上手に潜入出来るかな? 作:くす玉爆弾
これでアイナ編も一区切りとなります。
8月中に終わらせたかった。
戦慄く青年の上で女体が踊っていた。
蜜壺の魔力に囚われ、涎を垂らしているふうまを見下ろしながら蛇子は上唇を舐めた。
情交において相手よりも上位に立つという根源的優越感に肌を火照らせながらも彼女の胸には冷たい風が吹いている。
(こんな筈じゃ⋯⋯なかったんだけどな⋯⋯)
彼女は今、まさに初恋の少年とセックスをしているのだ。しかし、現状はかつて夢見た甘い情事とはかけ離れたものだ。
本当はリードして欲しかった。二人でデートして、手を繋いで、ドキドキの告白からのベッドイン。
その夢は既に霧散しているのだ。蛇子はもう処女ではないし肌を合わせる異性もいる。
こんな形でならいっそふうまとセックスなんてしたくなかった。あの日、何時ものように絶望から助け出してくれていればこんなことには━━━
いや、自分からもっと早く告白していれば、小さな頃からずっと好きだった。一歩踏み出し
、ふうまちゃんの恋人になりたいと一言言えれば。
下で喘いでいる元・想い人を尻目に蛇子の頭中では良くない思考が無限ループしていた。
何て有り様だろうか、新しい恋に生きると決めたのに、自分を救ってくれた浮気性の王子様のお嫁さんになると決めたのに。
嫌な思考を振り切る為に蛇子は頭を振り、妖艶な自分を演出して幼馴染に語り掛けた。
「ふうまちゃん、気持ちいい? オチンポどんどんおっきくなってるわ⋯⋯んんっ、蛇子もふうまちゃんのチンポ大好き」
「ううっ⋯⋯すごい、蛇子のオマンコ⋯⋯くうっああ! すっげぇ絞まる。別の生き物みたいだ」
「うふふ、イキたくなったらいつでも射精していいからね?」
器用に骨盤を前後に揺すり、膣肉の動きと連動させながらペニスのカリと裏筋を重点的に責める腰使いに、ふうまは呻く。油断したら情けない鳴き声を漏らしてしまいそうだったが、男として避けたい展開だ。
自分は格好付けたいのだ。蛇子の話を聞いて、選択肢を致命的に間違えながらもまだ彼女を諦めることが出来ない。
ふうまにとって蛇子は未だに愛しい掛け替えのない存在であった。
ヌチッヌチッヌチッヌチッヌチッ!
重なり合う円状の襞に密集した固めの数の子天井を合わせ持つ蛇子の膣は、豊富な女性経験を持つふうまからしても極上と言う他ない。
膣襞の一枚一枚が独自の意思を有して血管の浮き出た黒棒を啜ると、ふうまは無意識に腰を突き出してしまう。すると、柔らかさと強靭な膣圧の向こう側へと雄しべは誘われ、その先で待っていたのは刺激的な粒々の森だ。
内筋の加圧により固さを持った粒々がペニスの形状に合わせて張り付いたのである。そして、可愛い数の子達の歓迎はふうまへ言語化不能の快楽をもたらした。
敏感な亀頭を中心に数の子のコリコリした刺激がダイレクトに襲い掛かり、そのサディスティックな擦り責めに今度は腰を引いてしまうふうま。
腰を引けば襞々が逸物に縋り付き、誘われるままに突き入れれば粘膜でコーティングされた粒肌が待っている。
自らの意思とは無関係に情けない腰降りダンスを繰り返してしまう少年の姿は愛玩男婦そのものだ。
「ふおおっ! くはっ! ぐぐぐ! ま⋯⋯待ってく⋯⋯ん゛ひッ!!」
「可愛いふうまちゃん⋯⋯蛇子ね、今もふうまちゃんのこと大好きよ⋯⋯」
「俺もだ⋯⋯俺も! 蛇子ォ!!」
大切な幼馴染に好きと言われてふうまの心臓が高鳴る。今の彼はまるでウブな少年であった。
騎乗位の体位でうねる女体からは牝臭香る汗粒がパラパラと振り撒かれ、その濃厚なフェロモンに蛇子への劣情を募らせたふうまは、上下に揺れる生果実へと手を伸ばす。
彼女は小柄なので下からでも手を伸ばせば魅惑の果実にすぐ触れることが出来た。
やはり柔らかい。女友達の牝に触れている非現実感は思春期の若者にとっては猛毒である。
その証拠に、シルクを上回る手触りのもち肌とツンと主張する桜蕾の感触にふうまは鼻の下を限界まで伸ばしている。
下から持ち上げているので生乳の重量がダイレクトに伝わり、指に脂肪が沈む感覚に彼は無我夢中になった。
この間まで意識していなかった。いや、意図的に眼を逸らしていた幼馴染の魅力に若者は陶酔したのだ。
手を何度も開閉し、指先で脂肪の厚みから血管のコリコリした触り心地、乳の芯から伸びる乳腺の一房に至るまで夢中で貪っていれば、それに合わせて蛇子が鼻にかかった甘声を奏でてくれた。
「ああッッ! 蛇子のおっぱいもマンコも最高だっ⋯⋯もっと絞めてッ⋯⋯う、あっあっ!」
「んっふぅ、ああん! 今日は蛇子がふうまちゃんを助けて上げるからね⋯⋯ふや、あはっ! 蛇子のオマンコ満杯にしていいからっ!」
ふうまが自分の肢体に溺れている。何時もより少し幼く見える彼に、蛇子は母性愛を刺激されていた。
それはかつての恋心が変質したものか、彼が感じる様をもっと見てみたいという衝動に身を任せた蛇子は送り腰をより大きく、激しく加速させる。
緩ませた子宮口でカリ首を締め付け、そのまま挿入を繰り返すという技能を蛇子は仕込まれていた。
海綿体が搾られ、射精管が陰茎の奥から引き摺り出されるのではないかと恐怖を抱く程の膣圧が襲い掛かり、ふうまは不意の暴発を防ぐ為に下肢を突っ張り、足の五指をベッドシーツに食い込ませた。
「あはっ! ふうまちゃんブリッジしてる! もうイッちゃいそうなのかしら? ほーら、ギュッ! ギュッ!」
「はひは! ング、ふぅ、ああ! くっ! あっ⋯⋯い、イク⋯⋯で、でるぅ」
「射精しちゃうんだ? 幼馴染マンコに種付けして、蛇子を孕ませたいんだ? でも、赤ちゃんは駄目だからね。蛇子⋯⋯一番最初は、一番好きな人の赤ちゃんを産みたいの⋯⋯。ね! 会長ちゃ━━━━」
精嚢の辺りでグツグツと沸騰している射精欲をこらえて歯を食い縛るふうまを舐めるように眺めていた蛇子だったが、彼が限界に近いと見るや言葉でも幼馴染を苛んだ。
中出しの結果、起こり得るかも知れない妊娠という愛の成就を口にしながら、孕ませるのはふうまではない。赤ちゃんを産んであげたい想い人は別にいるのだと強調したのは、不器用過ぎた初恋への復讐の意味も込められていたのかも知れない。
うっとりと下腹部を撫でながら語る蛇子はしかし、次の瞬間、愕然と硬直する羽目になった。何故ならば、ふと視線を向けた先で大切な人が他の女と情熱的なベーゼを交わしていたからだ。
「━━━ッッッ!! キスは駄目ぇ!!!」
先程から治療名目で情事に耽っていたのだろうに何か譲れない一線でもあったのか、ふうまとの結合をあっさりと解いて蛇子は浮気男へと突撃した。
「う゛あ゛あ゛!! へ、蛇子おぉ!!」
ブビュルリルルルルル!!! ビュルッ!! ビッビュウ!!
だが、突如として見捨てられたふうまとしてはたまったものではなかった。
蜜壺からペニスが抜け落ちると爆発寸前の昂りと強引な刺激が重なり合い、うっかり射精してしまったのだ。
念願の子宮に中出しすることも出来ずに空射ちしてしまったザーメンは虚しい放物線を描いて、ふうまの腹から胸を不様に汚したのであった。
「会長ちゃんのバカ! エッチすれば治るんだからキスは必要ないでしょ!?」
「いきなり何だよお前ッ!? こいつは俺のだ!」
「まあまあ、二人共⋯⋯落ち着きましょう」
「会長ちゃんは黙ってて!」
二人の美女に揉みくちゃにされながらニヤケ笑いを浮かべる知人を眺め、嫉妬と敗北感の沼に沈みながら青年は射精後の虚脱に身を任せ、力を抜いたのだった。
※
男がアイナと対面座位で口付けを交わしていると、ふうまとセックスしていた筈の蛇子が体当たりをかましてきた。
両手でアイナを押し退けて感情も露に男に詰め寄るが、負けん気の強い銀髪の美女が良い雰囲気を破壊されて黙っているはずもなく、あっという間に痴話喧嘩が始まる。
普通ならば肝を冷やすところであるが、男は売り言葉に買い言葉、ともすれば手も出かねない状況を前にスケベなニヤケ笑いを浮かべていた。
二人共美人なのである。美麗な容貌に豊満な肢体、どちらか片方の心を射止めただけでも人生の勝利者と言えるのにそれが二人も、私の為に争わないでとでも言って割って入ろうかなどと男は本気で考えていた。
「会長ちゃんの浮気者。きらら先輩に言い付けてやるんだから!」
キャットファイトを続けても埒が明かないと思ったのか、じっとりとした目付きで男を睨む蛇子。
名前の通り蛇の如く湿った殺気すら込められた眼を向けられ、しかし、男の胸中に浮かんだのは恐れではなく狂おしい愛しさであった。
「━━可愛いです」
感情を持て余した男が嫉妬深い少女を抱き寄せて頭を撫でる。
「やだぁ⋯⋯そうやって誤魔化してばっかり⋯⋯会長ちゃんのばかぁ」
「私を盗られたと思ったのですね⋯⋯」
「だって、キスしてた⋯⋯キスは恋人としかしちゃ駄目なんだから」
セックスは我慢出来てもキスは許容出来なかったらしい。複雑な乙女心である。
「蛇子さんを傷付けるつもりはなかったんですよ⋯⋯これで許して下さい⋯⋯」
「んっ⋯⋯ちゅく、ちゅぷ⋯⋯あ、ん⋯⋯だめぇ⋯⋯ゆるしゃないんだからぁ⋯⋯」
何れだけ怒りを向けようと蛇子が男に陥落している事実に変わりなく。断固とした態度が求められる場面であろうと抱き寄せられ、唇を吸われれば情けなく目尻が下がる。たとえそれが他の女の味のするキスだったとしても。
最早、大抵のことは婬紋の力に頼らずとも許してしまう程に男に心酔してしまっている蛇子であった。
恋人同士の甘い一時を満喫している二人だったが、そうなると角の立つ女が一人。アイナである。
フレンチキスという新しい恋を育てる為の大切な儀式を邪魔されたのだ。おまけにこの緑髪の女は彼女の位置を奪い、代わりにキスを始めていた。
女としてのプライドをひどく傷付けられたアイナは歯を食い縛って反撃に出た。
「待てよ! 俺の相手してくれるんじゃないのかよ!」
「ああっ!」
アイナは横から男に抱き付き、甘える振りおして蛇子から引き剥がした。
キスを中断され、思わず声を上げる蛇子。先程と逆転した光景である。
この牡は自分の番なのだとアピールするように首元に抱き付き、フフンと鼻で笑いながら流し目で外敵を挑発すると相手の瞳の瞳孔が開いた。
「喧嘩は駄目ですよ⋯⋯ほら、蛇子さんも⋯⋯」
アイナの抱擁はそのままに男は蛇子の腰に手を回して抱き寄せる。
まさしく両手に花の状態になった男は銀の短髪と翠の長髪を慣れた手つきで撫で始めた。まるで小動物をあやす飼い主であるが、実際、それで二人が一応の落ち着きを取り戻し、トロンとした目付きでしなだれ掛かって来るのだから大したものである。
「ところで蛇子さん、ふうま君の治療はどうされたのですか? 一人にしては可哀想です」
話題逸らしも兼ねて男はふうまの方をチラ見したが、対魔忍の若きエースは精魂尽き果てたか、ただふて腐れているだけなのかは判別出来ないが、大の字になったままピクリとも動かない。蛇子が途中で行為を放棄したからだろう、男性器だけが残留した婬の氣に支えられて直立しているのが滑稽だった。
流石に哀れに思った男がふうまの治療を続けてあげたらどうだと進言してみるが、未だに恋人を盗られると思っている蛇子は首を縦に振らない。
「嫌! 今日はもう会長ちゃんから離れない!」
「ですが辛そうです⋯⋯大切なお友達ではないのですか?」
想い人に眉を顰めて言われると蛇子もばつが悪い。
「むぅ⋯⋯わかったわよ。じゃあこうするね」
ため息を一つ吐いた蛇子は一瞬だけ身体を痙攣させるとその生足に変化が生じた。
ものの数秒で人から軟体動物のそれに変質した足を見て、初見のアイナは思わずギョッとしたが、あっコイツも対魔忍なのかと自己完結してタコ娘の奇行を観察することにした。
異様に伸縮する蛇子のタコ足はニュルニュルと蛇行してふうまの元へと這いずって行く。
一体、何をするつもりか、二本の足がふうまの元に到達すると獲物を捕食する蛇の様に彼の陰茎に巻き付いたのだ。
「ふはっ! ぐくううう~! や、やめろぉ! おっひっあぁ!」
火照った逸物にヒンヤリした粘膜が触れ、ふうまの腰が大きく跳ねた。完全な不意打ちである。
そのまま、震えるペニスに触手が何重にも絡んでとぐろを巻くと上下に扱き始めた。
ペニスを中心に思わず生唾を飲み込みそうな粘音が鳴り響き、触手の動きと同時にふうまの身体も躍り狂う。
内側に小さな小さな鉤爪の並んだ吸盤が何十個も群を成して、敏感な生殖器に襲い掛かって来たのだ。そのプチプチとした痛気持ち良い快感にふうまは仰け反り、身を捩った。
「これなら会長ちゃんとラブラブしながらふうまちゃんも気持ち良く出来るわ」
余ったタコ足をふうまの肛門に突き入れながら、何でもないという風体で男に向き直る蛇子。
「まあ⋯⋯これも擬似的な4Pと言えなくもない⋯⋯ですかね?」
触手で前立腺を抉られ、堪えることも出来ずに白い噴水を噴き上げる光景から目を逸らして彼女の頭を撫でてあげる男。
(どうにもふうま君への当たりが強くなってますねえ⋯⋯)
元々、歯に布着せぬ物言いの出来る関係だったと言うのもあるだろうが、先日の誘拐事件以降、ある種の失望感に近いネガティブな感情が蛇子の言動の要所要所にトゲを含ませていた。
せめてどさくさに紛れて男が蛇子に手を出さなければ、事件をきっかけに互いの大切さと秘めたる想いに気付き、初恋の成就する未来も有っただろうに━━━
誰が悪いかと言えばふうまを嵌めたリリムが一番悪いのだが、二人の恋心に勘づいていながらも節操なく据え膳に手を出した男も悪い。
まあ、商売人に救いの手を求めるには対価が必要という事なのだろう。
ふうまの“やめろぉ”だの“尻が裂けてるんだ!”等といった悲鳴をバックに、青い恋心を踏みにじったロクデナシは略奪愛を悪びれることもなく女性とは怖いものだと内心、独りごちていたが━━━
(思惑通りに行きませんでしたか。ふうま君⋯⋯後で埋め合わせはしますからね)
「分かりました。女性からの誘いを拒絶するのは私の主義に反します。特に蛇子さんは大切な女性です。一緒に愛される権利がある」
「やった! 会長ちゃん大好き!」
ふうまと蛇子をセックスさせて二人の想いを遂げさせると同時に、その情事を観賞する目的は頓挫してしまった。
しかし、常に臨機応変をモットーとする男は素直に3Pを楽しむことにしたようだ。
「ぐむむむっ」
花の様に綻ぶ蛇子をよそに不満を露にするのはアイナである。
当然だ。これから気の済むまで濃厚な愛の時間を過ごそうという時に邪魔された形になるのだから。
「そう膨れないで下さい。今日の主役はアイナさんなんですから⋯⋯腰が立たなくなるまで可愛いがって差し上げますよ」
男は耳元で囁くと、そのままアイナの耳朶をしゃぶり始めた。彼女の弱点である耳責めの続きで機嫌を取ろうと言うのだろう。
耳穴の中で牡の息遣いと粘着質な水音が反響するとアイナは自然と女の子座りになり、ふにゃふにゃなトロ顔を晒してしまった。
この男に構ってもらえるだけで不満などあっという間に霧散し、自らは堕落した牝犬であるという自覚を心身に刻み付けた。
内臓が溶解してしまいそうな熱い昂りと、何よりこの牡に愛してもらえる幸福にアイナは嬉ション一歩手前といった有り様である。
勿論、男は蛇子への愛も忘れない。
空いた手で彼女を抱き寄せ、膝上に乗せると豊かな乳脂肪を存分に揉みしだいた。
蛇子との繋がりを強調する為か、いつもより強く激しい、獣染みた指使いである。もしも、高ぶり切ってない状態であれば痛みを感じただろうその力に蛇子が感じたのは、何と安らぎであった。自分はこの男の所有物なのだ。それも大のお気に入りの恋人奴隷だ。
人としての尊厳を捨てることが女としての欲望を満たしてくれるとは、昔の自分には想像も出来なかった。
揺すり、伸ばし、根元から搾る。愛され慣れた魅惑の手技は、しかし、飽きる事のない婬陶な快楽で嫉妬深い蛇子を躾てくれる。
「おっぱい気持ち良い! ンヒ! ハアアッ! くう! 蛇子の生乳、会長ちゃんの為におっきくなった⋯⋯んっ⋯⋯ふわとろおっぱい⋯⋯もっといじめてぇ!」
「肌を重ねれば重ねるほど蛇子さんは綺麗になっていきますね⋯⋯おっぱいも指に馴染んでこんなに柔らかく⋯⋯しかし、弱点は変わらないようです」
男の中指と人差し指が下乳から真上へ向けて潜り込むと慣れた手つきで肉厚脂肪の奥に眠る繊維状の束を探り当てた。
それは赤ちゃんの為のミルクの通り道、乳腺である。コリコリとしたなんとも情欲を煽る感触を味わい、乳肉を鞣すように繊維を摘まみ、指先でピンク突起までなぞり上げてやると蛇子は甘蕩けた鳴き声を奏でる。
「ひゃん! ふあっ、ひうううっ! おっぱいトロけちゃううううん! おっぱいの奥までシコシコされたら赤ちゃん欲しくなっちゃうよう! 妊娠してミルク出したくなっちゃうかりゃああぁあ!」
乳奥に残った僅かな固さを解してしまえば、白い果肉はよりまろやかさを増して、男の手の平にしっとりと馴染んだ。
「まだミルクが出せないのは残念ですが⋯⋯他のモノを出してもらいましょうか?」
「らめぇ! シコシコアクメはらめぇ! またお潮ザーメンじょぼじょぼ出ちゃうう!!」
根元から先っぽまで丹念に空乳搾りを続けてやると桃色突起がツンと上向き、乳輪までもが浅く隆起して牝としての肉欲の深さを示していた。
乳を搾ると同時に尖った先っぽを人差し指でタッチし、勃起した玉を時計回りに転がしてやると、もどかしい性快楽に蛇子は空腰を振り出す。それは、絶頂に達するには後一歩足りない刺激を求める淫らな求愛ダンスなのだろう。
無様なヘコヘコダンサーへのチップのつもりか、男は木苺の様な弾力を持った乳頭を指で摘まんでゆっくりと押し潰した。
「くひぃああぁぁああ!! くクゥン!? ら、めぇ! 乳首⋯⋯気持ち、い、いい⋯⋯」
乳首の固さを確認するかのような力でじわじわ敏感玉をプレスされれば、快感を堪える為か振り腰が止まる。しかし、親指と人差し指の間で桃色突起が白く変色する程の力を込められると骨盤が痙攣し、股座からイキ汁が開放された。
「うひぃぃぃぃぃぃ~~~~!!!! 乳首取れちゃうううぅぅぅううう!!!」
拷問染みた乳首責めは女性にとって耐え難い苦痛を与える筈だ。
だが、蛇子は男の奴隷である。しかも、嫌々堕とされた調教牝豚ではなく、心から愛情と従属を捧げたお嫁さんでもあるのだ。
痛みは自動でより強いオーガズムへと変換され、細く括れた女体はニップルアクメによがり狂った。
股間の生アワビからは濃厚な愛液がバケツをひっくり返したかの如く溢れ、放物線を描かない寝小便のような情けないイキ潮が内股を流れてゆく。
見事なイキ恥を晒した蛇子であるが、男が乱暴に扱った牝玉を労り、乳頭を擦って愛撫するものだから甘イキ地獄は止まらない。
濡れた内股が気持ち悪いのか、それとも貪欲に乳房のみならず秘園からも快楽を得る三段跳びなのか、気泡混じりの濁り粘液が糸を引く陰部をシーツに押し付けて前後に腰を揺すり、蛞蝓の通り跡に酷似した光沢帯を染み込ませていた。
「お、俺のおっぱいも弄ってくれよぉ⋯⋯ほらぁ、そのタコ女に負けないくらい大きいだろ? 乳輪も薄ピンクでそいつのより綺麗だ⋯⋯恋人のおっぱい⋯⋯好きにしていいんだぜ?」
女性の象徴をたんまりと愛される蛇子を羨ましく思ったのだろう。アイナが軟乳を下から持ち上げて男の興味を引こうとしている。
「勿論ですよ⋯⋯アイナさんの乳房も大きくて柔らかい⋯⋯果糖が滲み出してしまいそうです⋯⋯」
ゾッとするほど白くきめ細やかな肌に色素の薄い巨乳暈が男の網膜に焼き付いた。
呼吸に合わせてふるりふるりと揺れる洋菓子は口を付ければどれだけ甘いのか。初めての授乳を受ける赤子の気持ちとはこうであったのかも知れない。
そして、男性にとって乳房の魔力とは幾つになっても抗い難い禁断の果実そのものだ。
その証拠に男は食虫植物に誘われる羽虫の如くふらふらと近付き、可憐な薄桃の突起に吸い付いたのだ。
しかし、安心して欲しい。二つの果実は男を害するつもりなど微塵も無く、ただ愛して欲しいだけなのである。
「ふあっあはああ! そうだ⋯⋯んっ! 先っぽ、舐めっ⋯⋯ああん! もっと⋯⋯くひ、ひ、あ⋯⋯乳首⋯⋯もっとぉ~⋯⋯」
男の脳というのは乳首を吸うと甘いと感じるように出来ている。それは遺伝子の彼方に在る原初の記憶か、執拗に甘勃起乳首をしゃぶる男にアイナは疼きを覚えた。それは、母性とも愛情とも言える衝動、これも女の遺伝子に組み込まれた本能だ。
苺味の甘突起を口の中でコロコロと転がしていると、徐々に突起が固さを増して一回り大きくなるのが分かった。敏感な玉から快楽電流が放たれ背筋を這い回っているのだろう、唇を噛み締めてしなやかな上体を官能的に仰け反らせている。
しゃぶり易いデカめのサイズとグミに酷似した弾力を帯びた乳頭は、ただ舐めるだけでは物足りないという強烈な欲求を男の脳内に生じさせた。
そして、彼は口を付けたまま二センチ弱の玉を前歯で挟み、左右に回し、木の実をもぐ鳥の如く引っ張ったのだ。
「ひぐぅうううぅううぅ!!! ち、ちくびとれりゅうううう!? やめりょお! おっおっ!? くああああっひいいいい~~~!!!」
繊細な蕾にどっぷりとした乳脂肪の重量が集中し、クリトリスが縮み上がりそうな恐怖がアイナを襲う。
しかし、男は絶妙な力加減で乳首に負荷が掛かり過ぎないよう調整し、たゆんたぷんと乳房を揺することで快楽波紋を先端だけではなく爆乳全体に浸透させたのだ。
「らめ、まっへぇ! くぅ! ほひぃ!? 離にゃしてぇ! 乳首壊れりゅう!? おかしくにゃりゅううううぅぅぅ!!!!」
恐怖と危機感の隙間に浸透する抗い難いオルガズムの侵略は、脳内麻薬の異常分泌を促してアイナをアクメトリップ状態に追い込んだ。
エナメル質のクリップで女の象徴を挟み責められると高圧電流が流れたかの如く背骨が捩れ、骨盤が前後に空振りを繰り返す。
ニップルアクメに思考能力を喪失し、白目を向いて放心したアイナに男は囁く。
「ご馳走さまでした。とても美味しい、素晴らしいおっぱいでしたよ」
「えへ⋯⋯へへへっ、これまで邪魔だって思ってたけどさ⋯⋯あんたに気に入ってもらえたならデカい胸も悪くないな」
のぼせた思考に男の賛辞が染み渡り、自身の女としての魅力━━遺伝子を仕込むに値する牝であると認められた喜びに頬が蕩ける。
男勝りな彼女が肢体を褒められ、朱色に染まる笑顔で目尻を下げるのは生涯初の事態に違いない。
モジモジと身を揺するアイナの可愛い仕草に男も微笑んだ。おでこや耳に軽いキスを落として番への愛情を伝えれば、彼女の相貌はにへらっと崩れた。
「さあ、次はどのようにしてアイナさんを愛して━━」
「あ、あのさ、今度は俺がっ」
次はどこの性感帯を開発するかと男が考慮しているとアイナが食い気味に話し掛けてくる。
視線を泳がせてはにかむ彼女であるが、その声音からは何やら決意が滲み出していた。
(やられてばっかりじゃ性に合わねぇ⋯⋯今度は俺から責めてやるぜ! そ、それに、へへへ⋯⋯上手く奉仕出来ればこいつも俺にメロメロになって、もっと可愛がってもらえるかも⋯⋯)
元より勝ち気な彼女である。天上の快楽に溺れながらも一方的に嬲られ、愛玩される展開に思うことがあったようだ。受けよりも攻めが好きだ。それは、戦いだろうがセックスだろうが変わりはない筈なのだが。
「ほら! おっぱいで気持ち良くしてやるから! こっから反撃だぜ! 俺のおっぱい⋯⋯気に入ったんだよな?」
一見すると攻守逆転を狙っているようだが、彼女の本質は愛されたがりの小動物だと言ってもいい。
ただ単にマウントを取りたいのではなく目的は奉仕の後の見返り、濃厚な愛情表現である。天涯孤独といってもよい半生を送って来た彼女にとって、男口調も強気な態度も身を守る術であり気丈に前を向いて生きるための発破でもあった。
しかし、一方で世話になった孤児院との縁を非常に大切にし、院の子供達に頻繁に顔を見せている事からも分かるように、無視出来ない人恋しさは幼少期に愛する両親を失った彼女の心の内から冷えた湧き水の如く溢れているのである。
そんな中で一人の男が現れた。治療という名目とは言え濃厚に肌を重ね、好意を伝えあった命の恩人だ。無意識の内に縋り付きたい。女として触れ合い、愛して欲しいという想いが言動に表れてしまうのも仕方のないことかも知れない。
「まったく、貴女の治療だと言うのにそのようなことを⋯⋯ですが、貴女は本当に魅力的だ⋯⋯男としてこの誘いは抗い難いですね⋯⋯」
豊満な果肉を両手で持ち上げて、その柔らかさを強調するように揺すり、上目遣いで誘惑するアイナに男もその気だ。まさに舐め回す視線を全身、特に生乳房を中心に浴びてアイナは恥ずかし気に頬を染めた。
「俺に任せてくれよ。くっ、ふぁ⋯⋯ああっ、チンポの臭いヤバいぃ⋯⋯ザーメンと俺の子宮汁と⋯⋯ケツ穴の臭いが染み付いてやがる⋯⋯ヤバい⋯⋯やべぇよぉ⋯⋯我慢できねぇ」
アイナは牡フェロモンに惹かれるように膝をついた。天井に向けて直立する大黒柱にふらふら顔を近付けて大きく息を吸う。
その瞬間の彼女の表情はドラッグを吸引した麻薬中毒患者を彷彿とさせた。瞳に薄膜が掛かり、うなじは震え、表情筋はその役目を放棄している。そのまま、二度三度と吸引を繰り返し、満足したのか愛しげに息を吐くと彼女は奉仕に取り掛かるのだ。
「んっ! おっぱいで挟んでやるっ⋯⋯このカウパーチンポをさぁ⋯⋯好きだろぉ~? 柔くて温かいの⋯⋯」
ちゅくちゅく! くちゅくちゅ! たぽっ! たぽおぉん!
生乳房がその渓谷に肉棒を挟み、上下に揺さぶり始めると、元から体液濡れになっていた陰茎からすぐに淫らな粘着音が発され出した。
「これは⋯⋯絶妙な柔らかさと弾力です⋯⋯貴女にこうされる事を夢見た男は一人や二人ではないでしょう。私は幸せ者ですね⋯⋯」
「へへっ! 自分からパイズリなんてしたのは初めてだったけどよ⋯⋯喜んでもらえて嬉しいぜ」
染み一つないアイナの絹肌から熱が伝わってくる。火照った乳房よりもずっと熱い。アイナには男根の内側に渦巻く血潮の流れすらも知覚することが出来た。重低音の如く脈打つそれが男の興奮と喜びを示しているのだと思えて、アイナは誇らしげに微笑んだ。
「アハッ! 先っちょからガマン汁が溢れてるぜ?」
最高級の羽毛布団の何倍も柔らかい肉の質感が勃起したペニスを包み、赤子をあやすように胸元が揺れた。
その圧倒的な質量を誇示するかの如く深い谷間は、牡であれば着衣の隙間から垣間見えただけで血走った視線を延々と向けるに違いない。
そして、この男は視界だけではなく汗で湿る肌の感触、人肌の温もり、幼児を彷彿とさせるミルク臭さえも五感から取り込み、肉棒を扱く乳房按摩のスパイスとして堪能しているのだ。
一往復毎に精巣を沸騰させる圧力は絶妙であり、下腹部をコリコリと這い回る乳首の自己主張も腰椎の裏側を蕩けさせるに余りある。
そして、上目遣いの碧眼の淫らさはどうだ。幼顔とのギャップも相俟り、男は乱雑に腰を打ち付けたくなる衝動を抑えるのに必死だった。
当然、尿道口からはこの牝に種を仕込みたいと熱望する証明であるカウパー液が際限無く溢れ、黒棒の裏筋を生々しく光らせた。
「うまそ⋯⋯ンンっ! ぺろ⋯⋯ツツゥ、ん、ふはあ~⋯⋯ちゅっ⋯⋯」
黒光る陰茎を眺めているだけでアイナの口内に大量の涎が溢れてきた。勿論、初めての経験だ。
本能の赴くままに彼女は口を開くと純白の歯列の隙間から薄ピンクの舌が現れた。
生まれたばかりの赤ちゃん蛇の様なそれは、文字通り蛇行しながら陰茎に這い寄り、裏筋の尤も敏感な部分━━亀頭と竿の境界線をチロリと舐め上げたのだ。
アイナは舌先に付着したカウパーを恍惚と嚥下し、牡汁の味を堪能した。重力に逆らう程の粘度を持ったカウパーは彼女の食道を緩慢に下り、上質なブランデーの如く喉を焼いた。
(ひぃやあ⋯⋯したで舐めりゅの⋯⋯止まりゃないぃ~⋯⋯)
高濃度の牡汁にアイナの脳は一瞬で酩酊状態に陥った。爆乳をムチムチと動かしつつ、舌で亀頭の根元を弄り回し、時には竿越しに尿道を舐め上げて尿道口にキスをする。
彼女にとって男のペニスは麻薬だった。生臭いはずの男性器も、味などしないはずのカウパー液も、彼女には黒砂糖の如く甘く、酒精でも含んでいるのかと疑いたくなる程に脳髄を犯し、堕落させてしまうのだ。
別に男のモノを口に含むのは初めてではない。それは、無理矢理であったり、酒の勢いであったり、全て他人には吹聴出来ない理由が原因であったが、口淫の経験自体は何度かあった。
しかし、これは未知の体験であった。まるで蜜を吸うように丹念に亀頭を舐めて啜る。唇を離すことが出来ないのだ。
より固く、大きく成長するペニスが愛おしい。彼が自らのテクニックで感じてくれるのがアイナは嬉しかった。
力強く震える肉棒を扱き続けていると、アイナは自分の乳首が再びフル勃起しているのに気が付いた。ペニスの熱が伝わって乳房も熱く痺れる官能に満たされていたのだ。
(胸⋯⋯ふあ、んん⋯⋯熱、はぅう⋯⋯おっぱい⋯⋯気持ち、いい⋯⋯)
男の手の指と違い能動的に愛撫してくれないペニスに対してアイナは、左右の圧力をより強めることで性刺激を得ようとしている。
二つの果実の動きをずらし、体重を掛けて雌雄の間で果肉を潰す。
いい感じだとアイナは恍惚と天を向いた。クリトリスも薄皮から頭をピョコンと出して、おっぱいだけズルいぞと抗議している。
アイナは乱れる乳房と切ない秘所を同時に意識しながら、しかし、このままでは自分が先に達してしまうと危惧していた。
「ふひ、くっううぅぅぅん!? チンポ! はやくぅ~! あっつ⋯⋯いい。気持ち良くッ⋯⋯ん、させりゅはずなのにぃ~⋯⋯なんれぇ! おりぇがあ! きもひよくぅぅぅうううん!!?」
完璧な円を描く乳房が歪にひしゃげ、乱暴と言える程のパイ圧でペニスに擦り付けると狂おしい快感が発光しては弾ける。
牡汁とアイナの汗が混ざり、ローション代わりの役割を果たすと奉仕とも自慰ともとれるストロークは際限無く加速して行く。
美体をくねらせ、母性の証を淫技の道具として扱うアイナは、限界まで張りつめたペニスと性感を共有しているとでも言うのか、亀頭を舐め回しながら甘イキの波に襲われて涙を流している。
「早く、はやくぅ~! ちゅぷ、ひゅくちっ⋯⋯ぺち⋯⋯ぺちゃっ⋯⋯ん、んは、ザーメン出してくれよぉ⋯⋯くぷん⋯⋯ちぃう、れろ⋯⋯く、俺、壊れちまうよおおぉぉ! チンポ汁早くぅ!」
「では、貴女の綺麗な顔を汚させてもらいましょう。とても魅力的な行為ですね」
「らいじょうぶら! ぜんぶ⋯⋯ジュル! くぷっ⋯⋯じぇんぶ飲みゅからあ!! しぇい液びゅうびゅうしてぇ!!!」
西洋人形染みた美しさのかんばせを薄汚い精液で彩るという欲望に魅了された男は陰嚢内で煮えたぎっていた熱量を一気に解き放った。
ドビュッッ!! ビュルルルルル!!! ドプン! ブビュルビュルビュル!!!!
「うぶっ!!? んん゛!! ブフゥアアああ!!? しゅ、しゅごいいぃ!! ああっ!? やら、溢れ!?」
喉奥を広げてザーメンの放射を受け止め、牡の全てを臓腑に取り込もうとしたアイナだったが、想定を遥かに越えるザーメンの放射力と量に食道が対処仕切れず、生臭い牡汁を逆流させる破目になった。
口内から溢れた粘液が呼吸を妨げる。喉から鼻腔まで入り込み、ツンとした刺激がアイナの視界を潤ませた。
「ぐぷぅ!!? ら、らしすぎらぁ! ぐけ、ジュル! じぃゆぅぅぅくぷ⋯⋯うは、んん!!」
飲み切れずに口からボタボタと零れ落ちる精液を何とか回収しようとアイナは下品な音を立てて啜り上げる。
リスの様に膨らんだ頬に潤んだ大粒の瞳。何とも嗜虐心をそそられる表情を見せる美少女に男の口元が吊り上がった。
そんな男の内心など知らないアイナは健気にも精を飲み干そうとコクコクと喉を動かしていた。
「んぐ⋯⋯ゴクッ⋯⋯ぐ、じゅる⋯⋯ん⋯⋯こくん⋯⋯んん⋯⋯ッはぁ! ほら! 全部飲めたぜ」
唇に紅のように塗布された白濁を人差し指で拭い、口へと含みながらアイナは満足げに微笑んだ。
どこか誇らしそうで、いかにも褒めてくれと言わんばかりの笑顔は人懐っこい子犬を思わせた。
「よく飲めましたね⋯⋯苦しかったでしょう? 私を喜ばせる為に頑張ってくれたのですね」
「ふわっ!? あは、何でもねぇよ。これくらい!」
男が労い銀髪は撫でてやると彼女の表情筋はにへらっと更に崩れた。
今のアイナは、それこそよく懐いた犬の如く男の欲望を受け入れるという行為に喜びと高揚を感じているのだ。
「なあ? 今度はどうする? もう一回するか? それともちょっと休━━━━」
既に恋人気分のつもりか、異様にすり寄って来るアイナを尻目に、男はこちらに禍々しいオーラを放つ緑色の物体が接近するのに気が付いていた。
「ひどいわ! また蛇子を仲間外れにして、いっつも新しい女の子ばっかり構うんだから!」
絶頂の余韻から回復した蛇子である。
プリプリと頬っぺたを膨らませて可愛らしく怒ってますアピールをしているが、男はかなり危険な状態であると理解していた。
放置されたのは本日二度目である。蛇子は従順であるが、異性関係に対しては陰湿な部分があり、これ以上、蔑ろにしたら後ろから刺されかねない。
「まさか。これからが本番ですからね⋯⋯ずっと蛇子さんが復活するのを待ってたんですよ? ほら、貴女が先輩なんですから色々教えてあげて⋯⋯三人で楽しみましょう?」
膨れる蛇子をそっと抱き締め、男が耳元で囁いた。
恋人の声で鼓膜を揺さぶられるだけで蛇子の中に溜まった嫉妬や怒りがドロドロに溶解してゆく。
結局の所、こういう男だと理解した上で惚れた弱みということか、少し構ってもらい声を掛けられる━━ただそれだけで蛇子にとって充分なのだった。
「ひう、ふぁぁ⋯⋯ばかぁ⋯⋯はひ、らめ⋯⋯」
高揚により赤色に染まった小振りな耳朶を男が口に含んだ。
温かい肉片を唇で食み、舌を纏わせる。飴玉を転がす要領でしゃぶってやると数秒で蛇子はへたり込んでしまう。
「さぁ⋯⋯お手本を見せて⋯⋯」
脱力した蛇子の目と鼻の先には天を衝く黒棒が聳え立っている。
彼女の大好きな牡の象徴だ。高濃度の牡臭と精子の残り香が鼻腔を擽ると、うっとりとしたため息が漏れた。
強い精気に脳髄まで犯されたか、意識朦朧となった蛇子は小振りな鼻先を肉棒に擦り付けてクンクンと臭いを嗅いだ。
「ふぅ⋯⋯ああ、いい匂い⋯⋯大好きぃ」
形の良い鼻を粘液に濡れた棒に押し付けて法悦の微笑みを見せる蛇子は、横で情事を観察しているアイナに見せ付ける為か、ピンク色の舌をわざとらしく垂らした。
女としての対抗心の発露か、先程のアイナと同じくぺニスに舌を這わせる蛇子であったが動きが違う。
アイナの直線的な舌の動きと違い、蛇子は文字通り蛇行する蛇の如く器官を揺らし、牡の性感を翻弄しようとしているのだ。
艶やかに濡れた生肉の感触は繊細かつ濃厚で、確かな愛情の滲む性技により、ショリショリと微細な味蕾が血潮溢れる男性器を擦り愛でる度に我慢汁が溢れ、肉棒は激しく痙攣した。
大粒の瞳が普段は見せぬ色香に染まり、異様な熱を放っている。もしこの奉仕を受けるのが彼女を慕う少年であれば、その視線だけで種を撒き散らしていただろう。
「ちゅぺ、ちゅぷ、んふっ、会長ちゃん⋯⋯じゅぷる、くちゅ⋯⋯気持ちい?」
「とてもお上手ですよ。ちゃんと練習の成果が出ていますね⋯⋯蛇子さんは頑張り屋さんです」
「ンフフ! 会長ちゃんに褒められちゃった」
恋人に評価され頭を撫でられるのが本当に嬉しいのだろう。おでこまで赤くなりながら、花の様に笑み崩れた。
(クソッ! コイツ、何度も邪魔しやがって!)
得意気に鼻を鳴らす姿を見て気に入らないのはアイナである。
男の竿に奉仕しながらも何度か視線が合ったのは勘違いではないだろう。そして、その瞳に込められた優越感を嗅ぎ分けた瞬間、彼女の頭は見事に沸騰した。
(この野郎━━━俺だって!)
どちらかと言えば気の短い方であるアイナが、喉元まで迫り上がった罵倒を呑み込んだのは驚異的な精神力であった。
「んん━━━三人でするんだよな? 俺の事も見て⋯⋯気持ち良いとこ教えてくれよ? 俺、あんたの為に頑張るからさ」
女同士で争うより、男に媚びを売るのが得だとアイナは理解している。
この厄介なライバルの煽りに乗るより、男の意識を自分に割かせる方が意趣返しとして効くだろうという考えもあった。
「はむぅ、れろぉ~⋯⋯あむ、どっちが上手いかあんたが決めてくれよ⋯⋯ん、ひは」
アイナは蛇子の反対側から身を寄せてぺニスに唾液を塗りたくった。
ムッとした表情の蛇子はともかく、左右からの質の違う舌技に男の腰が自然と震える。
蛇子の男を翻弄する繊細な舐め回しも、アイナの尿管まで響く舐め上げも、どちらも素晴らしいと彼は称賛した。
「お二人とも、仲良くですよ⋯⋯仲良く⋯⋯ほら、舌を絡め合って⋯⋯そうです、とても良いですよ」
未だに目に見えぬ火花の散る二人の関係であるが、男に喜んでもらう為にある種の協定を結んだようだ。
男のぺニスを練乳をたっぷりと塗りたくった棒アイスにでも見立てたか、美味しそうに、競い合うように可憐で淫らな捕食器官を纏わせる二人の美少女。
鼻息荒く黒光る皮膚を磨き、時折、二人の舌先が交わる様子は双方のタイプの違う麗しさも相まって、淫靡な百合の香りが匂い立つようである。
陰茎内で沸き立つ血潮の流れを感じながら、男は二人に触れる。
翠と銀。美しい鬢を指先で流し、翠髪の指通りと銀髪の張りを楽しんでいると、乙女達も少しくすぐったそうにしつつ微笑む。
「相変わらず蛇子さんの髪は細くてしなやかですね、良く手入れされています。そして、アイナさんの髪も荒れ一つない。光を写してキラキラして━━━まるで宝石だ」
「はむっ、ふふ、ちゅぷ、じゅろ⋯⋯会長しゃんに褒められちゃった」
「くぷふ、れろ⋯⋯ん⋯⋯なんだよもぉ⋯⋯煽てやがってぇ」
命と等価と言っても過言ではない髪を褒められて喜ばない女はいない。
それも心奪われた異性の口から出た言葉となれば尚更だ。
肌を重ねる度にこの手の褒め言葉を囁かれている蛇子は比較的平静を保っているが、アイナの方は見事におたついていた。彼女の男性経験の中で、胸や尻はともかく、髪を褒められたのは初めての経験である。
桃色に火照った耳をフニフニと弄ぶ男に対して二人の息も次第に合ってきているようだ。
竿を舐めているだけでは物足りなくなった蛇子が亀頭を頬張り、一気に根元まで陰茎を呑み込むと、アイナは一転して男の股座へ頭を沈めると陰嚢への奉仕を開始した。
くぷくぷと口内で唾液と尿道球腺液が混合されてゆく水音を鳴らし、ぺニスを垂直ストロークで搾る蛇子。
変幻自在に亀頭と竿周りを這うベロ責めに加え、頬の筋肉をフル稼動させた三百六十度からのバキュームに男は腰奥の前立腺までも精液と共に絞り出されるのではという妄想に囚われる。
男の子種は自分の物であると主張するかのような強烈な口淫に比べ、アイナの玉遊びは意外にも繊細な力加減を駆使した妙技と言えた。
白い肌に血色の良さが映える唇で右の睾丸を捉えると、まるで結婚式の誓いのキスであるかの如く愛おしげな口吸いをしたのだ。
余程、髪を褒められたのが嬉しかったのか、雄の人体で最も繊細な器官をアイナは細心の注意でもって奉仕する。
痛みを感じず、しかし、確かな圧を感じる力で玉を咥えて口の中と外を出し入れして弄くるアイナ。薄皮の向こう側の玉の輪郭を確かめる動きで舌で包み、唾液をまぶす。
右、左、右、左、左右交互に吸引を繰り返すと意趣変えのつもりか陰嚢の裏側から会陰へのラインを舌先でつううっとなぞり、快楽の供給ラインをこれでもかと意識させてきた。
「お二人共、素晴らしいですよ⋯⋯男の好きなところを良く理解しています。こんなにも愛情を込められた奉仕をされて、耐えられる男はいません⋯⋯」
生殖器への集中攻撃に男の腰が、時に大きく、時に小さく揺れて痙攣しだした。
早く精液が欲しくて堪らない蛇子のバキュームフェラが加速し、ひとまずお預けをされた形のアイナは男の陰嚢をしゃぶりながら、大洪水を起こしている秘所に指を這わせた。
自身の性感帯は良く理解しているはずなのに、自らの指ではどれだけふやけた膣襞と勃起した陰核を慰めようと、男のぺニスにもたらされる快楽には到底及ばないと理解し、アイナは涙目になっている。
グポグポと蛇子の口内で反響する空気と粘液が湾曲する音。さらに、アイナの上下の口はだらしなく涎を垂らし、時にそれを啜り上げる音が混ざり、こんなに美しい少女達も性に溺れればここまで下品な音を奏でるのだと男の意識に怪しい興奮をもたらした。
「らひて⋯⋯しゃせい、ん、してぇ⋯⋯んぶ、ああっ、蛇子にゴックンさせて⋯⋯」
「つ、次は、じゅぶ、れぷぅ、ンハ⋯⋯俺だからなあ」
健気に精液をねだる恋人達の要求に応えるのが男の務めだ。
陰嚢のなかで煮詰まり、まんべんなくシェイクされた濃厚ザーメンが精管を押し広げ、尿道を遡る快感を抑制するつもりは彼にはなかった。
ビュルルルルルルルッッ!!! ビュルッ!! ビュッ!!
「ん゛ん゛ん゛っ!!! ぐぷっ! んぐ! ごっく、ん━━━んふ、おいし⋯⋯」
蛇子の口内に熱い白濁が放出された。
快感と脱力の間でつい抜けてしまいそうになる腰に力を込めて、限界までぺニスを突き入れると脳髄から神経の端まで溶け出しそうな絶頂感に男の意識が白に染まる。
「良い子ですね。溢さず飲めましたか?」
「んんんん~~~!」
ビクリビクリと数度に渡って精液を吐き出した男はぺニスを引き抜くとリスの様に頬を膨張させた蛇子の顔を上に向かせて優しい聞いた。その様子はまるで犬を可愛がる主人である。
ご主人様に褒めて欲しい蛇子が口を開いて中を見せると詰め物一つ無い歯列と健康的な色合いの舌の上に濃厚な白濁液が溜まっていた。
「━━━━━━」
「んっ」
満面の笑みを浮かべる蛇子に男が何か言った。
リス顔のままの蛇子は二人の様子を羨ましげに眺めていたアイナに向き直り━━━
「おしゅしょわけ」
「ん゛ぶ!? んんん゛!! っ~~~!?」
唇を強引に奪った。
目を白黒させて身を捩るアイナを両手でガッチリ固定し、口の中に溜めていたザーメンを彼女の中に無理矢理に流し込んだ。
「おいしい? 半分あげるね」
「ん、ごく⋯⋯んっんっ。ふみゅっ!?」
不意を突かれてベーゼを受け入れたアイナは独特のエグみのある粘液に噎せそうになったが、既に男のDNAを受け入れつつある牝の肉体は淫らな反応を示す。
苦いはずのザーメンを蜂蜜か何かの如く舌で絡め取り、ゆっくりと嚥下したのだ。
欲情した牝同士のレズキスが男の目の前で繰り広げられ、その目を楽しませる。
味を占めたのだろう。アイナは自分から蛇子の舌に自らのそれを巻き付け、さらには口内にまで侵入させて、ザーメンの残り汁を体内に吸収しようと啜り尽くしていた。
「ちゅ、く、はみゅ⋯⋯んちゅる、じゅる⋯⋯ん⋯⋯半分だけよ。あん、全部はだめぇ~」
「ごく、んぐっ⋯⋯ケチケチすんなよぉ⋯⋯こいつのザーメンが治療に必要なんだ、ん、こく⋯⋯」
精液を奪い合い、舌を絡め、歯列と内頬を弄る。
粘膜接触を続けるうちに二人の胸中に妖しい熱が宿り始めた。
「ちゅう、くちゅ⋯⋯ふぁあ、アイナちゃん肌が真っ白⋯⋯おっぱいもおっきいね」
「ンアあ! や、待てっ、いきなり!?」
「んふっ、可愛い」
アイナの双胸に蛇子の指が沈み、甘い痺れがアイナの背を仰け反らせる。
「きゃっ! くぅうぅ! はあああっ!」
以前、きららと交わった際に“そっちの気”が目覚めでもしたのだろうか、どこか厭らしく白い乳房を揉みしだく蛇子。
サイズでは負けているつもりはないが、やはり白人の新雪の如き肌には敵わないなと彼女は嫉妬半分、羨望半分の感情を抱く。
きめ細やかな質感の肌とたっぷりとした乳肉の重量感は同性からしても抗いがたく、つい手の動きにも熱がこもる。
表層は乳房の重みだけで指が沈む程に柔らかいのに、力を入れて握ると確かな揉みごたえが満足感を与えてくれた。
「気持ち良くなっちゃったの? 乳首がツンツンしてきたし、オマンコもトロトロだわ」
「はあっああん! らめ、らめぇ! 弱いとこばっかり弄るなあ! あひ、はひいいいぃぃぃ!!!」
「ふふ、蛇子さんも本気ですね⋯⋯」
巨乳をポンプ代わりに循環した血流が先端突起に集中し、尖り勃った乳頭を指が挟んでコリコリと弄り回した。
極めて敏感になった乙女の秘密を同性とは思えぬ程、無粋に摘ままれてアイナは女の声を上げてしまう。
痛いのに気持ち良い。屈辱であるのに股が切なくなる。淫らな弾力で指を弾く乳首をじわじわ潰され、引っ張られると勝手に腰が捩れる。
身悶えして目の前の変態から逃れようとしたアイナだったが、脚と胴体を生温い何かに拘束されて身動きを封じられた。
魅力的な角度で括れたアイナのウエストに蛇子のタコ足が巻き付いていたのだ。
おやっと首を傾げた男がふうまの方を見ると、彼はうつ伏せに倒れていた。ピクリとも動かない。どうやら気を失っているようだ。
心の中で男はふうまに手を合わせつつも、繰り広げられるレズ触手姦を見て満足そうに頷いた。
「膣中はあっ、膣はダメだあ! んおっおひ! 奥っおっおおおお~~~~!!!!」
満開の粘膜を晒すトロまんこに不気味な触手がヌルリと侵入してきた。
人体では有り得ない質感の剛直に産毛が逆立つような戦慄的快楽が全身を駆け巡る。
変幻自在の筋肉で構成された触手は、複雑な紋様を描く膣内に隙間無く密着し、膣肉に張り巡らされた性感神経の一本一本に到るまで責めぬくのだ。
ヌチッ! ヌチッ! ヌチッ! ずるぅうううううぅ!!! ズポッ! ズポッ! ぬちゅう!!
「おっおっおっお!! ひぐ、ひひぃ~!! イグ!? すぐイグ!? こ、こんなっ! ひうううぅぅぅんんんんんん!!!?」
ぷちしゅわああああぁぁぁ!!!! ピシュウウウウ!!!
挿入されたまま、歪に膨張してゆくタコ足に膣内が圧迫される。普通のセックスで得られる前後運動による膣快感とは違う新感覚にアイナの腰が情けなく悶え捩れた。
それに、タコ足には無数の吸盤が付いているのだ。密着した状態から小さな吸盤達がふやけた膣襞にプチュリと吸い付き、食い付き、内側に備えた微細な鉤爪の列が粘膜に食い込み、掻き毟りたくなる痒みを繊細な産道に刻んだ。
指やぺニスで擦られるだけでも嬌声をこらえられない性感電流を生み出す熟れたマン肉が、肉襞を掴まれたまま触手を抜き差しされればどうなるか。
アイナはほんの三回、ストロークを繰り返されただけで無様に潮を噴いた。彼女は恋敵による屈辱的調教に微塵も抗うことが出来なかったのである。
勢い良く噴射された潮が蛇子の肢体に跳ね返り、自身に戻ってきた。
ほんわかと温かい湿り気を股間に浴びて羞恥に震えるアイナを尻目に、蛇子は空いている片足を男の方に伸ばす。
「会長ちゃんも来て⋯⋯二人一緒に可愛がって⋯⋯ね?」
「もちろん、そのつもりですよ」
レズプレイを観賞し、フル勃起した陰茎にタコ足が巻かれ、誘うようにクイクイと引かれた。
「来て⋯⋯」
当然、やる気に満ちた男は意気揚々と二人に身を寄せ、さあどちらに挿入しようかと顎に手を当てると、蛇子がアイナの豊躰を抱き締め、軟体と化した両足を駆使し、見事な貝合わせの体位を拵えた。
それは、溶け合った二人の大陰唇が鮮烈に視界に焼き付く淫らなサンドイッチであった。
なるほど、蛇子は良くできた恋人である。これなら二人の無花果を同時に味わい比べることが可能というわけだ。
「━━行きますよ」
「ああっ! 早くぅ!」
「お、俺にも、い、挿れて⋯⋯ひぃううぅん!?」
重なり合った淫花の間に肉棒がめり込み、沈んでゆく。
大陰唇からはみ出る程に肥大化した小陰唇が上と下から無粋な侵入者にしゃぶり付いた。
淫靡な光沢を放ち、牡を奮い起たせる襞を描く花弁は男性器を捕食するかの如く蠢いている。
ぺニスが溶け出しているのかと誤認してしまいそうな甘疼きに全身を射抜かれ、男は幾度も女体重ねに逸物を抜き差した。
「あはあぁぁあぁぁ!!! オマンコ擦れていいぃぃん!! ビラビラ溶けちゃうよぅ!」
「うくああっ! んふあああくぅ!? 密着してっ━━━んおっ!!? 刺激されたりああぁ!! 腰が浮いて!? 無理だああ!!?」
膣内に入らない素股であるが熱い肉棒で女の入口を掻き乱され、触手の絡みと蛇子の重さで性感刺激がより強力にアイナを襲い、マン肉ズリの快感で腰がグググッと反り上がっていく。
悦楽を隠そうともしない蛇子の嬌声に自然とアイナも呼応するように牝声を上げてよがり狂った。
「会長ちゃん! そんなに擦ったら勃っちゃうからあ!! らめぇぇぇぇ!!」
「アッ!? ああっう!? 駄目! 先っぽ!」
「おやおや⋯⋯何か固いモノが当たってきましたねぇ」
艶かしい肉ビラの感触とは違う硬質な粒が上と下からぺニスに当たった。
膣口を集中的に按摩され、すくすくと成長したクリトリスが鞘から頭を出して交わりに参加したのである。
勃起した肉芽の刺激は小陰唇の包み込むような快感に比べ、ずっと直接的だ。海綿越しに竿の中に内包された尿管を爪先で甘掻きされ、排尿にも似た絶頂が男の脳内を埋め尽くす。
対する乙女達も快楽神経の塊であるクリトリスにカリ首がピンポイントに引っ掛かり、執拗にコリコリカリカリと潰され、転がされる責めに法悦が電流の如く肢体を駆け回り、甘声を奏でながら理性を焦がされる背信にどっぷり浸っていた。
「ふっくぅぅぅん!!! クリトリス良いよおぉ! もっとコリコリしてぇ~!」
邪魔者こそいるものの、恋人との肌の触れ合いに蛇子は溺れていた。さざ波の如く連続して押し寄せる甘アクメを受け、若草に彩られた恥骨を肉棒に積極的に押し付け、よがり昂る。
絶頂が肉体に反映されたか、臀部から背筋が突っ張り、浮き出た生々しい筋の隆起に大量の汗粒が乗って何とも言えぬ官能を醸し出している蛇子。
タコ足にも興奮は伝わり、撓みのたうつ触手の矛先は当然━━━
「や、やめろぉ! くっふぁあ!? んんひああああ!!! ちんぽと触手は反則だろぉ!?」
勃起メスチンポにマラを押し付けられていたアイナを触手が襲う。
男のカリ首が肉芽を苛めるだけでも不細工な腰ヘコ踊りを披露してしまう程に感じているというのに、痺れ疼く乳房を軟体で締め上げられたとなれば、牝として快楽の沼に沈んでゆくのは仕方の無いことであった。
「その声⋯⋯良いですね⋯⋯もっと、もっと鳴いて下さい⋯⋯」
「ひぃっ! き、聞くにゃあ! 見るなあっ! んあっくんんんんん~~~~!!!?」
男勝りな気質とは正反対の甘え声が勝手に溢れ出て、アイナは必死に唇を引き結ぶ。
しかし、熟した果実を弄ばれる屈辱と種付け棒で花園を肥やされる羞恥は少女の抵抗をいともたやすく突き破る。
「にゃ、クゥッ! らめッ! イクッ! イッッッッくうううぅぅぅううううん!!!!」
柔らかい脂肪が詰まった母性の象徴を中身を揺さぶるように絞められ、丁度良くカリ裏の当たる位置に狙いを定めたぺニスが、小刻みなストロークで陰核を磨り潰してやるとアイナは泣きながらオーガズムに達した。
尿道口から生温い牝イキ汁を吹き出し、腰椎の神経を直接に弄られているかの如く下半身を痙攣させ、上半身を捩る乙女に対する責め手は一向に収まらない。
男はここでアイナを底まで堕とし切るつもりであったし、興が乗った蛇子も協力する意思を見せていた。
「アアッ!? そんな、ふっあひっ!? そこは敏感りゃかりゃあ! おっひ!? らめ! 潰すなあ! あふぅぅぅうううぅん!!? 吸うなああああっ!!!」
「あはは、アイナちゃん━━またイッちゃったの?」
柔肉の厚みを堪能する触手が白肌の頂点で自己主張するピンクのさくらんぼに目を付けた。
タコ足に生える吸盤の一つが淫虫の如く唾液を垂らし、浅く開閉しながらシコり固まった乳首に吸い付く。
男の与えられた蕩けてしまいそうな乳吸いよりも、吸盤からの愛撫は攻撃的かつ未知の快感をアイナにもたらした。
「ふひぃぃぃああぁ!!! 乳首取れりゅううううぅぅぅううぅ!!!! 吸盤の中でっ━━乳首カリカリしゅるのらめぇぇぇ!!!」
人一人の重さ程度であれば容易く支え、天井に張り付くことも可能にする吸盤の力だ。乙女の宝玉を愛撫するには些かオーバーパワーである。
それをアイナが耐えられたのはひとえに淫魔の性開発の賜物であった。
羽毛で撫でられただけで腰が跳ね回る程に感度の高まった鴇色に、全方位から圧力が掛かり、クリクリ、カリカリと引っ張り、捏ね回した。
「ふっっっくうううぅぅうううぅ!!!! ま、またくる!? ビクビクくりゅう!!! イクの止まりゃなあああ!!!!」
指とも舌とも違う愛撫にアイナの眼球は裏返り、涎が垂れ流しになった。
肉厚な吸盤の漏斗部が不気味に蠢くと、彼女の美躰は淫らに美しくよがり狂うのである。
「アイナさん、アイナさん! そんなに腰を押し付けられたら私も出してしまいますよ。膣内に射精しなくても良いのですか?」
「やらあ! 欲しい、ザーメン! くあ! んくぅ! なかぁ! 膣の中に射精してぇ!! お、おりぇの⋯⋯子宮にぃ~!」
プリプリの肉ビラとカチカチに勃起したクリトリス。さらにはショリショリと纏わり付く陰毛の感触が肉棒の裏側を刺激し、新鮮な子種が尿管を駆け昇るのを男は感じた。
艶かしい腰絡みと牝臭に酩酊する男は、射精欲を最大に高める為にピストン運動を最大加速させ、アイナに問い掛ける。
当然、アイナのおねだりは中出しであった。
男の精液を直接━━━恋する女の欲望が求めるのは常に母胎への種付けだ。
しかし、遺伝子の独り占めを許さない邪魔者が一人。
「ずるい! ずるい! 蛇子もザーメン欲しいのに! 一緒に気持ち良くなったんだから。ザーメンも半分こでしょ?」
せっかくの3Pで気分が昂ったのだから、アイナだけ優先されるのは男の恋人として許容出来ない蛇子。
嫉妬心を抑えて恋人の意図を酌んでアイナを陥落させる手伝いをしたのだから、彼女だってご褒美が欲しい。
今だってヴァギナの粘膜越しに肉棒の熱さを感じ、子宮から滴る牝汁が止まらないのだ。
この際、膣の中でなくてもいい。肌で男の種を堪能したい。浮気性は我慢するから変わらず自分も愛して欲しかった。
「そうですね⋯⋯まずは平等に二人共。その後は交互に何度でも子宮に射精して差し上げましょう。それでいかがです?」
「うふ、んあ、いいっんん! 蛇子のお願い聞いてくれる会長ちゃんだいしゅきい!」
「ああ、はあああ! もう⋯⋯もう何でもいいからあ! あひ、ひひあ! 早く、ザーメンくれよお!」
二匹の牝は各々、膣口から溢れる程の精液を流し込まれる自分を想像し、歓喜に打ち震える。
そのまま、二人は意外に息が合うのか、上下から器用に秘所の割れ目に陰茎を挟み、送り腰で射精を促した。
「お上手です⋯⋯本当に。まるでぺニスにキスをされているようです」
熱く蕩けた肉ビラがヌチヌチと厭らしい粘音を鳴らして牡の生殖本能を刺激する。女性器そのものがぺニスへの情愛に狂い、濃厚なベーゼで愛情を示しているのだ。
官能的な腰使いと粘膜の心地好さに人知れず尿管内を埋め尽くし、破裂寸前まで膨張していた精液が、夢精を漏らした時のような背徳的法悦と共に柔肌へと撒き散らされた。
ビュブルルルルルッッ!!!! ビュバババ!!! ブュルルルルルル!!!!
「あ、ああ、熱。ふくっううう!! 俺も⋯⋯俺も⋯⋯あっ! 駄目、うう! 腹が熱、いいい! し、子宮が勝手にぃっ! お、おおお、へあああああ!!!」
「ひやあああん!! ザーメンお漏らしビュルビュルきたあ!!! はあっあああ!!! 蛇子もお! 蛇子もイクぅ!!! おひいいい!! 会長ちゃんと一緒にイクのしゅきいいいいぃぃぃ!!!」
白濁の温もりが下腹部に広がったと認識すると同時に牝達の子宮が暴れ出した。
子種を求める乙女の揺り籠は本能で男の子を孕もうとしているのだ。皮下脂肪の上に無駄撃ちされた精子を欲しがり、吸収しようと躍起になっている子宮の胎動は間接ポルチオアクメを引き起こしたのである。
獣染みた嬌声を上げて仰け反る女体。
見栄えなど気にする余裕もなく白目を剥き出し、舌を口の端から溢す姿は、男の征服欲を非常に満足させた。
「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯お腹の中、キュンキュンするのぉ⋯⋯」
「はい、蛇子さんは一回お休みです」
アクメ余韻に流石のタコ足も弛緩し、蛇子はアイナの横に寝転がり、荒い息を吐いている。
後でまた相手をしてあげると伝えるように男は蛇子のおでこにキスをしてから、次の獲物を値踏みする豹の如くアイナに覆い被さって行く。
「約束通り、アイナさんの子宮を満杯にして差し上げましょう」
「あ、あ、うう⋯⋯おまんこぉ~。おまんこ種付けしてくれよぉ⋯⋯俺のトロまんこにザーメンピュッピュッしてくらしゃいぃ⋯⋯」
碧玉の片目にピンクのハートを浮かべながらアイナは男に縋った。
無意識に彼女は指先で腹に掛けられた精液をかき混ぜ、塗りたくり、白肌に刷り込ませている。それはまるで化粧水を肌に染み込ませようとしているのに似ていた。
それだけ彼女は男の遺伝子を身体の内に取り込み、孕むことを求めているのだ。
「アイナさんは欲しがりですね⋯⋯入れて欲しいのはヴァギナだけではないでしょう? ほら、舌を出して」
「くつゅ、ちゅく⋯⋯んふ、あっあっあひっ! くっふちゅ、きしゅ、きす好き⋯⋯あんたときしゅしゅるの⋯⋯ごくっ、ん⋯⋯しゅきら」
先程、怒られたばかりだと言うのに、性懲りもなくアイナの唇を求めた。
この男はまるで成長していないようだ。
舌先同士で擽り合い、すぐに濃厚な口内性交に発展すると、唾液を混ぜる音が大きく響く。
男の体液が胃の腑に落ちると腰椎の裏側が熱く甘く疼き、眼球が上へ上へと裏返る。
「蜜壺がこんなにも熱く濡れていますよ? はしたないとは思いませんか?」
「ヒウッ! はひいいぃぃ!! ご、ごめんにゃしゃいいい! でも、でも、んひあんん!! ちんぽ欲しくてぇ~。おっおふう!? あああっんひ!? おっおっ⋯⋯く、挿入ってくりゅううぅうううぅ!!!」
大陰唇の外まではみ出した肉ビラを指先で弄び、わざと嗜めるような物言いをする男。
面白い程の動揺を示すアイナのリアクションに、熱く指に纏わる粘液と媚肉を楽しみ、連続アクメに踊る腰を捕えると、男は膣口にぺニスを添えた。
そのまま、熟れて蜜を垂らす膣にゆっくりと肉棒を挿入してゆくと、髪の毛が震えて逆立つ快感の波が男を襲い、反射的にアイナを抱き締める。
「私とセックスするのが嬉しくてこんなになってしまったのですね?」
「そうっ! そうらのぉ! 俺、あんたに惚れちまったからゃ、んはあああ! こんにゃに、あっへはあ! 感じて⋯⋯イッてりゅんだ! だから、だから、もっとしてぇ~!」
コリコリした膣襞と粒々が刺激的な天井に亀頭を擦り付けながら大振りに腰を振る男。
卑猥に腰を浮かせて膣を少しでもマラに密着させようとしているアイナは、既に自分が何を口走っているのかさえ理解していないだろう。
下品とさえ言える水音が結合部から溢れ、男を楽しませる為の器官をフル活用して、情けを貰おうと必死だ。
「乳房はどうです? 奥まで揉み込まれて、乳腺を探られると声が止まらないでしょう?」
「んあっ!? ひやあ!! そこもイイんんん!!! 強くぅ! 奥までえ! おひいいいいん!!! 効くううう~~~!!! おっぱいデカくて良かったああぁぁあぁぁ!!!」
正常位で雌しべを嬲られながら、白い爆乳に手の平が呑まれた。
乳肉の奥に根を張る性感乳腺を、紙縒りを作るように扱き責めにされたら、もう体裁など投げ捨てるしかない。
膣と胸の上下から叩き込まれる快感の暴力に、堪え切れずに果てるアイナ。男の女になることを受け入れた彼女は、彼の愛撫を愛情の発露として甘受し、淫魔の責めより遥かに深い悦楽を美躰に染み込ませてゆく。
最早、拒絶する理由もなく、門を開け放ち快楽を受け入れるのがどれだけ心地好いか、アイナは堪らず男の肌に爪と歯を立てた。
「ほら、根元からゆっくりと揉み解してゆくと先っぽが痛い程にカチカチになるでしょう?」
「んくううぅぅん!! ひい、許してくれよお! 乳首も、乳首もお! か、痒いイイぃぃぃ!!」
「アイナさんは乳首も弱々ですねぇ」
普段の勃起状態よりも一段と固く大きくシコった乳頭に親指と人差し指を添える。力はまだ込めない。表皮が触れる程度の焦れったい手技で先っぽを擦ってやるのだ。
「ふふあっ!? くうっひいいいん!? 乳首来る!? ひあううぅぅぅ~~~!!! いぐぅ!! イキたいのにぃ! コリコリもっとぉ~!」
もどかしい快感にアイナが上体を捻る。もっと強く豆を潰して貰えたら、きっと凄く気持ちがいいのに、アイナは男に媚びを売るためにザラメを溶かしたような甘ったるい声で鳴いた。
一方で、意地悪な指先とは違い、逸物は膣責めの大盤振る舞いを繰り返していた。
膣肉を反り勃ったぺニスで恥骨の裏側に押し付け、磨り潰す。男が亀頭で理想的な数の子天井の心地好さを堪能していれば、乳首をもっと苛めて欲しいと膣襞が淫らに絡み付く。
位置によって柔らかさや質感の違う牝壺の襞道は牡から種を搾る為の罠に満ちているのだ。男も自然と腰打ちが荒くなり、貪るような交尾を楽しむ。
「成る程、こうでしょうか?」
優しく玉を転がしていた男が不意打ちでシコリを握り潰した。
「ほいひぃぃぃぃぃッッ!!!! お゛お゛ぅ!!! 奥ッ!! 子宮まで挿ってキタああぁぁあぁ!! 乳首いひいいいいん!!! イグッ!! 子宮と乳首で牝アクメくりゅううううう~~~!!!!」
甘い熱の込もった勃起乳首を望んだ以上の力で潰され、アイナの視界に無数のスパークが飛び散る。
全身の神経系がオーバーフローを起こし、脊椎が左右に捩れて腰骨が前後にヘコヘコと踊った。
強烈な絶頂の波に肉体が精液を受け入れる状態に移行し、母胎の入り口が開く。牝イキの深さに比例しているのか、千切らんばかりにぺニスを絞める膣肉が奥へと牡を誘い、突きと同時に剛直を子宮内に咥え込んだ。
ズグンッッ!!!!
「オッッッヒイイいいぃぃぃ~~~~~~!!!!!」
雁首が子宮口を抉り、勢いをそのままに母胎底を押し上げた。
孕んだ腹の中で赤ん坊が暴れればこうなるのか。子を産んだ経験のないアイナには分からなかったが、とてつもなく幸せな体験だというのは理解出来た。
身体の最も奥深く、柔らかくて温かい揺り籠が何度も何度も揺さぶられる。指先まで痺れる衝撃が銅鑼の如く体内を駆け巡り、アイナは一突きごとに異なるアヘ顔を晒す。
「おっ! おっ! おっ! おっ! おっ! おっ! おっ!」
「子宮までしゃぶり付いてきますね⋯⋯すぐに満タンにして差し上げましょう」
「はひぃ! 欲しいっ! んはう!? ザーメン早くう~!」
アイナの子宮は子を育む器官とは思えぬ程に淫らだった。まるで、巨大な蛭の様に亀頭に纏わり、しゃぶり付いているのだ。
肉厚な子宮口は丁度良くエラに噛み合い、ストロークの度にプリンプリンと揺れて肉棒を刺激された。変幻自在の膣襞と尿道から溢れるカウパー腺液を啜る母胎の貪欲な誘いに、男のふぐりから白濁粘液が迫り上がる。
「分かりますか? ぺニスが張り裂けそうな程に膨れています。全部、アイナさんのザーメンですよ?」
「ああっ! 来る! あっついの来る!? 種付けザーメン欲しいい!! んくっ、ふううぅぅぅぅ!!? 一緒にイクッ! また一緒がいいっ!!」
寸前で射精を止めた肉棒がミシリと膨張した。蹂躙されていた花園も内側から軋み、アイナは悦楽の笑みを浮かべる。
番から種を注がれる喜びに女体から濃厚な牝香が立ち上ぼり、それが男の背中を押した。
ブュルルル!!! ビュルルルルルルルルル!!!!
「んああああああああぁぁぁああああぁぁぁ~~~~~~!!!!」
ブシャアアアアアアアアアアアァァァァ~~~~~~!!!!
子宮に赤ちゃんの元を流し込まれ、満たされてゆく。腹奥から生まれたオーガズムに身を任せると同時に、アイナは懲り固まった乳頭を捻り潰され、汗粒を振り撒き仰け反った。
数えるのも億劫な本日何度目かの本気潮を撒き散らし、ブリッジアクメを晒すアイナを男は両腕で抱き寄せ、隙間ない種付けを行ったのだ。
「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯やべぇ⋯⋯本気で惚れちまった⋯⋯相性良すぎだろ⋯⋯結婚してぇ」
焦点の合わない瞳を震わせるアイナの唇から、つい心の声が漏れ出ていた。
その言葉が牡をどれだけ喜ばせるのか理解しているのかどうか。彼女は下腹部を愛おしげに撫でながら、覆い被さる男の汗の臭いを嗅ぎ、首筋を小さな舌で舐めた。
「んふふ━━━━うわぁ!?」
既に恋仲気分か、アイナが額を男の胸板に押し付け、惚けた笑みを漏らしていると不意に視界が逆転した。
「休憩には早いですよ」
「あっ⋯⋯もう? ん、いいぜ。もっとくれよ」
身体をひっくり返されて尻を掴まれる。
彼は微塵も満足していない。牡に求められる充足感にアイナは震えた。
正常位から後背位へ。より支配的なスタイルへの変移に、彼女の秘めたるマゾヒズムが刺激される。
「立派なお尻ですね」
「い、言うなよぉ⋯⋯気にしてんだから。あんっ!」
世界平均よりもかなりデカイ尻に男の五指が沈み、密かなコンプレックスを刺激された乙女の頬が恥に染まる。
ちなみに、男に彼女を貶める意図は一切ない。白陶の肌に肉汁の滲みそうな肉厚のボリューム。安産型の究極とも言える尻と太腿に歯形を刻みたいという欲求を必死に堪えていた。
「美味しそうです⋯⋯」
「ひぎっ!? あう、だ、駄目だ! 噛むのは駄目だあっ!」
理想の尻を前に男の自制心は紙だったようだ。
巨大な白桃を思わせる尻肉に容赦なく歯を立てる男。
みっしりと詰まった肉だ。乳肉よりも明らかに質量があり、かといって固い訳ではない。素晴らしいハリと言うべき歯応えが、男を夢中にさせる。
均等に柔らかく、汗の塩味を滲ませる皮下脂肪と、ホルモン肉に近いコリコリ感を堪能出来る大臀筋。二種類の質感を味わう為に男は何度もグラマーな尻を捕食した。
「うぎっ!? ひう! 嗚呼ッ。らめ、噛むのは⋯⋯ンン! くっそぉ~⋯⋯痛いのに、感じるぅ~」
双丘に刻まれた歯形が十を超えた辺りで漸く男は尻から顔を離した。
「く、くそ⋯⋯こんなのでこんなにぃ⋯⋯あっ、しゃわるな! いま、敏感ッッんひん!?」
「おや? また濡れてきましたね。凄い涎だ」
アイナの白い肌が痛々しく腫れてしまっていたが、肉体はその仕打ちを苦痛とは感じなかったようである。
彼女は再び荒い息を吐き、赤貝は大量の本気汁を垂れ流していたのだ。
火照った肌を指先でなぞられるだけで、か細い甘え声を奏で、尿道口から少量の潮が漏れた。こんな乱暴をされてイクなんて、彼女も初めての体験だった。
「あ、あ、あああ! 尻があつ、い⋯⋯ヲヒィ! そこ、もっと。挿れて⋯⋯もっと⋯⋯乱暴なのが⋯⋯はう! いいんだよぉ!」
「可愛い⋯⋯本当に可愛いです。すぐに一緒になりましょう」
大量の愛液を流したせいで、せっかく子宮を満たしていたザーメンが流れ出てしまっていた。覗けば子宮底まで見えそうなくらいに花開いたヴァギナを眺め、これはいけないと男は思った。早く注ぎ直してあげなくてはならないと。
「いけない女性です━━━アイナさんは」
「はん、うぅん。は、挿ってくりゅう! 後ろからも⋯⋯き、気持ちいひいいぃぃ!!!」
アイナが期待に身を焦がしながらベッドシーツを眺めていると、後ろからズンと突かれた。
もう見なくても分かる。大好きな牡チンポだ。
バックからの責めは正常位よりも征服的だ。男に屈伏する喜びを知ったアイナにとって、目も合わせずに犯されるという行為は新しい快楽をもたらした。
「んちぃ! あん! あひん! そこ! そこ! そこぉ!」
正常位とは真逆の骨盤側の膣壁を抉られ、嬌声が際限無く溢れる。胸がドキドキして大変だった。
プレスピストンの連続にアイナは何度も足腰から力が抜け、必死に両腕で体重を支えた。
ズンズンと揺すられる度にアクメの波は重なり、表情筋は役立たずと化すのだ。
美麗な相貌は見る影もなく崩れ、ただ一つだけ、無様なアクメ顔を彼に見られずに済むことがアイナにとっての幸いだった。
「ほひっ! ほひっ! ほひっイイイイイッ!!」
子宮口の手前、大きめな膣襞を雁首で抉られ、奇声を上げているアイナの尻を男が撫でる。
優しい手つきに色っぽい鼻声を漏らすアイナだったが、次の瞬間、脳内に高圧電流が流れた。
スッッパアアアアアン!!!!
「オギッ!!!? アヒャアアアアア~~~!!!」
「おお! やはり、良い音がなりますね」
平手打ちが肉厚な尻を襲う。汗に濡れ、生々しい歯形の刻まれた安産型の尻。牡の秘めた加虐性を揺さぶるには充分な麻薬だ。
男は欲望の赴くままに手を振るった。何度も何度も━━━
「ふぎぃ! あっひ! い、イグ! イ゛グッ! イグゥ!!! お尻ペンペンされ゛でイグウゥゥ~!!!」
揺れる尻肉に我を失ったか、新しい恋人への無体は続く。
ベシンベシンと鳴り響くスパンキング音に合わせて、アイナの背中が仰け反り、イキ汁が吹き出る。痺れる痛みが尻に浸透し、子宮に届き、脳髄に送られる頃には刺激的な快楽電流へと変質していた。
今日の経験からしっかりと奴隷根性が染み付いてしまったアイナは尻叩きを拒絶するどころか、お猿さんの様に腫れてしまったお尻を揺すって男におねだりする。
「んぎう!! おぢりイイイぃイぃ!!!! お゛っほあ!!! も゛っ゛ど叩いてぐだしゃいいいいい~~~!!!!」
「締まりがもっと強くなりましたね。叩けば叩くほど強くなるようです」
「おほう!!! イイ゛!! お尻、イイ!!」
平手の跡が判別出来なくなる程に臀部全体が朱に染まる頃には、牝犬の顔は涙と涎、それから鼻水でぐしゃぐしゃになってしまった。
どうやら、彼女が尊厳を損なえば損なうだけ膣は名器として完成されていくようだ。抜き差しに合わせて結合部からはおびただしい本気汁が溢れ、膣襞が螺旋状に蠢きながらぺニスにしゃぶり付いてくる。
襞のちぢれがぺニス裏に纏わり、抜くとまたすぐに突き入れたくなるのだ。アイナも股を更に広げ、自分から腰を波打たせて牡棒を煽った。
「またザーメンを注いで差し上げますよ。上手におねだり出来たらですが⋯⋯」
夢中で腰踊りを披露するアイナに男が言う。スパンキングから一転して、厭らしく桃尻を撫でながらである。
ザーメンという単語を彼女が認識した瞬間、女体が震え、口から媚び諂いの言葉が転がり出た。
「ザーメンくだしゃい! あ、あなたの貴重な遺伝子を、婬売牝犬奴隷の欲しがりトロマンコにビュービューしてほしいですぅ!!」
火照って敏感になった臀部をフェザータッチで擽られると彼に屈伏したくて堪らない。
甚振りの後に優しく撫でられると、愛撫の最中の緩急に過ぎないと理解しつつも、自分は愛されているのだと言う満足感が胸から溢れてくるのだ。
「ひう、ひううぅぅう。精子一滴残さず大事にしましゅ。赤ちゃん出来たら元気な男の子を産みます⋯⋯大切に育てますから⋯⋯赤ちゃんベッドにおチンポザーメン分けて下しゃいいいぃぃ!!」
アイナは普段の男口調すら忘れて、一匹の牝として男に縋った。もし、目尻を下げて卑屈に笑う彼女の顔を男が見れたのならば、その心を完全に手中に納めたと確信を抱いただろう。
「成る程⋯⋯成る程⋯⋯」
たわわに実った尻果実の質感と弾力。大臀筋のハリと筋繊維特有のコリコリ感にバランス良く付いた脂肪の柔らかさにスベスベの肌。
指先の沈め方次第で様々な感触の楽しめる尻を堪能しながら、男は満足そうに独りごちた。
アイナの答えは合格点に達したのだろう。従順な恋人奴隷への返礼は当然、その美躰に対して行われる。
「おひっいいいッッ!!!」
肉の谷間に芽吹いた可憐な蕾に指が埋没していた。二本もである。
膣肉を甘蕩く混ぜられる快楽と、子宮まで響く痛みに脳を破壊されていたアイナに排泄口への追加愛撫は度が過ぎていたようだ。
ピンク粘膜の内側で指先が巧みに動き、収縮する腸壁の固さを解してやれば、彼女はひょっとこ口で嬌声を奏でた。
指を第一間接で折り曲げて膣側の腸壁を探ってやると真下で逸物が出入りしているのが分かる。
反り上がったぺニスと合わせて内臓の凹凸を挟んでやれば、焦ったようにケツ穴が締まった。
「子宮を突かれながら直腸の凹凸を解されると堪らないでしょう? ぺニスの二本差しとは違った快楽の感想はどうです?」
「ほあっひひい!!! しゅごいいいぃぃぃん!!! 膣と腸の裏側から熱ちゅいのくりゅうううぅぅぅぅ!!!! ダブルアクメでイクううううぅぅぅうううぅ~~~!!!!」
半ば呼吸困難になりながらアイナは牝イキの連射に身を震わせた。
フニュと沈む凹部とコリッと反発する凸部の違いを鍵盤を指先でなぞるように楽しみ、数度出し入れすれば直ぐに腸汁が溢れてマン汁と合流する。
上下の二穴からの粘音が淫らに交わったタイミングで拳を半ばまで肛門にめり込ませ、中指と人差し指で直腸S状部を臍の方へ、ぺニスで子宮底を第5腰椎目掛けて突き上げてやれば、アイナは背骨が軋む程の海老反りを披露し、特大の牝イキ絶頂に到達した。
ヒブリュルルルルル!!! ドプッドプッドビュルルルルル!!!!
「ブビイイイイィィィ~~~!!!! イグウウウウウ!!! 赤ちゃんベッドとウンチ穴ごわされで無様アクメ晒しでいぐうッ!!! ぢあわせえええええぇぇぇぇ!!!!」
アイナがアクメ宣言を告げたと同時に男もザーメンをプレゼントしてやった。勿論、約束していたご褒美である。
肚の一番奥深く。まるで、母胎とアナルの両方で孕んでしまうかのような淫らな妄想にアイナは沈み。もしこれで本当に妊娠したら、産まれるのは双子だろうかと脈絡の無い期待に胸を高鳴らせるのだった。
※
クルーザーが軽快に海面を駆け、青地のキャンパスに白線を引いている。
自動操縦に航路を任せ、甲板で手すりに凭れて風を浴びる男にアイナが近寄って来た。
「御加減はもうよろしいのですか?」
「あ、ああ。もう大丈夫だ。すまねぇな⋯⋯みっともない姿、見せてさ⋯⋯」
視界の端で何やらモジモジしている彼女に男が先んじて声を掛けると、一回り縮こまり、床を見ながら語り始めた。
「それでよ⋯⋯こ、これ⋯⋯俺の連絡先っ」
押し付けるように渡されたのは一枚の名刺であった。意外と古風である。
「今回はしくじったけどさ、傭兵っていうか魔物ハンターやってんだよ俺。だから、何か困ったことがあれば手伝うぜ。荒事なら慣れたもんだしな」
捲し立てると彼女は黙り込み、意を決した様子で男を見る。
「べ、別に仕事の話じゃなくてもいいんだぜ? 男と女の仲なんだしよ」
短く切り揃えた銀髪を指先で弄くり回しながら彼女は言った。自分からこんな事を異性に言うのは初めてなのだろう。見ているだけで高鳴る心音が聞こえてくるようだ。
「勿論です。アイナさんからのお誘いを無下に扱ってはバチが当たってしまいますからね。今度はプライベートに二人きりで⋯⋯」
男がアイナの肌に触れて耳を擽る。
むず痒そうにする彼女に想いに応える旨を伝えれば、乙女の瞳はとろりと蕩けた。
「あー! また二人で良い雰囲気になってる」
甘い空気を感じ取ったのか蛇子が駆け寄って来た。後ろから遅れてふうまも続くが、尻が痛いのかひょこひょことヒヨコみたいな歩き方だ。
声がした瞬間、アイナが舌打ちする音が聞こえたが、男は都合良く記憶から消し去ることにした。
「ただの名刺交換ですよ。社会人の基本ですね」
「ふ~ん? そういうことにしてあげる!」
遠慮なく腕に抱き付く蛇子に男の鼻の下が伸びる。当然、腕は豊満な乳房に挟まれていた。
それがアイナは面白くないのだろう。無言で火花を散らし始めた二人はそっとしておいて、男はあまり元気の無いふうまに声を掛けた。
「今回は災難でしたねふうま君。ですが、形としては任務は成功と言えます。事件の真相も分かったことですし、必要な情報は貴方からアサギさんに伝えると良いでしょう」
「いや、ほんと助かったよ。借りばっかり作って悪いな」
落ち窪んだ目付きに精根尽き果てたか一回り痩せたようにも見えるふうまである。
両手に花の男を見て僅かに恨めしそうな目を向けたが、それも一瞬だ。今は幼馴染をものにした男に対する嫉妬心よりも、任務を破綻させ掛けたことを重く受け止め、反省する時だと理解していた。
(今までは皆に助けられてきたけど、いつも部隊の仲間と連携できるとは限らないんだ。俺単体でも戦えるようにならないといけない━━━もっと鍛えなきゃな)
ふうまは今回の任務で自身の力不足を痛感した。気を抜いて婬の気を取り込む羽目になった事もそうだが、リリムとの戦いで明確にアイナの足を引っ張ってしまったという自覚があったからである。
最近は任務の危険度も上がってきている。ふうまはこれまで目を逸らしていた苦手分野の克服を決意した。
「おい! ちょっと近いだろっ。離れろ」
「いっつもこうしてるもん。ね~、会長ちゃん?」
ふうまが新たな決意を胸に頷いている横で男はニヤケ笑いを浮かべている。左右から美女に腕を引っ張られご満悦であった。
「あっ! 岸が見えてきたよ!」
「出迎えも来ていますね。きららさんと鹿之助君です」
まだ朧気であるが、後詰め組との合流地点に二人の人影があった。
向こうもクルーザーに気が付いたのかこちらに手を振っている。特にきららは船上にふうまの姿を認め満面の笑みだ。
しかし、花の笑顔は見る間に凍り付いた。
それは、この場にいるはずのない男の姿を確認したためだ。
目が点になったのも一瞬で、男が両サイドから女体に挟まれて鼻の下を伸ばしていると分かれば怒気に髪の毛が逆立った。
正直に言えば表情の仔細を確認できる程の距離ではないのだが、きららは男が今、どんな顔をしているのか手を取るように分かった。
(きららさん⋯⋯怒ってますねえ)
きららの立つ堤防の周囲に季節外れの霜が光り、海面が徐々に凍結してゆく。
隣に立っている鹿之助が寒さと恐怖にガタガタ震える様を見て男は内心、冷や汗をかいた。
嫉妬深い恋人をどう宥めるか、船着き場に着くまでの束の間の天国を男は味わうことに決めた。
次はまた時間掛かると思います。
ようやくきらら先輩を書ける。