※この作品はR-18です。

上手に潜入出来るかな?   作:くす玉爆弾

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今回はスカトロメインの話になりますので、苦手な方はご注意下さい。ストーリー上の問題はありませんので、読み飛ばしても大丈夫です。
明日、明後日は口直しとしてスカ要素のない話の投稿を予定していますので、苦手な方は少しお待ちいただければと思います。


アスカが浣腸されたら ※スカトロ注意

 窓一つ存在しない廊下を、数人の男達が歩いている。研究者らしい白衣を着た集団に混ざる黒スーツの男は目を引いた。

 専門知識など無くとも、最高級の品だと分かる黒衣に身を包んだ男は、まるで世界で一番偉いのは自分だとでも言いたげな、自信に満ち溢れた微笑みを浮かべている。そして、彼はそれに相応しい財力と権力を持ち合わせているのだ。

 白衣の男達を従者の如く引き連れた行進は、白色の扉の前で終わりを告げる。男は電子錠を手慣れた所作で解除し、室内に入ると満面の笑顔を浮かべた。

 

「おはようございますアスカさん! 昨晩は良く眠れましたか?」

 

 部屋の中には一人の女が居た。美人だ。女神と形容しても良いかも知れない。しかし、純白のベッドに仰向けで眠る彼女は、異様な様相を見る者に晒していた。

 白陶磁の肌には布らしい布は纏っておらず、桜色のポッチすらも丸見えだ。唯一の情けとばかりに股間には何かを穿いているが、それはパンティではない。オムツである。彼女は白いモコモコの介護用オムツを穿いているのだ。

 そして、最も奇妙に見えるのは、両手両足が欠損している事。身動き一つせずに、背徳的な香りを漂わせる彼女は、オムツの自己主張さえなければ、精巧なトルソーと勘違いされたかも知れない。

 彼女の名は甲河アスカ。現在は潜入先の破壊工作に失敗し、生け捕りにされた挙げ句、肉便器としての扱いを甘んじて受けているのである。

 

「⋯⋯アスカさん?」

 

 声を掛けられてもアスカは何のリアクションも示さなかった。目は開いているので意識は有るようだが、瞳は濁り、焦点を結んでいない。昨晩の攻撃性は幻覚だったのかと、疑いたくなる静けさだ。

 

「生きてますか?」

 

 男が顔を近付けて覗き込むと、目が合った途端に瞳がスーっと斜め上に移動し、無言で視線を逸らされた。

 アスカは、どうあっても男との意志疎通を拒否するつもりらしい。およそアスカが子供染みた態度を取る理由の検討がついている男は、しょうがないなと肩を竦め、ニヒルに笑うに留める。

 

「おや? この臭いは何でしょうか?」

 

 クンクンとわざとらしい台詞と動作で鼻をひくつかせる男。たしかに、埃一片ない清潔な部屋だと言うのに謎の異臭が漂っている。

 その男の言葉を聞いたのか、それまで微動だにしていなかったアスカが僅かに震えるのが見えた。鼻の奥に下水の泥の如く、へばり付いてくる臭気の発生源は、どうやらアスカのようである。正確に言うならば、異様に肥大化しているオムツの中からなのだが━━。

 

「むっ! どうやら、臭いはアスカさんから漂って来ているようです! 研究員! これは一体!?」

 

 男に同調して、白衣を着た若手の研究者が、これまた芝居掛かった所作で答えた。

 

「会長! この独特な腐敗臭は未消化物のものと思われます! 発生源は甲河女史のオムツからかと!」

「成る程! 私達には、アスカさんの健康を保つ責任が有ります! すぐに確認しなくては!」

 

 三文芝居が続くとアスカの震えも大きくなる。内側に籠った感情は怒りか屈辱か、小刻みに噛み合う歯列の振動音も聞こえ始めた。

 男が肋骨から脇腹までを順番になぞり、オムツのサイドテープに指を引っ掛けると、アスカはジャーキングを起こし、ビクリと痙攣してしまう。

 最早、死んだふりの体裁すら保てなくなりつつあるアスカの周囲を、いつの間にか白衣の男達が取り囲んでいる。質の悪いことに、室内にキャリアーに乗せて持ち込んだ備品を各々持ち出し、アスカの醜態を記録観察する気満々と言った様子。

 これも、研究の一環とでも言うつもりか、ゆっくりと爪先でテープの端を剥がしてゆく様をビデオカメラで撮影する者、バインダーとペンを取り出し、真剣な表情で何かを記入し始める者、何も持たずに好色な興味を剥き出し、腐敗の香りを堪能する者と様々だ。

 

「さぁ、御開帳です」

 

 留め具代わりのテープが全て剥がされた。ペリリッと言う音を最後にオムツの締め付けが緩む。心拍数が上がっているのが、アスカの息が少し荒くなって来た。

 ワクワクして堪らないと言った様子の男が、宝箱を開ける少年に似た表情で、オムツのフロント部分を剥がして広げると、濃厚な汚物の臭気が周囲に広がった。

 

「おおおおおぉ~~~~~~!!!!」

 

 恥の内側が開かれた瞬間、野太い歓声が一斉に上がった。我先に股座を覗こうとする男達が群がり、アスカは歯軋りと僅かな苦鳴を漏らしてしまう。

 オムツの裏地にこびり付いた糞便は黒茶色だった。粘り気と重量感すら伝わるタール状で、蒸れた湯気すら立ち上っているではないか。

 男は残りの部分も臀部の下から引き抜くと、自慢気に白衣達に見せ付け、語り出した。

 

「色艶は黒色に近く、あまり腸の調子が良くないのかも知れませんねぇ。おまけに下痢気味です」

 

 男はむしろアスカに語り聞かせるように声を上げる。数時間の排便我慢により直腸内に滞留していた糞はその量、色、臭い、どれをとっても年若い乙女の尻穴から排泄されていい代物ではなかった。

 アスカもオムツ内に溢れ出した不快感で予想は付いていたのだろうが、実際に他人に観察され、言葉にされるのでは屈辱の大きさが違う。

 顔面を朱色に染めて、激情に震えながらもアスカは耐えた。便意と一晩中、戦い。ついには敗北し、情けなさに脱力した時に決めたのだ。虚無感に身を任せて心を閉じてしまおう。どれだけ侮辱されようとも、あの男の望むリアクションなどしてやるものか。

 

「臭いも強烈です! 腐敗したガスでしょうか?」

「これは、肉類を多く食べた証拠ですな!」

 

 我慢、我慢するのだ。

 

「便の中に何か緑色の物が混じっていますね! これは⋯⋯ニラ! ニラですね! 消化不良を起こしたのでしょう! ニラが混ざっていましたよ!」

「レバニラでも食べたのですかな? ならば、この臭いも納得だ!」

「ハハハハハハハハ!!」

 

 アスカの頭の中で、糸が切れる音がした。

 

「黙れ!!!! このゲス野郎!!!!」

 

 男達がオムツを取り囲み、糞便の批評を始めたところまでは我慢出来た。しかし、男がピンセットを使って内容物の検分をし、食事の残りカスを得意気に見せて回り出した辺りで堪忍袋の緒が切れたのだ。

 

「死ね!! 死ね!! 殺してやる!!!!」

 

 アスカは完全に発狂していた。怒りのあまり、顔色は赤を通り越してドス黒く染まり、絶叫する喉からは僅かに血の味がした。

 感情を制御出来ずに、目尻からポロポロ涙すら流している彼女に男が掛けた言葉は━━。

 

「おはようございます」

「くたばれ!! 何がおはようよ!! このッッ!!」

「ですが、挨拶は大事です。今日一日を生きる活力に繋がります」

 

 事も無げに男は言った。アスカの屈辱など知らぬと言った様子だ。おちょくっているのである。この男の悪癖だが、アスカのような気丈かつ直情的な女性には効果覿面で、面白いように釣れる。

 

「私の目の前から消えなさい! あんたの顔を見てるだけで、反吐が出るわ!」

「そう怒らずに、私と貴女の仲じゃありませんか」

「死ねッッ!!」

 

 アスカ渾身の罵倒だったが、何の痛痒も男に与えることは出来なかった。それどころか、男はオムツを部下の一人に預けるとベッドに乗っかり、アスカの隣に身を寄せて来たのである。

 まるで、朝を迎えたの恋人同士のようだと考える余裕は、アスカにはない。

 

「昨日はあんなに乱れ狂っていたのに、薄情な女性だ。少し、思い出させて差し上げましょう」

 

 男がアスカの肩を抱き寄せ、髪の香りを堪能してきた。昨日もされた男の常道だが、それにより、嫌でも情事の記憶が呼び起こされる。

 

「止めなさい! くっ、気持ち悪いわ!」

「変わらず良い香りです。その分、下の臭いとのギャップが凄まじいですがね」

「ッ~~~! う、うるさい!!」

 

 肢体には糞便の臭気が滞留していると言うのに、男は一切の遠慮も無くアスカに触れるのだ。純白のベッドシーツにも茶味噌の染みがこびり付いて不潔極まるが、気にした風もない。

 結局、機械の手足を奪われたアスカは男の人形として、振る舞う運命なのだろう。彼が身体の向きを変え、股座を覗いたとしても彼女は何も抵抗出来ないのだから。

 

「これは凄い光景だ⋯⋯」 

「ぐぐぐっ! み、見るなぁ!!」

 

 それは、百年の恋も冷めそうな光景だった。キロ単位の大便が一気に開放されたせいだろう、汚れは尻の谷間のみならず女性器全体と内腿の一部すらも汚物塗れと言う有り様だ。この分では、隠れて見えない腰までぐちゃぐちゃだろう。

 汚れの端の方は乾燥してきているが、未だに大部分は出来立てほやほやで、ムワッとした茶色い湯気が男の顔面に吹き付ける。

 

「会長これを━━」

「どうも、ありがとうございます」

 

 大陰唇に先程のニラの他に、人参らしき食いカスの破片がへばり付いているのを発見し、ひどく興奮していた男に、白衣の一人がウェットティッシュの容器を手渡した。

 

「な、な⋯⋯!?」

「すぐに綺麗にして差し上げますね?」

「ひぃっ⋯⋯触るなぁ!! やぁっ⋯⋯ひゃん!?」

 

 男がウェットティッシュを片手にアスカの股座を拭き始めた。無遠慮な行為だが、手付きは極めて丁寧だ。汚れの外周から円を狭めながら、少しづつ汚物を拭き取るのである。

 ひんやりした感触にアスカは可愛らしい悲鳴を上げたが、やはりデリケートゾーンを清められるのは心地好いのだろう。すぐに拒絶の言葉も弱々しく萎み、満足そうな鼻息すら漏らし始めた。

 

「んっ⋯⋯やめ⋯⋯ひ、ぁ⋯⋯くぅっ⋯⋯あぁっ!」

「少し肌が爛れているようです。アスカさんには可哀想な事をしました⋯⋯」

 

 汚物の下から現れた肌は、白ではなくピンク色だった。汚物とオムツの蓋で蒸れて、炎症を起こしていたようだ。これでは一晩中、痒くて堪らなかったであろうが、その分、綺麗にされる爽快感は極楽と言えた。

 赤ん坊扱いされる羞恥はそのままに、消毒液のスースーする感覚すら気持ち良く、アスカは知らぬ内に目尻を下げる。

 蕩けるアスカを尻目にウキウキと作業を続ける男であるが、当然、汚物の量が凄まじいのでティッシュはその都度、新しい紙に取り替えなければならず、横に置かれたゴミ箱にはクソ塗れティッシュの山が形成されていった。

 それだけしてようやく内腿が綺麗になったところである。おそらく、アスカの排便量は優に一キロを超えているようだ。

 

「さぁ、そろそろ恥ずかしい部分も拭き拭きしますよー」

「くっ! 一々、報告するのを止めなさいよ! このバカ!」

「ほら、もっと股を開いて! 拭き残しがあれば恥ずかしいのはアスカさんですよ」

 

 喚きながらも、綺麗にしてもらえないのは嫌なのか、意外と素直に腿を開いて男を受け入れるアスカ。何やらふんぞり返り、男に奉仕させる姿は女王様のように見えなくもないが、されているのはクソの世話であり、良くて愛玩動物だろう。

 

「ひん! ひゃん!? そこ、敏感だから⋯⋯もっと優しくぅ~⋯⋯」

 

 冷たいウェットティッシュが大陰唇に触れ、アスカがビクリと震える。一度では汚れは取れない。尻から溢れた糞溜まりは女陰全体に泥の塊の如く固着しているのである。性器の外枠を何度も往復される度に、アスカは言葉に出来ない気恥ずかしさに襲われた。

 

「は、早くっ! ふ⋯⋯んぅ、終わらせなさっ⋯⋯んぁ! すぐに!」

 

 アスカは次第に焦りを覚え始めていた。その声音に甘い色が混ざっているのは何故か。

 羞恥心なら仕方ないと抑えが効くようになってきたのである。元々、手足を失った時に下の世話をされる屈辱なら散々味わっていたのだ。彼女があそこまで狂乱したのは相手が義務的に働く看護婦ではなく、好色丸出しの異性だったからに他ならない。

 そこでアスカはこれはただの作業だと、一時の我慢で恥を濯げるのだと自分を納得させ、悔しい気持ちを懸命に我慢していたのである。

 しかし、今、彼女の肢体を襲っているのは、身体を洗浄される心地好さではなく、性的な気持ち良さ、アスカの肉体は昨晩の交わりで男に対する愛欲を刻み付けられていたのだ。

 

「い、や⋯⋯ひぅ⋯⋯んふ、あ、くぅん! 声、とまらな⋯⋯」

 

 母胎が仄かな熱を放ち出した。熱は産道を下り、穢れた肉襞を微かに潤す。ティッシュが小陰唇を掠めると、くちっと泥濘む音が聞こえ、アスカは思わず甘声を漏らしてしまう。口を慌てて閉じても、もう遅い。聞かれてないだろうか、アスカは只々不安だった。

 躰の変化は止まらなかった。男が肉土手の掃除を終え、プックリとした恥骨の周りに取り掛かると自然に腰が浮いてしまう。無毛の丘を丹念に磨かれていると、股の先っぽがピリピリ痛み出す。

 まだ直接触れていないのに、クリトリスがムクリと起き上がる。アスカの豆は平均よりも御立派だ。少し興奮しただけで、包皮から桃真珠が顔を出した。

 アスカは先端に視線を感じた。女の本能で理解出来るのだ。糞便の世話をされて勃起する牝犬として見なされているのである。そう思うと膣口から牝汁が蕩け出てしまう。

 

「おい、見ろよ。あの女、クリトリスをビンビンにしてるぜ」

「クソの処理をされてマンコヌレヌレとは、とんだ変態じゃないか」

「侵入して来た時もバカみたいなピンクのピッチリスーツを着てたしな! まともじゃねーよ」

 

(くうう~! 好き勝手言って! このゴミクズ共ぉ!!)

 

 アスカの耳に周囲で観賞している白衣達のヒソヒソ話が届く。彼らはアスカの事を品性に欠く獣だと陰口を叩いているのだ。下劣な男達の物笑いの種にされるのは、気位が高いアスカにとって到底耐えられることではない。

 

「可愛らしいではありませんか。アスカさんもスーツお似合いでしたよ」

 

 男のフォローも煽りにしか聞こえない。無力な少女はそれでも歯を食い縛り、睨み付けることしか出来ないのだ。反論の言葉も出ない。今の状態の無様さは自分がよく分かっていた。

 アスカは今、小陰唇を磨かれている。秘裂からはみ出した淫らな下唇を伸ばされ、開かれ、拭き残しがないかしげしげと観察される恥ずかしさ。その感情に呼応し、蒸れとは違うむず痒さが淫靡な扉を緩め、次々と喜びの証が流れ出し、彼女は自らの情けなさに泣きそうだ。

 

「綿棒を下さい」

 

 指示に従い白衣の一人が綿棒の束を渡した。医療用なのか、太い物から細い物まで数種類あるが一体、何に使用するのだろうか。

 

「細かいへこみ等にカスが溜まっているのでね⋯⋯」

「あっ⋯⋯だめっ! や! く、くすぐった⋯⋯いひぃ!?」

 

 一本の綿棒を手に取った男が大陰唇と小陰唇の隙間にそれを差し込み、間に挟まった糞滓を掻き出している。甘ったるいヴァギナを優しく擽られる感覚は、耳掻きの快感に似て非なるものだ。

 相違点はアスカの姿を見ればすぐに分かる。

 耳掻きではこんなに甘えた声を上げたりしない。子宮に走る電流に身を震わせたりしない。穴壁の凹凸を柔綿でなぞられる度に粘液を撒き散らしたりはしないのだ。

 糞の残り易い箇所は敏感な性感帯でもある。普段の指や舌による愛撫では届かない、未開の性感を擽り、掻き、擦りながらピンポイントで甘辛く責められると、アスカは発情期の兎の様に空腰を振った。

 

「クリトリスと包皮の隙間も綺麗にしますよ?」

「やひぃ! しょこはいいからっ⋯⋯後で自分で綺麗にすゅる! や、しょこ、ひぃ、弱いからぁ!」

「はーい! すぐに終わりますよー!」

 

 歯医者のような声を掛けて、新しい綿棒を持った男はニヤリと笑う。

 今度の綿棒は一番細い、先端部分でも太さは一ミリ程度であろうが、僅かに折れ曲がっていた。形状は綿棒よりも竹の耳掻きに近い。男はその極細棒でアスカの豆粒をツンツン突っつき苛めると、泣き言を言う彼女を無視して、潤けた余皮にそれを差し込んだ。

 

「そこ! ダメ! アヒャアアア!! ビンビンくるうううう~~~!! あ、あ゛ー! 何か上がってくりゅううう!? 止まりゃないいい~~~!!」

 

 肉芽と包皮の間で綿棒がコリッと動いた。ただそれだけで、アスカは切羽詰まった嬌声を上げてしまう。彼女にとっても初めての経験であり快感だ。故に上り詰めるのも早い。

 こしょこしょと垢を落とす小さな掻き出し棒は、フル勃起した豆の周囲をゆっくりと周って行きアスカを苛んだ。

 

 カリッ⋯⋯コリッ⋯⋯カリッ⋯⋯コリッ⋯⋯

 

 一ミリの鉤爪で人体で最も敏感な突起を引っ掻かれているアスカは白目を剥き、泡を吹いた。腰椎は危険な痙攣に襲われ、脊椎は弓形に捩れ歪み、欠損美女の美躰からは揺れる乳房と共に汗粒が四散し、牡共の目を楽しませる。

 男達が腰から肋にかけてのラインと、横広がりに垂れた生乳に鼻の下を伸ばしている間に綿棒はクリトリスを一周して、集めた老廃物ごと引っこ抜いた。

 

「ら、らめぇ! あっあ゛あああ~~~!! イ゛ッ、イクううううぅ~~~~!!」

 

 皮の隙間から特大の茶色い物体がほじくり出されると同時に、アスカは潮を吹いて絶頂に至り、透明なアーチを股座から描いた。

 綿棒を抜いた瞬間に発生した快感電流に尿道が緩んでしまったのだ。勢いはそこまで強くないが、腰の痙攣に合わせて右へ左へと連射される排泄ビームは、アスカの無様さをより強調する結果となってしまう。

 

「まだお尻を拭いてる途中だと言うのに、また汚して⋯⋯しょうがない女性ですね」

「あんたが⋯⋯あんたが弱いところを集中的に⋯⋯するからじゃないのぉ!」

「まあいいでしょう。それよりも、これをご覧下さい」

 

 絶頂の余韻に全身を桃色に染めたアスカに、男は使用した綿棒を見せる。

 

「嫌よ! 見たくない!!」

「そうおっしゃらずに⋯⋯」

 

 綿棒の先端に付着した物を例えるならば、特大の耳糞だ。糞滓と恥垢が混じり合った五ミリ程の大きさの物体。女としてはこんな物が自分の肉体の一部だったとは、絶対に認めたくない何かである。

 そんな汚物を目の前に突き出され、アスカは吐き気を催し全力で首を振り、男を拒絶する。しかし、男は悪辣だった。瞳を閉じて、顔を背けたアスカに寄ると、彼女の耳元で大きく老廃物の臭いを嗅いだのだ。

 

「これは良い香りだ。発酵した便と垢のブレンド⋯⋯しかも、僅かにアスカさんの芳香も漂っています。貴女に心奪われた男としては堪りませんね」

「だ、黙りなさいよ! その口を閉じて、それも捨てて!! じゃないと殺すわ! 絶対によ!!」

 

 男の悪意と執着に触れてアスカは憤死寸前だ。顔面を石榴色に染め上げ、無駄を承知で脅しを掛ける。全力で殺気を込めてやる。ほんの少しでもいい、あのニヤケ顔をギャフンと言わせてやりたかった。

 

「それは恐ろしい! これは素直に従うしかありませんね。今、処分しますからちゃんと見ていて下さいね⋯⋯」

 

 ソムリエの如き優雅な表情と手つきで汚物の香りを楽しんでいた男は面白そうに眉を片方だけ吊り上げると、アスカにこちらを見るように要求する。

 こいつはまた妙な事をするつもりじゃないだろうなと、不安に駆られたアスカは横目で男を覗いてみると、男はとんでもなく妙な事をしていた。大口を開くと糞垢の塊を放り込み、生真面目な表情でテイスティングしたのだ。

 排泄物を捕食するという、アスカすら体験したことのない異常行動に彼女は硬直する。

 

「濃くて深い苦味がありますね。これは一晩、オムツの中で熟成されたお蔭ですか、とろみも強く喉に絡む。アスカさんの━━」

「もういいわよ!!」

 

 自分の排泄物の味の寸評など聞きたくはない。強引に語りを打ち切ると、アスカは嫌悪感も露に物申した。

 

「見下げ果てたわ。初めからだけど⋯⋯本当に無理。あんたみたいな変態に抱かれたなんて一生の恥よ!」

 

 苦虫を噛み潰したような顔で唾を吐き掛けてくるアスカに男は憤慨するでもなく、むしろそうでなくてはと言いたげなニヤケ顔を拵えた。

 男は気丈な女が好きだ。へし折れても目を離した隙に元に戻っているくらいタフな女性ならば、なお良しだ。

 その点では、アスカは男のストライクゾーンど真ん中と言ったところか。その吊り上がった眼で睨まれるだけで、背筋にゾクゾクする快感が走る。

 

「アスカさんのそういう反抗的なところは好きです。さ、お尻拭き拭きの続きですよー! ひっくり返しますよー!」

「ちょ!? やめ、触るなあ! わっ!? このぉ!」

「さぁ! 残りも綺麗にしましょう!」

 

 男は暴れるアスカの腰を掴むと強引にひっくり返す。糞塗れのデカケツを目の前に引っ張って来ると、尻臀に一発ビンタをかましてやった。すっとんきょうな悲鳴を上げるアスカを尻目に、ケツ穴から骨盤まで塗りたくられた緩糞をどう始末するか男は考える。

 普通にウェットティッシュで拭うだけでは面白くないなと思ったのだ。出来ればアスカの痴態をより引き出したい。ならばどうするか━━。

 

「ふわああぁあぁぁあああ~~~~⋯⋯」

 

 後ろで何をされているのか分からないアスカが突如、悦楽の蕩声を漏らした。汗疹で痒い柔肌に温かい癒しが訪れたからだ。

 アスカの尻に何が起こったのかだが、温もりの正体はホットタオルだった。男はアスカの尻の為に本当に色々と用意していたらしい。今度はどんな事をされるのかと、怯え混じりに待ち構えていたアスカにとって予想外の優しさであった。

 四十度の温もりで猿のように赤く炎症した尻を蒸らされると、掻き毟りたくなる痒みがゆっくりと引いてゆく。極限までリラックスした顔も野生の猿を彷彿とさせた。温泉に浸かった日本猿だ。

 そのまま、一分ほど蒸らすとこびり付いたピーナッツクリームが柔らかく潤み、簡単に落とせる状態になった。すると、茶色く着色されたタオルを剥がし、清潔な二枚のタオルで尻を拭き始める男。

 

「うひぃいいいいぃ~~~⋯⋯」

 

(やだぁ⋯⋯濡れタオル、気持ち良いじゃないのぉ! こんなのあるなら始めから使いなさいよお~~~~⋯⋯)

 

 余程、気持ち良いのか思考すらもトロトロに溶かして蒸らしたタオルを心待ちにするアスカ。無意識に臀部を天井に向けてツンと突っ張ると汚損したアナルが剥き出しになってしまった。

 しかし、彼女はその事を知らない。心地好さを優先するあまり、考えが及んでいないのだろう。菊座からネギの破片がはみ出している、情けない光景にも気が付いていない。

 そんな醜態を晒しながらも腰回り、特に尾てい骨に多く付着した便を丁寧に拭ってやると、アスカは尻肉を振って喜んだ。

 外側は全て綺麗にしたが、男は尻穴の周りだけはわざと拭き残していた。何故なら今日はアナルがメインディッシュだからである。

 それにしてもデカい尻だと男は思った。ピンクに染まった瑞々しい柔肉は某昔話に出てきた川に流れる大桃のようだ。

 

「肉厚で立派なヒップですねぇ⋯⋯中に桃太郎が入っているかもしれません。どうです? 将来、男の子を産む時は桃太郎と名付けては如何?」

「下品なことを言わないで! このセクハラ野郎! あんたには関係ないでしょ!?」

「実は少しだけ関係あるのですがね⋯⋯まぁ、アスカさんの意中の彼は世襲制の家柄ですから、名付けは桃太郎ではなく小太郎になりますか⋯⋯」

 

 アスカは思わず息を引いた。

 予想は付いていたが、実際に自分の人間関係が掌握されているとなると肝が冷える。

 努めて冷静を装いながらアスカは男を鼻で笑う。

 

「まるでストーカーね! でもあんたみたいな変態に執着されても迷惑なだけよ! 私は絶対━━━━ッッキャヒィン!!?」

 

 余裕ぶった態度は砂糖のように崩れて消えた。排泄穴にぬめっとした何かがへばり付いたからだ。何かは艶かしい水音を鳴らして軟便を剥ぎ取ってゆく。

 アスカの恥部を這い回っている物体は男の舌だ。この男は人間であれば忌避してしかるべき排泄物を、甘い生チョコレートを味わうかの如く舐めしゃぶっているのである。

 

「おっお~~~!! ひいあいいいぃ!? ウンチ舐められてしゅううう~~!! このへんたいいい~~~~!! ちゅうちゅう止めてえええ~~!!」

 

 不気味な感触にアスカは悶え狂う。彼女は今、恋人でも伴侶でもない男に内臓をしゃぶられているのだ。まともな女なら、どれだけ愛した男でも決して触らせない不浄の孔をである。

 しかし、アスカは懐の広い女性だ。プレイとしてのアナルプレイなら、相手にもよるが喜んで受け入れたであろう。だが、これはプレイではない。糞便の処理だ。男は豚便所の豚のように嬉々としてアスカの濃厚粘着グソを捕食している。それが、彼女の心に皹を入れた。

 

「ひゃ!? ひゃひゃひゃあ!! ひゃひいいい~~!! ウンチ食べられてりゅ!? 私の食べた物が、ウンチになりゅかりゃ! 私、こいつと間接キスしてりゅの!? ひゃわわわわっ!!!!」

 

 色々と限界だったのだろう。アスカは錯乱してしまった。異様な奇声を上げヘラヘラ笑っている。

 周りの白衣達はその狂乱ぶりに引いているが、原因の男は一向に気にせずに菊座へのディープキスを続けていた。

 夢中で舐めながら、男は濃厚な味を堪能している。アナル皺の外側、やや色素の濃い尻肉に付着したタール便を舌の上で転がすと強烈な苦味が味覚を襲撃した。絵の具のように粘り、残留する質感も相まって、通常であればすぐに吐き出したであろう味だ。

 しかし、これは甲河アスカのウンコなのだ。

 極上の美貌と特上の肢体。世界中の牡がこんな女に自分の遺伝子を残したいと願う美の女神。歩兵の百人や二百人程度、容易く葬る超人がクソを垂れ流して、泣き喚いているのである。これは、この世ならざる珍味と言えた。

 より生に近い新鮮な便はどうだろうと、男は皺々アヌスに舌を這わせる。皺の凹凸に味蕾を引っ掛けながら、じっくりと嬲ってゆくとアスカはもどかしくも刺激的、まったく新しい快感に襲われた。

 

「いひいいいん!? もうウンチ穴苛めないでぇ~~~!! 許してええぇえぇ!! ほああああっ! ウンチユルユルになっちゃうううう~~~~!!!!」

 

 ふやけたアナルが萌芽し、直腸内に潜んでいた残便がぷちゅると出て来る。新しい味噌は柔らかいが少しざらついていた。それは泥の質感によく似ているのだが、中にはもう少し大きな異物も混じっているようだ。おそらくは尻穴に引っ付いていたネギかニラだろうかと男は思った。

 もっとアスカの秘密が見たいと、男は尻臀を割り開く。すると茶色い蕾の中心にショッキングピンクの粘膜が出現した。この蛮行にショックを受けたのはアスカの方だったが、男の網膜に淫靡な色彩が焼き付いたのも事実だ。

 

「いやああああ! 見るなあああ~! ひ、ひぃっ! 止めてよ、ばかあああ~~~!!」

 

 桃の芽に男は二度、キスを落とす。その後、舌先で二度舐める。躰の内側を愛しげに愛でられアスカは女になった。

 またキスをする。今度は一度、すぐには離さない。直腸の中身を軽く吸ってみた。男の喉をリキュールが下って焼き尽くす。

 もっとだ。男は尻穴の四隅に両の人差し指と中指を当て、さらに開く。すると蕾の中心に黒い孔が穿たれた。

 我慢は不可能だ。女芯に空いたブラックホールに舌を侵入させた。アスカの顔が歪むが関係ない。そのまま舌を内部で回転させ腸壁を拭うと彼女の腰が抜けた。

 また腸内を吸い上げる。ピンクの腸壁が外に引き摺り出される程の強い力だ。

 

「おっおっお~~~! う、裏返るううう~~~!! おっひょおおおおお!? ウンチ穴、壊れりゅううう!? いぐぅ!? ウンチちゅうちゅうされてイ゛グウウウウ~~~~!!!!」

 

 情け容赦ないアナル舐めにアスカは敗北を喫した。今の彼女の顔を表現するならば、白目を剥いたひょっとこだ。ひっくり返った眼球には力みのあまり、大量の血管が浮き出し、結膜下出血を引き起こしかねない。

 間抜け顔でオーガズムを満喫するアスカのアナルから男はようやく唇を離した。確かな達成感に彼も満足そうである。

 彼女の尻も汚物を全て拭われ、ゆで卵のようにツルツルでピカピカだ。

 

「ご馳走さまでしたと言うべきでしょうか? 濃厚なクリームソースが癖になります。━━星三つ差し上げましょう」

 

 美食家気取りの男が、アスカのケツ穴と糞に高評価を下す。アスカとしては不名誉極まるものの、漸く訪れた地獄の終わりに、内心、安堵していたのだが━━。

 男は右手にティースプーンを持っていた。一体、何に使うつもりなのか、答えはすぐに分かった。何故なら、スプーンをだらしなく半開きになったアスカのケツ穴に問答無用とばかりに突き刺したのだから。

 

「ほきゃああああ!!? や、やめてええええ~~!! い゛、いだいいいいぃ~~~!! お尻壊れちゃからあああ!! 腸も破れて、人工肛門になっちゃうううう~~~~!!!!」

 

 男は外側だけ綺麗にするだけでは、満足出来なかったらしい。スプーンを使って直腸内の宿便をほじくり出すつもりのようだ。

 繊細な腸壁を金属の塊が容赦なく抉る。何度も隙間なく、徹底的にである。アスカは舌による肛門責めがどれだけ心地好く、慈悲深かったのか理解した。

 

「ほあっ!? あ゛っあ゛ぁ゛!! や、いったばかりなのにぃ!? ひぁ、ほひぃ!! あ、アナルがアツいいい~~~ん!!」

 

 一瞬、静まりかけた絶頂感が再浮上してきたらしい。スプーンが回転する度にアスカは尿道から塩辛い汁を放出した。

 スプーンの形は腸の凹み部分にジャストフィットしているようだ。上手く嵌め込み、クルリと一回転させてから引き抜くとホームレスの垢のように宿便がボロボロ取れる。

 腸襞を一つ、綺麗にするごとに寝グソ女が絶頂するのが面白くて堪らない。周りの男達もそうなのだろう。輪を狭め、各々、ビデオやカメラを使用して死神の痴態を永久保存していた。

 

「あーあー、これはもう駄目かもなあ。こんだけ肛門ユルユルにされたら、生涯オムツ生活だろ」

「この若さで一生、垂れ流しとは可哀想に⋯⋯」

「ケツ穴、締めらんなくなってよ! 毎晩寝グソ垂らすんだぜ!」

 

 勝手な男達の容赦ない言葉のナイフは、アスカを心の底から恐怖させた。アナル崩壊の未来は、嫌なリアリティを持って彼女を苛んだのだ。

 

「さ、これで最後ですよ!」

「ヒイイイィィ!! またイ゛グううう!? 腸内ほじくられて! 特大アクメくるううう~~!! きゅひいはいひいいぃ~~~~!!!!」

 

 キュポンとワインのコルクを抜いたような、小気味良い音が鳴り響く。

 アスカはスプーンがアヌスから最後の糞カスをくり貫くと同時に、イキ汁を撒き散らしてベッドに倒れ伏した。臀部だけが時折、ジャーキングの如く跳び跳ねる中で、じんわりと水溜まりが広がっていった。

 

「やらぁ⋯⋯またイカされちゃった⋯⋯しかも、あなるで⋯⋯私⋯⋯もうらめ⋯⋯壊されちゃった⋯⋯ぐすっうっうぅ~⋯⋯」

 

 顔面を埋めてブツブツ泣き言を呟くアスカは、開いたアナルが元に戻る気配がないことに涙を流している。

 その無様な排泄穴を興味深く観察していた男は、ナマコのケツ穴みたいだなと失礼な感想を持っていたが、この光景を写真に撮り、後でアスカに見せてやろうと、側に居た白衣からカメラを借りた。

 

 パシャ! パシャ! パシャ!

 

 アスカの耳にシャッター音が届く。

 嗚咽を漏らしている最中に、自分の肛門を接写されている事実に気付き、現実に引き戻された。

 

「イヤ! 撮らないで! 撮るなぁ!!」

「やっと夢の国から戻りましたか。ほら、お尻の穴、綺麗になりましたよ。一緒に見ますか?」

「いやああああ~~~!!」

 

 男が自慢気に撮影したばかりの画像を見せ付けて来る。

 アスカは糞を除去された代わりに、一センチ弱の洞が空いてしまった肛門を直視し、強烈な拒絶反応を示した。

 

「⋯⋯最低」

「そう気を落とさずに⋯⋯実験に付き合って頂けたら後で治して差し上げますから」

「実験?」

 

 淀んだ瞳で絶望に浸っていたアスカは、男の提案にジロリと視線を向ける。

 全く信用出来ないと言いたげな目付きだったが、当然だろう。承諾すれば一体、何をやらされるのやら。

 しかし、拒絶に意味が無いのも事実だった。断ったところで適当な理由を付けて、アスカに侮辱的行為を強いるに決まっているのだ。この男がそういう奴なのは既に理解していた。

 ならば、機嫌を損ねるのは得策ではない。多少なりとも此方にメリットを提示している内に、譲歩しておくのが最良なのではないか。

 アスカは搾取される弱者の立場に甘んじなければならない自分に、心底、嫌気が差していた。

 

「別にセクハラをしに来た訳ではないですからね」

「⋯⋯⋯⋯」

「⋯⋯本当ですよ?」

 

 アスカの男を見る目付きは便所虫を発見した時のそれだ。

 

「で、今日は専門家の方々にご足労いただいた次第です。決して、撮影スタッフではありません」

「どうでもいいわそんな事。それで、私に何をさせる気?」

「端的に言えば運動です。但し、彼らの行う計測の為に可能な限り、追い詰められた状況で死力を尽くしていただきます」

 

 意外に真面目な実験なのだろうか、しかし、疑問点が一つ。

 

「この有り様で、どう運動しろってのよ! 腹筋でもさせる気なのかしら!?」

 

 今のアスカは手足が無いのだから当然である。

 

「フフっ! それに関しては問題ありません。意匠を凝らしてますから⋯⋯」

「ちょっと!? やだ! 離して!」

 

 男はおもむろにアスカを抱き上げるとベッドから下ろした。ちなみに女の子の憧れ、お姫様抱っこである。アスカは憤慨した。

 抱き抱えたまま、男は説明を続ける。

 

「この部屋の広さは三十畳あります。アスカさんにはこの部屋を一周していただきます。勿論、ハンデ付きで⋯⋯」

「それって━━━━キャッ!?」

 

 部屋の隅でアスカは下ろされた。またもや、うつ伏せの体勢である。

 生け捕りにされた野良猫の如く、敵意を撒き散らすアスカの眼前に二つの品が突き付けられた。注射器型浣腸器と極太アナルディルドだ。

 異様な凄味すら放つ調教器具の登場に苦渋に満ちた表情を浮かべたアスカは、怒声を上げた。

 

「思った通りだわ! どうせろくでもない事を考えてると思ってたけど、これは極め付きよ!!」

「何かご不満でも?」

「不満しかないわ! お断りよ、こんな侮辱ッ!!」

 

 歯茎を剥き出して威嚇するアスカに、困ったなぁと言った男が顎を掻いて悩む素振りを見せたが、すぐに指を鳴らして説得を始めた。

 

「先程、撮影した写真と動画はどうしましょうかね? ふうま君にも見せてあげたいですねえ⋯⋯」

 

 どこまでも卑劣な男である。

 アスカに選択肢を与える気は無いらしい。

 

「グググッ! お、覚えておきなさいよ!」

「そうこなくては!」

 

 歯軋りしながら、ドス黒い唸りを上げるアスカだったが、男は暖簾に腕押しな態度だ。

 

「ではルールを教えますね。お尻に浣腸液を注入し、ディルドで栓をしたまま部屋を一周していただきます。途中で栓が抜けて、中身を撒き散らした時点でアスカさんの負け、罰ゲームを受けてもらいます。当然、介助はしませんので、芋虫のように這って移動してください」

「サイテーなゲームね。頭おかしいんじゃないの?」

「今日はお尻の日なので、我慢してくださいね」

 

 たった一晩でアスカの絶対殺すリスト、第二位にランクインした男に対しての視線は、絶対零度に等しい。

 半ば諦めの境地に達したのか、罰ゲームの内容を聞きもせずに肩を落とすアスカに、浣腸器を持った男が意気揚々と近付いた。

 

「おっ! おぉっふ! は、入ってくるううう~~!! ふぁっ!?」

 

 男が注射器を肛門に差し込むとアスカは心情と相反する、下品な嬌声を上げた。希釈されたグリセリンを腸内に注入され、不快な圧迫感が下腹部を膨らませてゆく。

 

「アスカさんには特別に多目に注入します。五百ミリリットル、我慢出来ますか?」

「む、むりぃ~⋯⋯や、やぶけっ⋯⋯ふおお!?」

 

 ゴロゴロと不穏な地鳴りが鳴り響く。推奨されている量の四倍を超えるグリセリンを流し込まれ、腸が蠕動運動を起こしているのだ。

 直腸のさらに先、S状結腸まで浣腸液が満たし大腸がのたうち回る。鈍痛がアスカを襲い、油汗が額に浮かんでは滴る。中身が吹き出しそうだ。歯を食い縛り、なんとか耐えることに成功した。

 下の世話までされて今更と言われようが、排便の瞬間まで観察されるのは後免だった。

 最後の一滴まで注がれたのだろうか、腸の拡張が停止すると、肛門に差し込まれたチューブが引き抜かれる感覚が伝わる。

 必死に浣腸圧に耐えるアスカの尻を一撫ですると、男は絶望的な一言を言い放った。

 

「流石はアスカさん。一流の対魔忍の評価は伊達ではないようだ。これならもう一本、いけそうですね」

「ひゃ、ひゃめええええぇ~~!! むりよ! 裂けちゃうわ! 絶対、むりぃ!!」

 

 アスカの顔色が恐怖で青ざめる。それは、戦いの中で味わう死の恐怖とは別の絶望の形だ。

 

「今度は一リットル。さっきの倍の量です。カメラの前で恥を掻きたくなければ頑張りなさい」

「やだああぁああぁあああぁ~~~~~~!!!!」

 

 男はギャグ漫画に出てきそうな、バカデカい注射器を持ち出していた。素面なら吹き出しそうな光景だが、アスカにとっては笑い事ではない。こんな量を注射されたら上からではなく下から吹き出してしまう。

 だから悲鳴を上げた。絶叫と言ってもいいだろう。暴漢に処女を奪われる少女の最後の抵抗と同じ、彼女は尊厳を守る為に、心の底から鳴いたのだ。

 だが、男は無慈悲な悪魔だった。生の姿を晒す少女が愛おしくて堪らないのだ。だから、二本目の浣腸の注入にも淀みはなかった。

 

「ほ、ほわあああああ~~~!!!! もう⋯⋯むり、だっ⋯⋯てばぁ~~!! げ、げんか、いいいいぃ~~~!! まだ入っ⋯⋯うほおおえああああ~~~!!!!」

 

 アスカは今日、何度目かも分からない白目を剥いた。そろそろ三百六十度、眼球が回転して元の場所に戻りそうだったが、そんな怪奇現象は起こらなかった。残念である。

 正直、目以外も見れた状態ではなかった。鼻の穴からは青虫色の鼻水が垂れていたし、下唇を食い破る寸前まで噛んでいるせいで、歌舞伎役者も顔負けの迫力だ。

 しかし、その努力は賞賛されるべきであろう。一リットル半のグリセリンを大腸に注入され、下腹部は妊娠したのかと錯覚しそうな程に膨れてしまっていたし、腹の中からは、ゴロゴロ以外にもピーピー、ギュルギュルとレッドアラームが鳴り続けているのだから。

 一本目の時点でS状結腸まで到達していた浣腸液の津波は、下行結腸を越えて横行結腸まで流れ込んで来たのだ。危険だった。このまま続けば盲腸までグリセリンで満たされてしまうかも知れない。もう既に全てを諦めてしまいそうな不快感と苦しみに襲われているというのに、これ以上、悪化したらアスカはどうなってしまうのか。

 

「ごわれ゛るうぅ!!! おなが、破れるがら゛ぁ~~!!! もうやめっ━━━━お゛ぉ゛うぅ!!?」

 

 二本目も流し終えたらしい。チューブが抜けると、容量を超えたグリセリンがプピュウという放屁音と共に少量零れた。

 柔らかいが薄い腸壁が軋む。何かの拍子にビニールや水風船のように破裂しそうな危うさに背筋が震え、腸内の奥に残る出来立てほやほやの糞便が溶液で緩み、大移動を開始する。

 尻穴の締まりだけでは塞き止められない。臀筋を総動員しなければ、アスカは早々に茶色い花火を宙に咲かせただろう。

 しかし、それもどれだけ持ち堪えるられるのか、というところで救いの神は訪れた。いや、その正体は死神だったのかも知れない。

 

「漏れてしまわないように、栓をしましょう。ゆっくりと慎重に、アスカさんも大きく息を吸って、力を抜いて⋯⋯」

「うひょおおお~~!! きつっ! そんな、太いの! 入らな⋯⋯いひいいいい!?」

 

 漆黒のアナルディルドが、梅干しのように引き締められた菊座にめり込んだのだ。

 長さ四十センチ、太さ八センチのペニス型の凶器である。肛虐に慣れた牝奴隷であろうと冷や汗を流すサイズだ。それが、おぞましい軋み音を鳴らし、皺穴を押し広げてゆく。

 メリメリ、ミチミチと焼きごてを差し込まれたに等しい鋭い痛みがアスカを苛み、心を折りにくる。アナル直径が野球ボールよりも一回り大きくなってしまっているのだ。入口が裂けてしまわなかったのは奇跡と言えた。

 張形はゆっくりとアスカの体内に沈んでゆく。直腸を拡張し、グリセリンの津波を結腸まで押し戻し、栓をする。異常な圧力が掛かり、大腸が破裂してしまいそうだ。四十センチのディルドである。ほぐしながら挿入しなければ、アスカには人工肛門の運命が待っている。

 

「う゛あ゛あ゛ッッ!! あ゛だっでッ!! 腸のお゛ぐ!! 奥、にッ⋯⋯当たってるううぅううぅう~~~~!!!!」

 

 どれだけ慎重に挿入したとしても、二十センチ弱の直腸に特大ディルドを収めるのは無理がある。腸の曲がり角、直腸S状部に張形の亀頭部分が当たり、つっかえる感触が男の手に伝わった。

 彼は一時、手を止めたものの、そこで挿入を終えるつもりはなかったようである。アスカが呼吸し、息を吐くタイミングに合わせて、じわじわと壁を押し退けようというのだ。

 時間を掛けて着実に進行は進む。内臓の曲がりを矯正し、一つの線に。黒棒はS状結腸を真っ直ぐに串刺してしまったのだ。その不快な圧迫は強烈な嘔吐感をアスカにもたらした。

 

「うぐっ!? おええぇぇ~~!! うぷ!? もうやめてぇ⋯⋯気持ち悪っ!!? ぐへぇ!!」

 

 内臓が痙攣し、下から無理に突き上げられる苦痛に、アスカは我慢出来ずにえづいた。酸っぱい唾液をだらしなく吐き出しながらも、苦しみに耐える。視界が潤むがそんな事は気にしている余裕もない。

 入口と出口。二つの口から同時にぶちまけたくなる感覚を味わい続けること五分か十分か、アスカにとって永遠とも思える苦しみの果てに、男の手はようやく止まった。

 さすがに根元までは入り切らなかったのか、アスカの肛門からは十センチ弱のディルドの余りが聳え立っている。

 大腸はグリセリンでパンパン。アナルは切れ痔になる寸前である。しかし、これでもまだ、アスカはスタートラインに立ったばかりなのだ。

 

「いいですか? 中身を漏らさないように部屋を一周ですよ。ショートカットは反則。タイムは計りませんが、あまりにもたついているようなら失格にします。よろしいですね?」

「ま、待って! おぐっ!? やっぱ、無━━」

「スタート!」

 

 アスカは尻を叩かれた。早く行けと言うことだ。

 泣く泣く彼女は動き出す。顎と半分しかない太腿を使って尺取り虫ように床を這うのだ。惨めで、何よりも苦しかった。少し身体を曲げるだけでも腹の奥から、おぞましい異音がする。

 転がった方が速いのだろうが、尻からはみ出したディルドがストッパーになり無理だ。

 腹から雷鳴が響く、腸が脈動しているのだ。腹圧の変化で緩んだ便が大腸内を好き勝手に行ったり来たりしていた。一歩分の距離を進む度に、ガッチリ嵌まっていた筈のディルドが抜けてゆく感覚がある。

 異物は排出しなければならない。生理的には当然の反応だが、まだ待って欲しい。アスカは心から哀願した。

 

「その調子ですよ、アスカさん! 皆さんも応援してあげなさい」

「曲がり角だぞ! 気を付けろー!」

「あんよがじょーず! あんよがじょーず!」

 

 せせら笑いと小馬鹿にした声援が耳に届く、彼らにとってアスカは見世物小屋の珍獣なのだ。彼らによる実験記録の名目で、この無様な姿は半永久的に残されるのだった。

 

 ブピイイイィィ!!

 

 唐突に間抜けな音が鳴った。アスカの屁だ。結腸から押し出された気泡が、アナルの隙間から漏れ出してラッパを吹いたのである。

 

「ハハハハハ!! たっけぇ音!」

「おなラッパだ! くっせぇな!」

「~~~~~~ッッッ!!」

 

 予想外に高音で部屋に響き渡る放屁に、アスカの耳が湯気を吹き出した。これも録音されていると考えただけで死にたくなる。既に茶色い物まで見られているが、女として譲れない一線があるのだろう。

 それでも、アスカは歯を食い縛り進む。例え徒歩の数分の一の速度でも、前へ前へと進むのだ。

 彼女の努力は報われつつあった。道行の半分を走破したのだ。苦しみは変わらないが、尻穴が火を吹く痛みにも慣れてきたところである。

 “イケる”とアスカは思った。当然だ。どんな苦境も強靭な意思で乗り越えて来たのだ。これくらい何でもない。そう自分を鼓舞しながら、歩みを進めるアスカの様子を見て、男がポケットに手を突っ込んだ。

 

「流石ですねアスカさん。やはり、貴女は強さと美しさを兼ね揃えた素晴らしい女性だ」

「では、こんなものは如何でしょうか?」

 

 男がポケットの中で小さな機械のスイッチを入れた。

 

「ほあっヒイイイイぃぃ~~~!!!! う、動くの!!? お尻の中で、何か動いてりゅのおおおお~~~!! ウギッ! オッホア!? ぐ、ぐるじぃ~~⋯⋯いだいいいいぃ~~~!!!!」

 

 重々しい駆動音と共に、ディルドがうねる。

 ゴリゴリとディルドの太さに馴染み始めていた腸内を再び抉り、蹂躙した。この張形は無線式の電動ディルドだったのだ。

 直線的な挿入では味わえない横への拡張工事はアスカの度肝を抜いた。桃色の健康的な腸壁を左右に伸ばして解す。痛くて苦しい。普段、動かすことを意識していない内臓器官を、無理矢理にストレッチされているのだから当然だろう。

 

「あっ、あぁ⋯⋯んぐっ! いぐ!? おっお~! これ何!? やばっ! ンムゥ~~~ッ!!」

 

 アナル犬の鳴き声に苦痛と似て非なる色が付き始めていた。こんなに苦しいのにおかしいとアスカは思う。痛いを熱いと感じている自分に気が付くのに時間は掛からなかった。

 そうなるともう止まらない。アヌスから溢れ、蟻の門渡りから陰部へと滴るグリセリンの川に別の泥濘が混ざり始めたのである。

 

「おや? どうしたしたか? そんなにお尻をくねらせて、前に進んでいませんよ?」

「こんな⋯⋯嘘よぉ~⋯⋯んひ! お尻で⋯⋯こんなぁ~~」

 

 駄目だ。これは駄目だ。後は一本道、たった数メートルの距離でゴールなのに、無理だ。耐えられない。アスカは思った。痛いだけなら、苦しいだけなら幾らでも我慢出来たのに、気持ち良いと感じてしまっては駄目だ。拒絶出来ない。受け入れてしまう。

 強く締まっていた筈の菊座が、快楽に緩んでゆく。腸液とグリセリンにまみれたディルドが、ズルズルと抜け落ちてゆく。

 

「あ、ああっあぁあ~~⋯⋯き、気持ちいいいいいぃ~~~~⋯⋯」

 

 声に出してみると堪らなかった。我慢は身体に毒とはよく言ったものである。アナル調教がこんなにも気持ち良いなんて、アスカにとっても新発見だ。

 折れ曲がるディルドが腰椎の際を擦り、子宮をノックする。尻穴の隙間からジュポジュポと淫らな粘音が響き、アスカの直腸は糞便と腸液とグリセリンを混合させるシェイカーと化してしまった。

 だが、これはどういう事だろうか、喜色満面で肛虐の沼に嵌まりながらも、アスカは少しずつ前に進み始めたのだ。それは、半ば無意識の動作だったのかも知れない。それでも、彼女は諦めていなかったのである。

 

「まだぁ⋯⋯ひううぅううん! あと⋯⋯ちょっとぉ! んんん~~~ッ!」

 

 アナル性感と排便欲に耐え抜き、ゴールは目前だった。情欲に濡れたアスカの表情も思わず綻ぶ。しかし、その油断が命取りだった。

 うねくる黒蛇が突然、高速振動を始めたのだ。ディルドにはバイブ機能も内蔵していたらしい。辛うじて暴れん棒を咥え込むことに成功していた肛門括約筋が一気に緩み、棒の大部分が外に排出されてしまった。

 

「くひいいいい~~~!! 卑怯ものぉ~~⋯⋯止めなひゃいよぉ! ほっおっほぉ!!? らめぇ!? 抜けちゃううう~~~~!!」

 

 亀頭部分の出っ張りが肛門に引っ掛かり、全部がすっぽ抜けるという最悪の事態は回避出来た。しかし、うねるディルドは尻の上でプロペラの如く回転し、排泄口をぐちゃぐちゃに広げてしまい、その内側からは巨大な糞の塊が早く外に出せと押し相撲を仕掛けているのだ。

 歯の根が合わない程に肢体が痙攣し、絶望に視界が真っ暗になりながらもアスカは最後の一這いを進めた。早くこの地獄を終わらせたかったのだ。正常な判断を失った彼女の脳内ではゴール=ウンチをしてもよいのだという図式が成立していた。

 眼前に男が待って居るのを見て、ゴールだとアスカは思ったが、そこが彼女の限界だった。

 

「ダメぇ!? やだ! やだぁ!! 漏れちゃうううう!! いやあ!! あぁっ、あああああぁあぁあああぁ!!!!」

 

 特大ディルドがシャンパンコルクの様に宙を飛んだ。男達の歓声が響き渡る。

 二メートルも離れた床にディルドが落下すると同時に蕾が崩壊した。

 

 ブッッシャアアアアアアァァァ~~~~~~!!!! ブリッ! ブリッ! ブビッ! ブビビビッリリリッ!! ブビビイイイイ~~~~!!!!

 

「ぶひいいいいいぃぃぃ~~~~!!!!」

 

 肛門から茶色い物体が飛び出した。途轍もなく長い一本糞だ。長さは二十五センチ、太さも五センチはある。それが、糞汁混じりの浣腸液と共に吹き出したのだ。

 その時のアスカの表情は見物だった。絶望と恥辱、そして快楽が煮込まれ、まるで底無し沼に呑まれる哀れな幼子の様である。

 取り返しのつかない失態に呆然と涙を流す姿は牡達の情欲を誘った。

 汚染された噴水の放出はまだ続いている。汚ならしい放屁をBGMに部屋中に汚水を撒き散らすのだ。時折、糞汁よりも重い質量を持った宿便も発射された。ほんの数センチ、最初の一本グソよりもずっと小さいが、半下痢状のそれは、床に落ちるとフローリングに前衛美術的な模様を塗り込んだのである。

 

「ひへぇ⋯⋯うんち、漏らしちゃったあ~⋯⋯ひへへへ⋯⋯ぶりぶり気持ちいいん!」

 

 残便の砲弾は三発も続いた。それが終わると汚噴水も止まり、アスカはスカトロアクメの余韻と、女として終わったという絶望に包まれ、死にかけた蛙そっくりの有り様で潰れた。

 部屋は悲惨な状態だった。肛門から抜け落ちても自動で動き続けるディルドを止める者も居らず、至る所から硫黄の腐臭が漂い、糞汁の染みと水溜まりが散見される。これはクリーニングしても臭いと染みが取れるか怪しいところだ。

 

「漏らしてしまいましたねぇ~⋯⋯これは、アスカさんの負けでよろしいですね?」

「ちがうのぉ⋯⋯これは、ちょっとオナラが出ちゃっただけぇ~⋯⋯だからぁ⋯⋯負けてないわよぉ~⋯⋯」

 

 焦点の合わない瞳のアスカは、へらへら笑いながら、意味を成さない言い訳を呟く。

 男はそんな彼女を掴むと後ろを振り向かせて、糞だらけの光景を見せ付けた。

 

「おかしなことを⋯⋯これをご覧なさい。アスカさんが汚したんですよ?」

「きったねぇなぁ~! デカイ茄子みてぇな一本グソだぜ!」

「いやああっ! 私じゃないのぉ! あんたが悪い! 私は悪くないのお!」

 

 嫌々と首を振り、目を逸らそうとするアスカの顎を掴み、固定する男。一本糞を眼前に突き付けられ、駄々を捏ねる幼女のように唸る彼女に彼は言った。

 

「お待ちかねの罰ゲームの時間と参りましょう。なに、難しい事はありませんから⋯⋯一日中、私とアナルセックスをしてもらうだけです」

「やぁ! もう、アナルはイヤぁ!」

「ちゃんとゴール出来れば、今日はお休みにしようと思ってたのですがね⋯⋯さぁ、また浣腸しますよ。しっかり綺麗にしましょうね」

 

 男は容赦しなかった。アスカの肛門開発に丸一日費やし、尻穴奴隷として調教するつもりだ。震え声で哀願するアスカへの配慮は存在しない。

 そして、一リットル浣腸は再び、彼女のアヌスに挿入された。

 

「お゛ぉ゛!?」

 

 一息ついていた大腸にグリセリンが満たされてゆく。先程よりは量も少なく、拡張に身体も早く馴染んだようだ。それでも圧迫感に変わりはないのだが⋯⋯。

 

「下っ腹がぽっこりして妊婦さんみたいですね。触るとぷにぷにしていて気持ち良いです」

「しゃ、しゃわるにゃあ! おしゅなあ! ひううっ!」

 

 重力に従い、ぽってりと垂れた下腹部に男は愛おしそうに撫で回し、アスカは鳥肌を立てた。グリセリンの重みを感じる脂肪に指を這わせ、手の平で押すと大腸がゴロゴロと身悶えするのが分かる。

 男にはアスカの焦りが手に取るように理解出来た。手から逃れようとしているのは不快なのではなく気持ち良いからだと。指を少しずらして臍に中指を突っ込み、ほじくり回してやると、嬌声を上げて女の顔を見せた。

 イカ腹の達磨美女は男の興奮を掻き立てるのに十分な仕事を果しているようだ。臀部を頂点に緩い曲線を描くアスカの脇腹に男は齧り付いた。いつもの口付けではない、歯を立てたのだ。

 

「あぎいいぃ~っ!!」

 

 脂肪は薄いがその下に眠る筋肉は柔らかく肉厚だった。アスカの霜降りカイノミは艶やかで、軽く噛み締めるだけで肉汁が滴りそうだ。

 もっと味わおうと顎に力を込めるとアスカが悲鳴を上げ、肛門から浣腸液が少し吹き出した。腹斜筋のコリコリが分かるほどの力だ。口を離すと赤い歯形が刻み込まれていた。

 内出血で腫れる傷を癒す為に、男がベロを擦り付けて唾を塗り込んだ。アスカは擽ったいような、気持ち良いような生ぬるい感触に身悶えしてしまう。

 男は他の部位も食べてみたいと思った。この雌牛は性欲と食欲を同時に高ぶらせる極上の美体を誇るのだ。次はどこに、もっと肉厚な部分が良い。彼が天に聳える双子山に標的を定めるのは自然な流れだった。

 

「止めて、噛むのは止めて⋯⋯お願いよぉ⋯⋯」

 

 男が臀部の笑窪の辺りをペロペロ舐め出したことで、アスカはその思惑を察知したようだ。震えて消え入りそうな声で止めようとする哀れな姿は、普段の彼女を知る異性からしたら、とてつもなく嗜虐心をそそられる光景に違いない。

 現に彼もそうなのだ。イカ腹を片手で持て遊びながら尻に異常愛を注ぐ男は、もっと彼女を苛めたくなり、にんまり笑いながら口を開いた。

 

「印を付けないといけません。貴女の敗北の証を⋯⋯皆さんに分かる形で⋯⋯そして、また撒き散らしなさい。恥ずかしいものは全て、私の目の前でね」

「あ、跡を付けるのは止めてちょうだい。ほんとに跡は付けないで! 私、代わりに━━あぎゃいいいい~~!!」

 

 男は揺れる尻肉に牙を突き立てた。先程よりも強い、血が流れるほどだ。アスカの視界が涙で滲む。さらに男は追い討ちを仕掛けた。浣腸液の詰まった下腹を無理矢理、押し込んだのである。

 

「お゛っお゛っお゛ぉ~~~!! で、出りゅうううう~~~!!!!」

 

 水鉄砲の要領で浣腸液が押し出され、再び土色の放物線を描いた。アスカはその解放感に品性の欠ける雄叫びを上げ、芸術に彩りを添える。

 幸いだったのは先程の浣腸で、汚物の大半は出てしまっていた為に、固形物は飛び出さなかった点だろうか。

 

「まだ少し色が付いてますね。もっと洗わなければ」

 

 男は下準備の手を抜くつもりはないようだ。嫌がるアスカに追加で二度の腸内洗浄を施すとようやくグリセリンに汚物が混ざらなくなった。

 

「これで良し! さぁ、二人で楽しみましょう?」

「やぁあぁ⋯⋯」

 

 男はアスカの谷間に鼻先を突っ込むと執拗に臭いを嗅いだ。香るのは女の汗と僅かな腸内粘液の生々しい臭気。糞便の硫黄臭はしなかった。

 中身はどうだろうか。臭いの次は味だと、男は尻臀を広げて舌を突き入れた。あの濃厚な味もしない、根元まで舌を侵入させたが変わらないようだ。男は若干の物足りなさを感じながらも、腸壁のツルツルした舌触りと、焼けてしまいそうな体内温度を楽しみ、舌を抜いた。

 男は既に勃起しっぱなしだ。ズボンからペニスを取り出すとアスカに跨がり、窄みに亀頭を添えるが━━。

 

「嫌よ! やだぁ! あんたとアナルセックスなんてしたくない! イヤぁ!!」

 

 この有り様だった。どうやら本気で男との肛姦が嫌らしい。

 亀頭の感触を蕾に察知した瞬間から、身を捩り、叫び、挿入させまいと暴れまくる。これではソドミーではなくロデオだなと男は思った。

 やはりタフな女だった。大抵の女はこれだけ恥辱を刻まれれば心が折れるか、そうでなくとも従順なフリをして、心身のダメージを最小にしようという発想に逃げるのが普通である。

 だが彼女は火事場の馬鹿力を残していたようで、その様子に、さすがの男も目を丸くしているようだ。

 

「アスカさんは意外と我が儘なようですね」

 

 呆れた物言いだが、男の口の端は歪に吊り上げっている。嬉しいのだ、彼女が最後の意地を見せたことが、だから念入りに折る。このまま犯すのは勿体無い。

 そう決めた男はアスカを横から覗き込み、声を掛ける。

 

「本当にしたくないのですか? アナルセックス、気持ち良いのに⋯⋯」

「あんたなんかにお尻を犯されるなんて、真っ平御免よ!!」

「ふむ、ならばもう一勝負いかがですか?」

 

 アスカの啖呵を聞いた男は数度か頷き、指を鳴らして提案を持ち掛けた。

 

「勝負?」

「えぇ、リターンマッチと言うヤツですよ! アスカさんには条件を変えて、逆回りで部屋をもう一周していただきたい」

 

 アスカの脳内に先の屈辱が甦る。

 

「⋯⋯それに勝てば?」

「勿論、手を出しません。約束は守ります」

 

 美女の眉間に深い皺が浮かぶ。

 それだけのトラウマを彼女は植え付けられたのだ。その苦悩は計り知れない。

 

「━━受けて立つわ!」

「そうこなくては!」

 

 アスカは苦悩の末、立ち向かう事を選んだようだ。トラウマから逃げなかったのは、生来の負けず嫌いな気質によるものだろうか。

 しかし、この男の考える事だ。どれだけ悪辣な条件を突き付けて来るのか想像も出来ない。

 

「今回も先程と同じく浣腸をしていただきます。慣れたものでしょう? さらに特別サービスでディルドは使用しません」

 

 アスカは内心で安堵した。あの尻穴を拡張される苦しみがないのであれば、かなり楽になる。この男は舐めているのだと彼女は思った。あの醜態を見て、容易い相手だと考えて慢心しているのだ。権力者特有の思い上がり、痛い目を見せてやるとアスカは決意した。

 

(今に見ていなさい!)

 

 アスカは幾分か気力を取り戻し、強気な目付きで男を睨み付けたが━━。

 

「その代わりに浣腸は六リットル入れます」

 

 なけなしの反抗心は、いとも容易く砕け散った。

 

「ふざけないで! そんなに入れたら、裂けちゃうわ!」

「知らないのですか? あの井河アサギさんは十リットルの浣腸に耐えたそうです。いけますよ」

「あの人と一緒にしないで!!」

 

 唐突にディスられる最強の対魔忍。

 その時、五車学園校長室でくしゃみが鳴ったが彼らには与り知らないことであった。

 

「井河に出来て、甲河に出来ないはずはありません。では、いきます」

「本当に死んじゃうわ! 人工肛門なんて絶対に嫌ッ━━━━あびいぃん!!?」

 

 再び、駄々を捏ね始めたアスカの蕾にプラスチック製のプラグが挿入されてしまう。そして、プラグの後ろからはチューブが伸びて給水タンクに繋がっていた。その中身はグリセリンだろう。

 これが全て尻穴に注がれるのだと思うと、アスカの顔から血の気が引いた。

 

「あまり、我が儘ばかり言うものではありませんよ」

「んああぁあああぁ~~~~!! くりゅううう!!」

 

 容赦なく注入は始まった。桁違いの浣腸量にアスカの腹は急速に肥大化してゆく。それは妊婦か、それとも人間風船か、歪にせり出した腹で身体を支える体勢を余儀なくされた彼女は呻き声を漏らす。

 

「うぐぐぅ~⋯⋯お、お腹、パンパンになってりゅ!? おっおっおっ!?」

 

 腹の中で大腸が軋んでいる。明らかに容量オーバーである。腸壁の薄膜が悲鳴を上げたのもアスカには聞こえていた。破れるのが先か、吹き出すのが先か、押し出された小腸の未消化物が口からまろび出てもおかしくはない。

 しかし、アスカは過剰な腸洗浄に高ぶる自分を発見したのも事実だった。まるで特大のペニスを膣内に打ち込まれたのと似て非なる快感である。ひょっとしたら取り返しのつかない事になるかも知れないという恐怖と危機感すら、今の彼女は燃料として燃やしていた。

 アスカはこの内面を男に知られてはならないと生唾を飲み込んだ。

 

「少し意趣を変えようと思います。まずはお尻の穴を締めなさい。そうするとプラグにロックが掛かり、その間は中身が漏れなくなります」

 

 言われた通りにアナルを閉じると歯車が噛み合うような音がした。すると、男がチューブをプラグから取り外しても中身が漏れず、アスカはおかしな道具が有るものだと、妙に感心してしまった。

 

「これ見えますか? 風船です。今からこの風船をプラグに装着します。これなら多少漏らしても外を汚す心配はありません。ですが、一定以上の量を放出してしまえば、汚水の重さで外れてしまうでしょうね。アスカさんにはお腹の重石を我慢して進むか、お腹を軽くして失敗するリスクを負って手早く進むか、考えて挑んでいただきたい」

 

 赤い風船を見せびらかしながら、“面白い意趣でしょう”と得意気に言う男に頭突きを食らわせてやりたい気持ちを何とか我慢し、舌打ちをするアスカはただ一言。

 

「クソ野郎ッ!」

「失礼ですが、その言葉はアスカさんの方がお似合いだと思いますよ。それと、これもどうぞ⋯⋯」

 

 男はアスカの目の前に何かを放り投げた。モップの先端部分である。柄は取り外してあるようだ。

 訝しげなアスカを見下ろしながら、男が言った。

 

「そのモップを口に咥えて、床を掃除しながら進みなさい。アスカさんが脱糞をして汚したのですから、後始末をするのは当然の事です」

「グググッ! こんな屈辱ッ!」

 

 アスカは恥辱に震えながらも腹を括った。こんな馬鹿げた催しはおしまいにしたかったのだ。

 モップの接続部を口に咥えると奇怪な掃除用具が完成した。モップもそうだが、喪失した手足の代わりに乳房と水っ腹で身体を支え、肛門から赤い風船がぶら下がっているのも滑稽で、見物人達の失笑を誘った。

 白衣達が自分を指差しして、クスクスと笑っているのを精神力を総動員してスルーしたアスカは汚物の掃除を始めた。

 

「うぐっ、ふん! んんん~~!!」

 

(う、動かないっ!)

 

 アスカはスタート地点から動けていなかった。腹が邪魔で前進出来ないのだ。今のアスカはまるで太り過ぎたアザラシだった。モップがストッパーになり顎を使えないのも痛い。ならばどうするのか。

 

「おっふおぉ~~! ほひぃ~~⋯⋯ほあっ!」

 

 アスカは尻の引き締めを緩めた。男のアドバイスに乗るのは癪だったが、背に腹は代えられないと言うやつだ。

 肛門から予想以上の勢いで浣腸液が迸り、水音混じりの放屁が下品なラッパ音を鳴らした。

 また爆笑が響き渡る。しかし、どうにもならない。

 風船はどんどん膨らんでゆく。一リットルか二リットルか、アスカにもよく分からなかったが、腹回りがだいぶ楽になったのを感じる。風船が重りになり、引っ張られたプラグがアナルに悩ましい刺激を与えてくるが、これなら何とか行けそうだ。

 カタツムリ並の速度でアスカは這いずった。床に落ちた自分の汚物を回収しながらである。酷い臭いだった。こんな物が自身の体内から出たと思うだけで、彼女の尊厳は瓦礫のように崩れ落ちてしまう。気持ち悪い。一人であれば嘔吐していたかも知れない。

 無心で作業する筈が、ネガティブな考えばかりが頭に浮かぶ。

 

「ほら、頑張って下さい。あそこにも落ちてますよ!」

「ヒィ! お、あひゃ! ゆ、揺らしゅなあ!」

 

 男がキャリアーから取り出した棒を使って、水風船を突っついてきた。下劣な行為だ。案の定、風船の揺れに従い、アナルが左右に捻れる快楽刺激にアスカの動きが止まる。

 悔しいとアスカは感じた。男の思い通りになるのが情けないとアスカは思った。それを心地好いと感じている自分に。

 緩んだ穴からグリセリンが流出する。慌てて止めるアスカだったが、風船はみっちりと重量感を増していた。

 

「皆さんもアスカさんを応援してあげなさい!」

「へへ、待ってました」

「今日はこれを使うか!」

 

 男の声掛けに記録役に徹していた白衣達が沸き立った。

 そして、各自が好みの遊び道具を手に取ると、アスカの肢体を一緒になって持て遊び始めるのだ。

 

「ひょっ!? 来るにゃああ! ひゃうん! ひぃ、くぅぅん! や、やめ、ひょわああああ~~~!!」

「ここが良いのか? ん~?」

「弄られて気持ち良いんだろが、マゾ女め!」

 

 脇の下や脇腹を猫じゃらしと羽根はたきで擽られる。むず痒い刺激に身体が勝手に捩れ、横隔膜が痙攣した。

 アスカは身を捻って擽り攻撃から逃れようとしたが、反対側からも責められて可愛らしい笑いをこぼしてしまう。

 

「ふひっ、あひゃひゃ! あっ、ひぁ、うひっくぁ⋯⋯んん~~~!!」

「こいつ、感じてやがるぜ!」

 

 ただ笑っているだけなら良かったが、漏れる声音には甘い蜜が混じっている。アスカは彼らのおもちゃだ。恥部を晒し、過敏な箇所を弄られ、名も知らない低俗な男達に揶揄され、弄ばれているのである。

 触れられる度に蕾の栓が外れ、粘液が漏れるのを慌てて止めるが、狼藉は止まらない。

 尻穴に集中していたアスカは気付かなかったが、女性器からは糖蜜が零れ落ちている。尻を天井に突き出し、欠損した太腿を擦り合わせると無花果の果肉からネチネチと淫らな粘音が奏でられた。

 心は兎も角、肉体は牡に嬲り者にされること甘受しているようだ。

 

「自分で進めないなら牽引してやるよ!」

「ぶぎぃ!? ふがっ! んあ゛ああぁあああ~~~!!!!」

 

 モジモジと揺れながら、その場で釘付けになっているアスカの鼻に痛みが走った。

 無様な苦鳴を上げる彼女の鼻の穴には鼻フックが引っ掛けられている。こんな物まで用意していたのか、白衣の一人がフックを取り付けてアスカの豚顔を公開したのだ。

 激痛に涙ぐみながら、アスカは豚のように鳴いた。目を見開き、信じられないといった様子だ。フックで鼻の穴が引き伸ばされ、パチンコ玉サイズの洞窟からは茶色い鼻毛が数本飛び出している。上唇も鼻に吊られて捲れ上がり、前歯が剥き出しになっているので、見ようによっては豚よりも、ハダカデバネズミに似ていると言える有り様である。

 

「鼻毛出てるぞ! うわ! おまけに鼻くそまで付いてら、きったねぇな!」

「んぶううう!! じね゛!!!! じねぇ!!!!」

 

 アスカは怒りと悲しみに身を焦がした。女には誰しも、決して踏み荒らされたくない領域と言うものが存在する。この白衣の若者はアスカに残ったなけなしのそれを、遊び半分に踏み荒らしたのだ。

 大粒の雨を瞳から降らせながら、瞬き一つせずに血走った視線で射殺そうとする姿は、般若と呼んでも差し支えあるまい。

 

「牝豚が一丁前にキレやがって。お前は人間じゃねぇ! ペットなんだよ! オラァ! 散歩に連れてってやるよぉ」

 

 若者が鼻フックに細長い紐を結び付けた。長い紐で数メートルはある。若者は器用にジャンプして汚物を回避すると、離れた綺麗な床の上から紐を引っ張った。

 

「ブヒイイイイ!!? や゛あ゛あ゛あ゛あぁ!!!!」

 

 ミチリと何かが切れる音がした。鼻の穴から鼻血が流れ出す。痛い。勿論、生命に関わる激痛ではない。だがそれ故に等身大のリアリティのある苦痛だった。だからアスカは耐えることが出来ずに、ズルズル前に引きずり出されてしまう。

 牝豚は自分の汚物の上に乗り出してしまった。まだ拭いていない場所である。モップは既に意味を成していなかった。アスカの躰がモップの代わりだからだ。

 グリセリンにまみれた肢体はよく滑る。さっきまでは動こうとしても中々前に進まなかったのに、今は逆に踏ん張ろうとしても前に引き摺られてしまう。

 フゴフゴ言いながら粗相の上を滑るが、アスカは嫌がった。白衣の若者がどこに誘導しようとしているのか勘付いたのだ。

 視線の先には茶色い塊が鎮座している。物々しい迫力すら放つその物体は、アスカが放り出した一本糞だった。全長二十五センチの新鮮な糞塊は未だに湯気と腐敗臭を立ち昇らせてアスカを待ち構えている。

 

「自分で片付けろよ! そのデカい、ヒグマのケツから放り出たみてぇな糞をよ。口に咥えてゴミに捨てるんだよぉ!」

「やめで!! はなじなざい! いだいがら! うあ゛あぁ!!」

 

 力任せにフックが引かれまくる。鼻腔から溢れた鼻血が喉に絡まり上手く発音すら出来ない。それでもアスカは必死に抵抗していた。自前の物とは言え排泄物を口に含むなんて無理だ。

 首の力だけで引力に耐えるアスカを尻目に、横で何やら話し合う人影が二つ。

 

「どうしたのですか? 君も混ざりなさい」

「いやぁ⋯⋯へへ、へ⋯⋯」

 

 男は鼻血だらだらのアスカを眺めながら、これだけの美女でも鼻フックをされたら不細工になるんだなと、しみじみしていたところだった。

 そんな中で仲間の輪に入れず、一人でうろうろする新人研究者を見つけて声を掛けたのだ。

 

「僕はこういったのは初めてでして⋯⋯」

 

 成る程、気弱そうな青年だ。この研究所は男の意向で、ふしだらな問題を起こして古巣を追い出された問題児研究者が大勢在籍しているが、若い新人の中にはウブな者も居る。どうやら彼もその一人のようだ。

 ここは雇い主として一肌脱いでやるかと男が頷いた。彼の背中を押して度胸をつけてやろうと言うのだ。

 

「そんな貴方にぴったりな道具があります!」

 

 キャリアーの中を漁る男はやがて、グリップの付いたリモコンに似た機械を取り出した。テーザーガンである。

 強力な電撃で相手を昏倒させる武器を用いて何をさせるつもりなのか。

 

「え? で、でもこれは⋯⋯」

「護身用ですから威力は低い銃です。貴方が心配していることは起こりません」

 

 おっかなびっくりといった様子で渡されたテーザーガンを持つ研究員を男が唆す。

 

「その手の銃で彼女を撃ちなさい。場所は⋯⋯お尻が良いでしょう」

「し、しかし!」

 

 彼は真っ当な倫理観を持っているのだろう。あの哀れな女性に鞭打つ行為を理性が拒絶していた。

 しかし、男は気付いている。彼の股間がはち切れんばかりに膨張している事実に。アスカが痴態を晒す度にチラチラと横目で眺める姿は男にとって微笑ましく映ったに違いない。

 標準がアスカの臀部に向くように矯正してやりながら、男は新米研究員に言った。

 

「ここで働くならば、こういう行為は早い内に経験しておくべきです。貴方も意外と癖になるかも知れません。それに、一人で仲間外れになるよりも、度胸を見せて私に名前を覚えさせた方が、貴方にとっても有益だと思いますがね」

「っ! は、はい!」

 

 気弱そうに見えても人並みに野心はあるのだろう。雇い主の覚えを良くする機会だと思い至り、半ば反射的に引き金を引いた。

 

「いぎゃあああああああ~~~~!!!!」

 

 小さな射出音と共に針状の電極が飛び出し、アスカの左の尻臀に突き刺さった。本体から銅線を伝い、流れた五万ボルトの電撃は彼女にとって悪魔的な威力を発揮したのだ。

 電極の針が尻肉に刺さる痛みを感じる前に、アスカの脳内は真っ白に焼き付いた。自分の身に何が起こったのか理解することすら不可能。彼女は臀部にスズメバチの毒針をダース単位で打ち込まれたのに匹敵する激痛と、意思の制御から次々に外れてゆく筋肉の反乱に対処する術はなかった。

 その電流のダメージを最も被ったのは肛門括約筋である。一時的な麻痺による脱力で、アナルの引き締めを継続出来なくなった尻では、浣腸液の鉄砲水を止められない。

 六リットルのグリセリンを流し込まれて、アナル風船は急激に膨らんだ。当然ながらぶら下がる数キロの重りは、脱力した尻穴から林檎のようにもぎ取られた。

 

「を゛を゛ぉ゛ん!!?」

 

 ブビュル!! ビュルン!! ブビビブビュルルルルン!!!!

 

 電流による麻痺はオーガズムの余韻に似ていた。

 それは、脳の誤認によるものかも知れなかった。しかし、アスカの感じている子宮の疼き、腰椎の痺れ、脳内麻薬に溺れてゆく意識は、牡に愛された一夜の交わりと同じように感じられたのだ。

 気泡混じりの浣腸液が辺りに撒き散らされても、アスカは気にしなかった。その余裕がなかったとも言える。

 頤を天井に向けて反らした牝豚は、舌を喉に詰まらせ首を絞められた鶏のような苦鳴を上げ、全身を小刻みに痙攣させていたのだ。

 テーザーガンを撃った研究者が、引き金を引きっぱなしであったことに思い至り指を離すと、漸く解放されたアスカは、舌を口の外に放り出しながら、自慢の一本糞に顔面から突っ込んだのだった。

 

 

 ※

 

 

「いやぁ、勝負は残念でしたね」

「ふぁい」

「また私が、汚れた身体を拭いてあげますからね」

「ふぁい」

 

 顔面に糞をペースト状に塗りたくったアスカを回収した男は、彼女がショックで放心状態に陥ったのを良いことに人形扱いしていた。

 聞いているのかいないのか、痴呆染みた返事をブツブツ呟くアスカに、男は適当な事を吹き込み遊んでいたのだ。

 

「どうやら彼らは、日頃の研究でストレスが溜まっていたようです。アスカさんにあの様な無体を働くとは。罰として部屋の掃除は彼らにやらせましょう」

「ふぁい」

 

 淡々と床を磨き、新しいベッドを搬入する部下達に責任転嫁する男。

 顔の糞便を綺麗に拭ってやりつつ、彼は耳打ちを続ける。

 

「これだけ汚れていても、抱き締めると良い香りがしますね」

「ふぁい」

 

 アスカの耳にうなじを嗅ぐ男の息遣いが聞こえた。

 

「この話は知っていますか? 匂いに関する話です。男女は遺伝子的に相性の良い異性の体臭を本能で求めてしまう。ありがちな父親の体臭を嫌う娘というのは、本能で既に自分はこの遺伝子を持っていると理解しているからなのです。分かりますか? 例え排泄物であろうとも、私がアスカさんの放つあらゆる臭いを好ましく感じるのは、それだけ私達の相性が良い証なのですよ」

「ふぁい」

「この話、アスカさんはどう思いますか?」

「ふぁい」

 

 夢遊病患者と言ってもよい状態で男の口説き文句をスルーするアスカだった。

 どうやら、あれこれ話ている内に、部屋の片付けが完了したようだ。

 

「ご苦労様でした。今日のところはこれで、またよろしくお願いしますね」

 

 撤収命令である。観賞会のみで本番に参加させてもらえない白衣達は不満そうだったが、男が何やら耳打ちするとコクコクと頷き、部屋から出て行った。

 抱き上げたアスカを再び、ベッドの上に運ぶと男は無遠慮に彼女の肩に腕を回し、好き放題に触り出す。

 

「ようやく二人きりになれましたね。約束通り、一日中お尻の穴を可愛がって差し上げます。楽しみですね」

「い⋯⋯ゃあ⋯⋯ひぃ、ん」

 

 男は楽しそうだ。あれだけアナルほぐしに手間を掛けたのだ、膣より柔らかく、舌より艶かしい穴壺の快楽を味わえるだろう。こうして触れ合っているだけで、勃起が止まらない。精巣の奥がムズムズしてくる。男はこの天性の牝豚を躾けたくて仕方がなかった。

 

「ほら、分かりますか? とても柔らかい。欲しがりアヌスです」

「ひぁ⋯⋯うっは⋯⋯きぃ⋯⋯ゃ⋯⋯あっあ、ひぃん」

 

 アスカを正面から抱き、中指を列車に、背骨を線路に見立て下降させてゆく。指先の触覚が動くとアスカがか細く鳴く、普段とは違う守ってあげたくなる様な、弱々しく媚を売った声音である。嫌がっているのか喜んでいるのか、両方ともとれる発情の声。

 指が尾てい骨をなぞると、男の耳道にアスカの熱い吐息が流れ込んだ。瀞みのある粘ついた息遣いに、この牝は牡を求めているのだと理解した男は肉の谷間に指を忍ばせてゆく。

 

「ゆび⋯⋯ゆびぃ~⋯⋯くしゅぐったい。あっひぁっ⋯⋯い⋯⋯いぃ」

 

 アスカはむず痒いのか自ら男に肢体を密着させた。魅力的な美巨乳を牡の胸板に押し付け、鼓動と体温をお裾分けする。肉厚な白桃の中心に、凝り固まった先っぽの存在を感じ、心地好い。

 男はお返しに穴皺と尻肉の境目、突っ張った薄皮を撫で回した。敏感肌から伝わる指紋の凹凸に緩穴がさらに脱力する。穴の内側が熱い。肛門陰窩から分泌された粘液が愛液のように直腸内を潤してゆく。開発され尽くしたアスカの肛門は、女陰と同じ機能を有し始めていた。

 

「ここはいかがですか? 痒いですか? 気持ち良いですか?」

「いぃ⋯⋯気持ち⋯⋯いぃん⋯⋯もっとぉ~⋯⋯」

 

 アナル皺に爪先を引っ掛け、弦楽器のように爪弾く。微細なコリコリ感はアスカを一流の楽器と化して、甘い旋律を奏でたのだ。

 そのままアナルを愛でていると、穴の中心から光る物が顔を出した。直腸内で滲み出ていた腸粘液が、中もほじって欲しいと溢れてきたのである。

 目視は出来ないが、男は指先の感覚でそれを察知した。透明な体液を軽く突っつき指を離すと、まるで納豆のように糸を引いた。濃度の高い腸液だ。それだけ興奮している証拠か、蕾からアナル愛液は際限無く湧き出している。

 指先に掬った粘液を肛門全体に塗りたくってやると、気持ち良いのだろうか、アスカの呼吸が早くなってゆく。躰も我慢出来ないのか、蕾が緩く開いて男を誘う。

 望むところだと彼は思った。菊座に中指を当て、軽く押し込むと容易く第一間接まで埋まった。良く馴染むケツマンコだ。すぐにでもペニスを挿入してしまいたい男だが、アスカにもご褒美をあげなくてはならない。

 

 クチュ! クチュ! ミチュ! ミチュ!

 

 穴の中で指に力を入れると、全くつっかえることなく動くのが分かる。何処までも深く沈んでしまいそうな柔らかさなのに、指を抜こうとすると肛門括約筋が赤ん坊の手のようにキュッと握り締めてくるのだ。

 今度は第二間接まで入れた。直腸の熱がアスカの体温を直に伝えてくれる。そのまま指を折り曲げ、揺すると水音が淫らに鳴る。アスカは照れ隠しで腰を波打たせた。

 

「やだぁ⋯⋯音、聞かないで⋯⋯ひぃん! 奥は、ダメっ⋯⋯あぁっ⋯⋯もっと開いちゃうううん!」

「アスカさん、可愛いです。もっと可愛い声、聞かせて下さい」

「か、可愛く、ないぃぃ~! ひん!?」

 

 やだやだと顔を振るアスカの頬に男は口付けした。すると彼女の躰が驚愕に震える。それは、キスのせいか、それとも中指を根元まで挿入されてしまったせいか。

 男は腸内でL字に曲げた指で、アスカの骨盤の裏側をノックした。厚く頑丈な感触だ。何度も叩くと腰骨の内側で振動が反響し、虫が這い回るのに似たゾクゾクする感覚が、子宮と腰椎にまで浸透し、アスカを苛んだ。

 

「あっ⋯⋯やん! だめ! く、イクッ! いくぅ! う、ああっ!」

 

 躰の内側から蕩ける感覚にアスカは甘く果てた。弱いが欲求を執拗に炙るオーガズムだ。甘イキする彼女を甚振る為に、男は骨盤責めを続けた。

 すると、指の動きに合わせて深層筋が収束する。それは拒絶ではなく催促だった。シルクの指触りの腸が、中指に纏わり付いて続きをおねだりしているのだ。

 本人の気質とは違い、躰は甘えん坊である。

 

「おおっ! 良く締まりますね。お尻の筋肉が発達している証拠です。骨盤も頑丈ですし、元気な赤ちゃんを産めますよ」

「ひぃああ! う、うるしゃいいぃ! あんたには⋯⋯うぁっ! 関係ないれしょお!? ウヒィ!?」

 

 男は体位を変え、アスカの背後に回り込んだ。赤面するアスカのアナルに二本目の指を沈めてやると、彼女は下品なアクメ声を上げた。

 腸の中で指の向きを変える。中指と人差し指の先を臍の側に向けて、前後に抜き差しする。直腸の隆起を探る、深くてゆっくりとしたストローク。

 アスカはもう許してとでも言いたげな流し目を背後の男に送る。しかし、男はその潤んだ瞳を別な意味で受け取った。

 

「お゛お゛う!!? そこはっ!! 赤ちゃんの部屋ぁ!!?」

 

 直腸の形状や筋肉の位置により生じる凹凸を楽しみ、指先で擦っていると、奥の方にゴルフボールサイズのシコリを見つけた。

 少し固く弾力もあるが、押すとへこむ。軽く押しただけで、アスカは面白い程に動揺する。

 埋まった玉の正体は彼女の子宮だ。コリコリした母胎の外壁をマッサージしてやると、肚奥が歪に胎動し、肛門がキツく締まった。まるで二本指を逃がすまいとしているようだ。

 腸全体が蛇の如く指に巻き付く。子宮を刺激されて本当に膣になってしまったのか。

 

「うひいぃ~! 奥! 奥ぅ! やぁあぁ~~~!! ぐじゅぐじゅになっちゃうううう~~~!!」

 

 二本の指が交互に上下し、子宮を外から叩くと、刺激に反応した広背筋が浮かび上がり、艶やかな汗粒が光る。

 この場合、辛いのは尻穴ではなく、子宮の方だったのかも知れない。今もそうだが、先程からずっとアナルばかり責められていたのである。

 どれだけ待っても牡棒を挿入してもらえないもどかしさに、アスカは自分の指があれば、恥も外聞もなく陰部をかき回したであろう。

 血に飢えた獅子もかくやといった有り様で、下の口から白く濁った涎を垂らしているアスカにとって、男の行動は僥倖であった。

 

「一緒にサンドイッチを作りましょうね」

 

 そう言うと、男はアナルの指はそのままに、もう片方の人差し指と中指をヴァギナに挿入したのである。

 

「くひいぃ~!! オマンコの中にきたぁ! あひ、くああ! らめ! イク!? 指っ、挿れられただけで⋯⋯いっちゃううう~~~!!」

 

 指が半ばまで沈んだ時点でアスカは絶頂した。我慢は不可能だった。頭の中はようやく女に触れてもらえたという歓喜のみ。彼女は不揃いな膣襞をまさぐる指に愛情すら感じていた。

 以前、手を出した米連兵の黒人チンポより十倍も気持ち良いとアスカは思った。こんなに焦らされて、グズグズになった蜜壺をかき混ぜてもらえるなんて最高だと。

 

「んぅ! ようやく手を出したわね、ひっぁ⋯⋯この変態! 昨日はあんなに⋯⋯きぁひ! 子宮に中出ししたくしぇに! お尻ばっかり苛って、ひああ! いいイクッ! 私を⋯⋯焦らしてるんでひょ!? 最低な奴! わたひをっ! とろとろにして! あひ、壊しゅつもりなんでしょ!? めしゅ豚になりゅまで!!」

 

 罵倒の内容とは裏腹に、その声音は砂糖を煮詰めた甘ったるいものだった。

 アスカは誘っているのだろう。わざと挑発的な物言いで、更なる濃厚な愛撫を求めている。俗に言う欲しがりとやらだ。

 それは、男としても望むところである。

 

「んほぉ!? 奥に来てりゅ!? あひゃ、くんんん~~!! そ、そこはぁッ! らめ、子宮っ! 子宮らからあああぁ!! 指は挿れちゃらめなとこりょおおお~~~!!!!」

 

 指先で蜜壺の滑りと弾力を楽しみ、絡み付く肉襞をあやしていた男だが、アスカの挑発に乗り更に奥へと指を進めると、意外に早く子宮へとたどり着いた。

 女の部屋も愛撫を待ちきれずに、自ら浅い所まで降りて来たのである。

 半開きになった子宮口をくぐり、器の内壁の質感を確かめる。腸の内側と同じくツルツルした感触だが、より肉厚で頑丈さと柔軟性を兼ね備えていた。

 それに焦ったのはアスカだ。まさか、大切な生命の源を指で犯されるなんて。オナニーでは届かない、未経験の性感は確かに目覚めている。

 男は子宮底の少し盛り上がった箇所を突いた。ぬるぬるしていて、奥に押し込むと指を押し返してきた。

 アスカは犬そっくりの鳴き声を上げた。品の無い、惨めな獣の声。喉を反らし、唇を震わせて快楽に訴える姿は、彼女の従順な奴隷としての才覚の証明であったのかも知れない。

 しかし、ここまではペニスでも味わえる。直線的な愛撫だ。

 男にとってアスカは特別な御客様である。彼はアスカの淫躰に眠る才能を全て引き出す義務があった。

 子宮の内側で人差し指と中指を開く。ピースサインだ。普通のセックスとは違う、左右へ広がる子宮の圧迫感はまるで、赤子が保育器の中で育まれてゆくような錯覚をアスカへ与える。

 

「子宮っ⋯⋯んひぃ! 中で広がってるぅ~⋯⋯あぁっひうん! じんじんしゅるう!!」

 

 母胎内で指は縦横無尽に暴れた。あらゆる角度に子宮を広げ、指を折り曲げ、大切な器官を抉る。内膜を守る為に大量の子宮頚管粘液が分泌され、堕落的快楽がアスカを淫らな底無し沼に落としてゆく。

 

「ここですか? それともここ?」

「そこ! すゅごいぃ! しょこの奥ぅ~⋯⋯くひゃん!? ひほっ! おっくぅ、ぁひっ! もっと強くぅ! 引っ掻いて! 爪も立ててぇ~! 痛くしてもいいからぁ~~~!! ひゃあああ! ぅくっ! そう! そうよ! 子宮ぶっこわしてえええ~~~!!!!」

 

 人差し指の爪が子宮内膜に小さな傷を付けた。本能的な危機感がアスカの意識から肉体の制御を奪い、腰骨を上下に揺すり、異物から逃れようとしている。子宮が一瞬で縮み上がり、愛液が潮吹きの如く膣口から撒き散らされた。

 恐怖の発露は快楽に変換されてアスカを襲う。痛みを和らげる脳内麻薬も、母胎を保護する体液の噴射も、指を排出しようとする子宮の収縮も、全て極上のポルチオアクメを迎える為の原動力だ。

 

「イグッ!! イグううぅううぅ~~~!! アナルと子宮! んひ、っきひぃ!? 両方トロトロにされてイックううう~~~!!!!」

 

 子宮イキで空腰をくねらせるアスカへのご褒美はまだ終わりではなかった。

 アヌスに突っ込まれていた指の抽挿を再開したのだ。

 上下の穴で同時に抜き差しされると、アスカは二人の男に犯されている気分になり、自分は彼の愛玩動物であり、都合の良い道具なのだという認識を強くしたのた。

 

「二つ一緒なんてっ、んくぅ~⋯⋯ひう! 反、則よぉ! あっ、ら、らめ! んあ!」

「アスカさんはどちらの穴が気持ち良いですか?」

「んひぃいぃ~~⋯⋯どっちも⋯⋯どっちもしゅきぃ~~! おうう! しょこ! しょこの、コリュコリュしてりゅとこぉ~~!」

 

 二種類のトロ穴から感じる悦楽。神経の中枢を弱火で甘辛く煮込まれ、掻き回される快感。

 アスカは憎まれ口を叩く余裕もなく、尻を振りながら素直な気持ちを吐露した。

 素直になったのは下の口も同じだった。白っぽく潤けた尻穴から腸液が滴り、陰唇から糸を引く頚管粘液と合流し、男を惑わす媚香を放っている。

 同時にストロークされる二穴はジュポジュポと大きな粘音を響かせ、アスカの耳の穴すらも犯そうとしているようだ。

 半開きの情けない穴への躾を続行しながら、男は徐々に指に力を込め出した。肛門は下に、膣は上にである。

 上下からの圧力に媚肉は大きく稼動し、腸と膣及び子宮が計四本の指に挟まれる形となった。それはまるで、野菜無しのハンバーガーかサンドイッチだ。

 当然、間に挟まったパテ達への刺激はより強力なものとなった。二方向からの愛撫を受けるのと同じなのだ。膣と腸の隆起と形状は違う。それ故に、膣襞が受ける小刻みな振動と電流が流れる性刺激。そして、腸壁にボディーブローを打ち込まれるような暴力的な快感は相乗効果をもたらし、アスカを二乗のオーガズムへ導いた。

 

「ンギイイイィン!! ほっあひゃ!? バックからいぐ!! アナルマンコくりゅ!? ダブルアクメいっくうううう~~~!!!!」

 

 絶頂と同時に膣肉が指を強烈に締め上げた。それは、精を貪る牝としての本能。アスカが男を遺伝子の提供者として認めた証であった。

 だが、締め付けの力では自慢のトロ壺も、完熟アナルには及ばなかったようだ。

 大臀筋と肛門括約筋がフル稼動し、桃尻に深い笑窪が形成される。菊座が塩の吹いた梅干しのように引き絞られ、マンコよりも自分の方が気持ち良いのだとアピールしていた。

 蕾が指を引き留め、直腸が蛇腹状に畝り、指を愛おしげにしゃぶる。まるで異様に長い舌を用いた陰湿な口淫だ。これは、自分の中で精を放ってという求愛行動である。

 名残惜しげに縋り付いてくる両穴から、男は指を引き抜いた。体液のせいで男の指だけが、風呂上がりのように白茶けている。

 彼はだらしない微笑みを浮かべているアスカに、背後から覆い被さり鼻先にふやけた指を持って行った。アナルに挿入していた指だ。

 

「ほら、アスカさんの腸液でこんなにふやけてしまいましたよ」

「いや、いやよ⋯⋯そんなの知らないっ!」

 

(何これ!? くっさっ! 私のアナル、こんな臭いしてるの!? あぁ⋯⋯でも⋯⋯)

 

 生臭い体液の異臭に顔をしかめ、これが自分の内蔵の臭いかと嫌悪感を露にしたアスカだったが、鼻の下に指を押し付けられ、嫌でもその臭いを嗅ぎ続けている内に、背徳的な高ぶりを得ている自身に気付いた。

 

(あぁ⋯⋯私の中からこんな臭いがするって、こいつにはバレてるんだ⋯⋯もっと臭いのも⋯⋯うんちも、全部⋯⋯)

 

 アスカが鼻息荒く腸液を嗅ぎまくっているのを察知した男が、指を口元に運ぶと、彼女は唾液で粘ついた唇を色っぽく開き、舌を絡めながらしゃぶり出した。

 目尻が蕩けて下がり、発酵した汁の風味にアスカは夢中になってしまう。

 

「んああっ⋯⋯美味し⋯⋯んちゅ! ひあ、くっしゃいのに⋯⋯これ、癖になるう~⋯⋯んひああ!」

 

 ちゅぷちゅぷとお乳を吸う幼子を思わせる有り様で指しゃぶりをしていたアスカが、肛門に熱いモノを押し当てられ、すっとんきょうな声を出した。

 敏感なアナル皺をペニスの頭が掠めたのだ。羽毛で擦る程度の軽い接触であろうとも、牡の象徴の存在感は、彼女を酩酊状態から引き戻すのに十分な効果を発揮したようだ。

 

「んっ⋯⋯当たってるわよ、このスケベ! 我慢出来なくなったんでしょ? 早漏野郎!」

 

 男が伸し掛かりながら、尻の谷間に魔羅を擦り付ける。アスカは心地好かった。最早、我慢の限界だ。牡の体温を感じられるなら何でも良かったのかも知れない。

 

「アスカさんも欲しいのでしょう? 指では満たされない。貴女はそういう女性だ」

「白々しい女だって言いたいわけ!? 我慢汁だらだらの癖にぃ! 挿れたいんなら早くしなさいよぉ!」

「では、お言葉に甘えて」

 

 男根が皺穴にヌルリと入り込んだ。まるで、巨大なナマコに寄生するカクレウオである。

 抵抗もなく内蔵に受け入れられてゆくペニスは自慰道具よりも遥かに生物的で牝の情欲を誘った。

 

「おっお~~⋯⋯ちんぽぉ! ちんぽきたぁ! はう!? や、やれば出来るじゃない!」

 

 ディルドよりもずっと熱く、指よりも雄々しい。アスカは久しぶりの生アナルセックスに夢中になった。

 大ぶりの尻臀に指がめり込み、乱暴に揉みしだかれると、皮下脂肪が液化し、尻ミルクとして吹き出してしまいそうな蕩甘い快感が訪れる。

 密着する男の体温と野性的なストローク。肉のぶつかり合う音すら、アスカの肉欲を満たす糧となるのだ。

 

「んんんッ! 気持ちぃい⋯⋯そこ、ん、奥っ! くふっあああ~~~!! 良いい~~~!」

 

 女の理想を体現したようなエラの張った雁首が、アスカの数珠状の腸襞を責め立てる。雁と腸壁の凹凸が噛み合う度に、コリュンという小気味の良い波動が肚奥で反響し、彼女は喜びの猫なで声を漏らした。

 

「私のペニスでは物足りないのではありませんか? ディルドでガバガバになったアナルには!」

「くっはああん! ちょうど良いからぁ! 熱くてぇ~⋯⋯奥の曲がり角にコツンてしゅるのぉ~⋯⋯くひっ! 太いだけのディルドより、あんたのちんぽの方がピッタリハメハメしゅるのおおおお~~~!!!!」

 

 後ろから抱き締め、亀頭を直腸S状部に擦り付けると、下半身の内筋が逸物を雑巾絞りにしてくる。さらに、アスカは自分から尻を振り、腸の気持ち良いポイントにペニスを当てようと淫らなダンスを踊っていた。

 これは男も堪らない。腸の曲がり角で亀頭が圧迫され、先端裏筋に蟻が這うようなむず痒さが走り、陰嚢から白濁マグマが噴火しそうになるのだ。

 お互いに甘い疼きを貪りながら、至福の交わりを楽しむ雌雄であった。

 

「あぁあああぁああ~~~~!! お腹の奥キュンキュンしゅるううう!! んああ~! あんたも早く射精しなさいよ~~~!!」

 

 唇を噛み、肉棒でホルモンをコトコト煮込まれる感覚に耐え忍んでいたアスカだが、内側に溜め込んだ欲求の大きさは自制心を遥かに凌駕していたのだ。

 このまま達するよりも、尻穴に熱い子種を注がれて、快楽の頂きに至った方が気持ち良くなれる。そう思ったアスカは、色欲に濁った流し目で男に放精を促す。

 このまま、自分だけがいいようにイカされるのに嫌気が差していたのかも知れない。

 腰振りが加速し、スパンキング染みた破裂音が部屋に響く。摩擦で腸が熱い。男がアスカの胴に腕を回し、抱き締めてきた。彼の息遣いが耳元で聞こえる。近い、まるで恋仲だ。

 アスカが温もりに安堵したのか鼻を鳴らすと、腸内でペニスが一回り肥大化し、無数の血管が浮き出た。女体が望んだ子種は、すぐそこまで迫り上がっている。

 

「ほら! ガバガバアナルに御希望のザーメン浣腸を注入しますよ! 良いですか!?」

「良いわ! 良いわよ! だからぁ、早くぅ~! ひあああっ!! きた! イク! あにゃるぐじゅぐじゅにされていぐうううぅううぅ~~~~!!!!」

 

 ビャッ! ビャル!! ビュル!! ビュルルン!!!!

 

 直腸の壁に熱い白濁液が跳ね返った。アスカも男が達したことに腸内温度の変化で察知し、感極まりながら腰に滞留した熱塊を解放した。

 アナルアクメに美しい背筋を隆起させ、海老反りになるアスカ。

 不規則な絶頂痙攣に身を震わせつつ、恥知らずな嬌声を上げ法悦に溺れた彼女は、鼻息も荒くベッドに倒れ伏し、気怠げな半眼をとろりと潤ませた。

 

「熱っ⋯⋯ん。ザーメン、お尻に出されてる⋯⋯これじゃあ⋯⋯私、便器みたいじゃないのぉ」

 

 肉棒が引き抜かれると、半開きのアナルから精液が少量溢れてしまう。

 男が零れたザーメンを蕾の皺に塗り込むと、アスカは色っぽく呻いた。ちゅくちゅくと肛門を指で擽りながら、男は耳元で妖しく囁く。

 

「この程度では満足出来ませんね。貴女が魅力的過ぎるせいですよ。アスカさんも物足りないのでは?」

「勝手なこと言わないで! 私はあんたなんか欲しくないわ! ただ⋯⋯今はどうしようもないから、あんたの言う事を聞いてあげてるだけよ! 勘違いしないで!」

「強情な方だ⋯⋯」

 

 脱糞アクメをキメた女とは思えない、強気な態度だった。直前の甘えたおねだりなど、完全に棚に上げている。

 しかし、その肢体はのぼせ上がったままだ。精液で滑る菊の花を、中指でほじくり返され、括約筋にコリコリとマッサージを施されると、もう堪らないと言いたげな火照り顔立ちを見せた。

 尻穴の甘蕩い快楽が恋しいのか、アスカは羞恥と戸惑いを滲ませた表情で、言い直す様に言葉を紡いだ。

 

「しょ、しょうがないわね! そんなにしたいなら、さっさとすればいいでしょ! 前でも後ろでも、好きな方を使えばいいじゃない! その代わり、私を早く此処から解放するよう取り計らいなさい。絶対よ?」

 

 絵に描いた様なツンデレである。

 デレの内容が、少々下世話なのが玉に瑕だが、彼女の変化に男は苦笑しながら応えた。

 

「ありがとうございます。アスカさんも満足出来るよう、精一杯、愛して差し上げます」

「愛してるなんて冗談でも言わないで! 気持ち悪いわ!」

 

 身動き出来ないアスカを労り、男が優しくその肢体を仰向けにひっくり返した。

 

「むぅ」

 

 もう何度も肉欲を交わしたというのに、顔を直に合わせるのは気恥ずかしいのか、アスカは頬を染めて目を逸らしてしまう。

 良い傾向だと男は思った。自分を見る瞳から嫌悪と怒りが薄れ、代わりに羞恥の色が濃くなっているのだ。これは、無意識下でアスカが男を受け入れ始めている証拠。

 気質は似ているが、きららよりも経験豊富な分、こちらに心を傾けるのに時間が掛かるかと思っていたが、二日目でこの反応は幸先が良いと言えるだろう。

 

「うつ伏せばかりでは、アスカさんも辛いでしょう。私も貴女の綺麗な顔を見ながらの方が興奮します」

「う、うるさいっ! やるなら早くしなさいよ!」

 

 男はアスカの腰の下に枕を敷いてやった。臀部の位置を高くし、正常位でもアナルに挿入し易くする為だ。

 そのまま、男はアスカを押し倒す体勢で、再びアナルに肉棒を挿入してきた。

 

「うぅううぅんっ! ひっあぁ! また、お尻ぃ!?」

 

 正常位でのアナルセックスは、アスカにとって初めての経験だ。差し込みの鋭さと征服感はバックからの肛姦に劣るが、お互いの肌の温もりと一体感を共有するのにはこれが一番である。

 大振りでゆっくりとしたストロークで排泄穴を解されると、身体が一つに溶け合うような安らぎを感じた。アスカは男の体温を意識すればするほど、腰奥の甘い疼きが大きくなる事に気が付く。

 彼女は腰を僅かに揺さぶり、半ばから切断された太腿をバタつかせる。特に意識した行為ではないが、それは、健常な状態であれば、男の腰に脚を回してロックしようとしていたのかも知れない。

 もっと深く番と結合したいという淫らな欲望だったが、実行に移せない以上、火種は際限なく肥大化してゆくのみである。

 陶酔した瞳で、肛虐の法悦を味わうアスカを尻目に、男の興味は前後運動に合わせて、プルプル揺れる美果実に囚われていた。

 

「私としたことが、こんなに御立派なモノを疎かにするとは、ちゃんと可愛がって差し上げなければ⋯⋯」

「ひゃあ! 今、胸は、弄らないでっ! んっふぅう~~! アナルイキ我慢するので⋯⋯くぁああん! 精一杯だからぁ~!」

 

 男の手がアスカの双丘に沈み込んだ。尻肉も素晴らしかったが、乳房はさらに大きく、柔らかかった。

 牡を魅了して止まない乳脂肪を揉み込むと、アスカは焦りの表情を浮かべる。この男の手に触れられると、微熱の様な快感が躰の奥にじんわりと染み込んで来るのだ。

 もうお尻はこの男の物にされてしまったのに、おっぱいまで愛でられたら、自分は戻ってこれない場所まで堕ちてしまうのではないかとアスカは思った。

 

「んにゃあああん! おっぱい溶けちゃう! ああっ! 熱いのが広がってる!? じんじんして、ひゃああ~! 私の中に入って来ないでえぇ~~~!!」

 

 男の手技は優しかった。乱雑な愛撫なら突っぱねる事も出来たのに、こんな労りの滲むほぐしを受けたら、躰が喜んでしまう。

 彼の指は性感を探る達人だった。十の指先が縦横無尽に乳肌の上を這い回り、乳輪の際や横乳の輪郭を刺激する。すると、乳房の毛穴が一瞬で開き、トロみのある汗が一斉に吹き出した。

 アスカは自分をコントロール出来ない。足の裏を擽られるのに似た、しかし、不快ではないもどかしさ。いっそのこともっと強くと祈る彼女の考えを、見透かしたかの如く男は動いたのだ。

 脂肪の厚みを堪能する為、じっくりと指は乳肉を犯す。下から乳房を持ち上げ、重量を確かめながら捏ねた。乳輪から数センチ離れた所の乳肉を親指と中指で挟むと、ちょうど乳首の真下にある、乳管の密集体を摘まむことが出来る。

 まだミルクを通した経験の無い未熟な器官だ。乳処女とでも言えばよいのか、僅かに細かなしこりを感じるそこを、男は糸玉を解す要領で腑分けし、排乳刺激をねちっこく教え込んでやった。

 

「ふぐううぅ~~!! おっぱいから熱いの出りゅううう!? やあああ~~! 止めてえええぇ~~~!!」

 

 実際に母乳が出ているのかと錯覚したアスカが泣き叫ぶ。

 バストマッサージで加速した血流が乳房の内側を駆け巡り、体温を急上昇させた。彼女はその血流の集中をミルクの噴射と勘違いしているのだ。

 もうアスカの乳首は上質な甘納豆のように勃起していた。白い乳肉を充分に堪能した男は、コリコリに硬直し、自己主張する牝豆を弄り倒してやることに決めた。

 乳房の真上に手の平を翳す。但し、触らない。腰突きに揺さぶられ、乳首が擦れるのに任せている。掌紋の凹凸に敏感な突起がスリスリと当たり、アスカはもどかしさに首を振った。嫌なのではない。逆だ。もっとして欲しいのだ。こんなに大きな手の平をしているのに、接地面積が小さ過ぎる。

 アスカは瞳を潤ませ、男に向けて口を何度か開いたが、何も言えずに歯を食い縛った。

 

(くうぅ~! 乳首ぃ~⋯⋯足りないわよぉ。もっと強く、でも、言える訳ないじゃないのぉ~⋯⋯)

 

 彼女のそんな内心を看破したのか、男は手をほんの少しだけ白い果肉に近付けた。

 ふにっと木苺が潰れる。鼻にかかった悩ましい声を漏らすアスカをよそに、彼は両手の平を外回りゆっくり動かした。掌が円を描くと、潰れた乳頭も一緒に捏ねくり回される。

 性感が微弱電流に変換されて、脳細胞が麻痺してゆくのが分かった。結腸を貫く強い刺激と豆突起を弄られる歯痒い刺激。

 悪辣な同時責めにアスカは気が狂いそうだ。性拷問から心を守る為に彼女は声を上げた。

 

「ひゃめええぇえぇ~~~!! 何かきちゃうううう~~~!! ひい、あああっ! いくっ! いくううぅうん!」

 

 嬌声が漏れると同時に、アスカの頭の中が真っ白に染まる。時折、肢体にスパークが走り、熱い何かが臍から股間に湧き出したと彼女が意識した瞬間、尿道から濁った排泄液が迸った。

 生ぬるい潮吹きは男の腹に当たり、ベッドシーツにしょっぱい雨を降らせる。パラパラと降り注ぐ雨は中々、止まなかった。アスカが甘声を上げる度に、栓が壊れたようにイキ潮が飛び散るのだ。

 

「いけない人だ。またお漏らしをしてしまうとは、また新しいシーツを用意しなければ」

「あんたが、あんたが私のケツマンコトロトロにしたかりゃあ~~⋯⋯私らってはじゅかしいのにぃ~~⋯⋯」

「悪い子は、またお仕置きですね⋯⋯」

 

 男が囁くとアスカは怯えて泣きそうな表情になった。

 

「な、何する気!? いやよ⋯⋯お仕置きは嫌! や、やめ━━」

 

 潜在的に男へ屈伏してしまっているアスカが、その低い声音に青ざめるのは仕方の無い事であったろう。

 男は怯えを見せるアスカに満足そうに笑うと、彼好みのお仕置きを行使した。

 

「ひぎいいいぃあああ!! 乳首ダメぇ!? 取れちゃうううう~~~!!!」

 

 絶頂と恐怖でツンツンに育った豆を、男は収穫した。親指と人差し指で摘まみ、捻り上げたのである。焦らし愛撫から蛮行への落差にアスカは泣き叫んだ。

 更に男は、トンネル工事のピッチを急速に上げた。肛門を溶かす淫靡なストロークから、杭穿つピストンへと変化したのだ。直腸S状部を突き破らんばかりの殴打に、アスカは絶頂欲が再び限界まで上昇するのを感じた。

 

「おひいいぃいん!! お゛お゛!? ち゛ぐび!! い、い゛い!! ア゛ナ゛ル゛もおおおお~~~!!!! ぐる!? またくるのおおお!!」

「おおっ!? 良く締まる! これなら私も射精出来そうですね!」

 

 程よい固さの乳頭を握り潰し、粘土の様に転がしてやると、アスカの菊座がマラをもぎ取らんばかりにしゃぶり付いてくる。

 括約筋の制御により、開閉を繰り返す皺穴の姿はまるで、貪欲なイソギンチャクだ。涎を垂らす穴が男根を捕捉し、腸が中へと引き摺り込むのである。この動作の為にアスカの下半身はインナーマッスルを総動員していたのだ。

 そして、尻臀がひょっとこフェラをする様に凹むと、アナルと腸壁が全力で引き締まり、竿の中に充填されていた精液が見事に暴発した。

 

「ん゛ん゛ん゛ん~~~~!!!!」

 

 瞬間的に膨張した肉棒が、ホットミルクを排泄器官に注ぎ入れると、アスカも強烈なオーガズムに襲われたようだ。

 下唇を噛み必死に嬌声を堪えながらも、腰は本能でレゲエダンスを披露してしまう。そして、射精が終わっても、天上の余韻はアスカを犯しているのだろう。肢体に広がる波紋に合わせて、快楽の残滓にその身を踊らされているのだった。

 

「⋯⋯やはり欲しいですね」

「ふぁ?」

 

 悩ましくよがるアスカを眺め、男が低い声で呟く。

 彼は朦朧とするアスカを覗き込むと、顔をゆっくりと近付ける。至近距離で目線が合い、彼女の胸がドキリと高鳴った。

 アスカは胸中に蟠るモヤモヤを持て余しているようだ。アナル調教と連続絶頂が男に対しての感情を嫌悪なのか、それとも別の何かなのか判別不可能にしていた。

 だからなのだろう。男の唇が自らのそれに吸い寄せられても、彼女は明確な拒絶を示すことが出来なかったのだ。

 

(やだ⋯⋯なんで⋯⋯)

 

 アスカは熱に浮かされた表情で、甘い蜜を舐めるかの様に唇を開いた。唾液で艶光る舌がもどかしげに宙を彷徨っている。後、ほんの数センチで舌が触れ合う瞬間━━。

 

「いや⋯⋯キスはダメ⋯⋯」

 

 既の所で正気に戻ったアスカは、慌てて顔を背けた。一体、自分は何を受け入れようとしていたのか。自身の心と身体の動きに彼女は愕然とする。

 

「どうして拒むのです?」

 

 顔に泥を塗られたというのに、男はむしろ優しげに聞いた。

 

「キスはしないで。あんたとは、そういうのじゃないわ⋯⋯私、あんたの事、好きじゃないもの⋯⋯」

 

 自らに言い聞かせているような物言いでアスカは呟く。

 その声には覇気がなかった。気に入らない時は、常に真っ正面から睨み付けるのが彼女のスタンスだったはずが、今は目を逸らしている。

 

「キスって本当に好きな人とするものよ。男はどうだか知らないけど、女にとってはそういうものなの⋯⋯だから、キスはもうやめて」

「成る程、口付けは結婚式で夫としたいと? 中々に古風な価値観をお持ちのようだ」

 

 男の茶化しにも反応する気力はない。

 アスカの様子がどこかよそよそしく見えるのは、彼女が嘘をついているからである。

 ハッキリ言って以前のアスカにとってはキスなんて挨拶みたいなものだった。名前も知らない米連兵と誘い誘われ、幾度も一夜を共にした。

 キスなど行為でより高ぶる為のスパイス程度にしか思っていなかったのだ。それを拒んだ理由は恋を知ったからに他ならない。

 だからアスカは男を拒絶した。唇を奪われる寸前、脳裏に好意を抱く青年の顔が浮かんだのだ。ここでキスをしたら全てを失ってしまう気がして、思わず顔を背けた。

 

「ま、いいでしょう。口付けは気持ちの通じ合った方と交わすのが、一番と言う考えには同感です。楽しみは後にとっておくのも悪くありません」

 

 大して固執することなく男は引いた。無理矢理に唇を奪われるのではと、警戒していたアスカも拍子抜けする淡白さだったが、彼にとっては他の楽しみが、まだまだあるというだけの話だ。

 その証拠に━━。

 

「あぁっ! や、まだイッたばかりなのに!? ひぃうん!? やぁ! 小突かないでぇ!!」

 

 乙女らしいセンチメンタリズムに浸っていたアスカに、再び甘い痺れが走った。男が腰振りを再開させたのだ。

 二発をアナルに発射され、すっかり終わった気分になっていたアスカは、尻奥を嬲られる心構えが出来ていなかった。

 吐き出した精液を腸壁に塗り込むかのようにノックする男根を受け、哀れな程の動揺を表す彼女に男は笑みを向ける。

 

「私もアスカさんにキスして頂けるように━━好意を向けて頂けるように努力しなくてはいけませんね」

「ひゃああ⋯⋯らめぇ~⋯⋯まだらめぇ~!」

 

 S状結腸を捏ねられる度に、アスカは滑らかに脊椎をくねらせる。

 必死に押し寄せる快楽の波に耐える姿は、健気で淫らだ。

 唇が駄目ならと、男は腰を打ち付けながら頬にキスを落とした。背けた頬っぺたに柔らかい肉が触れても彼女は拒絶しなかった。一瞬、肢体が強張ったものの、陶酔した瞳は嫌がっている様には見えない。

 唇は何度も触れた。まるでマーキングだ。口付けをされるとアスカの頬が赤らむ。回数が増える毎に赤色が深まり、面積を広げてゆく。五回もすると、もう耳まで真っ赤だ。

 

「どうしました? どうやら熱があるようです」

「う、うるしゃい! 何でもないわよ!」

 

 可愛いらしい女性だと男は思った。

 今度は全身真っ赤にしてやろうと首飾りを吸い、跡を刻み込んだ。

 

「うひっ! くすぐったっ、いひぃ!?」

 

 胸鎖乳突筋に添い、舌を這わせる。新鮮な塩味が味覚を刺激し、男の鼻息が荒くなる。

 鎖骨の窪みに溜まった汗の泉を、じゅるりと啜るとアスカは悩ましく呻いた。

 男の意図は明確だった。頬、首、胸元。次に味わうのは豊満なGカップ以外にない。

 まずいとアスカは思った。結腸を解され、恋人染みたキス愛撫も受け、おまけにフル勃起生乳首まで愛されてしまったら、とんでもないイキ恥を晒してしまうと本能で予感したからだ。

 しかし、同時におかしいとアスカは思った。胸がドキドキするのだ。まるで、初めて恋人と肌を重ねる生娘の心境である。拒絶しなければ、反抗心に火をつけなければ底無し沼に堕ちて行ってしまうのに、アスカの躰は男にお乳を与える事を心待ちにしていたのだった。

 

(らめぇ~⋯⋯らめぇ~⋯⋯やめさせなきゃ、嫌だって言わないといけないのに⋯⋯声が出ない。こいつに乳首ちゅうちゅうされたがってる! おっぱいの奥がトロトロして、先っぽはビリビリして、こいつにイカされたがってる!)

 

 大粒大豆よりも更に一回り巨大に勃起した、しゃぶりがいのある乳首に捕食者が忍び寄る。

 じわりと距離を詰め、そして、海老を狙う蛸の如く男の口が開き、アスカの哺乳瓶にしゃぶり付いたのだ。

 

「ひゃ、ひいい~~!! 蕩けちゃううう~~~!! しゅわれてりゅううう!? ミルク出りゅのおおおおお~~~!!!」

 

 生温い軟体が木苺を包んだ。男の体内温度に乳首が馴染むと、砂糖菓子のように肢体が溶け出してしまいそうだった。

 舌先で玉を転がされると乳腺が活性化するのが分かる。赤ん坊の為にミルクを供給する為の器官が妊娠もしていないのに、その気になっているのだ。

 愛し子に興味を引いてもらいたくて乳首は自己主張するが、それは成人した牡にとっても効果は抜群だった。

 まだ本物の母乳を出せる躰ではないのに、仄かに甘い木の実は魅力的だ。優しく舐めるだけではすぐに物足りなくなってしまう。男は口を窄めて乳首を吸った。口内バキュームで先っぽがキュンと引き伸ばされ、アスカは呻く。

 乳が絞られると同時にアナルも締まり、男根へのアピールをした。それは、尻穴を使ったバキュームフェラだ。

 彼女は言っているのだ。私のおっぱいをあげるからあんたのミルクも頂戴。言葉にするのが恥ずかしいから、躰で男を誘惑する卑しい牝が今のアスカだった。

 

(こいつ⋯⋯こんなに熱心に私のおっぱい飲んでる! 私の事、本気で気に入ったんだ⋯⋯)

 

 性快楽だけではなく、未成熟な母性が目を覚ましたのをアスカは感じた。これも女としての本能か、胸元に頭を埋める大きな赤ん坊を抱き締めてあげたい、そんな気分になったのだ。

 

「おっぱいチュウチュウされてりゅ! あっあぁ! いい! いいっ! もっと吸ってぇ~~⋯⋯ミルク飲んでぇ!」

 

 腕が無いのがもどかしい。焼け付く意識の中、アスカは自分の手で赤ん坊にお乳を与えたいと思っていた。だが、それは不可能だ。代わりに何とか赤ちゃんをあやそうと、アスカは胸を張って、天然の哺乳瓶を押し付けてみた。

 

「いぎっ! あひゅあ! 乳首に噛み付いちゃ駄目ぇ! いい子にしてぇ!」

 

 男が乳頭に歯を立てた。それは緩急をつけた愛撫の一環に過ぎないものだったが、アスカにとっては母乳が出ないせいで、彼の機嫌を損ねてしまったように感じられ、勝手に恐縮し始めてしまう。

 

「ご、ごめんね! まだおっぱい出ないから! 本当の赤ちゃん出来るまで待ってぇ!」

 

 アスカが自己暗示で奇妙な言動を繰り返していたが、男は面白いからこのままで良いかと放置していた。

 確かに母乳こそ飲めないものの、吸い心地、噛み心地共に素晴らしい乳首だ。五百円玉よりふた回りも大きな乳輪がプックリと盛り上がり、実にしゃぶりがいがある。

 唇でピンクの輪っかを食み、咀嚼した時のコリコリした食感。先っぽを噛むと確かな歯応えが伝わり、このまま食い千切りたいという欲望に囚われた。

 

「んひいいいぃい~~~!! 乳首いくううううん!!」

 

 美しい乳首に傷が付く前に男は唇を離した。

 すると重力に従い、特盛おっぱいがどたぷんと揺れる。乳腺イキを披露したアスカがオーガズムを持て余して、海老反りに悶えると乳房が左右に別れ、谷間が観音開きになった。

 

「良い香りです」

 

 紫外線など浴びたことはないと断言出来そうな真っ白い谷間が露になり、濃縮された汗と牝フェロモンの匂いが開放される。

 男はその芳香に惑わされ、双丘の間に鼻を突っ込みながら夢中で腰を振った。

 アスカの放つ体臭は雄にとって麻薬も等しい。嗅覚で彼女の存在を自己の内側に取り込んでいる。そう考えるだけで、精巣が沸騰し、陰茎の中を白いマグマが吹き出しそうになるのだ。

 両頬に温かくて柔らかい膨らみを感じながら、尻穴を掘るのは至極と言ってもいい。母の温もりに埋もれる安らぎに、排泄器官で性欲を満たす背徳は常識的な性生活では得ることは出来ないからである。

 そして、それは彼女も同じだった。

 

「いい! いいよお~! もっと愛してぇ~~!! 乳首も! 反対の乳首も吸ってえええぇ~~~!!!!」

 

 アスカは右乳首も愛撫するよう男に要求した。先程、齧られた方とは反対の乳首だ。左乳首が噛み跡で真っ赤に充血しているのに対して、右は清純な薄桃色を保っている。

 だが、その清純さとは裏腹に放置されていたピンクぽっちは、自分も相方と同じく愛でて欲しいと悶え苦しんでいたのだ。

 右乳首はアスカに無言の圧力を掛けてくる。おねだりしろ。気持ち良くしてもらえ。お前ももう、この雄と交わるのを楽しんでいるじゃないか、私を仲間外れにするな。

 自分の身体の一部が次々と裏切り者になってゆく。これが、堕ちると言うことか。アスカが諦めに近い感想を抱いた時、理性とは違う本能。女としての本心が、奴隷としてのおねだりを口に出したのである。

 

「お任せください」

 

 飴玉を転がすような媚びを含んだ哀願に、男は一にも二にもなく頷いた。

 そして、乳ベッドから顔を上げると、横で震える桃色真珠をぷちゅりと口に含んだ。

 

「ひやああああん!! 乳首おしゃぶりにされちゃったあ! 吸ってぇ! 舐めてぇ! 噛んでぇ! んはあああ~~~!! おっぱい気持ちいぃいぃ~~!!」

 

 舌先で玉を転がされただけで、アスカは絶頂した。完全にタガが外れてしまったのか、一突き、一舐めごとに性感が限界を超えてゆく。

 S字結腸に溜まったザーメンとカウパーが子宮の裏側でちゃぽちゃぽと音を鳴らしていた。そのお陰で肉棒の滑りが良い。これなら一緒に達することが出来そうだ。

 

「三発目もお尻に射精してよろしいですか?」

「いいわ! いいわよ! んぅ! アァッ! 中じゃなきゃイヤ! 外に射精したら承知しないわよ!」

 

 肛門括約筋がペニスを扱き、射精を促す。

 蠢く皺穴の隙間から精子と腸液が零れている。それは、下半身の筋肉を総動員して腸ポンプが雄棒にザーメン絞りを行っている証拠。

 コリコリしたアナル・スフィンクターが竿と陰嚢の境目を愛撫すると、精管を蟻が這い回るような快楽が沸き上がり、新鮮な精液が勢いよく噴き出した。

 

「あひいいいぃいいぃ~~~!!! 奥にザーメン射精してえぇ!! いぐぅ! おっおおっ!! 乳首も噛んでぇ~!!」

 

 お望み通りに男は鴇色の果実に歯を立てた。

 アスカも男と一緒に達することを求めていたのだ。アナルから得られる肛姦の快感と、乳首から伝わる苦痛が女体を頂点に導く。

 

 プシッッ!! ブシャアアアアァァァ~~~~!!!!

 

「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ~~~~!!!! イ゛グぅうううぅ~~~ッ!!!!」

 

 アスカは特大の絶頂に震えた。反転する瞳に連動し、頸骨も仰け反り白い喉を晒す。

 ビクビクと歪に痙攣する肢体に何度目かも分からない潮の噴水が生温い湯気を昇らせた。

 陰茎に残留した精子を一滴残さず搾り取りながら、アスカは涙を流して法悦に浸っている。

 男がペニスを引き抜き、桜色の唇から色気の滲む吐息を漏らす彼女の身を引き起こし、オーガズムを共有するように背中に腕を回すと小さな譫言が聞こえる。

 

「ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯このばかぁ⋯⋯お尻に何発出す気ぃ? 壊れちゃったら責任取りなさいよ。変態ぃ」

 

 アスカは自分からアナル中出しを哀願した事実を隠蔽する為か、男の耳元でわざとらしく不平不満をぼやいていた。

 彼女の熱い吐息と蕩けた発情ボイスが鼓膜を揺らす。すると、ゾクゾクする感覚が背筋を撫で上げ、男を興奮させたのだ。

 

「お望みなら何発でも注いで差し上げますよ。ただし、今日はアナル限定ですが⋯⋯」

 

 男がお返しとばかりにアスカの耳元で囁くと、彼女はバター犬に股を舐められる淫乱の様に、堕落的で情けない顔を晒し唇を噛み締めた。

 

「やっぱり変態ね、あんた。そうやって女を調教して自分の奴隷にするつもりなんでしょ? でも残念、私はそうはならないわよ! 絶対に耐え抜いて仲間の所に帰るんだから! そして、いつかあんたを殺してやるわよ!」

 

 垂れ桜そっくりの色に頬を染めて、アスカは強がった。それは男に対してというよりも自分自身に向けた発破であったのかも知れない。

 それでも、雌雄の交わりで刻まれた上下関係は、確かにその身に刻み付けられているのだろう。卑しい牝猫はチラチラと期待を滲ませた視線を男に送るのであった。

 

「今度は側位で挿入してみましょうかね?」

「あんっ! ちょっとは休ませなさいよ! 性欲猿! このバカ!」

 

 否定的だが、どこかウキウキした口調でアスカが言う。

 すっかり男のペニス形状に馴染んだアナルを器用に開閉させて、彼女は男を誘っているのだった。

 

 

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