※この作品はR-18です。

変態に堕ちる女達   作:タコよっちゃん

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【注意】この小説には以下の要素が含まれます。
・NTR、変態調教、アナル・尿道責め、放屁、鼻フック、肉体改造、露出
存分にご注意ください。

最初は単純なシィルアナル調教NTRだったんです。
でも丁度ピンポイントとかで下品系エロゲが出まして、それに影響されてド下品お下劣な内容になりました。
覚悟してお召し上がりください。


ランスシリーズ
シィル・プライン、来水美樹(前編・NTR、調教、放屁)


 底辺の冒険者であったその男がソレを手に入れたのは偶然であった。

 

 男は運が良かった。

 お世辞にも器量が良いとは言えない顔と肥満体の身体。運動神経もそこそこ。

 人より豚に似ていると言われた顔はともかく、恵まれているとは言えない身体で命の危険がある冒険者を今までやっていけたのは、ひとえに運が良かったのと優れた(Lv.3)鑑定能力があったからだろう。

 冒険で手に入れたアイテムを鑑定し、適した所や人物に売りつける事で何とか今までやってきた。

 

 男は運が悪かった。

 戦争がはじまり、魔人が魔物の群れを引き連れて攻めてきた事で生活が一変する。

 噂では、人間界にいる魔王を求めてきたそうだ。

 クエストの数が一気に減り、代わりに戦争への参加を求められた。

 

 男は運が良かった。

 何のいたずらか、男は人類軍の旗頭たる総統の城の警備にすることになった。

 たまたま物陰に隠れている時に、最近城にやってきたピンク髪の少女が、件の魔王である事を耳にしたのだから。

 

 男は運が悪かった。

「なんだこの不細工は。お前なんぞいらん」

 人類総統のその一言で、男は財産を没収され城を追い出されて無職になったのだから。

 ガハハと笑う人類総統の背後で、気まずそうに目を伏せるピンクのモコモコ髪の女性が印象に残った。

 

 男は運が良かった。

 全てを奪われ、自暴自棄となって自殺同然に繰り出した冒険。

 最後の冒険と思っていたその旅で、ソレを手にする事ができたのだから。

 そのマジックアイテムを鑑定した時、男は呆け、正気を疑い、それが真実だと気が付き、そして嘲笑った。

 男が決意した通り、今回が最後の冒険になるだろう。

 何故なら、もう冒険に出る必要など無くなったのだから。

 

 欲しいと思い浮かんだのは二つの人影。

 純真無垢、しかしこの戦争の全ての原因である魔王。

 己を放逐した総統の常に傍らにいる優しき奴隷。

 共にピンクの髪をした女。

 

 ――――男は運が良かった。

 まるで神にお膳立てされたかのように、全てを始める事ができたのだから。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「うぅん……あれ、ランス様?」

 

 シィル・プラインはそこで目を覚ました。

 寝る直前まで隣にいた己の主の温もりが無くなっている事に気付いたからだ。

 寝ぼけ眼を擦りながら裸体を起こす。今いるのはランス城の後宮、人類総統たるランスが好みの女の子を好き勝手抱きまくる、俗に言うヤリ部屋。

 そのヤリ部屋の中心に備えられた大きなベッドの上で、シィルは一人腰を下ろしていた。

 一体何があったのか、シィルは寝る前の事を思い返す。

 後宮の女達と共にベッドの上でいただかれた後、満足して眠りについた主を眺めながら疲れて寝てしまったのが最後の記憶。

 それ以外には特に変わった事の無い一日だったはずだ。

 これは現実か、はたまたまだ夢の世界にいるのか。

 

「――――んぐっ!♡♡ むう、うんっ、うほぉ!?♡♡」

 

 混乱するシィルの耳に届いたのは、くぐもった女の声。快楽の色に染まった喘ぎ声。

 それがシィルの背後から発せられた。

 

「……っ! ランスさ、ま――――」

 

 女の声を耳にしてシィルは、いつものようにランスが女の子を手籠めにしているのだと思った。背後にその光景が広がっていると疑わずに、幾分かホッとしながら勢いよく振り返った。

 そして、見た。

 

「――――え、美樹、ちゃん?」

 

 自分と同じ髪の色の少女が、犯されているのを。

 来水美樹――――魔王リトルプリンセスが蹂躙されている光景が広がっていた。

 

「ふぐぅ!♡♡ ふひ、ひうぃい!♡♡ はひん、ふぁぁああ!♡♡♡♡」

 

 いつも浮かべている明るい笑顔は口枷と目隠しで今は見る事ができない。

 布一枚纏わない裸体に汗を浮かべ、わずかに揺れる小ぶりな胸の先端がピンと尖っている。秘部は露わに開け放たれ、滝のような愛液を垂れ流し、時折プシャアと勢いよく潮を吹いているのが見える。

 注目すべきなのはその秘部の後ろ、杭のような巨根を打ち込まれている美樹の肛門だ。

 血管が浮き上がった逸物が愛液と腸液に濡れて黒光りし、美樹の肛門を皺を限界以上に引き伸ばして開いて、手加減なく乱雑に挿入を繰り返している。

 そして何より、美樹を抱いているのはランスではなかった。

 美樹を犯すのは顔と腹が醜く肥えた、まるでモンスターのブタばんばらの様な容姿の男。

 特にその鼻が嫌がおうにも目に付く。鼻が顔と平行に上向きになって潰れ、顔幅の半分ほどまで肥大化した、まさしく豚鼻豚面となっている。

 そんな一目で生理的嫌悪を与える醜悪な男が、ベッドの横で美樹を逆駅弁で抱え犯しながら仁王立ちしていた。

 

「美樹ちゃ……っ。あなた、何をしてるんですか!? 」

 

 あまりの光景に凍り付いていたシィルの思考は、熱っぽい美樹の悲鳴でようやく溶かされた。

 急いで立ち上がり、叫びながら魔法を放たんと手を突き出して――――魔力が一切練れない事に気が付き、また顔を青ざめさせた。

 

 ――――見てわかるだろう。魔王に罰を与えているのだ。

 

 混乱状態のシィルに、男は美樹を犯したまま語り掛ける。ねっとりとした嘲笑う声は、不気味なほどに体に染み渡った。

 

 ――――魔王の所為で今回の戦争が引き起こされた。そもそも人を害する存在を許す事ができるか。だから罰しているのだ。

 

「で、でも美樹ちゃんは好きで魔王になった訳でもないし、乱暴な事もしていません。早くやめてください! じゃないと人を呼びますよ!」

 

 ――――ここには誰も来ない。

 

 男はピストンをやめ、一転巨大ペニスをアナルに深く押し込む。

 美樹の身体が激しく痙攣し、涎を垂らしながらのけ反った。

 

 ――――ここはマジックアイテムによる精神世界。使用者の思うがままに全てが変化し、自身が呼び込んだ者だけを閉じ込める牢獄。ここでは魔法も使えないし、俺に楯突く事はできない。

 

 そう言って男は美樹を抱きながら腕を軽く振る。すると辺りに広がっていた後宮が一変、玉座がある王の間に変貌したではないか。男は勢いよく玉座に腰かけ、その衝撃で一層ペニスが美樹へと打ち込まれた。

 まるで高位の魔法使い――――主の女の一人である黒髪の魔法使いのような所業に、シィルは目を丸くして顔を青ざめさせた。男の言っている事が本当であれ嘘であれ、自身を超える力を持っている事は明らかだった。

 

「こんな……そんなマジックアイテムがあるなんて……。と、ともかく美樹ちゃんを離してください! このままじゃ魔王の血が暴走して……大変な目になるんですよ!」

 

 ――――それがどうした。どうせ全て失った身だ。好き勝手にやって死ぬなら本望。誰が巻き込まれようが知った事ではない。

 

 血相を変えて訴えるシィルの言葉を、男は切って捨てた。

 このマジックアイテムで好きなように女を抱き王の様に振る舞えるのならば、確かに死んでもいいと思ってもおかしくはない。

 もっとも、と男は秘かにほくそ笑む。

 魔王の血の暴走など、男は毛ほども心配していなかった。暴走は美樹が魔王の力に反発するからこそ引き起こされるもの。

 であるならば、今の美樹ならその心配はないのだから。

 そんな事情を知らないシィルは、顔を真っ青にしながら必死になって男に頼み込むしかない。

 

「そ、それは駄目です! どうか考え直してください! 今ならランス様にも黙ってて――――」

 

 ――――その人類総統も死ぬ。

 

 その一言に、シィルの口が凍り付く。

 

 ――――いくらあの人類総統が強いと言っても、魔王に勝てる訳など無い。どうせ魔軍に勝てるはずもないのだ。ならば、誰が人類を滅ぼそうが変わらないだろう。

 

 己の主人が、あの強い男が、愛すべき人が死ぬ。

 普段のシィルであったら、そんな世迷い事を心配しつつも否定しただろう。

 しかし、目の前で男の逸物でよがる美樹の存在がその不確かな未来を否定させなかった。

 何よりここはマジックアイテムによる精神世界。

 男の邪悪な破滅願望がダイレクトにシィルの精神を蝕んでいく。優しく強い心を持っていたとしても、いつも己が頼りにする男は今隣にいない。

 

「で、でも……お願いです! 止めて、止めてください!」

 

 もはやシィルには、懇願を繰り返すほかない。目に涙を浮かべ、震える両手を組んで男に頭を下げる。今やシィルの両肩には愛する主人の、人間全ての命がかかっているのだ。もはや裸である事を気にする余裕などなかった。

 

 ――――それが人にモノを頼む態度か。もっと相応しい行動があるだろう。

 

 玉座に座る男が、美樹を串刺しにしたまま高圧的な口調で問いかける。

 びくりと肩を震わせたシィル。固く結んだ唇を震わせながら数秒考えを巡らせ、そして何かを決意した表情で膝を突いた。

 冷たい床に白く細い足を折り畳み、男とペニスを見上げて姿勢を正す。そして見上げたペニスに平服するように裸体さえも折り曲げ――――土下座した。

 

「……お、お願いします。どうか美樹ちゃんを解放してください……お願いします」

 

 染み一つ無い桃尻を震わせ、全裸の女が眼前で自身に土下座をしている。この光景だけで男の自尊心はみるみる満たされ、股間のペニスはメキメキと音を立てて美樹のアナルを更に広げる。

 もだえる美樹を無視して、男は優しい口調でシィルへ言葉を紡いだ。

 だが、口調は優しくともそれは悪魔の囁きだった。

 

 ――――どうしてもやめて欲しかったら、お前が代わりになると良い。

 

「か、代わりって……」

 

 ――――お前が魔王の代わりに、俺の慰み者になり、調教されるという事だ。

 

 思わず、シィルは絶句して土下座したまま凍りついた。

 目の前に垂らされた蜘蛛の糸は、あまりに細く過酷な物だった。

 主以外の男に身体を許す。シィルの性行為自体の経験は多いが、それは全て一人の男の手によるもの。その男を想うシィルの愛は疑うことなく本物だ。

 そんな彼女に、不貞を働けと目の前の男は言って言うのだ。

 口が上手く動かない。何か、何か言わなければと頭を巡らせるが、男は悠長に待ったりなどしない。

 催促の言葉の代わりに、男は乱暴に美樹のアナルを思い切り一突きした。

 

「ふぐぅぅぅうう!♡♡ むがぁああああ!♡♡」

 

「――――わ、分かりました! 私が……っ、私が代わりになります!」

 

 思わず、そう言ってしまった。

 くぐもった美樹の悲鳴を聞いて、反射的にシィルの優しき心はそう答えてしまった。言った瞬間、いけないと思ったがもはや取り返しは付かない。

 シィルの答えを聞いた男は口を醜く歪ませ笑い、美樹の肛門へと精液と吐き出した。

 

 びゅるるるっ、びゅくぅぅぅぅぅぅぅ!!

 

「おぉぉぉぉぉぉ!?♡♡ オヒンッ!!♡♡♡♡」

 

 美樹の腹の内からでもペニスが脈打ち、射精の音が響くように聞こえる。みるみると風船のように腹が膨らんでいき、やがて美樹の秘部から愛液が潮を吹いた事でやっと収まった。

 男は小柄な美樹を乱雑に持ち上げる。キュポンッと間抜けな音がして男のペニスが美樹の肛門からすっぽ抜け、そのまま足元に崩れ落ちた。

 ケツを高く上げてうつ伏せになった美樹の表情は窺う事はできない。しかしそのアナルはぽっかりと大口――――信じられないがシィルの細足くらいは楽に入るくらいに開けてパクパクと呼吸をするように蠢いているのが見える。

 しかし男は美樹を見る事もせず玉座に座ったまま、射精したばかりだというのに萎える事の無い逸物を大股開きで掲げながらシィルへと命(・)令(・)を下した。

 

 ――――懇願しろ。立ち上がって股を開き、両手を頭の後ろに回してな。

 

 もはやシィルに言葉はない。一滴の涙が零れ落ちる。

 土下座の姿勢から立ち上がりガニ股になったシィルは両手を頭の後ろに回し――――服従のポーズをとって始まりの一言を口にした。

 

「――――私を……抱いて下さい」

 

 

 

 

 ――――総統は嫌いだが、アンタは別だ。素直に身代わりになった褒美に、今回は前の穴は勘弁してやる。

 

「そんなの……嬉しくないです……」

 

 景色は変わって、また後宮のベッドの間になった。ベッドの上で二人は向かい合い、気を失った美樹はそのベッドの隅に寝かされている。

 セックスには慣れてはいるがそれは常に一人の主人の手によるもの。今になって己が見ず知らずの男に裸体をさらしている事を実感し、周知で顔を真っ赤に染める。

 男の指示で俗に言うまんぐり返しの体勢になったシィルはベッドの上で否定する事しかできない。

 股間を無防備に突き出すシィルを見て、男は喉を鳴らしながら次の命令を下す。

 

 ――――両手を使ってケツ穴を開け。思いっきりだ。手を抜いたら、リトルプリンセスがどうなるか分かっているな?

 

「っ……うぅ……はい。ふっ、んん~っ!」

 

 顔だけではなく、身体全体が羞恥の色に染まる。足をM字開脚で開いたまま尻に手を当て、思い切り左右に引っ張ってケツの谷間を露わにした。桃色の小さな菊門が固く入り口を閉ざしているのが見える。

 シィルに後ろの穴、アナルの経験は無かった。

 主たるランスは性欲お化けのセックスマシーンであったが、その性癖は極めてノーマルで前の穴以外に挿入する事には微妙な顔をしていた。だからシィルには前の穴の経験しかないアナル処女。このような変態的なプレイはほぼ初めてと言えた。

 男もシィルの奇麗な色をしたアナルを見て、そこが未開拓である事を察知しペニスから我慢汁を流す。

 だがまだその巨根の出番ではない。男は指を一本立てて、ゆっくりとシィルの肛門にあてがった。

 

「……ひんっ!」

 

 つぷっと指がアナルの入り口に足を踏み入れた瞬間、シィルの口から零れ落ちたのは紛れもない快感の声だった。

 目をぱちくりと瞬かせた後、自分の悲鳴の色に気が付き、更に顔を赤く染めた。

 

「う、っう……ふぅ? ひんっ、あ、あれ? なんで……初めて、なのに、なんで?」

 

 戸惑うシィルの声に男は答えず、肛門に押し入った指先を動かす。指の頭が厭らしくこねくり回し、緊張で固くなった肛門を強引にほぐしていく。

 入り口をなぞる様に回し、左右に引っ張るように揺らす。

 まんぐり返しのため指が刺さった己のアナルを強制的に見せつけられるシィルは、赤面しながら口を固く結び声を出ない様に耐える。

 だが、無駄な足掻きだ。

 

「く、ふぅ、ひん……うひぃぃぃぃぃぃぃい!?」

 

 指の動きが変わり、回すように軌道から一転、いきなり指の根元まで一気に突っ込まれた。

 折りたたまれた足がピンと伸び、頭をのけ反って口から太い喘ぎと共に舌がまっすぐ伸ばされた。

 

「……っ、ひっ、あんっ! うそ、こんな! あっ、あひん! だ、だめっ、だめです! やめて、うひぃ!?」

 

 指の動きと共にシィルの声も変化する。腸壁を擦るように指がピストンされ入口とから奥まで刺激される。

 単調な動きではない。大きくスライドしたかと思えば止まり、細かく腸壁を擦ってゆっくりとぎりぎりまで引き抜かれ、再度一気に奥まで突っ込まれる。

 肛門に異物が入り込む違和感。アナルが引き伸ばされる小さな痛み。そして快感。

 間違いなくシィルは肛門で感じていた。

 やがて固く閉ざされていた菊門はにじみ出る腸液によって濡らされ、僅かに解れつつあるのを確認した男は次に行動に出た。

 引き抜いた指は腸液で照らされている。それを舌で一舐めしたかと思うとシィルの尻に向かって顔を近づけて――――

 

「え……ひぃん!? あ、あぁ、だめ! 汚いです、そこは汚いですから! あひぃいい!?」

 

 僅かに解れた肛門を、今度は舌で舐め上げる。ザラザラとした舌がアナルの入り口をべろべろと撫で、舌先でわずかに開いた菊門をつついたと思えば、また指のように中へと押し入れた。指とは違う生暖かい肉塊が腸壁を縦横無尽に味わい、犯しつくす。臭い唾液がじんわりとアナルに染み込み、震え固まっていた肉をふやかしていく。

 

「……っん!? や、息、お尻に息を吹き込まれて……あ、だめ、だめです! 待って、やめてっ!」

 

 舌を抜いた男は、続いてシィルの半開きになった肛門に口を付け、一気に息を吹き込んだ。

 生暖かい息が指でも舌でも入りきらなかった腸の奥、S字結腸まで届いて膨らませる。一度では終わらない。口を付けたまま男は鼻で空気を補充し、連続してシィルの肛門へと息を吹き込み続けた。

 十数回は繰り返しただろうか。やっと男が肛門から口を離した時、シィルの尻の中は悪臭漂う吐息でいっぱいになり腹はまるで妊婦のように膨れ上がっていた。

 

「や、やめてぇ……お腹、苦しくて……もう、だめ、やめて……で、出ちゃうぅ」

 

 顔を真っ赤にして何かを耐えるシィル。桃尻は小刻みに震え、肛門を渾身の力で閉ざす。

 それを嘲笑うかのように、男は目の前の白い尻を勢いよく引っぱたいた。

 

「ひぃん! ――――あっ♡♡」

 

 ぷぅ、ぷす、ぷぅぅぅぅうう!

 平手の音に続いて鳴ったのは、あまりにも間抜けなラッパ音。

 音の出どころは無論シィルの肛門から。薄桃色の菊門が震えて中の空気を音を立てて黄色いガスが噴き出した。

 もうこれ以上顔が赤くなる事があるだろうか?

 

「いや、いやぁ! ダメ、聞かないでください! やめ――――あひぃ!?」

 

 ぷぷびぃ、ぶぅぅううう! ぷぴぃ! ぷ、ぷ、ぷ、ぷびぃいい!

 目に涙を浮かべ、顔を真っ赤にして許しを請うシィル。

 無論、男がその嘆願を聞く訳も無く、屁が全て出終わったタイミングを見計らってまた肛門を舐め上げ始めた。

 羞恥で尻まで赤く染まったシィルの身体。

 それを目で楽しみながら男は舌を動かし、再度肛門に息を吹き込み始める。

 

「ひぃっ! やめ、やめてください! やめてぇ!!」

 

 ぷぷ、ぷ、ぷ! ばすっ! ぴび、ぷびぃ、ぷぷ、ぷぼぼ!

 舐めては弄り、息を吹き込んで叩く。

 初めは少しでも放屁を閉じこめんと固く閉じ切っていたシィルの菊門は、丁寧に舌でほぐした結果トロトロにふやけている。力無く開け放たれた門は容易に空気の行き来をさせて、より一層間抜けな音を立てるようになった。

 鼻を突く臭いは男の吐息か、シィルの腹の中の香りか。

 

「うぐっ、ひぐ、ひどい……ひどいです」

 

 己の身体で行われる醜態にシィルは鼻水を垂らして泣きじゃくる。いい年をした女性が放屁を繰り返し、それを厭らしい目で男に見られる事がどれほど辛い事か。

 美樹の代わりになるとは言ったが流石にここまでの恥をさらすとは想像もしていなかった。

 しかし忘れてはならない。これは本番ではなく前戯なのである。前戯であるのならば、当然準備は整っているという事だ。

 

 ――――そんな事言って、まんこが濡れてるぞ。

 

「……え? あれ、え? うそ……」

 

 男に言われシィルは目の前の己の秘部を見て、そして愕然とした。言葉の通り、シィルの秘部は愛液が泉の如く湧き出て、花咲くように口を開いていた。今まで前戯でここまで濡れる事は無かった。トロトロに準備が整ったシィルのまんこは、今か今かとペニスを待ち望んでいる。

 そしてそれを意識すれば、シィルは己の身体が熱く火照り、吐息が荒く熱がこもっている事に気が付いた。

 シィルの尻穴が、性器として目覚め始めた証拠であった。

 肉棒を待ち望む陰部。しかし今回の狙いはそこではない。

 

 ――――そろそろ本番と行こうか。お前のケツ穴の処女を頂く。

 

「ひっ……そんな、ランス様よりも……」

 

 あらためてシィルの目の前に男のペニスが掲げられ、思わず喉を鳴らして慄いた。

 ランスが持つハイパー兵器。それよりも一回り二回りも大きい逸物が男の股間にそびえ立っていた。

 これもこの世界の恩恵だと、男は笑いながらシィルの足ほどもあるその巨根を揺らす。

 精神世界の全ては、男の意のままになる。それは世界そのものだけではなく、その中の人物にさえ及ぶのだ。

 もはや男は何も言わない。シィルの足首を掴み顔の横に抑え込む。そして赤黒く光る逸物の亀頭を半開きのアナルにあてがった。

 アナルから伝わる他人の熱に、シィルは今になって自身の選択が恐ろしくなり悲鳴を上げて喚きだした。

 

 ――――入り口は肉厚で中はトロトロ。しっかりケツ穴にチンポの味を教え込んでやる。

 

「ひっ!? いや、入らない……いやっ! 助けて、ランスさ――――」

 

 ずぶぅぉぉぉぉぉぉ!

 衝撃。呼吸が止まる。指と舌でよく解されたシィルのアナルに、極太の肉杭が突き刺さった。

 

「おほぉぉぉおおおおおおお!?♡♡♡♡」

 

 清楚な表情が歪み、野太い下品な矯正が響き渡った。

 鍵を壊されたアナルは皺が無くなるほどに引き伸ばされて大口を開け、茸のように広がったカリは尻穴を潜り抜け腸の壁を削げ落とす勢いで刺激する。

 いつも優しい雰囲気を生み出すシィルの表情が、極太ペニスを打ち込まれた瞬間に目を剥いて舌を突き出したアヘ顔に変わった。

 

「あひっ! な、なんで入るんですかぁ!♡♡ おほぉ!♡♡ 私の、おひぃ、お尻、一体どうなって!?♡♡」

 

 ――――言っただろう、ここは俺の精神世界。俺の思うがままにできる世界。お前の感覚や身体だって自由にいじれるんだぞ?

 

 精神世界の全ては、男の意のままになる。それは世界そのものだけではなく、その中の人物にさえ及ぶのだ。

 男は明言しなかったが、この精神世界では今のシィルの身体は極めて丈夫な作りへと変えられていた。自身の足以上の太さの肉棒を挿入されても肛門は切れる事無く限界以上に伸びて開く。それだけではなく身体への不快感苦痛を除去し、シィルの痛覚を「痛い」と感じるまま、その痛みに快感を覚えるように操作しているのだ。

 この精神世界においては、シィルはいくら乱暴に扱っても傷一つつかない、痛みで感じるドマゾ奴隷なのだ。

 ――――今は、まだ。

 

 ――――だから、この穴も使える訳だ。

 

 そう言って男は挿入しているアナルの上――――女性器の一部分を指で押し始めた。

 

「え……? ちょ、まって、待ってください!♡♡ そこは、オシッコのあなぁぁあああああ!?♡♡♡♡」

 

 驚愕の悲鳴すら快楽に染まる。アナルの刺激に続き、己の身体を突き抜けた感覚にシィルはのけ反って叫んだ。

 女性器に備わった穴に一つ、尿道。そこに男の指が中程まで無遠慮に押し入っていた。

 普段は閉ざされた細穴が、今はゴムのように伸びて男の太い指を咥えこんでいる。

 アナルに尿道。共に排泄に使われる穴。真っ当な性生活をしていれば決して踏み込まれない領域に、今は男が我が物顔で踏み荒らしている。

 

「あぁああ!?♡♡ おかしい、こんなのおかしいです!♡♡ なんで、こんな、こんなにぃ!?♡♡」

 

 ケツ穴と小便穴。変則的な二穴責めに悲鳴をあげるシィル。だがそこに苦痛の色は無い。

 精神世界の干渉でシィルからは苦痛が取り除かれ、痛みは快楽に繋がれている。

 では残されたものは何か。生理的感覚による排泄快楽だ。アナルも尿道もどちらも排泄に関係し、その感覚は人間の原初の快楽とも言われている。

 原初の快楽のみを与えられたシィルはもはや男の為すままになるしかない。

 アナルを連続して高速ピストンを打ち込み、S字結腸の快感を徹底的に教え込む。ゆっくりと肉棒を引き抜き排泄時の感覚再現を行い、抜ける直前で一気に根元まで押し込む。指を咥えこんだ尿道を小刻みに擦りあげた直後、またもや根元まで突き込んで膀胱をほじくられる。

 肉棒に巻き込まれて注入された空気が肛門のわずかな隙間からぷぴっ、ぷぷっと音を立てて漏れだす。秘部から湧き出た愛液が潤滑油となってい尾と尿道の挿入を滑らかにする。

 

「…っ! んんん…っ! あぅ…ッひっ…!!♡♡ ん、ん゛ぅう゛っ!♡♡ こえッ!♡♡ れちゃ、うぅ…っ♡♡ もぉっ♡♡ ぁッ♡♡」

 

 シィルの喘ぎに艶が出て色を増す。アナルと尿道が挿入してくる異物を優しく飲み込み、しかし締め付けるように咥えこむ。

 身体が、そして心が、精神世界を介して男に染まっていく。

 シィルは気が付かない。

 自身の腰が、男の動きに合わせて動いている事を。無意識により深く、より強い快楽を得ようとしている事を。

 

 ――――さあ、受け止めろ。

 

 腰と指の動きが変わる。今まで以上に深く、今まで以上に速くシィルを責めたてる。

 それが意味する事をシィルは察する事ができない。あまりの排泄快楽に、もっと気持ちが良くなったとしか脳裏に浮かばない。

 男の動きに合わせて喘ぎは響き、徐々に間隔が狭くなっていき――――

 

「いく、逝くいくいくいくっ……逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううう!?♡♡♡♡」

 

 びゅくっ、びゅるるるるるりゅりゅりゅ!

 尿道深く貫かれ、欲望の白濁が直腸に吐き出された瞬間、シィルは人生最大の絶頂を迎えた。

 つま先までピンと足を延ばし、首から上は限界まで仰け反った。顔を見れば、半ば白目を剥いて鼻水を垂らし、大きく開いた口から下を突きだしているアヘ顔。

 マンコから吹き上がった潮は弧を描いてシィル本人の大きく開いた口へと着弾した。

 

 きゅぽんっ! しゃあああああああああ!

 尿道から指を抜けば吸盤を剥がしたような音が鳴り、ガバガバになった穴から勢いよく黄金水が噴射する。

 押し入った指と同じほどの極太な黄金噴水は放物線を描いて、

 

「あっ、あっ……あひ、はぁ、ごめ、美樹ちゃ……ひっ♡♡」

 

 ベッドの端で横たわる美樹の顔面へと降り注いだ。

 アンモニア臭漂う黄金水が、美樹の顔を、髪を濡らしていく。気の所為だろうか。大きく開いた口で小便を受け止める美樹の表情は、今のシィルととても似ているように見えた。

 快楽の嵐が途絶え、絶頂を迎えた事でシィルは少しだけ思考能力を取り戻す。下半身からの痺れるような快感に悶えながらも荒くなった息を整えようとして――――

 

 ――――何を勘違いしている。まだ、調教は始まったばかりだぞ。

 

 嘲笑う男に再度肉棒を打ち込まれて、呼吸が止まる。

 

 ――――この精神世界は現実と時間の流れが違う。たっぷりと、数日は突き合ってもらうぞ。

 

 射精したのにもかかわらず肉棒は萎えず、むしろ更なる肥大化を見せて肛門を拡張する。

 終わりは、始まったばかりなのだ。

 

「…………ランス様、たす、け――――あっ♡♡」

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「――――さん。シィルさん、シィルさん!」

「……え? あ、はい! なんでしょうか!」

 

 己を呼ぶ声を聞いて、シィルはハッと意識を取り戻した。

 隣を見れば見知った顔の軍師、そしてランスの女の一人たるウルザが心配そうな目でこちらを見ていた。

 

「大丈夫ですか? 体調が悪いようなら……」

「えへへ、大丈夫です! ちょっとぼーっとしてただけですから」

 

 手に持った洗濯物を抱え直しながら、明るい笑顔で返事をする。

 どうやら家事をしている最中に廊下で呆けていたところに声を掛けられていたようだ。

 

「ぼーっとしているのは大丈夫では……最近寝れていますか? ランスさんの夜の生活は相変わらずですし」

「あはは……大丈夫です。ランス様の相手はいつも通りですし、それに最近は気持ちよくお休みできてるんです」

 

 力こぶを作るように腕を掲げて、シィルは元気である事をアピールする。

 確かに最近ボーっとする事は多くなったが、疲れ自体は感じていないのだ。城の火事やランスの世話など負担は多いが、それも一度眠れば無くなるものだ。夢も見ないほどの――――覚えていない程の睡眠。思わず起きるのが名残惜しく思うほどだ。

 寝るのが楽しいから、普段の意識が白昼夢でも見せているのか?

 苦笑いをしてシィルは心配を振り払うように笑顔で返した。

 

「ともかく私はへっちゃらです! 疲れたら寝ればいいんですし、それに大変なのはウルザさん、軍師の皆さんも一緒です。私だけお休みするなんてできませんよ」

 

 そう言われればウルザは引くしかない。何かあれば無理せず休むように言い含めて二人は別れた。

 それからは普段通りの日常だ。

 ランスの世話をして、家事をして、ランスの世話をして、たまに戦場に赴くランスに付き添い、子供たちの相手をして、ランスの世話をして、一日の最後に後宮の女たちに交じりランスとセックスをして、疲れた体でゆっくりと目を閉じ、そして眠りにつき――――

 

 ――――待っていたぞ。

 

「え、あ、あ……あぁああ!?」

 

 そして精神世界で全てを思い出す。

 裸のシィルを待ち構えるのは、同じく全裸の男と調教の時間。

 また今日も終わりが始まるのだ。

 

 

 

 

 ――――まんこを使っても良いか?

 

「そんなの、駄目に決まってます!」

 

 男の言葉をシィルは必死の表情で断る。

 毎回の事だ。いつも調教が始められる前に、男はシィルに対して前の穴を使っても良いかと許可を得ようとし、シィルはそれを拒絶する。

 二人の上下関係らしからぬやり取りだが、何故か男はあえてその問い掛けをして、断られれば素直に引き下がっていた。

 約束を守る。そんな印象をシィルに植え付けた男はわざとらしくため息を吐いた

 

 ――――強情だな……まぁいい。その分ケツ穴と小便穴を使わせてもらうがな。

 

「そんな下品な言い方、やめてください……」

 

 ――――ではケツマンコと尿道マンコでも良いぞ?

 

 暗にそう言えと伝える男にシィルは口を堅く閉じて僅かな抵抗の意を示す。

 男は玉座に座りながらその様子を楽しそうに見下し、二人はともに一糸纏わぬ全裸で向かい合っている。

 

 ――――さあ、調教も始めようか。

 

 開いた股の巨根をかざしながら男は宣言する。

 シィルは心中で苦虫を噛み潰して、調教の始まりを伝える挨拶の準備をする。

 

「……本日もシィルちゃんを調教していただき、ありがとうございます」

 

 膝を突いて身体を伏せ、両手を揃えて頭の横に添える土下座の姿勢。

 ただ普通の土下座と異なるところは、揃えた足を更に体に密着させ、その分押し出された尻が高々と斜め上に突き出されている事か。

 更に男が指を鳴らすと、上空に薄い鏡のような板が現れた。鏡というからには風景が映っているのだが、映し出されているのはシィルの突きだされた尻のどアップだ。男は調教中、シィルがどこに居ようとどんな姿勢であろうとこの巨大な鏡に彼女の肛門を投影して辱めていた。

 耐えがたい羞恥を必死にこらえながら、シィルは覚悟を決めて次なる行動を移す。

 

「……っ! ふっ!」

 

 床に着いていた両手を押し出すようにして勢いよく身体を起こし、そのまま後転の勢いで腰を降ろし足を持ち上げる。

 腹に力を入れ腰を支点に身体をVの字に折り曲げ、両手は両太ももを掴んで、足は同じくV字を開いて股間を丸見えにする。

 涙を浮かべ真っ赤になった顔の下に、大股開きの股間を固定する姿勢。

 

「――――シィルのケツ穴、小便穴の準備は万端です。本日もよろしくお願いいたします」

 

 排泄穴ハメ乞いポーズ。

 男がそう名付けた姿勢を土下座から移行して取る事で、自身の股間の三つの穴を男に見せ付ける。

 実にふざけた行動を行うシィルに、男はニタニタと下卑た笑みを浮かべ満足そうに頷いた。

 そこまでして、やっと調教は始まりを告げるのだ。

 

 

 

 

「んぐぅぅううううう!! ひぃぃぃいいい! ふぐぅううううう! いひぃいいい!?」

 

 喉を震わせ、獣のような叫びをあげる。

 苦しげな声を上げるシィルの肛門には、その苦痛の原因である極太ディルドが突き刺さっていた。極太の名に恥じずその大きさはシイルの二の腕ほどもあり、前面に真珠のようなイボが大量に並んでいる。。それを彼女の肛門が限界一杯に口を開きながら飲み込み、イボが肛門の入り口を引っかいて刺激している。

 極太イボディルドは床から突き出るように立ち、シィルはそれにスクワットをするようにアナルへ挿入しているのだ。

 それだけではなく、彼女の尿道には指の細さ程の筒状細ブラシが突っ込まれていた。精神世界の力で作られたそれはディルドの挿入に合わせて回転し、シィルの尿道壁を擦りあげるのだ。

 ディルドを挿入すると右回転、抜くと左回転。

 腸壁を擦る排泄快楽と尿道への刺激を紐付けていく。アナルに続き、尿道を性器へと変質させていく。

 自身を侵食する二つの快感に思わず腰が止まりそうになるも、男はそれを許さない。それどころか更なる指示を下し始める。

 

 ――――止めろ。

 

 ――――もっと速く動かせ。

 

 ――――止めろ。ゆっくりと動かせ。そこで小刻みに擦れ。締め上げろ。一気に押し込め。

 

「ああぁぁぁぁぁぁぁああ♡!?」

 

 決してシィルのペースでスクワットオナニーを進めさせない。あくまで主導権は、快楽を与えているのは男なのだとその身と心に刻み込む。

 

「あっ♡♡ わたし、もう逝くぅっ――――あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡!」

 

 シィルのまんこから愛液が吹き出し絶頂を伝える。反らされた喉から色に染まった悲鳴が上がる。

 脚から力が抜けて腰が大きく落ち、ディルドがアナル深くまでシィルを口刺しにして更なる深みに沈める。

 体の芯から響く衝撃に頭の中が真っ白になり意識を失いそうになるが、男はそれを許さない。

 

 ――――腰を止めるな。根元から先端まで、もっと早く挿入しろ。

 

「いやっ、逝って、いってるのにぃぃぃ!♡♡ また逝くっ、とめて、とめてぇぇ!!♡♡」

 

 泣き喚くシィルの声に反し、身体は再びスクワットを再開する。

 ここは男が支配する精神世界。全てが男の意のままに操作でき、何よりシィルの剥きだしの精神を直接調教し触れる事ができるのだ。

 実体を持たない精神体の身体は脳からの指令よりも、男からの命令を優先する。

 快楽で乱された精神、絶頂で真っ白のなった思考。どちらも干渉するのは容易い事だ。

 

「あひぃぃぃいい!?♡♡ 逝ってます!♡♡ ずっと逝ってますから、やめでぇぇぇええ!♡♡」

 

 結局ディルドスクワット、尿道ブラシは現実世界にして丸一日ぶっ通しで続けられ、終わった時にはシィルのケツ穴と尿道は閉まる事無く風穴を開くようになっていた。

 無論調教はこれ一つで終わるはずも無く、次の調教が開始される。

 シィルを責めるのは、彼女の身体を一方的に弄ぶ事だけではない。彼女の方から様々なプレイをさせる事だって当然ある。

 

「ん……ちゅ、れろ……ぴちゅ……うぇ……酷い臭い♡♡」

 

 両足を抱え込み寝転がった男の股間に顔を押し付け、舌を動かす。

 舌の行く先は男の肛門だ。尻一面に汚らしいケツ毛が芝のように生え、所々吹き出物ができている。

 当然臭いも酷いもので、密集した毛から滲み出た汗と肛門から漂ってくる刺激臭が吐き気を誘う。

 シィルはそこに涙を浮かべ時折嘔吐きながら、舌を伸ばして舐めあげていた。

 最初は肛門にキスをさせるだけでも泣いて嫌がっていたが、生来の性格の為か、美樹で脅し付ける事によって実行に移し、今では皺の一本一本まで舐めあげるまでになった。

 そして同時に股間からの刺激にも耐えなくてはならない。アナルにはアナルパール、尿道には尿道用のバイブを挿入され、それが常に振動してシィルを責めたてる。

 振動する二本のバイブに耐え、無心で憎い男の肛門を舐め続ける。

 全ては美樹のため、そして愛する主のため。

 

「……っ! んぐんぐ……ぷぅぅぅぅううううう!!♡♡」

 

 男に視線で促されて、意を決して桜色の唇を薄汚れた菊門にくっ付ける。口をもごもごと動かして涎を生み出し、そしてそれを勢いよく肛門へと吹き込んだ。

 

「ぷぅぅぅぅぅ――――ん、ちゅぅぅぅぅぅううう……ごっくん!♡♡ ぷはぁ!♡♡ おぇええ!♡♡」

 

 そして今度は一転、肛門に流し込んだ己の涎を、頬をすぼめて一気に吸い出す。気の所為か、少しだけ苦みが加えられた気がする唾液を吸い出し、飲み干した。顔を真っ青にしながら全て嚥下し終えて、ポンッと間抜けな音を立ててやっと肛門と唇が別れを告げた。

 荒い息と共に飲み込んだ唾液を吐こうとしたが、既に喉奥を通り過ぎ衝動に辿り着いたようだ。不快感の塊は吐き出される事無く、胸の奥で存在を主張していた。

 

 ――――ケツ穴にその鼻を押し付けて、鼻で深呼吸しろ。

 

 真っ青な顔のシィルを休ませることなく、男は新たな指示を下す。

 すでに調教が始まって一日以上経過している。摩耗した精神で男に歯向かう事もできず、シィルは言われるがままに鼻先を男の肛門にくっ付けた。

 

「うぅ、ぐすっ……臭い……ふぅぅぅぅぅぅ……す、すぅぅぅぅぅぅぅっ……♡♡♡♡」

 

 ただ鼻を当てているだけで嗅ぐわってくる肛門の匂いに頬を引き攣らせながら、言われた通りに深呼吸をする。

 汚らしい菊門から放たれた空気が鼻腔を通り、喉を、肺を犯す。自身の臓腑から漏れだす悪臭に脳が揺らされ、意識がくらくらとする。

 その瞬間、男は見計らったようにシィルの二穴に挿入されたバイブの震動を最大にした。

 

「ふぁっ!? ひっ、あふっ!? ふが、ひぐぅ……逝くっ!♡♡」

 

 匂いに気を取られていたシィルは、意識外の刺激になすすべ無く絶頂する。膝から力が抜け、その鼻腔が男の肛門に一層押し付けられた。

 男の臭いを最大限に感じながら、シィルは震え続けるバイブによって連続絶頂をさせられ続ける。

 

「あひっ、逝く!♡♡ いく、あっ、臭い、イグゥ!♡♡ 鼻、くっついて……臭くて、逝くぅぅ!!♡♡」

 

 少しづつ、性的快楽とケツ穴、尿道の快感、そして男の悪臭が結び付けられていく。

 将来的に男の尻の臭いだけで股を濡らす日も遠くないだろう。

 

「あ、あ、あ、あっ!?♡♡ おふぅうう、ひぃいい!?♡♡ ふか、深いぃぃぃ!♡♡」

 

 最後は尿道を弄られながらのアナルセックスだ。

 寝そべった男の腰に跨って騎乗位の体位で肉棒に串刺しにされている。男が腰を上下に動かせば、シィルの美乳が弾み口から糸を引いた涎が弧を描く。

 カリ高の極太ペニスが腸壁を絶え間なく擦り続け

 

 ――――自分の身体がどうなっているか、説明してみろ。教えたとおりの言葉遣いでな。

 

「あひぃ、はひぃ! は、変態メス豚奴隷シィルのお尻……ケツ穴にご主人様のチンポがズコズコ突っ込まれてます! 小便穴も太い指で穿られてます!」

 

 現実時間の何十倍も引き伸ばされた精神世界の日々。アナルセックスの段階になると既にその時の調教時間は数日分に達している。さしものシィルと言えど何十時間も連続で快楽に責められれば、反抗の意思は挫け従順に男の言葉に従うようになっていた。

 だが全ての調教を終え精神世界から解放され、現実世界に戻ればまた強靭な慈愛の心を持つシィル・プラインへと戻るのだ。それは精神が世界の垣根を超えると元に戻ろうとするためか、はたまた現実の愛する人々のせいか。

 どちらにせよ、男にとっては嫌がるシィルを嬲る楽しみが伸びただけだ。それもいつまでもつか見物だが。

 すでに精神世界のシィルの心は弱り切り、男の色に染まり始めている。現実世界の身体に影響が出始めている事を男は知っている。

  他人の女が己の色に染まっていくのは凄まじく男の支配欲を満たす。あの人類総統の女が自分の物になっていく。それだけで男の肉棒は音を立ててシィルのアナルを拡張していき、耐えきれないとばかりに大量の精液を吐き出した。

 

「熱いぃぃぃぃ!♡♡ ケツ、ケツ穴逝きます!♡♡ 小便穴もイ"ク"ゥゥゥゥ!♡♡」

 

 腸壁に熱い白濁液を吹き付けられると同時に尿道に指が根元まで押し込まれ、シィルは激しく痙攣しながら絶頂を迎える。

 もう何度果てただろうか? 後何度逝く事になるのだろうか?

 朦朧な意識でそんな事を考えながらも、それでもシィルは決して投げ出そうとは思わなかった。

 

「……これで、美樹ちゃんは……ランス様も」

 

 自分が犠牲になる事で守られるものがある。そしてそれはシィルなんかよりもずっと重要で大切なものだ。

 美樹、ランス、そして人類。それら全てがシィルの身一つで天秤が釣り合うというのならば、それ以上に望む事があろうか。

 だからこの行いは意味のある事だと、シィルは己を納得させて次なる奉仕を男へ行う。

 意味がある。そう思わないとやっていけない。そしてきっと意味はあると信じている。

 少なくとも、あの桃色髪の優しい魔王な少女を、守れているのだから。

 そういう約束なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

「んはぁ!♡♡ あひ、あひん!♡♡ あぁん、気持ちいいよぉ!♡♡ もっとついてぇ!♡♡ おしっこの穴気持ちいいよぉ!♡♡」

 

 当然、そんなものは守られていなかった。

 男は素直に約束を守るつもりはなかったし、必要も無くない。魔法による契約でもない口約束、全ては男の胸先三寸なのだから。

 正直者こそが馬鹿を見るのだ。特に、このルドラサウム大陸では。

 そうほくそ笑みながら男は組み伏せた美樹の穴(・)へと勢いよく精液を吐き出した。

 

「あぁぁっ、射精来た!?♡♡ ぼ(・)ー(・)こ(・)ー(・)にザーメン来た!♡♡ おしっこ逆流してイグゥゥ!?♡♡♡♡」

 

 肉棒が突き刺さっているのはまんこでもアナルでもない、美樹の尿道。強靭な魔王の肉体は傷一つつく事無く男のペニスを咥えこんでいる。

 ゴムのように引き伸ばされた尿道口はぴっちり隙間なくペニスを格納し、その奥の膀胱ははち切れんばかりの大量の精液で膨れ上がる。

 ズルズルと男のペニスが抜かれる寸前、尿道は力を込められ収縮し口を堅く結んだ。

 精液を一滴たりとも零さないまま美樹は立ち上がり、男の目の前に横を向いて立つ。そして肘を曲げて両手を頭の後ろで組み、腰を落してがに股になり服従のポーズをとって大声で宣言した。

 

「美樹のおしっこ袋にザーメン射精ありがとうございます!♡♡ 美樹がびゅーびゅー射精するところを見てください♡♡ ザーメン小便、発射!♡♡」

 

 ドプッ、ドビュルルルルルルルルルッ!

 膀胱に蓄えられた白濁液が押し出され、極太の放物線を描いて射精された。女が得るはずのない射精快楽、粘度の高い液体が尿道を摺り上げる感覚に美樹は服従のポーズを維持したまま更なる高みへ上る。

 

「あぁぁぁ!?♡♡ 変態魔王美樹、ザーメン放尿で逝きます!♡♡ 女の子なのに射精して逝くっ!?♡♡」

 

 ガクガクと腰を痙攣させれば白い小便が波打って周囲に白濁の池を作り上げる。その真ん中で美樹はアヘ顔をさらしながら、最後の一滴まで射精し終わった。全てを吐き出しつくした尿道はぽっかりと開き切り、中の赤肉を露わにしていた。

 

 ――――よく頑張ったな。さすが俺の変態性処理ペットだ。

 

「えへ、おじさん。もっとナデナデしてぇ♡♡」

 

 頭を撫でながら褒める男に、美樹は目を細めながら頬を染めて軽く潮を噴いた。

 無垢な少女でも破滅の魔王でもない、淫乱に色に染まった変態雌豚がそこにはいた。

 精神世界による徹底的な洗脳と快楽調教によって美樹は完璧に男の手に堕ち、もはや手放さようが向こうからケツを開いて媚びてくる性奴隷になり果てた。

 男がシィルとの約束を守っていようが、美樹の方から調教をねだってくるのなら意味が無いのだ。

 

 ――――それで、何か面白い事があったんだろう?

 

 男は撫でるのをやめて美樹に問いかける。調教を開始する前、美樹が男に面白い事があると楽しそうに伝えてきたのを思い出したからだ。 

 

「うん、そうなんだー! えへへ、見て見て。シィルおねえちゃんなんだけどね……♡♡」

 

 そう言って美樹は宙へ腕を向ける。その先に黒い渦が巻いたかと思うと、そこにはどこかの風景が映った鏡が複数出現した。

 男の精神世界の力と同様の現象。美樹はあれほど嫌悪していた魔王の力をいとも簡単に操り、再現して見せたのだ。

 男の調教によって美樹の心は淫乱に染まり、歪みきった。その所為もあって魔王の力への忌避も無くなり受け入れ、今では十全に使いこなすまでになった。もはや今の美樹ならば魔王の血の暴走に犯される事も無く、正気をもってその力を支配し切れるだろう。

 もっとも、その正気は男によって快楽に染まっているのだが。

 その美樹が映し出した光景にシィルの姿はあった。

 ランス城の数あるトイレ中の一つ、その個室でシィルは便器に腰掛けて身悶えていた。

 

『……っ、んふっ!? ひん、なんで……おほっ、あひん!? だ、だめ……逝く!?♡♡』

 

 じょろろろろろろろ……。ぶびっ、ぶりぶり、ずるる……。

 頬を染めて息みながらシィルはトイレを済ます。その姿は全ての鏡に表示されており、彼女の全体や目をとろんとさせた顔のどアップ、果ては今まさに排泄している最中の肛門と尿道さえも拡大され鮮明に公開されていた。

 

「くすくす……シィルお姉ちゃん、おトイレするだけで感じるようになっちゃってるんだー♡♡ おしっこに、おっきい方も……排泄アクメって言うんだっけ?♡♡ 気持ちいいんだよね、私も同じだから♡♡ ふふ、あんなに長くてふっといの出して、気持ち良さそう♡♡」

 

 理解できない排泄快楽によがるシィルを見ながら、美樹は熱い吐息は零す。自身がよく知る、そして良くしてくれる女性が快楽に沈み変態へと変わっていく光景。それを見るだけで美樹のまんこはぐしょぐしょに濡れ、アナルは腸液を垂れ流しにする。

 そんな今にも自慰を始めそうな美樹に対して、男はよく教えてくれたと笑いながらまた頭を撫でた。

 

「えへへ、どういたしまして♡♡ え、お尻? 良いよー、ほら♡! ふにゅぅぅぅぅ!!♡♡」

 

 男に促されて、美樹は服従のポーズを解いて中腰になり尻を突き出した。そしてまたガニ股になったかと思うと、渾身の力を込めてケツの谷間を思い切り開いた。

 手を使わずにおっぴろげにされたケツに三つの穴が大口を開けて並んでいる。

 美樹はその内の一つ、パイパンまんこに力を込めてて更に大きく入り口を開け放った。

 

「ねえ、見える? 美樹の処女膜♡♡ 初めてだけは許してって言う私と約束して、今も手つかずの美樹の処女おまんこ♡♡ 約束したせいで処女のままお尻とおしっこの穴を調教されちゃって、もう何か入ってないと落ち着かない変態さんになっちゃった♡♡」

 

 愛液で濡れそぼった処女まんこを見せつけながら、己の開発歴を謳いあげる美樹。そんな彼女に男は軽く叱りつける。

 

「ふふふ、そうだった♡♡ お尻とおしっこの穴じゃなくて、ケツ穴と小便穴だったよね、おじさん♡♡ ふふ、もうおまんこオナニーだけじゃ逝けない身体になんだよ?♡♡ 意識してないと開けっ放しになっちゃって……前も後ろも、垂れ流しになっちゃうの♡♡ ビスケッタさんにお願いしてオムツして生活してるんだよ♡♡」

 

 垂れ流し、という美樹の言葉は嘘ではないだろう。美樹のアナルと尿道は度重なる拡張調教によって見るも無残な姿になっていた。

 広げられた尻の中心にあるアナルは真っ黒に染め上げられ、ぽっかりと風穴を開けていた。中でうごめく腸壁すら覗ける肛門は大ぶりの酒瓶でも余裕で飲み込む事ができ、生半可のペニスでは小さすぎてガバガバで彼女を感じさせることすら不可能だ。やろうと思えば男の太い脚やまんまるキャベツだって飲み込む事ができるだろう。

 尿道も同じく指一本は楽に入れそうな入り口を解放し、今なおチョロチョロと涌き始めの小便が漏れ続けていく。その伸縮性は先の尿道セックスで男の肉棒を挿入した事でも明らかだ。

 精神世界の肉体改造は今や現実の身体にも反映され、美樹の身体は意識しなければ排泄穴が開け放たれたままで糞尿と屁をだだ漏れにするガバ穴と化していた。

 それでも一度男のチンポを挿入すれば、絶妙な力加減で咥え込み離すまいと吸い付く名器になるのだから、苦労して調教した甲斐があったというものだ。

 

「現実世界でもケツ穴と小便穴が寂しくて頭がおかしくなりそうだったから、垂れ流ししないためにも……コックさんから貰ったお大根とゴボウさん入れてるんだー♡♡ あは、私の味が染みて、きっとおいしいよ♡♡」

 

 こないだこっそり健太郎くんと日光さんに食べさせてあげたんだーと笑顔で男に伝える美樹は、うっとりとした表情で鏡へと視線をやる。

 そこには変わらず、放尿と排便で白目をむいて逝き狂うシィルの姿があった。

 

「えへへ……きっとシィルお姉ちゃんも私と同じ変態さんになるよね。楽しみだなぁ」

 

 親愛なる女性が自身と同じく男の前で全裸で土下座し、アナルを舐め小便をかけられ、屁の臭いで股を濡らし豚鼻で鳴き声を上げる。そして下品に股を開いて排泄穴を存分に犯してもらうのだ。

 その妄想だけで美樹は逝ってしまいそうになる。

 それを歪んだ笑みで楽しそうに眺めながら、男は褒美をやると言って美樹に寝転がるように指示し、美樹はそれを蕩けるような瞳で頷いた。

 

「えへへ……うん、たっぷり臭い付けてぇ♡♡ くさくさなケツ毛タワシさんで美樹のお顔ゴシゴシしてぇ♡♡ 変態魔王の顔面トイレットペーパー♡♡ ふごっふごっ♡♡ おならぶっかけてくっさいケツ穴ペロペロさせて下さい♡♡♡♡」

 

 両手を顔の横に掲げガニ股で寝転がる。舌を突き出し鼻を鳴らして誘う美樹に、男は歪んだ笑みを浮かべながら少女の顔面に腰を下ろした。

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「う、うぅぅん……うぅ、駄目。眠れない……」

 

 深夜の後宮。誰もが寝静まった大部屋の真ん中でシィルは下腹部からの疼きによって起こされた。

 隣を見れば、同じベッドの上で愛すべき主人がイビキをかきながら大の字で寝ていた。隣といっても、ベッドの上を見渡せばそこには何人もの裸体の女性が横たわっているのだが。それは黒髪の法王であったり、水色の髪をしたカラーであったりと様々だ。

 シィルと彼女たちが人類総統たるランスによって好き放題に抱かれていたのがついさっきまでの事。

 いつもならばシィルもタフで好き勝手にセックスする主によってグロッキーになり、朝までぐっすり眠りにつくのだが、どうしてだろうか?

 最近は体の負担はともかく、精神的にかなり余裕ができて、こうやって気が済んだ主と疲れ果てた女達が眠りにつくのを眺めるのが常になっていた。

 そして、変わった事はそれだけではない

 

「うぅ……だめ、物足りない。どうして、私……こんなにえっちでしたっけ……?」

 

 散々セックスし性欲を満たしたはずの下腹部が、ムラムラと欲求不満を告げている。

 ランスとのセックスは今までと変わらず――――変わらず、気持ち良く不満はないはずなのだが、何かが物足りなく感じてしまうのだ。

 何が物足りないのか。シィルは股間で疼き擽るような情動を与えてくる部位を思い、そして耐えきれないとばかりに身体を起こした。

 

「こそこそ……みんな、寝てますよねー?」

 

 そっと辺りを見渡す。大勢の女達と唯一の男たる主、全員が深い眠りについている。

 シィルは皆を起こさないようにそっとベッドから離れ、そして部屋の隅の戸棚から隠していた小袋を持ち出して、静かに部屋を出た。

 深夜のランス城。その廊下。

 幸いにもシィル以外の人影は無く、パンツ一枚で足を進めても見られる心配はない。

 い(・)つ(・)か(・)ら(・)か(・)肌をさらす事の抵抗が一層薄くなったシィル。そのまま歩みを進めてランス城の片隅にある一室、男子トイレに辿り着いた。

 ランス城を取り仕切る高レベルメイドによって城は整理整頓清潔を保たれており、それはこの人が殆ど訪れないトイレも同じ事。しかし、それでも僅かに便器や床から漂ってくる臭いにシィルは眉を顰め――――気付かぬ内に乳首を固く尖らせた。

 高鳴る鼓動を抑えながらシィルは無意識に一番汚く臭いが強い個室に入り、鍵をかけて全裸で閉じこもった。

 冷たい便座に尻を着け冷たさに驚きつつ、手に持った袋からソレを取り出した。

 

「お野菜でこんな事……でも……」

 

 取り出したるは二本のにんじん。手の平に収まらない程豊かに実ったものと、栄養不足で細く小さく成長したものの二本。

 調理場から拝借したそれを両手に一本ずつ持ちながら、シィルはつばを飲み込んで何かを覚悟した表情を浮かべる。

 

「……ちょっと物足りないけど……これで……」

 

 何と比較して物足りないのか。シィルは己の言葉を理解しないままパンツを横にずらして、大きい方のにんじんを肛門にあてがう。

 にんじんの先端で肛門の皺をなぞれば、自身の口から熱い吐息が漏れた。腸液がにじみ出てきてにんじんを受け入れる準備が整う。

 

「あふっ♡♡ うぅ……なんで……でも……っ。――――っ、せーのっ!」

 

 自身の身体への疑問と違和感は、尻穴に何も入っていない焦燥感と期待感に打ち消される。

 深く深呼吸をして身体の力を抜き、そして意を決して渾身の力で肛門へとにんじんを挿入した。

 

「お"ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!?♡♡」

 

 瞬間、絶頂。

 シィルの全身が痙攣してまんこから便器に向かって勢いよく潮が噴出された。

 初めて物を受け入れるはずのアナルは何故か柔軟に伸びて、大振りのにんじんを丸ごと格納している。ちょうど肛門から葉っぱが飛び出して尻尾のようだ。

 待ちわびた異物を受け入れたアナルは痙攣を繰り返し、括約筋を最大限に生かしてにんじんを奥へ奥へと飲み込んでいく。

 

「やら、抜けなくなっちゃう……♡♡ おひっ! 前、前の方にも……あれ、前って……こっちじゃない? こっちじゃなくて……♡♡」

 

 口の端から涎を垂らしながら、シィルは震える指でもう一方の小ぶりのにんじんをまんこにあてがう。

 しかしにんじんの矛先はシィルの意図から外れ、僅かに上部へとずれていく。照準の行く先は言うまでもなく、呼吸をするようにパクパクと口を開ける彼女の尿道。

 心は迷えど手つきに躊躇いはない。愛液を潤滑油ににんじんの先端を突き付け、そのまま根元まで貫いた。

 

「あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!?♡♡♡♡」

 

 トイレの壁にシィルの嬌声が反響する。ランスとのセックスとの時でさえここまで昂った事があっただろうか?

 とどめない排泄快感に打ち据えられるシィルの脳。彼女の両手は本人の意思を離れて縦横無尽ににんじんを動かす。

 

「お"お"お"お"お"!?♡♡ おほっ、おほっ、うひっ、おほぉおおお!♡♡」

 

 もはや声を抑える余裕はない。喉を反らして獣のように喘ぎ声を轟かせる。

 アナルと尿道はにんじんをしっかり咥えこんで離さず、かと思えばどこまでも深く飲み込んでいく。押し込むよりも引き抜く方に手の力を使うほどだ。

 股間は愛液と腸液、尿の大洪水を起こして便座を濡らし床に池を作る。

 終わりの無い快感で意識を朦朧としながらも、両手を動きを止めずより一層激しさを増す。

 

「あ、おっ、おほぉっ!♡♡ もっとぉ、お尻の穴ズボズボ!♡♡ おしっこの穴ぁ、気持ちいいぃ!♡♡」

 

 ――――違う。ケツ穴と小便穴だ。ケツまんこと尿道まんこでも良いぞ。

 

 頭の中で声が響く。聴覚を介さず直接脳髄に染み込まれた言葉に、シィルは疑う事無く頭(・)の(・)中(・)に(・)刻(・)ま(・)れ(・)た(・)淫語を選択する。

 両手をめちゃくちゃに動かし、歓喜の叫びをあげながら絶頂に上り詰めた。

 

「はい! ケツ穴! 小便穴! 気持ちいいです! ケツまんこと尿道まんこズボズボして逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!♡♡♡♡」

 

 ブシャァァァァァッ! ブボッ! ブリュリュリュ!

 壊れた水道管のようにマンコから潮が吹きあがり、アナルと尿道から勢いよくにんじんが発(・)射(・)された。

 全身が痙攣して絶頂の深さをしろしめす。体を全力で反らし、上を向いた顔は舌を伸ばし切り白目を剥いている。

 今まで生きてきた中で一番の絶頂にシィルの頭の中が真っ白になり、理性が砕けひび割れる。

 そしてそのひび割れた隙間に、新たな快楽を染み込み、根付いていく。

 身体と精神が変質していく。

 シィルはそれを拒めない。排泄感覚を、己を気持ち良くしてくれる快楽を拒む事ができない。

 そんな己の変化に気付かないシィルは、何とか呼吸を整え立ち上がろうとして、 

 

 ――――どうだ。現実世界での排泄穴の味わいは?

 

 その眼前に、ニヤニヤと笑みを浮かべた男が出現した。

 

「なっ、だ、れ……、あっ、あぁぁぁぁぁああ!?」

 

 見られた? 誰? 不審者? そんな疑問は脳裏に浮かび上がった調教の記憶にかき消された。

 霧が晴れるように鮮明に思い出された精神世界の調教記録に、シィルは頬に手を当てて発狂する。

 

「え……? うそ、なんでですか!? ここは現実じゃないのに……っ」

 

 ――――マジックアイテムの応用だ。精神世界から魂だけを現実世界に移動させた。言うなれば幽霊みたいなものだ。

 

 精神世界の記憶は現実に持ち込めない。男の調教は精神世界だけ。

 現実と精神世界を切り離して考えていたからこそ、執拗な変態調教に向かう事ができていた。

 その防波堤を上回って、男の魔の手が直接現実へと侵食してきた。

 

 ――――現実の身体で味わうケツ穴の快楽。その様子を見れば聞くまでも無いか。心も身体も、良い感じに染まってきたな。

 

 変態自慰をしていた時の染めていた頬の赤さは今は無く、恐怖で真っ青に青ざめたシィルの全身を嘗め回すように見る。

 だがその身体は激しい排泄穴オナニーで火照ったままで乳首とクリトリスは肥大化して自己を主張している。今なお股間からあらゆる分泌物が湧き出て、三つの穴もパクパクと物欲しそうに口を開け閉めしているのが明らかだ。

 

「そ、そんな……そんなぁ……こんな事って」

 

 ――――いい機会だ。今回の調教は現実世界の実体で行おう。お前の心だけでなく、現実の身体さえも直接変態に染め上げてやろう。

 

「ひっ! 来ないで、来ないでください……来ないで!」

 

 耳に届いた残酷な宣言に、身を震わせて狂乱するシィル。足を縮めて便座の上で丸くなり少しでも男から離れようとする。

 濡れそぼった股間が男に突き出されるが、それを気にする余裕などない。

 男はそんなシィルの態度を気にせず、むしろ楽しそうに足を進めながら太ましい中指を立て、その指を自身の肛門に突き入れグリグリと穿りだした。

 

「だ、誰か――――――――ふわぁ?♡♡」

 

 そして抜いたその指をシィルの眼前、いや鼻先に突き付けた。

 男の指から漂う肛門の、排泄物の匂い。鼻穴から通って脳髄をダイレクトに揺さぶる刺激臭。

 嫌悪は一瞬。驚愕で白黒させていた目はほんの数秒でとろんと溶けた眼差しへと変わった。

 震えていた足から力が抜け、腰砕けになる。

 目は虚ろになったまま、半開きだった口がゆっくり開いて、可愛らしい舌が顔を見せた。

 

「へっ、へっ、へっ、へっ♡♡」

 

 わんわんのように舌を出しながら荒い息を吐き続けるシィル。指に触れるか触れないかギリギリの位置で止まった舌からは涎が幾筋も零れ落ちていく。

 正気が薄い潤んだ瞳が上目遣いで男と視線を合わせる。まるで何かの許可を求めているかのように。

 

 ――――よし。

 

「――――はむっ! んふっ、じゅるるるっ、いやっ、じょぼぼぼぉお! なんで私、じゅるるるるっ、止まらないぃぃ!!♡♡♡♡」

 

 男の許可が下りると同時、シィルは音を立てて悪臭のする指を勢いよく咥え込んだ。

 寄り目になって鼻の下を伸ばし、悪臭漂う指を音を立ててしゃぶりつくす。舌を回して指全体を舐め上げ、まるで歯磨きするように口全体に悪臭を塗り付ける。

 口の中いっぱいに広がる男の肛門の臭いとかすかな苦み。しかしシィルの指しゃぶりはおさまりが付かない。もっともっと、ねっとりと戸惑いが混じった熱い視線が男に向けられ、息継ぎをする鼻孔は膨らみ一層荒くなる。

 将来的に鼻穴を犯すのも悪くないな、と男は思いながら腰を引いてシィルのイカ口からチンポを引き剥がした。

 

「じゅぽんっ! ぷはっぁ! ……あ、あぁ、わたし、何を……っ?」

 

 反射的に行ってしまった奉仕活動にシィルは自身の正気を疑う。

 今なお嫌悪感を持っている男のチンポを。しかしそれをしゃぶっている間、シィルの心中には間違いなく高揚感と屈服による快楽があった。

 頭の中が混乱で渦巻いているシィルに、男は一層強い声色で命令をくだした。

 

 ――――服従のポーズ。

 

「――――ひっ!? は、はい♡♡」

 

 鋭く出された指示に恐れが浮かぶ。精神世界の調教で幾度も繰り返された命令に反射的に体と心が反応して、急いで便座から立ち上がり服従のポーズをとる。

 まき散らした体液で服に染みが付くが気にする余裕はない。ただ早く指示に従は無ければという焦燥感がシィルを動かした。

 自身の指示に素直に従った事に男はうなずきながら、しかし満足せずに次の指示を繰り出す。

 

 ――――漏らせ。

 

「そ、そんな事……あ、え? 何が? ふぁ……ふぁぁぁぁぁ♡♡」

 

 じょぼぼぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!

 拒絶の声は快楽で掻き消された。シィルの意思とは反対に膀胱と尿道は忠実に命令を実行する。

 戸惑うシィルの眼下で開け放たれた尿道から小便が放尿された。真っ白だった下着が全てを浴び、ものすごい勢いで黄色く染め上げていく。布一枚で大量の尿を受け止められるはずもなく、溢れた分は本人の足を伝って靴と床に池を作る。

 自身の意思を離れて放尿を続ける尿道に恐れ、そして排尿感覚に間違いなく快楽を得ているシィルに男は続けて言う。

 

 ――――放屁しろ。

 

「い……いやああああああああああああああっ♡♡」

 

 ぷぅ、ぷぷぅ! ぶぼっ、ぶぅぅううううう!

 半開きになっていた肛門から間抜けなラッパ音が鳴り響いた。

 調教時のように男に息を吹き込まれてした人工的な屁ではない。シィル本人の腸内で発生したガスが、腹筋と括約筋がより無様な音が鳴るように勝手に動いて終わる事なく噴出されている。

 自分が何をしているのか判断できる理性は残っているのに、身体が勝手に動いてしまう。

 しかもその地獄のような羞恥は終わりを見せず、あふれ出る小便と屁は一分以上が経過しても止まる事無くシィルから産みだされ続けた。

 

「止まって、止まって下さい! なんでっ!? おしっこもおならも、止まらないのぉぉぉぉ!?」

 

 ――――お前が現実世界で排泄穴を弄ったという事がどういう事か分かるか? お前の意志が理性や常識、あの人類総統よりもケツ穴をほじくる事を優先したという事だ。

 

 発狂するシィルに男は語りかける。

 シィル本人がどう思っていようが、その身体はほぼ男に屈し、精神も半ば姦落状態である。特に身体は精神世界の調教を魂を通じて徐々に快感を染み渡らせていった。実際に触れていなくとも、男の手垢でびっしり加工されていると言っても過言ではない。

 痛みならば耐えられる。苦難ならば反抗する。しかし快楽を拒絶し続ける事は至難の業だ。

 長期に渡る精神世界での調教は、シィルに恐怖と苦痛だけではなく、気持ち良さを刻み込んでいた。それだけではなくシィルの心はその恐怖と苦痛自体すら快楽を見いだし、適応し始めたのだ。

 現実世界の普通のセックスの何倍も気持ちいい調教を経て、それが与えてくれる快楽をもう手放せなくなっている。

 そうなれば、もうシィルの身体は快楽を与えてくれる男の言葉を拒む事はできない。

 もはやシィルの身体の主導権は男にあり、その指示と精神世界の影響によって肉体は人理を超えた動きを見せ、延々と膀胱で尿を、小腸でガスを生産し続けているのだ。

 

 ――――たとえお前がなんと言おうが、身体は俺の支配から逃れる事はできない。だからこんな事もできる。

 

「っあ、あぁぁぁぁぁぁ!? 脇ぃぃぃぃ、あつい!? 乳首がっ、お豆もぉおお!?♡♡ かゆっ、あつぃぃぃ!♡♡」

 

 男が指を鳴らすと同時、シィルの身体が放尿と放屁を続けたままに変化する。理性と意志の鎖から解き放たれ、新たな主人の名のもとに改(・)造(・)されていく。

 まず始めに腕を上げて露わになった脇。

 しっかりと手入れされ一本の剃り残しもなかったそこに物凄い勢いで腋毛が生え始めた。

 髪の毛と同じく桃色の癖毛であるそれは瞬く間に長く生え揃い、脇はあっという間に手から溢れんばかりの剛毛地帯へと変わり果てる。鼻を鳴らせば桃色の密林から酸っぱい臭いが漂ってくる。

 続いて、シィルの乳首とクリトリスが音を立てて成長し、肥大化していった。

 興奮による勃起の範疇ではない。まるで細長い風船を膨らませるような肉体の限界を超えた変質だ。

 ほんの十秒の出来事。そのわずかな間でシィルの胸と秘部の突起は人差し指の先ぐらいの大きさまで肥大化し、ひょろ長の勃起乳首と勃起クリになってしまった。

 

「う、うそ……こんな、わたしの身体が……うそです、こんなの……ひぎっ!? 痛い、痛い痛いです!」

 

 そしてその肥大化したクリトリスを強引に握り引っ張られて、痛みによる悲鳴をあげる。

 勃起したクリトリスはゴムのような伸縮性を見せ、指の先の大きさから一気に腕の長さまで伸びてしまった。その分シィルが感じる痛みも凄まじい物なのだが、男は気にせずわんわんのリードのように伸びたクリトリスを引っ張ってシィルを個室から連れ出した。

 伸びに伸びたクリトリスの激痛に泣きわめきながらも服従のポーズを崩さずがに股で引き回され、手洗い場の全身鏡の前に引き立てられた。

 薄暗い鏡の中で無様なポーズを取っているのは、剛毛腋毛を生やしひょろ長の乳首とクリを固く勃起させ、そしてアナルと尿道をぽっかりと開き股を濡らす女。

 この大陸の誰もが目を逸らし変態と叫ぶ姿が、今のシィル・プラインだった。

 

 ――――もはや現実世界であっても身体を俺の意のままにできる。やろうと思えば衆人環視や夜伽の最中に失禁や脱糞だってさせる事ができるんだぞ?

 

 シィルの人生を意のままに気まぐれで、めちゃくちゃに終わらせる事ができると男は嘲笑う。

 鏡の中のシィルは何も言えず、ただ醜悪な体を自身に見せ付ける事しかできない。だがそれだけで、お前はもうランスの奴隷ではないのだと雄弁に語りかけてくるようだった。

 目の前が暗くなる。もはや絶望しかない。けれど美樹と主のため、止める事はできない。

 どうしようもなく変り果て堕落した身体が、シィルの慈愛の心に罅を入れていく。

 

 ――――もうお前は、俺の物だ。ドマゾ変態メス豚奴隷、シィル・プライン。

 

「――――――――あっ♡♡」

 

 折れた。何かシィルの中で真っ直ぐ心の中に立っていた芯のような物が、音を立てて砕けるのを感じた。

 そしてそれは新たな要素によって組み替えられ、作り直されていく。

 放屁で開き切ったアナルの快感、小便がしたたり落ちる尿道の感触、鼻を刺激する自身の屁と男の悪臭、汚らしく手を加えられた己の身体、なにより目の前に鎮座する禍々しい巨根。

 自身の中の優先順位が組み替えられていく。大切な物の上に、排泄快楽、変態調教、そして新たな主人の存在が積み重なっていく。

 深夜のトイレ、隣に愛する主の姿はない。

どうしようもない心細さで凍りそうになるシィルの身体(こころ)に触れたのは、一組の生暖かい手。

 

 ――――さあ、ちょっと出かけようか。

 

 シィルに拒絶の意志など、もはや欠片も無かった。

 

 

 

 

「うご……うぐぅ、ふぐ……ふが、ふひぃ……」

 

 深夜の城内の廊下に、シィルの鳴き声は静かに響く。

 薄暗い廊下の先に人影は無く、聞こえるのは自身の息遣いと遅々とした足音だけ。胸奥の鼓動が五月蠅いくらいだ。

 厳重な筈の警備の巡回の隙を縫って、シィルは男にリードで引き攣られて城中を徘徊させられていた。

 普段歩き回っているランス城だが、今は一歩先すら分からない恐怖ダンジョンと化している。

 先程とは違いシィルはパンツ一丁の姿では無かったが、しかしこれは逆に全裸の方が良かったかもしれない。

 

「ひんっ、ほひりの穴……ふみません、ヘツ穴に風があはって……♡♡」

 

 ――――止まれ。そのままの姿勢でよく目に焼き付けろ。

 

 星の無い夜空が映り込む巨大な掃き出し窓の前で男が立ち止まり、そして背後に連れたシィルの背を押して窓の正面に立たせる。

 深夜の巨大な窓ガラスが鏡のように反射して、今のシィルの姿をありのままに映し出した。

 

 全身を張り巡っているのは髪の色と同じ、ピンクのボディハーネスだ。ピンク色の細いベルトが全身を締め付け、白い素肌を卑猥に飾り付けている。

 しかもただのハーネスとは違い、シィルの陰部を淫らに責め立てるラビアクリップとアナルフックが供えられた特別品だ。

 腹と太もものベルトから伸びたフックがシィルのケツ穴を四方から強く引っ張り、普段は固く閉じられたそこを大口を開けた状態で固定していた。中で蠢く赤肉が奥の奥まで吹きさらしになっている。

 またアナルフックからは極細の糸が伸ばされていて、それが男によって肥大化された乳首とクリトリスに噛みつく洗濯バサミに結びつけられているのが見えた。指先程に勃起した乳首とクリを三角形に結び付け、その各頂点の突起を更にケツへと引っ張って鋭い痛みを継続させている。

 少しでも背を曲げれば糸が張り詰め、洗濯バサミが耐え難い痛みを肉の芽に与えるため、シィルはがに股のまま背筋を伸ばして移動する他無かった。

 鎖骨付近から伸びたラビアクリップは薄ピンク色の秘部を左右に開き、穴がはっきりと見えるまであけっぴろげにされている。

 アクセントとして目立つのは尿道に差し込まれた一輪の薔薇。真っ赤な薔薇の棘がチクチクとシィルの尿道を刺激して、足腰は悶えるように震えている。

 足はサイハイブーツを着用し爪先立ちの移動を余儀なくされ、がに股と合わせて今もぎこちなくゆっくりと歩くしかない状態だ。

 そして何と言っても目を引くのはその顔面。

 綺麗な鼻筋をブタばんばらのように歪めているのは鼻フック。しかも三方向から引っ張る三点式だ。縦と横から鉤で強く引かれた鼻はものの見事に無様な豚鼻に変貌していた。上からのフックには糸が括りつけられ、それを男がリードのように引っ張って深夜の散歩に勤しんでいたのだ。

 更に口には水晶製の開口器。強引に口を開かれ、歯茎まで丸見えにされ元の顔の原形をとどめていない。

 トドメは頭にかぶせられた女性用下着。無論、先程失禁した時に穿いていたシィル本人の物で、純白だったそれは小便で真っ黄色に黄ばんで見る影もない。大量の放屁を浴びた事で臭いも数メートル離れていても眉をひそめるほどに酷いものだ。

 それを頭に被っている物だから、足を入れる穴からモコモコの髪がモッコリと飛び出ていて大層面白いヘアーセットになっていた。

 鼻フックと開口器と黄ばんだパンツ。醜い変態豚鼻女と化したシィルは、夜の窓に映った己の崩壊した顔面に涙を流す他無かった。

 

「おへがい……お願いしまふ。みんなに、ランスさまにばれてしまいまふ……やへてくらはい……!」

 

 ――――そうなれば全てがおしまいだな。お前の全てを失う代わりに解放されるんだ。良い釣り合いじゃないか?

 

 深夜の露出徘徊。この光景を誰かに見られるとどうなるか?

 男は捕まらない。精神世界に逃げ込んで、調教中の奴隷を一人失うハメになるがそれだけだ。誰にも捕まる事無く逃げおおせるだろう。

 シィルは違う。実態をもって調教されているシィルは一人この場に残されて、全てを事情を説明されるように言われるだろう。

 調教され、他の男の慰み者になっていたと、仲間と主に伝え白日の下にさらさなければならない。

 果たして、ランスは男の手付きになったシィルを今まで通り愛する事ができるだろうか?

 いや、例え変わらず愛したとしても、シィルを見る目は以前とは別の物になっているだろう。

 なにより、シィルはランスに辛く悲しい思いをさせたくなかった。

 自分の馬鹿な選択をランスは怒るだろうか? 愚かな奴隷のために何を思い、何をするだろうか?

 なんにしても、今のランスとシィルの関係を壊したくなかった。

 故にシィル・プラインにはもう全てを黙り込み、隠し通すしか道はないのだ。

 

 ――――もっとも、誰にも見つかるはずはないのだが。

 この光景を遠見の鏡で見ているだろう己の変態ペットを脳裏に浮かべながら、男は静かにほくそ笑む。マジックアイテムと魔(・)王(・)の(・)力(・)さえあれば、この調教をばれない様に人払いする事など造作もない事だ。

 そんな事を知らないシィルは必死の形相で窓に向かって服従のポーズをとり続けている。

 周囲に自身の味方はおらず、大層心細い事だろう。

 だからこそ、男がそこに食い込む事は容易い事だ。

 男はマジックアイテムの力で革製の目隠しを取り出し、それをシィルに固く取り付けた。

 

「ふひっ!? いや、みへない!? 見えないでふ!」

 

 突然視界を塞がれ混乱するシィルをよそに、男は彼女の鼻フックからリードの糸を取り外し耳元でこう囁いた。

 

 ――――遊びだ。目隠し鬼ごっこ。その姿勢を維持したまま俺についてこい。

 

 シィルが言葉を理解する前に、男は精神体の身体を動かし、廊下の奥へと足音をわざとらしく立てて進んで行く。

 

「――――っ!? まっへ、まっへください! ひとりにしないへぇ! ほいてかないでくらふぁい!」

 

 遠ざかる気配にシィルは悲鳴をあげて必死に後を追うが、視界を封じられて服従のポーズのままで歩いているため、あっという間に気配を見失ってしまった。

 よたよたと廊下を進んでいた足は恐怖ですくみ、やがてどうしたらいいのか分からなくなって歩みを止めた

 

「だれか……だれふぁたふけて……」

 

 視界を塞がれ、身体と顔は変態化粧。時間がたてば警備兵に見つかって全てが終わってしまうが、シィルにはもうどうしようもない。

 目隠しから漏れ出る涙が頬を濡らし始めた頃、救いの手は予想外の所から差し伸べられた。

 

 ――――仕方がないな。ヒントをやろう。

 

 頭の中で男の声が響く。精神を介した言葉にシィルが疑問を浮かべた直後、今度は鋭敏になった聴覚にその音が届いた。

 

 ぶぅぅぅぅうううう!

 

「えっ?♡♡ あっ、おっ、おなら……こっちれすね!♡♡」

 

 静寂な夜の廊下に響く奇妙な音。何より強引に開かれた鼻孔に届く嗅ぎなれた肛門の臭い。

 まぎれもなく、男が放屁した事の証左だった。

 あまりにも下劣な手招き声であったが、今のシィルにとっては暗闇に灯る唯一の光。意を決してゆっくりと足を動かし始めた。

 音がした方へ進んで行くと段々と臭いが濃くなっていく。もう調教で何度も嗅がされたそれをパンくず代わりに辿りながら、シィルは閉ざされた視界の中服従のポーズで廊下を進む。

 暫くすると音の元に辿り着き、臭いも薄くなって行き先が分からなくなってしまった。

 しかし、そうなると再び男の放屁音がどこからともなく響いてくるのだ。

 

「こっち……あっ♡♡ におひが濃くなって……♡♡」

 

 足が止まるたびに放屁が起こり、それを辿って歩みを進める事を繰り返す。

 やがて屁を辿る歩みは効率化をみせていく。放屁の瞬間だけ鳴る音に頼り過ぎる事を止め、長く残る臭いの方に重きを置いて痕跡を辿る。

 音で見当を付けた後は無様に鼻を鳴らして臭いをかぎ分け、屁の高さに鼻を合わせるために腰をより深く落したがに股姿勢でよたよたと進んで行く。

 シィルの変化を察したのか屁の方もだんだんと音の鳴りが小さくなっていき、代わりに臭いが一層濃くなっていく。

 

 ぷすぅぅぅぅぅ……

 

「音、どこ……あっ、ふんふん……におひが、ただよってきて……こっちへすね♡♡」

 

 もはや音はほとんどしなくなったが、シィルは豚鼻をヒクヒクと動かして臭いの道しるべを辿っていく。

 その歩みに先ほどまでの恐れは見て取れず、ガニ股歩行ながらしっかりとした足取りになっていた。

 

「にほひ……次はどっち――――ひっ!?」

 

 順調に進んでいた足が凍り付く。

 音がする。放屁とは違う、固い物がぶつかり合う音が。

 これは――――鎧を着た人間が歩く音だ。

 警備兵の巡回。

 それに思い当ったシィルは火照った体から血の気が引いた。

 逃げるか隠れようにも今の視覚を封じられた状態ではどうしようもない。

 今の姿のシィルが見つかればどうなる事か。間違いなく騒ぎになりランスの耳に入るだろう。

 それを思うとどうしようもなく足がすくみ、警備兵に対しての恐怖心が増していく。

 

「みられふ……!? いやっ……だれか、たふけて……」

 

 暗闇の廊下で一人きりで、彼女を助ける仲間も主も傍にいない。調教でひび割れた心が、絶望で更に空白が作られていく。

 そんな絶体絶命のシィルに対して、見計らったかのように救いの手が差し延ばされた。

 

 スゥゥ……。

 

「……んひっ!?♡♡ に、におい……こっち!♡♡」

 

 鼻に届くのは、今までで一番濃い刺激臭。あまりにきつく鼻の奥がツンとなり涙が出てくるほどだ。

 音が全くしないすかしっ屁だが、今のシィルにとっては天の助け、最後の命綱。

 警備兵に悟られない様に音を無くした男の気遣いに感謝しながら、シィルは必死に両足を臭いのする方へと動かす。

 

「ふごふご、あっ……♡♡ こっち♡♡ いぎっ♡♡」

 

 限界まで腰を落とし前かがみになる。必然ガニ股は一層深くなり、ケツ穴から縛られた乳首とクリは思い切り引っ張られて鋭い痛みが襲う。

 だがその苦痛よりも道しるべたる男の屁を嗅ぐ安堵が勝る。むしろ火照った体には三つの秘部の痛みが心地よく感じられた。

 今のシィルは屁の臭いを嗅いで警備兵から逃げる事で頭の中がいっぱいだ。自分の味方のはずの警備員から逃げ、自身を調教している男を追い求める。

 何も見えない中自身の道しるべとなっている屁の臭いに、シィルはだんだんと安らぎと安心感を覚えていった。

 そもそもシィルがなぜこんな目に合っているかの原因すら忘れて、無様な歩き方で暗闇の廊下を進み続ける。

 

 やがて背後の足音は遠く聞こえなくなり、代わりに屁は道を辿るごとに濃厚できつくなっていった。

 シィルは気付いていないが、彼女が歩いた廊下には夥しい量の愛液がまるでナメクジが張った跡のように道を作っていた。縛られた乳首とクリトリスは固く勃起して天を突いている。

 なによりその顔。押しつぶされた豚鼻をヒクヒクと動かし屁を嗅ぎ分け、開口器で開かれた口からは滝のような涎を垂らすその表情は蕩けるような恍惚としたものであった。

 どれほど歩き続けただろうか?

 屁の道を辿り続けたシィルは、この散歩が終わりに近づいている事を察知する。

 そしてその匂いが限界まで濃くなった瞬間、シィルはやっと足を止め、豚鼻面で静かに笑みを浮かべた。

 

「すぅぅぅぅぅぅうう……ゴール、れす♡♡」

 

 やっとシィルはゴールーーーー男の肛門に鼻をくっつけて、安堵しながら深呼吸をした。

 屁の出元である肛門に鼻を擦り付けながら、シィルはその匂いにうっとりと頬を緩める。まるで美しく咲いた花の香りを嗅ぐような所業に、男は満足そうに彼女の頭を後ろ手に優しく撫でた。

 精神世界での何百時間以上の排泄穴と悪臭調教が芽を結び、シィルは男の臭いを嗅ぐだけで性的興奮を覚えるようになっていた。

 散々豚鼻で屁を嗅ぎ分けた結果、愛液と腸液でぐしょぐしょ濡れた股間がその証左だ。

 

 ――――よくやった。褒美だ。

 

 頑張った奴隷には報いを与えなければならない。

 頭を撫でられて嬉しそうなシィルに向けて、男は渾身の力を込めて腹の中の空気を噴出した。

 

 ぶびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!

 

「んひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!♡♡ おなら、鼻にぃ!?♡♡ 臭い、くさい、くさいれすぅぅ!!♡♡ 臭いのに、ケツ穴がキュンキュンするんれぅぅぅ♡♡ ぶごぶご♡♡」

 

 プシャッ、ちょろろろろろろろ……!

 ご褒美の顔面放屁。自身を親身になって助けてくれた屁を浴び、シィルは感極まって放尿――――俗に言う嬉ションをして床を濡らした。

 頬をだらしなく緩め、開口器で空けられた口から舌をワンワンのように突き出して息を荒げ鼻を鳴らす。

 ド変態の雌豚。今のシィルはそう言う他ない。

 男が振り向いてシィルの目隠しを取ってやると、とろんとして焦点のあっていない水色の瞳が現れた。

 色欲に染まり切った眼を確認した後、シィルを絶たせて涎まみれの開口器とを取り外してやる。

 立ち上がったシィルの裸体に涼しい夜風が吹き付ける。

 二人が辿り着いた先は、ランス城最上階の大ベランダ。城下を一望できる舞台に二人以外の人影はない。

 

 ――――さあ、お前は何をして欲しい?

 

 シィルと向かい合い、男は快楽で濁った瞳と視線を交わす。

 快楽で煮えたぎった脳裏に、愛すべき主の顔が浮かび上がる。

 だが――――

 

 ――――素直に言え。ここでは何をしてもバレないし、誰にも聞こえないぞ。

 

 続けて発せられた言葉が快楽を後押しする。

 絶対にバレてはいけない。

 バレなければ問題ない。

 唯一知るのは目の前の男のみ。すでにケツ穴まで晒した仲だ。これ以上恥をさらす事に、なんの躊躇いがあるだろうか?

 夜風でも冷まし切れない火照った身体がふらふらと動き、石造りの幅広の塀に腰掛ける。

 少しでもバランスを崩せば地上に真っ逆さまに落ちるそこで、シィルは足を持ち上げV字に開く。

 排泄穴ハメ乞いポーズ。

 ビンビンに勃起した長乳首とクリチンポ。フックで開かれたラビアとアナルは分泌液でぬらぬらと輝き、尿道からは一輪の薔薇が顔を覗かしている。頭に被った黄ばみパンツの臭いが美しい髪の毛にこびりついている。

 そして顔。顔は三点鼻フックで中の毛が見えるほどに開かれた穴から鼻水が垂れ流しになり、目は中央に寄って無様さを増している。

 そしてだらしなく舌を突き出したその口から、シィルの本心が吐き出された。

 

「――――変態雌豚シィルのケツ穴、小便穴の準備は万端です♡♡ どうか存分にお召し上がりください♡♡」

 

 もはや言葉はいらない。

 男はシィルのアナルフックと薔薇を乱暴に引きちぎり、開け放たれたアナルにその巨根を突き刺した。

 

「ん"ほ"ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!♡♡」

 

 挿入、即絶頂。

 喉を反らし舌を突き出して快感の叫びをあげる。腕と足は男と密着せんと太った身体に巻きついている。

 マンコからは絶えず愛液が噴出して二人の腹を濡らしていく。

 散々焦らされた肛門への快楽を存分に貪り食い、迎え腰で更なる高みへと昇っていく。

 

「あ、あぁぁぁああ!!♡♡ 気持ち良い!♡♡ 気持ち良いです!♡♡」

 

 快感を否定していた虚勢は全て剥がれ落ちた。シィルは己に与えられる快楽を全て肯定し受け入れる。

 自分と男だけの世界で、自身の心を開け放っていく。

 男はシィルの身体を反転させ、後背位の姿勢で持ち上げる。そして取っ手代わりとでも言うのかシィルの長く勃起した乳首を思い切り握りつぶした。

 

「いぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!♡♡ 痛い、痛いのにぃぃぃぃぃぃ!♡♡ なんで気持ちいいのぉぉぉ!?♡♡」

 

 自身の全体重をアナルと乳首で支える事になったシィル。巨根はS字結腸をガンガンと押しつぶし、両乳首は引き千切れん程に伸びて耐え難い痛みを与える。

 だがその苦痛すら快感を昂らせるアクセントにしか過ぎない。潰れた乳首は更に硬さを増しどんどんと伸びていく。

 

「んぎぃぃぃぃ!? 痛いです!♡♡ でも、痛いのがいいんです!♡♡ もっと痛く、気持ち良くしてください!♡♡ もっと、私も……おぎぃぃぃぃぃ! クリチンポと小便穴いた気持ち良いぃぃぃぃぃぃぃ!!♡♡ ぶひぃぃぃ!!♡♡」

 

 遂には男から与えられる痛みだけでもの足らず、自身のクリと尿道へ自由になった両手が伸びる。

 きれいに整えられた爪を使い、渾身の力でクリチンポを抓りあげる。美しい細指をピンと伸ばし、半開きの尿道へ勢いよく捩じり込む。

 新たに加えられた痛みに激しく身体を痙攣させ、鼻息荒く鳴き声を上げて喜びを表現する。

 痛いのが気持ちいい。無様なのが心地いい。

 ――――変態になる事は素晴らしい。

 

「んんん…っ! ああぁっ♡♡ ひっ…!! はぁーッ…そこ、っもっとぉ…っ!♡♡ ひっ、あ゛ーッ♡」

 

 一突き毎にシィルの常識と理性が砕かれていく。快楽が更新され、男への愛情がどんどん増していく。

 男がシィルを抱えたまま、ベランダの石塀の上に立つ。まるで城下に向けて彼女の痴態を見せびらかすように。

 だがそのスリルすら今のシィルは快感に変えて、更に喘ぎを高くしていく。

 

 ――――逝くぞ。合わせろ。

 

「――――はい!♡♡ シィル・プライン、ドマゾ尿道絶頂の準備、完了です!♡♡ どうぞいつでもケツ穴にザーメン射精してください!♡♡」

 

 男の言葉に応じ、シィルはケツ穴に神経と研ぎ澄ましてチンポの脈動を感じ取り、それに合わせて手の動きを激しくしていく。

 極太の幹が奥深くにぶつかり、カリが腸壁を擦り上げていく。五指全ての爪をクリトリスに突き立てて、指を鉤の様に折り曲げて尿道壁を引っ掻いていく。

 やがて二人の呼吸、心臓の鼓動すらシンクロして快楽の果てへと上り詰めていく。

 そして遂に、男は渾身の腰使いでシィルのケツ穴に巨根を叩きつけ、夥しい量の精液を勢いよく腸内にぶちまけたと同時、シィルはその両手でクリトリスと尿道を握りつぶした。

 

「シィル逝ぎまず!♡♡ ケツ穴掘られて、尿道まんこから小便出してドマゾ変態絶頂! イ゛グウウウウウゥゥゥゥゥゥッ!!♡♡♡♡」

 

 ビュルビュルビュルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!! ブシャァァァァァ!!

 深夜のランス城に獣の咆哮が響き渡る。色欲に染まった獣の堕ちる悲鳴。静寂に包まれた城でそれを聞くのはただの二人。

 シィルの身体が激しく痙攣し、まんこから壊れた噴水の様に潮が吹き続ける。足はピンと伸ばされ、両腕は脱力して股間から引き剥がされる。キュポンと音を立てて指が抜けた尿道から、極太の小便が放物線を描いて城下へ降り注ぐ。

 悪臭漂わせる黄金水は、その中にシィルの歯止めや枷を巻き添えに地上に雨となって消え去っていった。

 

「しかたが、ない……これはしょうがなく、身体を許して……美樹ちゃんの、ランス様のためだから……♡♡」

 

 かつてない絶頂を迎えたシィルがブツブツと譫言を呟く。

 真っ白になった脳内に、何人もの顔が浮かび上がる。

 各国の女王たち、友人の魔法使いや忍者、哀しき魔王、そして愛する主。

 この大切な人たちを守らなくてはいけない。だから――――

 

「――――だから、気持ち良くなってもしょうがないですよね?♡♡ ……おほっ!♡♡」

 

 愛する者を言い訳に、シィルは目の前の快楽を享受した。

 動きを再開した巨根に嬌声を上げながら、再度両手で乳首や股間を弄り始める。

 深夜のランス城に、快楽と肉の声が響き渡る。それを見守るのは色欲に染まった魔王のみ。

 まだまだ夜明けは遠く、長い夜は始まったばかり。

 

 壊れた快楽。変わった意識。新たに知った男。

 

 ――――もう、元には戻らない




絶望的な遅筆も相まってこれ書くのに三ヶ月くらいかかってます。
書いていく内にアレも入れよう、コレも入れようと膨らんでいった結果がこれだよ!

なお後編はこれよりも長いし、内容もさらに悪化しております。
後編の内容としては、更なる放屁、疑似排泄、肉体改造の極みが混入しております。
心してお待ちください。

この小説を見て楽しんでいただけた奇特な方がいらしたら、是非感想をよろしくお願いいたします。
自分用の作品ですが、それでも他人に評価して頂くと励みになります。

お読みいただきありがとうございました。
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