使って双葉の大事な場所を貪っていく。

 

「あっ、ん、ダメっ、やだっ、こ、こんなの、っ!?」

 

「じゅる……なにが、ダメなの?」

 

「だ、だって、こんなっ……んぁっ!?」

 

 舌を前後させてじゅぼじゅぼとえっちな音を立てながら双葉を気持ちよくさせていく。

 

 すごい、わたし、双葉のアソコなめちゃってるんだ……

 

 その事実を認識すると、腰の奥から猛烈な切なさが込み上げてきた。

 

 やば……もう我慢、できない。

 

「れろっ……じゅる……んっ」

 

 双葉のアソコをなめながら、自分の性器を指でいじる。

 

「んっ、……ぁ、っ……」

 

 2本の指でぷっくりと膨らんだ自分のアソコをぐにぐにと揉むようにいじっていく。

 

 すごい、わたし、双葉のアソコなめながらオナニーしてる……

 

 中に指を入れてかき回せば、そのたびにぐちゅぐちゅとアソコが濡れていく。

 

 舌を這わせば双葉のかわいい喘ぎ声がわたしの頭をぐちゃぐちゃに掻き回していく。

 

 こ、こんなの、こんなの気持ち良すぎる!

 

 真っ白になった頭の中。なにも考えられずただひたすら自分の指と舌を動かす。

 

 知らない、わたし、こんな気持ちいいオナニー知らない!

 

「く、くるっ、な、なんかくる、ぁ、ああぁっ!?」

 

 やばい! そろそろイっちゃいそう。

 

 不意に頭の中で、なにかが切れるような感じがした。

 

「っぁ、あ、っ……ああぁっ!?」

 

 真っ白になる。落ちていく。

 

 頭の先からつま先を今まで感じたこともないような気持ちよさが駆け抜けて、また波のように押し寄せて、それが何度も何度も繰り返される。

 

「んっ、ぁ、ぅ、っ……」

 

 今聞こえたのは、双葉の声? それともわたし?

 

 わからない。気持ちよすぎてなにも考えることができない。

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

 身体の力が抜けて、双葉のお腹に頭から突っ伏す。やばい、これ、気持ちよすぎる……

 

「ふた、ばぁ、だい、じょうぶ?」

 

「……ぇ? ぅ、ん、へい、きだよ?」

 

 顔を見上げるとじっとりと汗をかいた双葉がわたしにやさしく微笑みかけていた。

 

 その笑顔を見た瞬間。静まりかけていた欲望が再びむくむくと湧き起こってきた。

 

 身体に力を込めて双葉の身体に覆いかぶさる。むせかえるような汗の匂いがわたしの頭をおかしくさせる。

 

「大丈夫?」

 

「うん、全然力入らないけど」

 

 まああれだけイってたらそうなるよね。かく言うわたしもけっこうやばいんだけどさ。

 

 正直これで終わりにしてもいいんだけど、心のどこかでまだ物足りないと思うわたしがいた。

 

「もう一回、しよ? 今度は顔。見ながらさ」

 

 わたしがそう言うと、双葉はなにも言わずにわたしにキスしてきた。

 

 お互いに抱き合い貪るようにキスをする。指を絡ませ、足を絡ませ、2つの身体を一つにしていく。

 

「んっ、ふた、ばぁ、ゆび、いれ、てぇ」

 

 焼けた鉄のように熱いわたしのアソコににゅるりとなにかが入ってくる。

 

 双葉の指だ。双葉の長くて綺麗な指が、わたしのアソコに入ってる!

 

「あ、あやの、きもち、いい?」

 

「きもち、いい、よっ んんっ〜!」

 

 双葉の指がわたしのアソコをぐちゅぐちゅと掻き回していく。気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい!

 

「ぼく、ぼくにも、ぼくにもいれてっ」

 

 双葉のお願いに答えるように、わたしも双葉のぬるぬるになったアソコに指を入れる。

 

 火傷しそうなほどに熱い肉の壁がわたしの2本の指を締めつけていく。

 

「あやのっ、もっと、もっとしてっ!」

 

「ふたばっ、ふたばぁ!」

 

 ぐちゃぐちゃに溶け合いながら、お互いに求めあう。

 

 もう自分が誰で、どこにいて、なにをしているのかもわからない。

 

 わかるのは気持ちよさと、狂ってしまいそうなほどの愛おしさだけ。

 

「すきっ、すきぃ、すきすきすきぃ!!」

 

「あやのっ、あやのぉ、あやのぉっ!!」

 

 溶け合う。混ざり合う。絡み合う。どこまでも、どこまでも落ちていく。

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

 あ、来た。

 

「あっ!? ぁっ、ああああっ!!?」

 

 快楽の洪水。声の主はわたしか双葉か、それともどっちもか。

 

 発狂しそうなほどの快楽のうねりに飲み込まれないように、お互いに抱きしめあう。

 

 いつまでも、いつまでも、いつまでも……

 

 

 

 

 

 ブランケットをめくり上半身を起こす。隣で寝ている裸の双葉の肩をつつく。

 

 カーテンの隙間から覗く空はいつのまにか真っ暗になっていた。

 

「……起きてる?」

 

「寝てる」

 

 わたしに背を向けて寝る双葉の汗でべっとべとになったキスマークだらけの背中に抱きつく。

 

「そのセリフ起きてる人しか言えなくない?」

 

 ぷにぷにのほっぺをつつきながらわたしは言った。

 

「身体動かない……」

 

「あはは、すごかったもんね。水飲んだら?」

 

 ベッド脇に置いたペットボトルの水を手渡す。のろのろと身体を起こした双葉がコクコクと水を飲んでいく。

 

 よっぽど喉が乾いてたらしい。最後すごかったもんなあ。おかげでシーツびしゃびしゃだよ。あとで洗濯しないと。

 

「わたしもちょーだい」

 

 双葉からペットボトルを受け取って水を飲む。乾ききった身体にぬるい水が染み込んでいく。

 

 あれからわたしたちは休憩を挟みつつ、日が暮れるまでひらすら求め合った。

 

 3年間、貯めに貯めたわたしの恋心は、一回や二回のえっちじゃ到底満足できるものじゃなかった。

 

 絡み合って、舐め合って、繋がりあって、ただひたすらわたしの気持ちをぶちまけた。

 

 けっきょく何回したんだろ。もう数えるのすら億劫になるほどたくさんえっちをした。

 

 最終的に双葉が気絶して動かなくなったところでお開きなったけど、ぶっちゃけまだできるのは内緒。

 

「気持ちよかった?」

 

 飲み干したペットボトルを置いてたずねる。あれだけ喘いでおいて気持ちよくないわけがないんだけど、一応念のため。

 

「……うん」

 

「そっか。よかった」

 

 初めてのセックスって大抵うまくいかないって聞いてたけど、わたしたちの場合は違ったみたい。

 

 正直はまりすぎて怖いくらいだ。夢中になりすぎて大学サボるみたいなことにならないように気をつけないと。

 

「でも、やりすぎだよ。もう夜じゃん」

 

 双葉がカーテンの隙間を覗いて呆れたようにつぶやく。

 

「あはは、ごめんねー だって双葉すっごいえっちなんだもん」

 

 ちょっと刺激するだけでびっくりするくらい感じてくれるから、こっちまでどんどん盛り上がっちゃってやめどきがわからなかった。

 

「……だからってボクが気絶するまでやることないじゃん。やさしくしてって言ったのに」

 

「でも、気持ちよかったんでしょ?」

 

 双葉の膝に手をついて笑いかける。

 

「……ばか」

 

 そんなわたしに双葉は顔を真っ赤にしてかわいらしく睨みつけるのであった。

 

 リンちゃんありがと。それと、ごめんね。双葉、もうわたしのものだから。

 

 わたしだけのかわいい恋人。もう、絶対に誰にも渡さない。

 

「キスしていい?」

 

「……聞く必要ある?」

 

「それもそっか」

 

 頬に手を添えてそっとキスをする。求めるためじゃなくて、刻みつけるためのキス。

 

 この子はわたしのものだっていう証。

 

 ずっと好きだった。何度も諦めようと思ったけど、やっと一つになれた。

 

「じゃあ双葉」

 

「う、うん?」

 

「続き、しよっか?」

 

 だからさ双葉。

 

「……ふぇ?」

 

 もう、逃さないからね?

 

 

 

 

 

 押し倒す。唇を塞ぎ、小さな身体を貪っていく。

 

「ぁっ……ゃ、やめっ……あ、っ……んっ」

 

「っ……すきっ……ふた、ば……んっ……すき」

 

 刻みつける。自分が誰のものなのか。わからせる。自分がどれだけ愛されているのか。

 

 ずっと、我慢してた。やっと、わたしのものになってくれた。

 

 もう、離さない。もう逃さない。心も身体も、全部わたしのものだ。

 

 こんなんじゃ足りない。こんなんじゃ満たされない。

 

 もっと、もっと、もっと。

 

 むせかえるような汗と性臭の中、軋むベッドの音と狂ったような喘ぎ声が真っ暗な部屋を満たしていく。

 

 夜はまだはじまったばかりだ。





し っ と り

欲望と妄想に塗れたアンケート

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