※この作品はR-18です。

ヒロイン全員百合レズ   作:XW

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 新年一回目の投稿です。
 一応第九章最後の話になっておりますが、今回もある作品を元にした部分がありますので、何か問題などあれば教えてくだされば幸いです。
 新年もこんなでしかも短めな感じですが、良ければ見て行ってください。
 それでは、どうぞ。


第五十九話 暴君女王への一矢

 

「この感覚……それにその鎧……そうか、貴様らが噂に聞く女神アテナに仕えしセインティアか?」

 

 自身の目の前に立つ翔子、美衣、エルダを見ながら言うオリガだが、その表情にはまだ余裕があった。

 

「どのような女戦士が居ると思えば……見た感じ全員生娘のようだ。まぁ、処女女神とも言われるアテナに仕えるのなら当然か。」

 

『…………………』

 

「なら………その処女女神に仕えし女戦士が純潔を失えばどうなるか……試して見るか?」

 

 翔子達を見ながらそう言ったオリガは直後、笑みを浮かべながら目を瞑り………

 

《お前達……私に大事な純潔を捧げろ。》

 

『っ!?』

 

 オリガお得意の催眠をかけ始め、それを受け始めた翔子達だったが……

 

『っ………ハァアアア!!』

 

「っ!?」

 

 翔子達は自身の力の源でもある小宇宙(コスモ)を燃やした事でその催眠から逃れ、それを見てオリガも思わず驚いた。

 

「フゥ……あいにく、あんたの催眠に簡単にかかる程、私らも軟じゃないんでね!?」

 

「そんなに私達の純潔を奪いたければ、実力で奪って見なさい!!」

 

「まぁ……奪わせないけどね!!」

 

 一息整えた後にエルダが言ったのに続く形で美衣も言い、そして証拠も拳を鳴らしながら言った後、同時にオリガに向かって走り出した。

 

「………面白い!!」

 

 翔子達の言葉を挑発と受けたオリガは声を上げながら周囲に魔弾を展開し放ったが、それを紙一重で避けながら走り続ける翔子達。

 

「ハァアアア!!」

 

「んぅ!?」

 

「ハッ!!」

 

エルダの拳をオリガを魔法陣を展開して防ぐオリガだが、その隙を突いて放たれた美衣の蹴りを腹に一撃食らってしまった後……

 

「んぅううう……っ!!」

 

「だぁああ!!」

 

「ぬぅうう!?」

 

 少しばかし後ろに引いてしまったオリガに向けて翔子が小宇宙を纏ったキックを放ち、それを食らってオリガは地面に膝をつけてしまう。

 

「くぅ………これが、女神アテナに仕えしセインティアの力か。」

 

 立ち上がりながら、翔子達の実力を見誤った事を後悔しながら歯を食いしばるオリガはその直後……

 

「ヘブンズメイルストローム!!」

 

「グレイテストイラプション!!」

 

「エクレウス流星拳!!」

 

「っ!? ぬわぁああ!?」

 

 美衣とエルダと翔子の同時攻撃をまともに食らってしまい、オリガは吹き飛んだのと同時に倒れてしまう。

 

「っ!? オリガ様っ!?」

 

「おっとぉ!? あんたの相手は私だよ!?」

 

 それを見てオリガの元へ駆け寄ろうとしたクロエだったが、その前を武蔵が二刀を振るいながら防ぎ、その斬撃をクロエは得物の剣で防いだ。

 

「くぅ……邪魔をするなぁ!?」

 

 歯を食いしばった後、声を上げながら剣を振るうクロエだったが、その斬撃を武蔵は軽々と避け続けた。

 

「どうしたどうしたぁ? そんな剣じゃ私を傷ものにも出来ないよ? 女の子をイジメてばっかりで、剣の鍛錬を疎かにしたとか?」

 

「っ!? 黙れ!?」

 

 一刀で右肩を軽く叩きながら言った武蔵の言葉に対し、クロエは魔力の斬撃を声を上げながら放ったのだが……

 

「ハァアアア!!」

 

「なぁ!?」

 

 武蔵は二刀を大きく振るって斬撃を逆に斬り裂き、それを見てクロエが驚いたのも束の間……

 

「そらよっと!!」

 

「がぁあああ!?」

 

 武蔵はクロエに勢いよく近づいたのと同時に二刀を振るい、その斬撃をまともに食らったクロエは思わずその場に倒れてしまう。

 

「ハァア!! ハァアア!! フッ!!」

 

 ダークパンサーになったままのリーベルトは、ワープ能力も利用しながらパンチやキック、盾に着いた刃での斬撃を放ってゴブリンやオーク達を倒して行き……

 

「アクセルスペーサー!!」

 

『ぐぅわぁあああ!!』

 

 駄目押しと言わんばかりの技を放って、更にゴブリンやオーク達を倒して行った。

 

「ハァアア!! よっと!? だぁああああ!!」

 

エンジェルエンダーもキックやパンチを繰り返しながら、襲い掛かるゴブリンやオーク達を倒して言った後に高くジャンプし……

 

「エンジェルエンダー……キックゥ!!」

 

 強力なキックを放ち、ゴブリンやオーク達を再起不能にさせるのだった。

 

「だぁあああ!! よっと!! ハァア!!」

 

「そこぉ!! フンッ!! ハァアア!!」

 

「っ!! ハァアアア!!」

 

「カモーン!! ハァアア!!」

 

 そして残りのゴブリンやオーク達を、残すことなく倒して行くチームRWBYが応戦していく。

 

 鎌を振るうルビー、生成した氷で動きを封じた後にレイピアを振るうワイス、ロープも駆使するブレイク、敵を挑発しながらも襲い掛かる敵を殴り倒して行ったヤンにより、ゴブリンやオーク達は一掃された。

 

「くっ!! これ以上長いは危険ですわね……ならっ!!」

 

「っ!?」

 

 その光景を見ていたディネリンドはそう言った後、ノエルに向けて杖を向けると、突如として身体が動かなくなった事に驚くノエル。

 

(か、身体が……)

 

「ウロチョロしてうっとおしいですし、これで軽く痛ぶってから攫うとしましょう。なに、そんな酷いケガまではさせませんわ。オリガ様を失望させてしまうので。」

 

 身体が動けない状態に戸惑うノエルに近づきながら、唇を舌で舐めまわしながらディネリンドが言った直後だった。

 

『ハァアア!!』

 

「がぁああ!?」

 

「なぁ!?」

 

 チームRWBY達による一斉攻撃を背中に受けたノエルは倒れ、それを見て目を見開くディネリンド。

 

「へへっ、さっきのお返しだよ!!」

 

「痛っつううう~、やってくれるじゃないの……でも、助かったわ!!」

 

 笑みを浮かべながら言ったルビーに背中を痛め涙目になりながら言ったノエルはその直後、再び構えた水の槍に自身の魔力を一点に集中させ……

 

「海竜の咆哮ぉ!! 最大出力ぅ!!」

 

「なぁあああ!!」

 

 最大出力で放った海竜の咆哮を受けたディネリンドは悲鳴を上げながら後ろに吹き飛び、そのまま倒れ伏すのだった。

 

「ンハァ!! ハァ……ハァ……ハァ……」

 

「ノエルさん!?」

 

「よくやった!!」

 

 魔力を使い過ぎたのか、海神戦乙女の鎧を解除したノエルはその場に居気を荒く吐きながら座り込んでしまい、そんなノエルに駆け寄って手を貸す美衣とエルダ。

 

「くぅ……まさか妾が、何の収穫なしに負ける事になるとは………」

 

「オリガ様……」

 

「致し方ない……退くぞ。」

 

 立ち上がり、ディネリンドに駆け寄ったオリガが歯を食いしばりながら言った後、ティアを回収したクロエを確認した後に転移門を展開。

 すぐさまこの場から逃げ去るのだった。

 

「………好き放題借り、また返してやったわ。」

 

 っと、ノエルはオリガ達が去った後に呟くのだった。

 

―――――

 

 戦いの後、ノエル、美衣、エルダ、武蔵、リーベルト、ルビー、ワイス、ブレイク、ヤン、シャイアは神殿跡地を見つめたが、あの後反応は起こる事はなかった。

 

「モルガンの魔力は……感じられないわね。当然、妖精騎士の魔力も……」

 

「恐らく、今も英霊の座で見極めているのかもな………この戦いを。」

 

「一先ず、総本部に戻るとしよう。」

 

 武蔵が言った事にエルダが答えた後、リーベルトの話にノエル達が頷くと、ノエルとシャイアは倒れ気を失っていた萌奈に駆け寄った。

 

「萌奈……」

 

「よくやったわね。」

 

 シャイアとノエルが萌奈に向けて言いながら抱きかかえる中、美衣は背後に居る翔子の方を振り向いた。

 

「翔子さん……」

 

 恐らくオリガが作った転移門の残留思念を探っているのか、小宇宙を集中させながら周囲の思念を探っていると……

 

「………っ!! 見つけた!!」

 

 何かを感じ取ったのか、目を見開きながら言い放った。

 

―――――

 

「…………………」

 

 オリガ陣営の拠点である黒の城。

 そこで身体を休ませていたイングリッドは、先ほどまで起こった戦い……その際に萌奈もといエンジェルブレイドの時と同じように、自身の目の前に現れたモルガン、そしてそのモルガンの意図の事を思い出し、少しばかし考えていた。

 

「あらあら、あそこまでして何の成果も得られないなんてね。オリガ達はどうでも良いけど、貴方としてはどうなの?」

 

 そんな中、イングリッドを挑発するかのようにして現れた、黒の城にやって来ていた朧が笑みを浮かべながら話しかけ、そんな朧の後ろには沙耶NEOの姿もあった。

 

「……パンサーセルなんてものを集めてた貴様などに、私の心意気など分かってたまるか。」

 

「フン、敵の女と仲良くするのが、魔界騎士様の心意気なのかしら?」

 

「っ!!」

 

 朧に対し言い返したイングリッドに朧は嘲笑いながら言った直後、イングリッドは剣を抜いて振るい、その斬撃を得物の爪で弾く朧。

 

「あまりここで争うのは止せ。昔よりは綺麗にしておきたいからな。」

 

 その光景を見ていた、回復を終えたオリガがディネリンドとクロエ、そしてティアと共にやって来、オリガの言葉を聞いたイングリッドと朧はそれぞれの得物をしまった。

 

「……………」

 

「KISARAGIの女達、予想以上に力を付けているようですわね。」

 

「恐らく、オリガ様の催眠も効かない……もしくは対応する術も出来ているはずです。どうしますか?」

 

 先ほどまでの光景を沙耶NEOがつまらなさそうに見てる中、先の戦いを踏まえてKISARAGIに対し危機感を感じたディネリンドとクロエの問いに対しオリガは……

 

「……奴らとまた戦う時、もしくはここを襲撃した際はそれ以上の力で応戦するまで。とは言え、ここままの気分ではどうもな。」

 

「と言いますと?」

 

 オリガの話を聞き、クロエは首を傾けながら問うた。

 

「これは……宴でもしない限りは気が晴れんな。」

 

 その問いに対し、オリガは不気味な笑みを浮かべながら答えるのだった。

 




 いかがだったでしょうか?
 かなりセインティア組に色々な補正がある感じですが、そこはご了承お願いいたします。
 もしかしたら他の小説も書くのでこちらの小説投稿が遅くなるかもしれませんが、本年も見て行ってくだされば幸いです。
 何か意見などありましたら、感想か専用の活動報告、もしくはメッセージにコメントよろしくお願い致します。
 失礼いたしました。
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