※この作品はR-18です。

ヒロイン全員百合レズ   作:XW

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 今回は前回の続きで沙耶NEOと沙耶量産型達との戦いになります。
 また今回も何か問題などあればコメント等で教えてくだされば幸いです。
 前回よりは短いと思いますが、それでもよければどうぞご覧ください。


第五十二話 キングダムアイランドでの死闘

 

「恋の呼吸……一の型!! 初恋のわななき!!」

 

 沙耶NEOと共に襲い掛かった沙耶量産型に対し、蜜璃は恋の呼吸を用いての斬撃を放ち、すれ違いざまに早い斬撃を食らった一部の沙耶量産型は悲鳴を上げる間もなく斬り裂かれていった。

 

「たっく!! 思ってた以上に数多いな。」

 

「は、はい!! しかもっ!? この触手がぁああ!! ちょい厄介!!」

 

 その近くで同じように沙耶量産型を倒しながら言った真希の言葉に頷きながら、沙耶量産型が放つ触手を避けながら斬る霞。

 

「気をつけて!! この触手見る限り捕まったら脱出難しい見たいだし……後気持ち悪いと思う!!」

 

「いや、気持ち悪いのは見るだけでもそうだと思いますよぉおおおお!!」

 

 霞に対して言いながら、沙耶量産型をリボンのように日輪刀を振るう蜜璃の言葉に頷きながらも、霞は沙耶量産型の攻撃をギリギリで何とか避けた。

 

「う~ん、あの青髪の子はイマイチって感じかな? あっちの眼鏡お姉ちゃんやピンク髪のお姉ちゃんは強そうだし……ヤるならあっちっと!?」

 

 っと、少し近くで霞と真希と蜜璃を見ていた沙耶NEOが言いかけた直後、ゆきかぜが放った雷撃弾と紅が振るった風の斬撃に気づき後ろに飛んで避けた。

 

「へぇ~!! 君達が最初に相手してくれるの? 良いよ、でも相手するなら……」

 

「言われなくても、そう簡単にくたばる程軟じゃないわよ!! 私達は。」

 

「むしろ……あんたの方がさっさとぶっ倒されなさいよね!!」

 

 紅とゆきかぜを見て笑みを浮かべながら言った沙耶NEOに対し、紅とゆきかぜは得物を構えながら言った後、そのまま沙耶NEOに向かって突撃した。

 

「よっと♪ えぇええい!!」

 

「くぅう!? ゆきかぜ!!」

 

「了解!!」

 

 紅の斬撃を避けた沙耶NEOは笑みを浮かべながら六つある内三つのアームを紅に向けて振るい、アーム先端にある爪を紅が刃で受け止めた直後、紅の掛け声を聞き雷撃弾を連発するゆきかぜ。

 

「っ!? 危なっ!!」

 

 尽かさずの雷撃弾に気づき、こちらも尽かさず残ったアームを使って雷撃弾から自身を護る沙耶NEOだったが……

 

「そこぉ!!」

 

「ぐぉお!?」

 

 視線が自分から外れたのに気づいたのか、紅は沙耶NEOの腹に向かって強い蹴りを放ち、蹴られた沙耶NEOは思わず後ろに下がってしまうと……

 

「そこぉ!!」

 

「がぁあああ!!」

 

 ゆきかぜは沙耶NEOに向けてさっき以上にデカい雷撃弾を放ち、それを食らった沙耶NEOは少し火傷して地面に膝をついてしまう。

 

「フゥ……フフッ、予想以上にやるじゃん♪」

 

『…………』

 

 それでもなお余裕の笑みを浮かべる沙耶NEOを見て、少しだけ冷や汗を掻くゆきかぜと紅。

 

「シン・陰流簡易領域……抜刀ォ!!」

 

 その頃霞はと言うと、簡易領域を展開してその中に入った沙耶量産型達を以前より少し早くなった抜刀術で斬り倒して行った。

 

(っ!! 以前より少し、抜刀のスピードが速くなった? もしかして……特訓の成果が出て来たんじゃ!?)

 

「っ!? 三輪後ろ!?」

 

「っ!?」

 

 斬った感触や抜刀のスピードが速くなったのを感じ、特訓の成果が出て来たかと内心喜ぶ霞だったが、真希の言葉を聞いて振り向くと沙耶量産型が三体すぐ近くに来ており、簡易領域も出ない程に近づているのを見て霞が目をも開いた直後……

 

『っ!?!?』

 

「っ!?」

 

 上空から降って来た無数の刃が霞を襲おうとした沙耶量産型三体を貫き、その刃は他の沙耶量産型も貫いて行った。

 

「よっと!! だ、大丈夫ですか!?」

 

「え……あぁうん、君は確か……」

 

 その刃を降らせた人物……「戦姫絶唱シンフォギア」のセレナ・カデンツァヴナ・イヴが目の前に降りてき、セレナの問いに答えた霞が聞こうとした直後、セレナに続いて二人の人物も降りて来た。

 

「よっと!! 心配しなくても……おたくらと同じKISARAGIの女だよ!!」

 

「パンサーセル回収の任務でここに来てたんっスけど、まさかこんなことになってたなんて……遅れてごめんなさい!!」

 

 っと、セレナと同じ「戦姫絶唱シンフォギア」の天羽奏と「結城友奈は勇者である」の三ノ輪銀が霞だけでなく周囲に居る面子に話したのを聞く限り、セレナと奏と銀はここに落ちてたパンサーセルを追いかけて来たらしい。

 

「よっと!! へぇ~君らもパンサーセル狙い? でもたった三人加わっただけで、この状況打破出来るかな?」

 

 セレナと奏と銀を見、ゆきかぜと紅から少し離れて沙耶NEOが言ったのと同時に、まだ隠れていた沙耶量産型が出て来、霞達を睨ませていると……

 

「あいにくだけど……こっちに来るのは私達だけじゃないんだわ。」

 

「一旦集合して今後の事を話す予定だったんだけど、色々あってこっちに来てくれる見たいなんでね!!」

 

「そう言うわけで悪いんですけど、あなたの好き勝手も此処までです!!」

 

「っ……!?」

 

 奏と銀とセレナの話を聞いて一瞬首を傾げた沙耶NEOだったが、上空から感じた気配に気づいて上を見た矢先、幾つもの斬撃や砲撃が上空からは放たれて一部の沙耶量産型を倒して行った。

 

「っ!?」

 

「君達はっ!?」

 

 その斬撃や砲撃を放った者達……翼とクリスとマリアと調と切歌と未来とハユルとユリシアが、響と愛音と共に降り立ったのを見て驚く霞と蜜璃達。

 

「セレナ、お待たせ!!」

 

「って言っても、セレナ達もさっき来た感じみたい。」

 

「何にしても、間に合って良かったデス!!」

 

 セレナを見て安堵しながらマリアと調と切歌が言う中、そんなマリア達を見て沙耶NEOはと言うと……

 

「おっ!! さっきぶりの子達発見♪ まさかこんなに早くまたヤれるなんて思わなかった~!!」

 

「貴様がマリア達が言ってた、パンサーセルを狙う者か!?」

 

「どうせ答えれねぇと思うが……なんだって危ねぇもん集めてやがるんだ!?」

 

「そんなの今どうだって良いじゃん♪ 今はヤりあいを楽しもうよぉ!!」

 

 そう言った沙耶NEOに対し、刃を向けながら翼が聞いた後クリスも問うと、それに対して沙耶NEOが言ったのと同時に、他の沙耶量産型は響達にも襲い掛かった。

 

「っ……やっぱりそうなるよね。」

 

「こうなったら纏めて全員相手するまでよ!!」

 

 沙耶NEOから話を聞けなかった事に少し悔しがる響が言った後、腕を鳴らして笑みを浮かべながら愛音が言ったの同時に、響と愛音達は襲い掛かる沙耶量産型に立ち向かって行く。

 

「ハァアアア!!」

 

「ハァ!!」

 

「持ってけクアトロだっ!!」

 

 響がパンチを繰り返し、翼が刃で斬り続け、クリスが両手に持った二連ガトリングを振るう事で、幾つかの沙耶量産型は倒されて行き……

 

『ハァアアアア!!』

 

「よっと!!」

 

 マリア、調、切歌は得物を振るって沙耶NEOに突っ込み、それをギリギリで避ける沙耶NEO。

 

「助太刀するデス!!」

 

「余計なお世話かと思うけど……」

 

「いや……正直長くこいつと戦ってると、こっちが不利になるからね。」

 

「さっさとやっつけた方が良いに決まってるでしょ?」

 

「なら……一気に決めるわよ!!」

 

「フ~ン……まぁ、私は何人相手でも構わないけど!!」

 

 切歌と調の話に紅とゆきかぜが言った後、マリアの掛け声で沙耶NEOに向かって行き、それに沙耶NEOはアームを展開しながら応戦した。

 

「だぁああああ!!」

 

 その頃愛音はと言うと、ハユルとユリシアと共に向かって来る沙耶量産型に応戦していた。

 

「あぁもう!! 上半身は肌色抜きならいい味してそうなのに勿体ない!!」

 

「こんな時にまでなに言ってるんですか!? あ、あとで幾らでも相手してあげますから……今はこっちに集中してください!!」

 

「よっと!! 言われなくても、流石の私もそこら辺の区別は出来るっての!! でも相手してくれるのは嬉しい!!」

 

「だったら、それに私も交えなさいよ!!」

 

「はいはい分かりましたから戦闘に集中してください!!」

 

 沙耶量産型を見ながら言った愛音に対しハユルが顔を真っ赤にしながら言い、それ答えた愛音の話を聞いてユリシアも言った事に頷きながら、ハユルは沙耶量産型を倒して行った。

 

「………なんか、私もういらない感じ?」

 

「何言ってんだ!? この隙にパンサーセルを回収ぐらいは出来るだろ!!」

 

「って言っても……目の前のこの子達を何とかしないとね!!」

 

 そんな光景を見て呟いた霞に真希がツッコんだ後、蜜璃が目の前に立ち塞がる沙耶量産型達を見て呟いた直後だった。

 

「勇者……キッィク!!」

 

 友奈が勇者キックを繰り出しながら地面に降り立ち、キックを食らった沙耶量産型が後ろに吹き飛んだ後、友奈が降り立った場所には遅れて美森、夏凛、風、樹、園子、雲母、百花、舞姫、宙が降り立った。

 

「お前ら!!」

 

「状況は大体理解できたわ!!」

 

「私達が道を作るから、三人はパンサーセルを!!」

 

 友奈達を見て口を開いた真希に対し夏凛と雲母が言った後、友奈達は道を作るようにして沙耶量産型を霞達から放した。

 

「っ!! 今の内に!!」

 

「おぉ!!」

 

「りょ、了解!!」

 

 道が出来たのを見て蜜璃は言った後、頷いた真希と霞と共にパンサーセルが落ちてる方に向かって行く。

 

「勇者パァンチ!!」

 

「だぁあああ!!」

 

 友奈と雲母達が蜜璃達を襲いかかろうとする沙耶量産型を抑えながら倒して行き、少し離れた場所に移動した美森と宙も、援護射撃と言う形で応戦して言った。

 

「さぁって!! こっちも行きますか!!」

 

「了解!!」

 

「はい!!」

 

 それから程なくして、奏の掛け声共に銀とセレナも沙耶量産型に応戦していると、更なる増援が降り立った。

 

「せつな!! もろは!!」

 

「皆まで言うな!!」

 

「私らも加勢するぞ!!」

 

 その増援……とわとせつなともろはの夜叉姫三人も得物を構えながら突撃し、襲い掛かる沙耶量産型を倒して行った。

 

「よっと!! う~ん、こりゃちょいヤバめかな?」

 

「へぇ~? あんたにも弱音吐ける口があったとはね。」

 

「けど、今更手加減するつもりはないわよ!!」

 

 っと、沙耶量産型が倒されていく光景をふと目にした沙耶NEOを見ながらも、紅とマリア達は構わずに沙耶NEOに向かって行った。

 

「フン!! 手加減なんて……こっちから願い下げだから!!」

 

 その言葉に対し沙耶NEOは魔力を上げながら言った後、その魔力を纏った六つのアームを更に勢い付けて振るってゆきかぜ達に応戦して言った。

 

「…………………」

 

 そんな中、沙耶NEOは倒されて散った沙耶量産型の屍を見ると、少しだけ悲しげな眼を浮かべた。

 

―――――

 

「ハァ……ハァ……ハァ……み、皆凄いですね。こんな大軍勢でも臆せずに、しかも余裕で……」

 

「……アイツらだって、最初はお前と殆ど同じだよ。」

 

 パンサーセルが落ちた場所に向かう中、沙耶量産型を倒して行く響や友奈達を見て霞が呟くと、そんな霞に対して真希が走りながら口を開いた。

 

「アイツらもアイツらなりに迷って、挫折して、でも曲げられないものがあって足掻いて……そんで強くなった。だから今のアイツら居るんだ。」

 

「曲げられないもの……」

 

「あぁ、それは当然私にも、お前にだってあるだろう?」

 

「っ!!」

 

 真希の言葉を聞いた霞はハッと目を見開きながら、脳裏に百合子の顔を思い浮かべた。

 

「こんな時に言うのも何だが……お前も本当に、本当に曲げられないものがあるなら、クヨクヨしてないでこの場から生き残るのと、強くなることだけでも考えてろ!!」

 

「……はい!!」

 

 真希の話を聞いて霞が笑みを浮かべながら頷き、それを見て蜜璃も笑みを浮かべる中、パンサーセルが落ちてた場所に到着した。

 

「これが……パンサーセル。」

 

「一応マテリアル体になってるから大丈夫だと思うが、普通に触って大丈夫か?」

 

「データによると直接体内に埋め込まなかったら狂暴化する事はない見たい。とりあえず早くこれを……」

 

 パンサーセルを見ながら霞が言った後に真希が聞き、それに答えながら蜜璃がパンサーセルを回収しようとした直後だった。

 

『っ!! わぁあああ!!』

 

『っ!?』

 

 突如としての三つの斬撃が蜜璃と真希と霞を襲い、それに気づいた響と友奈と愛音と雲母とゆきかぜ達は霞達を見て思わず目をも開いた。

 

「痛つつつ……何ださっきの?」

 

「明らかに私達を狙ってのだったよね?」

 

「一体……誰が……」

 

斬撃を食らって倒れ、斬り傷が出来たマテリアル体から赤い粒子が漏れながらも立ち上がった真希と蜜璃と霞が言った直後、その斬撃を放った人物が姿を現した。

 

「あいにく……これは私が狙っていた物なのよ。それにあんた達KISARAGIの女が持ったところで、どうせロクに使わずに保管だけするでしょ?」

 

「っ!?」

 

「アイツは……」

 

「あぁ~遅いですよぉ~!! お陰で私の子達、随分と倒されちゃんですけど?」

 

 パンサーセルを回収しながら言ったその人物を見て紅とゆきかぜが目をも開きながら驚き、同じように見た沙耶NEOはその人物を少し睨みんながら言った。

 

「何匹減った所で問題ないでしょ? どうせ全部……不完全な失敗作なんだから。」

 

 っと、その人物……朧はパンサーセルを少し舐め、不気味な笑みを浮かべながら答えるのだった。

 




 いかがだったでしょうか?
 三ノ輪銀に関しては、IFの中学生時代姿の銀が小学生時代から来てる勇者装束を纏っている感じって思ってくだされば幸いです。
 かなり自分オリジナルな部分が含まれているこんな作品ですが、今後もよろしくしてくだされば幸いです。
 また何か意見等ありましたら、感想か専用の活動報告、メッセージにコメントよろしくお願い致します。
 失礼致しました。
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