僕のちょっとエッチな夏休み~My Erotic Summer Vacation~ 作:浅見智幸
「修平。ちゃんと勉強するんだぞ」
なんだかんだ言って両親は昼前に出掛けた。
季実子姉ちゃんが来るのは夕方かららしい?
昼ごはん代に500円もらったので、近くのコンビニで弁当を買う。
ブルーの色合いに、飲み物の瓶がデザインされたようなお店が、家から走って2~3分のところにあるが、疲れるので僕は歩いて行く。
レンジでチンすればすぐに温かい弁当が食べられる。便利な世の中になったもんだ。
「修平きたよー」
寝転がってテレビを観ていたら季実子姉ちゃんの声がした。
「開いてるから、入ってきてよー」
言ったのに、なかなか僕がいる部屋には来ない。
(もうっ・・・いつもなら厚かましく上がって来るのに・・・)
「わ~っ!」
玄関に回ってみればと、姉ちゃんの後に背の高いオトコがいる。
なんじゃ?コイツ。
「カレ、つれて来ちゃった」
長い舌をペロッと出して言う季実子姉ちゃん。安上がりのデートだ。
僕がテレビを観ていた部屋にカレも上がり込んできた。
「カレね、北沢浩二と言うのよ・・・よろしくね」
「修平くんだね・・・ヨロシクね」
なんか軽そうなオトコ。
首にはキラキラ光る犬の首輪みたいなものをして、髪は虹みたいに7色に染めている。チャラ男だよ。
僕がテレビを観ていたら、季実子姉ちゃんとカレが平気でキスを始めた。
逃げ場がない僕は、気づかぬふりをしてテレビを観るしかない。
僕と2人の間には小さなテーブルがある。お茶などを飲みながら居るときに使うテーブルだ。
そのテーブルには4本の脚がついている。
テーブルの下から、キスをしている季実子姉ちゃんとカレを見れば、2人の顔が見えないように、僕の顔を見えてないはずだ。
こういう時だけ総身に知恵が回る僕。
畳に、へ張りつくようにして寝転がれば、忍者のように僕の姿はテーブルに隠され見えないはずだ。
「スキだよ・・・愛してる・・・」
ドラマのようなセリフが聞こえたかと思えば、口と口を合わせてまたキスを始めた2人。
足を崩し、横に座っていた季実子姉ちゃんが着ているスカートがずり上がり、パンストを穿いていない脚がもろに見えた。
母さんの脚よりも白い足。
チュッ、チュッ
の音が強くなってきたときだった。
「ダメよ浩ちゃん・・・修ちゃんがいるわ」
何かを企んでいる2人。
しかし、展開はわからなくても季実子姉ちゃんの脚の動きはエロティックだ。
キュッとしまった足首からしなやかに上がっていく脚。
徐々に崩れていく季実子姉ちゃんの横座り。
スカートの裾が上がれば、白くて大きな太ももがチラチラと見え隠れしている。
精通が終わっている僕のおチンチンは半端なく硬くなっている。
母さんの足を見ても、反応は少ししかないけど季実子姉ちゃんは違う。
ひょっとすると、季実子姉ちゃんたちはエロいことを僕が居てもするのかなぁ。
「修平。宿題があるんじゃないの・・・」
母さんの言葉にそっくり。僕を二階へ追いやろうとする季実子姉ちゃん。
しかし、この声掛けは、僕にとっても好都合だった。
膨れていたおチンチンがもう限界に来ていたのだった。このまま季実子姉ちゃんが何も言わなかったら、僕は精液のお漏らしをしていたかも知れない。
名残惜しかったけど僕は立ってトイレに行った。
問題はトイレを出るときだ。小便が終わった合図に勢いよく水をジャーと流せば、季実子姉ちゃんに音が聞こえエロいことを中止するだろう?
もし、音を最小限に絞れば・・・トイレを出た僕は2人のイチャイチャを覗けるかもしれない。
悩んだ挙句に、音を出さずにトイレを出て2人がいる部屋を覗けばもう何もしていない。
チェッ
僕はトイレに戻り、水を勢いよく流すとテレビの部屋に戻った。
「修平。カレを表まで送って来るわ」
デート場所に使われた僕の家。
な~んてこと言って、また外に出たらチュッ、チュッするんだろう。
家に一人で残されて15分。僕がコンビニに行くよりも長い時間のまちぼうけ。
「修平。なに食べたい?」
帰ってくるなり、晩ご飯を尋ねる季実子姉ちゃん。デリカシーがない人だ。
メニューは僕が知っている。母さんが、料理が出来ない季実子姉ちゃんの為に、テイクアウトの出前が来るはずだ。
「どうせ。出前でしょう?」
「バレたか~」
懲りない季実子姉ちゃんだ。
「それよりもお風呂沸かしてよー」
僕くんちの風呂は要領が要る。
浴室内からボイラーを点火させるのだが、ダイヤルを捻るときが難しい。僕が何回捻っても火は点いてくれない。
つづく