NIGHTMARE TACTICS RAPE R.P.G 作:良田両作
第11話レムリナ・ヴァース・エンヴァースレイプ
……一方その頃。
白い未来的な部屋、そこに一人の車椅子の少女がいた。
白い肌を持つエレガントなお姫様。
パステルピンクの短髪、
黒いヘアバンド、
淡い青色の瞳がエキゾチックである、
ゴシック風のデザインの長く流れる白と黒のコントラストが輝くドレスを着ており、ドレスは主に白で、
前が開いた黒のオーバーコートのようなレイヤーである。
「……スレイン様……♡」
レムリナ・ヴァース・エンヴァースレイプ、ここはアルドノアゼロの世界である。
「くだらない戦争ゲームは終わりだ」
スレインはまるで大魔神の様に腕を顔にゆっくりと覆う。
「……!」
彼女は絶句した、そこには見たこともない黒髪の少年がいたからである、ジュウである。
「やっぱり昔のアニメは最高だよ、今のアニメはカスだ、2クールのアニメを観るのは時間がかかるから、劇場版を見たのは正解だったよ……」
「何を言っているんですか……!スレインは何処にいるんですか!?」
「スレイン?彼は僕であり、イナホも僕さ……あゝこれは火星の技術じゃないよ、僕の魔法さ」
すると今度はイナホの顔になる、しかしまたジュウの顔になる。
「何が目的なんですか!」
「セックスだよ、ああ心配しないで、ちゃんと避妊はするから、まだ赤ちゃんを持つのは早すぎんだよね、それと世界の真実をね……」
「最低!」
「最高だよ、僕は」
彼女は車椅子に隠し持った拳銃を向ける。
「やめたまえ、そんなおもちゃを向けるのは」
パン!パン!
乾いた空気が響く音がする、命中する!身体に赤黒いシミが浮かび上がる、倒れる。
「やったわ……」
しかし次の瞬間、立ち上がる。
「跳ねっ返りのお嬢様は好きですよ……♡そしてね……♡」
彼は一瞬に距離を詰める、そしてキスをする。
「……!」
舌と舌が絡み合う、彼女は歯で抵抗をしようとするが、硬くて噛み切れない、それどころか歯が砕ける。
パシン!
乾いた空気が響く車椅子のお姫様は床に転落する。
「あ〜あ、せっかくのきみのファーストキスが血の味になったじゃないか……」
血を吐き出す、哀れな女、そこに改めてゆっくりと近づきキスをする。
「……!これは……!」
「僕のキスは麻薬だよ、火星のプリンセスに耐えられるかな……♡」
キ、モ、チ、イ、イ
脳内物質が全身に広がる、ヴァギナから愛液が発生する。
「なにこれ……♡」
彼女は股間を抑えながら、そういう、そして世界の真実に気づく。
「嘘……アニメの世界……」
「そう、アルドノア・ゼロというアニメの世界、君はその世界の住人、スレインは捕まるだけどね……ソンナコトナイヨ」
彼女の中に絶望と快楽が広がる。
「茶番劇だというの……」
「このアニメの監督が務めたRe:CREATORSという作品はね、アニメとか漫画のキャラクターが現実に召喚されるというお話でね、アレも面白かったけど、僕はその逆バージョン」
「何がしたいの……」
「言ったでしょ♡とりあえずレイプ」
「最低……!」
「テンプレートな言葉しか吐かないね君は♡ああRe:CREATORSにも似たようなセリフがあったね……♡」
ビリビリビリビリ!!!!
黒と白のドレスが簡単に彼の膂力で敗れる、やはり下着も黒と白のパンティーとブラジャー、言うまでもない、高級品である。
「やっぱり足が不自由だから♡太ももは細いね〜♡」
「無礼者!」
涙をボロボロ流しながら手をバタバタさせる。
「この顔がいいの?」
銀髪のスレインの顔になる、しかし一瞬に戻る。
「いや!やめて!」
下着も破られる、王族のプライドも破られる。
「ふむ、やはり太ももは細いな……低重力でしか立てないというのは不便だな……♡まるで干物だな……♡胸はそこそがあるな……♡流石王族、いじめられていても栄養はそこにいくか……♡」
男はゆっくりと彼女の股を開く、それは濡れていた。
「まずはコレクションを……♡流石王族、下の毛、陰毛も整っているね……♡」
「やめて!変態!」
どこからともなく、男はナイフを取り出す、そして剃毛を開始する。
「うぐっ……うぐっ……死ね……変態……」
大粒の涙を流し、罵倒の言葉を浴びせる。
「やっぱり下の毛もロイヤルピンクなんだね……」
それをポケットに入れていた小さな袋にいれる。
「こんなことをして何が楽しいの……!」
「楽しい、神様だから、僕がこの世界にとってのルールさ」
「なんて傲慢なの……」
「おしりは小さいし、これは今は出産に向いてないな……♡」
「……」
「さっきも言ったけど、ガキを産ませる予定はないから」
「……なんでよ……」
「おれの母親はタイムスリップした、そしてその時代の男と寝たのさ、現代に戻り、俺を産んだ、男は歳を食っていた、そして母親は男漁りさ」
「血を引いているのね……バカみたい……」
クスクスと涙を流しながら笑った。
「そうさ、みんなバカみたいなもんさ……」
そういいながらもジュウはこんなことをして永遠に続けていられるだろうか……?と考えていた。
「やるならやりなさいよ!私も火星のプリンセスよ!」
「度胸のあるオンナは嫌いじゃないさ……」
黒いズボンを下ろすジュウ、それは彼女の持つ拳銃よりも大きかった。
「……!大きい……!」
「まるで馬だな……と言われるよ♡既に濡れているからいいな♡」
「……覚悟したわ……どうせ私に選択権はないのでしょう?」
「まるで処刑される、マリー・アントワネットやジャンヌ・ダルクのつもりか?笑わせやがる」
ズブリ!その黒い拳銃を彼女の的に狙いを定める。
「〜!!!痛い!!!」
「火星の姫君のクレーターと洞窟は小さいですのう……」
下卑た笑い声を上げながら、侵略者は笑い続ける。
火星の姫君を必死に歯ぎしりをしながら、最後の戦いに赴こうとしていた。
「心の中までは貴方に犯せさせないわ……!」
ペッと唾を吐く、頬に当たる、しかし男は侵略をやめない。
「気の強い女をもて遊ぶのは俺の趣味だ、それにさっき唾液を交換した仲じゃないか……♡」
「貴方もテンプレートみたいなことを言うのね……」
運動のレベルが上がる、怒りではなく、自分勝手な行為……
「レムリナ!中に出すか、外に出すか、どっちがいい?」
彼にとってはどうでもいい質問だった。
「外に……外に射精(だ)して!」
「は〜い♡!了解〜♡」
ビュー♡ビュー♡ビュー♡ビュー♡
白濁液が、彼女の下腹部を大量に染める、引き抜かれたペニスは未だにギンギンだ。
「胸も揉んでおくか……♡」
「終わらないのね……」
レムリナとジュウの心の距離は近づくことはない、彼女は怒りと悲しみに包まれながら呆れた。
「ふむ、アセイラム・ヴァース・アリューシアに比べたら少々小ぶりか……」
その名前を聞いて、キッ!と目を開ける。
腹違いの姉と比べられていじめられた過去……地球人というだけでいじめられていたスレインに恋をしていたのに……スレインはアサイラム姫に恋をしている……
そんな泡沫の恋は彼女にかかっているザーメンの泡のように消える……
「あの女のことは言わないで……!」
火星の小さな双丘を指や舌で攻める……
「……フフ、くすぐったい……」
嘲笑を浴びせる丘の持ち主、舌は首からうなじに……
「……うっ……」
レムリナはそう嫌悪感を露わにする、その時、彼のポケットから通信音とバイブレーションが鳴る。
「誰だ……一体……?お祖父様!?」
興がそがれたと思ったが、尊敬するおじいちゃんとくれば話は別である。
「お祖父様って……貴方も所詮人間ね……」
「なんとでも言え、お前は俺の掌のうちさ、今は気分がいい、そうだな……その足を丈夫にしてやろう」
その掌は汗をかいていた、両足に触れる。
「……嘘でしょ……」
足に猛烈な違和感を感じる、それは初めての彼女の経験……
「ここは地球と同じ重力下だ、ゆっくりリハビリテーションをしよう、俺はフェミニストではないが、そこそこ寵姫を大切にするからな……」
「ようは愛人じゃない……」
「そうだな、だがもっと地獄を味あわせてやることもできるぞ」
ジュウはさっと着替えた。
「なら見せてもらおうじゃない……」
必死に抵抗の意思を見せる、レムリナ姫、全裸になってもその意思は変わらない。
彼はスマホをいじる、ガチャンと乾いた音がする。
「所詮この世は夢幻……」
部屋の壁がサイコロの展開図のように外れる、宇宙船の風景も合成だったのだ。
「テレビ局のセット……?」
カメラ、カメラ、カメラ、マイク、そしてスタッフに観客……
「まずはその裸をなんとかしろ、観客に笑われるぞ」
レムリナ姫というキャストは辺りを改めて見回した、笑い声が響き渡り彼女はそれを聞いた。
「いやあああああ!!!!!」
「坊ちゃま、本当に大丈夫なのですか?」
運転手のベルメリアがそういう、水星の魔女の登場人物だが、今は現実世界で受肉している。
「はー、確かにな……よりによってクソババアのいる実家とはな……」
祖父が指定した場所は、ジュウの実家である。
「とりあえずお土産は見繕いましたが……」
「ああ、構わない、しかし知りたいことを知るためにはどうしても必要なことだ、我慢するよ」
「少し変わりましたね……」
ベルメリアは運転しながら、そういった。
「変わった?俺が?」
「ええ、前は同年代の男性に興味はなかったのに……」
「そうかな?」
窓の風景を見ながら、そうつぶやいた、上り坂と山……
そうこうしているうちに、ついた。
「ただいま、ベルメリアさんは車で待ってくれ」
「かしこまりました」
「いつ見てもデカい白い家だ……掃除するのも大変だろう」
彼の母と彼の祖父と祖母がいた。
「ジュウ、あんな下品な小説を書くのは辞めなさい」
「五月蝿いな、母さんやおじいちゃんだって、エッチな小説を書いているじゃないか」
「私と父さんはプロよ、口答えはやめなさい」
「俺はジュウの話は好きだぞ、荒削りだが、才能がある」
「お父さんは黙っていて……!」
「まったく跳ねっ返りと異性に手を出す癖は誰似たのやら……」
ポリポリと頭をかく、彼の祖父は身に覚えがあるのだ。
「それに今書いている小説はバトルモノです、エッチなシーンは少ない」
「ほう、そうか……」
「まったく学校の成績がいいから良いもの……」
「ヒトミやシンは元気にしているの?お土産を買ってきた……」
シュークリームの箱を机に置く、無論高級品である、祖父と母、二人とも好きだし、家族全員好き、つまりは安全牌である。
「おおう、気が利くな……」
「アイにいじめられているわ……全く誰にたのやら……」
「本題に入りたい、おじいちゃん、アレはどうなったの?」
「ああ、それか……二人で話そう、席を外すぞ……」
「シュークリーム一個、いただくわ……」
母親は台所に、向かった、お茶を注ぎに行くのだろう。
「みんなにあげるぞ、これ」
祖父はよっこいしょといいながら冷蔵庫からジュースを取り出し、シュークリームの箱を持って、階段に二人は向かった。
「誰かに聞かれると不味いからな……よいしょ……」
彼の祖父はガラケーのような細い折りたたみ式の杖をポケットから出した。
「盗聴防止?入念だね……」
「アレを本当に『リアリティーレムル』で手に入れたのか?……だとしたら大変だな……」
彼は根本的に勘違いをしていた、シュウがやっているのはNTRRPG、彼がやっているのはリアリティーレムルである。
「カードの材質から?」
「いや手垢じゃな……知り合いに持ち主を探す能力者がいるのだが……」
「詳しく知りたいけど……どこの『世界』なの?」
「あまり近づかない方がいいかもしれん……なぜなら……」
祖父はゆっくり階段を上がった、ジュウもそれを追う。
「……あまりためないでね、おじいちゃん……」
「このカードの持ち主の本来いた世界は、もうすぐ滅ぶからじゃ……」
「嘘でしょ……?」
シリアスな顔をしながら盗聴防止の機械を止めた。
「ヒトミ、シン、入るぞ」
シンの部屋のドアをノックをする、どうぞと声がする、ガチャリと入る。
「兄さん、帰ってきたの?、あっお祖父様、こんにちは」
「めずらしいわ……お祖父様、こんにちは」
二人ともマンガを読んでいた。
「『彼氏彼女の事情』か……何処らへんだ?」
「地の繋がらない兄と妹の辺り」
「「……そうか……」」
ジュウと祖父は二人は何も言わなくなった、そして部屋を出る。
「お義父さん、ジュウくん、こんにちは」
「お父さん、こんにちは、どうぞ」
ぎこちない返事をするジュウ、シュークリームを渡した。
「下で食べましょう」
ジュウのお父さん、というが、実は義理の父親である。
人の良さがあり、良い人である、が多少わだかまりがあるのも事実である、ある程度距離をとったほうが良い、ジュウは総判断している。
「いえ、結構です、もう用事は済んだので……」
他人行儀な言い方をしてしまった、しかしジュウの心情としてはもうさっさと帰りたかった。
家族のプライベートをエッセイに書かれてキレて家出して、最初に叔母の家に駆け込み、世界の真実の一部を知った、そして次に祖父と祖母の家に駆け込んだ。
「この家にルールがあったように、この国やこの世界にルールがある」
「ではそのルールは誰が決めているのか?『偉い人』『大人』『管理者』……」
NTRRPGをプレイして、ジュウはそれを小説にすることにした、ネットに発表したのである。
彼の母親は激怒したが祖父は喜んでくれた。
「シュウに会ったときに、ゾッとした……あんなやつは生まれて始めてだ……」
「おぼっちゃまだからな……」
「アイツのことが気になる……同性愛者ではなく、作家のカンみたいなものが……」
「まだ卵だけどね……」
そう一瞬思考した、そして二人で一階に戻る。
「ただいま、あっお祖父様……!こんにちは……クソ兄貴……いたんだ」
「バカヤローいて悪いか?」
「アイよそういう事を言ってはいけないぞ、フフフ……」
「「何がおかしいんですか……」」
「兄のことを思い出してね……フフフ……」
変な空気が流れた、祖父の兄、即ち伯祖父もかなりの有名人なのだが、ここでは説明するのをやめようきりがない。
(大伯父さまと一体何があったんだ……)
ジュウはそう思った。
「あのおじいちゃん、世界のことなんだけど……」
「シッ!声がでかいぞ、世界史の授業ならわしの家で教えよう」
(ああ、そういうことにするのね……)
「あの運転手さんにママーって甘えているんでしょ?w」
アイはそういう、しかし二人は完全に無視した。
「ベルメリアさんも元気じゃな……」
「おかげさまで……」
ジュウは祖父と彼女の会話に関心した、今の時代、ベルメリアさんを見ても誰も知らない、いたとしても「似たようなコスプレの人」扱いだろう。
「さあ行こうか、こんなところあまりいたくないんだ」
車は3人の乗せて出発した。