NIGHTMARE TACTICS RAPE R.P.G 作:良田両作
男は死んだ、あっけなく。
男はプカプカと名にもない空間に漂っていた、ぼんやりと今までの人生を振り返っていた。
「なんの面白みもない人生だったな……」
男はそう独り言ちながら虚無の空間に漂っていた。
「そこの君……そこの君……こちらへ」
暗黒しかない世界から彼の後ろから急に眩しい光が溢れ出した、温かいような、冷たいような、なんだか今までに見たことが無いような光、それに呼ばれた男は手で掻きながらそちらの方に向かった。
「私は君たちで言う神様みたいなものだ、こちらの手違いで君を間違えて死なせてしまった」
「……」
「君を蘇させられる事もできるし、全く違った人生を歩むさせることもできる」
「……」
「どうかね?私としてはどちらでも構わないのだが……」
「……」
(黙っていても困るのはこちらなのだがね……)
神様を名乗る存在はそう思いながら、待った。
「……それは打って変わって俺の人生とは真逆の人生をおくれるのか?」
「勿論、君の人生の事を私は知っている」
「砂を噛むような味のしないつまらない人生だったな……」
男はため息をついた。
「主人公になりたい……いやなんだかんだあってハッピーエンドというか、人生上り坂のママ、様々なオンナをハーレムにして、酒池肉林とか悪くないかもな……」
「ふむふむ、ならばこういう世界はどうかね」
虚空からゲームのカセットが現れた。
「NIGHTMARE TACTICS RAPE RPG?略してNTRRPGか……胸躍るタイトルだな……」
カセットにかかれてあるフォントもファンタジーで使われるようなものから、SF風やアメコミで使われるようなもの、筆で描かれたようなもの、ラブコメで使われるようなポップな代物など様々な世界観を彷彿とさせるようなものも彼の心を引いた。
「これで構わないかね?チュートリアルは直ぐに始まるだろう」
「嗚呼、構わない、これで良い」
「素晴らしい人生をおくりたまえ」
男はそのカセットに向かって進んだ、するとカセットが巨大なワームホールとなり、その光の奔流を高速で進んで行った。
その魂は巨大な岩山に向かって降りた、見るからに橙色の岩で作られた天然の難攻不落の要塞だった、その光の玉は玉座に降りた。
「お目覚めですか?魔王様」
「全くいつまで寝ているんだか」
「もう魔王様に向かってその口の聞き方は駄目ですよ」
なるほど、勇者ではなく魔王なのか、まぁそれも悪くない。
フカフカの椅子を堪能しながら、男は3人の美少女を確認した。
メイド服に、頭と背中にはコウモリの様な羽が生えており、人間ではない証拠に、黒いゴムの様な尻尾で三人とも先端がハート型だった。
メガネをかけて青い髪型で巨乳(彼にとってはここ重要)のメイドがこう語りかけた。
「私の名前はアザキュー……魔王様、おはよう御座います」
スカート裾を両手で持ち上げてお辞儀をした、アニメや漫画やドラマでしか見てないその行為に男は感動した、嗚呼本物の異世界なのだなと。
「押忍ッ!私はビュルパッ!」
「そんな挨拶の仕方は古いわぁ〜私はユース、イェース♡!よろしくね♡!」
いきなり、抱きついたと思ったら足にキスをしてきた、スキンシップが激しいな!あぁ!胸が当たる!
たちまちムッとなるアザキューだったが、メガネをくいっながら説明をしてくれた。
「魔王様、御説明をいたします、私達は貴方様に絶対服従です」
「じゃあ、おっぱい出して!」
「承知いたしました」
3人のおっぱいがプルンと曝け出される、どうやら語りかけた順番順に乳輪の大きさが比例した感じだった。
「今回はここまでです、私達魔族はこの名も無き山に居ます」
「ふーん、俺が後で名前をつけてやろう」
「勢力を伸ばす為には、魔王様、貴方様が様々な世界で資材を見つけて」
「あぁ、鉄とか塩とか食料とかか?」
「あと、女性、メスですね」
「メスぅ!どうやって攫うんだよ!」
流石に驚いていたけど、魔王なら問題はないのか?
「百聞は一見にしかず、まずはゲートにご案内いたします、二人共ベットメイキングやお夕飯やお風呂の用意を忘れない様に」
「「了解〜」」
彼は玉座から降りて、彼女の後ろを追った、廊下は洞窟の様に暗いので、カンテラと壁に吊るしてある松明が明かりを灯す。
「もしかしてジリ貧?」
「ええ、ですから魔王様には一生懸命頑張っていただかないと」
トホホ……立ち位置が逆だな、これでは命令されているではないか、と魔王と呼ばれた男は思った。
「ここか?」
「いいえ、ここは後で説明します」
その扉は大きく、彼は何やら嫌な予感とワクワクした感情が混ざりあった、不思議な感覚に陥った。
「色々と部屋がある上に、これは迷路だな……」
「ええ、侵入者を退治にする為に必要ですから」
なるほど、タワーディフェンスゲームの要素もあるのか……
そうこうしているうちに、目的の場所にたどり着いた。
「おお、さっきの扉も大きかったが、こっちの方も大きいな」
荘厳さを感じる扉というか、複雑な細工が施された最早芸術の壁といったところで目測100メートル以上あるのではないか。
「この大きさにもキチンと意味があるのですよ」
「あいや待たれい、その説明は段々と仕事をこなしてくると分かるものだからそれ以上はいらん」
「かしこまりました」
一見大きな扉だが、アザキューは鍵と取り出し、鍵穴にさした、それは大きさで言えば普通のドアの大きさだった。
(なるほど、使い分けられる事ができるのか)
男はぼんやりとそう考えながら、中に入った。
「明かりをつけます」
彼女はそういうと、スイッチを押したらしく、急に明るくなった。
「おお、デカイな……」
天井には巨大な透明な球体があった、しかし男の視線は別の所にも向かった。
(改めてこっちもデカイな……おっとジロジロ見たらセクハラ野郎だと思われてしまうな)
アザキューのおっぱいに夢中だったのである。
「まずは侵略する世界は最初ですのでこちらから選びますね」
「嗚呼、構わないよ、使い方を説明してくれ」
「こちらのキーボードを使って、貴方様が行きたいと思う該当の世界を調べます、そして複数の候補を選んで一つに絞り、時間軸を決めて行くのです」
(ふーんだから、あのカセットのフォントは様々な種類だったのか……ちょっと待てよ?)
「時間軸の移動と言う事は面倒くさいイベントなどを省略できるってことか?」
「ええ、そういうことです、詳しいチュートリアルは現地についてからの方がわかりやすいでしょう」
巨大な球体に地図が映し出される、それは男がいた世界地図に日本の部分が拡大される。
「転送を開始します」
二人共球体から放たれる光りに包まれた。
「おおう……ここは……」
そこは「ソードアート・オンライン アインクラッド編」の第一層であった。
「日本だと思ったら異世界だったか……」
「正確には……」
アザキューからソードアート・オンラインの世界観を説明してもらった。
「えっ!じゃあオレ死ぬじゃん!」
「いいえ、貴方様は死ぬ事はありません、というよりもどの世界についても貴方様が死ぬ事は無いのです」
「じゃあスタート地点に戻るとかそんな感じなのか?痛くないのか?」
大体そのとおりです、と彼女は答えた、しかしパニックになっているのか男はキョロキョロし始めた。
「落ち着いてください、御主人様、私はここにいます」
それは小さな姿になったアザキューだった、男もどうやら彼女の姿は他の人には見えないことに気がついた。
「あ、いや済まない、前世ではこういう事があると落ち着かなくてな」
「御主人様の過去よりも今ですよ、ターゲットのデータを送ります」
ソードアート・オンラインのメインヒロインであるアスナの姿が映し出される。
「おお、なかなかの美人だな」
ムッとしながら彼女は透明なディスプレイの上にちょこんと乗った。
「今から彼女のいる層にテレポーテーションします、呪文はテレポ、良いですね?」
「嗚呼、わかったよ」
具体的な階層は一切聞かずに、彼は飛んだ、一瞬にして周囲の景色が変わる鬱蒼とした森だ、森林特有の独特な匂いを嗅ぐ。
「五感で体感する事が出来るなんて、この世界のゲームは凄いなレイプした後か前に、ちょっと観光したりモンスターを倒してもいいかな?」
そう独り言を言いながら、男は進み出した。
(この御主人様で大丈夫かしら……)
「ここです、ここにアスナが通ると予測出来ます」
「ふむ、罠を仕掛けて上から奇襲をかけるというのはどうだろうから?」
「申し訳ございませんが、御主人様のクラフトレベルだとそういったことはできかねません」
「フーム、レベルが上がるとできるのか」
「ええ、その代わりと言ってはなんですが、雑魚を召喚する魔法と肉体を変化させる魔法はいかがでしょうか?」
「ほう、魔法とはそんな事ができるのか」
「このゲームの中では本来ならば出来ませんが」
「ゲームの中のゲームか、ややこしいな……」
『召喚』と『変身』か……そう独り言を言いながら行った。
「おお出た出た、ハハハブサイクブサイク!」
いかにもトカゲの弱そうなモンスターを出してよろこんでいた。
(子供っぽいわね……このご主人様……)
次に男は変身魔法で鳥になり木に登った。
「おう、高い高い、ハハハ」
その幼さに溜息をつくしかなかった。
じっとアスナが来るのを待つ、その間にもアザキューは彼に魔法の種類を教えていた。
「肉体を変化、瞬間移動、テレパシー、未来予知……エトセトラエトセトラ……覚えきれるかな」
「今はユウキ・アスナの捕獲に全力を尽くしましょう」
「まるでハンターみたいだな」
「ハンター、確かに貴方の仕事は狩人に近いですね」
そう小声で呟いた、独り言だったが彼女も頷いた。
「上手くクリアできれば良いんだが……」
「大丈夫です、あなたならできます」
小さい彼女は頬に触れる。
「親にそんな事言われた事なかったな……」
ドキッとして手は離れた。
(トラウマにふれてしまったのかしら……)
焦燥感が溢れてしまう、役に立たない者や地雷ワードを触れてしまう、叱責されると彼女は思った。
「アレだ!初陣は緊張するなぁ!」
然しそんな事はなく、肉体を変質され顔を怪物の顔にし、木から飛び降りて、トカゲを召喚する。
「何?!」
アスナは驚いたものの直ぐに反撃にうつる。
「シャァ!」
男は変化魔法を使い、身体から触手を伸ばし、体液を放つ。
その刹那アスナはかわしたりするが、よりにもよって胸の白い鎧に当たってしまう。
「キャアアア!!助平!」
顔を赤らめながらアスナはうっかり胸を両腕で隠してしまう。
(大半の女性はああなるわね……)
その隙を狙いアザキューは金縛りの魔法をかける。
(何処か呑気すぎてこの人はあてにならないかもならば!)
途端にアスナの動きが遅くなる。
「……!」
アインクラッドの世界では魔法は存在しない、加えてNTRRPGのチュートリアルである、負けることはない。
触手はアスナの手足を縛り、拘束する。
ギチギチの肉の荒縄が健康的なふとももにまとわりつく姿はマニアにはたまらないだろう。
「はっ……グッ……!」
アスナは死を覚悟したであろう、ゲームオーバー=死のこの世界で。
然し、待ち受けているのは死ではない、単なる気絶である。
「……実は前世の事はあまり言いたくないんだけど……童貞だったんだ」
(そうだと薄々は感じていましたが……)
アザキューは心の中で溜息をついた、ご主人様ガチャはハズレだったのかもしれないと少しだけ思った。
アスナの肌に触れる、お嬢様特有の引き締まった筋肉と柔らかい脂肪が綺麗な柔肌に包まれていて、その感触を味わっていた。
「わぁ……すげぇ……ムラムラしてくる……けど罪悪感も湧くな……」
「なんとしてでも今回のステージはクリアしてください、しなければペナルティがかかります」
「えっ!?そんなのあるの?」
「具体的には私達もわかりかねますが……この可能性もあります」
アザキューは右親指で自らの首を切る仕草をした。
ゾッとしながらも男は自らのスボンを下ろす、幸いな事に勃起をしていた。
(ヤダ……巨根だわ……)
両手で口をふさぐアザキューではある、しかしながら童貞丸出しの魔王と呼ばれる男は恐る恐るパンティーを脱がす、純白であった。
「おおう、これが女性器……オマンコ……」
じっくりと興奮しながら見る、陰毛は整っており、上品さを感じた。
「う……穴が2つある……」
「上は尿道、つまりオシッコをするところです!」
「ありがとう、君といると助かるよ」
(惚れてしまいそう……い、いやわたくしはチョロくないわ!)
指で暖かく、若い雌肉の感触を楽しみながら、潤滑油である愛液が出るのを見計らって一気に挿入した!その刹那アスナは破瓜の激痛で目を覚ます!
「いやぁ!やめてぇ!変態!」
肉蛇がアスナの口をふさぎ、猿轡と化す。
「……!……!……!」
美しき少女剣士は声にならない声を絶叫しながらも手足をジタバタさせながら抵抗をする。
牛の八つ裂き刑に似た体勢でアスナはリズミカルに犯され、侵される。
パンパン♡パンパン♡パンパン♡パンパン♡
「ああクソッ!おっぱいが柔らけぇ!」
人に見つかったらどうしようという恐怖と肉欲の快楽に溺れるという複雑さから男の興奮は頂点に達した。
ビュルビュル♡ビュルビュル♡ビュルビュル♡
「気持ち良い〜!!」
アスナは明らかに軽蔑と怒りなど、この世のマイナスの表情を見せていた。
「ごめんアザキュー……急激に気持ち悪くなってきた……」
さっきのハイテンションは何処へやら、いきなりレイプをしてストレスがマッハになったようだ。
「ご安心ください、その為の我々ですから」
催眠魔法をかけ一度アスナを眠らせ記憶を消す。
「ポケットにある布でザーメンを拭いてください」
分かった、という二つ返事で丁寧にそれをおこなった。
「この魔法はかなり限定的で何回も使えるものでは有りませんが……」
すると破れた鎧や下着などが修復される。
「ありがたい……何か食べていたら吐いていただろうな……」
男はおちんちんを拭きながらそういった。
「……はっ!」
「おーい!アスナ!大丈夫か?」
アザキューが見てくれた、資料の中にいた気をつけないといけない黒いコスチュームの男、アスナの恋人であるキリトがそこにいた。
「おう、シュウ!アスナと一緒にいたのか?」
「シ、シュウ?」
男は困惑した、そんな名前なのか俺は?
「どうしたんだよ?鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして?」
「あ、嗚呼、アスナが気絶していたからな……お、俺が守って上げたんだよ!」
「回復薬とか無かったのか?」
「あるけどさ……」
(魔王様……今わたくしアザキューが語りかけています、このまま話していたら化けの皮が剥がれる可能性があります、適当に話をごまかして逃げてしまいましょう)
(そ、そうだな……)
「よ、用事を思い出した!」
「おいおい、お前は相変わらずだな……」
「キリトさん、走るの早すぎます!」
槍を持った少女が現れた、装備もそれなりにしっかりしている、男はアインクラッドの事は分からないが、自分の装備は3人に比べると最低限のものに感じた。
「誰?その人?」
その声は明らかに嫉妬と警戒の眼差しを向けているアスナだった、さっきとは大違いだったが記憶がない上にヘイトが無いのも男はホッとした。
「彼女はサチ、ほらこの前言っていた小さなギルドの……」
「おっといけない用事を思い出した!」
男は心の中でスタコラサッサと逃げて、なんとかしてアザキューの手引でソードアート・オンラインの世界から脱出できた。
「ビショビショですよ、食事の前にお風呂に入りましょう」
「久しぶりにこんなに走ったよ……」
男は膝を付き両手で床によつん這いになり、アザキューから見れば汗を流しているように見えるが、涙も流していた。