※この作品はR-18です。

ヒロイン全員百合レズ   作:XW

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 今回は前回のオリガ陣営との大規模戦闘の結末を描く感じになります。
 前回よりかは短い感じになっておりますが、それでも問題なければご覧になって見てください。
 それではどうぞ。


第四十六話 大きな一矢報い

 

「だぁあああ!!」

 

「っ!?」

 

 ジュピターに向かい、イリスは幾つもの魔法弾を放ちながら、魔力が籠った拳を食らわせようとするが、その全てをジュピターに避けられてしまう。

 

「あぁもう!! 何で私の攻撃をそう何度も何度も避けれるのよ!?」

 

「あんたの殺気増し増しな攻撃なんざ、私にかかれば鳥の糞を避けるよりも簡単なのよっ!!」

 

「あぁああああ!!」

 

 その事に怒鳴ったイリスに対し、ジュピターは強めな蹴りをイリスの胴体に食らわせ、食らったイリスは後ろへと飛んで行き……

 

「私らを舐めてた事、しびれるくらい後悔させるよ!! ジュピター・サンダーボルトォ!!」

 

「だぁああああ!?」

 

 ティアラから出した避雷針で電気を溜め、言い放ちながらジュピターは技を放ち、食らったイリスはその電撃を食らって悲鳴を上げる。

 

「グォオオオオ!!」

 

「よっと!!」

 

 その近くではリフレアを肩に乗せた超改造オーガがヴィーナスに向けて雄たけびを上げながら打撃を与えようとするものの、同じくそれもいとも簡単に避けられてしまう。

 

「あぁもう!! ちょこまかちょこまか避けないでくださぁああああ!?」

 

「ぐぅああああ!!」

 

 その事にリフレアが苦言を言った矢先に、リフレアはいつの間にか再び超改造オーガと共にヴィーナスのチェーンに捕らわれてしまい、

 

「あんた達の悪行は全て把握済み!! その罪に似合う愛の天罰、落させていただきます!! ローリング・ハート・バイブレーション!!」

 

「ぐぼぉおおおお!!」

 

「わぁああああ!!」

 

 そう言い放ったヴィーナスは手元に出現させた震えるハートを発射させ、それを食らった超改造オーガはリフレアと共に倒れてしまう。

 

「悪霊退散!!」

 

「ぐぅうう!?」

 

 そしてティアはと言うと、イリスやリフレアの超改造オーガと同じよう攻撃を避けられるだけでなく、避けたのと同時に放たれたマーズの炎を纏った札に苦戦を強いられた。

 

「女を痛ぶり、そして犯そうとしたあんた達は……火星に代わって折檻よ!!」

 

「ぬぅ!! やれるものならやって見なさい!!」

 

 そんなティアに対してマーズは指をさしながら言い、それに言い返しながらティアは両手に魔力を纏って襲い掛かるが……

 

「バーニング!! マンダラー!!」

 

「がぁああああ!!」

 

 マーズの、並んだ曼荼羅からの炎を食らい、声を上げながら倒れてしまった。

 

「……三人共、凄い。」

 

「ありゃ敵幹部級は任せるしかなさそうだな……」

 

「ってなると、」

 

「えぇ、私達は残りのを!!」

 

 そんな光景を見ていたノエルとマリアが話した後、ラピッドラビットとトモエは残った改造オーガとゴブリンを見て構え、同じように構えるノエル達。

 ティア達が通って来たゲートは既に塞がってるためこれ以上増える事はないのだが、コイツらを野放しにするわけにも行かず、この場で全て倒すしかないらしい。

 

「奴らを一掃するには、アレ全体をぶっ倒すのじゃないと!!」

 

「だったら私達の番だね!! ユフィ!?」

 

「はい!!」

 

「合せるわ!!」

 

 レディ・ジャスティスの言葉を聞いたアニスフィアにユフィリアも頷きながらアニスフィアと共に空へ飛び、ノエルも合わせるように水の槍に魔力を集中させた。

 

『グォオオオオ!!』

 

「させないわよ!!」

 

「応戦します!!」

 

 何をするか分からないものの、危機感を感じた改造オーガとゴブリン達はそれを防ごうとするが、ハニィ・トラップとドロシー、そしてエンジェルブレイドらが応戦した事でアニスフィアとユフィリアとノエルに近づく事も出来ず……

 

「お待たせ!!」

 

「準備完了です!!」

 

「右に同じく!!」

 

 上空でセレスティアルをアニスフィアとアルカンシェルを握りしめたユフィリアが答え、それと同時に水の槍先端に水の魔力を最大まで溜めたノエルも答えた。

 

「最大出力……海竜の咆哮ぉおおおお!!」

 

『行けぇええええ!!』

 

 その直後、ノエルの最大出力による海竜の咆哮、アニスフィアのセレスティアルに生成された巨大な魔力刃、そしてユフィリアの最大力の魔法砲が同時に発射され、それと同時にレディ・ジャスティス達も高く跳んで避け……

 

『グァアアアア!!』

 

 三つの最大力の魔力による攻撃を避ける事すら出来なかった改造オーガとゴブリン達は声を上げながら一掃され、攻撃が止んだ後には肉片もほんの少ししか残ってなかった。

 

「ギャァアアアア!? 私の改造オーガとゴブリン達が見る形もなくぶっ倒されたぁあああ!!」

 

「フンッ!! 散々女の子痛めつけて来たあんた達にはまだ甘い罰よ!!」

 

 その光景を見て涙目になって叫ぶリフレアに対し言い放ちながら、すかさず構えを取るヴィーナスは……

 

「ヴィーナス!! ラブアンド・ビューティー・ショック!!」

 

「ぐばぁああああ!!」

 

「わぁああああ!!」

 

 投げキッスから形成されたハートともに放たれたオレンジの薔薇による攻撃を放ち、それにより超改造オーガは倒され、同じく食らったリフレアも声を上げながら地面に倒れてしまう。

 

「んなぁ!!」

 

「よそ見してる暇はないよ!!」

 

 それを見てイリスが驚いたのも束の間、ジュピターは頭にジュピターオークの葉の冠を身に付け……

 

「ジュピター!! オーク・エボリューション!!」

 

「あ˝ぁああああ!!」

 

 ジュピターが回転したのと同時に放たれた葉の攻撃を食らい、イリスも同じように倒れ、そのまま気を失ってしまう。

 

「さぁ……残るのはあなただけよ!?」

 

「くぅ!? 調子に乗るのも……そこまでよ!!」

 

 それを見ていたマーズが笑みを浮かべながらティアに対し言うと、ティアは歯を食いしばりながら巨大な魔力弾を放ち続けるが、マーズはそれをジャンプして避け……

 

「調子に乗ってたのはそっちの方でしょ!! マーズ・フレイム・スナイパー!!」

 

「ぐぅううう!?」

 

 上空からマーズは炎の矢を発射し、それを魔力による防壁で防ぐティアだったがマーズの炎の矢の力は凄まじく……

 

「ぐぁああああ!!」

 

 ティアの防壁は破壊されて炎の矢は当たり、ティアは炎で衣服を燃やされながら倒れてしまう。

 

「ふぅ……ニィ!!」

 

『っ……ニィ!!』

 

 地面に降り立ち、ピースサインを向けたマーズにノエル達も思わずピースサインで返すのだった。

 

『…………………』

 

 そんな光景に見ほれていたのか、ルヴィリアスの頬は少しではあるが赤く染まっていた。

 

―――――

 

『キュウウウ~』

 

「まぁ、こんなもんかしらね。」

 

「じゃあ……後はアンタだけよ。」

 

 それから数分も待たない間に、バネッサは自身の糸で気を失ったリフレアとイリスを拘束し、それを確認したマーズは全裸姿で座っているティアを見ながら口を開いた。

 

「あんた達にはオリガ陣営の事とか色々聞きたいから本部に連れて行くけど……あんた一人でも目を覚ましていたら何するか分からないし、手負いの女にこれ以上するってのもアレだけど、あんたも気を失わせてもらうわよ!!」

 

「くぅ!?」

 

 拳を鳴らしながら、ティアに対し言い放つマーズに対し、魔力も残ってないティアが歯を食いしばった時だった。

 

♪~

 

『っ!?』

 突然琵琶の音が鳴ったかと思えば、その場に居たティアの姿が突如として消え、その事に驚きを隠せないマーズ達。

 

「消えた……」

 

「一体、何が……」

 

 ジュピターとヴィーナスもその事に驚きを隠せず、あるのは草原に吹く風のみだった。

 

―――――

 

 全体的に和室で出来ている城内……此処まで言えば普通の日本の城に聞こえるが、その空間や構造、上下左右に重力も無茶苦茶になっていた。

 

「捨て駒とは言え……改造オーガとゴブリンを手酷く葬られただけでなく、リフレアとイリスまで拘束されるとは……妾と対等になりたいが為、事を焦ったな。」

 

「………全て、見抜かれていたって訳ね。」

 

 そんな城内……「鬼滅の刃」に出て来る無限城内では裸状態で拘束されてるオリガが足を組みながら睨んで言い、その話を聞き、自分がもくろんでいた事が見抜かれていた事に歯を食いしばるティア。

 

「まったく……偶然鳴女が私達の所へと用事で来ていたから良かったものの、どの道此度の事での処分は追って伝える。それまではクロエ……存分に可愛がってやれ。」

 

「えぇ……私もちょうどペットが居なくて退屈してたので。」

 

「ッ…………」

 

 そんなティアに対してオリガはため息交じりで言いながら同行していたクロエに言い、それに頭を下げたクロエは答えながらティアの首元に首輪をつけ、それに歯を食いしばるティア。

 

「ではオリガ殿、送り先は黒の城で構いませんか?」

 

「あぁ、面倒かける……早いとこ、コイツや城に居る女達を、かわいがってやらんとな。」

 

「んはぁあ!?」

 

 その後、「鬼滅の刃」に出て来る鳴女の問いにオリガは答えながら、椅子として使っていた所謂ドスケベ衣装を身に付けたファラーシャの胸を揉みながら言い、揉まれたファラーシャは顔を真っ赤にしながら声を上げた。

 

「ではな鳴女……そうだ、なんなら貴様も妾の交わいに……」

 

「お断りします。」

 

 っと、オリガの誘いを断った鳴女が琵琶を鳴らすと、無限城にはもうオリガとクロエとティアとファラーシャの姿は居なくなっていた。

 

―――――

 

「堕姫と同じ鬼の鳴女……そいつがあのティアってダークネスクローの女を逃がしたって言うの?」

 

「確証はないですけどね……でも皆さんが琵琶の音を聞いたって話を聞く限り……」

 

「いずれにしても、ダークネスクローにはまだ厄介な奴がいるってのは確か見たいね。」

 

 ティアは逃がしたものの、ルヴィリアスは無事救出、そしてダークネスクローのイリスとリフレアの捕縛に成功したマーズはマサカド村に戻ったおり、先ほどの琵琶の音について百合子に尋ね、その問いに百合子の話を聞いたヴィーナスは顎に手を添えながら呟いた。

 

「それで……これからどうするの?」

 

「ルヴィリアスを連れてゆっくり総本部に戻るつもりだったけど、この捕虜二人が道中で逃げるか分からないしね。さっきリーベルトに手伝いを頼んだから、彼女が来たら行くとしましょう。」

 

「そうね……トモエ、あなたも一緒に来てくれないかしら? 今後の事であなたにも協力を頼むかもしれないと思うし。」

 

「えぇ……それに頼まれなくてもこうなった以上、私も何もしないわけには行きませんから。」

 

 話が終わったのを見、ジュピターの話を聞いたヴィーナスは答え、近くではマーズの頼みにトモエも了承した。

 

「………………」

 

「縄利百合子さん……」

 

「はひぃ!! な、なんでしょうか?」

 

 そんな光景を見、安堵と少しの不安が残ったような表情を浮かべた百合子は、突然レディ・ジャスティスに話しかけられて思わず驚きながらもレディ・ジャスティスの方に振り向くと……

 

「………総本部に戻った後、話したい事があるんですが、時間……良いですか?」

 

「……………」

 

 レディ・ジャスティス……天利はマテリアル体を解除し、素顔を晒しながら百合子に問い、その問いに少し戸惑いの顔を浮かべる百合子だった。

 




 いかがだったでしょうか?
 第七章は次回か次々回で終わる感じになると思いますので、今後も見て行ってっ下されば幸いです。
 また意見などありましたら、感想か専用の活動報告かメッセージにコメントよろしくお願い致します。
 失礼致しました。
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