※この作品はR-18です。

上手に潜入出来るかな?   作:くす玉爆弾

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今後、書く予定の特殊性癖のアンケートを実施中です。


きらら先輩&蛇子と3Pをしたら

「おめでとうございます。蛇子さん! 約束の通りご褒美を差し上げなくては」

「えへへ~、会長ちゃんに可愛がって貰いたくって頑張っちゃった! もっと褒めて~」

 

 レズ絶頂対決は蛇子の勝利で終わった。

 今、蛇子は男にじゃれついて頭を撫でて貰っていたところだ。

 細く艶やかな若草の髪を指で梳いて抱き寄せると彼女は子犬のように額を押し付けて来た。互いの手を握り、軽いキスを唇や頬に何度も落とし合う。

 そんな二人だけの甘ったるい空間に突如、異音が混じった。何かを啜る音だろうか。

 男がチラリと目線を向けるときららがベッドの端の方で嗚咽を漏らしている。

 後輩に好き放題にされ、イキ恥を晒したのが余程堪えたのだろう。シーツの上に突っ伏して震えていた。

 

「今は蛇子だけを見てくれなきゃイヤ!」

 

 きららに気を取られていたのが不満だったのか、蛇子は男の顔を自分の方にねじ曲げると頬を膨らませて拗ねてしまう。

 

「なら蛇子さんの好きなやり方で愛し合いましょう」

「んふ、じゃあね⋯⋯このまま抱き合ってキスしながら一つになりたいな⋯⋯ほら、ここ⋯⋯ね?」

 

 蛇子が男の手を取り、自らの秘所へと誘う。

 目で確認することは出来ないが彼女の雌しべは熱く濡れていた。それは指先が触れた瞬間に容易く理解出来た。これだけ蕩けているのなら前戯など必要ないと⋯⋯。

 

「欲しがりな人ですね。昨日まで処女だったと言うのに、既に牝としての自覚があるようだ」

「はぁ⋯⋯ん、ぷちゅ! ん、ん、ちゅく、ちゅる! だってぇ~⋯⋯蛇子も負けたくないからぁ」

 

 からかい口調の男に照れながらも蛇子は淫性を隠そうともせずに唇を啄んで来る。どこか自慢気ですらある態度は、そこでふて寝している好敵手への宣戦布告か。

 

「蛇子、もう我慢できないからぁ⋯⋯ご褒美ちょうだぁい」

 

 膝立ちになり、股間を突き出して求愛をする蛇子。蜜裂を割り開きピンクの果肉を晒すと濃厚な愛液がとろりと零れる。

 十代の乙女が醸し出すとは思えない牝臭に誘われたのか、男は無言で蛇子を抱き寄せ、肉棒を添えた。

 

「あっ⋯⋯挿入ってくるぅ⋯⋯はぁ、ん⋯⋯やっぱりぃ⋯⋯気持ち良いいぃ~~ん」

 

 泥濘の中に牡が挿入される。ヌルヌルと侵食するだけでため息が出そうな昂りが肉棒を襲い、硬度と太さが一段増した。

 蛇子も待ち望んだ黒棒を咥えてご満悦だ。薬でもキメたのかと勘違いしそうな悦楽の微笑みを浮かべ、熱い息を吐いている。

 早く根元まで挿入て欲しいと自分から股座を擦り付けて送り腰を披露すると、膣から腰椎までを甘い痺れが貫き、若い肢体が淫らなアーチを作り上げた。

 レズプレイで男も性感が高まっていたのか、ヴァギナの締まりをもっと感じたいと杭打ちを開始する。

 

「はへぇ! あひっ! 深っ! いいん! ひゃあああ~~!! そこぉ!」

 

 下からの突き上げと上からの押し付けのハーモニー。息の合った共同作業で肉厚な子宮口を抉られ、蛇子の顎が上がり目の焦点が合わなくなる。ヌチャヌチャと水音が鳴る結合部からは肥大化した肉ビラが肉棒にむしゃぶり付いているのが見えた。

 相性の良い雌雄の交わりは自ずと愛欲を伴うものだ。より深い結合を求めるかの如く男は蛇子の腰に手を回して抱き寄せる。

 更に密着すると女体の汗臭が男の嗅覚を刺激し、仰け反った蛇子の喉元が目の前で剥き出された。汗の玉が光る白い喉に男は惹かれ、乙女の柔肌に牙を突き立てる吸血鬼の気持ちを理解した。

 鼻先を喉笛に押し付け、ゆっくり息を吸う。蛇子は恥ずかしそうに身を捩ったが、より強く抱き締めると忽ちに表情が蕩けて大人しくなった。

 普段より濃い芳香を何度も堪能したが、男は満足出来ない。蛇子の肢体は麻薬染みた魅力に満ちている。味わえば味わうほど欲しくなってしまうのだ。

 

「はひゃん!? あ、ひゃめぇ~! しょんなぁ! 舐めちゃ⋯⋯や、ん、らめぇ~⋯⋯」

 

 匂いだけでは辛抱出来なくなった男は蛇子の首筋に舌を這わせた。僅かな塩分が味覚で女を味わう喜びを満たしてくれる。

 場所によって味に違いはあるのだろうか、疑問に思った男は汗の溜まり易い箇所を重点的に吟味した。

 首、鎖骨、脇の下を順番に嗅ぎ舐める。鎖骨の窪みに溜まった汗は柑橘系の香りで、脇が最も濃厚なすえた臭いがした。

 ある意味で裸体を凝視される以上の辱しめを受け、蛇子の顔は茹で蛸そっくりになっている。しかし、彼女に拒絶反応は既に無い。潤んだ琥珀の瞳には慈愛の感情が浮かんでいた。母性本能に目覚めた情婦にとって今の男は愛しの悪戯っ子なのだから。

 

「あんっ! もう⋯⋯またおっぱい欲しいの? 会長ちゃんのエッチぃ!」

 

 メインディッシュにとっておいたのだろう。男が胸の谷間に顔面を突っ込んだ。

 母性の象徴は汗に混じってミルクの香りがした。乳臭い、赤ん坊のような匂いと例えてもいいかもしれない。

 牡の遺伝子を活性化させる芳香に煽られ、膣内のペニスに幾状もの血管が浮かび上がった。

 

「ひゃん! 膣内でまた太くなってるよぉ~⋯⋯」

「蛇子さんが魅力的だからですよ。いけない女性だ⋯⋯」

 

 腰の動きはそのままに男は双丘に夢中だ。ギュッと抱き寄せ、温かい柔肉で自分の頭を挟んで彼女の鼓動を聞く。ひどく早く打つリズムは期待の表れか。

 女の心音とは男の心を胎内に居た頃に戻してしまうらしい。徐々に微睡みの中に囚われそうになった男は、渋々といった様子で頭を極上のクッションから剥がした。

 もっと色々遊ぼう。そう思った男は、まずは豊乳を下から持ち上げて手触りを楽しむ。

 超級の重量に負けないハリを持った素晴らしい乳房だ。片方だけでもキロ超えの重さがあるにも拘わらず、手の中から零れ落ちずにしっかりと球状を保っている。

 

「やぁ、ん⋯⋯おっぱい弱いから、んふっ! 優しくしてぇ? 揉み揉みされるとぉ⋯⋯胸の奥が、ひっくぅぅん! あぁ、キュンってしちゃうの、そしたら会長ちゃんをもっと好きになってぇ⋯⋯きゃん!? 蛇子おかしくなっちゃううん!」

 

 言われるまでもなかった。これだけハリのある乳肉なら多少乱雑に扱っても型崩れとは無縁だろうが、男にとってこの乳房は芸術作品に等しい。損得抜きにあれだけの大金を払って助け出した価値はあると思っている。ゆえに丁重に扱い、愛でてやらねば。

 まずは慎重に指を柔肌に沈み込ませる。乳の弾力と質感を楽しむにはこの力加減が一番だ。

 初めの数ミリの沈みは肌のしっとり感を、数センチ進むと脂肪の柔らかさ、途中から小葉と乳管のコリコリとした感触も男を楽しませた。

 

「やはああ~~! おっぱいの内側がトロトロに溶けちゃうよおおおお! 先っぽがムズムズしゅるょお! 蛇子のおっぱい飲んでええぇええ~~~!」

 

 蛇子も乳ほぐしを気に入ったようだ。柔々と揉み拉く内に若さゆえの固さが肢体から取れてゆき、乳房の奥に残っていた芯も良い具合に解れている。

 だがその代わり、果肉の先端がコリコリにそそり勃ってしまっていた。色合いも硬さも最大限だ。興奮の余り充血しきっているのだ。

 愛情も技量も有るだけ注がれた乳愛撫だが、一番敏感で気持ち良い場所を放置され、蛇子はもどかしさで気が狂う寸前である。

 男としてはもう少し焦らしてやりたいところだが、お姫様は我慢出来なかったようだ。

 男の後頭部を両手で掴んで、乳房の頂きまで引き寄せたのである。熟した木苺を間近で凝視し、男もその気になった。

 もはや遠慮は入らぬと一口で乳輪までを口に含むとジュワリと唾液が咥内に溢れる。蛇子の乳首は母体としての機能を発揮していないにも関わらず、僅かに甘い風味が染みていた。女の乳首は赤ん坊にミルクを飲ませる為に、産まれた時から甘味を分泌しているのかもしれない。

 ともかく、男は疑似授乳を存分に楽しむことにした。乳肌と乳輪の舌触りの違い、乳頭のしゃぶり心地。唇、舌、歯、口の全てで男は蛇子の母性を堪能する。

 

「ひゅううん! もっと吸ってぇ~~! もっと強くううう! しょこおおお~~! 気持ちいいいぃ~~~ん!!」

 

 モントゴメリー腺の粒々を舐め回しながら、男は下乳を持ち上げ、乳房の根元から先端までを順に絞ってゆく。ゆっくりと丁寧な乳搾りに乳腺から熱い波紋が広がる。

 よく解れた果肉はしっとりと手指に沈み、握ると溶け出してしまいそうだ。そのまま、血の流れが乳房から乳首へと一層に集中し、乳輪全体がプックリと膨れた。

 盛り上がったピンクの輪を唇で優しく食み、強く吸うと腰ごと上体が浮き上がり、離すとストンと腰が抜けたように落ちる。

 

「びぎぃ! じ、じぎゅうがああ! おちんちんが、刺さって⋯⋯うおほっ! ちゅぶれてりゅのおおお~~~!!!!」

 

 落下した際に体重の負荷が膣から子宮に集中したのだろう。蛇子の視界が一瞬だけ暗転し、頭の中も真っ白になった。

 ふやけた膣襞は大してストッパーにもならずに亀頭が子宮口に突き刺さる。未使用ポルチオが突き上げで歪に歪曲し、プリプリの入口に逸物が強引に嵌まってしまった。

 空気の圧縮により結合部からブチュルと下品なラッパ音が鳴ったが、蛇子の絶頂声ですぐにかき消されてしまう。

 男の方も瞬間的に数十キロの負荷が下半身に掛かり、危うく暴発しかけたが歯を食い縛り、すんでのところで堪えることに成功する。

 

「蛇子さんは凄い乱れ様ですね⋯⋯もう、すっかりセックス中毒になってしまったようです」

「ひうぅ、だってぇ~⋯⋯おちんぽ気持ち良いんだもん! はあっ! やっぁん⋯⋯蛇子がエッチな女の子になれば、あぁ、んくっ! 会長ちゃんがもっと蛇子のこと、好きになってくれるでしょ?」

 

 混濁した意識の中、蠱惑的な笑みを浮かべる蛇子に男は愛しさを募らせた。

 それは蛇子の思惑通りだったが仕方がない。如何なる時も明るさと笑顔を忘れない彼女。そんな皆の人気者が、普段の人好きのするそれとは別に見せる淫らな笑みが、雄の心を掴まない筈がないからだ。

 執着とも言える蛇子の愛情表現を受けて、男は無心に腰を振り、もう片方の乳房にも吸い付き、イチイの実を転がし味わった。

 

「うひぃ! はううぁああ~~~! 奥がグチグチしてりゅううう!! 奥にザーメン欲しいよおおおお~~~!! 蛇子のゆるゆるマンコに種付けちょうだあい!!」

 

 グチュ! グチョ! グチッネチョ!! ジュブッジュプッ!!

 

 雌雄の性器が交わる粘着質な水音。耳にするだけで達してしまいそうな音色に、いつの間にか別の淫音が重なっていた。

 

「うぅっ⋯⋯ひん、蛇子ちゃん⋯⋯気持ち良さそう⋯⋯ぁうう⋯⋯あいつもあんなに夢中になって⋯⋯くぅっ! んぅ⋯⋯ひょっとしたら私としてる時より⋯⋯」

 

 音の源はきららだった。後輩と恋人の生交尾を見せつけられ、背徳の高ぶりに身を焦がした彼女は、黙々と一人遊びに耽っていたのだ。

 束ねた二本指を淫裂に沈め、二人の動きに同調させるように自分を慰める。胸に孔が空き風邪が吹き込むような気分になりながらも躰は燃えに燃えている。

 人差し指と中指で肉襞の隙間を抉り、親指で肉粒を圧迫する。しかし、性欲は際限なく湧き出し、今もベッドの上には淫水の染みが拡大中だと言うのに、どこか物足りなさを感じるきらら。

 

「ひぐっ、指じゃあ物足りないわよぉ⋯⋯私もおちんぽ欲しいぃぃ~~⋯⋯。蛇子ちゃんずるい⋯⋯私のちんぽ勝手に使って⋯⋯くひぃ⋯⋯アイツと生ハメしてチュウするのも⋯⋯ああ、くぅあっ! ギュッてしてもらうのも⋯⋯全部、私のなのにいいい!」

 

 蛇子を貫いている肉棒が恋しくて仕方がない。きららは数滴の涙を流しながら男の背中を見つめた。

 彼がきららに背を向けているのは、蛇子の嫉妬によるものだ。どうしても男がきららに意識を向けるのが気に入らなかったらしく、どさくさ紛れに体勢を入れ替え、男の視界にきららが入らないようにしたのだ。

 衝動的なその行為はきららに疎外感を植え付け、心を実に的確に抉ってしまったようである。

 彼女の指は自身の良い所を完璧に把握しているが、蛇子が独り占めにしているモノに比べると太さも長さも足りない。子宮を溶かしてしまいそうな熱がなくては人肌に抱かれることに慣れた媚躰の肉欲を満たすのは不可能だ。

 寂しさを紛らわす為に指の動きが加速してゆく。本気汁に過剰な気泡が混ざり、メレンゲ状になるほどにかき混ぜられ、摩擦で肉ビラが腫れ上がる。

 

「くふっ⋯⋯あは、ん⋯⋯乳首ぃ⋯⋯蛇子ちゃんのおっぱい、あんなに美味しそうに吸ってるううぅ~~~。私のおっぱいが一番だって言ってたのにぃ~~⋯⋯」

 

 男が蛇子の乳首に夢中なっているのをきららは悔しげに見詰めた。赤ん坊のように乳を吸う様子に合わせて自分の乳首をギュッと摘まんでみる。中々の性電流が迸ったがリアリティが足りない。

 そこで、きららは最近自慢になりつつある乳房を持ち上げて自ら口を付けてみた。アイツはいつもこうやっておっぱいを可愛がってくれた。それを思い出しながら舌先で自分を慰める。

 

「ピュク! ちゃう、ちゅく、くち! ん、ふぅ⋯⋯ん、あ、ちゅ、んふっ!」

 

(輪っかをペロペロしてぇ~⋯⋯先っぽはコロコロしてぇ~⋯⋯優しくハミハミしゅるの~⋯⋯。いっつも、私のおっぱい、だいしゅきって⋯⋯いつも⋯⋯)

 

 本当は蛇子のポジションは自分のものだ。そう自己暗示を掛けたのだろうか、蛇子の動きと表情をトレースしながら男との交わりを妄想し肉欲を高めてゆく。

 

「会長ちゃん! 会長ちゃんッ!! 蛇子の膣に射精して! アァアァアあああ!! い、一緒にっ! 一緒にイキたっいいいい~~~!!!!」

「わ、私もぉ~! 私も欲しいのにいいい! いゃあああ!? イキたいのにッ! ザーメン欲しいのにいぃ~~~!! おちんぽ盗られちゃったからああああ!!!!」

 

 蛇子は男と同時に達した。好きな牡と共にオーガズムに至るという牝としての最上級の悦びを味わいながら、背骨が折れる寸前まで仰け反る。

 人肌より熱い精を最奥で受け止め、子宮がもう一つの心臓であるかの如く、ドクンと胎動するのを感じた。

 このまま、この人の赤ちゃんを授かれたらいいのにとまだ先の未来像を想い、蛇子は微笑んだ。

 

「あっっ!!? な、なんで!? もう少しなのに! 一緒にイキたいのにぃッ!!」

 

 一方できららは見事にイキ損なっていた。当然と言えば当然だが、自慰では本番セックスをする二人にタイミングを合わせることが出来なかったのである。

 ピークを見誤った肉体はどれだけ刺激しても望んだ悦楽をもたらしてはくれない。狂ったように股を掻き毟り、乳房を跡が付くほど握るが無駄な努力だ。

 

「もっとギュ~てして? 強くしてもいいから⋯⋯温かいのちょうだい⋯⋯」

「甘えん坊なお姫様だ⋯⋯」

 

 涙目になるきららを余所にカップルは睦言に移行している。両手を優しく絡ませ合い、生チョコを舌先で溶かすような甘いキスをした。

 世のモテない男達が見たら思わずヘドを吐きそうな光景である。きららもヘドこそ吐かないが、自ら胸を引き裂き、言葉にならない何かを叫び出しそうになり歯を食い縛る。

 衝動は辛うじて堪えたが、歯の根はカタカタと震え、数滴の雫が瞳から零れた。

 

「ん⋯⋯ちょっとシャワー浴びて来るね」

「それと覗いたら、しばらくエッチしてあげないからね⋯⋯」

 

 流石に踏んだり蹴ったりなきららが哀れになったか、蛇子は意味深な視線を男に送り、自ら席を外した。

 最後にウインクを一つ投げて扉の向こうに消えた蛇子を見送り、男は頭を軽く掻いた。

 

(流石に覗きに行ったらビンタでは済みませんね)

 

 内心で碌でもない考えを浮かべながらも、きららを放置する気は毛頭ない男は彼女に近寄った。

 

「お待たせしました。きららさん?」

「━━っ」

 

 半ば放心状態だった彼女は声を掛けられ、ビクリと震えた。咄嗟に目尻を拭いそっぽを向くが、それはきららが拗ねた時のいつもの癖だ。

 

「こちらを向いて、綺麗な顔を見せて下さい⋯⋯」

「━━嫌よ」

 

 完全に背を向け、両膝を抱き抱え、丸まるきらら。

 哀れみよりも可愛らしさを感じる姿に男の唇がつり上がる。

 

「私は貴女を蔑ろにするつもりはないのですよ。ただ、気丈に振る舞っているように見えても蛇子さんが心に受けた傷は深い⋯⋯甘える対象が必要なのです。しかし、勘違いしないで下さい。私の一番はきららさん⋯⋯貴女です」

 

 弁明を聞き、きららは身体をもじもじ揺すり始める。蛇子を引き合いに出すのはずるいと思った。あの子が大変な目に合ったのはよく分かっている。そして、この男を恐怖から逃れる為の依存対象に選んだことも。

 何故と言う疑問が膨れ上がる。何故コイツなのかと。しかし、運命の巡り合わせが正常に回ったとしても、状況から判断して依存の対象が自身のもう一人の想い人になるだけなのは目に見えていた。

 どちらにせよ蛇子との仲が深まるのなら、この男との方が都合が⋯⋯。

 

「もし貴女が気に入らないのであれば、私は彼女から距離を置きましょう。蛇子さんには仲の良い幼なじみや友人が大勢居ます。彼らなら上手くフォローしてくれる筈です」

 

 柄にもなく黒い思考を巡らせるきららに、これまた柄にもなく、異性関係の解消を視野に入れた提案をする男。

 きららは男が自分を優先する意思を見せたことに少しだけ溜飲を下げた。なお、建前が無くとも、隙あらば蛇子に手を出したであろうことは簡単に想像が付くので完全に機嫌が治った訳ではない。

 

「⋯⋯別に⋯⋯ぃ⋯⋯わ、ょ」

「はい?」

「別に別れなくてもいいって言ってんのよ!!」

 

 急に爆発したきららを男は興味深げに眺めた。

 

「あの子がされた事を引き合いに出されて、邪険に出来るわけないでしょお!! 蛇子ちゃんは大切な後輩なのよぉ⋯⋯。それに、私がアンタとふうまと⋯⋯二股してるのに、我が儘言ってたら⋯⋯私が悪いみたいじゃないの⋯⋯」

 

 本当は認めたくないのだろう。断腸の思いで切り出した言葉は掠れていた。

 また嗚咽を漏らし始めたきららの背中を撫でてから、男は後ろから優しく彼女を抱き締めた。

 

「やはり優しい女性だ、貴女は⋯⋯」

「うるさい」

 

 まただ、彼に囁かれるとお腹の奥がムズムズする。

 

「ですが、また泣かせてしまいました。私と出会ってから、貴女は泣いてばかりいる気がします」

「アンタのせいよ! アンタがだらしないからあ!」

 

 横目で睨み付けてくるきららだったが、頬にキスを落とされて勢いを削がれた。

 涙跡に沿って唇が触れる度にきららの肩が僅かに震える。頬が熱い。

 

「誤魔化さないで⋯⋯ばかぁ~⋯⋯」

「もっと笑って、喜んで欲しい⋯⋯私はどうすれば良いですか?」

 

 男はきららの下唇を軽く食んで歯列を舌先でなぞる。何を求めているのかは、言葉にしなくても分かる。生唾を飲み込んで拒絶の意思を示そうとしたが、きららは自分が既に舌を伸ばして男を求めていることを知った。

 柔肉の先っぽが触れ合った瞬間、目尻が下がったのが理解できた。犬のように荒い息を吐き、もっとしてと呟く。

 首をねじ曲げて二人はより深く繋がった。互いに口蓋を擽り合い、唾液を交換し、ごくりと飲み込んだ。

 

「ンフ! あ、ちょっとぉ~⋯⋯当たってるわよ?」

 

 きららは臀部に熱いモノが押し付けられたのに気付いた。仕方ないとばかりにため息を吐くが、彼女自身も腰を捩りたい欲求を我慢しているのだが⋯⋯。

 

「きららさんがこんなにエッチで可愛いのがいけないのですよ? そうやって男を誘惑するから⋯⋯」

「恋人を泣かせる悪い奴が都合の良いこと言わないでちょうだい。まったく! どうしてやろうかしら?」

 

 余裕ぶった仮面を被り、きららは自分から唇を離した。これは中々ない傾向だ。

 二人を繋ぐ唾液のブリッジを切りながら、きららは尻を揺さぶった。挑発的に左右に振り、美桃を見せ付ける。

 そのまま、果汁が滴りそうな尻を強調し、男の股間に押し付けるきらら。これは、ちょうど臀部の谷間でイチモツを挟む形だ。

 

「アンタがどうしてもって言うなら相手をしてあげてもいいけど?」

 

 両サイドからの肉圧と上下の揺さぶりで男を誘い、強気な台詞を吐くきららだが、彼女の肢体からは桃の香りが発散している。発情の照れ隠しなのが見え見えだった。

 男が媚尻を鷲掴みにし、腰を擦り付け始める。肉棒の熱い血潮を感じたきららは、陶酔し思わず鼻を鳴らした。

 

「んっ! 熱いわ⋯⋯お尻、火傷しちゃうじゃない」

 

 普段の気丈さを取り戻した様子のきららを見て、男も胸を撫で下ろした。

 これで漸く本腰を入れて一時を楽しむことが出来る。

 

「後ろからするの?」

 

 尻の魅力に取り憑かれた男にきららは早く欲しいとばかりに流し目を送る。挿入し易いように四つん這いになり、臀部を突き出したが、男はそのまま結合せずに彼女を背後から抱き起こした。

 

「バックも良いですが、もう少し密着感が欲しいですね。貴女もそうでしょう?」

「あ、ゃ、もう⋯⋯よく知ってる癖に、女の子なんだから、ギュッとされるのが好きに決まってるでしょ」

 

 

 背面座位で男の股座にすっぽり収まったきららはどこか満足そうだ。背中からとはいえ想い人の鼓動が伝わるこの距離感が堪らなく好きだった。

 陰茎の上に跨がると、お腹に両腕を回され抱擁を受けた。下腹部に手を当てられ撫でられると子宮が悦び、動くのが分かる。

 子宮の溢した歓喜の涙は愛液となり、桃の花を濡らす。それを潤滑油にして二枚の花弁はネチョリと陰茎にしゃぶり付いた。

 淫靡なピンクの蛞蝓が黒い棒の上を這う。水飴のような粘度の愛液を丹念に塗り込み、挿入を促す。

 前後に空腰を振り刺激するだけで、自分の指とは比較にならない甘い快楽が腰椎を貫くのだ。今、命の揺り籠にペニスと精を受ければ自分はどうなってしまうのか、その瞬間を期待してきららはだらしない笑みを浮かべた。

 

「ねぇ、はやくぅ~⋯⋯んひゃ、くっうん⋯⋯アンタも入れたいんでしょ? あっ! ひん、もっと動いてぇ!」

「こうですか?」

「そうよ! もっとぉ! おまんこねちょねちょにしてぇ~⋯⋯」

 

 きららに合わせて男も腰を動かし始めた。但し、挿入はせずに素股でだが。

 上向きに聳え立つ肉棒はビラビラとクリトリスを器用に同時刺激することが出来る。甘く微睡むような肉ビラへの愛撫と、思わず腰を跳ねる肉芽への責めはきららをどんどん幸福にしてゆく。

 雁首の凹み部分でクリトリスを挟み、小刻みに振動を送る。過敏な粘膜を蟻が這い回り、牙を突き立てる感覚にきららは眼を剥き、悲鳴を堪える為に唇を噛んだが⋯⋯。

 

「おっおっおおひいいい~~~!! く、クゥッ! クリちゃん取れるううう!? 腰がとまりゃにゃいよおおおお~~!?」

 

 白い豆粒を乱暴に押し潰され、きららは無様な嬌声を抑えることは出来なかったようだ。

 内腿を閉じ、蹲り、快楽に耐えようとするきららを男は背後から抱き寄せることで逃げられぬようにしたのである。

 きららの臀部が男の下腹部にぶつかる。蕎麦生地を打つ際とよく似た音を響かせる度に、陰唇と肉芽は上へ下へと磨り潰された。彼女は最早、全身の穴から白濁愛汁が分泌されている気さえした。

 

「このまま、素股でイキますか? お腹に熱いのを掛けてあげましょう」

 

 どこか焦らすような声音。本当は彼女が何を欲しているのか理解しているのだ。

 きららは意地悪な恋人に切ない視線を向けて、嘆願するしかない。

 

「ひいゃああ! 外はイヤよ⋯⋯膣内に挿入れて、アンタの太くて熱いの私にちょうだい。 んはぁ⋯⋯くぅっうああ~⋯⋯子宮が欲しがってるのよぉ! 赤ちゃん、赤ちゃんって!」

「さっきのを見て欲しくなってしまったんですよね? 蛇子さんより先に、赤ちゃん欲しいんですよね?」

「あ、アンタがぁ~⋯⋯ひゅううん!? 悪いんだがらぁ! 私にぃ、恋人に、意地悪ばっかりしてえ! 責任取りなさいっアアあ! キタァ! 太いのきたあああ!!」

 

 ぐしょ濡れの小陰唇に竿を擦りながら、羞恥を煽る問い掛けをする男。きららは肉欲を抑える素振りすら見せずに、狂乱し男を求めた。

 そんな彼女を見て、男は咄嗟に陰茎で女性器を貫いた。肌を触れ合い、体温を共有し、心臓の鼓動すら同調させ、愛おしさを高めたのは男も一緒だったからだ。

 ぬちっと粘音を発して亀頭が二枚の肉ビラに嵌まる。愛液でふやけた膣口は引っ掛かり一つ無く牡を飲み込んだが、男は敢えてじっくりと挿入し、半ばで止めた。

 

「やああっ!! 何でえ!? 子宮まで挿入してよお~! おちんぽぉ~~~!!!」

 

 続きをねだるきららに男は囁く。

 

「私はきららさんを一番愛していますが、貴女はどうですか?」

「ひっっ! そ、それはぁ⋯⋯」

 

 それは、これまで何度も問われた事。時に否定し、時にお茶を濁して明言を避けてきた問い掛け。

 どう答えれば良いのか、最近は自分でもよく分からなくなっている問題だった。

 

「す、好きよ⋯⋯」

「何番目に?」

「ッ! うぅ、そ、その⋯⋯え、エッチしてる時は⋯⋯一、番⋯⋯」

 

 きららは尻窄みになりながらも何とか答えた。普段の強気な口調からは想像も出来ない、か細い声だった。

 

「今はそれで良いですよ⋯⋯」

 

 本当は否定しなければならない筈なのに、どんどん心の防壁が崩れてゆく日々。

 きららは本当の気持ちに気が付きながらも、それを口に出すのが怖かった。

 だから、最後はいつも男が一歩引いてくれることが嬉しくて、胸がほっとするのだ。

 きららの躰から力みが抜けたのを感じた瞬間、男は腰をクイッと突き上げた。亀頭が肉厚な子宮口に隙間一つ無く嵌まった。

 

「オフッあああ! やっと子宮に入ったああああああ!!!! ひあうっくうううん!!!!」

 

 歓喜の時がきららに訪れた。幾度も仕込まれ、ペニス専用のおしゃぶりと化しているは柔軟に変形し、雁首を挟み込むのだ。

 これで、快楽をダイレクトに味わうことが出来る。ペニスで軽くノックされるだけで、子宮底にズンとした衝撃が走り回った。

 最奥で牡を受け止めるという、牝として最上級の幸福を享受し、きららは法悦の笑みを浮かべた。

 粘塊をかき混ぜる音が結合部から響き、白濁粘液がダラダラと糸を引いている。きららは濃厚な牝臭を振り撒きながら、背を男に預けてなすがままといった様子。

 完全に男を心酔しきっている。ポルチオ責めの性電流で、全身の毛穴から快楽液が溢れそうな幻覚に襲われ、きららは自分はこの男の所有物なのだと言う背徳的な信仰すら得ていた。

 

 ズチュ!! ズチュ!! パチュン!! パチュン!!

 

「ひく、はひいい! 溶けてりゅううう!! アンタと一つになってりゅおおお~~!! い、イクときはぁ、後ろからでいいかりゃあああ! ギュッて抱き締めてえええ~~~!!」

 

 甘え声でおねだりするきららに、男は心臓を鷲掴みにされた。急速に高まる射精欲に精巣で溶岩が活性化している様すら幻視する。

 子宮口のコリコリ凸リングが亀頭の凹部に締まり、膣襞は阿弥陀状に竿に纏わり付き執拗に扱く。カウパー駄々漏れの先端がきららの最奥を強烈に抉り、母胎を震わせる刺激が腰椎を蕩けさせると同時に牡種が牝畑に植え付けられた。

 

「きららさん! 私のきららさんッ! もっと締めて! 子宮で全部、受け止めて下さい!!」

「あっああッ!! イグッ! いくっ! あぁ! 一番、好きな人と、イクッ!! 私の⋯⋯全部、私のぉ、しゅき、しゅきい! 好き、好き! しゅきいいいい!!!!」

 

 母胎が熱いもので満たされる悦び、母性本能を呼び覚ます胎動がきららの頭の中を真っ白にしてゆく。

 そして、オーガズムに霞んだ脳はきららをどんどん素直にさせるのだ。

 

「きしゅう~⋯⋯きしゅ、してぇ⋯⋯アンタときしゅしたいぃ~~⋯⋯」

「きららさんはキスが大好きですねぇ」

「しゅきぃ⋯⋯きしゅ、しゅきぃ! アンタときしゅすりゅの、しゅきぃいいい~~⋯⋯」

 

 後ろから抱き締められた体勢のまま、二人は深い深い口付けを交わした。それは間違いなくセックスだった。唾液と肉片が目合ひ、唇を性器と化す恋人達の秘祭。

 互いの口蓋から樹液を啜るように音を立て、舌に歯を立てるときららの背に鳥肌が立った。

 

「んっ! ちゅく、ちゅぷ! ふぁ、気持ちいいよぉ~⋯⋯。んや⋯⋯ねぇ、ごめんね⋯⋯、くぷっ、しゅなおになれなくて⋯⋯ふぁやん⋯⋯アンタのこと、ほんとは一番━━」

「あー!! まだ、イチャイチャしてる! ずるいわ二人とも!」

 

 のぼせた顔に潤んだ瞳、キスの余韻に浸りながら、きららはいつもより少しだけ素直になった。

 剥き出しになった本能に身を任せ、大切な気持ちを口に出そうとしたが、空気を読めない大声が告白を中断させた。

 蛇子である。

 

「⋯⋯⋯⋯」

 

 きららの喉から壊れた笛の音が漏れたが、続きを紡ぐことは彼女の性格上、不可能だろう。

 素面のままでは素直になれない。それが鬼崎きららなのだ。

 

「蛇子も混ぜてー!」

 

 浴室から戻って来たのだろう、新しいガウンに身を包んだ蛇子が歩み寄ってくる。

 シャワーを浴びてくると言ってから、随分と時間が経っていたが、またタコ足を洗っていたのだろうか。まさか、もっと早い段階で風呂から上がっており、二人の情事を観察し、きららが告白しようとしたタイミングで、割り込みを掛けたなどいうことはあるまい。

 

「良かったぁ! 二人共、仲直りできたのね!」

 

 恥ずかしい場面を目撃され、気まずそうに眼を反らすきらら。しかし、蛇子はそんな事は微塵も気にせずにベッドに乗っかり、四つん這いでにじり寄って来た。

 

「お陰様で⋯⋯蛇子さんは気遣いの出来る女性ですね」

「ねぇねぇ、蛇子も混ぜて?」

 

 可愛らしく小首を傾げ、誘いを掛ける蛇子。

 

「勿論です。しかし、三人で楽しむ前にきららさんと蛇子さんも仲直りして下さいね」

「うん⋯⋯うん!」

「な、なによぉ⋯⋯」

 

 何やら勝手に話をまとめて頷き合う、蛇子と男にきららは嫌な予感を覚える。

 耳打ちで何かを吹き込まれた蛇子と目が合った。本能的な恐怖に寒気が走り、後退るが男に背後を抑えられ逃げ場を失ってしまう。

 

「せ・ん・ぱ・い!」

「ま、待って、蛇子ちゃんっ! や、やめ、ひゃふっ!? ちゅる! チュプ! ん、クチュ⋯⋯んっんぅ~~⋯⋯」

「しぇんぱぁ~~い、んっふぅん! プチゅ、ぺちゅん! てちゅ! ぷはっ! 舌ぁ⋯⋯きもちいーでしゅかぁ?」

 

 また唇を奪われていた。今日はキスばかりしているなときららは現実逃避したが、歯茎の裏側を蛇舌で擽られ正気に戻った。

 蛇子の唾液は糖蜜そっくりの味がした。同性の体液なんて忌避するのが普通だろうに、きららはこくんっと控えめに嚥下してしまう。

 男より体温は低いが、柔らかできめ細かい。女の肌を自分のそれで感じる為に、自然と二人は瞳を閉じた。

 イケないことだ。イケないから気持ち良いのか、気持ち良いからイケないのか二人には分からない。しかし、背徳は一級のスパイスだと言うことは理解出来た。

 

「んくっ⋯⋯きらら先輩、ごめんなさい⋯⋯」

「ぷはぁ~⋯⋯ふえ?」

 

 一旦、息を吐いて離れた蛇子の口から漏れたのは謝罪の言葉だった。何故と疑問符を浮かべるきららに向かって独白は続けられた。

 

「先輩から会長ちゃんを盗ろうとして、ごめんなさい。本当は怖かったの⋯⋯きらら先輩に勝てないのは分かってるから、会長ちゃんに振り向いて欲しくて⋯⋯」

「蛇子ちゃん⋯⋯」

 

 いつも明るい蛇子が、申し訳なさそうに俯いている様子にきららは居た堪れない気持ちになった。酷いことをされた自覚はあるが、蛇子が悪いとはきららは思わない。間が悪かっただけなのだ。

 何とか蛇子を慰めたい衝動に襲われたきららは今度は自分から唇を合わせてみる。

 

「私も⋯⋯私もごめんね、蛇子ちゃん⋯⋯。ちゅ、ちゅ、ふぁ⋯⋯浮気してるの⋯⋯コイツとふうまの両方とセックスして、二人とも恋人にしようとしてるの⋯⋯蛇子ちゃんはコイツ一筋なのに⋯⋯私だけ意地張ってた」

「ふゅ、せんぱぁい、仲直りしてくだひゃい。もう、会長ちゃんの事独り占めしないから」

「うん、うん! 二人でコイツの恋人になりましょう」

 

 ライトキスを何度も繰り返し、二人は諍いを水に流したようだ。

 何やら桃色の空間を形成し始めた美少女達。男はそんな白百合の絡みを眺めて、一人でニヤケていた。

 仲違いの原因を放置して、彼女達は盛り上がっている。チュルチュルと舌を結び合いながら、恋人のように指を絡め手を握る。

 特盛の胸部装甲がお互いにぶつかり合い、潰れた。背後からだと脇の下から横乳がはみ出しているのが見える。とても柔らかそうで、男は一層、笑みを深めた。

 

「蛇子ちゃん、かわいい⋯⋯柔らかくて、とっても甘いわ」

「ひゃん!? きらら先輩もすごく綺麗。良い香りがして、あったかい⋯⋯」

 

 既に二人共、ムラムラが溢れ出しそうと言った様子だ。尿意を我慢しているように下半身をもじもじさせ、舌を垂らして荒く呼吸する少女達。

 ついに、きららが我慢の限界を迎えた。身震いを一つした彼女は蛇子を押し倒して、自らもベッドに倒れ込む。

 

「せんぱぁ、い⋯⋯んっ! や、だめぇ~⋯⋯」

「蛇子ちゃんも我慢できないでしょ? くっあう、ンヒ! あぁ、美味しそう」

「やだぁ~⋯⋯えっちな先輩に食べられちゃううん」

 

 きららは蛇子の首筋をペロペロ舐めた。鎖骨から頸動脈の隆起に沿って舌を這わせる。柔肌の下に浮き出た青白い蛇に味蕾が触れると、汗と一緒に血の味が滲み出してくるような気がした。

 うなじの毛が逆立つ、むず痒い快楽が全身の神経を駆け抜けた。蛇子にとって同性に愛欲を抱くとは初めての経験だ。

 どちらからともなく二人の陰部が触れ合う。粘り気の強い桃色鮑がディープキスをしている。呼吸に同調し、体液の糸を引きながら開閉する襞の交わりは、粘膜が蕩けそうな悦楽に少女を陥落させた。

 

「ふくっああ、しゃご⋯⋯せ、んぱ⋯⋯イヒィ!?」

「クリちゃん、蛇子ちゃんのクリちゃんが、私のに、たひっ! あは、っは、当たってええぇ~~!!」

 

 蜜花弁の擦り付け合いをしていると、クリトリスが勃起し外気に触れた。余り皮から顔を出した半透明な白粒は、ほんの少しだけ相手の同器官と接触した。

 その瞬間、豆から恥骨に電流が走った。神経が焼き切れたのかと錯覚する程のアクメ。二人は同時に白目を剥き、潮の雨をベッドに降らせる。

 堪え性のない二匹の牝犬はベロをだらりと伸ばし、嬌声を響かせて、具合わせに夢中になった。

 そして、芸術作品と評価しても過言ではない女体盛りに近付く無粋な影が一つ。

 

「ひゃっ!? もう何よ! 我慢出来なかったの?」

「いやぁ、空気を読めずに申し訳ない」

「会長ちゃんも一緒に気持ち良くなろうね!」

 

 レズ空間に男が割って入って来た。

 百合に男が挟まるのは一般的にはマナー違反とされるが、この場合、二人は元から男の物なので問題はない。

 媚肉のサンドイッチに黒ソーセージが差し込まれる。ピンクの粘膜が上下から肉棒を挟み、ピタリと吸い付く。

 更に先へと腰を進めると、ツンとした突起が亀頭に触れた。クリトリスだ。小さく可憐な、しかし、コリコリに固まり精一杯自己主張する新芽は、爪先でなぞるようなもどかしい心地好さを与えてくれる。

 

「ばかぁ! も、はあっ! もっとゆっくりしな、さいよぉ!」

 

 きららか蛇子か、もはや分かる筈もないラブジュースのカクテルが竿の滑りを良くしてくれる。亀頭の鰓と血管の浮き出た棒が花弁を捏ね回し、肉芽を弾く。

 絶頂を迎えたばかりの女体にも、容赦なく与えられる責め苦に恋人達が泣き声を漏らす。

 

「か、会長ちゃん! 強い! 強いよぉ! ヒグッ! アヒャ! くっふうえ!! あう、おまんこ、つ、潰れ━━」

 

 強烈な摩擦が陰部を擦ると、性電流が迸り肢体が痙攣する。耐え難い衝動に震えながら、二人の乙女は助け合うように互いを抱擁した。

 陰唇が充血し、ムクムクと肥大化してゆく。桃の花を彷彿とさせる小陰唇が、今では毒クラゲを思わせる有り様だ。

 白濁した愛液を纏い、透明度の増した女陰は、吸盤のようにペニスに吸い付き、精を捕食しようとしている。

 

「このまま射精しますからね! お二人のお腹の上で白いのをお漏らししちゃいますよ!」

「んっ、んっ! 射精して! お臍に届くくらい、ひっ、なあ、ん⋯⋯しゅごいの、射精してえええ~~~!!」

「ふ、あっ! へ、蛇子も、蛇子も一緒にいいい!」

 

 鼻息荒く宣言した男に恋人達も同調する。

 四つの尻に腹部を打ち付け、スパン、スパンと響く音の感覚が短くなってゆく。

 嗚呼ッ嗚呼ッと囀ずる小鳥が、排卵時に見せる独特の痙攣を見せると同時に男は種を解き放った。

 

「ああ! 熱っ! やあ! わ、私も出るううう~~!!」

「きゃ!? ひや、ふやああああああ~~~ん!!」

 

 白い下腹部の間に汚液がぶちまけられた。きめ細かい柔肌にバターのように染み込むザーメンは、きららと蛇子に生暖かい湿り気と粘着感を刻んだ。

 

「ちょっと! やだっ! 出し過ぎよ、この節操なし!」

 

 きららが気だるげに身体を起こすと、ねちゃりと不愉快な音がして、腹が蛇子の肌から引き剥がされた。

 精液で艶光る下腹を拭いながら、悪態をつくきらら。蛇子の方は脱力し、天井を向いたまま伸びていて、復活する気配はない。

 何か拭うものはないかと辺りを見回すきららの臀部をがっしりと捕まえる者がいた。

 

「きゃあ! な、な⋯⋯」

 

 可愛らしい悲鳴をきららが上げた。何となく嫌な予感がして後ろを振り向くと、男が自分の尻たぶを五指で握り締めているのが見えた。

 

「やめてよ⋯⋯ちょっと休ませて」

「ご冗談を⋯⋯」

「待って! やだ! 離して!」

 

 連戦で息も絶え絶えなきららは四つん這いになって男から逃げようとしている。

 しかし、男はきららの腰を後ろから抱えると、自分の方へ力ずくで引き寄せた。

 

 スパアアアァァァン!!!!

 

「ギッヒイイイアアア!!!!」

 

 駄々を捏ねてフリフリと揺れる桃尻を男は強く叩いた。きららは目を限界まて見開き、金切り声を上げてしまう。涙目になり振り向くきららに男は語り掛ける。

 

「きららさんが悪いのですよ。桃みたいなお尻を目の前でフリフリするから」

「バカ! 叩くのはやめてっていつも言ってるじゃない!」

 

 反抗的な態度のきららに男は尻を撫でることで応えた。赤い手形の刻印された右の尻肉を人差し指でなぞるのだ。手形の輪郭に沿ってゆっくり指を這わせると、きららの呼吸が怯えを孕んだリズムに変わる。

 

「左のお尻にも模様を付けましょうかね?」

「ひ、ひゃ、やめ⋯⋯やめて⋯⋯」

「嫌がる割にはヌルヌルが溢れてますねぇ」

 

 男の指摘の通り、きららの秘部からは本気汁が零れ出ていた。メープルシロップのような粘りある体液を見れば、スパンキングで彼女が発情しているのは明らかだ。

 そして、赤く染まった耳と頬に流し目を添えれば、彼女の本音は恋人にすぐ伝わった。

 

「い、痛いのは⋯⋯いや⋯⋯」

「ふむ、ならこうしますか?」

「ひゃんっあぃ⋯⋯しょこ、はあん」

 

 人差し指のターゲットは桃から菊へと変更されたようだ。赤みがかった小さな花をツンと突っつくときららは情けなく鳴いた。

 むず痒いのか尻を揺するが、突かれる度に皺穴が緩むのが見える。くぽくぽと肛門が開閉するとピンクの腸壁が少しだけ覗いた。

 

「どちらがよろしいですか? 自分で選びなさい」

「うああ⋯⋯ぉしり、ぃ」

「なんです?」

「おしりの、あなぁ⋯⋯ほじほじしてぇ」

 

 きららは自分で尻を掴み、左右に開いておねだりした。日々の仕込みの成果が出ている。柔らかくて吸い付きの良さそうな孔だ。

 男は菊の花に顔を寄せると愛おしそうにキスをし始めた。不浄の穴に唇を密着させ中身を啜る。

 

「おほおおおん!! 汚ちゃないのにいい! ふひあっあへ、しゅわれてりゅよおおお!!」

 

 躰の内側の風味を吸出しディープキスをすると、舌先で肌とは違うツルツルした触感と控えめな孔皺の凹凸すらも楽しむ。

 わざとらしく音を立てて啜るだけで、きららは羞恥の歓喜に悶え、秘裂からは新しい発情液が溢れ出した。

 

「吸ってりゅううう~~!! ウンチ穴ほじほじされて、おっおおっおぅ! いぐぅ! イックううう!!」

 

 アナル吸いの疑似排泄感覚で甘イキを決めるきらら。蛞蝓が肛門を這い、生ぬるい物体が直腸の老廃物を削ぎ取る愛撫に彼女は耐えることが出来なかったのである。

 安物の水鉄砲のように潮を吹き、何度もベッドに染みを作り腰が抜けた。

 

「ちゃんと手入れはしているようですね。とても綺麗ですよ」

「ひん! くすぐったいわよぉ~~⋯⋯あ、やアン! へんたいいいぃ~!」

 

 ちょぽちょぽと残尿染みた排泄を続ける潮を、男は手の平で受け止め、愛液とブレンドする。

 それをローション代わりに肛門に塗り込むと、きららは羞恥に顔を染め、しかし、明らかな期待を込めた声音を滲ませるのだ。

 いつも男好みのリアクションをしてくれるきららに、彼は満足そうに頷くとペニスを菊座に添えて、少しずつ押し込んだ。

 

「おっおっお~~! お尻にぃ、入ってくりゅううう~⋯⋯お尻はぁ、おまんこじゃないろにいいい~ん! わ、私もぉ、お尻で気持ちくなってりゅお!? アンタのせいれ! 変態になっちゃううう~~~!!」

 

 ゆっくりとだが着実に巨根が排泄口に埋まってゆく。自主的に行っているアナルマッサージの成果が出ていた。きららは合わせ鏡とローションを用いて毎晩、尻穴を解す練習を重ねていたのだ。

 常に前後の孔を清潔に保ち、トラブルなくセックスを楽しめるように準備を重ねる。彼女なりの乙女心の発露の一つがコレだ。

 

「ふぁ、ひきゃん!? ほひぃ! んっ、い、いぃん! お尻、いぃん! もっと、もっとぉ~~⋯⋯」

 

 ヌプヌプと空気が尻穴に出たり入ったりする音を響かせながら、男は腰を振り抜く。

 膣とは違う直腸の襞を存分に味わう。膣襞より数は少ないが大きい分、締め付けも強い。入り口は優しく牡を受け入れたのに、緩さは一切感じない。

 S状結腸の曲がり角に亀頭がぶつかるときららは甘え声で男に媚を売る。痛みなど微塵も感じていない様子だ。

 むしろ、彼女の上半身は脱力しベッドに伏せているのに、下半身は天井に向け淫らな山脈を披露していた。もっと欲しいのだ、女として最も恥を感じる器官で男と快楽を共有したい。これは、その思いを伝える為の求愛行動だ。

 

「きらら先輩だけずるいよぉ! 会長ちゃん! 蛇子にもしてえ?」

 

 きららの嬌声で目が覚めたのだろうか、蛇子が男の元へにじり寄って来た。

 出遅れた。そう考えた蛇子は男の横で牝犬の姿勢のままでおねだりする。

 

「蛇子さんはどうやって可愛がってあげましょうか?」

「んー、蛇子もお尻がいいわ!」

 

 蛇子は同じく尻姦で愛して欲しいようだ。

 

「しかし、ペニスは今、きららさんが使っていますよ?」

「うふふ、だったらね、た・た・い・て・欲しいなー」

 

 蛇子は指を口元に当てて、可愛らしく笑った後、丸出しの臀部を男に向けた。

 

「ね? きらら先輩の分も叩いて! 痛くしてもいいよ」

「なるほど⋯⋯」

 

 きららよりは小ぶりだが、形の良い美尻が目の前で揺れ、男は舌舐めずりをした。

 艶のある尻肉をまずは優しく撫で回す。五指を別々に動かし、時折、窄みの際をわざとらしく掠め、指先が皺に当たると臀部の産毛がブワッと逆立つ。

 スベスベでしっとりとした質感の脂肪は収穫したての林檎を彷彿とさせた。

 

「ん、ふぅ⋯⋯会長ちゃん、優し⋯⋯んぁ~⋯⋯蛇子、トロトロになっちゃうよぉ」

 

 プロの垢擦り師を彷彿とさせる手捌きに蛇子の瞳が蕩け、ウトウトと微睡みの底に堕ちてゆく。瞼の重みに抗うのが難しく、意識の糸が切れる瞬間、焼きごてを押し付けたような熱と衝撃が蛇子を襲った。

 不意打ちで男が尻を引っ叩いたのだ。

 

「ひぎあッ!! い、イダイィィ! 会長ちゃん!? 痛いよおおお!」

「はて? 痛くしても良いと言う話でしたが?」

「あっ! ご、ごめんね! 痛いのも嫌いじゃないわ。で、でも⋯⋯いきなりでビックリし━━」

 

 ビタアアアァァァン!!!!

 プシッ! プシイイイィッ!!

 

「あっあっいい! 熱っ! ひゃい、なあっああぃ~~! ひ、ヒイイイィィ!! 良いいイイイィん!!」

 

 怯えて言い訳を口にした蛇子を、男は尻叩きで黙らせた。

 問題は二発目の平手打ちが命中した途端に蛇子が小水を漏らしたことだ。その間欠泉のような勢いに潮を吹いたのかと思われたが、独特のアンモニア臭が辺りに漂い、彼女が失禁した事実が知れた。

 あまりにも無体な行いに、歯を食い縛り肛虐の快楽を耐えていたきららも非難の視線を寄越したが、蛇子の上げた悲鳴が苦痛ではなく絶頂の証なのだと思い至り黙り込んだ。

 

「おや? 漏らしてしまったようですね」

「ヒグッ、ごめんね、ごめんなさい⋯⋯汚しちゃった。うぅ⋯⋯」

 

 蛇子は顔を覆い、その場に蹲り羞恥に震えた。

 

「蛇子さんは何歳ですか?」

「うえぇ⋯⋯十六歳⋯⋯です」

「まさか! その歳で漏らしてしまったのですか!?」

「は、はい⋯⋯そうです」

 

 ベッドの布地に涙の雫が染みる。容赦のない言葉責めが乙女に刺さるが、何やら彼女は震えているようだ。悲しみだろうか、怒りだろうか、どちらも不正解だ。

 蛇子は感じているのだ。恋人と尊敬する先輩の前での粗相。その屈辱感が彼女の被虐素養に火を着けていた。

 その証拠に蛇子の肢体は全身、桃色に染め上げられていた。陰部は触れていないにもかかわらず満開に咲き誇り、華蜜を滴らせている。

 男は蛇子の性を承知の上で蛇子を虐め倒しているのだろう。加虐性を剥き出しにして楽しそうに笑っている。

 

「蛇子さんはいつもお漏らししているのですか?」

「ち、違うもん! 最後に失敗したのは━━」

 

 蛇子はつい余計な口を滑らせた。口を抑えて気まずそうに目を反らすがもう遅い。

 ニヤリと笑った男が更に深く切り込む。

 

「最後に失敗したのはいつなんです?」

「い、言いたくなッッいぎぃ!?」

 

 また叩かれた。口を噤み拒絶を示すともう一発。

 スパン、スパンと継ぎ目なくスパンキング音が続く。恥ずかしい過去を話さない限り止めるつもりはなさそうだ。

 

「ちょっとぉ、やめてあげなさいよ」

 

 さすがに可哀想になったのか、きららは苦言を呈するが、少し興味があるのか耳がピクピク動いている。

 

「これは、お仕置きですよ蛇子さん。私ときららさんに恥ずかしい想い出を教えて下さい」

「ヒぎ! あヒッ! わ、分かったからぁ~⋯⋯言うからあっ」

 

 スパンキングの衝撃に耐えながら、蛇子は告白を始めた。

 

「さ、最後に、お漏らししたのはぁ⋯⋯じ、十歳の時よぉ! ひゃくうん!? あヒゅ! ふうまちゃんの家でぇお泊まり会をしたのぉ~! あ、ゃん! でも、夜にスイカを食べ過ぎちゃったのぉ。そしたら⋯⋯そしたら⋯⋯」

「失敗してしまったのですね」

「そうよ⋯⋯朝起きたら、ううぅ⋯⋯お、おねしょしてたの。ふうまちゃんと一緒の布団の中で」

 

 少女の恥ずかしい失敗談を聞き、男はご満悦だ。きららも共感性羞恥心で顔を赤らめつつ尻穴の締まりが強まり、興奮しているのが感じ取れる。

 

「それで、ふうま君はどうしましたか?」

「ふうまちゃんは、蛇子を気遣ってくれたの⋯⋯うくっ、自分がおねしょしたことにして、怒られてたわ⋯⋯。蛇子、自分が恥ずかしくって」

「蛇子さんは悪い子ですね」

「そうよ、蛇子は悪い子なのぉ!」

 

 口調は懺悔する罪人の如くだが、糖蜜が花弁から滝のように流れている。いつの間にか、蛇子はトラウマを肉欲に変換し昂る術を会得していた。

 これは、痛みと快楽の相乗効果で脳内麻薬の分泌量が正常値を越え、蛇子の精神を壊してしまったのだろうか。

 

「悪い子にはお仕置きをしなければなりません。蛇子さんもそう思いませんか?」

「うん! うん! お仕置きしてぇ! 悪い蛇子にお尻ペンペンしてぇ!」

「ほんと、サイテーな奴⋯⋯」

 

 乙女のトラウマをほじくり返して悦に入っている男をきららは冷めた目で見ていた。それを受け入れプレイとして楽しんでいる蛇子にも呆れていたし、なにより、男が蛇子に意識を向けているのを不満に思っている自分に嫌気が差していた。

 

 パン! パン! パン!! パン!! パンッ!! パンッ!!

 

「ピギッ! ヒギャ! ふ、ぐぅ、ひっ! い、いくっ! イグゥ!!」

 

 破裂音に重なり、蛇子のイキ声が漏れる。炎症し、猿の尻のように腫れ上がった臀部は打たれる度に感度が上昇してゆく。

 彼女は瞳が反転したアクメ顔を晒しながら、断続的に体液を放出し、絶頂に身を任せている。身体から時折、力が抜けてつんのめり、立て直すのを繰り返している様子から限界が近いのが分かった。

 

「ねぇ! ちょっと! 私も楽しませなさいよぉ」

「おっと! これは申し訳ない」

「んっ! そうよ、もっと、くああ~! 深くぅ! もう! 恋人をほったらかしにしてぇ~⋯⋯。ふほぉ! アンタには私を可愛がる義務があるでしょお?」

 

 若干、おざなりになっていたアナル責めのストロークを速め、きららの機嫌を取る男。

 きららも器用に肛門括約筋を締めたり緩めたりして肉棒を誘惑する。嫉妬深いが、男の為の努力も惜しまない可愛い女だった。

 肉棒の動きは常に一定なわけではない。突きを上へ向けると、硬い尾てい骨とペニスの間で腸壁が削られ、内臓が引きずり出される間隔にきららは鼻水を垂らして拳を握った。

 下へ腰を送るときららが一番好きな悦楽が腹奥に響いた。直腸がぐいんと伸ばされ小さな球体、きららの子宮に押し当てられたのだ。

 ペニスの押し引きでより深く、より奥へと牡を包んでゆく。コリコリとした揺り籠を外側からノックされるのが彼女は大好きだった。

 蕎麦生地を捏ねる要領で子宮と腸、二種類の性感帯をダブルで責められ、きららは水際まで追い込まれた。

 

「ひゃ! 会長ちゃん! やっはああ! 蛇子にもぉ! もっとお仕置きしてえええ!!」

「私も、くゅアアア!? 満足させなさい! やあああ! しょこ!? い、イイイ!!?」

 

 男は二人の牝犬を同時に、或いは交互に虐め抜いた。香油の滲み出そうな蛇子の尻の熱と質感を楽しみ、きららの腸のうねりと締まりに竿を痙攣させる。

 

「アアッ! ダメ! イッちゃう!? ウンチ穴掘られてイグゥ!! ザーメン浣腸されてい゛っぐう゛う゛ううう~~~!!!!」

 

 限界まで張り詰めた陰茎を、斜め下の角度で突き込むと、きららは遂にオーガズムに達した。絶頂の瞬間、お尻のえくぼに力が入り、菊座がギュッと引き締められ、男は射精を始める。

 直腸の境界を越えて、S状結腸にまで乗り出しての放精である。臀筋の圧搾で陰茎が千切れそうな吸引をされ、腰砕けになる男だったが最後の力を振り絞って、蛇子の赤桃に手の平を打ち付けた。

 

「ギヒャアアア!! ごわ゛れ゛るうううう~~~!! 蛇子のお尻いいいぃ~! ダメになっちゃううう~~~!!!! ひゃああああん!!!!」

 

 外まで届きそうな炸裂音が響き渡り、蛇子もそれに負けない程の絶叫を放ち、スパンキングアクメに到達した。

 衝撃の余韻が尻肉を波立たせ、脳天まで波紋を広げる。

 白目を剥いてうつ伏せにベッドへと倒れる蛇子。足はがに股、まるで潰れた蛙のような無様な姿だ。

 死んだように動かなくなった蛇子だったが、その身体がぶるりと震えた。次の瞬間、菊座まで赤く染まった尻の真下から黄色い水溜まりが広がってきた。放心したことにより膀胱が緩み、また失禁したらしい。

 腹部と太腿に感じる不快感で蛇子は意識を取り戻したが、ハッとして下を確認するも後の祭りで、ばつが悪そうな表情で男を見上げた。

 しかし、男は口を開きかけた蛇子を無言で制すると、きららのアナルからペニスを引き抜いた。

 

 ブヒュ!!

 

「あひゃん!」

 

 急に栓を抜かれ、デカイ屁が炸裂した。うっかり間抜けな声を出したきららだったが、それなのに余裕が有るらしく、半開きになった肛門を両手で押さえると、男に向き直り眉を吊り上げた。

 

「何よ! 文句でもあるの!?」

「いいえ、私は何も聞かなかったことにしますので、それよりもコレを綺麗にしていただけませんか?」

 

 きららの目の前に魔羅を突き付ける男。

 ザーメンと腸液の混合汁に塗れた臭いを嗅ぎ嫌そうな表情をしたが、放屁をスルーしてもらえるならと口を付けた。

 

「そうそう、しっかり根元まで舐め取るんですよ」

「んぐ! んっんっん、ちゅぱ、ちゅぷ、はもっ! れるぅ~⋯⋯」

 

 喉から鼻腔まで迫り上って来る、自身の腸液のエグ味に嘔吐しそうになったが、きららは辛うじて堪えた。

 後はいつもと同じだ。舌の表裏で亀頭を磨き、舌先で雁首の凹みを掃除する。竿は頬を窄めて音を出しながら啜れば、男はきららの頭を撫でて微笑んでくれる。

 

「蛇子さんもこちらへ」

「う、うん⋯⋯その、ごめんなさい⋯⋯」

 

 男はモジモジと左右に上体を揺らしている蛇子に声を掛けて招き寄せる。

 

「蛇子さんはきららさんのお尻の穴を綺麗にして差し上げなさい」

「ふむん!? はみゅ! ふもふむううう~~~!」

 

 アナル舐めの命令に慌てたのはきららだ。恥なら既に晒していると言っても、アナルセックスの後処理を蛇子に任せるなどプライドが許さない。

 イチモツを咥えたまま何やら不平不満を述べるが、この男は性交中にきららの文句を聞いたことは無いし、蛇子は最早、従順な性奴隷だ。

 抗弁など無意味であり、きららは頭を押さえられ、蛇子が蕾に顔を寄せるのを甘受するしかなかった。

 

「先輩のウンチ穴から香ばしい臭いがするわ」

「ふむうううう!? ひゃめ、ひゃめえええ~~!! んんんんん~~~!!?」

 

 ズズズッ!! ぷちゅぷちゅ! ちゅうちゅるっちゅん!

 

 桜色の唇が同色の蕾に吸い付き、中身を啜り始めた。腸壁が肛門の外にはみ出そうな吸引力に視界がひっくり返る。

 漏斗状の孔の奥、腸ビラの角に引っ掛かったザーメン滓を舐めとり嚥下した蛇子は満足気だ。今の彼女にとって精液は甘酒のようなものである。

 

「ンフ! 美味し! ほら、綺麗になりましたよ? 先輩?」

「いやぁ⋯⋯もう、やめてぇ⋯⋯ヒン! ひどいわ、こんなぁ~⋯⋯」

 

 唾液でふやけて白茶けた皺穴を晒したまま、きららは崩れ落ちた。半開きのまま、くぽくぽと蠢く排泄穴は情けなさを誘う。

 

「蛇子さん、ちゃんと綺麗に出来ましたか?」

「うん! 見て見て!」

 

 回り込み、仕事の確認をする男に蛇子は嬉々として答えた。きららの尻たぶを左右に割り開き見せ付けたのだ。

 きららはその屈辱に唇を噛んで耐えた。

 

「さあ、次は蛇子さんのお尻を愛してあげましょうね」

「あ、ゃあん⋯⋯今、敏感だからぁ⋯⋯ゆっくり入れ!? おへえっ!!」

 

 男は脇へ招き入れた蛇子の尻を撫でた。真っ赤に腫れた脂肪は熱を内包している為、人肌もひんやりと感じる。優しく触れられるだけで、痛みが引いてゆくのが分かった。

 目尻を下げて悶える蛇子を一頻り愛でると、男は彼女を後ろから抱き抱え、ベッドから降りた。そして、両の膝裏を腕でロックし、持ち上げると蛇子のラヴィアが剥き出しになる。

 体勢としては背面駅弁に近いが、膣ではなく肛門に挿入するつもりだ。俗に言うアナル固めの体位である。

 蛇子は初めての挿入スタイルに胸がドキドキだ。

 

「怖いわ、会長ちゃん。でも、絶対に気持ち良いよぉ⋯⋯」

「ほら、挿入って行きますよ! やはり素晴らしい締まりだ」

「んっふううううん!! おひっ!? おっおっお! お尻の⋯⋯奥にぃ! 刺さってりゅううう~~~!!」

 

 桜の蕾に陰茎を添えて腕の力を少し緩める。すると、蛇子は重力に従い落下し、牡杭にズブズブと突き刺さっていった。

 自身の全体重がアナルに集中し、蛇子は肛門から脳天までを串刺しにされる錯覚に襲われる。

 陰茎の根元まで完全に収まると、男は括約筋が馴染むのを待ってから突き上げを開始した。

 蛇子の腸内はまだきららほどは仕上がっていないので、途中で何度か引っ掛かる。しかし、腸ビラの固さを含んだ刺激は男にとって心地好いものであったし、凹凸を突破する度に蛇子が乙女が発してはいけない嬌声を上げ、アナルがポンプのように肉棒を絞り続けるので、牝を自分色に染め上げる喜びが男に優越感を与えてくれる。

 

「ンホォ!? らめぇ! ほあっ! ヒグッ! ひぐぅ!? おあああ~~!!」

「きららさん、きららさん!」

「ッ! 何よ?」

 

 蛇子と交わりながら、男はきららに声を掛けた。尻が元に戻った後、物欲しそうな視線を向けて来ていたのを男は気付いていたのだ。

 

「蛇子さんのラヴィアを舐めてあげなさい」

「なっ! 何で私がっ!」 

「先程、アナルを綺麗にしてもらったでしょう? そのお返しですよ⋯⋯」

 

 きららも蛇子に奉仕しろと言いたいらしい。

 確かに蛇子の秘所は肛姦の余波で大輪の華を咲かせている。きららも女だから分かるが、ココにも欲しくて堪らないのだろう。

 活きアワビを彷彿とさせる蠢きで牡を誘うラヴィアを見て、自分もむずむずしてきたきららは、蛇子を慰めてやることにした。

 

「蛇子ちゃん。おまんこ辛抱出来ないのよね? 今、イイコトしてあげる」

「あぁ⋯⋯先輩ぃ~⋯⋯ひゃ! あ、あ~⋯⋯しょこ、いいぃ~~!」

 

 ぴちゃぴちゃとミルクを舐める子猫のような音を立て、きららは女陰を慰める。膣口から溢れた愛液を少し大きめな小陰唇に塗りたくってあげた。テカリ光るプルプルな肉ビラをしゃぶると、濃厚な白濁本気汁が溢れ出す。

 きららの口淫との相乗効果でアナルの締まりも一段と強まった。隙間無く密着した腸壁と竿の根元を捕食している肛門が、自身の絶頂に合わせて精巣から子種を引きずり出そうとしているのだ。

 

「ふあぁあぁ良いいん!! オマンコとアナル同時なんてぇ~~⋯⋯蛇子、初めてぇ! こんなの我慢できる訳にゃいよおおぉぅ!! みゅひいい!!? おくからぁ~! 奥から何かきてりゅよおおお~~!!」

 

 結腸の曲がり角を肉棒で小突かれながら、舌と膣襞がディープキスをしている。

 ペニスを最奥で咥え込んだまま、抜かずに揺さぶられると腰椎が熱を孕んで子宮が泥濘の坩堝と化した。

 そうして、蕩けた媚膣を舌を限界まで伸ばして味わうきらら。子宮も下まで降りて来ていたので、子宮口に舌先が届いた。泥々な本気汁を直接、子宮から飲み干すと蛇子の腰が歪な痙攣を始める。

 

「あぁ、ひゃあ、ほし、い⋯⋯きしゅ、してぇ~⋯⋯」

 

 上体を仰け反らせると、男の息遣いが耳を擽る。限界を悟った蛇子は最後に口付けをおねだりした。首をねじ曲げるが唇は触れない、舌を伸ばしても届かなかった。だが、蛇子の思いを汲んだ男もベロを差し出すと、互いの先端がヌチリと触れ合いその瞬間、直腸内に精液が注がれた。

 

「んむうううう!! きたあああ~~!! お尻の中に射精されてりゅううううん!!? 蛇子も! 蛇子もイグううううぅぅ~~~!!!!」

 

 男の放精と合わせるようにきららがクリトリスを摘まむと蛇子もオーガズムに達した。

 骨盤の裏側に熱塊の脈動を感じ、蛇子は臀筋を最大限引き締めて、精液を一滴残らず体内に収めてしまった。

 

「あひえぇぇ~~~⋯⋯」

 

 チョロチョロチョロロロロ~~~~⋯⋯

 

 射精とクリトリスへの刺激が止めになったのか、蛇子は三度目の失禁をした。勢いの弱い残尿がきららの顔面を直撃したが、彼女は嫌がること無く口を開けて黄金水を飲み込んだ。

 男がペニスを引き抜き、蛇子をベッドに横たえると緩んだ尻穴からザーメンの塊が溢れるのが見えた。

 

「ん~~~~!」

 

 男が一息ついていると、きららがニヤリと笑って唇を合わせてきた。男が受け入れるときららは口内から蛇子の尿を流し込んでくる。

 舌絡みで尿が混合される。二人の口内を行ったり来たりしつつ、少しずつ飲み干してゆくと上質なブランデーを含んだような酩酊感を得られた。

 

「むうう~!」

 

 ベーゼを楽しんでいると蛇子に腕を引かれた。自分も混ぜろと頬を膨らませている。

 

「まだイケるわよね?」

「勿論です。二人共、今夜は泣いて謝るまで可愛がって差し上げます」

「じゃあ、選びなさいよ! 今度はどっちとするの?」

 

 ベッドの上に並び、股を広げて誘惑してくる二人の恋人に、男は意気揚々と覆い被さって行った。

 

 




今回の投稿で書き溜めは最後になります。
次回の更新は年内に出来ればと考えていますので少々お待ち下さい。

スカトロとリョナに関する好感度調査

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