※この作品はR-18です。

白濁の軌跡   作:たこ足八寸@skeb停止中

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 クロスベル警察「特務支援課」のメンバーにしてエプスタイン財団の主任も務める若き才媛、ティオ・プラトーが主役の物語です。
 ティオ・プラトーという極上の獲物が地下鉄という悪意と肉欲に満ちた鉄の檻に乗り込んだらどうなのかというお話。

※以前執筆いたしました「地下にて肉宴は開かれる」の続編という形になります。

 ティオを酷い目に合わせるのが楽しすぎてあれもこれもと欲が出てしまい気づいたら予定の倍以上の長さになってしまっていた今日この頃。


地下にて肉宴は開かれる ~ティオ・プラトーの終焉~(ティオ・プラトー)

 ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン

 

 共和国の首都イーディス。その地下を走る鉄道の車内で、ティオ・プラトーは揺れる足元と耳に響く列車の駆動音に身を任せていた。

 

(絶対に許しません……っ!!エリィさんをあんな目にあわせた犯人達は、私がこの手で必ず捕まえてやります!)

 

 特務支援課の仲間であり、家族同然の存在であるエリィが変わり果てた姿でクロスベルの地へ戻ってきたのは一月前の出来事だった。

 エリィを襲ったのは数十人以上の男達による激しい性的暴行。膣だけでなく尻穴や口といった全身の穴という穴を犯し尽くす凌辱の嵐は推定十三時間以上にも及んだと考えられている。そして凌辱はそれだけで終わらず、あろうことか第一発見者である列車職員達は吊り革に手足を固定されて宙吊りされていたエリィに対し更に5時間に渡って暴行を加えた。

 ティオの脳裏に蘇るのは光を失った虚ろな目でピクリとも動かず虚空を眺め続けるエリィの悲痛な姿。計18時間に及ぶ想像を絶する凌辱は、エリィの心を壊すのに十分すぎたのだ。聖ウルスラ医科大学へと入院して一月がたつが、ロイドやキーアを始めとした仲間たちの献身的な介護も虚しくエリィに回復の兆しは見られない。

 誰もがそんなエリィの姿に胸を痛め、非道な犯人を捕らえるべく全力を尽くした。だがそんな捜査陣を嘲笑うかのように一月がたってなお犯人の手がかりは何一つとして掴めず、捜査は暗礁に乗り上げていた。

 

 そんな時だ、ティオの口から自身を使った囮捜査が提案されたのは。

 

 当然、特務支援課のメンバーを始め周囲は危険だと猛反対した。

 だが捜査が手詰まりだという変えようのない現実、そしてティオ自身の強い意思によって半ば強引ではあるが今回の囮捜査の実行が決定したのだ。

 

『こちら本部。ティオ君、聞こえているかね?』

「はい、聞こえています。通信の感度も良好です」

 

 目線を動かさず、僅かに口元だけを動かしてティオは本部からの通信に言葉を返す。

 流れゆく列車の窓に映り込むティオの姿は白いロングコートの下に黒を主体とした上下を合わせたいつも通りの服装だが、髪に隠れた耳には小型の通信機が取り付けられていた。

 

『次の駅で通勤や通学に利用する人々が大量に乗り込んでくる。万全のバックアップ体制を取ってはいるが、満員の車内で君を常に監視し護衛する事はまず不可能だろう。…………君のような少女に、このような役目を任せる事になってしまい本当にすまない』

「気にしないでください、私自身が提案した作戦です。……そろそろ列車がホームに着くようなので一度通信を切ります」

『了解した。この事件はあまりにも不可解な点が多い、細心の注意を払うだけでなく各駅で停車するごとに必ず定時連絡を入れてくれ』

 

 ティオの返事が列車のブレーキ音にかき消され、停止と同時に開いた扉から大勢の人々が車内へ雪崩れ込むように乗り込んでくる。

 

 そして、けたましい発車音を鳴らして列車が再び動き出す。悪意と肉欲をのせた、逃れえぬ鉄の檻となって。

 

 

 

●

 

 

 

(捜査で外から眺める事は何度もありましたが、実際に人込みを車内で体験すると想像以上の密度ですね……っ)

 

 規則正しい振動と音に大勢の人々がかき鳴らす雑音が合わさった車内で、ティオは想像以上の人口密度と圧迫感に驚きを隠せないでいた。

 

(エリィさんはいい経験になると考えてわざわざこの時間帯に乗り込んだそうですが、これは人生において絶対に経験する必要のないものです…!)

 

 入口付近に立っていたティオの身体は雪崩れ込む人並に呑み込まれ、あっという間に車両の中央辺りまで押し流されていた。

 人を詰め込めるだけ詰め込んだ車内では人と人の間隔がほとんどない。視線を周囲に走らせても見えるのは他人の身体だけ、座席どころか車両の窓すらももはや見えず吊り革を握りしめ立っているだけだというのに周りの人間に身体が当たらないか注意を払う必要がある。

 

(周りの方たちには申し訳ないですが、正直臭いもキツいです……)

 

 密集した人垣から滲みだす蒸れた汗の臭いと体臭が混ざり合った熱気が鼻孔を刺激する。小柄なティオの身体は人の壁に埋もれるようになってしまっているため、まるで蒸れた臭いに全身を包まれているかのような不快感だ。

 立ち込める熱気にティオ自身の身体にもじんわりと汗が浮かぶのを感じ始めたその時──

 

(………っ?)

 

 臀部に感じた微かな違和感。この人口密度だ、偶々動かした手や持ち物が掠めたのかとも思った。

 しかし、そうではない。偶然などではなく明確な意思をもって、スカート越しに人の手がティオの尻肉を撫でまわす。

 

(これは…早速来ましたかっ!)

 

 囮捜査を名乗りでた時点でこうなる事は覚悟していたつもりだったが、スカート越しとはいえ見知らぬ人間に卑らしい手つきで臀部を触られる生理的嫌悪感は想像以上だ。

 掌を押し付けるように尻肉を撫でまわしていた動きはエスカレートし、いよいよスカートの中へと潜り込こもうとする。

 

「そこまでです」

 

 ティオの手が、スカートの中へ潜り込もうとした手首を掴み上げる。

 この手がエリィを凌辱した人間の手かもしれないと思うと思わず掴み上げる手に力が籠った。怒りと侮蔑を込めた、普段の彼女からは想像できないドスの効いた声を出しながら背後へと振り向く。

 

 振り向いた先にいたのは一人の中年男。

 

「クロスベル警察のものです。申し訳ありませんが、次の駅で一緒に降りてもらいます──何がおかしいんですか?」

 

 犯行がバレただけでなく、痴漢した相手が警察関係者だったというのにその男は笑っていたのだ。犯行現場を押さえられて焦るのでもなく、逮捕される未来に怯えるでもなく、ニタニタと心底おかしそうに口端を吊り上げて笑っている。

 予想外の犯人の反応にティオの怒りは霧散し、代わりに疑問が思考を満たす。しかし、男が笑いながら発した次の言葉によってその疑問は驚愕へと変わった。

 

「くくく、いやなに人間思い通りに事が運ぶと思わず笑っちまうのさ。クロスベル警察特務支援課のティオ・プラトー殿?」

「ッ!?まさか、あなたがエリィさんを……ぐむ゛ぅ゛っ!!?」

 

 優秀なティオの頭脳は男の言葉から、その正体へと即座に辿り着いた。エリィの身体を犯し、心を壊した犯人の出現に本部へと通信を繋げようとするが背後から伸びてきた手がハンカチのような布を口元に押し当てて声を封じ、両手を身体の後ろで捻り上げる。

 

「む゛ぅ゛っ!む゛ぅ゛ーーーーーーッッッ!!!」

 

 突然の凶行にあらん限りの力で身体を暴れさせるが、いくら数多くの修羅場を潜ってきたとはいえ彼女自身は非力な少女でしかない。大人の男の腕力に敵うはずもなく難なく身動きは封じられ、抑え込まれたくぐもった声は列車の運行音に無情にかき消されて周囲の人間には届かない。

 

「おー、怖い怖い。流石はクロスベルの英雄殿、ガキのくせにすげぇ目で睨んできやがる。けどやっぱまだまだガキだな、俺達が複数人だって事は分かってた事だろ?」

「むうぅっ!?んむっ!むぅっ、むぅーー!!?」

 

 嘲笑う男の手にはいつのまにか小ぶりなナイフが握られており、ティオの上着を中のYシャツごと力任せに引き裂いた。

 引き裂かれた服の下から現れるのはティオの白い肌と慎ましい胸を覆い隠す黒い下着。白雪のような白い肌を覆うアダルトな黒というギャップに男は思わず舌なめずりをすると、躊躇うことなく捲り上げる。

 周りに大勢の他人がいるというのに眼下で揺れ動く剥きだしになった自身の両胸に、ティオの頬は羞恥で真っ赤に染まり周囲を気にして視線が忙しなく動く。

 

「エリィ・マクダエルとは違って小せぇ胸だな。あいつの胸は凄かったぞ、ちょっと動くだけでだっぷんだっぷん揺れまくってよ。下手すりゃメートル越えしてんじゃねーかってくらいの爆乳だってのにツヤ・ハリもに最上級。尻も下品なくらいのデカ尻だったし、まさに男に犯されるためにあるような身体だったぜありゃあ。犯されるためにわざとこの時間帯に乗り込んできたのかもなw」

「ん゛む゛ぅううううううううっっっ!!!!」

 

 エリィを侮辱し、辱める言葉。それはとても許せるものではなかった。人形のようになるまで心を壊しつくされたエリィの姿が脳裏をよぎり、羞恥に染まっていた顔が烈火のごとく燃え上がった怒りで赤く塗りつぶされる。己の胸が晒されているという状況など頭の隅へと消え去り、先ほど以上の強い力で身体を暴れさせ目の前の男を射殺しそうな鋭い目で睨みつけた。

 

 だが男はそんなティオの怒りには目もくれない。男の興味があるのは目の前に晒された白く美しい彼女の肢体だけだ。

 

「だが、これはこれでなかなか悪くねぇ」

 

 幼さを残す身体に確かに感じる雌としての肉付き。

 片手で覆い隠せてしまう控えめな胸の頂点では、小さな乳輪の中心で淡い桜色の突起が外気の冷たさに反応して僅かに立ち上がっている。視線を下げれば白いふとももにはむっちりと肉が付き、美しい曲線を描くくびれから続く引き締まった小ぶりな尻はスカート越しでも分かる弾力と柔らかさを兼ね備えていた。

 

 成熟したエリィの身体とはまた違う、少女と女性の中間に位置するこの年頃でしか出せない色香が男の情欲を煽り立てる。

 

「へへ、そんじゃまあじっくり堪能させてもらうとしようか」

「むぅうっ、むぅううー゛ー゛!?」

 

 身体に伸びてくる男の無骨な手、しかしティオには徐々に近づいてくる手を見ている事しか出来ない。

 

(いや、いやです!?触らないでください!!!)

 

 どれだけ悲痛な声を上げてもそれはくぐもった意味をなさない言葉にしかならず、悲鳴はティオの心の中で虚しく反響するだけだ。

 

「大きさは比べ物にならねーが、柔らかさと弾力はエリィ・マクダエルの下品なエロ乳にも負けてねぇぜ。掌に吸い付いてきやがる」

 

 男の両手が誰にも触らせた事のないティオの小ぶりな胸を揉みしだく。生の乳肉をぐにゅっ♥ぐにゅっ♥と力強く揉みしだきながらティオだけでなくエリィまで侮辱する言葉を口にし、ティオの中で怒りと屈辱、恐怖と嫌悪が混ざり合い彼女の心をぐちゃぐちゃに掻き乱す。

 

 だが男が胸の先端で震える乳首を指先で弾いた瞬間、そこに新しい感情が混ざった。

 

「む゛ッッッふぅ♥…………?」

 

 くぐもった声の中に混ざった甘い響き。自身の口から飛び出した声に困惑するティオをよそに男は笑いながらもう一度、今度は先ほどより強く震える乳首を弾いた。

 

「ん゛っむ゛ぅ♥♥!?」

 

 背中に電流が駆け抜けたかのように衝撃にビクンッと身体が跳ね、くぐもっていてもハッキリと分かる甘い雌の声がティオの口から漏れ出す。

 

 痺れるように全身へと迸ったその感覚は、紛れもない快楽だった。

 

「ようやく効果が出てきたみたいだな。お前さんの口に押し付けた布には媚薬をたっぷりしみこませてあるんだよ」

 

 男の言葉で、人混みの熱気だと思い込んでいた熱が自分の身体の奥から滲み出ていたのものだと自覚する。そして一度身体の芯で燃える快楽の火を認識してしまうと、それは情欲の炎となってあっという間にティオの中で燃え上がった。

 

(身体があ、づいっ……これ、駄目な奴…です…っ)

 

 身体が芯からどんどん熱くなっていく。

 目の前にいるのはエリィの仇である憎い男の筈だというのに、掌の中で押しつぶされる乳首が充血して硬く膨らんでいくのがティオ自身にも分かる。

 

「ふっ、ふっ、ふぅーーっ♥!ふぅーーっ♥!!」

 

 息が荒れ、熱に浮かされたように思考が蕩けてまとまらなくなっていく。

 雪のように白かった肌はいやらしく紅潮し、噴き出した汗が悶えるように震える胸元を糸を引くように流れ落ちていく。硬く尖った乳首をコリコリと指先で弄られるとゾクゾクとした快感が背筋を駆け上り、身体が卑らしく震えのを止められない。

 

「やっぱりお前ももう女だな。甘酸っぱい雌の臭いがぷんぷん匂ってくる──ぜっ!」

「む゛ォ゛ッッッ♥♥♥!!?」

 

 力を込めた男のデコピンが卑らしく尖りきった乳首を弾き飛ばすと、濁った声と共にティオの顎が跳ね上がる。上ずった瞳の真下では噴き出したイキ潮がショーツを貫き列車の床に勢いよく叩きつけられていた。

 

(なん、ですかっ……いま、のぉっ♥!?)

 

 生まれて初めて乳首だけで絶頂へと押し上げられた衝撃は凄まじく、男の腕の中でピンっと背筋を伸ばして身体を震わせながら無意識に内股を擦り合わせる。切なげに息を乱し、快楽に蕩けたその顔つきは普段の彼女を知る者が見れば目を疑うだろう。

 

「媚薬で感度が上がっているとはいえ胸だけでここまで派手にイクとはな。エリィ・マクダエルももう少し品のあるイキかたをしてたぞ。胸の大きさは完敗だが、感度じゃあ圧勝かもなw」

「む゛ぅ……っ♥む゛、ぅっっ♥む゛ふぅーーっ♥♥」

 

 口端を吊り上げながら揶揄する男の言葉。しかし今まで経験した事のない深い絶頂を迎えたばかりのティオは荒い鼻息を吐き出しながら身体を震わせる事しか出来ない。

 

(悔しい、です……っ!エリィさんの仇を目の前にしてるのに……なのに、身体の疼きが…止まらない……っ♥)

 

 エリィを辱しめ侮辱する言葉への怒り、身体を好き勝手に弄ばれる屈辱……それら全てが内側で燃え広がる快楽の炎によってぐずぐずに蕩かされていく。

 

「それじゃあ次はこっちの様子を確かめさせてもらおうか」

 

 下卑た笑みを浮かべた男の手が、赤みを帯たティオの柔肌をなぞるようにしながらゆっくりと下がっていく。

 

「むっ!?む゛ぅーーーッ!!!んむ゛ぅうぅぅーーーーーっっ♥♥♥」

 

 男がどこに向かおうとしているのかを理解したティオが懸命に身体を暴れさせ、必死に拒絶を示す。しかし男にとってみればそれは哀れな雌の健気な抵抗としか映らず、嗜虐心を煽られたその口元はより深く歪んでいく。

 

「ほーう、ブラもそうだったがガキのくせに中々エロいの履いてるじゃねーか」

 

 スカートが捲り上げられ、レース生地で作られた大人びたデザインの黒いショーツが露わにされる。

 

「ガキのくせに男を誘ってやがるのか?それともエリィ・マクダエルに選んでもらったか?あいつも清楚ぶってはいたがえぐいTバック履いてやがったからなw」

(どこまでエリィさんを辱しめれば気が済むんですか……っ!)

 

 繰り返されるエリィへの侮辱の言葉。だというのに言い返す事すら出来ない無力さに、悔し気に歪められたティオの瞳から大粒の涙が零れ落ちた。

 

「さて、こっちの具合も確かめてやるよ」

 

 男が周りに視線を送ると、左右から伸びてきた手がティオの太ももを掴んで強引に股を広げさせる。

 

「ん゛むうぅッ!?ん゛ぅーーッ♥♥」

(まさか、周りにいる人は全員この男の仲間なんですか!?)

 

 大勢の乗客の息遣いや生活音が聞こえる列車の中で両足が下品なガニ股をえがき、ショーツの食い込みまではっきりとわかるほど股間を突き出した態勢で固定される。恥ずかしい所を全て公衆の場で曝け出された事に対する羞恥で頭おかしくなりそうだが、背後からだけでなく左右からも拘束された身体はビクともせず屈辱的なガニ股開きを崩すことができない。

 それどころか、左右から伸びてきた手は華奢な見た目とは裏腹にむっちりとした肉をのせたティオの太ももを這いずり回り始める。年若い少女の柔らく瑞々しい太ももを堪能するようにねっとりとした手つきで撫でまわし、時折指先でショーツの食い込んだ股座の近くを擽るようになぞっていく。

 

「ん゛ぅ……♥む゛っ♥ん゛、んぅぅっ♥♥」

 

 下半身から駆け上ってくる嫌悪感とそれを帳消しにしてなお余りある快感がティオの背筋を走りぬけるたびにショーツの中で牝肉がひくつき、溢れ出した愛液が汗と混ざって内ももを滑り落ちる。

 

「触っただけでマンコひくつかせやがって、ガキのくせにねだるように腰振ってやがるw」

(や、ぁっ…気持ち悪いのに……なでられてるだけなのに……っ♥)

 

 嘲笑う男の吐息が耳に吹きかけられ、身体はティオの心を裏切るように興奮に満ちて赤みを増していく。男の指が股間に張り付いたショーツにくっきりと浮かび上がった割れ目をそっとなぞり上げれば、それだけでティオの身体はビクンッ♥と腰をつきだして震え上がった。

 

(違う、違う、違うんです!こんなの、嫌なのに……っ!♥気持ち悪いだけの筈なんです!♥なのにどうして、私の身体は言う事をきいてくれないんですか!?♥♥)

 

 悔し気に唇を嚙み締め、堪える様に目をギュッと瞑りながらティオは涙を流す。だがどれだけ心の中で泣き叫ぼうとも身体は少しでも強い快楽を求めて割れ目をなぞる男の指へ追いすがるようにへこっ♥へこっ♥と腰を動かし、エリィの仇である筈の男に媚びるかのように牝臭い匂いをより強く全身から漂わせる。

 

「ん゛ォ゛っ゛!!♥♥♥♥」

 

 そして割れ目を撫でていた男の指がショーツの上に浮かべあがった肉豆を押し込むめば、身体はそのたった一本の中指に屈して濁った声を上げながら背筋を勢いよく仰け反らせた。

 

「む゛ぅ!?♥♥ん゛、んぅ!♥ふッ、ふー゛ー゛っ゛!!♥む゛んぅぅううぅぅぅ~~~~~!!?!♥♥♥♥」

 

 男の指先が勃起クリトリスをショーツ越しに器用に摘まみ上げ、コリッ♥コリッ♥と抓り弾く。牝の急所へ与えられる刺激は間に挟まった布切れなど関係ないとばかりに暴力的なまでの快感で一瞬のうちにティオの脳を焼き、視界はチカチカと明滅して思考が真っ白に染まる。

 子宮が震え、ガニ股開きの下半身は太ももを引き攣ったかのように痙攣させながら無様な腰振りの動きを速めていく。

 

「どうしたよ、みっともなく腰ヘコヘコ動かして。もしかしてクロスベルの英雄様ともあろうものが犯罪者にクリ弄られてまたイきそうなのか?」

(イ゛ぎば、ぜん゛♥♥♥もう……ぜっらい、に゛♥♥ごんな゛人の思い通りに、な゛ん…でぇッ♥♥♥!!)

 

 溢れそうになる絶頂感。

 歯を食いしばって耐えるティオだったが脳味噌は快楽でトロトロに蕩けきり、身体は意思に反して絶頂寸前の痙攣と震えを繰り返してもはや陥落寸前だ。

 

「ん゛んぅ!♥む゛、ふぅうぅ!?♥♥んぉ゛ッッ!!!♥♥」

(ぜっだい゛♥♥ぜったいに゛♥♥負げな……ぃ゛ッ♥♥♥!)

 

 痙攣の間隔はどんどん短くなり、ティオの声は切羽詰まったものへと変わっていく。それでも彼女は驚異的ともいえる精神力で最後の一線を踏みとどまっていた。

 

「流石に強情だな。だがこいつは耐えられるか?」

 

 男の指がショーツをずらし、窮屈そうにしていた蒸れたクリトリスが外気に晒された次の瞬間、勃起した肉豆が容赦なく男の指でぐりぃぃぃぃぃっ♥♥♥♥ と潰さんばかりにの力で捻り上げられた。

 

(あっ、これは駄目です───)

 

 まるで他人事のような思いを最後に、ティオの意識は白く焼き切れた。

 

「~~~~~~ッ!!♥♥♥♥~~~!!!♥♥♥っ、!♥~~~~~ッ!!!?!?♥♥♥」

 

 列車の甲高いブレーキ音が鳴り響く中、我慢に我慢を重ねていた快感がティオの身体の中で一気に爆発し暴れ狂う。

 最初の絶頂が児戯に思える頭を思い切り殴りつけられたかのような快楽の暴力。視界がバチバチと激しい明滅を繰り返し、頭の天辺から足の指先まで絶頂の快感に支配された身体がティオの制御を離れて無様に跳ねまわる。淫らに振り乱れされる腰の動きにあわせてガニ股開きの股間からは失禁したかのように大量の潮が勢いよく撒き散らされ、跳ねた絶頂汁がティオの靴と靴下をびちょびちょに濡らした。

 

「~~っ♥♥、ぉ゛……っ♥♥♥……ぅ……ッ♥ぁ……っ♥」

「おいおい、なに気絶してんだ」

 

 いまだ絶頂の波が収まらず、思考と視界が真っ白に染まったまま瞳をぐりんと裏返して白目を剝きながら失神するティオの意識が、敏感すぎる肉豆を指で弾かれる事で強制的に引き戻される。

 

「オ゛ぅッ♥♥!??」

 

 絶頂の余韻で真っ赤に充血し敏感になり過ぎたクリトリスは軽く弾かれただけで頭の奥が弾けてしまいそうな快感をティオに容赦なく叩きつけ、深い絶頂を味あわせる。

 

「はっ♥はっ♥はへっ♥ぇ……♥♥ふ、ぶふーーーっ♥!ふぅーーっ♥♥!!」

 

 意識が戻ってもぐったりと脱力したまま絶頂の余韻に震えるティオの身体には全く力が入っていない。朦朧とする意識はいつのまにか口元の拘束がとかれた事にも気づかず、ただ身体が求めるがままに新鮮な空気を貪るように吸い込んで熱を含んだ荒い吐息を何度も吐き出す。

 ぼんやりとした意識の中で列車の扉が開く音が聞こえるが、新しく乗り込む人間はいても降りる人間はおらず車内の密度と熱気だけが増していく。

 

(ま、また……イかされ、ちゃいました……こんな男の指で……)

 

 悔しさと後悔に満ちる心、だが身体はいう事を聞かないどころか絶頂の余韻にひたるようにビクンッ♥ビクンッ♥と不規則な痙攣を繰り返す腰を止める事すらできない。まるでこの程度の快楽では満足できないと媚びているかのようなみっともない光景は己の惨めさを掻き立てる。

 

「こんなにぐちょぐちょ濡らしやがって、もういらねぇだろこんな布切れ」

 

 男はぐっしょりと濡れたショーツの感触を確かめるように指でなぞっていたかと思うと、そう言ってショーツを一気に太ももまでずり降ろした。

 

「はっ……ぁ………ぇっ?」

 

 目の前の光景に理解が追い付かないティオの口から間の抜けた声が漏れる。

 愛液まみれのショーツが卑猥な水音を出しながら股間との間に銀色の淫らな橋を伸ばして膝の辺りまでおろされ、ごぷっ♥と新しい牝汁を垂れ落としながらヒクヒクと物欲しそうに蠢く膣口が露わにされる。

 

「ひっっ!?~~~~~~~ッ!?!!♥♥」

 

 見ず知らずの人間が大勢いる中で胸だけでなくガニ股に開かれた股間まで露出しているという状況にようやく理解の追いついたティオの口から反射的に特大の悲鳴が上りそうになるが、咄嗟に両手で口を塞いで抑え込む。

 

「クロスベルの英雄が地下鉄内でガニ股露出、なんてのはさぞ世間を賑わせるだろうな。導力ネットが普及したこの時代だ、周りにバレたらお前さんの痴態はあっという間に大陸中に広まってもうまともに表を歩けなくなるだろうよw」

 

 血の気の引いたティオの顔に怯えが浮かぶ。万が一にでも今の痴態が写真となって導力ネットにバラ撒かれればもはや回収は不可能だろう。導力ネットの立ち上げからプロジェクトに関わり続けてきたティオは男の言葉以上にその危険性を理解していた。

 だからこそ、口元の拘束を解かれた今なお周囲に助けを求める事が出来ないでいるのだ。

 

「くひっ♥お゛ッ♥♥ひ♥んぉ゛♥♥」

 

 しかし男にとってはそんなティオの姿こそ望んでいたもの、青ざめた顔で周囲を怯えた目で見回すティオの表情を愉しみながら人差し指を剝き出しになった膣内へゆっくりと沈めていく。

 

「もう中までグチョグチョだな。卑らしい音鳴らしながらあっさりくわえ込みやがった」

「ほっ、ほへっ♥~~~ッッぉ♥ふッ……♥ん゛ぅう♥♥ひうぅぅ~~♥♥あひィ、ひ……っお゛ォ♥♥」

 

 熱く蕩けきった膣内は侵入してきた異物を歓迎するように奥へ奥へと咥え込み、柔らかく細かな膣ヒダの一本一本が男の指に媚びるように絡みつく。奥深くまで突き入れた指が今度はゆっくりと引き抜かれていくと愛液塗れの肉壁が逃がすまいと一斉に男の指に吸い付きしがみ付く。

 

(こ、これぇっ♥♥ゆびっ♥ごりごりってぇっ♥♥)

 

 そしてたった一度往復しただけ終わる筈がなく、男の太い指が再び膣肉を掻き分けながら沈み込んだ次の瞬間──突き込まれた太くごつごつとした男の指が何度も出し入れされ、ティオの敏感で柔らかな膣内を無遠慮に蹂躙しはじめた。

 

「ほぉ゛♥ふ、お゛ぉ♥♥あひっ♥ひゅっあひ♥ィッ♥♥んぉ゛ッ♥♥お゛おッ♥~~~~~っ♥♥」

(なか、指でっ♥♥じゅぼじゅぼっでぇぇ♥♥♥)

 

 男の指を飲み込んだ膣壁が擦り上げられながら引き抜かれると、絡みついた膣ヒダが裏側から引きずり出されるような強烈な刺激がティオを襲い腕や足が無様に震えて快感から逃げるように背中が仰け反りかえる。

 

「む゛ぶぅ♥♥ぐッ♥ひっ♥ひぃいぃ~~♥♥あッ、あっ♥♥や゛っ♥……め゛っっ、声、きこえひゃいま゛、ず……っ♥♥」

「あぁ?別にいいだろ、聞かせてやれよ。英雄様のあられもないイキ声、きっと大反響間違いなしだw」

 

 周りの仲間達に声がかけられたかと思えば、震えながらも必死に口元を抑えるティオの両手を引き剝がそうとする。

 

「やっ♥♥いやッ、でしゅっ♥♥やべて、くだ……しゃいぃ♥♥♥」

 

 声を出すまいと必死に堪えて歯をカチカチと打ち鳴らしながら残った僅かな力を振り絞り抵抗するティオ。しかし快感に震えのたうつ身体で男達に抗う事など出来る筈もなく、呆気なく口元から両手を離されてしまう。

 

 両手の下から現れるのは端正な顔付きを快楽で歪めに歪めた淫らなアヘ顔。

 

「ふ♥ぅ゛♥♥っ、や゛、やべへッ♥♥ん゛ッお゛ォ゛♥ほぎ……ぃ、ア゛ッ……お゛っ♥お゛っ♥お゛〜〜〜〜ッ♥♥」

 

 涎を垂らしながら歯茎をむき出しにし、鼻水を吹き出しながら整った鼻筋を伸ばしきり、涼やかな笑みを浮かべていた唇を間抜けにとがらせ、理知的だったティオの顔が声を抑えようと次々と無様なものへと変わていく。両手は縋るように震えるほど強く拳を握りしめられ、腰はガニ股のまま淫らに踊り狂って白く濁った本気汁を周囲に飛び散らせる。

 

「きったねぇ声だしやがって、さてはて英雄様はどこまで我慢できるかね?」

 

 いきんだ顔を鼻水と涎でぐちゃぐちゃに汚すティオに追い打ちをかけるように、背後から伸びてきた手が小さな膨らみの頂点で恥ずかしげもなくビンビンになるまで勃起した乳首へと伸びる。

 

「んぎぃいいぃッ♥♥ち、ぢくびっ♥♥やめへ……ッ♥♥らめ♥ぇ……でしゅッ、んォ゛オ゛♥♥」

 

 伸びてきた指が充血して硬く太くなった乳首の先端を軽く弾いた瞬間、ティオの蕩けきった瞳が勢いよく上擦り腰が跳ね上がった。そのまま二度、三度と指で弾き上げられるとその度に身体が大きく震え背筋が弓なりに反り返ったままガニ股姿勢の両足が爪先立ちになる。

 

「んぎぅッ♥♥んお゛♥ほぉぉっ♥♥ひっ♥♥ぁッ♥ぎぃい゛ィィッ♥♥」

 

 親指と中指で硬くなった乳首を摘ままれ、コリコリになった乳頭を人差し指の腹ですり潰せばティオの身体は面白いくらいにビクビクと痙攣し、口端から泡立った涎がぼたぼたと零れ落ちた。

 

「ふぎぃ♥ふっ、ふっ、ふーーっ♥ん゛ん゛ん゛、お゛……ほォ゛っ♥あ゛、ぐぅ゛う゛う゛う゛♥ふんぐぅっ………っ♥かひゅ……ヒっ………ぁ、いひぃいいいッッ♥♥♥」

「おーおー、頑張るねぇ。流石はその年で英雄だなんて呼ばれる事はあるぜ」

 

 それでもティオは襲い掛かる快楽に抵抗し堪え続ける。

 たとえみっともなく鼻水をぶちまけようと、飛びだした舌が涎をまき散らしながら痙攣しようと、跳ね上げるように何度も腰を突き上げようと。

 

(づぎの……えぎ、でぇ!だずげが、ぐる……はずっ…ぞれ゛ば、で……だえ…れ゛、ばぁああああ♥♥♥♥!!!)

 

 先ほど停車した際にティオからの定時連絡がなかった事で既に捜査本部が動いている筈だ。次の駅で乗り込んでくるであろう捜査官達がこの状況に気づき救出してくれる、その希望だけがティオの心を支えていた。

 

「そろそろ次の駅か」

「………ッ!」

 

 もう少し、あとほんの少し耐えれば地獄のような時間は終わり、エリィの仇であるこの卑劣な男達を一人残らず捕える事が出来る。

 

 そんな希望の灯がティオの瞳に宿ったのを、目の前の男が見逃す筈がなかった。

 

 男の指が膣内でフックのように折り曲がり、ティオのクリトリスの裏側辺りにあるぷっくらとした肉壁を容赦なく抉り上げる。

 

「ぷぎょぉ♥♥♥♥!!?!」

(あ゛ッ♥♥♥ごえ゛♥♥だれ…の???♥)

 

 列車内に響いた豚のような間抜けな声。ティオには最初それが誰の声なのか分からなかった。

 

(…ぁ……ごれ……わだじ…の……ご、え♥♥♥)

 

 しかし、遅れてやってきた下腹部が爆発したかのような熱と衝撃がティオの脳味噌を激しく揺さぶり、ようやくそれが自分の声だと理解させられる。そしてそれを理解した時には、声を抑えようとか我慢をしようだとか、そんな思考は快楽という名の極彩色によって一片残らず塗りつぶされていた。

 

「ん゛ッほぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛~~~~っ!!!♥♥♥イ゛ッグゥッ♥♥イグゥウウッ!!お゛っお゛っお゛ぉ゛オ゛!!!♥♥♥お゛ぉ゛〜〜〜〜!!?!♥♥♥♥イッギュゥウウウウウー゛ー゛ー゛ッ!!!!♥♥♥♥」

 

 堪える事を忘れた喉が、聞くに堪えない下品な嬌声を満員電車中に響かせる。

 快楽の奔流に意識が飲み込まれる。唇を窄め涎を垂らしながら下品な嬌声を響かせるティオの顔は、今まで彼女が見せたどんな表情よりも無様で淫らだった。

 

「はは、ひっでぇ声www」

「お゛♥お゛っ♥♥お゛ぉおお♥♥んひっ、ぐぃい♥お゛ッぐ♥ごれ゛♥♥む゛り゛…ごぇえ……ッがまんむ゛り゛ぃ♥!!ぎもぢいっ……♥♥イ゛ッグ♥♥!!ぉご♥♥ふっぎ♥ぎぃぃいぃいいいぃぃぃ!!♥♥♥♥」

 

 ぶしゅっ、ぶしゃぁああああああああっ♥♥!!

 

 勢い良く噴き上がる絶頂潮がのけ反った股間からティオの真上に噴き上がり、放物線を描きながら天井にべちゃべちゃと音を立ててぶつかりながら雨となって周囲の乗客へと降り注ぐ。

 汗と降り注ぐ己のイキ潮で濡れた身体は湯気が出そうなほど熱く火照り、緩んだ尿道口からはじょろろろろっ!♥♥と音をたてて小便が垂れ流される。

 

「あ゛へっ♥♥♥へひっ♥♥♥は、へ……ッ♥♥お゛ッ……んぉ……♥」

 

 ひょっとこのように鼻の下を伸ばし、半開きの口から泡立った涎を溢しながら焦点の合わぬ瞳をぐるんと反転させた無様なアクメ顔という快楽に屈服した表情を晒してピクピクと痙攣を繰り返す様は見るも無残な有様だ。

 

(おわ……っだ……♥わだじ、の……人、生…)

 

 場末の娼婦でもまだマシな声を出すであろう女を捨てたかのような濁った汚声、周囲の乗客の頭から降り注ぐ異臭を放つ淫雨、車両の床に広がっていく黄金色の水溜り、これで異常に気付かない人間など居るはずもない。乗客達はすぐに異変へと気付き、元凶を探し出そうとするだろう。そして見つけるのだ、ガチガチに勃起した乳首とクリトリスを露出しながらガニ股で小便を垂れ流して快楽に蕩けきったアヘ顔を曝すティオの姿を。

 

 こんな状態で助けが来たところでもはや何の救いにもならない。電車に乗り込んでからまだほんの十数分、そのたった十数分でティオはこれまで築き上げてきたもの全てを失うのだ。

 

(ぜめで……この、男…だけで…もぉ!)

 

 恐らく男たちはこれから起きるであろう混乱に乗じてこの場から逃げ去るつもりなのだろう。

 自分の痴態が晒される事はもはや止められない、ならばせめてエリィの仇である目の前の主犯格の男だけでも逃す訳にはいかなかった。それは決意というよりも、数秒先に訪れるティオ自身の破滅から少しでも目を逸らそうという一種の現実逃避だったのかもしれない。だが、例え現実逃避であろうともティオの瞳と心に宿る意思の光だけは本物だった。

 

(エリィさん、私に力を貸してくださいっつ!)

 

 もともと、ガニ股痙攣する両足にもはやティオを支える力など残っていないのだ。背後の男がティオの体を離せば彼女の体は眼下で湯気を上げる自分自身の吹き出したイキ潮と小便で出来た水溜りへと倒れこむだけ。

 

 「あなただけは、絶対に逃がしません……っ」

 

 指一本動かすのすら億劫な体を、振り絞った意思の力だけで動かしティオは主犯格の男へと倒れこむようにしてしがみ付く。

 

「この人痴漢です!!誰か、誰か早く警察を呼んでください!!!」

 

 絶対に何があっても離すまいと残る力の全てと全体重をかけて男の腰にしがみ付くティオ。例え自分の無様な姿を晒そうともこの男だけは絶対に捕らえるという意思が張り上げた声から滲み出ていた。

 

(エリィさん、こんなみっともない形にはなってしまいましたがあなたの仇を取りましたよ……!だから、だからまた前みたいに笑ってください!!!)

 

 数瞬先に訪れるであろう混乱と悲鳴、そして衆目にさらされるであろう己の痴態。どれだけ気高い意思を持とうともティオはまだ十代の少女だ、下手をすれば大陸中におのれの痴態が拡散されるという未来に恐怖を抱かないはずもない。男を捕らえる身体は震え、その瞳は訪れる未来を堪えるようにぎゅっと強く閉じられている。

 

『~~駅、~~駅、まもなくドアが開きます。〇〇をご利用のお方はこちらの駅でお降りください』

 

 響く車内アナウンス、だがそれだけだった。

 駅に到着し、ドアが開くとティオの周りの人々が降りて新しい乗客が乗り込んでくる。そうして暫くすると発車を知らせる音とともに列車が再び走り出す。

 

「……………………ぇ?」

 

 規則正しい振動と音に大勢の人々がかき鳴らす雑音が合わさり揺れる車内を満たす。何事もなかったかのように、何も起きてなどいないように。

 

 まるで胸と股間を露出しながら男の腰に縋りつくティオの姿が、異常ではないかのように。

 

「ッ痴漢です!この人、痴漢なんですよっ!!お願いですから、誰か聞いてください!!この人を捕まえないと駄目なんです!!!」

 

 サラリーマンに、学生に、主婦に、老人に、電車を満たす大勢の人間に声を張り上げ助けを求めるが誰一人としてティオの言葉に耳を貸すどころか目もくれない。

 

「そうだ……私はここです!囮捜査を実行中のクロスベル警察ティオ・プラトーはここにいます!!本部からの応援の方は早く来てください!!!」

 

 頼みの綱であり希望だった応援。いるはずの味方へと声を張り上げ助けを求めるが、応じるものは誰一人としていない。

 

「なん、で………」

「ぷ、く……くは…だはははははははははははははははっ!!!!!!」

 

 代わりにティオの声に答えたのは彼女がしがみ付く主犯格の男だった。心底おかしそうに大きな笑い声を上げる男に続いて周りの仲間たちからも盛大な笑い声が次々と響き渡る。

 

「エリィ・マクダエルといい、クロスベルの英雄様はほんっっとうに期待通りのいい反応をしてくれるなっ!!」

「なにを……言、って……」

 

 呆然と呟くティオの両手からは力が抜け、だらりと垂れ下がる。そんな彼女に対し、男はしゃがみ込んで視線をあわせると心底楽しそうに告げる。

 

「これ、エリィ・マクダエルにも言ってやったんだがあんな派手にやっておいて周りにバレない訳ないだろうが?ほんっと、お前らは揃いも揃っておめでたい頭してるよなぁw」

 

 そう言いながら男が懐から取り出したのは、一見すればただの黒い箱だ。掌でそれを弄びながら、男はティオを絶望に突き落す言葉を続ける。

 

「こいつは人の認識を操るアーティファクトでな?今、俺たちとお前は周りの人間たちの認識の外になるよう設定してある。当然だが効果はお前さん達の捜査本部にも及んでるぜ?今頃、定時連絡がないのに異常なしって事でコーヒーでも飲みながら待機してるだろうよ」

 

 これも似たような事をエリィ・マクダエルに言ってやったっけか、と笑いながら付け足す男だったがもはやティオにその言葉は届いていなかった。

 

「あ……あぁ……っ」

 

 男が弄ぶアーティファクトから目を逸らせない。捜査本部でも頭を悩ませていた不可解な点の数々、その謎が全て解けた。

 

 そして──エリィが味わったであろう深い絶望も。

 

「それじゃあ、そろそろ本格的なお楽しみタイムといこうか。なーに、エリィ・マクダエルみたいに犯しゃしねーよ。同じやり方じゃあ芸がないからな。ただ囮捜査なんて舐めた真似してくれたお前さんにはエリィ・マクダエルとは別の形で地獄を味合わせてやるよ、見せしめもかねてな」

「い、や…………」

 

 ティオの脳裏に幼少期の忌むべき記憶が駆け巡り、そして思い出す。人とは、ここまで悪意に満ち満ちた笑みを浮かべられる存在なのだと。

 

「いやぁあああああああああ!!助けて、誰か助けてください!お願いします、お願いじま゛ずっ!!誰でもいいですから、誰が助げでぐださい!!やだぁ!……こんなの嫌ぁあ……ッ!!誰か、誰かぁああああああああああっ!!!」

 

 みっともなく泣きわめきながら周囲の乗客達へと手当たり次第に助けを求めて縋りつく。それでも誰一人としてティオへ手を差し伸べる者はいない、涙で顔をぐしゃぐしゃにしてどれだけ惨めに慈悲を乞うてもその声は誰にも響かない。

 

 その声を聞き届けるのは、悪魔のごとき笑みを浮かべる男達だけ。

 

「おいおい、警察が市民に助けを求めてどーすんだよ。そら、こっちこい!」

「やだ、やだぁあああああああああああああっ!!離して、離じでぇええええええええええええええええ!!!」

 

 這うようにして乗客をかき分けながら逃げ惑うティオの脚が捕まれ、引きずるように連れ戻される。

 

「たずけで……助けっ、んぎィいいいぃい゛イィィィイイ♥♥♥♥!?」

 

 人知れず再演された肉宴の会場を乗せて、地下鉄は変わることなく走ってゆく。

 

 

●

 

 

 ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン

 

「んおお゛おぉぉぉぉぉぉ゛お”おぉお”お”おおおぉぉぉぉぉぉッッ―――――♥♥♥♥!!!!」

 

 規則正しい振動と音に大勢の人々がかき鳴らす雑音が合わさり揺れる車内に腹の底から絞り出したようなティオの無様な嬌声が響き渡る。

 

「ぷぎっ♥♥♥ふごぉおおォォ”オ”ッッ♥♥!!いぎゅッ、イギュいぐゥウウゥウッッ♥♥♥!!」

 

 獣の雄叫びのような下品な嬌声に合わせるようにがくがくと痙攣を繰り返すティオの身体には無数の手が這いまわり、その華奢な肉体を嬲り尽くしていた。

 

「やべッ♥!!ぞこだめぇッ♥♥!?つねっちゃ……乳首つねらないでくだしゃい゛ィッ♥!!ちくびとれじゃぅううぅぅ♥♥♥!!♥♥!」

 

 小ぶりな乳房を揉みしだかれ、真っ赤に充血するまで硬く勃起した乳首を抓られ引っ張られる。尻も、太股も、背中や脇腹や腹まで無数の男達の手が柔らかな肌の感触を堪能するように這いまわる。

 

「お”お”ぉオォオ♥♥♥……ぎッ♥!ぐぎぃいィイッ♥♥!んほぉォオオオォッ♥♥!!」

 

 それぞれが好き勝手にティオ・プラトーという肉の感触を味わう為だけに行われる愛撫という名の暴力、胸や股座といった性感帯だけでなく両腕や両足から指先まで蛇のように男達の手が身体中に絡みつく。普段ならば嫌悪と不快感しか抱かないおぞましい行為の筈が、媚薬を嗅がされ発情させられた体はそれを至高の快楽としてて受け入れ脳を眩いばかりの光の奔流で埋め尽くす。

 

「ふぎゅっ、ぐぎ♥お゛ひっ♥じぬぅ、ごれ゛じぬ゛っ♥あ゛あ゛あ゛、あだまおがじぐなりゅぅぅ♥♥!!?!」

 

 男達の指が柔肉に食い込む度にティオは蕩けきった瞳をより目にして知性の欠片も感じられない表情で泣き叫び、全身あらゆる箇所から襲ってくる快楽に歯の根が合わずガチガチと音を鳴らしながら痙攣を繰り返す。

 

「ぐぎぎぎぎぎィイイイイイイイイイイッ♥♥!?乳首とお尻引っ張られてイギュッ♥!い゛だいのにイグっ、イグゥウウウウウッ♥!!あ゛ぁあ゛あ゛ぁァアァァ♥♥!!また、またイギましゅっ♥♥!!いぐいぐいぐいぐいぐっ♥♥♥!お尻握り潰されでイグゥウウ♥♥!!ちくびのびでイグゥ゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥」

 

 小指の先ほどの大きさにまで肥大化した勃起乳首が男達のよって引き千切れるのではないかと思うほど乱暴に伸ばされ、柔らかで小ぶりな尻肉は真っ赤な手形がつくほど力強く揉みしだかれる。

 身体から駆け上ってくるのは確かに耐え難い激痛、だというのにそれを何倍も上回る快楽が脳髄に雪崩れ込む。痛みと快感というティオにとって相反する筈のそれらが混ざり合って溶け合いながら脳内で荒れ狂い、様々な出会いと経験を経て少しずつ熟していったティオ・プラトーという人格をゆっくりと、だが確実にすり潰していく。

 

「うぎっ♥!?お゛ッ♥♥、ふぎゅっ、イギぃいいい゛ィィィッッッ♥♥♥!!イグっ、太ももぎもぢい゛い゛♥♥!!んごぉっ、あがぁぁああっ、指舐められでイッグゥ♥♥!?!」

 

 まるで全身が敏感な性感帯になったかのようだった。どこを触られても絶頂に繋がる、舐められても抓られても引っ張られても爪を立てられても揉まれても何をされても全ての終着点が快楽なのだ。

 

「だれか、だれがぁああぁあぁあぁあっっ♥♥♥♥!!!だずげでっ、たずげでぐだざい゛よぉ゛っっっ!!♥♥だれかだれかだれかだれがたじゅけでぇぇえぇぇええっっ♥♥♥♥!!」

 

 繰り返される無意味な懇願。

 一秒ごとに脳細胞を破壊されていくような快楽地獄に犯され続けるティオにもはやクロスベル警察官としての誇りも、市民を守るという矜持も、エリィの仇を取るという決意も何も残ってはいない。

 ただ助かりたい、それだけが全てだった。

 しかしどれだけ救いの言葉を喚き散らそうと、恥も外聞も投げ捨て尿道に力を込めてイキ潮の飛距離を必死に伸ばして手当たり次第に周りの乗客達へ届かせようと、何をしても周りの乗客は誰一人としてティオを助けようとはしてくれない。誰も彼もがそんなティオの姿を気にも留めず仲間内での談笑や睡眠、あるいは読書など思い思いに過ごし目的地に着くと列車を降りていく。

 

 認識の外という主犯格の男の言葉とおり彼らにとってティオはここにいないも同然の存在なのだ。

 

「いぎぃいいいッ♥♥!!イグッ♥!イグゥウウッッ♥♥♥!!だれかっ!だれがああぁぁああっっ♥♥♥!!」

 

 そうだと分かっていても、ティオは助けを求め叫び続ける。受け入れられない現実を拒絶するように、もしもの可能性に縋りつくように。

 

 

●

 

 

 ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン

 

 朝のピークを越えた車内はそれまでの混み具合が嘘だったかのように閑散としていた。変わらぬのは鳴り響く列車の振動と駆動音、そして閑散とした車内の静寂を引き裂く濁りきった無様な嬌声だけだ。

 

「ふぎぃいいいいっ♥♥♥!お゛っ、ほっ♥!!お゛ッぎゅぅううっ♥♥!?!」

 

 嬌声に混ざる断末魔のような間の抜けた絶叫がティオ・プラトーという少女がどれほど無残な目にあっているかを容易く想起させる。

 今の彼女は両手首、両足首を背中側で一纏めに縛り上げられた状態で数ある吊り輪の一つにぶら下げられているのだ。ティオを縛り上げ吊るすのは彼女がいつも愛用しているネクタイ、そしてエリィの仇を捕えるために用意していた手錠だった。

 

「乳首伸びじゃうっっ♥♥!!乳首もげるッ♥♥!!ごれ以上はほんどにち゛ぐびもげぢゃいま゛ずがらぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ♥♥♥!!?!」

「だーいじょうぶだっての、これくらいじゃ千切れやしねーよw」

 

 そう言って笑いながら、男達の一人がティオの乳首に付けられたリングピアスに3つ目となる重りを付ける。

 

「いぎゃぁあぁぁぁ゛ぁ゛あ゛あ゛゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛゛♥♥!?!!」

 

 目を見開き、涙を流しながら激痛にのたうつティオの身体が空中で揺れ動けば、円錐状になるまで長々と引き伸ばされた両胸と限界まで伸びきった乳首が振り子のように重りを振り上げてしまう。左右合わせて計6個の重りがティオの眼前で踊るように空を舞う、そして振り上がった重りは当然のように下へと落下していく。

 

「~~~~~~~っっっっ♥♥♥!!!!お゛♥♥!?……ぐぉ、あ゛お゛ぉおぉおぉおおぉおおぉっ♥♥♥!!」

 

 重りに引かれるままにティオの乳首が上下左右、縦横無尽に伸びきったまま振り子運動を繰り返す。

 本当に乳首が引き千切れたのではないかと錯覚するほどのあまりの激痛にティオの瞳は裏返り、ぶくぶくと噴き出す泡と共に濁った呻き声が漏れだす。

 

 ぶっしゃあああああああ!!!♥♥♥

 

 その激痛ですら快楽として飲み干してしまうティオの身体は重りが落下する度に跳ねまわり、股間からは間欠泉のような勢いで噴き出したイキ潮が空中で弧を描く。

 

「へごっ……ぉ……♥お゛……♥♥ぁえ゙、へ……♥ぎ……お゛っ……♥♥」

 

 重りの落下が止まり、吊り輪に吊るされ顔中からあらゆる体液を垂れ流しながらティオの身体が力無く揺れ動く。だらしなく開いた口からは舌が垂れ、白目を剥いた瞳はもはや何も映してはいない。

 

「おいおい、もうギブアップかよ。まだまだ先は長いんだぜ?」

「俺たちを楽しませるためにも頑張ってくれよティオちゃ~ん」

 

 男達が次に手をかけたのはティオの下半身。膣穴の上にあるもう一つの穴から垂れ落ちる金属製の輪っかへと指をかける。

 

「ァ゛……お、ぉ゛お゛……っっ♥♥?」

 

 ニヤニヤと笑いながら男達が輪っかを揺らせば、その刺激で僅かに覚醒したティオがうめき声をあげながら瞳に光を取り戻し始めた。

 

「お、起きた起きたw」

「そんじゃあ、さっそく次に行こうかww」

 

 それを見計らい、男達は勢いよく輪っかを引っ張っる。

 

 ずりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ!♥♥ぐぽぽぽぽぽおおおぉおっっ♥♥♥♥!!

 

 輪の先に連なっていたのはティオのケツ穴を限界以上に拡張していた彼女の拳ほどもある巨大なアナルビーズ。それが男達によって腸ヒダを力任せにこそぎ上げながら勢いよく引き抜かれのだ

 

「ぷぎょぉおおぉおおおぉぉぉぉっ♥♥♥!!?♥♥!!お゛、お゛……ごぉっ!?!♥♥!!ごぺッんごぉおおおおおぉぉぉお゛お゛ッッ!?!♥♥♥♥♥!!」

 

 腸液を飛び散らせながら鳴り響く汚らしい排泄音にも引けを取らない野太い汚声を上げながら、ティオの意識が無理矢理覚醒させられれる。

 

「ふぎゅっ、お゛ッ!?♥……お゛ぎッ、ぉお゛ぉおぉ……ッ♥♥♥!!?!」

 

 苦痛と快楽に蕩けきった無様なアヘ顔で打ち震えながらもいまだ状況を飲み込めないティオだったが、次の瞬間には嫌でも理解させられた。

 

「ンぎィいいいいいいぃぃいぃいいぃいッ♥♥!!おじ、おじりぃいいいいいいィイイッ♥♥♥!!!」

 

 アナルビーズの形にぽっかりと広がったまま、縁から湯気を上げる腸液を垂れ流していたティオのケツ穴に電マが突き入れられたのだ。

 そして何の躊躇いもなく無慈悲にスイッチが入れられる。

 

「おぼっ、ごぉおおぉぉおぉぉっ♥♥♥!!ほぎょぎィいいいぃぃいイイイッッ♥♥!!?!」

 

 ぶしゃあっ!!♥ぶしゃあっ!!♥ぶっしゃあああああああああああ♥♥!!!

 

 ティオのケツ穴の中から響く下品な爆音。

 腹の奥底から湧き出てくる強烈な刺激に耐えられるはずもなく、一瞬で絶頂まで押し上げられた身体が壊れた玩具のように痙攣を繰り返し、尿道からはイキ潮が壊れた蛇口のように吹き出しっぱなしになる。

 

「ふぎぃいいいぃいぃいいいッッ♥♥!!イぐっ、いぐィグいぐイグイグッ♥♥!!!!イギュぅううぅぅうううぅっっ♥!!じぬぅうっ♥!イ゛キじぬ゛うぅううぅぅううぅううっ♥♥!!」

 

 電マの振動に腸壁が削られる度に凄まじい熱量と圧迫感が脳を焦がし、ケツ穴だけでなく脳まで直接掻き回されているかのような快感の嵐に意識が高速で断絶と覚醒を繰り返す。もはやまともな思考など出来る筈もなく、ただただ与えられる暴力的なまでの快感を享受しイキ狂う事しかできない。

 

「そうか、そうか……じゃあもっと強くしてやるからなwww」

 

 電流を流されたカエルのように白目を剝いたまま宙吊り状態で激しい痙攣を繰り返す悲惨なティオの姿を見ても男達が止まる事はなかった。それどころか心底愉快そうに笑いながら、更に電マの振動を苛烈なものへと切り替える。

 

「あ゛びゃぁあぁああぁあああぁぁああぁああぁッ!?!!♥♥♥♥!?!?」

 

 あまりの震えに電マ自体が分裂したかのように見えるほどの激しい振動、背骨が折れそうなほど反り返った身体は元に戻る事すら出来ないまま震え続ける。

 絶頂を迎えても終わる気配など微塵もなく、むしろ絶頂すれば絶頂するほどケツ穴はその締まりを増してより強く電マを締め上げる。そうなれば脳髄を揺らす電マの振動は更に強くなっていき、延々と終わりのない絶頂地獄がティオの脳髄を焼き焦がしていく。

 

「も、もうやべでぐだざいぃいぃっ♥♥♥!ぢぬっ、じんじゃいまじゅがらぁああああああああっ!!!♥♥♥」

 

 傍目からみても明らかに危険な痙攣を繰り返すティオの吊られた身体が、意識を快楽に塗りつぶされてなお生存本能のままにこの場から逃れようと手足を揺らして何度も手錠を打ち鳴らす。だが皮肉な事に決して犯人達を逃さないという決意のもとに選ばれた手錠が千切れる事はなく、悶え苦しむ雌肉の姿を見世物ように宙吊りにし続ける。

 

「ほぎぃいいいィイイ♥♥!!お゛ッ♥!?おごぉおおっ♥!?!ひぎゃぁあぁああぁぁあっ♥♥♥!!」

 

 ぷしゃぁああっ♥♥!ぷしゅっぷしゅうぅううっ♥♥!ぶしゃぶしゃぶしゃあぁぁあっっ♥♥♥♥!!

 

 髪を振り乱し、涙と鼻水と涎で顔をべちゃべちゃに汚しながらティオが絶叫する。半狂乱になってイキ狂いながら噴水のようにイキ潮と腸汁を噴き出し続けるそんな彼女の無様な姿を見て男達は手を叩いて笑いあう。

 

「ごべんなじゃいぃいいぃッ♥!!ごべんなざい゙ぃいいぃぃいぃっ♥♥!!ごべんなざいごべんなざいぃいぃいぃぃいいッ♥♥♥!!」

 

 謝罪の言葉こそ口に出しているものの、ティオにはもはや自分が何を言っているのかすら分かっていないだろう。

 

 才媛と呼ばれるに相応しい知的さを秘めていた琥珀色の瞳はその輝きを失って白目を剝きっぱなしのまま大粒の涙を零し

 整った小さな鼻は無様に顔が歪むほど開けっぴろげにした鼻穴から粘ついた鼻水を垂れ流し

 愛らしい笑みを浮かべていた口からは舌が垂れ落ち、口端からは噴き出した泡がこぼれ出し

 雪のように白かった肌は真っ赤に紅潮して玉のように浮かんだ汗が全身から流れ落ち

 排泄しかしてこなかったケツ穴は今では電マを易々と咥えこみながら腸汁を滝のような勢いで垂れ流し

 尿道からは無色透明だったイキ潮に小便が混ざった失禁汁とでも言うべき濁った黄色い液体を凄まじい勢いで撒き散らす

 

 全身のありとあらゆる穴という穴から体液を垂れ流して痙攣を続ける今のティオに自分が何を言っているのか理解するほどの知性が残っているとは到底考えられない。

 

 その姿はあまりにも無残であり、惨めであり、そして滑稽だった。

 

 だというのに、男達はそれでも満足しない。

 ティオ・プラトーという英雄がより無残に、より惨めに、そしてより滑稽な姿になるまでその手を緩める事はない。

 

「あひッ♥♥!!がぎゃぁあぁあああああぁぁっ!?!♥♥」

 

 男を受け入れた事もない膣穴に極太のディルドがねじ込まれ、隙間から破瓜の証である鮮血が流れ落ちるがこの場にそんなものを気にする者は誰もいない。ティオ自身にもそんな事を気にしている余裕はなかった、何故ならばこれで終わりではないからだ。

 

「あぎッ♥!?あが、ぁ、がぎぃいいっ♥♥!?!ごべんなじゃいぃっ♥♥!!も、もうやべでぐだざいっ♥♥♥!!」

 

 尿道にバイブが突き刺さり、両胸がリングビアスごと電マで押しつぶされる。それ以外にも女が快楽を感じるであろう場所に男達は片っ端から淫具をねじ込み押し当てると、一斉にその電源をフルパワーで入れる。

 

「っ!?♥♥♥ッ?!?♥♥♥~~ッッッ♥♥~~~~ッッ!!♥♥♥」

 

 もはや声にすらならない、壊れかけの笛のように空気の音だけを出してティオが全身を激しく跳ね上げる。既に数えきれないほど絶頂を迎えている肉体が、今までの快楽を軽々と超える暴力的なまでの快感を脳に直接叩き込まれて耐えられるはずがなかった。

 

「ごぇ、げぇええぇええぇぇえっ♥♥!?!ご、おぼ、ぇげぇぇっ♥♥♥!!おぶぇええぇえぇぇえええッ♥♥♥!!」

 

 ティオの細い喉が蠢いたかと思うと胃の中から逆流してきた吐瀉物が、イキ潮と小便と腸汁で汚れた床をびちゃびちゃと耳障りな音を立てながら更に汚していく。

 

「あが、ぎっあぁあああぁああぁぁあああ♥♥♥♥!!!♥!?だずげでっ♥♥!おねが…じぬ、ほんどにイキじぬ♥♥!?!ごべッ……なざ♥♥♥!!お゛ぉお゛お゛おおおぉおぉおおぉお♥♥!!ぶげ…げっおげぇ!♥♥♥!!ごべんなざっい♥♥!!!♥も、やべで…ゆぅじでぇえええええええええええッ♥♥!!」

 

 吐瀉物を撒き散らしながら息も絶え絶えになって、助けを求め、謝罪を繰り返し、許しを懇願し続ける。そんなティオの言葉に男達は嘲笑と快楽で答え続けるのだった。

 

 

●

 

 

 ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン

 

 時刻は昼時、昼食などの理由で乗り込む人が増え朝のピーク時ほどではないが座席に座れない人が何人も出てくるほど車内は混み合ってきた。そんな車内の中央に出来た、不自然に人々が避ける空間。

 

 そこに、ティオはいた。

 

 両手首、両足首を背中側で一纏めに縛り上げられた変わらぬ姿勢のまま手錠で吊り下げられたティオの身体が不規則な列車の振動にあわせてぶらぶらと揺れ動く。

 

「ぉ……♥……♥♥……、ぇ……♥♥♥」

 

 虚ろな瞳で小さなうめき声を上げながら痙攣を繰り返し、緩んだ口元からは吐瀉物混じりの唾液が垂れ流しになっている。ティオ自身の噴出した体液で土砂降りの雨に降られたかのようにぐっしょりと濡れた衣服からは、異臭を放つ水滴がポタポタと音を鳴らして床一杯に広がった水溜まりに落ちていく。

 

「ぁ……♥ぉ……♥♥……ふ、ぅ゛♥♥……」

 

 数年後には絶世の美女になっているであろう整った顔立ちも今では涙と鼻水、涎などの体液で汚れきっている。前髪は汗で顔に張り付き、瞳は完全に白目を剝いたまま明後日の方向を向き続けていた。だが何より目を引くのは下半身だ、膣穴・ケツ穴・尿道、股座に開いている穴には等しく男達が使っていた淫具が突き刺さっていた。それも一本や二本ではない、十本以上の淫具が玩具箱に適当に玩具を押し込めるようにギチギチになるまでティオの穴を広げて無理矢理ねじ込まれているのだ。

 

 この場に男達の姿はない。理由は単純、腹が空いたからだ。

 

 疲れ切ったティオが叫びすぎて潰れた喉を震わせて絶叫するほどの苦痛を与えながら各々が使っていた淫具を彼女の穴にねじ込んで片付けると、一瞥もくれる事無くその場を後にした。

 

 そうしてティオは、吊り下げられたゴミのような悲惨な姿のまま誰に気付かれる事もなく1時間以上ものあいだ列車の中で呻き声を上げながら揺れ続けているのだ。

 

「あー、食った食った。ティオちゃんが財布持ってて良かったわー」

「にしてもガキっぽい財布だなー、この年でキャラ財布とか恥ずかしくないのかね。売れねーだろうし、残りの中身抜いたら捨てとくか」

 

 空腹を満たした男達が戻ってくる。当然だ、彼らはまだまだティオの身体を遊び尽くしてなどいないのだから。

 

「も゛………………………ゃ゛…………………………………め゛…………………………で…………………………」

 

 掠れきった声で呟やかれたティオの懇願を聞き届ける物は誰もいない、男達だけでなく周りの乗客達にも届かない。

 男達がティオの穴という玩具箱から好き勝手に淫具を取り出し、穴という穴を抉られる苦痛に悶える絶叫が響いたかと思えば直後には快楽で濁り果てた雌の声が車内を満たす。

 

 

●

 

 

 ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン…ガタン、ゴトン

 

 時刻は夕刻、学生やサラリーマンが帰宅しようと集まる地下鉄第二のラッシュ時間。その駅のホームは今、大勢の悲鳴とどよめきに包まれてパニックになっていた。

 

 その中心にいるのはティオ・プラトー。クロスベルの英雄と呼ばれた少女の変わり果てた姿だ。

 

「ぁ……♥ぅ、ぅ……ぁ♥♥」

 

 虚ろな瞳、半開きなった口から飛び出す舌、垂れ流しの涎、ダラリと脱力した手足をフラフラと動かしながら駅のホームへと降りてくる彼女を人々はどよめきながら囲んでいた。

 

 だがそれも無理はないだろう、何故ならば今のティオの姿は明らかに常軌を逸していた。

 

 身体には白いロングコートだけを身に纏い、その下には一切の衣服を身に纏っていない。唯一身に纏っているロングコートも教えられなければ元々の色合いが白だったなどと誰も信じはしないだろう。それほどまでにありとあらゆる体液を吸い上げて変色したコートは汚らしくべっしょりと濡れてティオの身体に張り付き、思わず鼻をつまんでしまうほどの凄まじい異臭を周囲に放っている。

 だがそれ以上に目立つのがティオの胸から垂れ落ちている物。

 

『この度、淫乱ドスケベマゾ豚英雄のティオ・プラトーが卑しい雌豚の分際で英雄を名乗っていた事に対する謝罪と反省の意を込めて無様な敗北芸を披露させていただきます。全世界への拡散をお願いしますぶひぃ♥♥♥』

 

 慎ましくも美しかった乳房と乳首は醜く伸びきり、その先端に取り付けられたピアスにチェーンを通してそう書かれたプラカードがぶら下げられているのだ。

 

「くくく、我ながら傑作だぜ」

 

 そう言って、遠巻きにその光景を眺めるのはエリィを凌辱し、ティオを壊しつくした主犯格の男だ。

 

「それじゃあ、そろそろフィナーレといこうか。ド派手に頼むぜクロスベルの英雄様よwww」

 

 男が手に持ったアーティファクトを操作し、自己の認識を失わせていたティオを正常に戻し彼女の意識を呼び戻す。

 

「お゛っ♥♥♥!ぎっ、ぃ゛♥♥!」

 

 虚ろだったティオの瞳が意思を取り戻したかと思うと、彼女の顔が何かを堪えるかのような歯茎をむき出しにしたイキんだ顔つきへと変わる。

 

「んぉッ♥♥お゛っ♥♥!お゛ぉぉおおぉっ♥♥♥!!ふっ、ふっーーー♥!!ふっーーー♥!!み゛な…見ないでぐざだざ、い゛♥おね、お願いじばず……見ない、でぇえええ♥♥♥!!!」

 

 だがそれも長くは続かない。

 ぶびっ♥ぶぼっ♥という汚らしい放屁の音がしたかと思うと、ガニ股に開かれたティオの股座からピンク色のディルドの先端が飛び出した。

 

 そして、一度決壊してしまえばもう堪える事は出来ない。

 

「も゛…む゛り゛、で…ずッ♥♥ぶっぎ、ぃ……で、ぢゃうッ……お゛ぉおぉぉおおぉおおおぉぉぉおおぉぉおぉッ♥♥♥!!!」

 

 ぶりゅるりゅりゅりゅりゅりゅッ♥♥♥!!ぼりゅ、ぼりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅッッ♥♥♥!!

 

 耳を覆いたくなるような汚い音をたてながら、ティオのケツ穴を押し広げて腸汁塗れの極長ディルドがひり出される。

 

「お゛っ♥♥♥!?ほっ、お゛ぉおぉおおぉぉぉぉっ♥♥!!♥!?でりゅっでりゅぅううぅぅううぅ♥♥!!どまりゃにゃいぃいぃぃいぃいいぃいいッ♥♥!!イグッ、いぐいぐいぐいぐイグゥウウゥゥウゥゥッ♥♥!??」

 

 ディルドにびっちりと生え揃った突起が、腸汁を撒き散らしながらケツ穴をめくり上げていく。そこから生まれる凄まじい排泄による快楽は腹に詰め込まれていたディルドをひり出す開放感と合わさってティオの顔を一瞬でだらしのないアヘ顔へと変え絶叫させる。

 

「みな゛い゛れッ♥♥!!おねが、みな、オほぉッ♥♥♥!!みな゛いでっ、みな゛……みにゃいでぇええええぇええぇえぇぇっ♥♥!!」

 

 周囲の人々から降り注ぐ無数のシャッター音とカメラのフラッシュにティオは泣き叫びながら懇願する。

 だがアーティファクトの効力は既に切れ、ティオの姿も声も人々にしっかりと届いている筈だというのに誰一人としてその声を聞き入れる者はいなかった。

 

「お゛ほぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛ッ!!♥♥どう、じ…でぇ!?♥お゛ッ……♥♥♥!んお゛ぉぉぉぉおおぉぉおぉッ♥♥!!なん…れぇ!?♥だれもだずげでぐれないんでずがぁ……っ!?♥♥」

 

 聞こえている筈なのに誰も助けてくれない。

 泣き叫びながら振り乱される腰の動きにあわせて極太ディルドを間抜けにぶらぶらと揺れ動かし、ケツ穴からひり出し続ける滑稽なダンスを踊り狂いながらティオは絶頂し続ける。

 

「ん゛、お゛ッ♥♥!!おほぉぉおぉおおおぉぉッ♥♥!!♥!イッ、グぅうぅうぅうう♥♥!!イっでるのにどまらない゛♥!イグのどまらないぃいいいッ♥!まらイグッ♥まらイグぅうぅぅううぅっ♥♥!!ん゛ッほおぉおぉおおおぉおおぉ!!♥♥♥」

 

 ぶび、ぶぼっ♥ぶりゅりゅ、ぼりゅんッ♥♥! そしてついに一際下品な音を鳴らして極太ディルドが駅に敷かれたタイルの上に落ち、ガニ股に開かれたティオの真下で湯気を上げてとぐろを巻くディルドの長さは優に2メートルを超えている。

 ティオの下半身からは腸の奥に溜め込まれていた腸汁が滝のような勢いでぼとぼとと零れ落ち、地面を汚しながら水溜りを作りだして周囲に凄まじい異臭を充満させた。

 

「お゛……ごっ…ぉぉおおぉ……♥♥♥」

 

 排便快楽の果てに無様で間抜けなイキ顔を晒すティオの身体がぐらりと揺れ、自身が作り出した腸汁の水溜まりへと倒れ込む。

 人々の視線を一身に浴びながらティオは白目を剝き、舌を突き出したまま鼻水を噴き出してビクッビクッと痙攣を繰り返す。

 

 その姿は最早英雄とは程遠い無様なものだった。

 

「ぁ゛……♥♥……ぉ゛♥♥…………♥♥♥」

 

 それでも彼女に手を差し伸べるものは誰もいない。

 ティオに投げかけられるのは侮蔑と嘲笑、そして無様な英雄の姿を記録に残そうと数を増していくシャッターとフラッシュ。

 

 その事実に絶望しながら、彼女の意識は闇へと墜ちていく。

 

 

 

 

 

 ティオ・プラトーという少女が表舞台に現れる事は二度となく、導力ネットの中で無様すぎる英雄としてその痴態を永遠に晒し続けるのだった。

 

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