※この作品はR-18です。

白濁の軌跡   作:たこ足八寸@skeb停止中

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登場ヒロインは零・碧の軌跡で初登場した若き才媛「ティオ・プラトー」
閃の軌跡にて16歳となり、白衣を着こなし美しく成長した彼女がターゲット(3回目)です。




ティオ・プラトーの収監(ティオ・プラトー)

「ついたぞ、おりろ」

「……はい」

 

 男に声をかけられたティオが両手を動かしペタペタと車のドアを触りながらドアノブを探し出すと、ゆっくりと車の外へ降りる。

 

「ああそういえば目隠しをしたままだったな。外してやるよ」

 

 不意に目元を覆っていたマスクが外され、ほぼ丸一日ぶりの陽の光が目に飛び込んできた。

 

 急激に明るくなった視界に驚き、咄嗟に両手で光を遮る。

 そうすると、ジャラリッと金属音を立てながら自身の両手に戒める手錠が嫌でも目に入ってしまった。

 

「………」

 

 顔を歪めたくなる衝動を抑え込み、正面へと視線を向ける。

 そこには、ティオがこれから収容される建物の入り口がまるで彼女を待ちかねたかのように、普段は硬く閉ざされている扉を大きく開けて佇んでいた。

 

(まさか、帝国軍が証拠の偽造までしてくるとは予想外でした)

 

 いつもと変わらぬ日常、そこに飛び込んできた帝国軍が掲げた逮捕状に記載されていたのはティオには全くといっていい程身に覚えのない罪状ばかりが並んでいた。

 上司であるロバーツや、クロスベル警察の同僚たち、はてには一般市民までもが帝国軍へと抗議を行ってくれたが、帝国軍が開示した証拠資料の前に沈黙を余技なくされてしまう。

 裁判でどれだけ無実を叫んでも誰も耳をかさず、ロクな審議も行われずに有罪で決着がつき、そして逮捕されてたったの数日でティオはこの『監獄』とよばれる収容施設に連行されてしまった。

 

(周囲は深い森、行き来出来る道は車一台分の幅しかない獣道同然の物が一本だけですか)

 

「ようこそ『監獄」へ、歓迎するぜクロスベルの英雄様」

「無実が証明されるまでの短い付き合いでしょうけどね」

 

 気安く肩を組んできた守衛の男を振り払い、ティオがたっぷりと皮肉を込めた言葉を返す。

 しかし、振り払われた男は怒るどころか、そんなティオの態度がたまらないとばかりに舌なめずりをするだけだ。

 それが一層、ティオには不気味に映り、気持ち悪くて仕方がなかった。

 

「つれないねぇ、まあいいけどよ。ほれ、さっさと階段を降りな。お前がこれからの一生を過ごす新しい家が待ってるぜ?」

 

「ッ!」

 

 看守の「一生」という言葉、それは誇張でも何でもなかった。

 数々の重犯罪を犯した事にされたティオは、100年以上もの懲役を言い渡されたのだ。

 仲間達が自分の冤罪を晴らしてくれる事をティオは信じていた。しかし、それでも冤罪が晴れなかったもしもを想像してしまう事を止められず、恐怖に体が震えてしまう。

 

「ふんっ、すぐにこんな所出て行ってやりますよ」

 

 怯えそうになる心を奮い立たせる為、意識して強気な言葉を口にする。

 周りの守衛達もそれが分かっているのだろう、ニヤニヤとした顔つきでティオを見ていた。

 そんな視線を振り払うように、ティオは気丈に振舞いながら前だけを向いて地下へと続く螺旋階段を下りて行った。

 

 

●

 

 

「さて、エプスタイン財団で若くして主任研究員を務める聡明な君なら既に理解しているだろうが、ここ『監獄』の施設は全て地下にある」

 

 手錠を外され、赤くなった手首をさするティオの前で小太りな男が話す。

 

「出入口は先ほど君が降りてきた螺旋階段と、物資搬入用のエレベーターが一基だけだ」

「何故、出入口の情報ををわざわざ私に?」

「君だけじゃなくてここに来た受刑者には全員教えているよ。脱走の無意味さを知らせる為にね」

 

 同じような質問を幾度となく受けてきたのだろう。男の回答は迅速で淀みがない。

 

「万が一、脱獄出来たとして周りは強力な魔獣の住処。その上、この『監獄』がどこに建設されているのかはここにいる誰も知らない」

「誰も?もしや職員もという事ですか?」

「そうだよ?所長である私含めて、看守もその他の一般職員も受刑者も誰もここがどこなのか知らないんだよ。勿論、外との連絡手段は私が知ってる方法のみ。それ以外は完全遮断だ」

 

 凶悪犯罪者ばかりが収監される刑務所だとは道中で聞かされていたが、想像以上の徹底ぶりに息を呑む。

 所長の言葉通り、ティオはこの『監獄』における脱獄の無意味さを嫌でも理解させらた。

 

「さて、それじゃあ身体検査といこうか。服を脱ぎなさい」

「……分かりました」

 

 数瞬、誰も動かない沈黙が訪れる。

 

「あの、それで身体検査を行う場所に案内して欲しいのですが?」

「何いってんだい、ここだよここ。ここで全部脱ぐんだ」

「………は?」

 

 ティオの口から、間の抜けた声が零れ落ちる。所長の言葉の意味が理解出来なかった。

 

「え、あの、冗談……ですよね?」

 

 この場にいるのはティオと所長だけではない、所長の後ろには何人もの看守が控えている。

 部屋の四隅には監視カメラが設置されており、レンズの奥では更に複数人の人間がこの場を見ているだろう。

 

 そんな中で、目の前の男は全裸になれと言ってきているのだ。

 

「む、無理……無理ですッ!こ、こんな状況で裸になるなんて……」

「嫌ならここで制裁を加えて、無理矢理脱がすだけだよ」

 

 この場所に入った時点で、ティオに選択肢など初めからないのだ。

 

「……わかり、ましたッ」

 

 声と同じく震える両手で、白衣に手をかけて地面に落とす。

 続いて上着とスカートを脱ぎ捨てれば残るのは黒を基調とした配色で固めてある靴とロングソックス、そして上下の下着だけだ。

 

「おいおい、黒の下着とはガキの癖にエロイ下着履いてんじゃねーかw」

「もしかして、クロスベルの英雄様は性欲も英雄レベルか?w」

 

 年若い少女のマニアックな服装に看守達から口笛と歓声があがり、下劣な言葉がより一層ティオを恥ずかしめる。

 

 だが、ここで終わりではない。

 

 靴とロングソックスを脱ぎ去ると、いよいよその時がやってきた。

 躊躇うようにより一層震える両手を動かしてホックを外すと、ブラジャーがハラリと地面に落ち小ぶりながらしっかりと膨らみを主張する両胸が空気に晒される。

 男達の欲望まみれの視線がティオの両胸に一斉に集中するのが分かった。

 

(我慢、我慢です……!きっと皆さんが動いてくれてます。それまでの我慢です!)

 

 羞恥心に顔を真っ赤に染め、屈辱感に涙を滲ませながら必死に歯を食いしばり男達の欲濡れの視線に耐えるティオ。

 ブラジャを取り外した勢いのまま、最後の一枚を足先から抜き取り桃尻を男達の前に晒す。

 

「これでッ…いいでしょうか」

 

 胸だけでなく、ぷりっとした桃尻やロングソックスに覆われていたむっちりとした太もも。

 小柄ながらも肉の付いたみずみずしい肢体の上を男達の性欲塗れの視線が這いまわる。

 

「ひゅー!胸は貧相だけど意外とエロい体してんじゃねーか」

「インテリぶってる奴のストリップはやっぱ最高だわ!」

 

 秘部を隠したくなる両手を強く握りしめる事で抑えつける。沸騰しそうな羞恥心に、耳元で鳴っているのはないかと錯覚するほどに胸の鼓動が大きく、そして速くなっているのが分かる。

 

「まだだ。女はどこに物を隠してるか分からないからねぇ~」

 

 そう言って、所長からティオの立ち姿に指示が入る。

 

「くっ……ぅ!」

 

 明らかにティオを恥ずかしめる事だけが目的の指示。しかし、ここで逆らった所でより状況が悪くなる事は明白だった。

 血が出そうな程に唇を強く噛み締め、羞恥に体を震わせながらティオは所長の指定したポーズに体を動かしていく。

 

 両手を頭の後ろで組む事で両脇をさらけ出し、腰を中腰まで落として膝を限界まで外側に向ける。

 

 そうして出来上がるのは脇もマンコもケツアナも全てを男達に曝け出した、無様で下品なガニ股ポージングだ。

 

「~ッ!」

 

 視界が涙で滲み、顔だけでなく汚れ一つない白く美しい肌にも朱色がさす。

 余りの惨めさに、心が折れそうになる。

 体のラインを余すことなく下劣な男達に晒してしまっているこの状況に、今すぐ消えてなくなってしまいたい。

 しかし、今のティオに出来る事は自分の無実を仲間達が証明してくれる事を信じて耐える事だけだ。

 

「おお、下だけじゃなくて脇もツルッツルだな」

「おいこいつの乳首見てみろよ。立ってやがるぜ」

「処女の癖に、見られて感じてやがんのか?このド変態がw」

 

 男達の言葉通り、この非日常的な空気にあてられてしまったのか、ティオの可愛らしい桜色の乳首は少しだが勃起してしまっていた。

 

「ち、違います!これは、あくまで生理的現象でッひゃぅ!?」

 

 ティオの痴態を囃し立てる男達に反論する言葉尻が甲高く跳ね上がる。

 いつのまにか近づいてきていた看守の一人が彼女の膣穴を撫で上げたのだ。

 

「な、なにをするんですか!?」

「何って、身体検査に決まってんだろ?ねぇ、所長?」

「その通りだ、穴の中に物を隠し入れていないかキッチリと調べさせてもらうよ」

「そん……な」

 

 絶句するティオに対し、男は無遠慮に無骨な指を突きこんだ。

 

「はひッ……ちょ、ちょっと待ってください!そんな所を調べられても何も出ませんからッ!」

「そんな事ないさ。ここに入れられるような凶悪犯共は、どこに何を隠し持ってるかわかんねーからな」

「だから、それはッ……あッ……だめですッ……そこは本当に……ダメですからッ……あぁあッ……!」

 

 ティオの制止の声を無視して男は膣内への侵入を続ける。

 太い指が、まるで生き物のように動き回りティオの未開通の膣壁を押し広げていく。

 膣穴からの刺激に段々とガニ股が崩れ内股気味に脚が閉じようとしてしまい。

 

「なに、勝手に姿勢変えてんだテメェは!」

「ひぎぃッ!!」

 

 バチンッ!と大きな音を立てて、くっきりと赤い手形が残る程に力強くティオの桃尻が引っ張叩かれる。

 痛みと驚きでティオの瞳から遂にポロポロと大粒の涙が零れ落ち始める。

 

「クロスベルの英雄様ならこれくらいで脚閉じてんじゃねーよ。そんなんじゃあ、いつまでたっても終わんねーぞ」

「……すみま、せんッ!ちゃんと、検査を受けますから……!続きをお願いします」 

 

 これ以上看守を怒らせる訳にはいかないと、ティオは理不尽だと思いながらも看守に謝罪し脚を開きなおす。

 目の前で所長が心底楽しそうにニヤニヤと笑いながら、改めて身体検査の開始を命じた。

 グチュッ……ヌリュッ…… 淫猥な水音が室内に響き渡る。

 今度は二本の指が膣穴に差し込まれ、ティオの膣内をかき乱す。

 

「んっ、あッ!はぁ、は、あぁ……く、ふぅ!」

 

 ティオと同じような立場の女を何度も毒牙にかけてきたのだろう。膣穴をかき乱す男の指使いは手慣れていた。

 ティオとて16歳の少女だ、自分の指を使って己の火照りを慰めた事は幾度となくある。だが、男の指が与えてくる快感はそれとは雲泥の差だった。

 

「あ゛、あぅ♡あひっ♡ひっひっひ、ぃひぃ゛♡」

 

 男の指は挿入してから僅かな時間しかたっていないというのに、膣内の弱点を見つけ出し的確に刺激してくる。

 野卑た言動とは裏腹な繊細な指使いでティオの弱点が撫で上げられ押し上げられる度に今まで経験した事のない快楽が全身を駆け巡る。

 

「イ、ヒィ゛ッ♡あへっ、へ、へ、お゛ぉ゛っっ♡」

 

 周りの下種な男達に対するせめてもの対抗心しとして声を押し殺せたのもほんの僅かな間だけだ。

 漏れ出る声が大きくなるにつれ白い喉を晒しながら引きあがっていく顔は、明らかに快楽に蕩け瞳を潤ませている。

 

「見ろよあの顔、あれがエプスタイン財団の主任の顔かよw」

「お゛っ♡おォ゛ー♡♡ほっ、ほぉ…ん゛ぉ゛ぉおお♡♡♡」

 

 可憐な容姿とは裏腹な野太く汚らしい声を上げ、涎が垂れ落ちる緩んだ口もとから時折舌を覗かせながら腰をへこへこと前後に振って必死に快楽を逃そうとするティオの醜態に周囲の男達から失笑が漏れる。

 

(我慢、我慢ですッ。ここで体勢を崩せば余計に恥ずかしめられるだけです。はやく、はやく終わってください……!)

 

 心をズタズタに引き裂かれるような痛みに、潤んだ瞳から更に涙がこぼれ落ちる。

 しかしそれも周囲の男達から見れば快楽に蕩けた涙にしか見えず、更に彼女の心を引き裂く下卑た野次を引き出す材料にしかならなかった。

 

「おいおい、なに喘いでんだ?これは身体検査だつってんだろ変態が」

「は、はひ……!ごめん、なさいッ。気を付けまっす、おっほぉ!?」

 

 一刻も早くこの地獄のような時間を終わらせるために、心を殺し従順なふりをするティオ。しかし、その言葉も終わらぬうちに彼女の口から悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声が漏れだした。

 

「そ、そこちが……ッ!そこ、は…お尻のッ!?」

 

 看守の左手がティオの小さく窄まった尻穴を押し広げ内部に侵入したのだ。

 

「何言ってやがる、穴がある以上こっちも調べるに決まってんだろ!」

「そ、そんなッ……あぐぅッ!!ひ、拡げッ……らめぇえッ!」

 

 排泄にしか使われないはずの肛門をこじ開けられる感覚に、ティオの口から思わず悲痛な叫びがあがる。

 見ず知らずの男に人前で不浄の穴をほじくられるという行為に思わず拒絶の悲鳴が口をつく。

 

「うるせーんだよ!静かにしろ!」

 

 だがそれも、男の掌によって子気味良い音をたてて桃尻を引っ張叩かれる事で封殺された。

 

「はひッ!は、はい……すいま、せんッ」

 

 尻穴を弄られながら、ティオは必死に謝罪の言葉を口にしながら身体検査という名の恥辱に耐える。

 本来ならば屈辱的な状況であるはずなのに、この異常な状況に体が適合しようとしているのかティオの体は与えられる恥悦に敏感に反応してしまう。

 

「お゛ッ♡お゛ぉ゛♡♡お゛ぉ゛お゛お゛♡♡♡」

 

 男が本格的に指を動かせばあっという間にティオの口は意味のある言葉を紡げなくなり、野太い汚声を上げはじめる。

 理性を焼き殺すかのような圧倒的な快楽。顔は既に涙と涎、そして両穴から噴き出した鼻水でドロドロだ。

 鼻水が口に入り塩辛い感触を味覚が伝えてくるが、それもすぐに快楽という名の刺激に塗りつぶされ分からなくなる。

 

「あ、お゛ッ♡お゛へっ♡お゛ォンっ♡おひぃぃぃぃ!♡♡」

 

 膣肉と腸肉を同時に弄ばれ、溢れだした愛液と腸液の混合汁が太ももを伝い地面に流れ落ちる。

 

(な゛ん、で……どうじで、ごん゛なに゛ぎぼぢい゛い゛んでずがッ……!)

 

 周囲から響きわたる自分を罵倒し嘲笑する言葉の数々、見知らぬ男に膣穴だけではなくあろうことか尻穴までほじくられる屈辱。

 そして、それら全てを塗りつぶすかのような圧倒的な快楽。

 尻穴を責められているという嫌悪感と屈辱感すらも徐々に薄れだしてきているように感じる。

 膝がガクガクと震えるのは羞恥心だけのせいなのだろうか、もはや早くこの身体検査が終わる事だけを一身に願うティオには分からなくなっていた。

 

「浅いところには何も隠してないな。そろそろもう少し奥を探るか」

「は、はいッ。どう、ぞッ!は、はやくッ、はやく終わらせてくださいッ」

 

 ティオの懇願を聞き入れたのか、看守は更に深くまで指を差し込む。

 

「ん゛お゛ッ♡♡♡!!」

 

 ビクンッと大きく腰が跳ね上がり、体が反り返る。

 

「なんだ、ここが弱点か」

 

 ティオの反応を見て看守の男の口元が大きく吊り上がる。

 

「あお゛ぉ゛ー-ッ!♡あう゛う゛ぅっ♡お゛っ♡お゛っ、ぉ゛ぉおお♡♡♡」

 

 今までの比ではない汚声が上がり、ティオの首が喉骨をくっきりと浮かび上がらせる程に大きく後ろに倒れ込む。

 ティオの弱い部分の中でも特に弱い快楽の急所であるGスポットを見つけた看守が、その部分を集中的に攻めあげたのだ。

 

「やッ、やべッ!やべでぐだざいッ♡しょこ、しょこらめっ♡らめなんですぅ♡♡おかしッ、お゛がじぐなっちゃいまずがらぁ♡♡!!」

 

 今まで感じていた快楽が児戯に思えるような快感に、脳髄の奥が破裂したかのような錯覚を覚える。

 涎を撒き散らしながら呂律の回らない舌で必死に静止の言葉を繰り返すが、もちろん看守がそれを聞いてくれるわけもない。

 むしろ、より激しく指を動かし始める。

 

「んあ゛あ゛あ゛―っ!♡♡♡ん゛お゛♡ほん゛…どに゛、やべ、れ……んぼぉっ!!♡♡」

 

 ゴツゴツとした指先がティオの性感帯を強く押し込み、それと同時に親指でクリトリスを押しつぶされる。

 じゅぼじゅぼじゅぼっ!と腸汁がかき鳴らされるほど激しく出し入れされる尻穴は、早くも男の指を2本も咥え込んでいる。

 

 そして、膣穴と尻穴がそれぞれ男の指を強く締め付けた次の瞬間。

 

「あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛ぁ゛―――っ!♡も゛、だめ゛♡!あ、お゛ッ!♡イ゛ッグ♡イグッ♡イグッ♡イグッ♡イグッ♡イグイグイグイグイグイグ、イッぐぅうウウウウウウウ!♡♡♡♡♡♡♡」

 

 視界が真っ白に染まり、頭の中がスパークする。

 黒目が瞼の裏へと完全に消え、背筋を大きく反り返しながら全身を大きく痙攣させる。

 そして、前に大きく突き出された腰からぶしゃあぁぁっ!と勢いよくイキ潮を吹き出した。

 

「あ、あ、あ、はひッ……は、はへ……はッ、はッ、はッ、はッ」

 

 ピクッピクと小刻みに体を震わせ、焦点が定まらない目で虚空を見つめる。

 

「おい、イキやがったぞコイツ!」

「マジで?処女でマンコだけじゃなくてケツ穴穿られてイクとかどんだけエロい体してんだよw」

 

 背後で騒いでいる看守達の嘲笑の声など、もはやティオの耳には届いてはいなかった。

 強烈な快楽の余韻に、ただ呆然と荒い息を繰り返しながら何とか震える体でガニ股ポーズを維持するだけで精一杯だったからだ。

 そんな彼女の両穴からズルリと指が引き抜かれる。栓を失った両穴からはごぼりっと白濁するまでかき混ぜられた愛液と腸液が噴き出しティオの太ももをいやらしく光らせながら流れ落ちていく。

 

(やっと、終わった……?)

 

 ぼんやりとしたままの頭でそう思うティオだったが、それが間違いであった事にすぐに気づく。

 

「お゛っほ♡♡♡」

 

 いつの間にか、ティオの背後に回っていた先ほどまでとは別の看守が彼女のケツ穴に無造作に指を突っ込んだのだ。

 

「ん゛ぉ♡にゃ、にゃに…を♡」

 

 口を窄めた無様な顔を晒しながら、何とか震える声で疑問を口にするティオ。

 

「何って、身体検査の続きに決まってんだろ?」

「そん、にゃ。しゃっき、終わった、はず…じゃあ……っ!」

 

 その疑問に答えたのは、いつのまにか他の看守の傍に移動していた先ほどまで身体検査の名目でティオの身体を弄んでいた看守だった。

 

「俺はな。検査は二重三重とチェックするのが当たり前だぜ、元エプスタイン財団所属のティオ・プラトー主任?」

 

 悪意を滲ませながら口角を歪めた男の言葉に、ティオの瞳が大きく見開かれる。

 自分の考えが甘かった事をようやく再認識した。

 この場所に、通常の監獄にあるような常識など期待してはいけなかったのだ。

 

「好きに……してください」

 

 ポツリ、とティオの口から言葉が零れ落ちる。

 だがそれは決して諦観から零れた言葉ではなかった

 

「あん?」

 

 こんな連中に負けたくない、屈したくないという反骨心。彼女がクロスベルの英雄と呼ばれる故となった心の強さが、快楽に蕩けていた彼女の瞳に再びの火を灯していた。

 

「好きにしてください、と言ったんです。身体検査でも何でもあなた達の気が済むまでやればいいじゃないですか?」

 

 ガニ股ポーズを決め、ケツ穴で男の指を2本も咥え込むという無様を晒しながらも、ティオは下卑た笑みを浮かべて自分を囲う男達に向けて冷ややかな笑みを向ける。

 

「私は負けません、どんな事をされたとしても。あなた達のような卑劣な人達などに、絶対に……!」

 

 己を鼓舞する意味もかねて決意の言葉を口にし、キッと力強く男達を睨みつけた。

 

 

●

 

 

「ん゛お゛お゛お゛ぉ゛♡♡ぉ゛ぉお゛お゛お゛お゛♡♡♡!!!」

 

 もはや何度目か数えるのもバカらしくなる程の絶頂汚声が部屋に響き渡る。

 ティオの身体がビグンッと大きく跳ねあがり、突き出した腰から凄まじい勢いで噴き出したイキ潮がビチャビチャと床を汚しながら放物線を描く。

 

「よーし、記録はどうだ!?」

「えーと、3mにぎり届いてないって所だな~。残念賞だ」

「かー、まじかよ!3mの大台いったと思ったのによー!!」

 

 白目を向き、ピンとまっすぐ伸びた舌をひくひくと痙攣させなるティオをよそに男達はゲラゲラと笑い続けていた。

 あれからはや2時間。もはや身体検査という建前など誰も気にしていなかった。

 ティオの身体をただ弄ぶ事に飽きた男達は、今ではどれだけ遠くまでティオにイキ潮を吹かせられる事が出来るかというゲームに興じていた。

 

「お゛っ♡はっ、はへ……へ♡はひっ♡」

 

 度重なる絶頂にもはやまともに声すら出せないのか、濁音交じりの汚声を断続的に上げ続けるティオ。

 その表情にはもはやクロスベルの英雄と呼ばれた面影もエプスタイン財団で主任にまで昇りつめた知性もなく、ただただ快楽で蕩けたメス豚の姿だけが残っていた。

 

「よーし、じゃあ次は俺の番だな。にしても、こっちの穴も随分緩くなったな」

 

 グチュリ、と男の太い指が尻穴へと突き刺さる。

 数時間前まで排泄の為でしかなかったその場所は、今では男の指を3本も容易く飲み込める性器へと変貌を遂げていた。

 

「あ゛ぁ゛―っ!♡お゛っほォ♡お゛じり゛、はげ、はげひぃいい♡♡♡」

 

 3本の指がバラバラに動き、この2時間で男達に知れ渡った快楽急所を的確に刺激してくる。

 

「ぢぐびぃ♡♡♡!ぢくびやべ、やべでぐざい♡♡のびる、のびぢゃいまずがら゛ぁ゛♡♡♡!!

 

 空いた男の片手がティオの控え目な胸の頂点で痛々しく勃起した乳首を掴み上げ引き延ばす。

 最初はつま先で摘まむのがやっとだった可愛らしい乳首も、男達によって散々弄ばれた結果、今では男の太い指でも余裕でつまめる程に肥大化してしまっていた。

 

「ぢぐびぃ♡げづあ゛な゛ぁ♡い゛っだん、どめ゛で、どめ゛でぐだざい゛♡♡♡!!!」

 

 肛門を指で穿られ、乳首を引き延ばされる快感に、ティオの脳髄が焼き切れる。

 ガクン、と首が折れ曲がり、何度も意識を失いかけるも快楽によって無理やり覚醒させられる。

 腰はもはやティオの制御を離れており、先ほどからガクガクと前後に卑猥なガニ股ダンスを踊りっぱなしだ。

 

「んぶぅ♡♡♡!?」

 

 野太い汚声を唾液とともに撒き散らしていたティオの口が、男の口によって塞がれる。

 

「じゅるっ♡ふう゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♡じゅっじゅるるる♡♡おぶぉ゛っ♡」

 

 ティオの口腔内を肉厚の舌が蹂躙する。

 舌を絡め歯茎や口蓋をなぞり、喉奥までもを犯さんばかりに激しく暴れまわる。

 

「ふぎゅっは♡おぼっ♡♡お ごっ♡んぼぉおおおっ♡♡♡!!!」

 

 ティオの事など一切考えていない男が少女の柔らかな口内を堪能するだけの一方的な口内凌辱。

 当然満足に呼吸など出来る筈もなく、ティオは鼻穴からぼびゅっと鼻水を噴き出しながらみっともなく両鼻を広げ必死に空気を求めようとする。

 

(息ぐるじい、苦じいでず……で、も………)

 

 瞳を半分ほど裏返しながら、酸欠と絶え間ない快楽でぼんやりとした頭の中に浮かんだのは別の感情だった。

 

(気持ち良い……?♡♡♡ちがう、これは苦しいだけ……♡♡なん…で♡)

 

 霞がかった頭の中に疑問が生まれ、僅かに残った理性がそんなマゾヒティックな快楽を否定しようとする。

 だがそんな葛藤もすぐに快楽に上書きされ消えていった。

 

「ん゛、んぶっ♡!んごぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛ー-!!♡♡」

 

 男が思いっきりティオの舌を吸い上げたのが始まりだった。

 ブヂュルルルルッ!!! と卑猥な水音が激しく鳴り響く。音は振動となって両耳に伝わりまるで耳の中まで犯されているかのようだった。

 

「お゛っお゛っ♡♡オ゛ォ゛ーーッ゛♡♡♡」

 

 ケツ穴に突きこまれた3本指が腸内で最も敏感な箇所を削り取る勢いで激しくピストンされる。

 乳首は両指で器用に擦り上げられたかと思えばねじ切るらんばかりに引っ張り上げられる。

 3箇所からの刺激はそれぞれの形で脳天を突き抜けるような快感をティオに与え、もはや悲鳴すら上げられずにただ泡を吹きながら獣のような声を上げ続けるしかなかった。

  

「そろそろ来るぞ!」

「さてさて、今回こそ新記録なるか!!」

 

 ニヤニヤとティオの痴態を見守る男達を他所に、彼女の身体を駆け巡る快感が遂に頂点を迎えた。

 一瞬、ティオの身体の痙攣がピタリと収まったかのように見えた。

 

 次の瞬間

 

「--------ッ!!!」

 

 声にならない絶叫が部屋中に木霊した。

 ビクビクッビグンッと今までで一番激しい痙攣を見せながら盛大に潮を吹いた後、ティオは糸の切れた人形のようにガクリとその頭を垂れた。

 

「おー、3.5m!記録更新だ!」

「どんなもんよ!これが俺様のテクニックよ!」

「ん、おいちょっと待て」

 

 チョロ、ジョロロロロロロロロ!!

 

 白目を剥き、口から舌をはみ出させ、俯いた顔から涙・鼻水・涎を垂れ流しながら無様なアヘ顔を晒して気絶した事で体が完全に弛緩したのか、ガニ股ポーズを決めたままの股座から黄金水が勢いよく噴き出した。

 

「ぎゃははははは、こいつ漏らしやがった!」

「記録はー、1mちょい!全然駄目だな、やっぱ潮じゃねーと飛距離でねーわ」

「いやいや、潮吹いて3.5mも飛ばすこいつが変態女なだけだろw」

 

 好き勝手に言い、笑い合う男達。そこに声をかける者がいた。

 

「なんだ、まだやってたのかお前たち」

「あ、所長。お疲れ様です!」

 

 この監獄の責任者にして、自分達の上司である所長の登場に看守達が一斉に敬礼する。

 必然、気絶したティオが男達の支え無しで立てる筈もなく自分で作り出した尿と潮の水溜りに倒れ込む事になった。

 

「所長もどうですか?今のところ3.5mのイキ潮が記録ですぜ」

「ほぉ、中々の記録じゃないか。記録挑戦もいいがそろそろメインディッシュをいただきたくてな」

 

 そう言うと、所長はおもむろにティオに近づくと、尻たぶを掴んで左右に割り開く。

 未だ男を知らぬ膣と尻、二つの処女穴が露になる。

 散々弄ばれた二つの穴は処女にも関わらず、まるで使い込まれたかのような熟れた肉ヒダを覗かせ湯気を上げていた。

 とめどなく愛液と腸液を垂れ流す淫乱な蜜壺に、所長は自らの剛直をあてがい一気に腰を前に突き出した。

 

「オ゛ッ!♡」

 

 男の物など受け入れた事のない筈の膣穴は、あっさりとその剛直を飲み込み咥え込む。流れ落ちる血がなければとても処女だとは思えない程だ。

 

「お゛っ♡ほ、お゛ぉ゛っ!♡」

「ふむ、悪くないな」

 

 ティオの穴の具合を確かめるように、数度抜き差しを繰り返すたびに意識がないにも関わらず彼女の口から嬌声が漏れ出る。

 

「そら、起きろ」

 

 パン!と音が鳴る程強く男の平手がティオの尻肉を叩いた。

 

「ひぐっ!?」

 

 痛みによって強制的に目覚めさせられたティオの視界に映るのは臭気を漂わせる水面に映った自分。

 そして、膣穴に突き刺された太く長い男の肉棒。

 

「あ っ♡あ っ♡な、なにが……」

「おはようティオ君。気分はどうかな?」

「しょ、ちょう……?いやぁああ!?抜いて、抜いてください!?」

 

 ようやく状況を理解したティオの顔が青く染まり、悲痛な声をあげる。

 這ってでも男の肉棒を抜こうとするティオだが、それを嘲笑うかのように力強く尻肉を掴んだ所長が己の肉棒をティオの子宮口へと強く押し込んだ。

 

「お゛ぐぅぅぅ!?♡♡♡」

 

 ズドンッという衝撃が腹の奥から全身に響き渡り、脳髄を焼くほどの快感にティオの瞳に火花が散る。

 

「ん゛お゛ッ♡お゛ッ♡あ゛っやべ、やべで♡ぬいで、ぬいでぇ!♡ほぉ゛っ♡♡♡」

 

 涙を浮かべ、必死に男を拒絶するティオ。

 だがそんな懇願など気にした様子もなく、男はティオの腰を掴み、容赦なく抽送を開始した。

 散々に絶頂を向かえながらも指だけではどこか物足りなさを抱いていたティオの子宮は一突きで肉棒へと屈服し、精液欲しさに子宮口を亀頭へとしゃぶりつかせていた。

 

「お゛っほぉ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡ん゛、ぎぃ!♡♡」

 

 ジュブッ♡ドチュッ♡と結合部から卑猥な音が鳴り響くたびに、ティオの口は窄められ無様なオホ声を上げてよがってしまう。

 ティオの腰を鷲掴みにした手は、そのまま指先を食い込ませながらティオの柔らかい尻肉を堪能する。

 同時にもう片方の手がティオの胸へと伸び、先ほどまで看守達に散々虐められガチガチに勃起した乳首を指先で摘まみ上げシコシコと扱きあげられる。

 

「ひぅ っ!ぢぐびも、だめ……れす♡♡♡!ち、ぢぐび、ひっぱらないれぇ♡♡♡!」

 

 膣穴を抉られ敏感になった乳首を扱かれるという、二箇所から与えられる快感に脳が焼き切れる程の快楽を覚えながら、それでもティオの心はまだ折れていなかった。

 涙と鼻水を撒き散らしながら、快楽に屈してしまった体を意思の力だけで突き動かしこの状況から逃れようとする。

 ふと、所長の男がピストン運動をとめた。

 だがそれは終わりなどでは決してなく、むしろ絶望の始まりに過ぎなかった。

 

「そろそろ出すぞ」

 

 短くそう告げると、ティオの腰を両手でガッチリと固定し、彼女の尻に陰毛が当たるほどの深い挿入で激しく打ち付け始める。

 

「----ッ!!♡」

 

 膣内射精。

 その言葉の意味を理解した瞬間、ティオの身体にゾクリとした悪寒が走る。

 

「う、うそですよね?おねがいじま゛ず!それだけは、それだけは許じでぐだざい!!」

 

 悲鳴のような嘆願の声を上げるが、それが聞き入れられるわけもない。

 むしろその哀願が心地よいとばかりにティオの尻肉に指をより深く沈ませながら、腰をぶつけていく。

 

「いや、いやぁあああああああ!中は、中だけはやめください!やだぁあああああああああ!!!」

 

 子供のように泣きじゃくりながら必死に両腕を動かして這ってでも逃げようとするティオ。

 普段の理知的な彼女の姿からは想像もできないその醜態が、何よりも所長の肉棒を滾らせる。

 その顔にはハッキリと満面の笑みが浮かんでいた。

 

 「最高だよ、ティオ・プラトー君」

 

 その言葉を合図に、ゴリュッ!と音が聞こえる程に強くティオの子宮口に肉棒の先端が押し付けられた。

 次の瞬間、所長の肉棒が膨らみブルリと震えたかと思うと大量の熱い液体がティオの膣内に流し込まれていく。

 

 どびゅるるるるるるる!!!どびゅ!ぼびゅっ!びゅるるるるるるるっ!!!!!

 

  熱く、ドロドロとしていて、それでいて粘り気のある白濁の奔流。

 膣壁を逆流して奥へ奥へと進んでいくそれに、ティオの身体がビクンと跳ね上がる。

 

「い゛っや゛♡イッグゥウウウウウウウウウウウウーーッ!!♡♡♡」

 

 悲しみに涙を流しながらも、その口からは獣の鳴き声にも似た濁った嬌声が漏れ出し、顔は無様なアヘ顔に染まってしまう。

 眼下でビクビクと痙攣するティオの反応を楽しみつつ最後の一滴まで白濁液を注ぎ込んだ所長の肉棒がようやく引き抜かれる。

 膣口からは入りきらなかった白濁が勢いよく溢れ出し、ティオの太ももを伝っていき床に新しい水溜りを作った。

 

「はひっ♡はぁー♡はぁー♡お゛っ…ぁ♡♡♡」

 

 未だ絶頂の余韻に声を漏らしながら、ティオの身体がピクピクと小刻みに震えている。

 瞳は焦点を失ってユラユラと揺れ動き、中出しされた悲しみ、そして望まぬ膣内射精だというのに無様なアヘ顔絶頂を決めてしまった自分の身体への絶望から涙を流し続けていた。

 

「これで身体検査は終了だ。後はお前たちの好きにしろ。ただし、時間になったらちゃんとこいつを独房に連れて行けよ」

「ありがとうございます!おら、立て!」

 

 所長の言葉に、看守達はティオの手足を掴み立ち上がらせる。

 もはや抵抗する気力すら残っていないティオはされるがまま、引き摺られるようにして男達の輪の中へと連れ込まれていった。

 

 

●

 

 

「ここが今日のお前の牢屋だ」

 

 ティオの身体が投げ捨てられるように鉄格子の内側へと押し込まれる。

 その体は凄惨の一言だった。

 あちこちに噛み跡を残す全身は精液でべっとりと汚され、開ききった膣穴とケツ穴からは精液が未だに尽きる事なくこぼれ出している。

 

(まだ、大丈夫です。まだ、頑張れます。きっとロイドさん達が助けに来てくれます。それまでの辛抱です)

 

  硬い石畳の床、だが今はその冷たさが心地よかった。

  そう自分に言い聞かせ、限界を向かえそうな心をなんとか奮い立たせる。

 

「ああ、そうだ。言い忘れてたけど、6時間後にまた来るからなー」

「わがり、まじだよ」

 

 何度も何度も男の肉棒を咥え込まされた口は顎が疲れ果て僅かな単語を発する事すら億劫だ。

 本来なら鉄格子の向こう側で思い出したかのようにそう言い残す看守達に皮肉の一つでも言ってやりたい。

 だが今はただただ休みたかった。6時間後にはまた地獄のような時間が始まるのだ。

 しかし、そんなささやかな希望すら嘲笑うかの様にティオの背後から声がした。

 

「あいよ。それじゃあ、それまで一緒に楽しもうぜティオちゃんよぉ」

「………え?」

 

 背後から聞こえてきた自分以外の男の声に、ティオの口から間の抜けた声が漏れ出す。

 そして一度気付けばそれに気付くのは容易かった。

 

 自分以外に牢の中に誰かがいる、それも1人や2人などという少人数ではない。

 

 力の入らない手足を無理矢理動かし、ゆっくりと後ろへと振り返る。

 

「朝・昼・夜、ここにいる囚人・看守に対して女は君だけだからさ。休んでる暇はないのよ。明日からも順繰りに独房回りつつ俺らの世話もしてもらから」

「あ…あ…あぁ……」

 

 どうして気付かなかったのだろうか。

 ティオがいる場所は狭い個別独房ではなかった。もっと大勢の、それこそ何十人もの囚人が共同で暮らしている広大な独房だった。

 荒い息遣いとぎらついた性欲濡れの視線が様々な体液で汚されてなお可憐さを残す肢体に向けられる。

 

「こいつらにとっちゃ数か月ぶりの女だから、とんでもなく溜まってると思うけど頑張ってね。まだ100年以上ある刑期の第一日目なんだからさ」

 

 何の気なしにそう言い残すと、看守達は当たり前のようにその場を後にする。

 

 脱出不可能な監獄施設。

 これから延々と続く休む暇なく行われる男達への肉便器業務。

 仲間達の助けがくる保証は、ない。

 

 聡明な彼女だからこそ理解できてしまう。これから訪れる地獄のような時間を、その終わりが死ぬまでない事を。

 理解できるからこそ、奮い立たせようとした心はあっさりと折れ、ティオの恐怖は臨界を越えてしまった。

 

「出して、出してぇえええええ!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

 

 そこにもはやクロスベルの英雄の姿はなく、ただの哀れな1人の少女の姿があるだけだ。

 

「帝国様に逆らって申し訳ありませんでした!!謝ります!何だって話します!!だから、ゆるして!ゆるじでぐだざい!!!」

 

 鉄格子を揺らし甲高い音をたてて許しを請うティオ、そんな彼女に無数の無骨な手が伸び絡みつく。

 

「やだ、やだぁあああああ!!も゛う゛じわ゛げござい゛ま゛ぜん゛!ごべん゛な゛ざい゛!ずみ゛ま゛ぜん゛でじだ!だから、だからぁああああ!!!」

 

 ティオの絶叫が誰かに届くことはなく、その声が惨めな嬌声へと変わるのに時間はかからない。

 

 そして、その嬌声が止む事は二度となかった。

 




1人だけ3回も酷い目にあってる彼女ですが、やっぱり一番好きなキャラクターは何度でも酷い目に合わせたくなるので仕方ないですね!
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