古手川唯は真面目な女の子だ。
真面目すぎて、基本的に嫌われていた。
だから、文句ひとつ言わずに風紀活動を手伝ってくれる茂田太に少し惹かれていた。
放課後も一緒に過ごすようになり、さらに彼の良さに気づいていった。
しかし、心が惹かれる度に、別の男の子の顔が浮かんでくる。
結城リト。
ハレンチだが、優しくてたまにカッコいい男の子。
唯は彼が好きだった。
だから太に告白されたときも断った。
そこまでは何の問題もなかった。
しかし、彼女は真面目すぎた。
想いを無下にした太への罪悪感。
それが、今まで嫌われ続け、告白なんてされたことなかった唯の心に、重くのしかかっていた。
けじめをつけなければならない。
太が告白してくれたように、自分も勇気を出してリトに想いを告げなければ、彼に申し訳がたたない。
告白のチャンスはすぐに訪れた。
「うっわ、すごい雨だな」
突然の豪雨。
結城リトに手を引かれ、彼の家にたどり着いた。
太はいないが、古手川にとっては逆に都合が良いと、心のなかで彼に謝罪した。
「古手川、先にシャワー浴びてこいよ。って、前にもあったなこの流れ。ははっ」
「ええ……」
そう。同じことを前にも経験した。
あの時は告白し損ねたが、今度こそは……!
念入りに体を洗った。
何が起こってもいいように。
脱衣室。
用意されたのは、上下のジャージ。
あのときみたいなハレンチな服ではなかった。
今回ばかりはあの服でも良かったのに……。
「まあ、服が乾くまでゆっくりしようぜ」
何度も訪れた彼の部屋。
今しかない。
「ゆ、結城くん!」
「ん?なに?」
「私、貴方のこと──っ!」
突如、下腹部を強烈な疼きが襲った。
顔を紅潮させて、息が荒くなってきた。
頭がボーッとして、なにも考えれなくなる。
あるのは、気が狂いそうなほどの性欲だけだ。
「はあ……はあ……!」
「こ、古手川……?ぐっ、なんだ、これ……」
それは結城リトにもやって来た。
顔が赤くなり、前屈みになった。
そのとき、
「うわあ!」
「きゃあ!」
結城リトが前のめりに転倒し、いつものようなラッキースケベで古手川をベッドに押し倒した。
あの時と同じだ。
ただあの時と違うのは、結城リトの目が血走っており、股間が大きくなっていることだけだ。
「はあ……はあ……」
「ご、ごめん!」
「い、いいの……それより、聞いて……!」
あの時は回りくどい形で告白し、意味が伝わらず、途中でうやむやになってしまったが、今回は違う。
気が狂いそうな性欲をなんとか理性で抑え、口を開いた。
「結城くん……貴方のことがずっと好きだったの……!付き合って、欲しい……」
美少女の懸命な告白。
この時、結城リトは性欲に支配されていた。
目の前の美少女を無茶苦茶にしてやりたい気分だった。
しかも、今告白された。大義名分がある。
今なら何をしても許される……!
……。
いや、こんなのは間違ってる。
「古手川。正気に戻ってくれ……」
「……え?」
「こんな状況だから、頭がボーッとしてるんだよ。早くここから出ないと……」
結城リトは、古手川唯の告白を、気が狂ったものとして受け取った。
古手川唯は理性を保って告白したが、結城リトは理性を保って媚薬のせいにした。
告白を受け取らないばかりか、性欲に体を委ねることすらしなかった。
「ち、違うの!本当に私は貴方のことが……」
「そんなことより、古手川起きれるか?」
「ほ、ほんとに……わたしは」
「起きられないなら、俺が出るぞ。そろそろヤバイ……」
あからさまに勃起させながら、それでも部屋を出ようとする結城リト。
今逃したら二度と告白出来ない。
そんな予感がして、唯は必死に手を伸ばした。
「ま、待って……結城くん……!おいてかないで……」
──バタン!
勢いよく走り出したものの、どうすればいいんだろう。
古手川さんの家の前で、僕は不審者みたいに右往左往していた。
チャイムならして裸の二人が出てきたら立ち直れる気がしない。
「茂田君……?」
聞きなれた声がした。
振り向くと、古手川さんがいた。
彼女はどこかばつの悪い表情をしていた。
あれ、家にいるはずじゃ……?
「古手川さん……」
「って、すごいびしょ濡れじゃない!はやく家にあがって!」
僕に近寄った彼女から、シャンプーの良い匂いがした。
この時点で、全てを察してしまった。
古手川さんと結城リトは、別の場所でセックスをしてきたんだ……。
つまり、またしてもネメシスに騙されたってことか。
「いや、帰るよ」
「ダメです!」
「もう、帰りたいんだ……」
「ダメ、帰るのは家でシャワーを浴びてからよ。風邪引いちゃうでしょ」
古手川さん家のシャワー……。
「わかった……」
「うん。よろしい」
悲しくても性欲には逆らえなかった。
「……」
「……」
古手川さんの部屋。
僕たちはただただ無言だった。
告白の時から一対一で話すことがなかったので、すごく気まずい。
だが、これだけは聞いておきたかった。
「古手川さんは、結城の家にいたの……?」
僕の問いに、古手川さんは目を見開いた。
しばらく無言だったが、やがてゆっくりとした動作で頷いた。
「そっか……」
終わった……。
微かな希望も打ち砕かれた気分だ。
「帰るよ……」
「え……?」
もう服はいいや。さっさと帰ろう。
ネメシスに怒る気力もない。
立ちあがり、ドアノブに手をかけた時、
「あ……」
古手川さんが悲しそうな声をあげた。
ふと振り返り、彼女の顔を見る
とても悲しそうな表情をしていたと同時に、頬が僅かに紅潮しているのに気づいた。
徐々に赤みが増し、息遣いも荒くなっている。
「古手川さん……?あ……」
なんかムラムラしてきた。
その証拠にめちゃくちゃ勃起してる。
古手川さんとみつめあうと、徐々に距離が近づき、いつの間にか息がかかりそうなほど近づいていた。
相変わらず美人だな……。
「ん……」
「ちゅ……」
キスをしてしまった。
古手川さんの唇は驚くほど柔らかくて、なんだか甘い味がした。
キスは一瞬だったが、永遠にも感じた。
唇を離すと、お互いに見つめあう。
古手川さんの吐息が唇に当たり、心地よいくすぐったさを感じる。
「なんだか、体がおかしいわ……。ん……」
「僕も……」
再び唇を重ねた。
さっきよりも長く、唇を押し付けあった。
弾力があって、すごく瑞瑞しい。時折息が漏れるような音が聞こえてきて、それが余計に興奮を煽った。
もっと味わいたいと思い、口内に舌を侵入させた。
「ん!?ちゅ……んん、ふっ……」
古手川さんの舌をつつくと、最初はぎこちない動きだったが、徐々に舌を絡ませてきた。
あの古手川さんと、ディープキスしているという事実が、僕をとてつもなく興奮させる。
薄目を開けると、目を閉じた古手川さんがいる。
とんでもなくエロい表情をしていた。
胸を触ってもいいだろうか。
思いきって胸をさわった。
「っ……!」
制服越しにも関わらず、めちゃくちゃ柔らかい。
力を入れると、その分だけ指が沈んでいく。
「ん……んっ…」
古手川さんは眉を寄せて、あえぎ声を漏らさないようにしていた。
「直接さわっていい……?」
「んんっ……え……?」
顔をあげて僕の顔を見た。
顔を赤くさせてしばらく無言だったが、やがてポソリと呟いた。
「後ろ、向いてて……」
艶を帯びた声色にドキドキしつつも後ろを向いた。
背中から聞こえる衣擦れの音。
永遠にも思える時間。
夢にまで見た古手川さんの裸を妄想するだけで我慢汁が止まらなかった。
「いいよ……」
待ち望んだ言葉に、ゆっくりと振り向く。
そこには、恥ずかしげに俯いた全裸の古手川さんがいた。
とんでもなくエロい。
彼女の裸体を見て、はじめて抱いた感想だった。
やはり目につくのは、豊満な二つの果実。
クラスでもララさんに匹敵するほどの巨乳を持つが、ララさんのように胸元を広げたりなど色気を振り撒かない彼女のおっぱいは、希少性も相まって、男子にとっては定番のオナネタだった。
そんな彼女のおっぱいを、僕だけが知っている。
大きいが、重力に逆らわずに綺麗な形を保っている。
彼女が身体を震わせると、おっぱいが遅れてフルフルと揺れた。
制服越しでさえある柔らかさだ。生乳はどれだけ柔らかいんだろうか。
また、古手川さんの魅力はおっぱいだけではない。
折れそうなほど細いウエストに、肉のたっぷりつまったヒップ。すぐにでも抱きついて、ムチムチの身体を撫でまわしたかった。
とにかく、彼女の身体は凄かった。
「す、すごい……」
呟いたのは古手川さんだった。
彼女の目線は、僕の盛り上がった股間に集中していた。
「ん、ごくっ……」
生唾を呑み込む音は、果たしてどちらから聞こえたのだろうか。
そんなこと考える余裕などない。
僕も一瞬で服を脱いで全裸になった。
そして古手川さんに近づくと、思いっきり抱き締めた。
「古手川さん!」
「ん、茂田、くん……ちゅ……」
「はあ……はあ……すごい、柔らかい……!」
きつく抱き締めると、豊満な乳肉が胸板に押し付けられて形を歪めた。
細い腰に手を回し、両手で安産型のお尻をこねくり回すと、極上の感触が手のひらに伝わった。
唇を重ねて、舌を激しく絡ませ合うと、古手川さんと溶け合ってひとつになったような心地よさが全身を支配した。
「んんっ、茂田くん……もっと……!」
「古手川さん……すごいエロいよ……!」
古手川も僕を抱き締め、舌を積極的に絡めてくる。
お互いの口まわりは唾液でびしょびしょだ。
溢れた唾液が古手川さんの胸の谷間に滴り落ち、奥の闇に消えていった。
「古手川さん、僕もう……!」
「あ、かたい……」
スベスベのお腹に、硬くそそり勃った肉棒を擦り付けると、痺れるような微弱な快楽が全身を駆け回った。
古手川さんのお腹には我慢汁がベットリと付いていた。
彼女も我慢の限界なのか、僅かに腰を動かして快感を得ようとしている。
……もう我慢できない。
僕は古手川さんをベッドに押し倒した。
「古手川さん!」
「きゃあ!」
「したい……古手川さんと、セックスするよ……!」
「……うん」
肉棒をもち、古手川さんの秘部に狙いを定めた。
彼女はそっと目を瞑り、されるがままとなった。
「……あ、あれ?」
「……?」
ど、どこにいれるんだ?
いれようと押し付けてもなかなか入らない。
「く、くそ、どこだ……」
「……」
はやく、はやくいれたい。
気持ちよくなりたい。
すると、彼女が僕の肩をつかんでクルリと反転させ、逆に押し倒される体勢になった。
ポカンとする僕を尻目に、熱に浮かされたような表情の古手川さんは、腰を下ろした。
「ん、……んぅ……!」
「う、あ……やばい……!」
肉棒が、柔らかい感触に包まれた。
まだ少ししか入っていないにも関わらず、めちゃくちゃ気持ちいい。
生暖かい膣肉が亀頭を優しく包み込み、心地よい刺激を送ってくる。
まじか……。
先っぽでこれとか、全部いれたらどれだけ気持ちいいんだ……。
と、思ったのもつかの間、古手川さんが勢いよく腰を下ろした。
それと同時に、股間にとてつもない快楽が送られてきた。
「ぐっ……!」
「んんっ…!」
突然送られてきた巨大な快楽に、歯を食いしばって耐える。
挿入しただけで射精は、あまりにも情けない。
永遠にも続くかと思えた快楽をなんとか乗り越えたと思った時、突然、膣肉が激しく締まった。
「ん!ダメ……、っ……っ!」
「う、ああ、すごく締まって、出る……!」
古手川さんが背中を反らすと、腰をピクピクと跳ねさせた。
あまりにも強烈な締め付けに耐えきれず、僕はついに膣内に溜まった精液を放出した。
大量の精液は、古手川さんの中にピチャピチャと注がれ、全てを白く染め上げていった。
「ぐっ、まだでる……!」
「んん!……っ!……っ!」
あまりの快楽と興奮に、今まで以上に射精が収まらない。
気持ちよすぎる。
古手川さんもピクピクと身体を震わせ続けていた。
結合部から、収まりきらない大量の精液と愛液が溢れだした。
「はあ、はあ……」
「ん、……んっ」
やがて長すぎる射精も収まり、お互いに息を整えあう。
しかし、それもほんの少しだけだ。
あれだけ大量の射精をしたにも関わらず、全く萎える様子がない。
むしろ、これからが本番と言わんばかりに硬さを増していた。
「こ、古手川さん……!」
結合部からは、彼女のものと思われる少量の血液が流れていた。
それについて色々と疑問が湧いてくるが、今はそんなことどうでもいい。
もっとセックスがしたい。
再び身体を反転させ、今度は僕が上になった。
ギュッと抱き締め、キスをして、彼女の極上の身体を味わいながら手探りで挿入を始めた。
「ぐ、やわらか……!」
「はあ……!ん……!」
古手川さんの膣内はトロトロに溶けていて、いれただけで射精しそうだった。
動かすと、ひだが肉棒に吸い付いて絶え間ない刺激を送ってくる。股間から送られてくる極上の快感を耐えながら、腰を動かし始めた。
「んっ……はあん……」
密着しながらなので、あまり大きく動かすことはできなかったが、それでもめちゃくちゃ気持ちいい。
腰を引く度に、カリが膣壁をゴリゴリ削っていく感触が強烈過ぎて、気を抜くと射精してしまいそうだった。
比較したことがないのでわからないが、肉棒にピッタリと吸い付いて離れない古手川さんのマンコは、間違いなく名器だろう。
「んっ、んっ、あんっ……んぅ……」
「古手川さん……、すごく気持ちいいよ……!」
「んんっ……!乳首……だめ……!」
動く度にブルンと震える乳房を本能のままに揉みしだくと、大きな嬌声をあげて悦んだ。
さらに先端でぷっくら膨らんでいるピンク色の乳首をつまみ、もう片方を口に含んで舌の上でコロコロ転がすと、まるで母乳と錯覚するほどの濃厚な甘さが口内に広がった。
「茂田くんのおちんちん、気持ちよくて、わたしもう……!」
「う、そんなこと言われたら、やばい……!」
古手川さんの顔は、完全に蕩けきっていた。
顔は火照り、目はトロンと垂れ、甘い声を漏らしている口からはヨダレが垂れている。
あの古手川さんの口から、こんなハレンチな言葉がでるなんて……。
しかも、それを言わせているのが僕で、今彼女は僕の舌で誰にも見せたことのない表情をしてあえいでいるという事実。
それが僕をどうしようもなく興奮させた。
早々に限界は訪れた。
さっきは膣内に射精してしまったので、今回は中で出さないように肉棒を引き抜こうとすると、古手川さんの足が僕の背中に回り、腰を押さえつけた。
いわゆる、だいしゅきホールドの体勢になった。
「こ、古手川さん!?」
「ん、……もだくん……もだくん……!」
「や、やばい、でる……!」
ぷっくらと膨らんだ亀頭から、二度目とは思えないほど大量の精液が放出された。
肉棒は何度も跳ね、その度に精液がドクドクと放出され、古手川さんの膣内に注がれていった。
気持ちよすぎて、脳が焼ききれそうだ。
「んっ……っ!……っ!」
「うっ、なんだこれ……めっちゃ精液でてくる……」
僕が射精している間、古手川さんは何度も絶頂を繰り返していた。
膣内は何度もキツく締まり、僕の精液を搾り取ってくる。
気持ちいい……気持ち良すぎる……。
もっとこの快楽を、古手川さんのマンコを味わいたい……。
「動くよ、古手川さん……」
「ん、だめっ、んん!出てるときに動いたら、おかしくなっちゃう……」
古手川さんは絶頂中で、僕は射精中にもかかわらず、我慢できずに再び腰を動かし始めた。
射精の快楽と、膣内の締まりが快楽を倍増させる。
「うわあ!また、でる……!」
「んぅ……ん……ぁんっ……」
三度目でも、精液の量は全く減らない。むしろ増えている。
極度の興奮と、極上の快楽でバカになってしまっている。
布団は二人の汗と愛液でびしょびしょに濡れており、部屋中に淫靡な薫りが充満していた。
僕も古手川さんも、お互いしか見えていない。
射精が終わるまでの間、僕たちは一分の隙もなく抱き締めあいながら激しい口付けをして舌を絡ませあった。
しかし、それもほんの少しの時間だけだ。
「古手川さん、ぼくは……」
「わ、わたしも……たらない、かも……」
「あ……そういえば、そろそろ親とか帰ってくるのかな」
「そ、それは大丈夫。……今夜は、みんないないの……」
「っ!古手川さん!」
「きゃあ!」
これだけでは、僕も古手川さんも満足できない。
再び身体を絡ませあった。
そこから先は、人間同士のセックスというよりも、まるで動物同士の交尾だった。
「はあ……!はあ!」
「んっ!あん!……これ、奥まで、入る……」
四つん這いになった古手川さんの背中に抱きついて、背後から攻め立てたり。
「こ、こんなハレンチな姿が、私……?」
「すごく締め付けてくるよ……」
風呂場の立ち鏡に彼女の身体を押しつけ、彼女のエロイ顔を鑑賞しながら立ちバックしたり。
「だめ!これ以上は、しんじゃう……!」
「はあ……はあ!古手川さん、古手川さん!」
ベッドの上で汗だくになりながら、お互いが燃え尽きるまで抜かずのセックスをした。
ひたすらヤり続けて、全てが終わった頃にはすっかり深夜になっていた。
今はベッドの上でお互いに抱き合いながら横になっている。
「……まだ、硬いわ。ほんとうハレンチなのね……」
「ちょ、撫でられると、またしたくなるから……。本当、我ながらすごい元気だよね……」
「ほんとよ……」
「……」
「……」
「結城リトに……告白したの?」
気になっていたことを、古手川さんにぶつけた。
再会したとき、彼女は落ち込んでいるように見えた。
結城リトと二人であっていて、彼女からシャンプーの香りがして、処女だった。
なにより、彼女の性格からして、そうでなければ僕とセックスはしないだろう。
「よく、わからないわ……」
「よくわからない?」
「ええ、でももういいの。結城君のことは、もうなんとも思ってないから」
古手川さんは、少し寂しさを残して微笑んだ。
よくわからないが、何かあったんだろう。
だが、そこはもういい。
問題は、僕と古手川さんがセックスをしたということだ。
そして彼女は超がつくほど真面目な女の子で、同時にハレンチな女の子だ。
彼女が僕のことを好きなのかはわからない。フラれた寂しさからセックスに至ったのか、結城リトにフラれて、僕に好意を抱いたのか。
そのどちらでも、このまま放っておくと、今後彼女は僕と距離を置きはじめるだろう。
前者は僕を慰めの道具にした罪悪感と自分への失望から。後者は自分からふったくせにどんな顔で告白するのか、ならばいっそ距離を置こう、という思いから。
わからないが、ひとつ確かなのは、これが最大のチャンスで、分岐点であるといことだ。
なら、僕のやることはひとつだ。
「古手川さん……!まだ、したいよね……!」
「んっ、ちょ、ちょっと……あんっ」
ひたすらセックスして身も心も僕のものにする。
つまらない感情を全て吹き飛ばすほどの快楽をもたらすだけだ。
今日で古手川唯をものにしてやる。
結局、登校時間ぎりぎりまでセックスしまくった。