ヒロイン全員百合レズ 作:XW
分かりづらければ申し訳ございません。
その他雑な部分もありますが、そちらもご了承してくだされば幸いです。
それでは、どうぞ。
本来、女性の悲鳴と喘ぎ声が鳴り渡るはずの娼館アンダーエデン。
だが今のアンダーエデン地下には、オーク達の悲鳴が鳴り響いていた。
「ハァアア!!」
「どりゃ!!」
「そこぉ!!」
『ぐぎゃあああああ!!』
ハユルの斬撃、百花の蹴り、ゆきかぜの銃雷撃によってオーク達は次々と倒されていった。
「ったく!! こないにオーク共がうじゃうじゃいるって、どないなっとんねんここは!?」
「百合子さんの話だと、オリジナルのアンダーエデンも魔人やらがいたらしいですよ!?」
「らしいわね!? まったく……こんな奴らに身体好き放題されるって、エロ調性でもされたの私たちのオリジナルは!?」
オークを倒しながら話し続けるハユルと百花とゆきかぜ。
その道中、牢屋に捕らわれている数名の女性たちの姿を見てしまった。
「ねぇ!? この人達はどうするの!?」
「みちるさんが言うには、ここを制圧した後に救出するらしいです!! それより今は!?」
「あぁ!! 戦乙女隊や凛子の居場所を探さんとな!?」
そう話した後、再びアンダーエデン内のオーク達を倒しながら進み続けるゆきかぜ達だった。
―――――
「スプリットミサイル……発射!!」
一方、ゆきかぜ達と別行動をとっていたみちるは、近づいてくるオーク共を倒していく内に、一つの部屋の前に到着した。
「ここは………」
部屋が気になったみちるはビーム刃、プラズマカッターでドアを切り裂いて中に入ると、そこは何らかの研究室のようだった。
「…………っ!!」
そんな部屋の中を警戒しながら探索していたみちるは、目の前で見つけたのを見て目を見開いた。
「水月……晴子……それにこいつは、」
何せ目の前にある、カプセルの装置に設置されてる肉壁に戦乙女隊の水月と晴子、そして雛鶴が囚われていたからだ。
―――――
『はぁああああ!!』
一方ヨミハラ最深部出入口近くでは、堕姫と愛音と雲母達との戦闘が激しく続いていた。
堕姫が繰り出す帯をユリシアと宙が空中から狙撃し、その隙を付いて愛音と雲母が堕姫本体へダメージを食らうと言う戦法を続けていたが……
「フン……どうしたんだい? 優れているのはその身体だけってわけじゃないんだろうね?」
堕姫は今だにへばる事なく、余裕の表情を浮かべていた。
「くぅ……やっぱりそう簡単には倒されてくれない見たいね。」
「あれでまだ本調子じゃないから、なお恐ろしい。」
そんな堕姫を空中から見下ろしながら話すユリシアと宙は、堕姫の髪の色を見ていた。
堕姫の髪の色が黒色と言う事はまだ弱体化している状態で、なおかつ今だゆきかぜ達が分身の方を片付けていないと言う事だからだ。
「百合子の話が本当なら、アイツの髪の色が白くなった時が本領発揮……一番気を付けないといけないって事よね。」
「出来ればハユル達が救出完了する前にこいつ倒しておきたいって所だけど……そう簡単には行かないわね。」
作戦開始前に百合子から聞いた堕姫の情報を思い出しながら雲母と愛音が話していると、堕姫は帯を周囲に再展開した。
「コソコソ話は終わりかしら? さて……次はどう来るのかしら?」
そう余裕を見せながら話す堕姫を見ながら、愛音と雲母達は構えなおすのだった。
―――――
「ゲホォ!! ゲホォ!! こ、ここは……」
「確か……私達は、潜入した店に敵が潜んでるのに感づいてこっそり逃げようとしてそれで……」
その頃、全身に謎の液体が付着し、全裸のまま目を覚ました晴子と水月がせき込みながらも、自分たちに何があったかを思い出していると……
「二人共、目を覚ましたようだな?」
『っ!? みちるさん!?』
二人と雛鶴を助け出したみちるが声をかけ、そんなみちるが雛鶴を膝枕してるところを見て声を上げた晴子と水月に対し、みちるは何があったか説明し、二人も簡単な話を済ませた。
「なるほど……店に主犯がいることに感じた矢先何者かに捕らわれ、先ほどまであのカプセルの中に居たって事か?」
「……面目ありません。まさか主犯がそんな奴だったなんて……」
「うぅ~弁解も出来ないなぁ。」
二人の話を聞いたみちるが顎に手を添えながら言った後、悔しそうな顔を浮かべながら呟く水月と晴子。
「とにかく、お前達は先にこの人を連れてここから出ろ。念の為にナノマシンウイルスの解毒剤を、気を失ってる隙に飲ませたから大丈夫なはずだ。」
「こ、これくらい平気で……っ!?」
みちるの言葉に対して水月がそう言いかけながら胸と膣を隠す際に手が触れた直後だった。
「んはぁあああ!?」
「っ!? 水月どうした?!」
胸と膣に触れただけで絶頂し、俯けに倒れた水月を見て声を上げるみちる。
「ご、ごめん……ハァ…ハァ……胸とアソコに……触れただけで…んはぁ…私……」
「そ、そう言えば私も……んぅ、こうしてるだけでも身体中、何かにチクチクされる感触が強くて……」
息を荒くしながらの水月と晴子の話を聞いた後、顔が赤くしながら生き苦しそうに息をする雛鶴を見たみちるは、先ほどまで水月と晴子と雛鶴が入れられていたカプセルの液体の正体が分かった。
(この液体……媚薬か!? しかも三人の様子を見る限り、かなり強力な……それをずっと身体中に媚薬漬けにしてたって事か。悪趣味な……)
そう歯を食いしばりながら考えた後みちるは、オークとの戦闘中に回収した、KISARAGIのデバイスを二つ水月と晴子に向けて投げた。
「これでマテリアアップしろ。マテリアル体なら、最低限は体を動かせるはずだ。」
「う……うん、」
「わ、分かった……」
みちるの話に頷いた後、水月と晴子は媚薬漬けにされて少し動くだけでも感じる身体の感覚を押し殺しながら、デバイスを手に取り……
「んんぅ……マ、マテリア…」
「アップ……」
水月と晴子はマテリアルアップしてマテリアル体に換装、衛士強化装備になった二人は、ようやく落ち着いたらしい。
「よし……他の皆も私達が救出する。だからお前達は安心してこの人と一緒に……」
「りょ、了解……」
「役に立てなくて……ごめん。」
そんな二人を見てほっとしながらも、雛鶴を二人に渡しながらみちるが言った後、二人は申し訳なさそうに言いながらも、水月が雛鶴を抱きかかえる形でこの場から走り去った。
「………さて、コール……ゲシュペンスト。」
それを見届けたみちるはデバイスを手に取り、再ゲシュペンストを纏った後部屋を出ると、すぐ近くにオークが待ち構えていた事に気づく。
「……貴様ら、私の可愛い部下をずいぶん痛めつけてくれたそうだな。」
そんなオークに対して言いながら、みちるは睨みつけるのだった。
いかがでしょうか?
こちらも前後編合せて書いてから投稿しようと思いましたが、長すぎるのもあってまた分けました。
サブタイトルの意味に関しては次の後編の方でわかると思いますので、次回も見てくだされば幸いです。
失礼致しました。