※この作品はR-18です。

上手に潜入出来るかな?   作:くす玉爆弾

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今回はオリ主はお休みです。
アイナが水着イベントで敗北してたらという話。


アイナが敗北調教されたら

 とある南国島のビーチ。

 選ばれた者しか利用出来ない最高級リゾート地に、似つかわしくない轟音が響き渡っていた。

 

「くっそッ! リリムめ! こっちも余裕がないってのに!」

 

 どれ一つ手に取っても数十万円は下らないであろう調度品に囲まれ、脂汗をかきながら、ふうま小太郎は悪態を吐いた。

 彼は五車からの指示で、このリゾートにて発生した連続行方不明事件の捜査に来ていたのだ。そんな彼が水着一丁で窮地に陥っているのは何故かといえば━━━━。

 

「ほらぁ! いい加減ッ! 潰れちゃええ! ふうまぁ!!」

 

 リゾートは淫魔に支配されていたのだ。行方不明になった人々は彼らに精を貪られ、帰らぬ人となっていたのである。

 そんな中でトラブルに見舞われ、ふうま自身も生物を情欲の虜にする“淫の氣”を浴びてしまったのだ。そして、淫の氣を打ち消す解毒剤を求めて侵入した先で現れたのが、淫の氣を浴びる羽目になった元凶であり、現在進行形で彼に襲い掛かっているリリムであった。

 

「わはは! このリリムムオー・改にはそんな攻撃は通じないよーん!」

 

 リリムは以前、ふうまとの戦いで破壊された戦闘ロボット、リリムムオーの強化改良型に乗り込みリベンジに燃えている。

 ふうまは発情により鈍る思考と、目に見えて膨らみつつある股間に難儀し防戦一方だ。幸いなのはリリムムオー・改のスピードは大して秀でていない点と、肝心のパイロットがゴミである点であろうか。

 ただし、装甲と馬力は軽戦車並であった。ふうまも辺りに散らばる食器を投擲し、へし折ったテーブルの脚を忍者刀に見立て、打ち掛かるものの傷一つ付けられない。

 

「アイナッ! 俺じゃコイツの相手は無理だ! 交代してくれ!」

「ちぃっ! なら、こっちの雑魚はまかせたぞ!」

 

 下方から床を抉り迫る三叉槍の薙払いをバックステップで回避し、ふうまは即席の相棒へ声を掛けた。

 美しい少女だ。白銀のショートカットに碧眼。右目を隠す物々しい眼帯も、その美貌を一片も損なっていない。童女的とも見える容貌であるのに肉付きは異様に良く、熟れた太腿を惜し気もなく晒している。

 彼女の名は“アイナ・ウィンチェスター”米連に近い位置にいるフリーの魔物ハンターであり、両親を魔族に殺された過去を持つ復讐者でもある。

 彼女は同じ失踪事件を調査する過程で偶然ふうまと出会い、同盟を結んでいたのだ。

 しかし、一級の戦闘能力を持つ彼女と言えど、武器一つ無い水着姿での戦闘は極めて不利。おまけに彼女もふうまと同じく淫の氣を浴びてしまっているのである。

 それでも蹴り主体の体術で、リリムムオー・改の巨軀を押し返したのは、彼女が戦闘者として一流であるという証明に他ならない。

 

「指の関節とカメラアイが一番脆い! お前の蹴りなら当たれば砕ける! 撃破は無理でも無力化出来ればッ!」

 

 アイナとスイッチし、数名の淫魔達と対峙するふうまは彼女に指示を飛ばす。

 リリムムオー・改の最大の弱点は中身がリリムであるという事。ロボットアニメの主人公じゃあるまいし、視界と主武器を失えばただの木偶の坊だ。

 リリムの性格ならば、そこまで追い込まれれば冷静ではいられない。周りなど考えずに当てずっぽうで暴れ回る筈。そこでふうまが煽ってやれば、音を頼りにこちらへ突っ込んで来るだろう。

 彼の引き受けている淫魔達にリリムムオー・改を突っ込ませ相討ちに持ち込ませるのが、のぼせる頭に活を入れ、彼が必死に考えた突破口であった。

 

「おっらぁ!! その図体じゃ、近間に入られたら何も出来ねぇだろう!!」

 

 アイナは三叉槍の間合いの内側に入ることを意識し、立ち回っていた。飛び道具が無い限りは、長物相手に距離を取り、受け身になるのは悪手である。敵が体勢を整える前にインファイトに持ち込むのが最良であると、ガンナーであり、中距離戦闘が本領であるアイナは良く理解していた。

 

「くっ! こ、のぉ! デカチチがっ! ちょこまかとぉ!!」

 

 中、上段の回し蹴りを主体に、アイナは常に機体側面に移動し続けた。

 前回し蹴りと後ろ回し蹴りの組み合わせ。攻撃と同時に移動と方向転換を行うアイナの舞闘技に、リリムは対応出来ない。

 

「ぐぬぬぬ~! 当たれば勝てるのにぃ! いい加減に━━━━」

 

 三叉槍の大振りのスイングをアイナは容易く躱した。前屈みの姿勢で豪槍をやり過ごしつつ、間髪いれずに軸足を回転させ、後ろ蹴りを拳に打ち込む。

 しかし、リリムも馬鹿ではない。いや、馬鹿なのだが能無しではないと言うべきか。

 ともかく、悪知恵が働くのだ。そして、リリムもふうまの指示を聞いていた。戦闘経験の差から、こちらから捉えることは容易でなくとも、攻撃される部位が分かっていれば彼女でも対処は可能だ。

 リリムムオー・改の右手を潰すべく雷の速さで空を抉る蹴りを、リリムは槍の柄で受け止める。続けて、足刀が二発、踵が三発、無呼吸連打で叩き込まれたものの、重金属の三叉槍と分厚い前腕の装甲に防がれた。

 

(やっぱ、硬てえな⋯⋯ならっ!)

 

 自らに優勢であると、ニンマリ笑うリリムをよそに、アイナは弾丸の如く突貫した。

 足を折り曲げ、宙を飛ぶ。飛び膝蹴りだ。

 これはどうしたことか、先程とは違う直線的な動きである。彼女ともあろう者が焦ったのか。

 ちょこまかと動くのを止めたのであれば、カウンターは容易だ。このまま串刺しにしてやると短く持ち直した槍を構え、飛び膝の射線に合わせるリリム。

 美しい串刺し死体が完成する直前、アイナの後ろ足が反時計回りに弧を描いた。

 身を捻り、間一髪で槍を回避したアイナは、刺突とのすれ違いざまに両手で長物の柄を掴んだ。

 そのまま、鉄棒のオリンピック選手の様に勢いを付けて、両足の裏を機体胴体部に叩き込む。

 

「うぐっ!? こ、このォ! うぷっ!? うぼええぇええぇ!!!」

 

 直径二メートルの火山岩すら粉砕するドロップキックを打ち込まれ、リリムムオー・改のコックピットは大地震に見舞われた。

 裏当ての技法か、直撃は装甲で防いでも衝撃はパイロットを蹂躙するのだ。中身が魔族としては虚弱なリリムであれば尚更である。

 この隙を逃すものかと機体に取り付いたアイナは、膝の滅多打ちを息が続く限り喰らわせた。あまりの全力駆動にアイナの意識が真っ白になりかけ、音が聞こえなくなった。

 これは堪らないとリリムは機体からアイナを引き剥がそうとするが、彼女の姿は既に無い。リリムムオーシリーズは手足の長さに比べ、頭が異様に大きく、ゼロ距離まで接近された場合の対処能力に致命的な欠陥があった。

 一呼吸と距離を置いたアイナが、蹴りの振動による脳震盪で動きの止まった機体に、渾身の足刀蹴りを走らせる。人間で言うところの膀胱、鳩尾、心臓に三連撃が直撃すると、悶え苦しんでいたリリムがコックピットの中で反吐を吐いた。

 機体のモニターにはノイズが走り、内臓は鰻のようにのたうち回る。

 

「う゛え゛え゛え!!! ぐ、ぐぞォ!! よくもこのリリム様にいいい!!」

 

 モニターにぶちまけられた吐瀉物を拭い、自分に恥をかかせた女を叩き潰そうと三叉槍を振り上げようとしたが、それは不可能だった。リリムムオー・改の両手首は、既に砕かれた後だったからだ。

 残りはメインカメラを潰す。スクラップ寸前の敵に向かい、アイナは汗の光る肢体を可憐に激しく踊らせた。

 

(アイナは上手くやっているな⋯⋯)

 

 リリムムオー・改を翻弄するアイナを横目に、ふうまは淫魔達の相手をしていた。数はそれなりだが、今の自分でも足止めくらいは可能だ。なぜなら、精気を求める彼らはこちらを殺すつもりはないのだから。

 今夜のディナーを前に舌舐めずりする淫魔の隙を突き、ふうまは既に三人を打ち倒していた。接近戦では不利だと判断したのだろう。彼らは距離を取り、攻めあぐねているようにも見える。

 なるほど、悪くない手であった。淫魔達からすれば全身に淫の氣が回るのを待てばよいだけなのだ。攻めずに時間稼ぎに徹するのは正しい。

 後はアイナがリリムムオー・改の視界を潰すのが先か、こちらが獣欲に呑まれるのが先か⋯⋯。

 

「うふふ、可愛い子ね⋯⋯」

 

 淫魔達はただ睨み合うつもりはないようであった。艶やかな肢体を誇る女淫魔を前面に押し出し、ふうまを誘惑しようと言うのだ。

 

(クッ⋯⋯まずい⋯⋯)

 

 彼女達は皆、一流モデルやアイドル顔負けの美女揃いだ。そんな彼女達が淫の氣に呑まれつつある青年の前で尻を振り、乳房を揉みしだくのだ。

 黒革に包まれた四つの肉果実からピンク色のフェロモンが吹き出してくる気がしてふうまは無意識の内に生唾を飲み込む。

 付き合ってられるかと投擲物で包囲を破ろうとしたが、後ろに控えていた男の淫魔達による援護射撃で無防備な女淫魔には届かない。

 その間にも、目麗しい女達は胸のボンテージに指を引っ掛け、大きくずり下げた。

 深い谷間と白肌と黒革の境界に覗くピンクの乳輪に、ふうまの股間は膨張し、つい前屈みになってしまう。

 ジジジと金属が擦れる音がし、目を向けると、革ショートパンツのジッパーがゆっくりと下ろされるところだった。

 官能的に突き出された腰に、金具の隙間から徐々に覗き見える多種多様な陰毛。黒、金、茶、赤、その更に下に隠された牝の花園は何色なのかと、目を奪われるのは男の性。

 いつの間にか、水着の中心に生臭い染みが浮き出しているのにも気付かないふうまは、まだかと相棒へと目を向けた。

 

「へへへ! 掛かったなあーッ!」

 

 トドメだとリリムムオー・改の顔面に向け、飛び蹴りを放ったアイナだったが、誤算が一つあった。相手の武器が三叉槍のみだと早合点していた事だ。

 長物を床に落とし、砕けた腕を自分に向けられてもアイナは、ただの悪足掻きだと一考にもしなかった。しかし、手首の内側から刃渡り五十センチ程の刃が飛び出すと流石に度肝を抜かれた。

 リリムとしては戦術的に罠を張っていたわけではなく、土壇場で忘れていた隠し武器の存在を思い出しただけである。

 しかし、本気で焦っていた故に、結果としてアイナの油断を突くことに成功したようだ。

 

「くおおッ!?」

 

 ガンナー特有の眼の良さで暗器を視認したアイナは咄嗟に上体を仰け反らせ、不意打ちを回避する。

 

「━━あっ」

 

 極小の布地が宙を舞った。

 切っ先が乳房の谷間を掠め、辛うじて肉果実を拘束していた紐ビキニを切断してしまったのだ。

 ブルルンという擬音が聞こえそうな程の揺れを見せ、小柄な体格に不釣り合いな乳房が冒涜的な軌跡を描く。

 

「ブフッ!!?」

 

 この光景は、様子を伺っていたふうまにとって堪ったものではない。

 ただでさえ、アイナは人形の様に可憐な容姿に男勝りの口調に加え、引き締まり、括れたウエストに反逆するかの如く盛りに盛られた乳房と、肉汁が滴りそうな爆弾臀部と太腿を持ち合わせているのだ。

 本来であれば、彼女と行動を共にし、自分の存在を麗蒼の隻眼に写してもらえただけで心臓が破れてしまいそうな、暴力的な色気を放つ美女である。

 そんなアイナがゆっくりと発情してゆき、白い肌が桃色に染まり、柑橘の香り漂う汗が水着に染み込む過程をふうまは間近で観察していたのだ。

 股間の高ぶりに身を任せ、欲望のままにアイナを貪りたい。しかし、それは不可能だ。

 なら、せめて戦いの最中に辛うじて恥部を隠す布地から、白とは違う色合いが覗かないかと目を血走らせて観察していた。仲間に対していけない事だと理解しながら、下卑た視線を向けてしまったのは、彼も淫欲に堕ちかけていた証拠でもある。

 そんなふうまの瞳に、待ち望んだ桜の蕾が飛び込んできた。

 

(あれがアイナの⋯⋯秘密の⋯⋯)

 

 くすみ一つ存在しない綺麗なピンク色だ。乳輪の色素は極めて薄く、肌との境界線が遠目からだと分からなかった。しかし、その分、人差し指の先端サイズの乳頭。しゃぶり易そうな柔豆が鮮烈に網膜に焼き付き、ふうまの脳髄を真っ白に染めた。

 思考が停止し、膨張した逸物が水着の中で精を暴発させる。我慢する暇すらなかった。屈辱よりも焦りを感じ、おねしょをした幼児のような心持ちでふうまは前を押さえる。

 それは戦いの中では致命的な隙であった。ほんの数秒だけ、肉体は絶頂の檻に捕らわれ、腰から力が抜けてしまう。

 アイナの方をガン見するふうまの後頭部に、淫魔の放った魔力弾が直撃したのはその直後だった。

 

「ッ!? ふうまぁ!」

 

 意識を刈り取られ地に伏せるふうまを見て、アイナは焦りの声を上げる。

 リリムムオー・改も未だに健在だというのに、遠距離攻撃手段を有した魔族の相手をするのは、武器を持たないアイナの手に余るだろう。

 彼女もそれを理解しており、苦虫を噛み潰した表情で歯軋りをする。

 

「デカいおっぱいだな」

「クッ」

 

 距離を取り、対峙した淫魔の口からモロ出しになった乳房を揶揄する言葉が投げつけられた。

 何対もの不躾な視線が生白い果肉に集中している事に気が付いたアイナは、両腕で豊乳を抱き寄せる。

 数多の修羅場を潜り抜けた女傑といえど、彼女はうら若い乙女なのだ。淫の氣の影響で火照る下腹部を無視し、奮戦を続けていたものの限界が近い。すると、闘争心とは真逆の感情がアイナの胸に芽生える。それは彼女にこう語り掛けてきた。

 諦めろと、すぐに殺されることはないのだから、従順な振りをして脱出のチャンスを待てと。捕まれば淫魔達に犯されるだろうがいいではないか、ずっとヤリたかったんだろう。あいつらに気持ち良くしてもらえ。

 ジリジリと距離を詰める淫魔達に、アイナは半歩後退ってしまう。それは間違いなく精神が敗北を確信した証拠である。

 一度、逃げに入ってしまえばもう無理だ。明らかな怯えを美貌に浮かべ、ただの少女のように胸を庇うアイナが数の暴力に負け、拘束されるのは時間の問題だった。

 

 

 ※

 

 

「ちくしょう! 離せ! 離しやがれ!!」

 

 戦闘が行われたVIP専用ヴィラの二階にある寝室に二人は運ばれていた。

 アイナは悪態を吐いて暴れているが、ふうまは未だに意識を喪失したままである。

 

「おお! まだ抵抗する意思が残っているのか」

「だが、そろそろ限界だろうに⋯⋯触られてるだけでもイキそうなんだろう?」

「くぅ! う、うるせぇ! 誰がお前らなんかにっ!」

 

 アイナは数人の淫魔に群がられ、ベッドの上に押さえ付けられていた。この程度、普段の彼女であれば容易く振りほどける筈なのに、身体に力が全く入らない。

 既に淫の氣が全身に回り、アイナの肢体は完全に弛緩してしまっていたのだ。

 四肢を捕らわれ大の字にされている為、豊かな乳房は惨めに晒され、牡の視線の餌食にされている。

 

「やっぱり上物だな。旨そうな乳だ。これをこれから、俺達に好きにされるんだ。悔しいか?」

「くたばれ! こら! 触んじゃねえ! 殺すぞ!」

「もっと抵抗しろ。お前みたいな強気な女を牝に堕とすのは、淫魔冥利に尽きる」

 

 アイナのような男勝りな女性にとって、淫魔の舐める視線は屈辱の極みだ。何より彼女を辱しめたのは野獣の群れに囲まれ、僅かな恐怖を覚えてしまっている弱い自分の心である。

 

(く、そ⋯⋯に、逃げらんねぇ。ふうまは? あいつが何か策を思い付けば⋯⋯)

 

 弱い心に捕らわれたアイナは、ふうまに救いを求めた。逃げの思考である。自力での逆転を諦めた時点で彼女の心は敗北していたのだ。

 しかし、ふうまの意識は闇の底だった。隣のベッドに眠る彼は、アイナとは逆に女淫魔達に嫐り物にされていた。

 彼に群がる女達の中には、リリムムオー・改に搭乗していたリリムと浜辺で遭遇したミーティアという淫魔の姿もある。

 リリムがふうまの水着を脱がしていた。晒された男性器をミーティアが熱のこもった瞳で凝視し、夢精でもしたのだろうか、水着の裏地にはザーメンの染みがこびり付いている。その汚れを指差して、リリムが爆笑しているのを確認した辺りで見るに堪えなくなり、アイナは視線を逸らした。

 

「他人を気にしている場合か?」

「━━━━ッッ!?」

 

 淫魔の囁きが耳元で聞こえ、頬に湿った何かが張り付く。舌で舐められたのだと、アイナが理解した瞬間、異様な感覚が脊髄から脳髄へと走り、全身の産毛が逆立った。

 気持ち悪い。そう絶叫しようとしたアイナだったが、金魚の如く口を開閉させるだけで声が出ない。人間よりも遥かに長い淫魔の舌が、肌をなぞり上がると、アイナの意思に反して背筋がゆっくりと仰け反り、下腹部に虫が這い回る感触が生まれる。

 

「くううぅうぅ~~~~⋯⋯き、汚ねえだろうがあ! 舐めるんじゃね━━━━きひゃあ!!」

 

 ちょうど笑窪の部分にキスをされた。そのまま玉の肌をちゅるりと吸われると、毛穴から精気を吸引されている気がして悲鳴が漏れた。

 

「夜は長いんだ⋯⋯じっくりと溶かしてやろう」

「ゲスがッ!!」

 

 整っているがどこか冷酷な印象を与える淫魔の顔が幾つも近づいてくる。

 吐息が感じられる程の距離だ。だが、何もしてこない。一体どういうことだと訝しむアイナだったが、疑問は次第に焦りへと変化していく。

 

「くぅっ! ん、はぁ、はぁ⋯⋯どうなって、やがる⋯⋯あぁ⋯⋯何で、こんな⋯⋯熱く⋯⋯」

 

 牡の視線を意識する内に躰がムズムズしてきたのだ。淫魔の眼はそれ自体が熱量を帯びているのか、見つめられるだけでアイナの肢体は火照り、吐息が荒くなる。

 

「ああっ⋯⋯ああ! 見るな! 見るなぁ! くひっ⋯⋯んんっ! てめぇら! 何のつもりだ! クソォ!」

 

 無意識の内にアイナは腰を左右に捻り、唇を噛み締めていた。間違いなく彼女は発情している。全身の毛穴が開き、粘りの強い汗がじわじわ溢れ出す。

 内に秘めた焦りの正体が汚されることへの恐れではなく、触れてもらえないことへの憔悴であることは彼女も分かっていた。

 

「どうした? 具合でも悪いのか?」

「~~~~ッ!! うるせえ! 何でもねぇよ!」

 

 わざとらしい物言いに心臓が跳ねる。

 アイナは口元を吊り上げ、舐めるように肢体を視姦する淫魔達の手の平の上だ。

 ムチムチした太腿、括れた腰回り、蕩ける軟乳、汗の滴る首筋、見えない蛇が全身を犯す感覚に鳥肌が立つ。

 男達にも好みがあるらしく、視線を感じる箇所はまちまちだが、特に熱量が集中しているのはやはり薄ピンクの小豆である。

 弱火で焦がされるような甘痛い快感が、敏感な牝豆を愛撫し、肉体の変化を促す。

 

(うっ⋯⋯ま、まずい)

 

 女の象徴を凝視されているという背徳は、乳首を育てる優秀な肥料だ。血流がどんどん先っぽに集まり、柔い突起の硬度が上昇する。

 こんな屑共に乳首が勃起するところなんて見せたくない。そう思ったアイナは必死に意識を逸らし、硬くなるな、硬くなるなと念じるが、淫の氣が邪魔をし一向に静まる気配はない。

 

「おやおや、男勝りでも身体は一丁前に女らしい⋯⋯」

「起き上がってきたなあ~。感じてるのかあ?」

「ふ、ふん⋯⋯感じてるわけねーだろ!」

 

 虚勢とは裏腹に鎖骨の隙間には焦りの汗が溜まり、ベッドシーツが気持ち悪く湿る。

 変化は男達を楽しませるかの如くゆっくりと始まった。それはまるで種の発芽である。春の日差しを浴び、すくすくと成長する新芽のように、アイナの乳頭は萌え育ってゆくのだ。

 

「ちくしょう! ちくしょおおお!! 見るんじゃねえええ!!」

 

 可憐な蕾がそそり立つ様を男達は優しく見守った。アイナにはそれが悔しくて仕方がない。

 しかし、肉体は正直だ。抵抗も空しくフル勃起してしまい、直径一センチ強の齧り甲斐のありそうな牝乳首で、アイナは狂おしい性快楽を感じていた。

 二つの突起に牡が集まり、フゥーと息を吹き掛けられると、電気ショックが神経を掻き乱し、女体が海老反りになる。

 

「くひぃ!? あっあっ! ひゃめろお!」

「もうビンビンじゃないか!」

「おい、下はどうなってる?」

 

 乳首の成長っぷりに満足した淫魔達が次に興味を持ったのは、紫の極小ボトムに包まれた下半身だ。

 平均よりもだいぶ太い股肉を切なげに擦り合わせ、腰骨を上下左右に揺らす様子は牡を誘う誘蛾灯である。

 なぜアイナはその様な醜態を晒しているのか。

 感度の高まりに応じて、もどかしさを募らせる若い子宮は、その内側に淫らな潤いを生じさせ、アイナの牝の部分に漆を塗るような痒みを刻んだのだ。

 トロトロと母胎から溢れた牝漆が産道を伝い、今まさに体外に排泄されようとしていた。

 

(止まれ! 止まれよぉ⋯⋯見られちまう! アソコが発情してるの、バレちまううう~!)

 

「おー! 湿ってきたぞ!」

「淫の氣も全身に回ったようだな。意識するだけでもたまらないだろう?」

 

 無理矢理にM字開脚させられ、股座を覗き込まれるアイナ。

 ふんわり盛り上がった肉土手の亀裂。大陰唇が半分はみ出したエロ水着の中央に、色の濃い場所があった。湿っているようである。しかも、今この瞬間にも染みは徐々に拡大しているようだ。

 水気を含み、肌にピッタリと張り付いた薄布は、内に秘められた生々しい粘膜の形状を浮き出させてしまっている。

 襞状のヴァギナの入口と鞘に包まれた小さな肉芽の突起、牡を誘い、僅かに開閉しながら新たな子宮粘液を吐き出す産道。全てがまる分かりだ。

 

「クソがぁ!! 何でだよお! エロ汁止まらねぇんだ! 何で俺がッ! 情けねぇよお」

 

 悲痛な自虐がアイナから溢れる。気丈な少女にとって、性的に感じている様を観察されるなど屈辱の極みである。

 

「ほほお~! 見ろ、この水気に浮き出た皺! 陰毛だぞ!」

「たまらないなあ。色はどうか、直接拝みたいぞ」

「や、やめろおおおおぉぉ!!!!」

 

 好き勝手に寸評を述べていた淫魔の一人が、水着のクロッチに指を引っ掛け、乙女の秘密を解き明かそうとした。

 それだけはやめてくれとアイナは懇願したが、そんな姿は魔族にとっては特上の甘味なのだ。当然、聞き入れられる筈はない。

 淫魔は下劣な笑みを浮かべ、濡れた布地を脇へ押し退けてしまった。

 

「おいおい、これはすごいな!」

「まともに愛撫もしてないってのに、本気汁ダラダラじゃないか」

「荒事で飯食ってる割に、使い込んではないようだな」

 

 ニチャアアと淫らな粘音を鳴らし、乙女の秘所は晒された。淫猥と言う表現がピッタリな粘膜の塊は、女性器など星の数ほど見てきた淫魔達すら感嘆させる美しさ。

 尻と同じく肉のたっぷりと乗った恥丘から大陰唇への流れは光沢を放ち、一見すると無毛に見えるが実は違う。頭髪と同じ銀色の陰毛が慎ましげに縁取っているのだ。

 グラマラスな肢体に反して、第二次性徴期の少女を彷彿とさせる未熟なヘアーである。細く、柔らかく、縮れすら存在しない細毛が透明感のある艶を放っていた。

 そして、普段は隙間なく閉じているであろう膣肉の内部は、褪紅の小陰唇が僅かにはみ出し、朝露を纏った朝顔の如しだ。

 淡い花弁に彩られた産道は真新しい濃紅の肉を覗かせ、本人の意思とは関係なく牡を誘う官能魔力を放っている。

 案の定、雌しべの蜜液に惑わされたか、淫魔が霜降り大陰唇に指を添えて最後の扉を開く。

 

「旨そうだなぁ~」

「ひううぅうぅ~ん! ひあっ! くっ! ふざけんなあ!! 見世物じゃねえんだぞ!!」

 

 肉の谷間が外気に触れ、指に軽く引っ張られただけで、アイナは女らしい嬌声を上げてしまった。

 羞恥とそれを上回る期待を隠す為にドスの効いた脅しを掛けるが、喘ぎながらでは惨めなだけだ。

 

「ひゃ、ひゃめろ! い、いやだっ! や、ひああぁあぁ!!! やらあああぁぁ~~~!!!」

 

 ベロリと伸ばされた舌が、糖蜜を垂れ流す陰部に触れた。二十センチ以上ある蛇舌である。それ自体が独立した生命体であるかのようにうねくり、淫氣に火照った膣口を舐め回す舌愛撫の快楽は、アイナを女戦士からただの少女へと堕としてしまった。

 くちくち、ねちねちと納豆をかき混ぜる時に良く似た音は、男の唾液だけではなく、女の蜜も一緒に混ざってゆく事実を嫌でも彼女に認識させる。

 

「やめてくれよぉ⋯⋯いひっ⋯⋯あん⋯⋯もう許してくれえ!」

 

 元からギリギリで淫の氣に抗っていたのだ。淫魔にとっては愛撫未満のちょっとした悪戯でさえ、アイナの反骨を表面張力の限界を超えたコップの水のように無残に溢してしまった。

 アイナは大小の陰唇の隙間を舌先でほじくられ、熱く潤った産道を舌が数度往復しただけで、情けなく恥骨を突き上げて反り腰を披露したのだ。

 そうして仮面を剥がされ、発情と強制的に向き合う羽目になった隻眼の美女は次第に怯え始める。

 

(やばい! やばい! もうこんなに感じちまってる!? 今、ぺニスを入れられたら簡単に堕ちちまう!)

 

 母胎は既に男性器を求め、熱く捩れていた。

 心は拒絶したいのに躰は従順なものだ。

 女陰を堪能していた淫魔が口を離し、女体に覆い被さってくると、アイナは征服の予感に昏い悦びを覚え、肢体を震わせる。

 

(ひぃっ! ち、ちんぽ来る!?)

 

 挿入の快感に備えて、ギュッと目蓋を閉じたアイナであったが、牡棒が膣を蹂躙する気配はなかった。

 

「な、なんで⋯⋯?」

「何だ? もしかして挿入して欲しいのか?」

「くっ⋯⋯そんなわけねぇだろ!」

 

 ぺニスの代わりに言葉がアイナを犯す。

 女を惑わし、堕落させる魔力を含んだ麗声が鼓膜を震わせると、思わず生唾を飲み込んだ。

 淫魔の問い掛けは彼女の内心を見透かしているらしい。しかし、本当は期待していたなどと答えれるはずもなく、心臓の高鳴りから逃げるように目を反らすアイナだった。

 

「挿入して欲しくなったらそう言え。これはゲームだ。お前がどれだけ痩せ我慢出来るかのな⋯⋯」

「クソ野郎がッ!!」

「強がりも今の内だ。泣いておねだりするまで溶かしてやるよ」

 

 彼らはアイナを玩具として弄ぶつもりである。無理に行為に及ぶよりも長い時間を掛けて情欲を高め、自我が崩壊するまでイカせ抜いてから犯したほうが、高純度の精気を摂取出来るのだった。

 そして、遊びは終わりだと他の淫魔達も愛撫に参加してくる。耳や首筋、乳首など全身至る所の性感帯に舌を這わせたのだ。

 

「やらっ⋯⋯しょんなとこ、舐めりゅなあ! ひう! んあああひいい~!」

 

 二人の淫魔が両乳首に細く伸ばした舌を巻き付けた。コリコリに凝り固まった小豆に纏わり、シコシコと扱いてやるとアイナは豊満な乳房を左右に振って抵抗する。しかし、人外の器官は強い力で乳頭を離さず、逆に乳快楽で彼女を苛む結果となった。

 人間の舌では不可能な芸当である。それぞれが好みの動きで乳首を引っ張り、舐め回し、甘い木苺を味わっているのだ。

 そのまま突起を真上に引き上げると、柔乳は巨大な餅か苺大福のように伸びてしまう。

 

「んああああ!! だめだあ!! おぐっ!? おっおっ! おっぱいが伸びちまうううぅうぅ~~~!!!! 離してくれえ!!」

 

 片方一キロ強の重量が勃起乳首に集中し、最悪の結末がアイナの脳裏に過る。

 強烈な電気ショック染みた快感に抗いながら、淫魔達に情けない哀願をすると、意外にも救いの手が差し伸べられた。

 ただしそれが、彼女の望んだ救いとは限らないのだが。

 

「重い駄肉だなあ~。しょうがない、支えてやろう」

 

 幾重もの布切れが擦れるのに似た音が鳴ると、数枚の蛇舌が乳肉に巻き付き支えた。

 柔らかい脂肪の塊に、唾液に濡れた舌がメートル単位にまで伸びて襲い掛かっているのだ。それは、もはや舌ではなく触手の群である。乳房の根元から桜色の先端まで螺旋を描き、母性の象徴を強引に緊縛されたアイナであるが、唇から溢れたのは苦鳴ではなかった。

 

「らめらあああぁああ!!! 強くされたら中身が出ちまうよおおおぉぉ!!! おひあ!? んきゅん!! し、搾るにゃああああ!!」

 

 見た目に反して淫魔の触手舌は柔らかく、なにより巧みであったのだ。

 未熟な乳腺を解すように揉み、溶かした乳脂肪を母乳に変えて乳首から搾り出そうとしている。そう錯覚したアイナは甘苦しい悦楽の波に牝の弱さを晒してしまう。

 白い果実の内側に葉脈の如く広がる乳腺に微弱な電流が流され、舌が蠢く度に熱を孕み、いとも容易く蕩けてアイナを悶えさせる。

 

「気持ち良いのはおっぱいだけじゃないだろ?」

「キャアアアッ!! ヒクッ! いやら! 今、敏感らから⋯⋯くひぃ! ああっ、いや、らめ、らめ⋯⋯許してぇ! イッちゃう! イッちゃうからあ!」

 

 乳房に意識を奪われていたアイナは、ねっとりと喉元から顎の下までを舐められ、女らしい悲鳴を上げてしまう。汗の溜まり易い喉笛に鎖骨の凹みを念入りに擽られると、淫氣に狂った肉体はブリッジで感度の高ぶりを証明した。

 

「かなりしょっぱいな⋯⋯肉や塩分の高いものばかり食ってるだろ? 健康には気をつけろよ」

「うるへぇ! バカにしゅるなあ! あっ!? ダメ! ヒッ!」

「おい、こっちの味の方が濃そうだぞ」

 

 アイナは肉体を汚す方法は性的な暴行だけではないということを知った。

 指やぺニスを用いた性技であれば、快楽を刻み付けられるだけですむ。しかし、舌は味を司る感覚器官である。女体を這い、撫で回すと触覚と性感だけではなく味覚でもアイナを堪能出来るのだ。

 自分の味という本来は絶対知りえない筈の情報を開示され、ボーイッシュな美貌は羞恥の赤に染まる。

 そして、淫魔達はそのまま女体の味比べをするつもりのようだ。

 アイナの両腕を動かし、頭の上でクロスさせて拘束すると、綺麗に処理された脇の下が露になる。汗で艶光り、抵抗しているのだろう大円筋と広背筋が、リンパ腺を生物のように蠢かせていた。

 光の反射の魔力か、一層、淫靡に映る牝の希少部位はより強力な、ツンと鼻を刺す臭気を発散している。

 その脇の下を淫魔の舌が執拗に嬲った。ピチャピチャと猫がミルクを舐めている風にも聞こえる、嫌に響く音を立てる凌辱者達。アイナにはそれが何よりも屈辱的であったようだ。

 唇を噛み締め、決して声が漏れないようにと必死に我慢していたが、それも長くは続かなかった。

 

「はひうあああぁ~~!! もうやめてくれえええぇええぇぇ!! 舐めるのはいやだあ!! 俺を食べないでくれよお!」

「もっと鳴け! お前が乱れれば乱れるほど精気が溢れる」

 

 肉厚な太腿に中性的な美貌の淫魔が唇を落とした。膝の内側である。跡が残るほど強く吸われると、股間の付け根辺りが熱く疼いて仕方がない。

 淫魔はアイナの期待通りの動きを見せた。内股を這いずるようにしゃぶり、連続で接吻をプレゼントしたのだ。徐々に股座に接近する唇にアイナは危機感を覚えたが、自分から股を広げて、再度の膣愛撫を受け入れ準備を整えているのはどういうことか。

 

(またマンコ舐められちまうっ! 今度は本気だ! 堕とされる! クンニ欲しい! やべぇのに⋯⋯負けちまうのに⋯⋯クンニして欲しい!)

 

 股関節の筋に優しく歯を立て、肉を噛まれるとアイナは色っぽく呻く。やるなら早くしてくれ。そう言いたげに潤んだ瞳を向けると阿吽の呼吸か、淫魔もメインディッシュを食すために禁断の果肉に口を付けるところだった。

 

「ンヒヤアアアアあああアァ~~~!!!! イグああああ!? いくッ! イグぅ!!? らめらのおおおおお~~!!!!」

 

 男が皮から頭を覗かせたクリトリスを吸うと、アイナは一瞬たりとも堪えることが出来ずにオーガズムの醜態を晒してしまう。

 淫の氣の効果は小さな快楽神経の塊をアクメスイッチに変えてしまったのだ。

 米粒を唇に挟み、捏ねる。上の前歯に包皮と肉芽の境目を引っ掛ける。舌先で包み、円を描き摩擦する。どんな刺激を与えても面白いように跳ねる肢体に、淫魔達は盛り上がってゆく。

 

「オッオッ! 踊ってやがるぜ!」

「チンポ欲しくなったらいつでも言え」

「う、うるへ~⋯⋯あっ! クゥッ! チンポなんか⋯⋯チンポなんかぁ~!」

 

 男性器の名を口にしただけで、膣が潤ってしまう。アイナは頭の中でチンポチンポと呟いている自分に気が付いた。

 

「子宮の味も堪能させて貰おうかな?」

「らめ! らあああぁぁ~!? おひっ! くひあああ!! マンコすりゅなあ!? オッオッおっ!!」

 

 淫魔がヴァギナに口を付けた。陰唇とのディープキスである。グシュルと愛液と唾液が混ざり合い、異質な芳香を放つ。

 伸縮自在な舌が、螺旋を描きながら膣襞の感触を楽しむ。入口付近は大きく弾力のある襞が侵入者を歓迎し、奥へと進むにつれて、細かい繊維状の愛撫器官が舌と絡み合った。

 まるでもっと愛してと媚びを売るように纏わり付いてくる蜜壺に、淫魔はご満悦だ。

 アイナの心が欲望の中に溶けてゆく。若く新鮮な子宮頚管粘液だけではなく、精気も禁断のスパイスとして混ざっているのだ。淫魔だからこそ味わえる極上のカクテルである。

 そして、一番濃厚な精気は生命を育む器官の中にのみ存在するのだ。

 行かないでと泣いてすがって来る膣肉との別れを済ませ、舌先は母胎の最奥へと侵入を果たした。

 プリプリな子宮口を時計回りに三度撫でてやると、赤ん坊を守る最後の扉は容易くアイナを裏切ってしまう。だが、その先は淫魔にとって、素晴らしいの一言に尽きた。

 入口が緩むだけで、蜂蜜よりも濃厚で甘い牝蜜が魔の味覚を唸らせたのだ。半ば固形物と言ってもよいほどの粘度を内包した甘味は、最高級の糧である。

 

「これは⋯⋯甘いな⋯⋯」

「ひぃきゃあああ~~! 奥はらめらあ! いやらって! あひっ!? 言ってるらろお!? クッ!? んんんんん~~~!!!」

「後で俺達も舐めたいなあ~」

 

 揺籃の内側で艶かしいピンクの蛞蝓が蠢動する。子宮内膜から滲む甘い粘液を舌先で掬い上げ、ゆっくりと転がす。

 舌を一旦、口内に戻し、テイスティングをするように味わう淫魔。そのまま、薄く口の中に擦り込み胃の腑まで落とす。

 高濃度の精気は麻薬だ。またすぐに欲しくなり、ポルチオを吟味する。

 

「ひゃあああ!? イックッッ!? イクのとまらねえええぇ~~~!! 壊れちまう!? 子宮ッ! 溶けるぅ~! くうひいいいいいん!!!」

 

 何度も膣肉を往復し、子宮底を舐める男。ざらついた味蕾が粘膜を傷付けると、子宮を守る為に、新鮮な愛液がどんどん溢れてくる。

 滑りの良い内膜を嬲り続けてゆくと、子宮全体が解れ、泥濘む。それは、もはや捕食だった。淫魔は単なる生殖ではなく、飢えを満たす手段として女体を貪っているのだ。

 そして、赤ん坊を育てる器官を舌で愛撫されるという生まれて初めての体験に、潤けた母胎はもう許してと泣き言を漏らし、アイナの口を突いて出た。

 

「ヒグッ! やめてくれぇ! もう許してくれよお! もう耐えられねぇんだ。勘弁してくれよ。頼むぅっ!」

「許してだと? 違うだろ!?」

「あああっ!? しょこは!? ひぃい! しょこはあ! マンコじゃないだろお!? おほお!!? おっおっお~~!!」

 

 望んでいた言葉と違ったからだろうか、お仕置きとして、アリクイのそれを更に延長したような細長い舌が、アイナの耳孔に差し込まれた。

 プールで泳いでいる最中に、耳の穴に水が入った時によく似た寒気と異物感が彼女を総毛立たせる。鼓膜のすぐ側でニチャニチャと粘ついた水音が響き、銀髪少女は白目を剥いて痙攣してしまう。

 それは、脳を犯されているに等しい行為である。自意識が崩壊し、下品なイキ声を止めることが出来ないアイナであった。

 

「耳糞が溜まってるぞぉ! 少し掃除してやろうか?」

「ほひいいいぃぃ!!! ひゃめろおおおおおぉ!!!!」

 

 外耳道にこびり付いた老廃物を、粘着綿棒と化した舌が丁寧に削ぎ落としてゆく。

 爽快とさえ言える心地好さに、アイナの四肢が歪に痙攣した。

 

「パサパサしているな⋯⋯乾燥した耳糞だ⋯⋯」

「ひぃ、んなことぉ~⋯⋯言うんじゃねえ! くひっ⋯⋯ほあああん!!」

 

 耳垢の食感を批評されるという屈辱にアイナは紅潮する。だが、全身至る所を嫌悪すべき凌辱者達に吟味されるという背徳は、堕落的な悦楽に変換され、彼女を敗北アクメさせた。

 

「ほひっ!? ほほあ!! くううううん!! ヒクッ!? イッちまうううぅううぅうぅ!!!!」

 

 プシアアアアア!! ピュシュウウウウウウ!!!!

 

 鼓膜に降り積もった、パウダー質な耳垢の蓋をペリペリと剥がれると同時に、股座の穴から排泄潮を放出した。

 断続的に巻き散らかされる潮吹きに、アイナの脳髄は暗転と覚醒を繰り返す。強烈な絶頂感に彼女は涎すら垂らしていたのだ。

 未だに膣内を躾る舌もそのままだというのに、だらしなくお漏らしをするアイナに、淫魔達は見下しと侮蔑の言葉を送る。

 

「臭い汁を垂れ流して、みっともない奴だ!」

「さっきまでの強気な態度はどうしたんだ? もう欲しくて堪らないんだろ、この牝犬が!」

 

 陳腐な罵倒だ。だが、普段であれば容易く殲滅出来る相手に虐げられている状況が、アイナを痙攣させた。

 マゾヒズムを刺激され、自分は人間以下の獣なのだと認識した途端に、女戦士は奴隷へと変貌してしまったのだ。

 

「ちっくしょおおおおお!!!! こんなあ!! なんでぇ!? あっ! また来る!? おっひああ~!! きひいいいぃぃん!? どうしてぇ!! こんなにッ! んひ! 気持ち良いんだよおおおぉぉおおおおぉぉぉ!!?」

 

 とうの昔に手足の拘束など解かれているにも関わらずに、アイナは蹂躙されるのをよしとしていた。

 白目のまま、後頭部と足で身体を支え、歪なブリッジを披露しながら、情けなく送り腰を繰り返す姿は、下劣で淫らな下等性獣と言ったところか。

 彼女はもう自分が何故犯されているのか理解出来ていなかった。任務も忘れはて、現状を受け入れて欲を満たすべきか、心の奥に未だ存在するプライドの残り滓にしがみつくべきか、白濁する脳内で苦悩するしか出来ない。

 だが、本能では何を望んでいるのか、彼女も本当は分かっているのではないだろうか⋯⋯。

 

「仰け反っちゃってまあ、可愛いおへそじゃないか」

「ひぅぅ!? 今度はしょこお!?」

 

 美しく括れた腰回りを愛でていた一人が、可憐な臍の穴に興味を持った。

 彼は曲線の頂点に芽吹く小さな雌しべに端正な顔を寄せ、乙女の濃縮体臭を肺いっぱいに吸引したのだ。

 その小さな穴の中からは、数年分の老廃物が発酵した香りがする。それは、糞便のように吐き気を催す不快な臭いではなく、一種のフェロモン。牡を引き寄せ、頬ずりしたくなる程に愛おしくて、魅力的な焚香料なのである。

 しかし、食物として性を貪る淫魔が、嗅覚で女を堪能しただけで満足する筈がない。臍に鼻を突っ込んで荒い鼻呼吸を繰り返していた彼であったが、満足そうに鼻を離すと、今度は唇を小穴に押し付けてブチュルと中身を啜った。

 

「ヒイイイイィ!! そこはダメだあ!! 汚いだろぉ!? んっ!? んひっ! きゅうううううん!!! らめぇ~!!」

 

 鍼灸の細針を打たれた時に近い感覚がアイナを襲う。意思を持った舌が、臍奥のゴマをほじくり返そうとしているのだった。苦痛はないが、得たいの知れない異物が体内に侵入する恐怖と、人体の内で肛門の次に不潔であろう場所へ、捕食器官を捩じ込まれる羞恥に、勝ち気なアイナも乙女心を露にする。

 嫌々と首を振り、奥歯を小刻みに打ち合わせて恐れを伝えるが、そんな行為は凌辱者の股座に張りを与えるだけだ。

 それに、臍の内側に固着した垢をザラザラな舌で落とされると、確かな快感が彼女の目尻を蕩けさせるのである。それは、垢擦りや耳掻きを受ける安らぎとリラックスに似ていた。

 水飴を口の中に溶かしたような甘ったるい猫なで声で拒絶しても、受け入れられる筈はない。

 

「おっ! これは大物だあ~!」

「おひっ!? ひいん!」

 

 魔族の舌先が弾力のある塊を捉えた。丸めれば直径一センチ弱にはなるだろうか、穴の一番奥に付着していたそれを丁寧に剥がしてゆくと、ベリベリ、ボリボリという振動が体内まで届き、アイナを慄かせる。

 

「見てみろ。すごいのが取れたぞ!」

 

 最後にゴリッと鈍い音を立てて、臍のゴマが外れた。

 舌先に器用に乗せた灰黒色の滓がアイナの目の前へ差し出される。

 自分の皮脂堆積の発酵臭に鼻を刺激されると、アイナは反射的に顔を反らす。その表情には嫌悪がありありと浮かび上がっていた。

 

「おい! ちゃんと見ろよ!」

「い、嫌だ! こんなっ⋯⋯ふむゅうううぅん!!?」

 

 拒絶を示すアイナの顎を鷲掴みにし、人間より遥かに強い力で無理矢理、振り向かせると、淫魔は唐突に乙女の唇に自らのそれを押し付けた。

 目を見開き驚愕するアイナの唇を割り、舌が侵入してくる。生暖かい蛞蝓が乙女の舌の上に臍のゴマを置き、執拗に絡み付かせた。すると、彼女の味覚に濃厚な蘞味と苦味が襲い掛かったのだ。

 自分の皮脂の風味に眉をひそめ、アイナは淫魔の蛇舌を押し出そうとしたが、意思に反して肉体は不快なベーゼを喜んで受け入れてしまった。

 

「んひゅ⋯⋯ちゅぷっ! きしゅう! 舌、溶けひまうぅ~⋯⋯ちゃぴ⋯⋯きゅぷん⋯⋯んっんっん~!」

 

(なんでだよ⋯⋯こんな最低なキスされてんのに⋯⋯なんで合わせちまうんだよぉ⋯⋯どうして気持ち良くなっちまってるんだ? 腹の中、熱くてたまんねぇよぉ~⋯⋯)

 

 熱っぽい鼻息を吐きながら、アイナは人外のベロを音を立てて啜った。皮脂垢の溶けた唾液をコクリコクリと喉を鳴らして飲み干し、自分から唇を押し付けさえしたのだ。

 生々しい体液交換を続けながら、アイナは迷っていた、妙に指先がムズムズするのである。自由になった腕を宙に彷徨わせ、覆い被さる淫魔に近付けては離すという行為を彼女は繰り返した。

 自分が何をしたいのか、判別がついたのは淫魔が彼女の後頭部に手を添えて、より深く繋がったからだ。

 謎の興奮に囚われたアイナが、おっかなびっくり男の首に両腕を回すと、腹を決めて力を込めた。

 

「なんだ? その気になったのか?」

「ちゅん⋯⋯ちゅぷ、びちっ⋯⋯れるぅ~⋯⋯んひぃ~⋯⋯うるへぇ、身体が勝手にぃ⋯⋯ごく⋯⋯んぐっ⋯⋯しかたねぇんだよぉ」

 

 言い訳を口にするアイナだが、淫魔の唇を貪る姿は情熱的だ。

 まるで体液が甘蜜であるかのように抱き付き、下品な吸引音を立てて啜る口の端からは、唾液の川が喉元まで滴っているではないか。

 霞みがかった瞳は陶酔し、上の前歯の裏側から硬口蓋の隆起を探る肉ベロに自分の舌を巻き合わせて、まるで口の中で恋人繋ぎをしているかのような熱中っぷりだ。

 くすぐったいがもっと求めてしまう。そんなむず痒い快楽に耽る淫売の口から肉片が引き抜かれた。

 

「うへぁ~⋯⋯したぁ⋯⋯ひぅ⋯⋯きしゅう⋯⋯きしゅしろぉ~⋯⋯」

 

 名残惜しいのか、空中をゆらゆら漂う舌を仕舞うのすら忘れ、キスの続きを哀願するアイナ。

 その甘イキで火照った肌を汗で光らせ、媚を含んだ視線を送る様子は、もはやインキュバスのペットとして堕ちてしまった証拠ではないか。

 

「キスよりも気持ち良いい事⋯⋯したくないか?」

「ほんとかよぉ⋯⋯きしゅより気持ち良くなれりゅのか?」

「そうだ、極楽に連れて行ってやる」

 

 また別の男が耳元で囁く。それは、まさに悪魔の囁きであった。心が緩んだ隙を突いて、愛情すら感じる甘い声で優しく抱き寄せるのだ。

 耳掃除をされて風通しが良くなった鼓膜には、それは良く響いた。

 

「どうするんだ?」

「うひぃん! き、気持ち良くなりてぇよぉ! あっひぁ! 乳首もっとぉ~!」

 

 誘惑はどんどんアイナを追い詰めてゆく。耳に息を吹き掛けられながら、乳頭を人差し指と親指で摘ままれるともう堪らない。

 じんわりと勃起した豆を潰し、コロコロ転がす。甘痒い快感が乳腺を沿い、子宮まで届くと、アイナは駄々っ子のように首を振った。

 乳歯が生える前の赤ん坊の吸い付きと同じ力で乳首を苛める淫魔。本能的な幸福感を誘発させるテクニックに女が抗える筈がない。

 潰した乳豆を前方に引っ張られ、唇を噛み締めて絶頂を受け止めるアイナだが、その欲望の貪欲さは底が無いのか、次は再び女性器を愛でるように要求してきた。

 

「ああっひぃ! ぐくううぅ~⋯⋯おっぱいたまんねぇ! 今度は⋯⋯今度は下も弄ってくれぇ!」

「ヴァギナとクリトリス、どっちがいい?」

「どっちもだぁ! でも⋯⋯でも⋯⋯豆が疼いてしかたねぇんだ!」

 

 どうやら舌で十分に解された膣肉よりも、軽く愛撫されただけの肉芽の方に欲求不満は溜まっていたようである。

 眉を垂れ下げて、庇護欲を誘う幼顔でおねだりするアイナに、経験豊富な凌辱者達も胸の高ぶりを隠せない。

 袋の中から待ちきれないとばかりに顔を出した薄白桃色の突起に淫魔特有の細長い指が触れると、鋭い電流が神経の芯を貫き、クリトリスの真下にある尿道口からアクメ潮が放物線を描いた。

 腰椎を麻痺させる熱い塊が下腹部から女陰の先端まで駆け抜けるのを、アイナは歓喜をもって向かい入れた。我慢しようなどという考えは一片も思い浮かばなかったのだ。

 

「うはああああぁ!! 止まらねぇ!! 潮吹きアクメしちまってる!? やべぇ、やべぇよ⋯⋯こんな気持ち良いの覚えちまったら⋯⋯俺、こいつらの牝にされちまうよぉ」

 

 瞳を反転させ、がに股開きで腰を振る姿は、品性の欠けた獣そのものに見える。

 骨盤の裏側をトロトロに溶解させかねないオーガズムの波紋を持て余し、それでも更なる快楽を求めて、アイナは敏感な芽を自分から牡の指に擦り付けているのだ。

 

「ハハハ! また吹き出したな! 少しは我慢を覚えたらどうだ?」

「らってぇ! お前らがエッチな触り方しゅるからだろお!? 俺に変な媚薬盛って⋯⋯寄ってたかって犯そうとすりゅから! 俺のことマンコ奴隷にしたくしぇにぃ! 俺は悪くねぇ━━━━くひいいいいぃぃぃん!!?」

 

 粘液でコーティングされた繊細な器官を自発的に押し付け、オナニー行為を行いながら、アイナは苦し紛れの言い訳を口にした。

 肢体の淫らな動きを見れば分かるように、本気で拒絶を示しているわけではない。彼女は期待しているのだ。支配者によるお仕置きを⋯⋯。

 その証拠に爪先でクリトリスを軽く引っ掛かれると、激痛に近い刺激が神経網を焼き払ったにもかかわらず、彼女の顔には歪んだ笑みが張り付いているではないか。

 口は半開きで明らかに左右のバランスが崩れ、おまけに舌はだらしなく口外に放り出されている。焦点の合わない眼で、四方に忙しなく視線を送る様子は、まるで薬物中毒患者である。

 

「お豆コリコリされてイキまくりやがって! いいご身分だなあ~! お礼に俺達の役に立ちたいなら⋯⋯どうすればいいか、分かるよなあ?」

「わひぃぃ~!! おんおおおん!! きゅる!? きくううううぅ~~!!」

 

 肉芽を徹底的に愛でられ、アイナは犬の遠吠え染みた嬌声を上げる。

 並行して乳首転がしや、舌先肌愛撫はまだ続いているのだ。肢体の表面上に存在するあらゆる性感帯を蹂躙され、汁まみれの女体は淫らに跳ねた。

 全身が紅潮し、汗なのか唾液なのか、それとも撒き散らされたイキ汁なのか、判別出来ない液体に濡れた肢体は美しかった。

 豊満な乳肉は生殖本能の高ぶりによるものか、一回りサイズを増しているようであるし、肉欲に蕩けたトロ顔は行為以前の強気な凛々しさと反比例し、淫魔達の征服欲をいたく満足させたのだ。

 お互いの性欲を貪り合うような交わりの中で、仲間外れにされている性感帯があった。ポルチオである。

 子宮とは種を受け止める為の器官だ。どれだけ解され、溶かされ、絶頂に登り詰めても、精子で満杯にされない限りは満たされる事はないのだ。

 小ぶりな小陰唇は精一杯肥大化し、真っ赤に充血して牡を招き入れるべく必死だった。白濁した愛液をトロリトロリと吐き出して、甘い芳香を振り撒くのも、蜜蜂を引き寄せる花の生存戦略か。

 

「これは、食べ頃な完熟マンコだ」

 

 M字開脚させたアイナの雌しべを覗き込みながら、淫魔の一人が言った。

 満開に咲き誇り、脈動する膣襞の隆起と、汚れ一つ無い生命の神秘を育む扉まで、良く見通せる程に開いてしまった女の花園は、彼らにとって極上のメインディッシュなのだ。そして、これ以上のお預けは御免だと、最後の一押しをしたのである。

 

「どうしたいんだ?」

 

 簡潔な問いだ。しかし、その一言でアイナは自分が何を求めているのか、満たされるにはどう答えれば良いのか理解し、最後の一線を踏み越える決心をさせてしまった。

 生唾を何度も飲み込み。上手く動かない舌に鞭を打ち、嗄れた声を絞り出す。

 

「ぉ⋯⋯して⋯⋯おマンコしてぇ⋯⋯オチンポくれよぉ~⋯⋯もう我慢出来ないんだ⋯⋯腹の中、熱くて熱くてッ! 死んじまいそうなんだ。お前らの⋯⋯淫魔の肉便器になるからさあ⋯⋯種付けアクメでイカせてくれよお!!」

 

 遂に女戦士は折れた。心は屈伏し、誇りは地に堕ちたのである。

 しかし、アイナは幸せだった。何故この一言が言えなかったのだろうか。こんな開放的な気分になったのは初めてかもしれない。

 任務の為に必死で快楽への誘惑に抗い、自分を愛してくれる淫魔達に戦いを挑んでいたのが、遠い過去の事のように思えた。

 

「ほら、お望みの淫魔ぺニスだ」

「おおぉおぉ! お、俺のチンポッ! 早くっ! マンコに入れてくれえ!」

 

 人間サイズよりも二回りは太く長い癖に、異様に生白いぺニスである。

 立派な物を鼻先に翳され、アイナは興奮した様子で凝視した。女を魅了する牡フェロモンの香りに鼻の穴を限界まで広げると、狂乱して種付けを催促したのだ。

 

「おひっ! あっあっ! チンポ気持ちい⋯⋯んひ!」

 

 花弁のはみ出した陰口に逸物がくちゅりと触れた。竿に充填された熱い血潮の脈動を感じたか、膣口からゲル状の本気汁が大量に溢れ出す。

 小ぶりな可愛らしい小陰唇が、二匹の蛞蝓の如くうねりぺニスにへばり付いた。そのまま、ゆっくりと焦らしながらマラ棒を挿入してゆくと、膣壁の凹凸が小さな唇と化してキスのお出迎えをしてくれる。

 優秀な肉布団だ。ボリュームたっぷりの下半身に相応しく、膣肉を締め上げる内筋の力も強力で、何より深みがあった。真綿のように柔らかく、愛情たっぷりの膣バキュームで、隙間無く均等にぺニスをしゃぶるのである。アイナの蜜壺は一突き毎に、まるで胎内回帰の如く安らかな法悦を男に与えてくれる名器だ。

 だが、挿入による喜びの大きさでは、男は女に及ばないようである。

 亀頭が膣門を潜り抜けた瞬間、アイナは白目を剥き、淫らに仰け反った。しなる腰椎から頚椎までのラインは、ミシミシと限界を示す軋みを上げ、どれだけの快感電流が媚躰を犯しているのか丸分かりだ。

 今、アイナの脳内は過剰な快楽物質の過剰分泌で、トリップ状態にあるのだろう。淫の氣でタガが外れた女体は、不規則に痙攣しながら丸みのある恥骨を上下に振り、牡への求愛に勤しんでいる。

 チュプチュプ、チャプチャプ。可愛らしいとさえ言える水音を立てて抽挿が始まった。力強さに欠ける風にもとれる音だが、本質は全く違う。無駄がないのだ。歪みの存在しない完璧なストロークに近付けば近付く程、雑音は小さくなり、的確に膣性感を攻め立てるのであった。

 

「ああっ! ああっ! 良い! マンコ跳ねる!? ふくっ! ひっあああっ!! 奥ッ! んひっ!」

 

 逸物のエラが進むと膣襞を鞣し、引くと逆立てる。真逆の愛撫が毎秒休み無く牝壺を教育し、その躰は誰のものであるのか、何の為に存在するのか刻み込んでゆく。それは即ち、家畜としての価値である。

 何という悲劇か、魔族に両親の命を奪われた少女が快楽に屈伏し、人以下の存在に進んで堕ちて行くとは。

 だがそれも仕方あるまい。淫の氣に犯された肉体は理性の全てを失い、性の虜と化してしまうのだから。

 

「チンポイイ~! きにゅあああああ~~~!!! おまんこ蕩けてりゅうううう!! もっと深くにくれえええぇえぇ!! ひにゃああああぁぁぁん!!!!」

「そんなに良いなら自分で動いてみろ」

「うわっ! んあっ! ひゃあん! や、やば⋯⋯これ、刺さりゅううぅぅううぅ!!!」

 

 女体に覆い被さり、器用に恥骨側の膣襞を小突く雁首に、子猫のような鳴き声を漏らしていたアイナだったが、突如として視界が反転し、可愛らしい悲鳴を上げた。

 正常位から騎乗位への切り替え、アイナを抱き抱えながらの後転により、彼女の体重が瞬間的に結合部へ集中する。

 子宮口に添えられた肉棒がズンと重々しく前進し、アイナの未使用子宮を強引に貫通した。

 数十キロの負荷が漏斗状の生殖器官に掛かったのだ。牡の象徴は育児室の扉を容易く突破し、最も神聖な人体の秘所を押し潰してしまう。

 

「んひっ! んひゃあああぁあああぁ!!! 腰が止まらねええぇええぇ!! 子宮に効くうううううぅぅうううぅうぅ!!!!」

 

 アイナの臍の下辺りで指浣腸を喰らったような鈍痛が響くが、躰に馴染んだ淫の氣は苦痛すらも快楽に変える。

 骨の髄まで浸透する絶頂に彼女は夢中になった。主導権を譲渡されたのをいいことに自分から腰を振り、トロ顔を浮かべたのだ。

 特にアイナは子宮口に亀頭の雁が引っ掛かるのを気に入ったらしく、膝立ちになり、ほんの数センチの短い送り腰で、ポルチオ性感を堪能している。

 

「上手いじゃないか⋯⋯死ぬまで絞るのは止めてペットにしようかな?」

「ふむ、それもいいかもなぁ⋯⋯」

 

 見ようによっては献身的とも言える所作で肉棒への子宮コキに勤しむアイナを眺め、淫魔達が呟く、容姿端麗な彼らから見てもアイナは特級の美女である。普段は食事として一晩で萎びたミイラになるまで精気を絞るのだが、少し勿体無いと彼らは思い始めていた。

 

「なら、今日からお前は俺達の共有便器だ。廃人になるまで毎晩犯し狂わせてやるから覚悟しておけ!」

「ヒヒイイィィン!! やったああああ!! お前らの肉便器になるからよぉ! 皆で毎日、レイプしてくれえぇ!!」

 

 流れで命の危機は脱したアイナだったが、その代わりに待っているのは、肉便器としての運命である。

 気が狂うまで道具として扱われる苗床の一生は、いっそ殺せと嘆願する者も多い悲惨なバットエンドだ。

 しかし、アイナはその末路を嬉々として受け入れた。これで永遠に快楽の沼に沈み続ける事が出来る。彼女は喜びの表現としてデカイ尻を激しく振りながら、膣壺でぺニスをしゃぶり尽くすのだった。

 

「ほらあ、肉便器なら全員に奉仕してくれないとな。手と口が空いてるだろ?」

「うはぁ! チンポ! 旨そ⋯⋯ん、ん、ちゅ⋯⋯ジュプ⋯⋯ジュル!」

 

 他の男達は律儀に順番待ちをするつもりはないらしい。左右から勃起したぺニスを自慢気に差し出すと、両手と上の牝穴を使った淫技を要求してきた。

 アイナとしても、催淫効果を含んだカウパー液に濡れる肉棒は魅力的だ。レアステーキを前にした人狗族のように涎を垂らし、熱い肉棒を鷲掴みにして口元へ引き寄せたのである。

 

「ぞぷっ⋯⋯ぶちゅる⋯⋯れる、れろ⋯⋯ん、旨! チンポうめ⋯⋯くふ、ジュブ⋯⋯プチュ⋯⋯ン~~~!」

 

 アイナは貪欲だ。まず、右手に握ったぺニスを頬張り、竿の半ばまで舌を絡める。両頬がへこむほどの力で吸引すると、ぺニス内に充填された尿道球腺液が強引に引きずり出され、濃厚な甘味を口の中に広がった。

 そのままズプズプと頭を前後し、下品な音を立てて啜る。亀頭を舌先で撫で回しながら、雁の裏側を擽ってやると、じんわりとお代わりのカウパー液が喉に絡んだ。

 彼女はぺニスの味比べをご所望らしい。今度はこっちだと左手に持ったぺニスの尿道口を舌で器用に穿り返し、悪戯好きな子猫のような表情を浮かべた。

 どうやら牝猫にも主人に対する奉仕の心が芽生えたらしい。衝動的に貪るのではなく、淫魔にも気持ち良くなって欲しいという思いやりが垣間見えるようだ。

 逸物が僅かに跳ねたのを感じたのだろう。ンフッと得意気に笑ったアイナは竿から陰嚢へ標的を変えた。

 皺だらけの袋に優しくキスをし、唾液を塗りたくる。青臭い香りが漂い始めると、待ちきれなくなったのか口を大きく開ける。

 そのまま、まるで生卵を一飲みにするように片玉を口内に導くと、薄皮から染み出す精液の風味出汁を愛おしげにしゃぶり出したのだ。

 

「良い子だ⋯⋯大人しくなると可愛いもんだな」

「ん~~~! ジュル! ブチュウウウ! ンアア! ヅヅヅッ!!」

 

 意外とウブなのだろうか。アイナは少し優しい言葉を掛けられただけで頬を染めた。

 照れ隠しなのか顔を見られないように、角度に気を付けながら奉仕を続けるアイナの口淫には、より熱が込もっている風に見えるではないか。

 主人に喜んでもらえるのが自分の喜びだと言いたげに、アイナは睾丸を食む。繊細で優しい愛撫だった。当然だ。この玉がこれから自分に種付けする精を産み出してくれるのである。丁重に扱わなくては。

 袋の中身はパンパンだ。その内に秘めた生命の奔流を感じるとアイナはうっとりして熱い吐息を吐いた。

 

(やべぇ⋯⋯ザーメン欲しくてたまらねぇ⋯⋯子宮だけじゃ満足できねーよ。俺、全身グチャグチャにされたいんだ⋯⋯)

 

 弾倉の手入れを終えたなら次は銃身だ。

 竿の根元から裏筋に沿って舌を這わせるアイナ。陰嚢に燻る精子を誘導するかのような、色っぽい舐め方だ。

 ベロを限界まで伸ばし、舌先から舌根までを使いねっとり舐め回す。その様子はまるで、枝を移動する巨大な蝸牛である。

 左のぺニスから右のぺニスへ交互に移動し、味わう。手コキも併用してもう片方も飽きないように気を使った。

 そして、下も忘れていない。両手のスライドに合わせて、リズミカルに腰を振っているのだ。やや引き気味の腰付きで前後に動くと、アイナの発情を示すかのような粘ついた淫音を結合部から鳴らしていた。

 

「もう我慢できねぇ! んはあ! ひきゅうううぅうぅうううぅ!!! 射精してくれ! 中と外から⋯⋯ぐちゃぐちゃにしてくれえええええぇ!!!!」

 

 精一杯奉仕しているのに、淫魔達にはまだまだ余裕がある。当然ながら、人間とは性に対する能力も経験も段違いなのだ。

 彼らはアイナが乱れ、よがる様子をニヤニヤ笑いながら、見物して楽しんでいたのである。

 所詮、淫魔と牝奴隷のセックスは愛情の確認ではなく食事であり、根本的な価値観の違いが横たわっているのだ。

 そして、アイナは発狂した。従属し、媚を込めた奉仕をしても、彼らにとっては無様な余興でしかないと気が付いたのである。

 このままお預けされ続けたら本当に狂ってしまう。泣きそうな表情で奴隷は、冷徹な主人達に哀願してしまった。

 

「仕方ないな~! 新人牝奴隷に初日ボーナスをくれてやるか!」

「おひいいいぃいいぃ!! ありがとうごじゃいましゅううぅうううぅうぅぅ!!!!」

 

 醜態に満足したのか、三人の淫魔が動き始める。下からは鋭い突き上げがポルチオを虐げ、左右からはXLサイズのぺニスがアイナの唇を割り、喉奥までを一気に犯した。アイスキャンディーを舐めるようなまどろっこしい愛撫は口淫ではない。そう言いたげな強引な行為だ。

 

「ブジュル!! ゾブブブブッ!! おごっ!? オッオッアア゛!!! や、やべ、でぇ!!?」

 

 まるで食べ過ぎたハムスターだった。一本でも口から余るほどの肉棒が交互にピストン打ちで出入りしているのだ。

 喉奥の更に先、食道まで押し通る生臭い棒に、アイナは堪らず嘔吐反射を起こした。口内に生臭さが充満し、胃袋から酸っぱい何かがせり上がってくる。

 生理反応で視界が涙で潤むが、被虐性癖に目覚めつつある女体は苦しさよりも、むしろ頭が麻痺する麻薬的陶酔に酔いしれ、知らずの内に目尻を下げた。それは、サウナの後の水風呂を上回る快楽。口蓋扁桃をゴツンゴツンと殴られることにより得られる禁断のオルガズムだ。

 その一方で、ダブルイラマチオにふける男達も中々の快感を味わっているようだ。

 やはり基礎体力の賜物だろうか、アイナの口と喉の締まりは称賛に値した。柔らかく密着する内頬の粘膜に、亀頭から竿の根元までを研磨する繊細な猫舌。時折、カリや薄皮にめり込み、針で突っつくのに似た刺激を前立腺に響かせる前歯の列。大きく収束と開放を繰り返し、逸物を胃袋まで引き摺りそうな力で吸引する喉。どれもが男の肉欲を掻き立て、ヴァギナに負けず劣らずの名器としての性能を発揮していた。

 内側の蠢きも、人間であれば即座に精を放ってもおかしくなかったが、外観でもアイナは男達を楽しませる。

 グチュグチュと下品な音を立てる口からは大量の唾液が溢れ出して胸元まで滴っているのだ。窄めた唇と酸欠で上向きにずれた隻眼も無様さを加速させ、男達の歪んだ優越感を満足させた。

 

「下が止まってるぞ! サボるな!」

「うべぁ! ご、ごべんなざいいい!! おっお~!! もっとゆるめ━━━━ンぐひい!!? ごわっ! ごわれりゅううぅうぅううぅ!!!!」

 

 口強姦の衝撃に震えるアイナの子宮が激しく軋んだ。蔑ろにされるのは堪らないと、下に寝転ぶ淫魔が乱雑なピストンをお見舞いしたのである。

 これは種付けの準備だ。豊かな栄養たっぷりの母体を耕し、子宮に種を植え付けるのだ。ザーメンを一滴残らず吸い尽くす為に、複雑怪奇な紋様を描く膣襞を絡めて突く。すると白濁した愛液が早く種が欲しいと逸物をコーティングし、子宮が満開に咲き誇ると亀頭を包み、完全に捕捉してしまった。

 ポルチオ大しゅきホールドに機嫌を良くした牡は、アイナの大好きな子宮口のコリコリを集中して擦り、腰が抜けるまで嬲ってやる。

 デカケツを振りながらへっぴり腰を披露するアイナは、内からこみ上げる排尿欲求を収めることが出来ずに、擦り付けるような腰振りを続けながら黄色い小便を漏らした。

 

「うひひ! しょんべんれちまう!? シーシーしちまうううう!! と、止まらねぇ! 腰も、しょんべんも! 止められねぇええぇぇ!! ほわああああ~!」

 

 ジョボジョボと排尿しながらも、アイナは腰を止めることが出来なかった。脱力してうつ伏せに倒れてしまいそうになるが、口に刺さった二本の棒が身体を固定していたのだ。

 愛液に濡れる膣壺が掻き回される音と、尿が辺りに撒き散らされる音が重なり、アイナの鼓膜に新たな恥を刻む。

 排尿と膣責め。二種類の快感が大量の脳内麻薬の分泌を促し、淫らな嬌声として唇から溢れ出した。

 

「全身の穴がユルユルじゃないか!」

「ごめんなさいいぃぃ!! おしっこ我慢できな━━━━イキィッ!?」

「ククッ! これはお仕置きだなぁ!」

 

 小便を漏らしても淫魔に怒りはなかった。

 行為の最中の失禁など彼らにとっては快楽のスパイスでしかない。むしろ、より締め付けを強めた膣肉に笑みを浮かべている。

 そろそろボーイッシュな美貌が白濁に濡れるのが見たい。そう思った淫魔達は杭打ち速度を速め、三人同時に射精体勢に入った。

 陰嚢から装填された精子が、肉棒を一回り肥大化させると、喉を犯す二人は顎を押し退け、中咽頭を二本のフランクフルトで塞ぎ、食道へと銃口を向けた。

 そして、美子宮を堪能している男は両手で揺れるアイナの腰骨を掴み、逃げ道を封じると、子宮底に亀頭を押し当て、一段上へとポルチオを突き上げたのだ。

 腹の奥でゴリッと音が響いた気がした。射精に備えて下まで降りて来ていた子宮にとっては予想外の事態。ぺニスの力で内臓が元の位置まで無理矢理、矯正されてしまったのだ。

 神経が千切れるような快楽電流が骨盤裏に発生し、アイナが仰け反り、苦し気にえずく。

 筋痙攣を起こした膣肉が、罪人の首を締める荒縄の如く、咥え込んだ男の一本杉を圧迫すると、それを合図に三本の肉雄しべは一斉に精液を放った。

 

 ブビビュビュ!!! ビュルルルル!! ビグッ!! ビグッ!! ビャビャ!! ブュルルルルルルルルルッッ!!!!

 

「おへああぁああぁあぁ!!! ビュルビュルきたああああ~~!! おっほおおおおぉん!!! ザーメンしみりゅううううう!!? あ、あ、か、かりゃだがッ! あちゅい!? ひいっ! ホアイアアアアアア!!! ほ、骨の奥かりゃ、ビクビクしゅるおおおおお!!?」

 

 大量のザーメンがアイナに注がれた。喉奥から逆流してきた白濁汁が頬を膨らませ、それでも押さえきれずに溢れた分が、シャンパンのように口から吹き出した。

 淫魔の射精は量も持続力も人間とは段違いらしい。口から引き抜かれたぺニスは、尚も放射を続行したのだ。

 顔面と豊かな胸元が白く塗り潰される。肌の白さとは違う生々しい白濁であった。

 肌に精を散らすとは本来、無意味な行為である。あるとすれば、牡の征服欲と優越感を満たす為の行為か。だが彼らの精液は違う。淫魔の精液は、オーク達のそれと同等以上の催淫効果を持っているのだ。肌に触れただけでも、女体を更なる悦楽の高みへと導くのに余りある悪魔の粘液。

 アイナは栗花の香り漂う白濁を感じた瞬間、目を見開いた。肌が熱い。いや、躰全体が⋯⋯。

 無意識に手が動いていた。まるで化粧水を柔肌に塗り込むように粘液を広げる。精液の触れた箇所から官能的な衝動が体内に浸透してきたからだ。

 焦点の合わない瞳で一心不乱にザーメンを抱き締めるアイナに、間髪入れずに新たな絶頂が襲う。

 

「ヒギッ!? おああ!! 子宮がぁ!? ひいいいん!! パンパンになっちまうううう!!! ズグズクしゅるお!? ザーメン種子汁ぅ、全部飲み干しちまって、子宮が孕もうとしてりゅんだ!! だ、駄目だあ! 淫魔の赤ちゃんなんて産みたくッ!!? んんんんんん~~~!!!」

 

 半身をずぶ濡れにするほどのザーメンが、子宮に一滴残らず注ぎ込まれていた。

 喉を潤すマラソンランナーの如く母胎が脈動している。女として目覚めた子宮は種を全て卵巣に取り込もうと躍起になっているのだ。

 そして、さらに女陰は動く。陰嚢に残ったザーメンまでも吸い尽くそうと、何十層もの肉襞がピトリピトリと一斉に逸物に取り付き、母胎の中心に向けて扱きまくった。まるで蛞蝓の蠢く樹洞である。尿道に残った精液を啜り、各々が独立して動く肉蟲の群れに気分を良くした淫魔は、挿入したまま二発目をアイナにプレゼントした。

 

 ブビャルルルルルル!!!! ビチュ! ビチッ! ドゥルルルルルル!!!!

 

「んうううううぅぅぅ!!! きくうううう!! らめぇ! 溢れちまううぅうぅぅ!!!」

 

 貪欲な淫売子宮も、さすがに追いザーメンを飲み干すことは出来なかったようだ。

 隙間なく竿に密着している筈の子宮口からザーメンが逆流し、ご褒美をおねだりしている膣肉に染み渡ってゆく。

 糖蜜に群がる虫のような動きでザーメンに群がるビラビラは、その胎動で精子と愛液をかき混ぜ、牡牝が交わる時にのみ作り出せるカクテルとして、小陰唇の切れ目からドロリと排出させた。

 そして、男の欲望を叩き付けられたアイナは放心状態に陥っているようだ。

 悦楽に蕩けた瞳はだらしなく目尻を下げ、結合部から零れるザーメンカクテルを指で掬うと愛おしげに舌を這わせ、指しゃぶりを始めたのである。

 

「もっと抱いて欲しいだろ? え?」

「ふみゅう! 抱いて⋯⋯抱いてくれ! もうどうでもいいんだ! 壊れるまで中出しセックスしてくだしゃいいいい~~~!!!」

「ハハハッ! そうか! なら今度は尻をこっちに向けろ」

 

 陥落した乙女は主人の意のままに尻を振った。

 良く熟れた尻肉は淫らに揺れ汗粒を飛ばす。

 濡れた陰唇が乾かぬ内に、次なるぺニスが背後から侵入してくるのを、アイナは嬉々として受け入れたのだった。

 

 




次回はふうま視点の逆レイプ物になると思います。
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