ヒロイン全員百合レズ 作:XW
今回はあるアニメのパロディ部分? 的なのがあるので、それ以外にも問題などがありましたらコメントで教えてください。
後今回は短いながらも戦闘場面メインの話です。
それでも良ければ、どうかご覧になってください。
それでは、どうぞ。
「そこぉ!!」
『グバァアア!!』
「ったく……数だけは本当多いんだから。先輩達はどこに……」
次々とオーク達を撃ち倒しながら、アンダーエデン地下内を進み続けるゆきかぜが息を整えながら呟いた時だった。
「ゆきかぜさん!? こっちです!!」
「っ!? 何かあったの!?」
ハユルの呼び声を聞いたゆきかぜがハユルの元へ行くと、ハユルと一緒にいた百花の目の前には、大きな扉があった。
「みちるさんが倒したゾクトと言うオークから奪い取った端末にあるアンダーエデン内の地図によると、どうやらここは特別牢獄室だそうです。」
「って事は、ここに戦乙女隊の皆や凛子が?」
「……可能性は高いですね。」
端末を見ながら話すハユルの話に百花が聞き、それにハユルが答える中、ゆきかぜがドア付近に更に近づくと……
「んぅ? ゆきかぜさん?」
「何して……」
ハユルと百花が声を掛けたのもつかの間、ゆきかぜはライトニングシューターの銃口をドアを開くための装置に近づけると、そのまま雷撃弾を発射して壊した。
「だったら早く突入しよう。こんな所……先輩達連れて早く出たいし。」
「そ……それもそうやな。なら……」
「一気に突破します!!」
ゆきかぜの言葉に一瞬驚いたものの、すぐに頷いた百花とハユルが同時攻撃でドアを破壊し、ゆきかぜと共に部屋内に突入した。
『っ!?』
すると部屋には捕らわれた女性の姿はなく、あるのは上に無数にぶら下がっている帯だけだった。
「な……なんやこれ?」
「帯? それに人の気配が一人も……」
「っ!? いや二人とも、あれを見てください!?」
無数の帯を見上げながら百花とゆきかぜが呟いた直後、何かに気づいたハユルが指さした方を見ると、そこには舞姫だけでなく須磨にまきを、更には戦乙女隊の多恵と茜と祷子と萌香が、帯の絵柄のように捕らわれていた。
「舞姫!?」
「それにあそこに居るのって、確か戦乙女隊の!?」
「捕えた女性を取り込む帯……百合子さんの話もこれで確証されたって事ですね。……となれば!!」
舞姫達を捕えた帯を見ながら百花と雪風が驚き、ハユルも冷や汗をかきながら呟いた直後、三人はそれぞれ構えた。
「顔や身体を破ったら何かあるか分からん!? だから傷つけないように気を付けながら破くで!?」
「あなたに言われなくても、そのつもりです!!」
「それじゃあ……行くわよ!!」
『はぁあああ!!』
百花とハユルが話したのち、雪風の掛け声とともに百花が蹴りで、ハユルが斬撃で、そしてゆきかぜが雷撃弾で百花達を捕えた帯を破り、同時に舞姫達も解放された。
「痛ぁ!! 痛ぁあああああ~……」
「うぅう~ってあれ? ここどこ?」
「私達確か……」
「変な帯に捕らわれてそして……」
「皆さん!?」
帯から解放され、目を覚ました茜と多恵と萌香と祷子が話していると、そんな四人にハユルが声をかけた。
「っ!? 君は……」
「皆さんと同じ、KISARAGI所属の者です!! 伊隅みちるさんと一緒に、助けに来ました!!」
「みちるさんと!?」
「今は別行動してますけどね!? 他の人達も私達が解放しますので皆さんは……」
祷子の問いにハユルが答え、ハユルの話を聞いた多恵達にゆきかぜも言った直後だった。
《私の食糧庫兼監獄に勝手に入って来てるのがこんな可愛らしい小娘共だったとはね……》
『っ!?』
突如として声が聞こえ、振り向いた先には一本の帯が宙に浮いており、その帯には目と口が付いていた。
(こいつまさか……堕姫の分身?!)
《オーク共だったらぶち殺してたけどねぇ……ふむ、二人ほど肉付きの良くないのもいるが、痛めて楽しむ程度には良いかしらね?》
「……なんか私、喧嘩売られた感があるんですけど?」
「偶然やな、ウチもや。」
その帯が堕姫の分身だと気づいたハユルが思う中、堕姫の分身が言った事にブチ切れかけたゆきかぜと百花が呟いた直後……
《それじゃあ私の帯から落ちた奴らを回収と一緒に……こいつらも私のおもちゃにしてやるよぉ!!》
『っ!?』
堕姫の分身が言い放ったのと同時に周囲から無数の帯がハユル達に向けられたが、ハユル達はそれに素早く応戦した。
「これに一回でも捕まったら帯に収納されます!! 二人共それにだけでも注意してください!?」
「言われなくともそうするわ!? それに心配せんでも、一束一束ごとの動きも遅いわ!!」
「そうね!? 帯のせいかそこまで小さくないし、捕らわれる事だけ注意すれば!?」
迫ってくる帯を斬りながら話すハユルに対し、同じように蹴りながら百花と、雷撃弾を撃ちながらゆきかぜが言い返した。
「……あ、あの三人、凄い。」
「でも……いくらマテリアル体とは言えこう無数の帯に応戦してたら……」
「……っ!! そうだ!! そこの君!?」
「えぇえ!? 何ですか!?」
そんな光景を見ながら萌香と祷子が話した直後、茜はハユルに対して声をかけた。
「もしあったらで良いんだけど、ここにいる全員分のデバイスの予備って持ってないかな!?」
「デバイス……っ!? だったら、ここに来る途中で回収したのが!?」
茜の話を聞いたハユルが何か気づいた直後、みちると共に回収していくつか持っていたデバイスを四つ、茜達がいる方へ投げ渡した。
「よっと!! よし……皆!!」
『マテリアアップ!!』
それを難なく手に取った茜達がマテリアアップし、生まれたままの姿から衛士強化装備姿のマテリアル体になった直後……
「さ~ら~に~!!」
『コール!! 戦術機TYPE-94不知火!!』
茜達が次に叫んだ直後、四人の体は徐々に新たなマテリアル体に包まれ、その姿は「マブラヴシリーズ」に出てくる戦術機TYPE-94不知火だった。
「んぉおおお!! もしかしなくとも……」
「手を貸してくれるんですか!?」
「助けれくれた恩は、覚えてる時に返さないとな!!」
「そういう事だ!! 行くぞ!!」
『了解!!』
百花とゆきかぜの問いに茜が答えた後、祷子の掛け声と同時に茜達は動き出し、迫りくる帯に応戦しながら帯に捕らわれた女性達を次々と解放していった。
「す、凄い……」
「私達も!?」
「おう!!」
その素早い行動にハユル達は唖然となるもすぐに再び動き出し、同じように帯に応戦しながら、捕らわれた女性達を開放していった。
(ちぃ!? 私が隙を付いて捕えらた女共……なかなかやるじゃないか!? せっかく鮮度も高く、おもちゃとしても使えそうな女共を保存していたのに……最初にやってきた三人もあの四人程じゃないとは言え……どうすれば……)
そんな光景を見ながら、堕姫の分身が思ったその時だった。
(生かして捕えろ。)
(っ!?)
分身の脳裏に、愛音と雲母達と交戦中の堕姫本体からの言葉が走った。
(どうやらこいつらは……私の事を隅々まで知っているらしい。全員美しく可憐だ……どちらにせよこのまま殺すのも勿体ない。保存している人間も極めて美しい十人以外は多少傷がついてもかまわない。普通に捕らえるより難しいかもしれんが、そこにいる女を食って貴様の身体を強化しろ。)
「ハァアアア!!」
堕姫本体からの言葉を分身が聞いていた直後、茜が分身に向けて刃を振るうが、それをギリギリで避ける堕姫の分身。
「茜さん!? そいつを斬っても意味はありません!? 本体は今、ほかの仲間達が応戦してます!!」
「何それ!? じゃあこの触手帯どうするの!?」
「今は捕らわれた人達の救助を優先するしかないか!? 皆、くれぐれも油断だけはするな!?」
「わかってますっての!? だぁああもぅうっとおしいわねこの触手帯!?」
分身を斬ろうとした茜にハユルが言ったのを聞いて多恵が驚き、祷子の指示に頷きながら帯を撃ち倒し続けるゆきかぜ。
「触手帯とは上手い事言うもんだ!?」
「っ!?」
その声と同時に数本のクナイがどこからか放たれ、そのクナイを食らった帯は、力尽きたように地面に落ちて行った。
「っ!?」
「あの二人は……」
その光景を見た茜と萌香が、声を発した方を向くとそこには、先ほど言ったまきをと涙目になっている須磨が立っており、まきをと須磨は尽かさず襲い掛かる帯に向かって行った。
「私達も加勢するから!! 頑張りな小娘共!!」
「ぬひゃあああ!! 私、あまり戦えないですから!? あわぁあああああ!! 期待しないでくださいね!!」
帯を切り倒しながらまきをが言った直後、切り倒しながらも怯えている須磨が言い放った直後……
「んぅはぁあ!!」
「須磨ぁ!! 弱気な事言うんじゃないよぉ!!」
そんな須磨の尻を蹴り飛ばしながら、ツッコむまきをだった。
「だってまきをさん!? 私味噌っカスなの知ってますよね!? すぐ捕まったしおっぱい好き勝手に弄ばれたし!? 無茶ですよ捕まった人全員守り切るなんて!?」
「そういうのが弱気なんだっての!? 少しはあの小娘共見習え!?」
『……………』
泣き叫ぶ須磨に対してまきをはまたツッコみ、そんな光景を見て唖然となるゆきかぜ達。
《そうさよく分かってるねぇ……じゃあどれから痛めつけようかねぇ……》
そんな光景を同じように見ていた堕姫の分身が、数束の帯を須磨とまきをに向けて放ったが、その帯が須磨とまきを二人を捕える事はなかった。
「ラマーズ砲ぉ!!」
突如として発生されたエネルギーによって、向かっていた帯が全て破壊されたからだ。
「っ!? 舞姫!!」
「ハァ……ハァ……ハァ……ご、ごめんなさい皆さん。ご迷惑をおかけして。」
そのエネルギーを放ったのが舞姫だと気づいた百花が振り向いた先には、デバイスと一緒に捕らわれたのが幸運だったのか、すぐにマテリアル体になってXEROスーツを纏った舞姫が、息を整えながら立っていた。
「ご迷惑だなんてそんな!? 舞姫さんが一早く情報を届けたお陰で、私達もこうしてこの場に難なく入れるんですから!!」
「むしろ、大手柄ってかしらね!?」
そんな舞姫に対し、今だに襲い掛かる帯に応戦しながら言い返すハユルとゆきかぜ。
《な、なんなんだいこいつ等は……このままではマズい。一人一人は大したこと無いとは言え、こうも帯を倒され続ければもしくは……だが、これ以上増援が来る事なんてあるわけもないし……時間をかければ何時かは……》
その後も帯に対して応戦し続けるゆきかぜ達を見ながら、堕姫の分身が思った直後だった。
《っ!?》
『っ!?』
出入口の方から大きな音が聞こえ、堕姫の分身もゆきかぜ達も物音がした方を見ると、爆発ともに舞った煙の中から、一体の機体が飛び上がったかと思えば……
「究極……ゲシュペンストキックゥウウウ!!」
機体……ゲシュペンストを纏ったみちるが技、「究極ゲシュペンストキック」を叫びながら放ち、女性達を捕えていた帯を次々と蹴り破っていきながら、女性達を救出した。
《なぁ!? こいつは……》
それを見て堕姫の分身が驚きかけたのもつかの間、みちるが放った自動手裏剣のような形をしたビッドによって斬り倒される。
「いけぇ!! スラッシュリッパー!!」
その後も「スラッシュリッパー」を自動追尾させ、残った帯も次々と斬り倒していった。
「…………ふぅ」
「っ!? みちるさん……」
「ふえぇ………」
帯の動きが止まったのを見たみちるが、一息吹きながらゲシュペンストを解除し、衛士強化装備姿に戻ったみちるを見て唖然となる茜と多恵達。
「茜、皆……遅くなって済まない。……元気そうでよかった。」
そんな茜達の気配に気づいたのか、振り返りながら茜達に言ったみちるは、戦術機を解除した茜達に近づき……
「フッ……私が来るまで、良く持ち堪えてくれた。」
『………』
「それでこそ私の大事な部下……大事な恋人達だ。」
茜と多恵と萌香と祷子を同時に抱きながら言ったみちるの言葉に、茜達は揃って涙を浮かべながら笑みを浮かべた。
「ふぅ……ふえぇえええ!!」
「って!? なんであんたが泣くねん!?」
その光景を見てなぜか須磨が泣き、そんな須磨にツッコむ百花。
「ふぅ………ゆきかぜ!! 秋山の所在が分かった!!」
「っ!!」
その光景を見て笑みを浮かべた後、みちるが発した言葉を聞いて目を見開くゆきかぜ。
「ここに来る途中で狩ったオークから聞きだした話だと、アイツは一週間前から肉壷部屋に閉じ込められているらしい。名前からして、ロクな部屋じゃなさそうだがな……」
「なぁ!?」
(百合子から聞いた話じゃ、オリジナルの先輩はその肉壷部屋で……)
みちるの言葉、そしてヨミハラに行く前に聞いた百合子の話を思い出したゆきかぜは、最悪な状況を思い浮かんで身体を震えてしまう。
「こっちは私達で何とかする……お前は姫川達と一緒に、秋山を助けに行け!!」
「っ………はい!!」
そんなゆきかぜに発破をかけるようにみちるが言い、それを聞いたゆきかぜも、大きな声を発しながら頷くのだった。
―――――
「はぁああ!!」
「そこぉ!!」
その頃堕姫本体と戦闘中のヨミハラ最深部出入口近くで、再び堕姫の帯を狙撃する宙とユリシア。
「ったく……地味にしつこいわねあいつら……っ!!」
(分身の気配が弱まった……あいつらに全滅されたって言うの!? だとしたら……ここで時間を無駄にするわけには行かないわね……)
(あの女が居るとしても………)
そんな宙とユリシアを見ながら呟いた矢先、自身の分身の力が弱まったのに気づいた堕姫は心中で考え、その途中で不気味な笑みを浮かべた。
「フン……急な予定が出来たわ。悪いけどここで遊ぶのはここまでよ。」
『っ!?』
「続きは……あっちでやろうかしらね? あなた達があっちに来る度胸があればだけど……ね!!」
そう笑いながら堕姫が言った事に愛音が驚く中、堕姫は言い放ちながら帯を使って後ろに飛び、最深部へと姿を消した。
「あっ!! アイツ……」
「どうするの? 伊隅さんからは余程の事じゃない限り最深部には入るなって……」
「その余程の事が……今起きてるけどね。」
「なら、行くしかないわね。もし堕姫の仲間が居たら合流でもされたら面倒だし……」
そんな堕姫を見て愛音と雲母が話した後、宙の言葉を聞いたユリシアはヨミハラに隠している車内でオペレートしているフェルトと百合子に通信した。
「フェルトちゃん!! 百合子ちゃん!! 私達は今から最深部に突入するから……」
《はい!! 伊隅さんからも連絡しときます!!》
《皆さん……気を付けてください!!》
「心配ありがとう!! それじゃあ皆……」
「行くわよ!!」
ユリシアの言葉にフェルトと百合子が通信越しで言った後、雲母と愛音の掛け声をかけ、同時に四人は最深部に入った。
『っ!!』
最深部に入ると……そこは中心部と同じ街とは思えない光景だった。
中心部以上に卑猥で淫らな店が並び立ち、街中には異臭な臭いが漂い……何より印象的だったのが、そこらかしこに全裸の女性が横たわっていた。
そんな最前部とも中心部とも違う光景に、愛音達は言葉を失いかけた。
いかがでしょうか?
サブタイトルの意味に関しては、大体察してくだされば幸いです。
力不足で分かりづらくて申し訳ございません。
そんな感じですが、次回も見てくだされば幸いです。
それでは、失礼いたしました。