※この作品はR-18です。

ある日のすのさふー受難なのかなんなのかー   作:鯖大帝

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白く染まる双花

Ⅳ:白く染まる双花

 

 扉を開けて広がる光景は団長を硬直させるには十分だった。

 眼前には裸のまま汗だくになった肢体を艶めかしく痙攣させているスノードロップと彼女に跨るサフラン。

 予想だにしない光景に顔が赤くなり、頭が真っ白になる。落ち着こうと深呼吸をすれば、蜂蜜のような甘い香りが団長の鼻孔を刺激する。脳髄が痺れ、思考がままならない。

「だ、団長さん……?」

 甘い吐息の中に小さな喘ぎと羞恥、そして怯えを混ぜ合わせたスノードロップの声がことさら頭に響き、全身が熱くなるのを団長は感じた。

 スノードロップの顔から、いつもの可愛らしさと清純さは消えていた。浮かぶは女性の持つ美しき淫妖な表情。口の端から透明な雫を垂らし、眼は完全に蕩けきり、上気した息を上げ続けるその姿は、さながら水に溺れながらも必死になって空気を取り込もうとしている小動物を思い浮かべる。

 しかしスノードロップが溺れているのは快楽の海であるのは明白だった。その桃色に彩られた吐息はさらに深く快楽の底に沈む手伝いを求めるようにしか団長には聞こえない。

「ふふっ。さっきより凄くエッチな顔になってるわよ、スノードロップ。団長さんに見られて興奮した?私より団長さんにエッチなところ見て欲しいの?妬けちゃう……」

「そ、そんなこと……!み、見ないでぇ……こんなはしたない顔見ないでください……団長さん……」

 必死になって訴えるスノードロップの顔に嗜虐心をそそられたのだろうか。サフランはその豊潤な肉体に扇動させながら、白色に染まった唇をスノードロップの白磁の首に押し付け、甘く噛みあげた。刹那、スノードロップが甘く苦し気な嬌声をあげながら、体中を震わせる。同時に、甘く熟れた二つの巨大な果実が震え、先端から白い母性の雫が迸った。

「ふああああああん!?ダメぇ……やめて……噛んだりしたらいやあ……」

悦楽の涙を零しながら懇願するスノードロップを見下ろすサフランの目が怪しく光る。

「ふふ。スノードロップ……やっぱり興奮してるじゃない……ちょっと噛んだだけで母乳出しちゃって……♪今のエッチな顔とっても可愛くて素敵……もっといっぱい団長さんに見てもらいましょ……♪」

 唇を放し、マゾヒスティックな快楽に悶えるスノードロップを尻目に、振り向いたサフランの顔には普段の飄々とした笑顔はなかった。瞳は淫欲の棘を浮かべ、さらなる興奮と嗜虐を求める雌の笑顔がそこにあった。

「ねえ、団長さん。私達ね、あの害虫倒してから身体がおかしくなっちゃったの……こんな風にね♪」

「だ、ダメっ!?ダメだからそんなに強く胸を揉んじゃ、団長さんの手を身体が思い出しちゃってえ!!抓られるだけで私、イクイクイクううううううう!!」

 サディスティックな笑顔を浮かべたサフランがスノードロップの胸を強く握り抓りあげると、抵抗する間もなく、先ほどとは比べ物にならない量の母乳を吹き出し、身体を仰け反らせながら、スノードロップは絶頂を迎えた。噴水と化した母性の聖餐はサフランを顔をしとどに濡らし、弾けた雫もまたスノードロップの顔を濡らす。それでもなお、絶頂の痙攣を続け母乳を噴き出し悶え続けるスノードロップを尻目に、サフランは指にねっとりと絡みついた白色の母性を音を立てて飲み込んだ。

「ん……やっぱり美味しい……癖になりそう……ね、団長さん。スノードロップは胸を触るだけで母乳を噴いてイっちゃうくらいにエッチになっちゃったの。で、私もね……」

 そういうとサフランは、未だ絶頂の余韻に体を震わせている大好きな友人の手を取ると、自分の胸を無理矢理握らせた。

「見てぇ……団長さん……軽く触られるだけで、私のおっぱいも気持ちよすぎてミルクがで、ああああああんんんっ!!スノードロップぅ、急に揉んだりしたらだめえ!?」

 普段の泰然自若とした姿はどこへいったのか、急に悲鳴に近い嬌声をあげ、サフランが悶え仰け反る。赤く濡れそぼった口か透明な糸を垂らし、目からは歓喜の涙を流し頭を振る。スノードロップと同サイズのメロンのような胸は震えながら白の果汁を絶え間なく流し続ける。

「ごめんなさい……サフランさん……指が勝手に……!」

 スノードロップが白磁の指が優しく、しかしながら快楽の沼に沈めこまんとばかりにサフランの胸を激しく犯し始めていた。

「あっ、はっ、ひっ、す、スノードロップの指ぃ、私のおっぱいに食い込んでるううううう!?こんなに優しく触るなんてずるいよお!もっと欲しくなっちゃう!!」

「私の指、サフランさんの胸を放したくないって言ってます!大きくて柔らかくて、触るだけで私も気持ちよくて!こんなことしちゃダメなのにい!団長さんの前でサフランさんにエッチなことしちゃてるの!!」

 サフランは全く抵抗できなかった。ついさっきまでスノードロップをサディスティックにそして淫猥に弄んでいた姿は消え失せ、ただ快楽に悶え今度は心を許しきっている友に、許しを請う哀れな雌と化していた。

「こんなのすぐイっちゃうからあ!団長さんの指の味、思い出しちゃうからあ!もうだめえ!!私もイっちゃう!スノードロップの指におっぱいイかされてえ!ああああ、出る出る出る!ミルク出ちゃううううううう!」

 ただでさえ甘い香りに覆われていた部屋の香りがさらに濃くなる。今度はサフランの胸からあふれた白濁の聖水がスノードロップの顔を清めた。

 ここにいたって団長は悟った。この匂いは芳香剤ではなくてスノードロップとサフランの母乳と愛液、そして二人の発する淫欲に堕ちた雌の馨香だと。

「ふあ……サフランさんの母乳……顔に……かかって……温かくてぇ……すごい匂いで…だめえ……お顔が犯されてるみたいで……イ……イっちゃ……うなああああああああああんん!!」

「あはあ♪スノードロップったらぁ……私のミルク浴びてイっちゃったの?嬉しい……♪お礼に顔をなめちゃお……♪ねえ。顔を舐められるだけでイけるようにしてあげるからいっぱい舐めさせて……」

「ああ、サフランさんの舌ぁ……すごくいやらしい……サフランさんも私の母乳で汚れてるからあ……お掃除しちゃお……♪」

 絶頂にその身を折られ、親友の身体にその身を預けた、サフランが淫猥な笑顔を浮かべスノードロップの額を舐めると、お礼とばかりにスノードロップがサフランの頬を舐める。まるで二匹の子猫がお互いを慈しむように。

 団長は動けなかった。それは雰囲気に飲まれたわけでも、二人に幻滅したからでもない。

 ただ、自分が心の底から愛している少女とその親友ともいえる友人、人々の希望であり羨望の的、どんなに苦しく絶望が支配する戦線でも戦意を揺るがすことなく最前線で戦い続る二人が、肉体が与える蠱惑の炎に膝を折り、敗北者のように抵抗することなく弄ばれている姿に見とれてしまっていたからだ。

「んっ……ぷはぁ……団長さあん……私とサフランさん、さっきの任務で害虫の体液浴びてから……こんな風にになっちゃいましたあ……」

「スノードロップの言うとおりよ……任務から戻って……それからずっと慰めあってるの……でもまだ足りないの……だからあ、んっ♪」

「んんっ!?サフランさんまたキスぅ……♪いつも先にぃ……んんんっ……激しいです……」

「だってえ、スノードロップの唾液、甘くて美味しんだもの……ねえ……スノードロップ、団長さんのキスと私のキス、どっちが好き?」

「そんなこと……言えませんよお……」

「んもう……なら、ここで決めちゃお♪ねえ、団長さん……こっちに来てぇ……私と団長さん、どっちがスノードロップを気持ちよくできるか勝負しましょ♪スノードロップってエッチでマゾだから……いい勝負になると思うわ♪」

「そ、そんなぁ……私エッチな子なんかじゃ……だ、団長さん、ダメです。ま、まって、心の準備が……!んんんんんんんんっ!?」

 懇願もむなしく、団長の唇がスノードロップの唇を塞ぐ。自分が心から懸想している少女を味わい尽くしたい。その一心が形になり赤く太い蛇が荒々しくスノードロップの咥内を犯しつくす。唾液が糸を引き唇に絡みつき縛り上げ、そして-

「んんんんんんふんんんんんんんっ!?」

 大きくスノードロップが仰け反り、華奢でありながらも豊満な身体がまたも白く濃い母乳を噴き出しながら痙攣し、男の熱い胸に崩れ落ちる。

 自分のキスだけで絶頂してしまった愛おしい少女の頬を団長は優しく撫でる。それすらも快感に感じたのか、小さく熱い吐息を漏らしながらスノードロップの胸から再び母乳が漏れた。団長はそれを指で救うと愛おしそうに舐め始める。

 甘く蜂蜜のように優しい香りがする。これはもっと欲しくなる。二人が悶え狂う訳を理解した気がした。

 団長の胸に身体を預け、ぐったりとする友の姿を見たサフランの目に怪しい光が浮かぶ。

「あらあ?スノードロップ、さっきみたいにキスだけでイっちゃったの?エッチな子じゃないんじゃなかったの?」

「イ、イってません……」

「嘘は駄目よ……うー……私のキスより団長さんのキスでイく方がはやかった……悔しい……リベンジしちゃお♪」

 言うが早いか、サフランは団長の腕からスノードロップを奪い取り、怪しげに歪んだ深紅の吸盤を無理矢理重ね合わせる。

 スノードロップの口内を今度は細く長い触手が嬲り尽くす。舌を絡め唾液を吸い出し歯を嘗めつくす。団長の荒々しい愛情の蛇とは違う、犯しつくしたいという愛欲の蹂躙。我慢できるわけがなかった。先に絶頂を迎えていた赤色に火照りきった白く透明な身体は抵抗の余地もなく悦楽の敗北をスノードロップに教えた。

「んんんんんん、ああああああああああああああああああああんんんん!!?!?」

 全身を、頭中を蹂躙しつくしそうな暴力的とも言える怒濤の絶頂に耐えきれず、必死になってサフランの唇から逃れようとするも、頬をがっちりつかまれ唇を離すことができない。

「(イってるのにいいいいい!放して!許してえ!またイっちゃううううう!!)」

 言葉にできず心の中で必死に抗議するも、サフランは意に介することなくスノードロップの口を蹂躙し尽くし、そしてー

「んんんんんんん、ぷああああああああああんあああああああああん!」

 サフランの体も激しく痙攣した。

 スノードロップが自分の舌で感じてる。必死に抗う姿が愛おしく、自分の色に染めたい。口の中に入り込む込む唾液が、大好きなカレーより舌を喜ばせる。催淫効果を持つとある紅茶より自分の身体を滾らせる。絡み合うスノードロップの舌が気持ちいい。そして自分の大好きな少女が懸想し、将来的には伴侶になるだろう相手―自分も憎からず想っている彼―の前で、自分の舌だけで絶頂を与え蹂躙を続ける優越感と背徳感、それらがサフランの体中を燃やし絶頂の園へと誘ったのだ。

「き、キスぅ……サフランさん……エッチぃ……」

「ひ……ああ……わらしぃ……スノードロップの舌でぇ……」

 そんな二人を見ている団長ももはや限界だった。

 理性は未だ「様子がおかしい」と告げるが、花園の蜜香に誘われた雄蜂が誘惑に堪えることができようか?そこにいるのが、自分が心から添い遂げたいと思う少女と、彼女が心を許しきった親友ならば、雄の本能は決まっている。

 スノードロップの母乳を舐めてから、いつもより自分の雄が滾っているのがわかる。

熱だけで、自分の下半身が溶けるのではないかと思う錯覚。あの甘く淫らな母乳がそうさせたのか、それともこの空間がそうさせたのか、もはやどうでもよかった。

 『男はたしなみをもって欲望を忠誠の心に隠す』とは何の一節だったか。恋情と性欲の前になんと空しい詩節か。

 苦しみから解放するかの様に、団長がズボンを脱ぎ捨てると、そこには槍や棍棒と表現するのすら生やさしい屹立した男性の獲物が、雄叫びをあげ、舌なめずりをしていた。

害虫の牙より大きく、害虫の触手より太い。

 二人の牝はそう感じた。

 しかし牙の様な恐ろしさはなく、触手の様な嫌悪もない。いつもより大きく太い獲物に、狩られ、蹂躙されるというどこか被虐的な想像に牝が滾り、子宮が疼く。屈服の涙が、慈悲を乞うかの様に太ももの間を伝う。

 そこには花騎士として、そしてウインターローズの双花である、人々の垂涎する可憐な少女の顔はなかった。

 希望を冠した少女、大貴族の少女。人々をいつも助け、笑顔で励ます二人が男の逸物をみて、妖艶で淫靡な笑顔を浮かべるなど誰が想像しただろうか。

 スノードロップの瞳が物欲しそうに潤み、サフランの目が淫猥に揺らぐ。

「ああ……団長さん……私達でこんなに大きくしてくれて……嬉しいです……♪」

「団長さんの、いつもより大きい……これ欲しいの……♪」

 蠱惑的に誘う二人の姿がより一層牝としての美しさを引き立てる。 

 三人で交わることは珍しくはない。

 しかし、こんな光景は初めてだった。最初からここまで蠱惑的に顔を溶かし、二人して積極的に雄の得物を欲するなど。

「団長さんの苦しそう……すぐ楽にしてあげますね……ね、サフランさん♪」

「いつもみたいに二人で一緒に挟んであげる。ね、スノードロップ♪」

 二人はゆっくりと団長をベットに座らせると、その逸物へと艶めかしく豊満で形のととった美果実をすり寄せた。

 四つの大きく実った果実が揺れながら左右から団長の規格外の勲を挟み込んだ。並みの男根であれば、大き目のメロンを思い起こさせる双丘に挟み込まれそのまま窒息していただろう。しかし、団長のそれは二人のものをもってしても先端を抑え込めないほど巨大化していた。ペニスから伝わる熱を沈めるかのように、自然と二人は母乳を漏らしていた。

 最初に動いたのはスノードロップだった。大きく柔らかい胸で、火傷しそうなくらい熱い得物を宥めるように、上下に優しく撫でるに擦り始める。

くすぐったさと乳房の圧力が与える快楽に思わず団長は息を漏らした。

「先になんてずるいわよ、スノードロップ。やっぱりあなたエッチじゃない。」

 からかうようにサフランは言うと、負けじと後を追うように、巨大な圧力のある胸で左右に擦り始めた。

 スノードロップの与える上下へと擦られる快楽、サフランの与える左右へとねじられる悦楽に団長の腰が浮き、亀頭から涎が流れ始める。

 それをスノードロップに渡さないとばかりサフランは舌で舐めとった。

「サフランさんこそずるいです……団長さんの先に舐めちゃうなんて……私も欲し、んんっ!?」

 その瞬間サフランの唇がスノードロップの唇を塞いだ。スノードロップの口にサフランの唾液と団長と汁が混ざり合った甘露が流し込まれる。

「どう……?スノードロップぅ……おいひぃ?」

「おいひぃです……なら今度は……」

 今度はスノードロップの唇がサフランを塞いだ。スノードロップの唾液とサフランの唾液、そして二人の愛おしい人の子種の欠片が交じり合った濃厚な濁り酒がサフランの喉に注ぎ込まれる。

「んんっ。はぁ、ぷはぁ……おいひぃよお、これ好きぃ……団長さん……気持ちよくしてあげるからぁ……今度は濃いの出し、んんああああっ!?」

「団長さん、もっと気持ちよくしますから、いっぱい私たちに下さ、なあああああんん!?」

 二人の乙女が交わる隙を見た団長が強く強く二人を抱き寄せた。

 スノードロップとサフランの乳房が濃厚に口づけを交わす。乳首が互いを弾くと母乳が吹き出し二人の乳房と団長の男根を白く染める。

「こ、これダメえ!サフランさんの胸押し付けないでえ!?気持ち良すぎて団長さんにご奉仕できないいい!?」

「わ、私もぉ!?スノードロップのおっぱいにぎゅっとされるの気持ちよくてええええ!」

 突然の圧力は、二匹の牝を狂わせるには十分だった。

 体中を走る悦楽から逃れようとするかのように体をくねらせる。しかし、それは自分たちの弱点―敏感になりすぎた胸―を更に刺激し、更なる忘我の沼へ踏み入れる自暴自棄的な行為でしかなかった。

「ひっ、ああっ、ふぁ、だ、団長さん押さえないでえ!おかしくなっちゃうからああ!?団長さんのにご奉仕できなくなるからああああああ!!?」

「あああああ、ひあああああ、ぐちゅぐちゅするう!?頭真っ白になるううう!団長さんのおちんちんとスノードロップのおっぱいで狂っちゃうううううう!?」

 二人の抗議をよそに団長はその膂力で二人の胸同士を無理やり擦り合わせ続ける。乳房の圧がペニスを刺激し今にも白濁した汁を吹き上げようとするが、それをも堪える。

 二人のいやらしい声を聞きたい。二人の悶える顔を見たい。ただそれだけが団長の欲望をあおり続ける。

 しかし二人は乳悦に震えながらも、必死にペニスに奉仕を続けてた。

 悦楽の涙と快楽の涎を流し、瞳を蕩けさせながらも舌で亀頭を転がし、胸を上下左右へと動かす。乳首の先端から滝のように流れ続ける情欲と化した白色の女汁は、さらに濃く漏れ出てペニスと四つの乳房の潤滑油となる。白と透明の油に滑った乳房同士が求めあい、更なる絶頂へと二人を誘う。それでも必死に絶頂を堪え乳房による奉仕を続ける姿は、まるで男根という木にに必死に捕まり、嵐に吹き飛ばされるのを堪える葉のようだった。

 そして淫欲の嵐はついに大樹を根より震わせ始めた。

「団長さんの震えてます!出しちゃいそうなんですね!?いっぱい出してください!わ、私達も母乳をいっぱい出してイきますから!私達と一緒にイってくださいいいい!私達を団長さんの色に染めてください!!」

「イって!!私とスノードロップにかけてえ!顔にもおっぱいにもおお!私もミルク出すからあ!私達を団長さんのモノにして!三人で一緒にイきたいからあ!」

 その言葉に頷くように、幹が震え先端から真っ白な樹液が迸った。それは濃密なオスの香りを放ちながらスノードロップとサフランの顔を、四つの果実を染めあげんとばかりにしとどに濡らした。

同時に、

「「イくうううううううううううううううううう!!!」

 二人の乳房から母乳が吹き上がり精子と混じり合う。濃厚な男の香りと女の香りを発したそれは三人を官能を更に刺激し、より深い獣欲を覚まそうとしていた。

「わ、私……もう胸だけでイっちゃうエッチな娘になっちゃいましたあ……♪だから胸をもっとおかしくしてぇ……母乳でもっとイきたいですぅ……♪」

「大貴族なのにぃ……私もおっぱい気持ちいいのお……♪ずっとおっぱいでイきたいのお……ミルク好きぃ……」

 幸せそうに身をよじらせながら淫猥な言葉を紡ぐ二人。普段ならこれで一息を入れただろう。しかし、団長のペニスはまだその形を変えていなかった。それどころか、得物は二人の牝を完全に快楽に屈服するまで蹂躙せんとばかりに更に硬く大きくなっていた。

「ああ……団長さん凄い……」

「まだあんなに大きいの……」

 二人は唾と息を物欲しそうに飲み込み、蕩けきった瞳で雄を凝視した。大雨の後のように、濡れそぼった秘部がそれを欲するように呻きを上げる。見てるだけなのに、白く濁った雨露がむっちりとした太ももを濡らしシーツに女の欲望を刻む。もうスノードロップとサフランには、子宮の疼きに耐えれるだけの理性は残っていなかった。

 男根に屈服するかのように、ベットに横たわった二人は、自然と股を広げ、取り乱したかのように泣き震える雌の唇を団長に見せつけた。

 どんな戦場でも屈することない心を持った二人が牝の悦びに屈し、痴態を見せつける姿に、団長の脳髄が固まる。紅玉の花弁から滴り落ちる牝の涙が敗北を訴える様から目を反らすことができず、ただ凝視するしかなかった。

「ねえ。団長さん?先に私に団長さんのおちんちんを頂戴。私のオマンコ、こんなにぐちゃぐちゃで……早く団長さんにパンパンして欲しいって言ってるの♪」

「だ、ダメですよぉ!私だって、だ、団長さんのが欲しいです……いつもみたいに胸もあそこも滅茶苦茶にしていいですから……♪」

 蠱惑的に男性の象徴を取り合う二人の言葉と身体に、団長は逡巡するしかなかった。

二人一緒に犯したい、二人一緒に絶頂を迎えさせたい。しかしその身は一つ。

「ふふっ。今回は絶対、先にもらっちゃうんだから。だから、スノードロップ、覚悟!えいっ!!」

 動いたのはサフランだった。スノードロップを抱きしめると、刺繍をするかのようにスノードロップの陰部を指で彩り始めた。

「ふあああっ!?サフランさん!?急に!?だめええ!?あああああああっ!?」

 幾つもの鮮やかな衣装を育んだサフランの巧みな指先が、スノードロップの花弁を繕い始めた。大胆かつ繊細に入り口をまさぐったかと思えば、秘花の芽を弾き抓る。刺激するたびに溢れる蜜を激しくかき混ぜ、雌の花園に豪雨をもたらす。

 絶え間なく与えられる悦楽にスノードロップは全く抵抗できなかった。何とか耐えようと気を強く持とうとすればクリトリスや乳首を弄られ、あっという間に全身の力を奪われる。それでも愛おしい人の前でなんとか絶頂を堪えようとするスノードロップの耳たぶをサフランが優しく噛みながら囁いた。それは誘惑を生業とする淫魔のようだった。

「さすがスノードロップ。我慢強いわね♪でも今回は譲らないわよ……私のオマンコ、団長さんの硬いのでくちゅくちゅして欲しくて我慢できないから♪だから、先にスノードロップのオマンコを団長さんの前でみっともなく何度もイかせて、アクメで動けなくしちゃうから……覚悟してね♪」

「そ、そんなの……私だって団長さんにイかせてほ、ふああああああああんん!?」

 最後まで言わせることはなかった。

 親友を犯すことに悦びを覚えた指で肉芽を抓り上げ、玩具の様にこねくり回す。

少し弄くるだけで愛液を溢れ出し、悦楽にのたうつスノードロップがたまらなく可愛く愛おしい。どんな害虫と戦っていたときも決して挫けず、最後まで自分達を励まし戦い続ける一番信頼できる戦友が、自分の手で為す術もなく弄ばれてる姿が更にサフランの嗜虐の欲情を煽り立てる。

「ほら、イっちゃっていいのよ?クリトリス抓られながらオマンコ掻き混ぜられるの好きでしょ?あなたの弱点はちゃーんと知ってるんだから。さ、ミルク出してイっちゃいなさい。エッチなスノードロップ♪」

「いやああああああっ!?あそこが痺れてえ!!もうダメえええええええ!イっちゃ、むぐううううううう!?!?」

 絶頂に達しようとした刹那、スノードロップ口を団長が塞ぐ。声が出せない。それでも絶頂の波は止まることなくスノードロップを襲う。声が出せない。苦しい。でもそれが気持ちがいい。くぐもった声をあげながらスノードロップの身体は跳ね続けた。

「んうぐっ、むぐうっ……ううう……ぷはぁ……んん……ああ……」

 団長が唇を放すと、ベットにスノードロップは崩れ落ち、虚ろな顔のまま荒い呼吸を続ける。

 何も考えられない。闇に落ちそうになる意識を必死に繋ぎとめるだけで限界だった。

「団長さんも意地悪ねえ……でもスノードロップって、ついこうやって虐めたくなっちゃうのよね……」

 一瞬サフランは考え込むと、何かをひらめいたかの様に顔を上げた。

「そうだ!!いいこと思いついた!作戦変更。ね、団長さん♪こんなのはどう?」

 なんとか身体を起こそうとするスノードロップを尻目に、サフランが団長の耳元で悪戯を囁く。

「交渉成立。後でたっぷりご褒美頂戴ね♪」

 団長は満更でもないように頷くと優しくスノードロップを起こし背後から抱きしめた。

途端にスノードロップの顔が崩れ、愛おしそうに腕に頬を頬を寄せる。

「ああ……団長さんの腕の中、温かくて……大好きです……」

 爛れた淫猥な世界で、想い人の腕に抱かれる幸福。恋情の海にその身を横たわらせようとしたその瞬間、団長の大きく力強い手がスノードロップの最大の性感帯-団長の手を持ってしても掴みきれない乳房-を力強く握りしめ、同時にサフランの指がスノードロップの秘部に飾られた輝く紅玉を傷つけんとばかりに抓りあげた。

「なあああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんん!!?」

 団長の腕の中で、恋情の帳に身を任せきっていたスノードロップに耐えられる快楽ではなかった。

 握る、抓られるという痛みがマゾヒスティックな快感となって体中を走り抜ける。戦闘で傷つく痛みとは全く違う、身体が悦ぶ痛み。精神が求める痛み。

 握りしめられた豊満な乳房から、絶頂を意味する、芳醇な香り纏った母乳が弧を描きながら放出され、赤く熟した二片の花弁は雄の蜂を求めるかの様に、激しく蜜を噴き出す。

「ダメダメダメダメええええええ!イくうううううううううううううううう!!」

 希望の名を冠する少女は、白い身体に浮かぶ静脈を真っ赤に染め、足の指先をピンと伸ばし、髪を振り乱しながら激しく痙攣すると、前のめりに倒れ、サフランの胸に抱き留められた。豊かな母性の谷に埋もれた愛おしい友は、頭を撫でる度に熱を帯びた荒い吐息を零した。

「(私も、こうやってスノードロップに甘えているのね……)」

 ふと、日頃何かにつけてスノードロップに抱きついて身を委ねる自分を思い出す。ぎゅっと抱きしめられる度に温かいものが溢れ幸福感に満たされる。日頃ならスノードロップの真似をして抱きしめて頭を撫でていただろう。

 しかし、快楽の海に理性が蕩けきった今のサフランの胸に浮かんできたのは、「大好きな友達をもっと乱れさせたい。許しを懇願するまで弄びたい。」というサディスティックな欲望だった。自分の言葉で、自分の手で友の身体を自分好みに開発し尽くしたい。胸の中で甘えているスノードロップのもっと淫らな顔を見たい。

「ふふふ♪スノードロップの顔、あなたのお部屋のエッチな雑誌に載ってた『アヘ顔』っていうのになってるわよ。いつもの可愛い顔が台無しになってるけど、すごくエッチで綺麗よ……でも、まだ終わらないわよ。もっとアヘらせて、欲しがってた団長さんのおちんちんのこと忘れさせてあげる♪」

 言うが早いか、サフランはスノードロップのクリトリスに再び爪を立て、ぐりぐりと抉り始めた。同時に団長がスノードロップの乳房を揉むのではなく強く握り搾り始める。苦痛が快楽に還元されスノードロップを襲う。もはや羞恥もかなぐり捨て、母乳がまき散らしながらあえぎ続けるしかなかった。

「お豆抓られてるのにぃ!胸も痛くされてるのに気持ちいいいのおおお!?こんなのでイきたくないのにまたイっちゃううううううう!痛いのに身体が悦んじゃってるう!こんなの嫌ぁあ!許して団長さぁん!サフランさぁん!?」

 悦楽と苦悶の混じりあった涙を流しながら必死に訴えるスノードロップ。しかし、その声は歓喜と淫靡に覆われ、苦悶の欠片などなかった。もっと胸を搾って。もっとクリトリスを虐めて。もっと体中を弄んで。そう懇願しているようにしか団長とサフランには聞こえなかった。

「団長さん、スノードロップってばもっと痛いのがいいんですって♪完全にマゾになっちゃったのかしら?確かめてみない?」

 サフランの言葉が終わらないうちに団長はスノードロップの胸を両腕で抱きしめ、強く体に引き寄せた。乳房が潰れ、乳首が押さえつけられる。自分の胸と母乳に肺が押し潰されるような倒錯じみた感覚は、絶頂のための快楽となっていた。それを証明するかのように、腕に潰された苺の形をした蛇口から白濁の果汁が四方に弾け飛び、団長の腕を汚す。

「も、もぅやめへぇ!?い、イってるのお!!イってるからあああああああああ!胸ぇ潰さないでええええ!らんちょうさああああん!?母乳搾らないでへええええ!?それだけでオマンコもいっちゃいますからあああああああ!」

 快楽に脳を犯され、何も考えられない。普段は絶対言わないだろう淫らな言葉で自らの窮状を叫び、呂律すら回らないままスノードロップは許しを乞うた。

 気持ちが良い。痛いのに、苦しいのに。団長とサフランの思うように弄ばれて、体中を開発されるのが気持ちよすぎる。

「(どうしてえ!?わ、私の身体おかしいよお!痛いのに感じちゃってる……!!団長さんとサフランさんにもっと虐めて欲しいって思っちゃってるよお!)」

「うふふ。恥ずかしがり屋さんだけど、ちゃあんと、『オマンコ』って口にできるじゃない♪さあて、トドメをさしてあげるから思いっきりイっちゃって。私と団長さんのエッチで淫乱なスノードロップ♪」

 団長は頷くと、スノードロップの胸を解放する。そしてサフランと共に、練乳に染まった苺に甘く強く噛みついた。同時に母性の果汁を全て絞り出さんとばかりに両手で握りしめる。団長は右、サフランは左。耐えられる余地などなかった。

「あああああああああああああああ!!凄いのきちゃうううううううううう!!!!!団長さんとサフランさんに乳首囓られて胸を搾られて痛いのに一番イっちゃいますううううううう!!痛いのにイっちゃう私を許して下さいいいいい!!イくうううううううううううううううううううう!!!」

 スノードロップは、淫欲に屈した甘く欲情に満ちた甲高い嬌声を上げた。

 頭が全て真っ白になり、視界から全てが消える。快楽に身体が玩具のように押し曲げられと同時に、瞳からは悦楽の証が流れ、口からは敗北の粘液が零れる。豊満な胸から吹き上げた母乳が天井を染めあげ、牝の花園のから溢れ出た白濁の秘蜜をベットを全て濡らしつくさんとばかり飛び散らせながら、スノードロップは被虐による絶頂に己の身を預けざるをえなかった。

「あ……ひぃ……わたしぃ……乳首噛まれてぇ……胸もオマンコもぉ……全部イかされちゃひまひたあ……♪」

 仰向けに倒れ、誰にも見せることはないだろう快楽と被虐の悦楽に敗北した顔を団長とサフランにまじまじと見つめられながら、スノードロップは幸せそうにその身を震わせ続けた。

「ふふっ……スノードロップ。とっても可愛くてエッチ……素敵よ。私のオマンコが満足したら、もっと気持ちよくしてあげるわね。ねぇ、団長さん♪」

 サフランは悦楽の褥に身を委ねたスノードロップに、四足獣の如く覆い被ると深く口づけをした。そして腰を上げ蜜に濡れそぼった牝の園を団長に見せつける。桃色の花弁は自ら受粉するのを待ち受けるように身を震わせた。

「早くスノードロップを滅茶苦茶にしたご褒美、頂戴?私が団長さんのおちんちんでオマンコクチュクチュされて、イってるところをスノードロップに見て欲しいからぁ♪」

 団長は頷くことも、声を上げることもなかった。ゆっくりとサフランに得物を近づけると、物欲しそうにお強請りを続ける秘部の入り口であえて動きを止めた。熱がサフランの秘部を溶かし、淫猥な香りと共に愛蜜を滴り落とさせた。

「ど、どうしてぇ?早く欲しいのにぃ!団長さん、意地悪しないでぇ……お願い、オマンコ我慢できないのぉ……」

 もはや一瞬すら欲望に我慢できないサフランが、太股を擦り合わせお強請りをしようとしたその瞬間、団長は限界まで張り詰めてるであろうその怒張をサフランの秘肉へといきなり打ち据えた。

 秘肉は異物へ歓迎の涙を滝の流しながら、激しく抱きつき、桃色のキスを降らせた。

「ああああああきたああああああ!?こ、これ太、いいいいいいい!ふ、あああああああああああん!?」

 牝の四足獣は痙攣し、舌を出し、背を仰け反らす。激しく揺れる巨果実からは絶頂の証となった母乳を噴き出し、眼下のスノードロップとシーツを更に白く染め上げた。

 望んでいた団長の得物に貫かれ、手も足も出ずに絶頂に追いやられる被虐的な歓喜が、サフランの身体に淫獄の熱を与え、更なる屈服を求める。

 そして、サフランは涙と涎まみれの顔を、顔を振り向かせ団長に再び懇願を始めた。

「団長さんのイれただけで、オマンコ嬉しくてぇイっちゃったあ♪……ねえ、もっとパンパンしてえ!団長さんの濃いの一番奥に出すまで、何度もスノードロップみたいにアヘらせてええええええ!!」

 そこには普段の気さくで飄々としながらもどこか気品のある女性であったサフランの面影はどこにもなかった。その姿は雄の槍に突かれ悶え苦しむのを歓喜と感じている獣。

 そうであれば狩人としてはきちんとトドメを刺さねばならない。

 団長は深く腰を落とすと、挿入した槍を激しく打ち据え、獣の急所を掻き混ぜる。

抉られる度に媚肉が屈服の涙を流し、許しを乞うように男肉にしがみ付く。それを無理矢理振りほどくと、膣の奥まで男根を叩き付ける。

「あああ、すごい、すごい、太くて熱くてすごいのおおおお!!!」

 親友の上で悶えながらサフランは突かれる度に歓喜の声を上げた。

 激しい獣声に、スノードロップの絶頂の沼から意識が這い出る。そして眼前に迫る親友の蕩けきった顔に目を見開いた。親友の痴態に、身体をあっという間に火照らせ、スノードロップは物欲しそうに両の太股を擦り合わせた。

 頭の中が真っ白になりながらもサフランはそれを見逃さなかった。

 親友の恋人に四足獣の体勢のままペニスで秘部を突かれるのを見られるという、罪悪感と優越じみた悦びとが、ますますサフランの脳を蕩けさせる。

「ねえ、スノードロップ見てえ!!あなたの大好きな団長さんのオチンチン先にもらっちゃったあ♪ごめんね♪ごめんね♪でも、見て欲しいのお!!大きな団長さんのオチンチンでパンパンされてイってるの見てぇ!」

 腰を振り、母乳を噴き出しながら己の痴態を、心から信頼している戦友に見られるマゾヒスティックな歓喜。その姿に無意識のうちに自分を重ね合わせたのかスノードロップの女の谷からは更に物欲しげな涎が垂れ落ちた。

「サフランさん……やめてえ……見せつけないで……アソコが、我慢できなくなっちゃうからあ……!」

「だめよぉ、もっと見て!!いつもスノードロップが羨ましかったんだからあ♪団長さんの硬くて太いオチンチンで先にかき混ぜられてエッチな顔してるスノードロップがぁ♪だから今日は先にかき混ぜられて感じてる私のエッチな顔を見てぇ!」

 淫蕩に染まった顔を見せつけるようにサフランはスノードロップにその顔を近づけた。

「サフランさん、凄く淫らで……綺麗です……私、もう我慢できません……!」

 親友の涙と涎を流し、溶け切った顔がたまらなく美しく感じる。

 誰もが憧れる大貴族の娘、その顔を自分のものにしたいという欲望が湧きあがる。

それ止める理性などスノードロップに既になかった。

 目の前にあるぱっくりと開いた柘榴の果肉にむしゃぶりつくと、舌で果肉を舐りまわす。

「んんんんんん、むぐうううぅぅぅぅう♪」

 スノードロップの真っ赤な舌が、サフランの口内を蹂躙した。

 一片の果肉も残さないとばかりに、舌に絡みつき絞り上げる。口の中に溢れる透明な果汁を一滴残らず吸いとらんとばかりに唇が蠢く。手も足も出ない状態で蹂躙される被虐的な歓喜がサフランを襲った。

 口が犯される、舌がふやける。息が苦しいが、それが気持ちいい。まるで団長の巨大な逸物を口に咥え、奉仕をしていた時と同じだ。

 サフランにとってスノードロップの舌はもはや、団長のペニスと同じだった。身体中が団長の憤る蛇とスノードロップの蠱惑の蛇に這いずられ絡めとられる感覚。抵抗などできようか。

「わらひぃ、おかひゃれるぅ♪おくひぃもぉ、ほぉ、おまんこもぉ!いひのおぉおおおおお!おかひゃれてひぐぅううううううううううううううううううう♪」

 再び、サフランの背が仰け反り、子宮を戦慄かせながらスノードロップの身体に崩れ落ちる。呂律の回らない唇から涎を滝のように流し、媚肉から小水と見まがうほど愛液を流しながらも団長の生命の滴を搾りとらんと締め付ける。

 団長が一瞬苦悶の表情を浮かべる。しかし、彼は耐えた。まだ犯す。恋人の親友、大貴族の娘、そして害虫の体液により淫蕩に狂った彼女の理性を溶かし尽くすために。

「イっちゃったあ……スノードロップと団長さんに犯されてぇ……♪ああ…スノードロップの身体、気持ちいいよお……」

 同性ですらその温かさと心地よい抱き心地から、魔性の肉体と揶揄われるスノードロップの褥に心地よく身を任せ、サフランは子猫のように頬ずりを続けた。

「サフランさん、甘えてる……くすっ。嬉しい。」

 スノードロップは愛おしさにぎゅっとサフランを抱きしめると、キスの雨を降らした。

「んん、おでこもぉ、唇も、頬っぺたもぉ、スノードロップにあげるからあ、もっとキスしてぇ♪」

 退廃的に交わう二人の少女。それが団長の嗜虐的な心に火をつけた。

「ふぁっ!?団長さん、急に!?」

 結合されたままのペニスの動きにキスの雨に身を委ねていた二匹の子猫の目が見開かれた。

 団長は中腰のまま両手を使ってサフランの背中を優しくスノードロップに押し付ける。同時に挿入されたままの蹂躙の象徴をより深く、まるで地面に叩きつけるかのように振動させ始めた。

「「ひあああああああああああああああっ!?」

 お互いの胸を襲う感覚に二人は悲鳴を上げた。

 しかし団長は止めようとしなかった。サフランの大きく淫らに熟れた二つの果実が、スノードロップの白く豊満な淫蜜に満たされた二つの果実をリズミカルに押しつぶすように動く。

「こへだめええええ!団長さん背中押さないでえええええ!!敏感な私のおっぱい、スノードロップのミルクまみれの大きなおっぱいでえオナニーしちゃってるからあ!思い出しちゃう!スノードロップでオナニーしてたの身体が思い出しちゃうからあ!!」

 子宮を蹂躙され、母乳を噴き出し、頭が真っ白になりながらもサフランは人の羨む形の整った美巨乳を床に押し付け、指で器具で、自分を慰めている姿を思いだしていた。

 時に団長に気絶させられるまで犯されている自分、時にスノードロップが許しを懇願するまで身体を重ね合わせる自分を夢想しながらの自慰。

それらが頭をよぎる。

「団長さぁん!?許してくださいぃ!サフランさんの大きな胸が私の胸を襲ってぇ飲み込まれちゃ、だめえええ!」

 一番下ではスノードロップが悶えながら快楽の波に逆らっていた。その肢体をくねらせ、なんとか二人の重しから逃れようともがき続ける。

 しかし動けば動くほど、巨大な乳房同士がディープキスを交わし、乳首同士が舐め合い、白濁液を飲ませ合う。逃れることなどできなかった。

「ダメだからあああ!スノードロップぅぅうぅ!?、動ひちゃダメだからああああああ!感じすぎて!?うっ、なあああああああ!?らんちょうはん、子宮くちゅくちゅらめえええええええ!?ひゅるしてえ、ひゅるしてええええええええええ!!」

 髪を振り乱し、腰を激しく振り団長の腕を払いのけ、腕をぴんと伸ばし、胸同士の接吻から逃れようとする。しかし団長は抵抗にかまうことなく子宮を蹂躙するのを止めなかった。

 舌を出しながら呂律の回らない声を上げ、サフランは自分の身体が団長と快楽に屈してしまったのを理解していた。四つん這いのまま身体を駆け抜ける快感に敗北する悦びを得ようとした刹那、スノードロップが動いた。

「ダメですよお……サフランさん……逃げちゃあ♪」

 心のどこかで期待していた胸による絶頂を寸前で防がれたスノードロップの顔からは、いつも優しげな表所は消え、茶目っ気たっぷりな、どことなく嗜虐的な笑みが浮かんでいた。

 弄ばれているい親友の姿が可愛く愛おしい。だから弄びたい。

 サフランの切なげに震える胸の先端から溢れる果汁を人差し指ですくい取り、もはや獣声を吐き出すことしかできなくなった桃色の口唇に無理矢理入れ込んだ。

「私を一人エッチのおかずにしちゃうなんて、サフランさんこそエッチじゃないですか……♪そんなことをうっかり話しちゃうお口にお仕置きしちゃいます♪」

 今度は舌ではなく指による蹂躙。

 数々の凶悪な害虫を屠ってきたその指。

 自分の大好きなカレーを作ってくれた指。

 時に慰め、甘えさせてくれた指。

 白く細長く今にも壊れそうなスノードロップの指は今や先ほどの舌のように口を犯す男根となっていた。

 口を優しく掻き混ぜ、舌を嬲る。指がから滲み出るスノードロップの汗の香りが一層、男根の樹液を思い起こさせる。

「ほくちひぃ♪指ぃひ♪くちゅくちゅう♪」

もはや絶頂寸前のサフランに抗う余地はなかった。ペニスを口で貪るときのように舌を絡め、甘く食み、吸い続ける。

「ふふっ。サフランさん。そんなに激しく吸って可愛いです♪……顔も蕩けちゃって……イきそうなんですね?」

 その言葉が引き金だった。

「ふぁひ♪ひっちゃう、らんちょうはんおぉ、おひんひんとすのーほろぅふのひゅびでへへぇぇぇぇぇぇ♪」

 獲物にトドメをささんと団長の腰の動きが加速し、サフランの子宮を悲鳴を上げさせる。同時にスノードロップの指が一層激しくサフランの口を掻き混ぜ、そして、

「ふにゃあああああにゃああああああ!?ああああああああああ!ひ、イく、イク!しゅごいの来るぅ!!!オマンコも、ほくちぃもおおおおおお、い、イクううううう!?」

 スノードロップが指を口から引き離すと、同時に団長の逸物から生命の欠片が濁流のように迸り、サフランの子宮の奥へと浸水した。

「はあああああああああ!熱いの出されてる!これ嬉しいのおおおおおお!!団長さんの濃い精子でイってる身体がもっとイっちゃうのおおおおおおおおおお!」

 四つん這いのまま身体を仰け反らし、獣すらあげることのない嬌声を上げながら、家畜のように母乳を噴き出しながらサフランは崩れ落ちた。

「あひっ……はぁ……はぁ……精子と指でイかされるの♪最高ぉ……♪大貴族なのにぃ……おちんちんと指の虜にされちゃったあ……♪」

 崩れ落ち、仰向けに寝転がった大貴族の娘は何度も身体を痙攣させ、口の端から涎を流しながら、譫言のように男性器と疑似男性器を賛美し続けていた。

 団長はその姿に満足すると、大きく頷き、大貴族を狩った凶悪な槍をスノードロップに見せつけた。褐色のそれの先端は白濁の煮汁と獲物の体液でぬめりと光っていた。

 スノードロップは思わず息を飲んだ。

 萎えるどころか、更に大きくなったように思えるその矛。狩られる牝の本能が疼き、弄ばれることを想像して子宮が疼く。

「だ、団長さんの凄い……二回ともあんなに出したのに……まだ太くて硬い……♪」

 スノードロップは、いつのまにか陶然とした声を漏らしていた。

 子宮が疼く。早くあれが欲しい。いつもより激しくかき回して、力強く胸を揉まれて、優しく唇を奪って、全身をおかしくして欲しい。

 しかし、団長は物欲しそうに見ているスノードロップに槍を突きつけたまま、動こうとしなかった。

「(団長さん……わざと意地悪してる……)」

 自分の恋人が何を望んでいるのかを察し、それを想像するだけで。スノードロップの子宮がますます疼く。太股の間から牝の淫らな涎がとどまることを知らず流れ続け、褥をしとどに濡らし続ける。

 逡巡する。恥ずかしい。ここまで乱れて今更と言われればそれまでだが、元来、性根が恥ずかしがり屋のスノードロップにとって、その言葉を出すことは、自身が淫乱であると明言する様なものだった。しかしながらこの火照りと情欲を納める手段はそれしかないことをまた理解していた。

「(だ、ダメ我慢……できない……)」

 顔を朱に染めながらおずおずとスノードロップは口を開いた。

「だ、団長さん……く、ください……わ、私もサフランさんみたいに……激しく、してください……アソコが我慢できないんです……!!」

 顔を真っ赤に染め、もじもじしながら股を開き,涙雨で濡れそぼった赤色の門を指でこじ開ける。まるで雄の暴力に支配されるのを望むかのように秘肉の民が波打ながら慈悲を請うているようだった。

 恥ずかしがりやの恋人が、必死に痴態を見せ挿入をせがむその姿は愛おしく、団長の更なる愛欲と征服欲を嗅ぎたて、より一層肉棒の先が熱くした。

 皆が信頼し、皆が希望に思う少女の誰にも見せない痴態を自分は知っているという優越感。

 害虫の体液を浴び、彼女の大好きな親友との爛れた痴情の産物とはいえ、もっとスノードロップの乱れる姿が見たかった。

 この子は誰にも渡さない。だから、もっと乱れさせたい。

 情欲と愛欲の混沌とした感情に突き動かされ、スノードロップを強引に引っ張り起こし、抱き寄せた。

 スノードロップの歓喜と期待の目が一層激しく団長の瞳に注ぐ。

 だが、その期待を打ち砕く様に団長は太く堅い指で、スノードロップが征服を望んでいた屈服の秘谷を激しく掻き混ぜ始めた。

「ひっ!?ゆ、指ぃ!?!?そんなあ!!ふぁああ!違う、欲しいの違うのにぃ!!」

 自分の欲していたものが与えられず、代わりに与えられたものに抗議を上げる。

これじゃない。欲しいものはこれじゃない。でも気持ちがいい。でも欲しいものが恥ずかしくて口にできない。

「団長さぁん!どうしてえ!?言ったのにどうしてえ!?ああああっ!ひぃ!?そこ抓らないでえ!サフランさんに虐められて開発されて敏感になりすぎてるからああああああ!!」

 秘谷に隠された赤い宝石を傷つけるように抓る。力強く抓れば抓るほどスノードロップの身体が撥ね上がり、秘石を彩る透明な淫蜜が迸る。

 快楽を貪りながらもスノードロップが必死に抗議を続ける。

 その反応がまた愛おしい。団長は必死に挿入欲を堪えながらスノードロップの絹を思い出させる様な柔らかい耳たぶを優しく噛み上げ、自分の望む言葉を耳打ちをした。その内容にただでさえ真っ赤に染まったスノードロップの頬が更に赤くなった。

「い、言えませんよお!そんなことぉ!?ふぁああああっ!あひぃ、指ぃ!?また激しあすぎてえ!!ら、らめですう!団長さあん!!そんなことされても言えない言えません言えないですよおおおおお!!」

 首を振り、否定の言葉を上げながら団長の誘惑を拒否する。

言ってしまったら自分が際限なく快楽の沼に沈みそうで怖い。

ただでさえ、害虫の体液を浴びてから自分はおかしい。

今だってすぐにはしたない言葉を上げながらイってしまいそうなのだ。

 しかしスノードロップの我慢など他所に団長は素知らぬ顔で全身を弄び続けた。

 女の花弁を楽器のように奏で、流れる蜜を救う。はち切れんばかり震える双丘を揉みしだき、先端からこぼれる母乳をわざと音を立てて吸う。

「はひっ、ああああ、ひうぅ!私、団長さんに玩具にされてるぅ!!こんなの酷いのにぃ!団長さんの楽しそうな顔見ると体が悦んじゃってぇ!!ほ、欲しいのにぃ!団長さんのアレが欲しいのにぃ!」

 快楽の糸に捕らわれたスノードロップは、もはや操りに人形のように団長に身を委ねるしかなかった。

「が、我慢!我慢しな、ふああああああああああああ!音を立てて胸を吸わないでくださいいいいい!エッチな音があ!!こんなのエッチすぎて母乳が止まらなくなってイっちゃうからああああ!!!」

 言葉のとおり団長が音を立てて双丘の花弁に吸い付く度、白い花の蜜が噴き上がる。何度も出しているのにその色は更なる濃さを増していた。浅い熱と薄く淫らな蜂蜜の香りのするそれを飲み干す度に、団長の身体に欲情がわき上がる。

 赤子のように自分の母性の蜜を全て飲み干さんとばかり吸い付く団長が愛おしい。愛おしい人の身体をその身に取り込みたい。

 それを察したかのように再び団長が耳元で囁く。

 限界、だった。

「言い、ますからあ!入れて!入れて下さい!」

 羞恥によって乱れた声を上げ、赤く熟れすぎた花弁をを自分の指で掻き混ぜながら、一言一句、淫らに染まった声を上げた。

「私の、エッチで淫乱なオマンコにぃ!団長さんの大きくて太いおちんちんを下さい!!私のを掻き混ぜて、ぐちゃぐちゃにして、団長さんが満足するまで何度も出しください!何度も何度もイかせてオマンコを団長さんの形にして下さい!」

 言ってしまった。スノードロップの心が軽くなっていく。

もはや抵抗感はなかった。

 早く欲しい。自分が大好きな団長の雄の証で自分を征服して欲しい。

「早く、早く下さい!私の団長さんが欲しくて、エッチになってる団長さんのためのオマンコを好きなだけ掻き混ぜてください!団長さん、団長さぁん!!」

 その姿は希望の花ではなく、雄の精を求めるだけ牝の花弁だった。淫蕩に溶かされ雄を必死に求める蠱惑の花。

 白く透明な魅惑的なその身体に、堪えていた雄の滾りの全て注ぎ込みたいという欲求を解放した。

 スノードロップを強引に引き寄せ、抱きしめる。そしてそのまま、自分の上に座らせるかのように強引に腰を下ろさせた。二片の花門は、雄の槍にあっけなく突破され、際奥にある桃色の女王の間を暴力的な一突きで壊滅させた。

「ふあああああん!団長さんの入って、う、うそ、わ、私入れられただけ、で、い、イくうううう!?!?なああああんん!?」

 挿入されただけで、スノードロップの意識が飛ぶ。頭が白色に染まり、白く透明な肌が赤く充血し、透明な歓喜の涙を零す。弓なりに反り絶頂を叫び続けるスノードロップの身体を、団長は両腕で強引に押さえ込んだ。まるで恋人が絶頂という忘我の先に身を委ねるのを防ぐかのように。

 逃がさない。誰にも渡さない。

 だから、止めることなく征服の証を打ち据えた。

「だ、団長さんの、お、おひんひん、す、すご、凄いで、あああああああっ!こへぇ、しゅごすぎぃ!突かれるたびいにぃイクぅううううう!あああああああああ!またイク!!イクイクイク!!!ああひぃいいいいいいいい!止まらないのおおおおおおおおおお!!」

 一突きする度にスノードロップの膣が雄の征服の証を欲するかのように激しく震え、乳房から濃い母乳が流れ落ちる。

何度も交わってきたが、ここまで激しく乱れるスノードロップを見るのは初めてだった。

それが団長の愛欲を滾らせる。激しい締め付けに射精欲が高まるも強靱な意志と恋情でそれを堪える。

スノードロップをもっと絶頂させたい、乱れさせたい、愛壺を自分のモノの形にして自分だけの女にしたい。

言葉では表現しきれない想いを性交という形に変えて欲情を叩き込む。

その度、スノードロップの身体は歓喜に打ち震え、母乳と愛液をまき散らしながら、まるで自分がそこにいるかを確かめる様に強く団長にしがみつく。

「おかひぃですぅ!わらしの身体ぁ!イきすぎて苦しいのひぃのにい、イくの止まらないのにい!?イきながらもっとイきたいって言ってるんですう!!らんひょうひゃん、お願ひぃ!もっと、もっとイかせて、い、イクうううううああああああああ!」

 もはやスノードロップは何も考えられなかった。絶頂を繰り返したい。好きなように自分を味わって欲しい。そして愛欲の形を奥まで注ぎ込んで欲しい。風花のように儚く切なく漏れ聞こえる声が、熱量を帯びながら舞い散る。

 その淫らで美しく愛おしいスノードロップの姿が、団長に限界以上の快楽を与えた。体中を駆け巡る歓喜、雄がさらに猛々しく滾る。

唇を塞ぎ、更に激しく突くことでスノードロップそれを伝える。

「う、うれひぃですう!らんちょうさんが喜んでくれてぇ!私の、胸もぉ、唇もぉ、アソコもぉ!全部らんちょうさんのですからぁ!しゅきに味わってくださぃ!!」

 呂律の回らない声を上げ、大切な友にすら見せない愛欲に染まりきった顔で、スノードロップは懇願する。絶頂を繰り返し弛緩しきった身体を無理矢理動かし、透明な愛情の滴で濡れそぼった赤い唇で団長の唇を塞ぐ。それに応える様に愛欲の蛇を口内で絡み合わせ、スノードロップの身体を貫かんとばかり全力で打ち据えた。

 そして愛欲、情欲、恋情、信頼、独占欲、全ての感情の形を吸い尽くそうとする二片の蜜花の刺激に、雄の象徴は、際限なく熱と共に膨れ上がる。

「あああ、凄い!らんひょうひゃんのぉ、すごく震えてます!く、下さい!!私も一番大きいの来ちゃいますからあ!!一番イっちゃいますからあ!!!オマンコの奥にいっぱい注ぎ込んでイかせて下さい!!一緒にイって下さい!!」

 スノードロップの体が今までになく激しく震え、蜜壺から透明な花蜜が激しく流れ始める。媚肉が激しく痙攣し、団長の愛欲を全て自らのものにせんと絡めとる。

 団長は、それに応えるように愛おしき恋人の名を呼びながら、激しく打ち震える雄を思いっきり打ち付け、スノードロップの愛欲の部屋を自分の生命と愛欲で満たすべく滾る全てを開放した。

「ふぁああっ!!熱いのぉ中にいっぱいでえええええ!?全部イいくううううう!!」

 部屋中に白く甘い絶頂の声を響かせ、スノードロップは己の身体の全てを委ねるかのように団長を抱きしめた。

 放たれた白濁の欲望は愛欲の蜜と混ざ合いながら、子宮の奥深くまで勢いよく流れ込んだ。愛する男の欲望を一滴残らず懸命に蜜壺は受け止めようとするも、濁流さながらのそれを飲み干すことはできず、溢れ零すしかなかった。どろりと流れ出でる精子は、スノードロップの真っ白透明な太股を濃い淫らな白色に塗り替えると、雄の淫欲の香りを纏いながらシーツの色を性愛の色へと塗り直した。しかし、スノードロップの牝の唇は、雄の愛欲を零しながらも、それでも足りぬとばかりに、ペニスを締め続け、精を飲み干し続けた。

「ああ……精子ぃ……とっても濃いの溢子宮の奥まで出されてぇ……♪これ大好きぃ……♪団長さんを中でいっぱい感じて……幸せです♪」

 スノードロップは幸福感に満たされた優しい笑顔を浮かべながら、弛緩した体を預けるように団長に倒れこむと、愛おしさと悦びを伝えるかのように胸板に頬ずりをした。

 このまま身を委ねて抱かれていたい。

「(ああ……サフランさんを助けるところか、私、あんなに乱れちゃいました……でも、なんか幸せです……団長さんとサフランさんと三人で……このまま……一緒に……)」

 三人で乱れるしかなかった無力さが、愛しい人の体温に抱かれる心地よさに消されていく。

 両親の胸の中で寝息を立てる子供の様に身を委ねていると、スノードロップは背中に柔らかい体温を感じた。

 スノードロップはゆっくりと体を起こし、肩に顎を気持ちよさそうに頬ずりをする親友の頭を優しく撫でた。

「スノードロップぅ……ずるいわよぉ。私より沢山出されちゃって……」

「もう……恥ずかしいこと言わないでくださいよぉ。それにくすぐったいです。」

 そのくすぐったさに微笑むと、スノードロップはお返しとばかりにサフランの頬を伝う汗を優しく舌で舐めとる。サフランは子猫のように目を細めると嬉しそうに再び頬ずりを始めた。

「うふふ……なんかエッチな気分が満たされちゃってるの。さっきまでなら頬ずりしただけでも、あんな感じだったのに……もしかしたら……」

「そうえいば私も……なんかとっても穏やかで、部屋に戻ってきた時なんてサフランさんに手を握られただけで……その……」

 激しく交わった為だろうか、二人の頭から桃色の靄が消え、身体が落ち着き、思考ができる様になっていた。

「もしかして……治ったのかしら?確かめてみよっと、えいっ!」

 何時もの泰然自若とした笑顔を浮かべ、頬ずりを続けたまま、スノードロップの豊満に母性が詰まった胸を、搾る様に揉み上げた。

「ひゃああっ!?だ、だめえ!?胸を絞らないでください!弱いんですからあ!!」

「あ、あれ?それだけ?」

 スノードロップの反応が先ほどとは全く変わっていた。軽く揉んだだけで絶頂していた淫らな花はそこにはなかった。予測していなかった事象にサフランの動きが止まる。その隙を見逃すスノードロップではなかった。

「お返しです!ええいっ!!」

「ふあぁっ!ちょっとそんなに優しく揉まないでぇ!私だって胸弱いんだから!!」

 今度はスノードロップの動きが止まった。ついさっきまでのサフランの敏感すぎる反応は嘘の様に消えていた。

「……これ、もしかして私もサフランさんも治ってませんか!?」

「多分そうよ!触られただけで全身の力が抜けちゃう、みたいにはなくなってるし……スノードロップは?」

「ええっと、胸が熱くなって敏感で……その母乳も……少し出ちゃいますけど……さっきみたいに触られた瞬間、頭が真っ白になったりは……」

 はっとしたように、スノードロップが口を紡ぐ。

 そして一時の思案の後、少し恥ずかしそうに、それでいて確信したかの様に口を開いた。

「もしかして団長さんと交わったおかげ……とかですかね?ほら、団長さん、浄化の力みたいなの持ってるじゃないですか……!そ、それが、もしかしたら私達の……中に……入って……その……」

「あ、あははは……そ、そうかも……いつもより気持ち良かったし……じゃなくて!それじゃあ面白くないわよ!……そうね、団長さんの愛がスノードロップと私を救った!、でどうかしら?」

 顔を見合わせスノードロップとサフランは深く頷き笑い合う。

 その姿には先ほどまでの淫蕩はもうない。あるのは年相応の笑顔でじゃれ合う親友同士。

「くすっ。サフランさんって結構ロマンチストになりますよね。」

「いいじゃない!愛が私達を救ってくれても。」

「ふふっ。そうですね。じゃあ、……団長さんにお礼を言わないと、ですね。」

 スノードロップは深く頷くと、瞳を団長の顔に向け、姿勢を正した。

「団長さん。ありがとうございますおかげで私とサフランさん、元に戻りました!ところで団長さんは大丈夫……えええええええっ!?」

 誰もが心癒やされる日だまりの様な笑顔が一瞬にして呆然と驚愕を混ぜたような苦笑に変わり、恋人への感謝と信頼を込めた声は、素っ頓狂な声に変わっていた。

 頬を真っ赤にしたまま固まるスノードロップを見て、興味津々にサフランがその視線の先を追う。そして同じく呆れるという結論に達さざるを得ないことを理解するまで、さして時間はかからなかった。

「嘘っ!?……あれだけ私とスノードロップに射精したのに!?いつも三人でする時の倍以上の量を出してたのに!?」

「ま、まだ大きくて固いです……!?」

 申し訳なさそうに頭を掻いている団長を尻目に、スノードロップとサフランはまたも顔を見合わせるしかなかった。

 沈黙したはずの二人の牝がまたもゆっくりと花を開き、じんわりと太股の間に切なさの涎を流した。

 一瞬の沈黙のうち、先に口を開いたのはスノードロップだった。

「だ、団長さん……さ、サフランさん……私、エッチな子になっちゃったみたいです……また身体が熱くなっちゃって……だから……その……」

「スノードロップ……安心して……。団長さん……私も疼いちゃって……また……して欲しいの……」

 さながら花粉に誘われた蜂の様に、二人はその豊満な身体をたゆらせ、再び牝を味わいつくさんとばかりに涎を垂らす牙に顔を近づけた。

「団長さん。私とサフランさんを助けてくれて、ありがとうございます!だから、せめてお礼をさせてください……こ、こんなことで……申し訳ないですけど、精一杯団長さんのして欲しいことしちゃいますから……は、恥ずかしくても我慢します!」

「お礼もあるけど……大貴族の娘と皆の希望をこんな風にエッチにしちゃったんだから……責任取ってよ?団長さん。今晩は、私達二人を存分に味わってね。」

 先ほどよりも色濃く感じる雄の香りに二人の顔は蕩け始めていた。

 風に吹かれたように小柄な花芯を揺らした二人の甘い口づけと乳房を雄に感じながら、団長は今晩は眠れないことを確信していた。

 

Ⅴ:幕間は解説と共に

 

「は、入れない……今この部屋には入れない……!!」

スノードロップの部屋の前でブバルディアは頭を抱えていた。

任務から帰ってきた花騎士達を治療している際に、スノードロップとサフランが害虫の体液を浴びたことを知った彼女は、すぐさま様態を確認せねばならないと、治療法を確認し始めた。

 報告にあった害虫は特異な姿形をしていたため、特定をするのはさほど難しくはなく、あっという間に治療方法の確認は取れた。しかしながら文献に書かれている内容をみてブバルディアは顔をしかめ、やり場のない憤りを溜息として消化するしかなかった。

 資料に曰く、かつては乳牛の乳搾りを手伝っていた益虫が害虫に転じた姿だと。ミルクすなわち母乳に並々ならぬ執念を持っていること。しかし存在はあまり確認されていないと言うこと。

 曰く、体液には身体を極限まで発情させ、母乳を噴出する作用がある、と。

 曰く、乳を一回り以上大きくし、感度を著しく上昇させる場合があること。

 曰く、かつてある騎士団長以下花騎士が、大量にこの体液を浴び、三日ほど任務に復帰できなかったばかりか、その後集団で寿引退したこと。なおスプリングガーデンでも屈指の仲睦まじい一夫多妻な家族持ったと言うこと。

 曰く、治療法は-

 曰く、治療しても-

「なに!?このエッチな本に出てきそうな害虫は!!こんなのスノードロップさんが団長さんのお部屋の掃除してたら出てきたジュブナイルポルノ小説じゃない!!『事実は小説より奇なり』じゃないわよ!!」

 文句を言いながらもブバルディアは医師としての責務を果たそうと、治療法を知らせるべくスノーロップの部屋に向かったのだが、扉から漏れ聞こえる声に硬直したまま一歩も動けないでいた。

 それどころか、途中、何人かの花騎士が

「スノードロップはいるか?稽古につきあって欲しいんだが。」

「スノードロップさんいますか!!勉強を教えて欲しくて!」

「スノードロップお姉ちゃん、いる?お料理教えて欲しくて。」

 とやってきたのをその度、

「い、今はいないみたいよ!見つけたら教えてあげるから!」

 今この部屋に他の花騎士達を近づけるのは倫理的に不味い、と気遣いからか、必死になって追い返すという作業をするはめになってしまった。

 そして、一人になると、慎重に扉を指一本分ほど開いた。

「う、うわあ。スノードロップさん、清純な顔してあんなこと……サフランさんはあんなこと言って……うわあ……激しい……私まで変な気分になるじゃない!!」

 ちらりと見えた光景に、この中に入ることは出歯亀でしかないことを理解すると、気づかれない様に扉を閉める。

「(もうこれは駄目ね。明日また来ることにしましょう。文献読んでも幸いなことに命に関わる症状はないみたいだから。むしろ治療法としては-)」

と結論を下し、それでも立ち去るか聞き耳を立てるか逡巡していると、

「どうしたんですか?」

 思案を破る様に声が聞こえた。団長の秘書、ナズナだ。といっても実質は基地内の文官の取りまとめ役になりつつあるが。

「き、きゃっ!?ナズナさん!?スノードロップさんとサフランさんが件の害虫の体液を浴びたって聞いて……」

「私も、それを聞いて二人の様子を見に来たんですけど……解毒の方法はわかったのですか……というより、こ、これは……」

 漏れ聞こえる淫靡な声に二人は顔を赤くするしかなかった。

 この場から立ち去った方がいい、と二人とも理解はしているがどこにある興味が後ろ髪を引いて動くことができない。やがて、ブバルディアが観念した様に口を開いた。

「……大好きな人の精子……で治療できるって」

「それは……また……どういう奇病ですか!?」

「私に言われても困るわよ!どうやって治療しようか考えていたけど、やっぱり心配しなくてよかったわ……」

 ブバルディアが溜息をつきながら扉を指さすと、興味津々とばかりにナズナは聞き耳を立てた。

「どれどれ……えっ!?……どっちが先に入れてもらうかでお互いを愛撫しあうとかやってる……これ本当にスノードロップさんとサフランさん?」

「さっきはお互いに母乳の飲み比べとかしてたわよ……あげく団長さんに口移しで……びっくりしたわ……」

 想定外の事象に二人はまたも口ごもる。清純で恥ずかしがり屋なスノードロップ、天衣無縫でもどこか控えめなサフラン、この二人が淫猥な言葉を口走りながらお互いに雄の勲を取り合うなど誰が想像しただろうか。

「うう……聞いてるこっちが変な気分に……三人とも恥ずかしかったりしないんですかね?」

「というより、あの二人が自分の全てを曝け出しても受け入れるくらい仲が良いだけじゃないかしら。あとは、団長さんがそれを受け入れる度量があるってことかしら。」

「たしかにスノードロップさんとサフランさんすごく仲がいいですけど、そんなものですかね?」

 いまいち理解できない、とばかりにナズナが首をかしげた、

「心から甘える人ができたりすればわかるかもね……さあさあ、野暮はやめましょう。あとこれは秘密にしておきましょう。」

「そうですね。今度スノードロップさんとサフランさんのお部屋、完全防音にしておいた方がいいかもですね。小さな花騎士達もいますから。」

 からかう様にナズナが笑うと、ブバルディアは指を顎に当て、暫く天を仰いだ後、溜息と共に口を開いた。

「……やるなら執務室も完全防音にしてね。騙されてエッチなことした花騎士もいるみたいだし。」

 三人に必要なものは、軟膏と湿布、それに、精力増強剤にご褒美の休暇届かしら。たまには存分に愛し合いなさい。そのきっかけが災難だとしても。災い転じて福となす、だっけ?古人の言葉はいつも箴言ね。

 

Ⅵ:受難なのか、結果良しなのか

 

「う、うっ!うううううっ!駄目……スノードロップは?」

「うう……無理です……入りません……お気に入りだったのに……」

 スノードロップとサフランはお気に入りのブラジャーを持ちながら天を仰いだ。

 あの後、意識がなくなるまで存分に交わり、目が覚めた三人を襲ったのは恐ろしいまでの筋肉痛だった。湿布と軟膏でなんとか動ける様になるまで半日。

 そして、今団長の目の前で更に成長した母性の果実が四つ大きく淫猥に揺れていた。

「なんか胸がずっしりすると思ったら、大きくなっちゃってます……」

「私も……スノードロップの胸、大福とかおまんじゅうというより……スイカね。白くて柔らかくて大きいスイカ……品種改良?」

「サフランさんだってスイカです!それも張りがあって艶のある特大のスイカになってます!」

「むー!サイズは一緒じゃない!」

「うー!そういうこと言うからです-!」

 口を尖らせお互いの胸を凝視しあう二人。

「や、やめましょう……なんか空しくなってきました……」

 やがてスノードロップががっくり肩を落とすとサフランも現実を受け止める様に溜息をついた。お互いの胸を凝視しても事態が変わるわけでではない。

「そうね……私達もついにゼラニウムさんやグリーンベルさんと同じサイズになってしまったわ……」

 いわゆるサイズが特大レベルの花騎士の名を思わず口に出してしまうほど、お互いの胸が成長していた。それでも形が崩れることなく美しいのが救いではあるが。

 何がともあれ二人が今なすべきことは下着を手に入れること、それだけだった。

「……買いに行きます?」

「そうね……作ってもいいけど……今度にしましょ……あ、そうだ!この間スノードロップが見つけた下着屋いってみない?」

「そうしましょう!あそこ、可愛い下着から大人っぽいのまで、種類が沢山あるんですよ!」

 年相応の笑顔を浮かべ、どんな下着を買おうかと話しながら、いそいそと着替え始める二人をよそに(ブラジャーはもはやその役割を果たしていなかったが、無理矢理着込んでいるようだった。)、団長はこの場から立ち去るべ立ち上がった。

 ここからは仲がいい二人の、休日デートだ。いつもの光景。自分は仕事に戻ろう。多分頭が回らないけど。

「あら?団長さん。どこいくの?団長さんも一緒に行くのよ。」

「約束しましたよね!任務が終わったら買い物に付き合ってくれるって……」

 立ち去ろうとした団長の背に咎める様な声がかかる。

 そういえば、そういう約束をしていたを思い出す。約束は果たさねばならないし、それ以上に天国から戻ってきたばかりの今の自分は決裁書類一つだってまともに読めまい。そして何より特別な二人と久しぶりのデートのお誘いだ。ならば、どうするか答えは決まっている。

「スノードロップと話したんだけど、せ、折角だから団長さんに、し、下着を選んで欲しいな、って……」

「は、恥ずかしいですけど、団長さんと……また三人で……す、する時に着ようって……だから……その……い、一緒に行きましょう!」

 真っ赤になった顔を笑顔で誤魔化し、二人は団長の手を取とる。身体を重ね合わせた温もりとは違う、両手に伝わる愛らしい体温。こんな休日が突然訪れても悪くはない。

「ねえ。スノードロップ。下着買ったらどうしよう?」

「折角だし、任務の前に言ってた喫茶店いきませんか?カレーはないけど軽食ならありましたし、ケーキセットも……」

「それで、帰ったら今晩はカレーね!」

「はい。腕によりをかけて作っちゃいますね!」

 三つの影は、賑やかに穏やかに、愛しさに溺れた閨を後にするのだった。

 

お話、おしまい。

 

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