ヒロイン全員百合レズ 作:XW
一応前回の話しやこれまでの話と色々矛盾等が内容に気を付けましたが、変な部分がありましたら申し訳ございません。
そんな感じで良ければ、見に行ってください。
それでは、どうぞ。
「せ、先輩……」
朧に向けて刃を向ける凜子を見、思わず唖然となるゆきかぜ。
何せヨミハラの件で戦線復帰は分からないと思っていた凜子が、自分を助けたのと同時に目の前に居たからだ。
「えっと……これは……どう言う状況。」
「あぁ簡単に言うと……リハビリ中の姫様が、大好きな女の子を助けに来たって所?」
「分かるような……分からないような……」
同じようにその光景を見て言ったルジュに対し紅は言い、それを聞いてもなお首を傾げるルジュ。
「せ、先輩!? 身体はもう……」
「完治……したとはまだ言えないが、戦えるくらいにはなった。それに……」
ゆきかぜが少し慌てながら聞いた事に対し、凜子は笑みを浮かべながら答えかけると……
「大好きなゆきかぜに、実力でも離れる訳には行かないしな。お前とはどんなことでも、隣でいたい。」
「っ////////!?」
ゆきかぜの頭を撫でながら言った凜子の言葉に、思わず顔を赤らめるゆきかぜ。
「紅もゆきかぜが世話になったな。」
「別に大したことはしてないわよ。私はソイツの特訓相手になっただけ。まぁでも、かなり強くなってる方だから、追いつくのは難しいわよ?」
「……肝に銘じておこう。っで、手は……」
「あんたが想像している事はしてないから安心しなさい。」
その後紅にも礼を言った凜子に紅は言い、それにそう答えた紅は凜子が少し目を鋭くして言った次の問いにすぐに答えた。
「フンッ!! 誰が来たと思ったら……ヨミハラで壊れた雌豚対魔忍じゃないの?」
「…………」
「そんな奴が今更復帰したところで……足手まといになるだけっ!?」
そんなやり取りをつまらなそうに聞いていた朧は凜子を見て言い、そのまま両爪を凜子に振るおうとした直後……
「っ!?」
凜子が自身の刃を振るった直後、朧の振るいかけた両爪は弾かれ、少しばかし退いていしまう朧。
自身の剣術である「逸刀流」と自身の術の空遁の術の組み合わせによる斬撃……凜子が得意とする攻撃によるものだった。
「朧か……コイツとの連携の勘を取り戻すには、十分すぎる相手か。」
っと、凜子は刃を鞘にしまいながら朧を睨んで言うと……
「行けるか? ゆきかぜ。」
「………っ、その言葉、そっくりそのまま返してあげますよ!!」
凜子のその言葉に、ゆきかぜはニヤリと笑いながら答えた後、朧に向けてライトニングシューターの雷撃弾を撃ち放った。
「っ!? くぅう!? フンッ!? 人手が増えたくらいで調子に乗るんじゃっ!?」
「多少は乗っても……罰は当たらないさ!!」
「がぁああ!?」
襲い掛かる雷撃弾の銃撃を、両爪を振るって防ぎながら朧が言いかけた矢先、空遁を用いて一気に近づいた凜子の居合が決まり、胸部分が斬られてしまう朧。
「ぐぅうう!? この雌豚……少しは戦えるようになったくらいでっ!?」
胸のダメージに耐えつつ、再び鞘に刀をしまい構える凜子を見て朧が言いかけた直後……
「私達も、」
「忘れないでよね!?」
「がぁあああ!?」
そう言いながらルジュのエネルギー刃と紅の刃が振るわれ、それを手甲で防いだ朧は後ろに退くのと同時に、思わず地面に膝を着けてしまう。
「よっと!? 久方の共同作業の邪魔してごめんなさいね!!」
「でも、私達もじっとしてるのは性分に合わないものでね!?」
「……フッ、まぁ良い、入れてやるさ!!」
朧から距離を取りながら言った紅とルジュの言葉に対し、凜子は構えつつ笑みを浮かべながら答えた。
「このぉ……調子に乗るなって言ってんでしょうがぁ!? クソガキ共ぉがぁああああ!?」
そんな光景を見、完全にキレた朧は周囲にお構いなく両爪の斬撃を振るうが、ゆきかぜと凜子と紅とルジュは上へと跳んでそれを避け……
「散々調子乗ってたのはアンタも一緒でしょうが!?」
「いい加減あんたのそれ、見飽きた!!」
朧に対して言った後、紅は刃を振るって放った風の斬撃を、ルジュは十字型のエネルギーを複数放ち、それを受けてその場に立ち止まってしまう朧。
「ぐぅうう!? この……っ!?」
何とか耐えきり、態勢を整えようとした朧だったが、周囲にいつの間にかゆきかぜの雷撃弾があったのに気づき驚くと……
「空間跳躍の法……これでゆきかぜの雷撃弾を貴様の近くに配置させた。久方ぶりだったが上手く行った。」
「くぅ……この、」
朧に対して言った凜子の顔を見、思わず両爪を振るおうとした直後、
「あんたの敗因、教えてあげる。」
「っ!?」
「私らをあまりにも……舐め過ぎたなのよ。」
「がぁああああ!?」
そう言った後にゆきかぜがライトニングシューターの引き金を引き、それを合図に朧に向けて振るわれた雷撃弾を食らった朧は悲鳴を上げ、その場に倒れかけてしまう。
「がぁふぅ!? くぅ……んぅうう!?」
全身雷撃による火傷などでこれ以上は無理と思ったのか、朧は歯を食いしばりながらこの場から姿を消した。
「き、消えた!?」
「恐らく転移系の何かを使ったんだろう。もう少しだったんけどね。」
それを見てルジュが驚く隣で、頭を掻きながら少しばかし悔しがる紅は呟いた。
「ふぅ……んぅ。」
同じように見ていたゆきかぜも悔しがりながらも、とりあえず難は逃れた事に一息吐いた直後、思わず凜子に抱き着かれた事に驚いた。
「せ、先輩?」
「強くなったなゆきかぜ……しばらく一緒に戦えなかった分、驚いたぞ。」
「……先輩をもっと、護れるように……かもしれませんね。」
「そうか……」
抱き着かれ驚くゆきかぜに凜子は言い、それを聞いて笑みを浮かべて言ったゆきかぜに、そう笑みを浮かべる凜子は、今だゆきかぜを抱き続けた。
「………あの、先輩? まだ戦闘終わってないんで……そろそろ、」
「もう少し……もう少しだけ頼めるか? お前と一緒に居る時間をもう少し……」
「いやかなり一緒に居ますよ?! まぁ良いですけど……後何分ぐらいですか?」
「後……三十分。」
「せめて三分で我慢してくれますか!?」
今だ抱き着いてる事に流石に首を傾げたゆきかぜに対して凜子は言い、それを聞いてツッコんだゆきかぜは凜子の次の発言にもツッコんだ。
「……まだ完治には時間が掛かるみたいだな。」
「ですね。」
そんな光景を見、そう呟く紅とルジュだった。
――――――
「エクレウス流星拳!!」
「ヘブンズメイルストローム!!」
「極天七星拳!!」
「ジュエリックティアーズ!!」
「グレイテストイラプション!!」
「ぐぅううう!?」
その頃、オリガに向けて同時攻撃を放つ翔子達に対し、オリガそれを魔法壁で防ぎ切ったものの、オリガは攻撃の重さに後ろに引いてしまった。
「くぅ……まさかここまでとはな。」
「どうしたの? やけに疲れ出してるけど。」
「先に言っておくが、今更五対一は卑怯とか言っても無駄だわ。」
「あんたはそれくらいの事をやらかしたんだ!! それ相応の報いは受けてもらうぜ。」
「とは言えこの状況……今から降伏すれば、多少は罪は軽くなるかもしれませんね。保障は出来ませんが。」
額から汗を掻き、疲れがで始めたオリガに向けて言い放つ翔子とカティアとエルダと美衣だったが……
「………妾は黒の女王、ダークエルフの女王オリガ!! 貴様ら程度に降伏など、ましてや敗北も認めぬ!! 妾の全身全霊を持って、貴様ら全員この場でぇ!!」
オリガは自身の誇りやプライドが許さなかったのか、そう声を上げながら言ったのと同時に杖を上空に向けると、その杖先端に向けて膨大な魔力が集まり出した。
「こ、この力の収束は!?」
「かなりヤバいのを放ちそうだな?!」
その魔力を見て危機感を感じた暁鈴とエルダが言ったのと同時に、翔子達も構えたその直後だった。
「っ!?」
『っ!?』
何者かが突如としてオリガの前に現れてたかと思えば、すぐさまオリガの体を剣で斬り裂き、それにオリガだけでなく翔子達も驚いた。
「がぁ!? ハァ……ば、バカな……何故……貴様が……」
斬られた傷口を抑えながら後ろに倒れかけ、息を荒くしながらオリガは自信を斬った者を見て言った。
何せその者は……
「あ、貴方は確か……」
「神盾同盟第一砦の主にして騎士団長、アリシア・アルクトゥルース……」
オリガ陣営に寝返ったプリムによって堕とされたはずのアリシア・アルクトゥルースだったからだ。
だがそこに居るのは翔子達が資料などで見た姿ではなく、白を基調とした鎧は黒く染まっており、明らかに以前のアリシアとは様子が違っていた。
「あらあら? 随分と苦しそうですわね。」
「っ!?」
そんな中、オリガに向けて話しかけて来た者を見、思わず目を見開くオリガ。
「まったく……しっかりしてくださいませ。オリガ様。」
その者……神盾同盟を裏切り、悪魔へと堕ちたプリムは、オリガを見て笑みを浮かべながら言った。
いかがだったでしょうか?
次回か次々回で第十章は終わる感じになります。
可能な限り年内には書きたいと思っていますので、こんな自分でも良ければ、今後ともよろしくお願いいたします。
また何かありましたら、感想か専用の活動報告、メッセージにコメントよろしくお願いします。
失礼しました。