※この作品はR-18です。

ヒロイン全員百合レズ   作:XW

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 今回は色々有名処? なアニメ作品の女性キャラが登場します。
 また今回も前回同様、ある作品のを元にした部分が多々あると思いますので問題などあれば、コメント等で教えてくだされば幸いです。
 それでは、どうぞ。


第五十話 戦姫と勇者達と……

 

 KISARAGI総本部から遠く離れた土地。

 岩山が並び立つ岩石地帯のここでは今、鳥型の魔獣が暴れまわっていた。

 

『ハァアアアア!!』

 

「キィイイ!!」

 

 その魔獣を倒す為、「戦姫絶唱シンフォギア」の立花響と「結城友奈は勇者である」の結城友奈が、それぞれガングニールのシンフォギアと勇者装束を纏っての拳を振るい、それを顔面に受けた鳥の魔獣は後ろに下がりながらも、尽かさず響と友奈に向かって突っ込んだ。

 

「おぉおおっと!? やっぱりパンサーセルを取り込んで狂暴化してる!? 油断しちゃダメだよ友奈ちゃん!?」

 

「了解です!! ハァアアア!!」

 

 その突進を避けながら言った響の言葉に答えながら、友奈は蹴りを放って魔獣に一撃食らわせようとしたが……

 

「あぁしまっ!? わぁあああ!!」

 

 魔獣はクチバシで友奈の脚を咥え、そのまま友奈を振り回したかと思えば、

 

「友奈ちゃん!!」

 

「わぁああ!? ああぁ、ありがとう東郷さん!!」

 

 友奈と同じ「結城友奈は勇者である」の東郷美森のライフルから放たれた銃撃を食らってクチバシから足が離れ、上手く着地した友奈はすぐに美森に礼を言った。

 

「大丈夫響!?」

 

「未来!? うん……でもやっぱり手強いね。」

 

 そんな中、響の元に同じ「戦姫絶唱シンフォギア」の小日向未来が神獣鏡を纏って近づきながら聞き、それに答えながら響が答えた直後だった。

 

『ハァアアアア!!!』

 

『っ!? 愛音ちゃん(さん)!?』

 

『雲母さん!?』

 

 愛音と雲母が上空からやって来たのと同時に、魔獣の頭に強くキックしたのを見て驚く響と友奈と美森と未来。

 

「遅れてごめん!!」

 

「加勢するわ!!」

 

「うん!! 助かるよ!!」

 

「私達も行きますよ!!」

 

「援護は任せて!! 東郷ちゃん!!」

 

「はい!!」

 

  愛音と雲母が言いながら魔獣に向かって走ったのを見、響と友奈も後を追うかのようにして走り、そんな四人を援護する為に構える未来と美森。

 

「ハァアアア!! おっと!?」

 

「だぁああああ!!」

 

「チェストぉおおおお!!」

 

「勇者ぁ……パーンチ!!」

 

 魔獣のクチバシや爪、そして両翼から放つ風に苦戦しながらも、愛音と雲母と響は確実にダメージを与え、その際に出来た隙を狙って友奈は強力な一撃を食らわした。

 

「キィェエエエエ!!」

 

「っ!? させない!!」

 

 それにも臆せずに突っ込む魔獣に対し、未来は奥義を展開、そこから閃光状のビームを展開して魔獣を怯ませた。

 

「っ!? そう言えば四人共!! ダークネスクローの事は聞いた!?」

 

「は、はい!! さっき連絡があって、ダークネスクローもパンサーセルを狙ってる事も!?」

 

「これは……一旦集合して今後の事も話す必要はありますね。」

 

「その前に……この子からパンサーセルを回収しないと!?」

 

 それでもなお襲い掛かる魔獣と交戦しながら聞いた雲母に対して友奈と美森が答えた後、響もそれに答えながら拳を構え続けた。

 

―――――

 

 同時刻、あたり一面に瓦礫も落ちている廃城。

 そこでは「戦姫絶唱シンフォギア」に出て来るノイズ達に対し、六人の少女が相対していた。

 

「くぅ!! 姫川、桃園、久方ぶりの再開がこんな状況になるとはな!?」

 

「パンサーセルを追ってるんです!? 仕方ないですよ!?」

 

「にしても……中々厳しい状況やな!?」

 

 そのノイズ達を天羽々斬の刃で斬り裂きながら「戦姫絶唱シンフォギア」の風鳴翼が言ったのに対し、対ノイズ用のを組み込んだマテリアル状態のハユルと百花はノイズを倒しながら答えた。

 

「っ!? フィーネの野郎が、結構昔に使っていた城跡地に、偶然パンサーセルが落っこちてな!?」

 

「そのせいもあって、此処に残っていたノイズの残滓とかが反応してっ!? 今に至るんです!!」

 

「だぁああああ!! 早いとこ回収して、皆と合流よ!!」

 

 ハユルと百花の言葉に対して、翼と同じ「戦姫絶唱シンフォギア」の雪音クリスがガトリング状に変形させたイチイバルで撃ち続けながら言い、それに続く形で「結城友奈は勇者である」の犬吠埼樹と犬吠埼風もノイズを倒しながら話していると、近くから無数のノイズが近づいて来るのが見えた。

 

「っ!? だぁあああもぉ!! しゃらくせぇええええ!!」

 

 そのノイズの群れに対し、クリスは12機もの大型ミサイルを展開し発射、近づいて来ようとするノイズの群れを一掃した。

 

「フゥ……っ!?」

 

 ノイズの群れの姿が無くなったのを見、一息ついたクリスはその矢先、背後から襲い掛かるノイズに気づき遅れながらも構えたその時……

 

「ハァアアア!!」

 

 青白い光の刃が振るわれ、クリスに迫るノイズを両断した。

 その刃を振るう少女、「半妖の夜叉姫」の日暮とわは妖力を纏った刃を更に振るい、周囲のノイズも斬り裂いて行った。

 

「雪音先輩!! 助太刀します!!」

 

「オメェは半妖の……ほかの二人はどうした!?」

 

「それが……こことは違う場所に居る先輩達がいる方に、その方が効率が良いってせつなが。」

 

「へっ!! あの女らしいな。」

 

 クリスと背中合わせになりながら話すとわにクリスが聞くと、それに答えたとわの問いを聞いて笑みを浮かべた。

 

「ハァアア!! 詳しい話は後にしてください!!」

 

「おっと!! 分かってるよ!!」

 

「すいません!! ハァアアア!!」

 

 そんなとわとクリスを見てハユルはノイズを斬り倒しながら言い、それに頷きながらガトリング砲を放つクリスと、謝った後妖力の刃を振るうとわ。

 

「よっしゃ!! 助っ人も来たし、一気に決めるよ!! 樹!!」

 

「うん!! たぁああああ!!」

 

 とわを見て拳を握りしめながら言った風の言葉を聞いて頷いた後、樹は両腕にある得物から数本のワイヤーを放ち、そのワイヤーで捕えたノイズ達を宙に放り投げると……

 

「翼先輩!! 百花さん!!」

 

「あぁ!! 桃園っ!!」

 

「了解!! よっと!!」

 

 樹の掛け声を聞いて翼が言うと、頷いた百花は逆立ちしながら足を折りたたむと、上を向いた足裏にの上に翼が乗り……

 

「行くでぇ先輩!! だぁああああ!!」

 

「っ!! ハァアアア!!」

 

 百花が力一杯に足を延ばしたのと同時に飛んだ翼は周囲に刃を展開、「千ノ落涙」で放り投げられたノイズ達を倒して行った。

 

―――――

 

 所変わって巨大な湖がある森林地帯。

 そこでは巨大なタコの魔獣にユリシアと宙と舞姫ともう一人が応戦していた。

 

「あぁもう!! オメェらと一緒にパンサーセル追ってたら、先にパンサーセル追ってる連中と合流できると思ったのによぉ!?」

 

「そう言う苦情は後!! 今はこの魔獣を倒すわよ!!」

 

「上手く行けば手土産にもなると思うし……舞姫!!」

 

「はい!! ラマーズ砲ぉ!!」

 

「っ!?」

 

 そのもう一人……とわと同じく「半妖の夜叉姫」のもろはの苦言に対しユリシアと宙が言った後、宙の言葉を聞いた舞姫はラマーズ砲で魔獣の動きを止めると……

 

『ハァアアアア!!』

 

 ユリシアと宙はレーザー砲を一斉放射し、魔獣のたこ足全てを撃ち落とした。

 

「焼きだこにしてやらぁ!! 紅龍波ぁあああ!!」

 

 それにトドメと言わんばかりにもろはは「紅龍波」を放ち、妖気を纏ったった赤い龍の姿をした衝撃波が魔獣に直撃、完全に倒されたタコの魔獣が倒れ伏すと口から、巨大な票の爪のような形をした宝石らしきものを吐き出した。

 どうやらこれが響や友奈達が回収している「パンサーセル」らしい。

 

「よっと……とりあえずは回収完了ね。」

 

「なぁ!? 折角だからこのタコも手土産にしねぇか!?」

 

「いやぁ……タコはタコでも魔獣のタコは食べる気にはならないと思う。」

 

「私も同意……」

 

 それを手にしたユリシアが言う中、もろはが言った事に舞姫は愛想笑いしながら言い、宙も少しジト目になりながら答えた。

 

「へぇ~、それがパンサーセルって奴?」

 

『っ!?』

 

 そんな中、無邪気ではあるが何処か危険な感じのある女性の声を聞いてユリシア達が目を見開いた矢先、六つの先端に巨大な爪がある金色のアームが襲い、それをギリギリで避けるユリシア達。

 

「アハハハハ!! お姉ちゃん達凄いねぇ♪ 私の奇襲を避けるなんて……それなりにやれそうかな?」

 

「んだよおめぇ!? 一体何の用だ!!」

 

 それを見てもなお笑みを浮かべる女性……「対魔忍シリーズ」の沙耶NEOの姿を見てもろはが刃を向けながら言うと、沙耶NEOは舌で唇を舐めた後に答えた。

 

「う~ん……私も詳しくは言えないけどさ、そこのデカ乳女が持ってるパンサーセルってのを集めて来いって頼まれたの♪ 邪魔する奴は容赦なくヤッて良いっても言われてるし♪」

 

「目的は……パンサーセル?」

 

「まさかこいつ……」

 

 沙耶NEOの話を聞いて舞姫と宙が冷や汗を掻きながら呟く中、沙耶NEOは尽かさず背中から伸びる六つのアームを展開した。

 

「ってなわけで、イチイチ渡せとか言うのもちと面倒だし……全員ヤッてから奪わせてもらうね!!」

 

『っ!!』

 

 そう言いながらアームをユリシア達に向けて伸ばし、ユリシア達もそれに構えた直後だった。

 

『っ!?』

 

 アーム先端にある爪を弾きながら、ユリシアと宙と舞姫ともろはを護るようにして立つ五人を見て、ユリシア達だけでなく沙耶NEOも目を見開いた。

 

「あ、貴方達は!?」

 

「ごめんなさい、遅れてしまって。」

 

「けど、私達が来たからには大丈夫デス!!」

 

「アイツの相手は……私達がやる。」

 

 五人を見て舞姫が聞く中、五人の内の一人である「戦姫絶唱シンフォギア」のマリア・カデンツァヴナ・イヴが謝る後、同じく「戦姫絶唱シンフォギア」の暁切歌と月読調は得物を構えながら答えた。

 

「私達もハニー総司令から色々連絡を受けたんよ~一緒にコイツからパン、パン……」

 

『んぅ?』

 

「パン……パンツセールを死守するよぉ!!」

 

「パンサーセル!! あんたが言うとワザとなのかマジなのか分かりにくいんだから!?」

 

 その後「結城友奈は勇者である」の乃木園子が話す中、パンサーセルを間違えて言ったのを見て同じ「結城友奈は勇者である」の三好夏凜は顔を真っ赤にしてツッコんだ。

 

「へぇ~助っ人って奴? まぁ全員、私がヤるから関係ないけど!!」

 

 マリア達を見てもなお、余裕の笑みを浮かべる沙耶NEOは再びアームを振るい、それをジャンプして避けるマリアとユリシア達。

 

「そう言うの使って戦うの……あんただけじゃないわよ!!」

 

「っ!? よっと!!」

 

 それと同時にマリアは、左腕の籠手から抜刀した短剣を蛇腹状に振るい、沙耶NEOはその斬撃をギリギリで避けるのだが……

 

「切ちゃん!!」

「了解デェス!!」

 

 それを狙ってか調がヨーヨーを放ち、切歌も合わせるかのようにして両鎌からの斬撃を放った。

 

「危なっ!!」

 

 それには流石に驚いたのか、沙耶NEOは六つの内二つのアームを前にして防ぐが、強い攻撃に後ろに下がってしまう。

 

「へぇ……やるじゃん♪ ならこれはどう!?」

 

 それでもなお余裕の笑みを消さない沙耶NEOは残り四つのアームを中心に集め、勢い良く着地したマリアと調と切歌に向けたが……

 

「そりゃあああ!!」

 

「なぁ!?」

 

 前に出た園子が槍から傘のようにして展開した盾によりその攻撃すら防がれた事に驚いたのも束の間、

 

「取った!!」

 

「っ!?」

 

 沙耶NEOの隙を突いて夏凜が刃を振るい、何とか避けようとした沙耶NEOだったが、僅かにとはいえ頬を切られてしまった。

 

「……へぇ、自分の身体を斬られるのは何時ぶりかな? ならちょっと……本気見せてあげる!!」

 

『っ!? わぁああああ!!』

 

 斬られた頬から流れた血を手で拭い、着いた血を見た沙耶NEOが言った次の瞬間、力を上げた魔力を纏った六つのアームをさっきとは段違いの勢いで放ち、それを食らったマリア達が後ろに吹っ飛んだ最中、ユリシアの手からパンサーセルが離れ落ちてしまう。

 

「っ!? しまった!?」

 

 着地した後、それに気づいたユリシアだったが最悪にもパンサーセルは沙耶NEOの近くに落ちてしまい、それを沙耶NEOは何のためらいもなく、手に取った。

 

「君達かなり強そうだし、今回はこれだけ回収して帰るね♪ まぁ、次会ったらどうなるか分からないけどね……」

 

 笑みを浮かべながら言ったかと思えば、その笑みも不気味になったのを見せた沙耶NEOはアームを使って高くジャンプし、マリア達の元から去った。

 

「あぁあ待てぇ!?」

 

「駄目ね……逃げられたわ。」

 

「アイツ……パンサーセルを集めて何するつもりよ。」

 

 沙耶NEOを追いかけようとするもろはにマリアは言った後、沙耶NEOの動向についてふと考える夏凜だった。

 

―――――

 

 その頃岩石地帯では、響と友奈達と交戦していた鳥の魔獣が両翼を大きく羽ばたかせ、そこから起きた暴風で響と友奈達を襲おうとしたが……

 

「旋風陣!!」

 

 新たなに増援としてやって来た、とわともろはと同じ「半妖の夜叉姫」のせつなが、薙刀を高速回転せたことで生まれた竜巻でそれを打ち消した。

 

「雲母っ!!」

 

「了解!!」

 

『ハァアアア!!』

 

 暴風が打ち消された事を見た愛音は雲母と共に魔獣の下に滑り込み、魔獣の腹を強く蹴って上に飛ばし……

 

「勇者……」

 

「装者……」

 

『パァンチ!!』

 

「グォオオオオ!!」

 

 友奈と響によるダブルパンチがもろに食らい、今度は勢いよく地面に叩きつけられた魔獣は完全に倒れ伏してしまい、胸には取り込まれていたパンサーセルが露になっていた。

 

「よっと!! 良し……せつなちゃんありがとう!! 君も助けに来てくれて助かったよ!!」

 

「いえ……それよりも、早く皆と合流した方が。」

 

「それもそうね……んぅ? どうしたの雲母?」

 

 そのパンサーセルを回収した響はせつなに礼を言い、少し頬を赤くしながら言ったせつなに頷いた愛音は、何かを考えていた雲母を見て話しかけた。

 

「いやその……ダークネスクローもパンサーセルを狙っている以上、奴らとの戦いは免れない。だからその……もしまた奴らと戦った際、勝てるかどうかちょっと心配で………」

 

 この前の堕姫相手には愛音と雲母達六人+百合子の助言で何とか勝てた。

 その時よりは多少強くなったとは言え、今度またダークネスクローと戦った際無事でいられるかと、雲母はふとした不安を口にすると……

 

「平気、へっちゃらです!!」

 

「え?」

 

「そうですよ!! なせば大抵なんとかなる!! ですよ!!」

 

「あぁ……フフ、そうかもね。」

 

 響と友奈の前向きな言葉を聞き、少し唖然となりながらも笑みを浮かべる雲母。

 

「そうね……今はとりあえず、出来る事をやるまでよ!!」

 

 っと、雲母は拳を握りしめながら覚悟を新たにするのだった。

 




 いかがだったでしょうか?
 半妖の夜叉姫に関しては恐らく、漫画版をメインで参考にすると思いますので、それでも良ければ今後もよろしくお願いします。
 何か意見などありましたら、感想か専用の活動報告、メッセージにコメントよろしくお願い致します。
 失礼いたしました。
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