※この作品はR-18です。

とある下品な鎮守府の日常 -とゲちん-   作:ハーメルンkpx

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【母乳注意】提督「……む? もしや、これは母乳か?」 五十鈴「えっ」
ぴゅーっ


提督「入れたのか? これに」

 

五十鈴「なっ…………え……どっ……うし…………ぇや!?」

 

提督「えや?」

 

五十鈴「いいい入れてるわけないでしょ!? 何言ってんのよっ!?」

 

提督「いやだって、母乳って風味というか、

   後味がウィスキーのブラックニッカクリアみたいなのが香るだろ?

   暖かくてもそうなんだけど、これは冷えてるし、分離もしちゃって

   余計にその風味だけが残ってるっていうか。ほら、こことか。分離して、塊が――」

 

五十鈴「し、知らないわよそんなこと!

    っていうかぼ、ぼぼ母乳っ……なわけないでしょう!?」

 

提督「ん……まぁ、そうか。出るわけないか」

 

五十鈴「っ……そ、そうよ!

   出るわけっ……ない、に決まってるじゃないっ……」

 

提督「……んー、じゃあこれ、ブラックニッカでも入れたのか?」

 

五十鈴「っ……そ、そう! 実は入れてみたの! ちょっとだけね!

   甘いだけじゃ飽きると思って! ど、どうかしらっ!?

 

提督「確かに、バニラアイスにウィスキー入れたりもするけどさ……。

   これストロベリーサンデーだからな……。

   元々飽きないように酸味が挟み込んであるわけで……」

 

五十鈴「あ……」

 

提督「……ん~……でもなぁ……」

 

五十鈴「……な、何よっ?」

 

提督「ちょっとって言っても、わかるとは思うんだよね。

   俺、やっすいウィスキーだけど、けっこう飲むし。

   これ全然アルコール感じないし……。

   なんだろうなぁこれ……」

 

五十鈴「~~っ!/// も、もうっ!

    好きだっていうからせっかく作ったのに!

    そんなに文句言うなら――」

 

提督「いやいや文句ではないって。……あむ。

   ……うん、上手いよ。俺はけっこう好きかな、これ」

 

五十鈴「!」

 

提督「わざわざありがとな、五十鈴」

 

五十鈴「…………////

    これくらい、普通にあたりまえよ///」

 

 

◇

 

 

提督「――ごっそさん!」

 

五十鈴「お粗末様。……きれいに食べたわね//」

 

提督「美味かったからな」

 

五十鈴「そ、そう////

    ……そんなに気に入った……?」

 

提督「今まで食ってきたサンデーの中で一番美味い」

 

五十鈴「えっ!?////」

 

提督「面倒じゃなけりゃ、また今度作ってくれよ」ハハハ

 

五十鈴「あ……じゃあ、また明日の三時のおやつに、とか……?///」

 

提督「え、いいの?

   大好物だから、明日もまた食えるってのはうれしいけどさ。

   けっこう手間じゃないか?」

 

五十鈴「それは別に、気にしなくてもいいわ。

    材料と手順さえわかっちゃえば、そんなでもないし。

    それに、一日置きに出さないと張って辛いし」

 

提督「張る?」

 

五十鈴「……なんでもない」

 

提督「……そういや、五十鈴は食べなかったな。悪いな、なんか俺だけ……」

 

五十鈴「味見のときとかにちょっと食べたわよ?」

 

提督「あぁ、そうなのか。……味見だけでよかったのか?」

 

五十鈴「う~ん……まぁ、どのみち、しばらくは食事、

   気を付けないといけなくなりそうだし、ね……。

   今回のは、100%で作ってるわけじゃないから、

   だからあんまり食べすぎると、乳脂肪の取りすぎで乳腺炎とか、

   あとは母乳自体にも脂肪分が増えちゃうことにもなるから」

 

提督「……なるほどなぁ。たしかにそれは、難しいところだな」

 

五十鈴「本当にね……。意識して調べてみると、けっこうあるみたいなのよね……。

   母乳の質が悪くなっちゃう食べ物……。

   糖分塩分に脂肪分、とかね。

   だから……ん~……甘味もしばらくは、よねぇ……」

 

提督「……ふむ、それはなんというか……。

   …………でも、それって五十鈴には……

   えっと……関係、がないよな?」

 

五十鈴「……へ?」

 

提督「……ほら、五十鈴って母乳出るわけじゃない、だろ……?」

 

五十鈴「…………」

 

提督「…………」

 

五十鈴「…………ごっほぉ!」

 

提督「うぉ!? 五十鈴っ!?」

 

五十鈴「な、なんでもないわっ!

   そうよね、まったく以て関係なかったわ!///」

 

提督「あ、あぁ。だよな……」

 

五十鈴「えーっと! あっ……器下げてくるわね!」

 

提督「う、うん。頼むよ。

   ……あ~、五十鈴のサンデーのおかげですっきりしたし、

   俺もすぐ執務に戻るよ」

 

五十鈴「っ……そ、そうね。五十鈴も器洗ったらすぐ戻ってくるわ」

 

提督「うーい」

 

 

―ガチャ パタン

 

 

提督「…………ゲフッ……」

 

提督「……やっぱ、そうだよなぁ。

   たとえ少量でも、飲むとマジですぐにゲップ出るもんなぁ……」

 

 

◇

 

 

執務室前

 

五十鈴「…………ふぅ……」

 

五十鈴「…………ふふっ…………ふふふ……」

 

五十鈴「……五十鈴のサンデーが一番?

   普通にあたりまえよね♪///」

 

五十鈴「五十鈴特製の改装されたサンデーなんだから!///」

 

五十鈴(…………でも、ちょっと危なかった、わよね……?)

 

 

◇

 

 

予備調理室

 

鬼怒「――わかる?」

 

阿武隈「……んー……?」

 

由良「本当に入ってるの?これ」

 

名取「よくアイスの材料にしたり、

   それでプリンを作ったりっていうのは聞いたことはあるけど……///」

 

長良「まぁ普通にバニラアイスだねこれ。

   チョコとだったら相性どうなのかなー」

 

鬼怒「1/5くらいしか入れてないからねw」

 

名取「あぁ、普通の牛乳とも混ぜてるんだね///」

 

鬼怒「鬼怒は全部でいいんじゃない?って言ったんだけどね。

   五十鈴姉が途中日和ちゃって……w」

 

阿武隈「やっぱ焚き付けたの鬼怒姉なのね……」

 

由良「あきれた……」

 

鬼怒「や、だって出るようになってからは、

   ここんとこずっと辛そうにしてたし……」

 

「「……」」

 

長良「……まぁ、入渠中は無理だって、言ってたっけ……」

 

名取「他の人の目があるもんね……///」

 

由良「由良たちだけだったらいいんだけどね、ね……」

 

阿武隈「滅多にないもんね、そんなこと……」

 

長良「――あ、パッドは? ほら、母乳パッド」

 

鬼怒「一応、酒保覗いたけど、なかったんだってさ」

 

「「あ~……」」

 

阿武隈「その場合って、どうするの……?」

 

由良「いつもだったら、明石さんか大淀さんに申請出すけど……」

 

「「…………」」

 

名取「私だったら無理だよぉ~……///」

 

鬼怒「さすがに、ね……///」

 

長良「あれ、司令官も最後チェックするしね……w」

 

由良「それにどのみち、搾るには搾らないと、

   張って痛いって言ってたし、ね///」

 

長良「つまり、搾る場と機会が必要、と」

 

阿武隈「あれ?

   でも、いつもトイレで流してるんじゃなかった?」

 

鬼怒「毎回量出るから、長く占領することになっちゃうんだってさ。

   迷惑になるかもしれないし、毎回トイレ長いって思われるのも、ね……w

   あと、外さないように屈んで、洋式便座に近付いて搾ってるらしいんだけど、

   勢いあるときだと、便器に当たって音するんだってさw」

 

「「えっ!?///」」

 

阿武隈「ちょっ……え!? そ、そういうものなの!??///」

 

鬼怒「ん~……w 

   普通どうなのかは鬼怒もよくは知らないんだけどさ……///

   少なくとも五十鈴姉が言うにはそうらしくて……。

   まぁほら、他にも艦娘だし?」

 

長良「関係あるのかな、それ……//」

 

鬼怒「あはは……。まぁそれで、

   小さい音らしいけど、本人は気になるんだって……w」

 

名取「うぅ……///」

 

由良「ま、まぁ……お、音はね……ね……?///」

 

阿武隈「おしっ……んと……///

   前、聞かれるとかもありえないわけだし、

   それは仕方がない気がする……///」

 

鬼怒「それに毎回、ただ捨てちゃうのは

   もったいないなぁとも思ってたしね!」

 

長良「……ふ~ん。それで、これってわけかぁ」

 

阿武隈「これ……んー……つまり、呼び出されたのは

   消費を手伝ってほしいってこと?」

 

鬼怒「マジパナイくらいめっちゃ出るみたいだからね……。

   それとあとは味見かなぁ」

 

由良「味見……?」

 

鬼怒「五十鈴姉と一緒にいろいろ試しててわかったんだけど、

   混ぜる物によっては、風味がまだまだ残っちゃうときが

   けっこうあってさぁ~……」

 

長良「風味が残る……?」

 

鬼怒「なんていうか説明もしづらいんだよね……。

   なので、はい、これが現物搾りたてです」

 

名取「っ……け、計量カップに並々と……///」

 

阿武隈「……え、これ100%?」

 

鬼怒「うん。100%」

 

「「……」」

 

鬼怒「……まぁとりあえず、匂い嗅いでみてよ」

 

 

◇

 

 

由良「おしろいの匂い……?」

 

名取「……ベビーパウダーっぽいかも……」

 

長良「あぁ、名取はよく使ってるもんね。谷間とかおっぱいの下に」

 

名取「う、うん……///」

 

由良・阿武隈「…………」…ギリィッ…

 

鬼怒「あー、言われてみれば、どれもわかるかも。

   あたしは普通に、牛乳っていうか、

   しっかりミルク、って感じたかなぁ」

 

長良「あ、それなら長良も思った!」

 

鬼怒「だよねっ?w」

 

由良「……それは、二人とも普段からよく飲むからそう感じるんじゃないの?」

 

 

阿武隈「…………う~ん……?」

 

 

阿武隈(…………潮ちゃん……?)

 

 

◇

 

 

鬼怒「――それではお待ちかね、いよいよ実飲です!」

 

「「…………」」

 

由良「お待ちかね? ね……?」

 

長良「それじゃあ、長良から」

 

鬼怒「お、さすがぁ!」

 

名取「わ……わぁ……///」

 

長良「……」

 

―ゴクリッ

 

阿武隈「……あれ? けっこう行ってない……?」

 

鬼怒「いい飲みっぷり! パないねw」

 

長良「……んっ…………あぁー……風味ってこれかぁ……」

 

由良「ずっと風味推し続いてるけど、そんなにすごいの?」

 

鬼怒「マジパナイよ!!」

 

阿武隈「えぇ~……///」

 

長良「……うん。これはわかる気がする。ずっと残るねこれ……//」

 

鬼怒「ほらぁ~っ!w」

 

名取「あ、味は……?///」

 

長良「う~ん……」

 

「「…………」」…ゴクリッ…

 

 

長良「…………うん。ゲロ味、かな……」

 

「「」」

 

鬼怒「わかるwパナイよねww」

 

 

◇

 

 

長良「風味はー……なんだろ…………あぁ~……」

 

「「……」」

 

長良「ご飯食べた直後に走り込みしたら、ちょっと戻しちゃって

   喉の方まで出て来たときに、慌てて皆も飲み込むと思うんだけど、」

 

阿武隈「……え? 今、何の話してるんですか?」

 

由良「……」

 

鬼怒「っww」

 

長良「だから風味の話だって!

   それで、すぐ飲み込んだけど、一回はもう喉まで出て来てるわけだから、

   喉奥にしばらくはまだ残ってる感じがするときあるでしょ?」

 

名取「わ、私は食べてすぐとか、お腹いっぱいのときには走らないので……」

 

長良「え?」

 

名取「え……?」

 

由良・阿武隈「…………」

 

鬼怒「~~っ……ケホッ……そ、それで?w長良姉」

 

長良「あ、うん。えっと……それで、

   喉奥にこびりついちゃってるゲロの匂いが

   そのまま鼻から抜けていくときと同じ気がするかなぁ……」

 

由良「……イメージしやすいかもしれないけど、バリ嫌な例えね、ね……」

 

阿武隈「あたし的にもNGです……」

 

名取「あはは……」

 

長良「え~~っ……?」

 

鬼怒「まぁまぁ……w

   さぁ、次は誰いく!?」

 

名取「……」

由良「……」

阿武隈「……」

 

鬼怒「……あれ!?」

 

由良「今の流れでっていうのも……ちょっと、ね……? ね……?」

 

阿武隈「というかゲロ味って言われて、飲もうとは思わないと

   思うんですけど……」

 

名取「…………」

 

鬼怒「えぇ~~……」

 

名取「…………わ、私が行きますっ……!」

 

由良・阿武隈「――!」

 

鬼怒「お、おぉっ!?」

 

名取「……普段から、いつも助けてもらってる、五十鈴姉の手助けに

   なるかもしれないのならっ……!」

 

鬼怒「っ……な、名取姉ぇ……!!」

 

由良「……」

阿武隈「……」

 

長良「うんうんっ……! 姉妹想いの妹がたくさんいてくれて、

   長良は誇りに思うよ……!!」

 

由良「…………」

阿武隈「…………」

 

名取「え、えへへ……///

   ……こ、こほんっ…………えっと…………で、ではっ、名取……!

   しゅ、出撃しますっ!」

 

鬼怒「いいぞ、名取姉ー!」

長良「いけいけーっ!」

 

由良隈「…………」

 

 

名取「……………………っ!」

 

「「…………っ!」」

 

 

名取「…………」

 

 

 

―チビッ…

 

 

 

阿武良「…………えっ」

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