※この作品はR-18です。

上手に潜入出来るかな?   作:くす玉爆弾

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ふうまがリリムにペニバン逆レイプされたら

 

 下半身が暖かい安らぎと心地好さに包まれている。ふうま小太郎が微睡みの底から浮上する際に感じたのは、そんな幸福とも言える快楽であった。

 

(うぅ⋯⋯俺は⋯⋯戦いはどうなって⋯⋯?)

 

「ッッ!?」

 

 半開きになった口から呻き声を漏らしていたふうまは、自身が戦いの最中にいたことを思い出して意識を覚醒させた。

 

「へっへっへ~! ようやく目を覚ましたみたいだねぇ」

「クッ! リリム! お前ッ!」

 

 状況を把握出来ていないふうまの隣から嫌みったらしい声が掛けられる。

 咄嗟に横を向くと美麗とも言える幼顔が卑劣な笑顔を浮かべていた。勿論、リリムである。

 リリムムオーに搭乗していた彼女が外に出ているという事は、淫魔達との戦闘は彼女達に軍配が上がったのか。

 悔しげに歯噛みするふうまを見て、リリムは手を叩いて喜んだ。

 

「ふふん! そんな睨んだって無駄だよーん! そんな情けない格好してさー」

「なっ! なんだ━━━━うっ、くああ!」

 

 どういう事かと疑問を口にする暇もなく、捕らわれた青年の下半身に生暖かい何かが這い回る快感が襲い、視線が下へと引き付けられる。

 彼は全裸だった。元々、水着一丁であったし、身ぐるみ剥がれたら裸になるのは当然である。職業柄、剥かれた程度では大して動揺などしないふうまであったが、股座に見覚えのある少女が顔を埋めているとなれば話は別だ。

 

「ミ、ミーティア!?」

「ふあぁ⋯⋯んく、ちゅ⋯⋯ふうまさん⋯⋯くち⋯⋯じゅぷ⋯⋯起きたんれすかぁ?」

 

 桃色の髪に二本の角を頭から生やした美少女が、ふうまのぺニスを口に含み、ストロークを繰り返していた。

 彼女は夢魔ミーティア。以前、リリム関係のトラブルに巻き込まれた際に知り合い、それ以降も良好な関係を築けていた魔族の少女だ。

 

「んふっ! 今、気持ち良くしてあげますね⋯⋯」

「待ってくれ! どうしてこんな⋯⋯くぅ、ああっ!」

 

 ふうまは理解出来なかった。リリムが夢魔のスタンダードなのだと思っていた彼にとって、ミーティアは礼儀正しくて優しい、素晴らしい少女だったのだ。

 先程も陰ながらサポートしてくれた彼女が何故、リリムとつるんで奇行に走っているのか。

 

「ふうまさんは鈍感です。ぐぷっ、じゅぽ⋯⋯んん! 私だって夢魔なんですからぁ、エッチな事は大好きなんですよ? 淫の氣でパンパンになった夢精チンポを見せられたらぁ⋯⋯レルっ、きゅぷん! 我慢なんてぇ、できませぇん」

 

 ミーティアの瞳にはハートマークが浮かんでいた。そうだ。彼女も淫魔の一族なのだ。性本能は理性に勝るのであった。

 ハイビスカスの花弁を思わせる可憐な舌が、ふうまの逸物に絡み付く。その種族に似合わない清純で可愛らしい容貌をしているにも関わらず、その舌技は熟達者のそれだ。

 ヌルヌルと尿道に近い裏筋に舌腹を蛇行させ、包皮が堆積している雁首のへこみに舌先を差し入れ、焦れったく擽るのである。

 肉蛇の這う動きに加え、輪を作った唇の包容と頬肉のバキュームが加勢に来れば、淫の氣で高ぶった牡の尊厳を破壊するには充分であった。

 

「くっそッ! ミーティア! やめてくれ⋯⋯うぐっ! くうううう!?」

 

 ブリュリュッ!! ビュルルルルルルルルッ!!!!

 

 頬を窄めた強力な吸引を前に、ふうまは敗北した。臀部を引き締めながら股座をぬるま湯が流れる感覚が襲い、白い精が一気に吐き出されたのである。

 心地好い排精に、つい目尻を下げて呻く。信頼と親しみを抱いていた少女により精を絞られるという背徳は、自慰とは比較にならない快楽を彼に与えた。

 

「ンフ⋯⋯ぐぷ! ふうまさんのザーメン、濃くて美味しいです⋯⋯ずぅぷ! じゅぼ! ずずずずじゅ~~~!!」

 

 射精したからと言ってオーガズムはそれで終わる訳ではない。陰茎の痙攣に合わせ尿管に残留した種の残りカスを、窄めた頬の吸引でズズズと引き摺り出されると、小規模なアクメが脳内で弾け、ふうまは赤ん坊のような指先を丸めたM字開脚の格好で、涎を垂らして眼球を裏返したのだ。

 

「あーあー。もう三発目だ。おやびんのそーろー!」

「ッ!?」

 

 ザーメンを飲まれながら、悶える姿をリリムに指摘され、赤面するふうま。

 しかし、三発目とは⋯⋯。

 

「にしし! おやびんが寝てる間にさあ、ミーティアと交代で絞ってたんだよねー! ちなみに私が一発、ミーティアが二発ね」

「うふふ、白いおねしょ漏らしちゃったふうまさんも可愛いかったです」

「お、お前らなぁ~⋯⋯」

 

 想像以上の醜態に、頭を抱えるふうまであった。

 しかし、今は最悪の事態ではないと判断出来る。この二人なら交渉の余地はあると考えたからだ。

 

「なぁ、精気を吸って満足したなら解放してくれないか? 行方不明者の詳細は分かったし、俺とアイナを帰してくれるなら、これ以上揉め事は起こさないって約束する」

 

 本当は淫の氣を散らす解毒剤が欲しかったのだが仕方ない。待機しているチームメンバーには恥ずかしい姿を見られるかも知れないが、五車に帰れば変態魔界医に治療してもらえるだろう。

 射精により多少はゆとりが出来たのか、徹底交戦ではなく撤退を選んだふうまだった。

 

「アイナってさあ、あそこでアヘってる牝犬のことぉ?」

 

 小馬鹿にした口調で顎をしゃくるリリムに従うと、ふうまの視界にとんでもない光景が飛び込んできた。

 

「アン! アン! アン! もっとぉ~! 深く突いてくれぇ! くぅううぉ! ヒイイイアアァァン!!!」

 

 共に解毒剤奪取の為に奔走した相棒である、アイナ・ウィンチェスターがインキュバスと思われる魔族に、バックから膣を小突かれて嬌声を上げている。

 自分が気を失っている間にどれだけの辱しめを受けたのか、意思の強さが垣間見えた隻眼は色欲に蕩けて、媚びの滲む声音で征服者におねだりをしているではないか、その浅ましい姿は、既に淫の氣に屈伏してしまったに違いない。

 

「ミーティア! 頼む。アイナを助けてやってくれ!」

 

 自分に力を貸してくれた相棒が汚されてゆく様子に、いたたまれない気持ちになったふうまは、この場で唯一頼りになりそうな少女に哀願したが⋯⋯。

 

「ごめんなさい、ふうまさん。それは出来ないんです。私も組織の仲間なので、その⋯⋯」

 

 伏し目がちに仲間は裏切れない。暗にそう言われたふうまは歯噛みするしかない。

 

「でもさぁ、おやびん。あのアイナって子。あいつらのペットにされて喜んでたよ。命は助かったんだしさ、邪魔しちゃ悪いって!」

 

 どうやらアイナは屈伏することにより、犠牲者の運命から逃れたようだった。

 複雑な表情で裸体を躍らせるアイナを見つめるふうまの耳元で小悪魔が囁く。

 

「おやびんもさぁ~⋯⋯ペットになろうよぉ」

「なっ⋯⋯くあっ!?」

「私達が可愛がってあげるって。それにぃ⋯⋯また勃起してるじゃん。あの子が犯されてるの見て、興奮してたんだあ~」

 

 甘蕩けた声が青年の脳髄を犯す。小悪魔の息はストロベリーキャンディーの香りがするのだった。

 垂直にイキり起った肉棒に華奢な指が添えられ、淫らな力加減でまさぐられる。鈴口からは透明なカウパー液が溢れ、陰嚢まであっという間に流れ落ちた。

 くちゅくちゅと皮に絡まる粘液の音に、ふうまは尻穴の奥がむず痒くなる感覚に襲われる。

 

「ふざ、けるな! くあっ!? ちくしょっ、んぐ!」

「ミーティアもさ! ペットにしたいよねー!」

「⋯⋯⋯⋯」

 

 ふうまよりも上位に立てるのが余程嬉しいらしい。喜色満面なリリムとは対照的にミーティアはうつむき、表情は読めない。いや、耳を澄ませば何やらブツブツ呟いている声が聞こえた。

 

「ふうまさんをペットに⋯⋯私の⋯⋯全部、私の⋯⋯」

 

 異様な雰囲気であった。

 ズルズル這うように近寄り、撓垂れ掛かるミーティア。

 何を思ったのか、熱に浮かされた表情でふうまの頬に口付けをし、リリムに合わせて肉棒を握る。

 その桃色の瞳は情欲に潤んでいた。

 

「やめてくれ、ミーティア⋯⋯はうっ、つああ!」

「ふうまさん⋯⋯好き⋯⋯好きです」

 

 魔力を含んだ視線を受け、蛇に睨まれた蛙の如く金縛りになったふうまの唇をミーティアが奪った。

 まさに捕食する蛇の動きで、可憐な魔族は秘かに思いを寄せる青年と深いベーゼを交わしたのだ。

 元々、淫の氣で発情していたのもあるが、魔族であるにも関わらず、自身に献身的だった少女に愛情をぶつけられれば、どんな男でもその気になると言うものである。

 彼女の想いに応えるように、ふうまは舌を絡み合わせた。お互いの舌先がちょんっと触れると、そのまま貪る。流れた唾液が喉笛までを濡らしても気にもならない。

 きめ細かくて柔らかい舌だ。ミーティアの口内は、ふうまよりも温かくて甘い。頭が麻痺してもう我慢出来なかった。

 

「ミーティアッ!!」

 

 華奢な肢体を抱き締める。腕も腰も細く、力を込めると折れてしまいそうだ。

 心臓が脈打つ音を聞きながら、右手を伸ばすと柔らかい母性に指が触れた。豊満とは言い難いが、確かな質量を感じる掌サイズの美乳である。

 彼女も興奮しているのだろう。手の平の真ん中辺りに、ツンとした豆の質感を発見した。

 

「嬉しいっ! もっと⋯⋯もっと触って下さい!」

「ミーティア。可愛いぞ。ずっとそう思ってたんだ」

 

 タガが外れれば後は一瞬だ。すっかり、ミーティアに魅了されたふうまの頭の中からは任務の事も抜け落ち、目の前の少女との密事に夢中になってしまった。

 

「ぐぬぬ~ッ!!」

 

 こうなると面白くないのはリリムである。

 ふうまをギャフンと言わせてやる。その一心で悪戯とウザ絡み(魔族基準)を繰り返していたのに、自分は蚊帳の外という訳だ。

 ミーティアを行為に混ぜてやったのも、日頃から多少、世話になっている借りを返す為に、おこぼれを与えてやろうとしただけだ。

 このままふうまを独り占めされれば、彼の腰をヘコヘコさせ、最後はリリム様の足の裏を舐め舐めさせる計画がご破算である。

 

「バカふうまぁ!!」

「痛ッ!? なんだよリリムッ!」

 

 友人と悪友がイチャイチャしているのを見ている内に段々と苛ついてきたリリムだった。その嫉妬によく似た感情の正体を彼女自身、まだ理解出来ていないが、衝動に身を任せ、ふうまの腕に噛み付いたのだ。

 

「ミーティアばっかり構わないでよ! このぉ! ろくでなしのすけこまし!」

「リリム⋯⋯お前⋯⋯」

 

 二人の口付けを無理矢理に中断させたリリムは、ふうまの顔を反対側にねじ曲げると、今度は自分の番だとばかりに唇を合わせた。

 

「むちゅ、ひむぅ⋯⋯ん、く、ふうまのばかぁ⋯⋯ちゅっ⋯⋯ご主人様は、私だそぉ⋯⋯くち、ちゅくん! 絶対に⋯⋯れーぞくさせてやるからなぁ~⋯⋯」

 

 ふうまの口の中で小さな肉片が必死に動いている。強気だが拙さも感じられる微笑ましいキスだ。

 リリムの唾液は、ミーティアのものよりも甘味が強い。それが可愛らしく思ったふうまは進んでリリムの口内を探ったが、舌を噛まれてしまった。

 どうやら、マウントを取られるのが、気に食わなかったらしい。

 主導は自分だと言うつもりなのか、リリムはキスをしながら握ったぺニスを扱き始めた。それに加え、ミーティアの手も対抗して蠢き出してしまう。禁断のダブル手コキだ。

 手の圧力を感じながらも、お預けを食らっていた牡棒は我慢汁で艶光っている。やや弱めの力で上下に擦られると、動きに合わせて腰が勝手に動いてしまった。

 

「くぅ! こ、これは⋯⋯やばいっ⋯⋯気持ち良すぎる! たかが手コキで!?」

 

 止めどなくカウパーの溢れる男根はもはや制御不能だ。肉体の発情が理性のストッパーを上回っていた。

 おまけに状況が魅力的過ぎる。マラをタイプは違うが、間違い無く美しいと断言出来る少女達に弄ばれているのだ。

 一般人であれば、二種の掌に優しくマラを包まれ、耳穴に芳しい夢魔の吐息を注がれただけで噴水の如く精を吐き出したであろう。

 だが、ふうまが同じ醜態を晒すのは時間の問題だ。睾丸が熱くて堪らない。一週間分の精子が急速に生成され、主人たる二人の魔族に献上するその瞬間を待ちわびていた。

 

「うぐ、ふあああっ!? 駄目だ! クソッ! 我慢でき━━━━ふぐっああああ~!!」

「また出しちゃうんだ!? 無駄打ちザーメン、ピューピュー溢してぇ~、発情犬アピールしちゃうんだ! 普段はプレイボーイ気取りの癖にさぁ、このM男ッ!!」

 

 陰茎の根元で糸ミミズの群れが蠢いている。

 絶頂の瞬間の快楽はそんなイメージだった。尻穴が締まり、腰が勝手に突き出される。吹き出す白濁に同調し、唇からは情けない敗北の呻きが溢れた。

 奴隷への道を歩み出した青年の脳内は真っ白に染まり、白目を剥いていたので、リリムの罵倒が届かなかったのが唯一の救いだ。

 

「ぅひ⋯⋯くぁ⋯⋯そ、ん⋯⋯ひ⋯⋯」

「かわいいっ! また白おしっこ漏らしてプルプルしてます。安心して下さいね、ふうまさん。お漏らし止まらなくなっても、ミーティアが責任を持ってお世話します!」

 

 牡が恥を晒す姿を見て、ミーティアは涎を垂らして興奮していた。

 赤らむ頬に荒い息。陰部を掻き鳴らす指の奏でる水音は、彼女が容姿に似合わずサド気質の持ち主であると告げている。

 もはや味方は存在しない。自分は捕食者の縄張りに放り込まれた羊なのだと、今更ながらに理解したふうま。

 怯えを含んだ瞳を周囲に送る彼を見て、リリムは素晴らしい優越感に浸っていた。達成感と爽快感で胸が張り裂けそうだ。もし可能であれば、奇声を上げながら辺り一帯を走り回りたい気分である。

 だが、今はもっと楽しい事が控えているのだ。

 

「いけないなぁ~、ふうまくんはぁ~。これはお仕置きかなぁ?」

 

 ニンマリ笑うリリムはベッドの下を漁り、いくつかの道具を取り出した。そして、その内の一つをふうまの前でわざとらしく見せびらかす。

 パッと見はシリコン製のボールチェーンである。直立した数ミリの球体の連なりは、見慣れた形状でありながら、異様な不安を青年に与えたのであった。

 

「お前⋯⋯何をするつもりだ?」

「んっふっふ~! お仕置きだよ、お・し・お・き! このプラグを、ふうまの早漏チンポに入れてやろうかなーってさ!」

「や、やめろぉ!!」

 

 極細プラグを手に、悪辣な笑みを浮かべるリリムから逃れようとするふうまだったが、腰が抜けて上手く動けない。

 おまけに、リリムに協力するつもりか、ミーティアが背後から抱き付いているのだ。意外に強い力と、背中に感じる控えめな乳房にふうまの動きが止まる。

 

「ほーれ! ほーれ! 入っていくよ~! きもちーでちゅかあ?」

「い゛い゛っ!? おぐっ!! おっ! おっ! おおぉおぉ~~!!?」

 

 ヒクヒクと震える肉棒の最先端。未だに粘液を溢す尿道口に最初の球体が触れた。

 並の男では触れたこともない過敏な内粘膜を小さな玉が押し通る。初めに感じたのは激痛。カッターで切り開かれた傷口に指を捩じ込まれたような痛みだ。

 ある意味で命よりも大切な器官に拷問染みた責めを施され、ふうまの口から野太い苦鳴が漏れた。

 

「悔ちぃねぇ~、苦ちぃねぇ! でも、すぐに気持ち良くなるよぉ」

 

 本能的な危機感に襲われ、リリムの煽りに反抗する気力すら出せない。

 玉の連なりは既に三つ目が亀頭の内側にめり込み、男の腰に情けないサンバを踊らせている。その内に皮膚が破け、勃起の為に集中した血流が噴水になって吹き出るのではないか。

 だが、苦痛に歯を食い縛る青年の意思と反するように、肉体は別の反応を示し始めていた。

 まず、分かりやすい所だとぺニスが一回り肥大化していた。使い込まれた牡の象徴は、赤黒さを更に増して何本もの歪な血管の根を肉棒全体に張り巡らせてしまっている。

 明らかな快楽の発露はそれだけではない。ザーメンを貯蔵し、パンパンに膨れ上がった陰嚢内の睾丸が袋の上部に引き上げられていた。これは射精の前兆。快楽の頂点に到達する寸前の、最ももどかしい瞬間に肉体が犯されていることを意味した。

 

「や、やば⋯⋯腰が⋯⋯おひ⋯⋯止まら⋯⋯くっ! これ以上は⋯⋯!」

 

 いつの間にか、ふうまは踵をシーツの上につっぱり、尻を持ち上げブリッジの体勢を保持していた。

 長さ四十センチの尿道プラグの半ばまでが埋まった時点で、ふうまはオーガズムに達してしまう。睾丸の真上辺りで快楽の蕾が弾け、腰椎がゾクリと震えたのだ。

 

「ぐおおお~! ほひっ! ぐぐくぅ!!」

 

 新鮮なザーメンが快楽の波動と共に尿道を駆け上がるが、プラグにより塞き止められる。イッているがイキきれない。そんな究極の寸止めに盛った牡は獣の如く吼えた。

 ふうまの苦境をよそにプラグの侵略は続く。射精に逆らい、むしろ滑りを良くしながら竿から胴体へ達し、身体の内側までも数珠に犯されたのだ。

 その苦痛と屈辱はまさに処女喪失と同等の恥。放精すら許されずにドライオーガズムを刻み付けられる生き地獄。

 薄い尿道越しに隣接した前立腺を刺激されると、女のような嬌声が溢れそうになり、必死に唇を引き結ぶ。

 

「根元まで挿入されちゃったよ! ほーら、シコシコ~!」

 

 四十センチのプラグが尿道口に埋まりきると、その先端は膀胱の中まで繋がってしまった。数十個もの玉の連なりは、ふうまに無限の法悦を与えてくれる。

 白目を剥いてよがるふうまに、加虐趣味を剥き出したリリムがプラグの抜き差しを繰り返す。

 ゾリッゾリッ、ゴリッゴリッと鋸を使うような恐ろしい振動が陰茎のから骨盤まで伝わる。突起の群れが内に刺されると、泣きたくなる痛気持ち良さが脳内認識を狂わせ、引き抜かれると排尿の解放感に近しい快感が、ふうまに女々しい反応を強制しようと責め立てる。

 

(くっ! 尿道の刺激で小便をしたくなってきた。まずいぞ、トイレに行かせてもらえる状況じゃない!)

 

 尿道責めによる疑似排尿の繰り返しに肉体も引っ張られたらしい。膀胱をツンとした緊張が襲い、内側に蓄積された黄色い排泄液を嫌でも意識させられてしまう。

 おまけに抜き差しを繰り返され度に排尿欲求は徐々に肥大化してゆくのである。

 鍛えられた太腿は女々しく内股になり、イケナイ衝動を誤魔化す為に腰をもじもじ揺すり出したのだ。その兆候に悪辣な夢魔が気付くのは必然であった。

 

「ん~? どうしたのかなぁ? モジモジしちゃってさ~」

「な⋯⋯なんでも⋯⋯ない⋯⋯ッ」

 

 やや青ざめた顔色ながらも、努めて平静を装うふうまだったが、挿抜の速度が急速に増し、手淫のマックススピード近くまで扱き抜かれると、切羽詰まったような苦鳴を漏らしてしまう。

 摩擦で陰茎の内側から熱が生まれ、膀胱内の小便が早くここから出せと暴れているのが分かる。尿道括約筋が無意識に引き締められ、恥を晒すのを防ごうと死力を尽くすが、プラグの凹凸が腰砕けになりそうな悦楽を与える為、徐々に栓が緩みつつあった。

 

「ちっちっしちゃえよぉ! お漏らし絶頂、気持ちイイよぉ~?」

「ちっちっ! ちっちっ!」

 

 悪魔の誘惑に屈する寸前といった様子のふうま。

 ついには膀胱から小水が溢れ出し、数珠の出入りする尿道口からはカウパーで薄まったザーメンがトロトロ溢れていた。

 尿管はあらゆる排泄液が渋滞を起こして破裂寸前であり、青年に我慢の限界の時が迫る。

 

「リリム。ふうまさんをおトイレに行かせてあげましょう」

「え~! いいとこなのにぃ!」

「ミーティアぁ!」

 

 流石に見かねたのだろうか、ミーティアが助け船を出してくれた。すると、ふうまの顔に希望が浮かぶ。

 当然、リリムは渋るがミーティアが耳打ちをすると納得したのか、頷いてふうまにある提案をした。

 

「今から言う通りにしたらトイレに連れてってあげる。いい?」

「わ、わかった。条件を呑む」

 

 便所で用を足せるなら、何でもいい。

 そう思ったふうまは、ろくに確認もせずに取引を受けてしまう。

 

「じゃあね! もうオチッコ我慢出来ません。チッチさせて下さいリリム様って言え」

 

 あまりに馬鹿にした提案にふうまの顔が怒りで紅潮する。しかし、ここで漏らすよりはましな恥であるのも事実。

 急かすように尿管責めが加速した事もあり、ふうまは渋々ながら口を開いた。

 

「う、ぐぐっ、もうオチッコ我慢出来ません。チッチさせて下さいリリム様っ」

「チッチさせてくれたら僕はリリム様の奴隷になります。これも追加でー」

 

 ふうまは屈辱に震え、復唱する。まさかあのリリムに手玉に取られる日が来るとは。

 

「うぁ、も、我慢が⋯⋯くっ、チッチさせてくれたら僕はリリム様の奴隷になります。これでいいか!?」

「しょうがないな~! なら約束の通りにおしっこをさせてあげてしんぜよう!」

 

 ふんぞり返ってリリムが宣言し、ふうまの顔に光が差す。

 

「ただし⋯⋯」

 

 だが、その油断が命取りだった。

 

「トイレまで間に合えばねえぇッ!!」

「ゴッ!!? ぎあっ!!」

 

 突然、根元まで挿入されていた四十センチのプラグが一息に引き抜かれてしまったのだ。カテーテルの引き抜きの十倍はきつい激痛が逸物から脳髄までを真っ白にしてしまった。

 

「うぎっ!? ああっ⋯⋯だ、だめだぁ!」

 

 ビュグッッ!!! ビュルルルルルルルルルルル!!!! ブリュッ!! ドリュ!! ビチチチチチチッ!!!!

 

 ベッドから下りる間もなく屈辱の崩壊が始まった。

 まずは、カウパー液で緩んだザーメンが勢い良く放出される。白濁粘液は糸を引きながら放物線を描き、シーツに泥濘を染み込ませたのだ。

 一体、どれだけの回数のオーガズムが発生したのか、射精は十秒近くも続いたのである。ゾクゾクと背筋を震わせるアクメ快楽に白目のままヒンヒン鼻を鳴らすふうまは、裏の世界に生きる男とは思えないほど情けないものだ。

 尿管責め射精の法悦に脳味噌まで溶かされたのか、ザーメンを垂れ流しながら腰を送り、息子を振り回していたが、真の堕落的快楽はその後にあった。

 

「アアッあァああアァあぁ⋯⋯あへぁひぃぃ~⋯⋯」

 

 ジョボッ!! ロロッ! ジョロロロロロロロ~~~~!!!!

 

 フル勃起したぺニスから濃いレモネード色の小便が開放され、見事なアーチを作り出す。

 室内にアンモニアの臭気と生暖かい湯気が立ち上ぼり、純白のベッドシーツには特大の世界地図が刻まれる。

 排尿による脱力と開放感。生物が産まれて初めて味わうであろう快楽と射精の多幸感。

 この禁断の組み合わせは、衆目での失禁という男としての尊厳を地に堕とす行為を良いものであると、ふうまの潜在意識に焼き付けてしまったのだ。

 

「いーけないんだー! いけないんだー! せーんせーに言ってやろー!」

 

 ふうまが恥を晒す姿を見て、リリムは手を叩いて喜んだ。完全勝利である。

 これ以後は自分の邪魔をする度に今日の事件を蒸し返してやる。いや、明日には五車中に言いふらしてやるぞとリリムは調子に乗った。

 

「う⋯⋯く⋯⋯くそっ⋯⋯」

 

 脱力の余韻に呂律が回らない哀れな青年に、小悪魔は容赦しなかった。

 パシャパシャとシャッター音が鳴り、ふうまが気だるげに目を向けるとリリムがスマホで醜態を撮影していたのである。

 

「ねーねー、ふうま! クンニしてくれたらお漏らししたの秘密にしてあげようか?」

 

 当然、守る気のない約束である。ふうまもそこは理解していた。

 しかし、この写真や動画がバラ撒かれたらと想像すると背中に悪寒が生まれるのも事実。

 

「ほーら! ほーら! 舐めろよぉ。犬みたいに四つん這いになってさあ!」

 

 意識が朦朧としているのを良いことに、リリムは無理矢理、ふうまの頭を鷲掴みにし、自身の女陰に押し付ける。

 もう成るように成れ。半ば諦めの境地で若き対魔忍は憎き女のヴァギナに舌を這わせた。

 

 ぺちゅ! プチュ! れるん! くちゅん! ぴちゅるっぴちゅる!

 

「あっ、ひゅ⋯⋯ん、きゅ⋯⋯ひあっ! んひ、上手いじゃん⋯⋯ふうまの癖にぃ~⋯⋯女遊びで⋯⋯鍛えたんでしょお?」

 

 甚だ不本意であるが、リリムのヴァギナは非常に魅力的であった。

 可憐な薄鴇色の粘膜に少女らしい未熟な肉ビラは、青い果実の香りを発散しているのだ。

 舌はひとりでに動き、甘い蜜を啜った。

 性器の泉からは牡を誘惑するフェロモンが出ているのだろう。涎まみれになりながら、ふやけた肉片にしゃぶり付いていると、再び勃起した肉棒が反り返り、腹筋に張り付くのが分かる。

 

「クソ! クソ! ぐぷっ、じゅぼ! リリムなのにッ⋯⋯エロいマンコしやがって━━━━くほおあ!?」

 

 罵りながら肉花弁をほぐしていると、突然、尻の穴にヌメリのある物体が触れた。

 外皮と内臓の境界線を舐められているのだ。この場でそんな事をするのは彼女しかいない。ミーティアである。

 

「ふうまさんのお尻の穴、可愛いです。ピンク色で女の子みたい⋯⋯ちゅううぅうぅ~!」

「うひっ! おほっ! ほひょお~! ひ、ひぃ⋯⋯ダメだミーティアッ! そこはぁ!」

 

 内臓を吸われている。舐められている。男の膣とも言える敏感な器官を夢魔の舌技で嫐られる体験は、ふうまの中に眠る牝を目覚めさせた。

 牡処女の穴に舌が触れ、縮れた皺に唾液を塗られ、ピクリと緩んだ窄まりに蛞蝓が淫らに侵入する。括約筋の締まりが不届き者を叩き出そうとしたが、舌先の味蕾が優しく直腸を愛でると、紅茶に沈む角砂糖のように強情さは溶けて消え、即座によがり、蠢き出す。

 

「むちゅう~! ぐぴ⋯⋯しゅく、ちゅる! んん、ふうまさんの牡アナル、美味ひいれすぅ~!」

 

 腸襞の形状に沿い、肉舌を踊らせていると腸壁が粘膜を保護しようと腸液の大量分泌を開始した。

 生臭さと排泄器官特有の苦味を含んだ保護液は、本来であれば、決して人の味覚には合わないものだ。しかし、あらゆる淫靡を貪る夢魔であるミーティアにとっては、牡のケツ汁はこの上ない甘味となるのである。

 舌先に触れる僅かな量では満足出来ないと、夢魔の少女はふうまの尻肉を鷲掴みにし、左右に引き離した。

 菊の蕾が横に引き伸ばされ、直腸の内部、鮮烈なショッキングピンクの牡マンコが外気に晒される。糞便の出口とは思えぬ生々しい色合いにミーティアは興奮を隠せない。

 

「ああっ⋯⋯中まで全部見えます。恥ずかしい所が全部。トロトロして⋯⋯すごい⋯⋯」

「うぅ、ミーティア⋯⋯やめてくれ⋯⋯ひぃ、くひぃ! ほあっ!? ほわああああ!!!」

 

 腸襞の凹部分に腸液が溜まっているのを目敏く、ミーティアが見つけた。そして、優しげな顔立ちに似合わぬ舌舐めずりをした少女は、何の躊躇いもなく、腸内に蓄積された汚液をひょっとこ顔で啜ったのだ。

 喉を鳴らして粘液を吸うミーティア。肉体が裏返るような違和感がふうまを襲い、彼は獣の雄叫びを上げた。

 しかし、彼の肉体は苦痛とは無縁であった。寧ろ菊座へのアプローチが眠れる才能を開花させたのか、腸内への刺激は前立腺までじんわりと浸透し、腰奥で白く弾けたのだ。

 

「くぅ!? 射精ッ! くるぅ!? おぐ、ひひ、んおおぉおおおぉお!!!!」

 

 ぺニスには指一本、触れていないにも関わらず、ふうまは射精した。四つん這いの姿勢のまま空腰を振りながら、アクメザーメンを勢い良く排出したのである。

 人生初となるトコロテン射精の淫楽に恍惚となった青年は、止まらぬ絶頂に踞り震えた。自分がどんな表情をしているのか想像がついたからだ。

 

「サボらないでよぉ~! ほらぁ、私がイクまで休むのはナーシ!」

 

 心に皹が入った男にもリリムは容赦しなかった。煽り蔑む物言いで奉仕の続行を強要し、彼の髪を乱雑に掴みさえしたのだ。

 

「クリトリスも舐めるんだよー。ねっとり、じっくりとね」

 

 毛髪が強く引かれ、頭皮に痛みが走る。

 レイプされる女の気分とはこういうものかと沈鬱な気分になりながら、犬の如く舌を動かす。

 薄皮に包まれた小さな蕾にチュッと口付けをし、尖らせた舌先で器用に皮を剥く。

 そのまま牝芯を時計回りになぞり、三周した辺りで下から弾くと、リリムは高音の嬌声を上げて腰を震わせる。

 

「くひっ! ンフ、もっと舐めてぇ~! そこっ! ああ、そう、ふうまぁ~! クリトリスとオマンコ交互に慰めてえ!!」

 

 我が儘な女だった。しかし、ふうまとしてはリリムに一矢報いてやりたいという気持ちが勝り、本気でイカせてやろうと気合いを入れる。

 膣口の浅い部分でベロを踊らせ、愛液の分泌を促す。小陰唇が膨れて舌の動きに対抗するようになると、甘い声がリリムから漏れ出て、白濁粘液がふうまの顔を濡らした。

 舌で掬った愛液を卑しい肉芽に擦り込み、突起の感触を楽しんでいるとクリトリスが勃起して大きさが増してゆく、初めは柔らかい米粒に似た質感であったのに、甘辛く煮込むように愛で続けてやると、硬質な豆粒へと成長を果たしたのだ。

 クリトリスの育成に成功したふうまは、包皮からはみ出した新芽を前歯の境に挟み、やや強めの力で噛み擦った。

 

「ぎぎぃ!!? いきゃんッ!! ひゃあああ!! んひぃいい!! もっと強くしてよぉ~! おへええ! んおお~⋯⋯このバター犬、さいっこー!」

 

 神経の密集箇所にエナメル質の刃が食い込み、焼けるような痛みがリリムの快楽中枢を蹂躙する。

 苦痛と快楽の二点責めに女芯の下に空いた尿管穴がプクリと開き、潮の噴水がふうまの顔面をびしょ濡れにした。

 瞳を反転させ、不規則に下半身をよがらせるリリムの絶頂反応がヴァギナの感度を間接的に高めたのか、淫靡な肉の園が粘糸を引きながら大きく開帳される。

 青年は女の唇を彷彿とさせる生殖器官に顔を埋めて舌を伸ばす。先程は届かなかった子宮が膣口付近に降りていたようで、より新鮮な子宮頸管粘液が膣襞に染み込み、カスタードクリームに似たとろみのある舌触りをふうまに伝えた。

 

(リリムめ~! 性格は最悪だが、こっちの中身は名器じゃないかっ! 膣肉がグニュグニュ動いて挿入してないのにイっちまいそうだ)

 

 何層にも重なった肉襞のトンネルをほぐし続けてゆくと、リリムが両足でふうまの頭をロックしてきた。

 肉厚の足りない細足であるが、牝の香りと暖かさを堪能するには充分な圧力が掛かり、人知れず新たな官能が睾丸に生じるのを感じるふうま。

 しかし、彼女は意外に強い力で締め付けてくるので、彼の脳が酸欠に喘ぎ出すのにそう時間は掛からなかった。

 

「ぶご⋯⋯ふぐぅ~⋯⋯は、はなへ!」

「苦しいでしょ? クンニ名人のふうま君には、ご褒美に新しい快楽を教えてあげる。このリリム様が直々にね!」

 

 息苦しさに呻くふうまを尻目に、またろくでもない事を思い付いたリリムが唇を吊り上げる。

 

「と言う訳で⋯⋯ミーティア~! 手伝って~!」

「もう、リリムったら。調子良いんだから」

 

 阿吽の呼吸で何をするつもりか理解したのか、呆れたように頭を振るミーティアだったが、ふうまを快楽漬けにするのには賛成なので、彼の右の尻肉にキスをしてから優しく囁く。

 

「ふうまさんは、メスイキしたことありますか? 初めてですよね? アナルから前立腺を直接刺激されると、すっごく気持ち良いんですよぉ。今からふうまさんを女の子にしてあげます」

「ん~! ん~! み、ミーティ、待ってく━━━━ンホアアアんッ!!!」

 

 本能が恐怖に戦き、拘束から逃れようと身悶えするふうまの肛門に、ミーティアの細指が沈み込んだ。

 本来の用途とは逆に侵入してくる異物に、男とは思えぬみっともない嬌声を漏らしたふうまへ、興奮した様子のミーティアが語る。

 

「あはっ、お尻の穴、舌でグズグズになるまで解したので簡単に入っちゃいますね。分かりますか? ここが女の子になれるスイッチですよ」

「あ、ああ、駄目⋯⋯だあ! そこは、ひぃ! おおおっ、ほっひああ! らめ、やめて、く⋯⋯んほおおおおお!!!!」

 

 女らしい細く長い指が肛門を犯している。

 ミーティアは赤ん坊の指しゃぶりのように纏わり付いてくる肛門括約筋を押し広げ、中指を第二関節まで沈めた。

 良く滑る直腸をなぞりながら牡の秘所を開拓してゆくと、少女はお腹側の腸壁にぽっこりした盛り上がりを探し出した。

 甘栗サイズの球体はやや硬い質感で、シリコンのように指を跳ね返してくる。軽く撫でただけで、下腹部の内筋が怯えに震えるその場所こそが、牡の最大最高の性感帯、前立腺である。

 本能でここを押されると自分がどうなるか分かるのだろう。ふうまの喘ぎ声が一オクターブ高くなり、慈悲を乞う泣き言を漏らしてさえいた。

 次第に女々しい反応を露にする青年に、うっとり頬を染めたミーティアは優しく、しかし、無慈悲に秘密のボタンを押したのだった。

 

 ブビャルビャリビャルッ!!!! ブビビビビビビビビュルルルルル!!!!

 

「ほひぃ!? お゛お゛おっっ!!! で、でる!? んぐいいいあぁあぁ!!!! 止まらな⋯⋯ぎきひおおおおおおぉぉぉ!!!!」

 

 甘く蕩けるとはこういった感覚の事であろうか、恥骨の裏側辺りで熱の塊が衝撃と共に弾け、法悦のエキスが逸物から放出される。

 信じられない程、長いオーガズムはふうまを狂わせた。価値観を崩壊させられたと言っていい。

 前立腺への直接愛撫がここまでの快楽を与えてくれるとは、これまでぺニスへの刺激で得られていた絶頂は所詮、間接的な性刺激が脳髄に届いていたに過ぎないのだと理解した。

 おまけに、今のふうまはリリムの足締めで窒息寸前である。生命の危機が生殖本能を際立たせ、ドライオーガズムの快感を何十倍も増強させていたのだ。

 言語化不可能な快楽の発露は獣の雄叫びと化し、脱力感に敗北したヘタレ腰は無様に潰れて、肛虐の絶頂に尻を振る醜態を晒してしまっていた。

 

 コリッ! コリッ! コリッ! コリッ! コリッ! コリッ! コリッ! コリッ!

 

「おっおっおっおっおっおっお~~~!!!!」

 

 絶頂は一度では終わらなかった。

 ミーティアは指の本数を二本に増やし、まるで女の膣を責める調教師を彷彿とさせる手技で菊門を責め続けたのだ。

 手首のスナップを効かせた無駄の無いピストン打ちにより、前立腺の隆起を指先が擦り、押し潰す度にふうまはザーメンを吐き出した。既に二十か三十か、並みの男なら廃人になってもおかしくない連続アクメ拷問に、彼は白目を剥き出し涙すら流しながらも必死に耐え忍んでいた。

 

「ああ~⋯⋯! ふうまさんが、どんどん堕ちていくのが分かりますぅ! 私が一番⋯⋯一番のご主人様になりますからぁ~! 一緒に堕ちて下さいいぃ!」

「ふうまぁ~! 悔しいでしょ? 女の子にこんな姿にされてさあ。━━━━あれれ? 反応が無いなあ、もう気持ち良いことしか分からないのかなぁ~?」

 

 彼はもう四肢の力で身体を支える事すら出来ない有り様だ。

 完全に潰れてベッドにうつ伏せになり、吐き出したザーメン染みの真上に倒れてしまっている。腹を臭い粘液でべとべとに濡らして、そのひんやりした感覚に不快感を覚える余裕すらない。

 今はもう、鍵状に曲げた二本指の与える法悦に不規則にその身をよがらせるのが、唯一の生命反応と言えた。

 

「あー⋯⋯その、ふうま? 生きてる? そのまま死んだら腹上死にもならないよ? お~い!」

 

 ベッドに身体を押さえ付け、抉るような手淫を受けたふうまが、一層大きく、歪に痙攣し、口から大量の泡を吹き始めた辺りでリリムが、流石にこれはマズイぞと臆病風に吹かれ、青年を拘束から解放させる。

 二人で仰向けにひっくり返して瞳孔と脈を調べ、ギリギリ生きていると判断すると、ホッと息を吐いた。

 都合の良い反応であるが、彼女達はふうまを虐めたい(淫魔基準)だけであり、死んで欲しいわけではないのだ。

 

「お、お前ら⋯⋯よく⋯⋯も⋯⋯後で⋯⋯覚悟しろよッ⋯⋯」

 

 リリムが頬っぺたを引っ叩いていると、ふうまが意識を取り戻し、息も絶え絶えに血走った視線を向けてきた。

 以前、一度だけ向けられた本気で怒った時の目である。

 ヨミハラで彼の幼なじみが誘拐された時、ちょっとした悪戯心で足を引っ張り、結果としてぶん殴られた記憶がフラッシュバックし、リリムは青ざめた。

 特に口にした事はないが、リリムはふうまが嫌いではない。むしろ好きだ。彼女がもう少しだけ真面目に自身の心と向き合えば、その感情を恋だと理解しただろう。

 生来の悪辣さと日頃から自分の邪魔をしてくる彼に反抗心を燃え上がらせ、悪戯や敵対行動をとっていたが、本質は好きな人にちょっかいを出す悪ガキでしかないのである。

 まあ、いささか度か過ぎるオイタなのはご愛嬌と言ったところか。

 

「そ、そんな怒ることはないじゃないっ。おやびんだって気持ち良かったクセに!」

「ふざけるな!!」

「ッッ!!?」

 

 やらかしてからリリムはビビっていた。彼女の悪い癖である。

 しかし、反省しない事には定評のある小動物の片割れは、どうしても謝罪の言葉を口にすることが出来ない。

 ただ、その代わりに悪知恵以外はすっからかんな脳味噌をフル回転させ、何とかふうまの機嫌をとる為の代案を捻り出すのに成功した。

 

「そ、そうだ! おやびんさ、淫の氣を浴びてからまだオマンコに中出ししてないでしょ? お詫びに私達に好きなだけザーメン射精してもいいよ! 今なら精力無限大なんだからさ! 怒るのは止めて楽しもうよ!」

 

 リリムは媚びを剥き出しにして股を開いた。単純な色仕掛けだ。これが彼女の知能の限界、普段なら無視され手痛いお仕置きが待っているのだが━━

 

「⋯⋯⋯⋯」

 

 ふうまは大きく喉を鳴らした。リリムのヴァギナから目を離せない。

 起伏に乏しいチンチクリンな肢体をしている癖に、発情した青年には非常に肉感的に見えた。

 花蜜に引き寄せられる虫のように、ふらふらと未成熟な雌しべに近寄るふうまであったが、既の所で正気に戻り、頭を降って煩悩を一時抑える。

 

(これじゃあ結局、リリムの思う壺じゃないか! ダメだダメだ!)

 

 リリムとセックスするのは気に入らないが、性欲の歯止めは効きそうにない。

 痛みを感じるほどに膨張したぺニスの対処にふうまが頭を悩ませていると、誰かが腰に抱き付き、肉棒を手で握ってきた。

 

「ふうまさぁん。リリムじゃなくて、私とセックスして下さい。ずっと⋯⋯ずっと好きだったんです。酷い事したのは謝りますから、嫌いにならないでぇ」

 

 どうやら、涙目のミーティアがすがり付いていたようだ。

 先程まで、嬉々としてこちらの尻穴をほじくっていた相手に泣かれても、白々しさしか感じないが、美麗な少女に好意をぶつけられて悪い気はしないふうまであった。

 

「ミーティア⋯⋯俺もミーティアの事は嫌いじゃない。だから、こういう真似はもうやめてくれ⋯⋯もっとちゃんと気持ちを伝えてくれたら俺だって⋯⋯」

「ふうまさんッ!」

 

 泣きたいのは俺の方だと言いたいのを喉元で堪えて、ふうまはミーティアを抱き締めてやる。

 この辺、たいした天然ジゴロっぷりだったが、実家の執事達や居候の教育が活きているようだ。

 どちらからともなく唇を合わせ、舌を啜る二人であったが、交わるなら別な所もとなり、か細い女体をベッドに横たえる。

 

「ふうまさん、来て。私のこと⋯⋯愛して下さい⋯⋯」

 

 少女の肢体に青年が覆い被さり、トロトロになったヴァギナにぺニスを当てた。

 両手の平を合わせて指を絡ませ、ふうまは腰を前に進める。

 蜜壺の粘膜にぬちゅりと亀頭が押し入り、一息に根元まで挿入された。

 

「ああっ! オマンコきてますぅ! ふうまさんが、私の中にいいい!!」

「ぐっ!? すごいっ、ミーティアの膣中⋯⋯処女みたいに綺麗なのに、滅茶苦茶にしゃぶり付いてくるぞ!」

 

 ひょっとしたら耳年増なだけで初めてなのではないか、そう思ってしまうほど美しいチェリー色の女陰は、見た目に反して非常にパワフルだった。

 まるで指で手淫をされているかの如く肉棒を締め付けて、バキューム吸いを披露する夢魔の肉の宮。これが彼女の本質か、サド気質を剥き出す肉襞の猛攻を受け、ふうまは呆気なく精子を放つ。

 

「うくっ!? た、耐えられないッ! ミーティアの中、今までで一番エロいかも知れないぞ!?」

 

 ガクガクした腰使いで性感電流に身を震わせつつも、交尾を止める事の出来ないふうま。

 無数の擬似触手が牡を魅了し、陰嚢がすっからかんになるまで離さないと、膣肉が理想の男に艶を売り、媚び諂う。

 ぺニスの根元から順番に蛇腹が這うように扱き上げ、雁首の皮膚の境界線を襞舌がフェザータッチで弄くるともう堪らない。

 獣の雄叫びを上げ、女体の虜になったふうまにミーティアは自慢気に言った。

 

「えへへ、ふうまさんはいっぱい若い子や経験豊富な大人の女性とエッチしたんですよね? でも⋯⋯夢魔の私には勝てませんから。人間の女の人じゃ味わえない快楽⋯⋯楽しんで下さいね?」

 

 もう逃がさないとふうまの腰を大しゅきホールドでロックし、自分から恥骨を牡マラに擦り付けるミーティア。

 男以上にぺニスの良い所を把握した熟練のうねり腰で、玉袋の中身を容赦なく搾り取られる敗北感。

 この牝から離れたくない。理想的な孕み袋を見つけた本能で、ふうまも少女らしい細身の肢体を抱き締め、思いの丈を言葉にした。

 

「くぅ~⋯⋯ミーティアのマンコ、最高だ! ずっとこうしていたい。俺のマンコだ!」

「んっ⋯⋯そうですよぉ。ああっ、私は、ふうまさんの専用マンコです! 好きな時に、好きなだけ、射精していいんですよ? ひっふぁわ! あっ! また太く⋯⋯すっご⋯⋯い⋯⋯」

 

 耳に熱く粘ついた息が吹き掛けられると、産毛が逆立つ恍惚が首筋を走り、青年はまた快楽の白濁を放つ。

 新鮮な子種を吸収しようと淫魔の子宮が大きく脈動し、一滴残さず飲み干してしまった。

 それはまさに捕食である。淫魔の子宮は命を孕む保育器であると同時に、牡の精を吸収して生命エネルギーへと変換する消化器官でもあるのだ。優秀な種はサキュバスにとって極上の糧となる。

 古の血を受け継ぐ男の種に舌鼓を打った淫子宮は、もっと頂戴と、貪欲に絶頂の余韻に酔うぺニスに襲い掛かった。

 

「おぐう!? ひぐ!! や、べっ⋯⋯おぎぃ!! 何、だ⋯⋯これは? ほひ、きくう!? 子宮が、ぺニスをしゃぶっ⋯⋯て⋯⋯ま、まっ、ああ゛!?」

 

 それは蛸か海月か、薄く伸び広がった子宮は亀頭から竿の半ばまでを包み、ぐぢゅりとぺニスを溶かそうとするかの如く愛液を塗りたくり、巨大な一枚の舌となり舐めしゃぶったのである。

 自力でポルチオを動かしマラを責める。人間には不可能な性技にふうまは圧倒され、みっともなく喘ぐしか出来ない。

 

「ミーティア! ミーティア!! くっ、気持ち良いぞ! う、ああ! すごく上手だ。んあっ! ぐくぅ~! お、お前がこんなにエッチだったなんて知らなかった!」

「んあああ! ふうまさん、ごめんなさいいい! 私、エッチな子なんですぅ~! ひあ、んんん~! 貴方が好き過ぎて、や、イイ! そこ! あっ!? 私⋯⋯こんな変態になっちゃったんですよぉ?」

「なら⋯⋯おぐっ!? ほっ⋯⋯んぐひ!? お、俺が、責任⋯⋯取るから⋯⋯ふひ、ああ! 安心してく⋯⋯んおおおお!!!」

 

 抱き締め、愛し合いながら肢体を溶かし、絡ませるその性交は二人を天上へと導いて行く。肉体が形を失い、軟体と化してゆくような甘く切ない快楽の中で━━━━

 

「━━━━━━」

 

 一方、お互いの体液でグチョ濡れになった下半身を淫らに打ち合わせ、蜜語を交わす番の横で奇妙なオブジェが動き出そうとしていた。

 大股開きに投げキッスのポーズのままフリーズしていたリリムがようやく再起動したのだ。

 無言で脚を閉じ、ギギギと首を捻って蛞蝓の如く交わる二人を睨む。

 彼女としては誘いをかけた男に袖にされた形である。淫魔としてこれ以上の屈辱はない。おまけに対抗馬は同種であるミーティアだ。

 仲間外れにされたリリムが指を咥えて行為を眺めていると、ミーティアも視線に気が付いたのか、目尻を下げて僅かに微笑んでくる。

 じわじわと頭に血が上り、怒りのあまりか赤を通り越して顔面がドス黒く染まったリリム。

 

(くっそぉ~! 今に見てろぉ! このまま黙って見てるリリム様じゃないからね。絶対に邪魔してやる!)

 

 鼻から大きく息を吐き、こうしてはいられないと部屋に常備してある淫具を漁り出す。

 どうにかして大淫魔リリム様の魅力をあの男に刻み付ける道具はないかと、あれでもない、これでもないと探していたリリムは、ようやくおあつらえ向きの玩具を見つけ、意地汚く笑う。

 

(ふうまの弱点は分かってんだからね。これで奥歯をガタガタ言わせてやる!)

 

 もはや完全に意識の外に置かれていると言うのに、律儀に背後からこっそりふうまに近寄るリリム。

 

「私を無視するなんて生意気だぞ。おやびん!」

「わぁ!? 何だよ、耳元でいきなり」

 

 不意を突いて腰に抱き付き、驚かせてくる悪戯っ子にセックスに集中していたふうまは驚き声を上げた。

 

「俺はミーティアとセックスしてるんだよ。お前にはもう構ってやらん」

「そうよリリム。仲間内の横やりはご法度でしょ?」

 

 結託して空気を読めと嗜める二人に、リリムのこめかみに青筋が浮かぶ。

 

「うるさい! うるさ~い!! 私をコケにしたことを後悔させてやるんだからね! 特にふうま! これを見ろぉ!!」

 

 後ろから抱き付かれているので自信満々に言われても見えないのだが、尻に触れる得体の知れない物体には気が付いていた。

 彼に説明するとすれば黒色のオークぺニスがリリムの股間から生えているとしか言えない。

 正確にはハードプレイ用のディルドなのだが、長さ五十センチ、太さ直径十二センチの黒棒は性具と言うよりは武器に等しい禍々しさを放っている。

 表面に無数の円錐突起をデコレーションされた特大ディルドを、専用のぺニスバンドで股座に固定したリリムは、見えもしないのにドヤ顔を披露しふうまに宣言した。

 

「この真・鬼に金棒でふうまのアヌスをズタズタにしてあげる。ミーティアのマンコなんてユルマンにしか思えないようにしてやるんだから!」

「ま、待てっ! 話せば分かる!」

「リリム! これ以上やったら本当に嫌われちゃうよ!」

「あーあー! 聞こえなーい!」

 

 尻から伝わる剛槍の圧力にふうまはビビり、ミーティアは穏やかな雰囲気を苛烈なものに変え邪魔者を睨む。

 非難轟々だが、ヤケクソになったリリムは聞く耳を持たなかった。

 

「リリム! アイスを⋯⋯アイスを奢ってやるぞ! パフェでもクレープでもいい。だからタンマ━━」

「もう遅いよ! バカふうま!」

「ま、おっ!? ぐおおおぉおおぉおおおおぉ!!?」

 

 貞操の危機に顔面蒼白になり錯乱したふうまは、この期に及んでリリムの好物で気をそらそうとしたが、今の彼女は自分勝手にも乙女心を踏みにじられたと認識しており、いつもの手が通用する精神状態ではなかった。

 抵抗虚しく重々しい擬似ぺニスが菊門を押し広げ、ミシミシと軋みを上げながら、体内への侵入を果たしてしまう。

 肛虐絶頂を覚え込まされたとはいえ、その道のプロからすれば、ふうまは未だに初心者である。何せ舌と指しか受け入れていないから、牡の象徴を咥えなければ真の肛門アクメは得られないと言うのが定説なのだ。

 だがしかし、初体験でこれはあまりにも無謀ではないだろうか。

 長さも太さも、常人の数倍の魔界級サイズをふうまの処女アナルが受け止めきれるとは思えない。

 現に、フィンガーピストンに慣れた肛門括約筋は限界を超えた拡張に悲鳴を上げ、ふうまは強烈な激痛に奥歯を噛み締める。

 臀部の筋肉が死力を尽くして危険物を排出しようとしたが、リリムが全体重を乗せて腰を進めると、数ミリづつゆっくりと黒棒が体内に沈んでいった。

 

「うぐっ!? あおおッ!! ひぎ、ぐぐくぅ~!! お゛お゛お゛!!!! さ、裂け、るぅうぅ」

 

 悪戯のカンチョー攻撃など正しく児戯としか思えない。

 顔面から尋常ではない量の脂汗を滴らせながら、ふうまは自分の尊厳が破壊されてゆく音を聴いていた。

 尻穴の皺が限界まで引き伸ばされ、棒の表面突起が腸壁を抉り、排泄器官に壊滅的なダメージを与える。

 爪が掌の皮膚を破るほどの力で拳を握り締め、穴堀の苦痛に耐えていたふうまだったが、ふとした瞬間に尻全体が熱を放っていることに気が付いた。

 

「フッフ! フッん! く⋯⋯あ!? ひ、ひあ⋯⋯ん⋯⋯くひ!? うああ!!」

 

 ふうまは困惑している。初めは拷問染みた痛みに気が狂いそうになっていたと言うのに、ディルドの先端が直腸とS状結腸の曲がり角にぶつかると女々しい嬌声が漏れたのだ。

 ゴンゴンと腸内性感を突かれ、青年のメス穴は急速に発達してきたのである。

 内出血しそうな勢いで前立腺を潰されながら腸奥にピストン打ちを食らっていると、顔色が赤らみ、表情筋が緩んできた。

 

「へへ! 声のトーンが高くなったよぉ? ミーティアのオマンコよりアナルファックの方がイイって認めなよ! ほらあ!」

「ビギィ!! 奥は、ダメだあ!! ふくんんん!!! ぎぎい! ザーメン出る!?」

 

 ブビバババババビュ!!!! ビヂャビュルルルルルル!!!!

 

 皮肉な事に、内臓を保護する為に分泌された腸液がディルドの滑りを円滑にしてしまったようだ。リリムのピストンは容赦無く加速してゆき、無様に拡張された尻穴からは黄ばんだ粘液が粘音を鳴らして漏れ出ていた。

 そして、前立腺への集中攻撃に抵抗は無意味であり、強制的に排出された精液は勢い凄まじく、未だに挿入中であったミーティアの子宮に注がれたのである。

 

「このぉ~! ふうまさん。リリムになんか負けちゃ駄目です。私のオマンコの方が気持ち良いですよね!?」

「やめて⋯⋯くれぇ⋯⋯おぐ! ひい⋯⋯気が狂いそうだ⋯⋯こ、このままじゃ⋯⋯死ぬぅ⋯⋯」

 

 淫魔の価値観からしたら屈辱的な事だったのだろうか。リリムの射精させられたザーメンを受け止めたミーティアは、対抗心を燃え上がらせ、自分の肢体の方が番を満足させられるのだとぺニスへの膣奉仕を再開させた。

 進退窮まったとはこの事か、淫乱な魔族の少女達に前後から玩具にされ、ふうまは狂い死にを覚悟した。

 結腸アクメで牡から牝へと変質させられるだけでも彼の価値観を破壊するのに充分だと言うのに、膣扱きで精を搾られ男としても女に為す術なく敗北させられる恥辱は、自らがどうしようもなく下等な生命体なのだと認識させ尊厳を地の底に堕とす。

 

「アアひぃ! んおお~! チンポ!! アナル!! ダブルザーメンイクッ!? ひぴいいいああああ!!!! ホッホッ!? くゅううううぅうぅ!!!!」

 

 雪崩の如き菊門打ちと底無し沼に引き摺り込むような蜜壺吸引。前後から交互に行われる質の違う悦楽は、脳内麻薬の過剰分泌を誘発させ、青年の男としてのプライドを塗り潰してしまったようだ。もはや、唇を食い縛る抵抗すら諦め、ザーメンお漏らしの恍惚に身を任せて鳴き喚いた。

 

「んっんっん~! あは、ああっ! ザーメン止まりませんね。くう、ひ、んあ! もう壊れちゃったんですかあ?」

「うあ! ひわあああ!! で、でりゅう!! ザーメンぶひいいい!! おっほお!!」

 

 ミーティアに抱き寄せられ、甘ったるい声音で弄られ射精するのは最高の快楽である。

 彼女と交わっているとまるで母親の胎内にいるのかと錯覚する程の安らぎを感じるのだ。

 この華奢な少女にもっと甘えたい。そう思ったふうまは、ママの関心を引こうと喚きながら腰を振った。

 

「おら! おら! ディルドの突起が腸の凹凸にハマってイキまくってるじゃん! ヘコヘコ腰振ってご機嫌取りしろぉ!!」

「ふほっ!! ほひあああ!! アナルイキも最高だあ!! リリムゥ!! もっとだ!! もっと乱暴にしてくれえ!!!」

「この変態ふうまッ!!」

 

 ピシッ!! パッシイイイイィィン!!!!

 

「おっひほへええええああええあえぇぇぇッッ!!!!」

 

 今や彼にとって苦痛は快楽と同義である。

 痛ければ痛い程、激しければ激しい程、被虐に目覚めた思考はオルガズムの彼方にぶっ飛んで行くことに彼は気が付いた。

 小憎たらしい少女にカマを掘られながら、罵倒され尻を叩かれる。堪らないとふうまは思った。心と肉体、二つ同時に嫐られると腰椎に焼き串を差し込まれたような快感が吹き上がり、リリムに対する歪んだ服従心すら芽生えたのだ。

 グジュグジュに解れた牡マンコは、長大な擬似ぺニスをS状結腸の七割まで頬張り、蛇腹の隆起に禍々しい円錐まみれの黒棒を嵌め込むことで自らメスイキスイッチを刺激し、敗北絶頂に耽っていたのである。

 五十センチ、膣の凡そ五倍の長さの性感帯と化した男の腸は、女以上に犯される法悦を甘受していると言えた。

 綺麗に割れたシックスパックの腹筋の下からビール瓶サイズのディルドが盛り上がり、軽快に抜き差しされる様子は男の肢体でありながら、官能的な色香すら漂わせているではないか。

 

「ぐぐっひいい!! 堕ちるぅ!! これ以上は⋯⋯ひあ、んふあああ!! 牝になっ⋯⋯て⋯⋯おほおおおおぉぉ!!?」

「んふっふぅ⋯⋯ふうまあ! 中出しして欲しいぃ~? ひひ、女になりたいんでしょ!? アナルでイッちゃう変態なんだから! 牝にして下さいって言っちゃいなよぉ!」

「おほっ!? 中出し! そんなバカな⋯⋯くぅ! んんんんんんんん!!!?」

 

 有り得ないとふうまは否定した。今、自分を犯しているのは偽物のぺニスだ。そんな事は不可能。本物ではないのだから、自分に種付けなど出来る筈がないと。

 もしも中出しされたら、本物の女の快楽が味わえるのでは、そんな欲望から目を逸らす青年だが、次の瞬間、ディルドが生き物の如く膨張したのだ。

 まるで射精直前のぺニスであると、良く見知った生理反応にふうまは愕然とした。

 

「びっくりした? これね、中に液体を溜めておけるんだよねー。おまけに好きなタイミングで先っぽから水鉄砲みたいに出せるんだ。さ~て、ディルドの中には何が入ってるのかな~」

 

 ふうまのうなじにゾクリと寒気が走る。しかしそれは、恐怖の印ではなく歓喜の印なのだと本人は理解出来ない。いや、したくなかったのかも知れない。

 

「い、いやだあ!! 中出しは止めてくれぇ!! ケツマンコになるう!? ヒギュイイウアアアア!!? だだ、だめだ⋯⋯ほひいっ!? 男でなくなる、牝イキ覚えちまったら⋯⋯ひ、リリム⋯⋯リリ⋯⋯ぎああああ!!」

 

 射精の最終段階と言ったところか、ディルドが高速振動を開始し、前立腺に非情な連打を叩き込んだ。ちょうど円錐突起が栗の実大の性感帯に当たる位置である。リリムの送り腰もより下向きに角度を深め、容赦無く獲物を追い詰める。

 絶頂とは何かを散々思い知らされたふうまに抵抗する意思は残っていない。

 

「イけッ!! イけッ!! 濃縮媚薬ザーメン中出しされてイッちゃえ!!!」

「うご、ひぇっ! 来るっ! 牝イキアクメ来る!? ケツマンコにザーメン射精されてぇ、ザーメン出りゅううううぅぅぅうううぅ!!!!」

 

 ブビュビュビュビュブブブブブリュッッ!!!! ドリュンヂュババババババビュルルルルルルッッッ!!!!

 

「ぶっひいいぃぃいいいいぃ!!!!」

 

 腸の中で熱い爆弾が弾けた。そんな衝撃がふうまを襲う。

 ザーメンよりも重くて熱い。一滴、肌に触れただけで人間なら身悶えし、呼吸を荒げざるおえない淫魔製媚薬が、繊細な腸粘膜にこびり付くとどうなるのか。

 健康的な薄赤の大腸に水分として発淫成分が吸収され、ふうまは豚のように鳴いた。

 肌から染み込んだ淫の氣と内臓から取り込まれた濃縮媚薬は相乗効果を発揮し、陰嚢内の睾丸を直接、しゃぶられるのに匹敵する悦楽を脳髄に刻んだ。

 直腸が膨張する圧迫感に、排便欲求と似て非なる憔悴を感じながら哀れな青年は射精する。

 凄まじい勢いだった。新聞紙程度なら破りかねない放精に、子宮で受け止めるミーティアも恍惚と肢体を捩らせていた。

 視界は反転し、精子を吐き出すと同時に精を注がれるという有り得ない初体験は、ふうまを根底から狂わせてしまったようだ。

 

「やった! やったあ! リリム様の完全勝利ぃー! これでヨミハラで殴られた借りは返したからね。今日からふうまは私のケツ穴奴隷一号だ! 復唱しろ、一号ッ!」

「ブヒ! ブヒィ!! 俺はケツ穴奴隷一号だブヒィ!!」

「リリム、ズルい! ふうまさんは二人の奴隷にするって約束だったでしょ? ふうまさんも私の奴隷になりたいですよね?」

 

 全てが自分の手柄であると言いたげなリリムにミーティアは不満らしい。獲物を横取りにされては堪らないと、魔力を含んだ瞳を合わせ、意識錯乱状態のふうまにまんまと楔を打ち込んだ。

 

「はひいいぃ!! 俺は二人の奴隷でふぅ! ひひひ⋯⋯ひひ⋯⋯」

 

 壊れた笑いを浮かべる青年に普段の利発さは微塵も残っていない。

 今度は交代だとぺニスバンドの交換をしている二人の夢魔の横で、早く太いのをくれと情けない尻振りダンスを披露する廃人が一人いるのみであった。

 

 

 ※

 

 

「いやぁ! 楽しんじゃったねぇ。これで私の淫魔としての格も一段と上がったってもんよ!」

「リリムったら。またそうやって調子に乗るんだから」

 

 あれからどれだけの時間が経過したのか、行為も一段落したらしく、ふうまは一時の安息を得ていた。

 しかし、満足そうに雑談する夢魔達とは対照的に、彼の様子は悲惨を通り越して凄惨とさえ言えるだろう。

 胎児の様に丸まる身体は汗や淫水でグショ濡れになり、乱雑に開発された肛門からは、一体、どれだけの回数のピストンが打ち込まれたのであろうか、鮮血が流れてベッドシーツに赤い染みを作っているのだ。

 彼の表情は窺い知れないが、オーガズムの余韻か、それとも悔し泣きしているのか、小刻みに震える姿は正に凌辱された処女そのものである。

 

「ふうまー! 十分休憩したら続きやるからねー! 今夜は寝かせないぜ!」

「⋯⋯⋯⋯」

 

 悪夢は終わらないらしい。返答する気力もなく項垂れるふうまが、ほんの少しでも体力を回復させようと目蓋を閉じようとした時、外から話し声が聞こえた。

 

「━━管理人の話では彼らはこの部屋に居ます」

「ほんとにフリーパスで来れちゃった⋯⋯ふうまちゃんも会長ちゃんに頼めばよかったのに⋯⋯」

 

 男と女。聞き覚えのある声だ。

 

「何せ、このビーチのプラチナVIP会員ですからね私は」

「ふーん。内緒で知らない女の子とエッチな事してたんだ⋯⋯」

 

 女の方に頬でも抓られたか、足を踏まれたか、男の苦鳴が壁越しに響く。

 ふうまは既に、ドアの向こうに誰がいるのか気が付いていた。ドアノブがゆっくりと回転し、扉が開くと見慣れた翡翠の長髪に蜂蜜色の瞳を備えた少女が中に入って来た。

 

「へ、蛇子⋯⋯ッ」

 

 この場所に居るはずのない少女。明るい大粒の瞳は、いつも青年に安らぎを与えてくれる。

 しかし、こんな醜態は絶対に見られたくない幼馴染。相州蛇子がそこには居た。

 

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