※この作品はR-18です。

自由で孤独だった風と意地っ張りな少女騎士   作:晃条由夢名

4 / 10
二度目は。

数日後、また山頂にジャンヌがやってきた。

目的は相変わらず、精霊奪還の為にダンテに勝負を挑んでいく。

 

「てやああああ!!」

 

迫る複数の風に向かって、ジャンヌは剣を連続で振り下ろした。

喝声を加えた刃は迷いなく自分への狂風を斬っていく。

以前の戦いで見慣れたのか、風の球体を剣戟で打ち消すようになった。

 

だが、それだけだ。

剣のキレが良くなっても動きがまだまだ鈍い。その証拠にまだ本丸であるダンテの動きに翻弄されている。目で追うのが精一杯のようだ。

 

「あっ!」

 

一つの刹那にて、ジャンヌの読みは外れた。それも致命的な。

ダンテの移動先を読み違えてしまい、あらぬ方向に剣先を払ってしまった。

その隙を当然相手は逃さず、蹴り付ける。

手の甲に直接与えられた衝撃から、剣が放される。

 

宙を舞って地面に転がった剣を拾おうと、手の痺れを抑えながらジャンヌは駆けた。

だがそれより早くダンテが回り込み、彼女の首を鷲掴みにした。そのまま高く持ち上げられる。

 

吊り上げられるような圧迫によって、呼吸が奪われる。声すら上げられない。

男の手を放そうと抵抗しても空しく、項垂れ力を失くす手足。

ジャンヌは完全に失神した。

 

絞殺寸前の気絶まで見計らっていたダンテは瞬間手を解き、宙吊りから落ちる少女の身体を抱きとめる。

 

それから間もなく、二人は山頂から姿を消した。

 

 

 

 

人気のない別荘地の寝室で軋音と水音がする。

発するのは主に天蓋付のベットに縛られた少女からだった。

衣服を全て剥がされて、うつ伏せから尻だけを高くされて、両手には柱に括りつけて結ばれた紐布。

 

「……っ、……ぁ、……~!」

 

男の指が脾肉を激しく掻き回している。

少女は歯を食いしばって、敷布に顔を強く擦り付けて、必死に声を上げずにいた。

それで淫らな水音が自分の耳朶をよく打っていても、ひたすら暴力的な快感に耐えていた。

 

ふと弄られる感触が消えた。男の指が自分の秘所から引いた。だが一瞬の気を抜いても間もなく指より遥かに質量のあるモノが入ってきた。それが何なのかは嫌でも少女は分かってしまう。

 

「~~~~!!!」

 

また犯された。

雄に身勝手に自分の奥まで侵入されてしまった。

屈辱感と生理的な快楽反応から目尻が熱くなり、下部の蜜とは違う雫が溢れてしまう。

 

「すっかり、慣れたな」

 

ふーっ……と深く息を吸い吐いてから、少女の頭上で男が、今日で二度目となるこの場所に連れ込んでから、始めて話した。

 

「お前、あれから他の精霊を救出しに向かったんだろ」

 

それで全部失敗した。と伝えても、まだ少女には何のことかよく分からないようだ。

 

「で、その度に犯されたんだって?まあ無理もないよな。ジャンヌちゃんのような可愛らしいお顔に美味そうな体をした女なら、男は皆頂きたくもなる」

「……!!」

「牛野郎のデカいブツも入れられたか?その前にアミーのジジイに良いように開発されたか?ワーウルフ共にも楽しまれたんだってな」

「なん、で……あっ、あっ、は……」

 

霞んでる声が聞こえたのと同時に抽送を始めれば嬌声が少女の口から漏れてきた。

男は事実確認を得ては見下して笑う。全部斥候のワーウルフから聞いた話だ。

 

「ゴブリンやサハギン、オークにも犯されたとか、この辺りに居るガルーダや、最近現れたインキュバスも相手にしたって?ミルワームの巣にも落っこちてそこで尻穴を広げられたんだって?だったら……」

 

肉棒を出し入れしながら尻を撫でれば、肛門に中指を挿入してみる。

 

「ひっ……!」

「ああ、確かに慣れてるな。こっちも」

 

ゆるやかに腰を動かしながら男はほぼ一方的な話を続ける。

 

「意外だったのはメドラウドの兄貴、だったけど、ジャンヌちゃんは特にご満悦だったって聞いたぜ。わざわざ二回も犯されに来て、あんあん啼かされてたって」

「ち、ちがう!」

「何が違うんだよ、淫乱」

 

褒めてるつもりだ。それほど魅力的な女なんだと。

現に幾多もの雄を経験した蜜壺の締め付けは最高だった。元より逸材なものが経験を多々得るとより優れた名器になるとダンテは実感する。

 

このまま突きまくりたいが、ジャンヌの尻穴も拡張済みと知れてからちょっと考えていた趣向があった。少女の腰を支えるのと反対の手が、自身を咥える脾肉のすぐ上、もう一つの小さな穴を弄っていた手に添えるように、用意したものを携える。

 

「面白いものをやるよ」

 

この別荘の持ち主は高尚な趣味を持ってたらしい。こういう楽しみをする為の張型だ。大きさはそこそこで、ミルワームのような適度な柔軟さを持った素材で出来ている。普段は固く閉じてるが、愛液塗れの指で解れたおかげですっかり開いている菊門。そこに張型をほじくるようにしてから差して埋めた。

 

「いやあっ!?」

 

上を向いてる肛門を張型で弄りながら挿送を続ける。すると少女の反応が変わってきた。

 

「あっ…あっ…や…いや……ぐっ、あぅ……ああ……」

 

喘ぐ声に色が付き始めている。弱弱しく、嗜虐心をそそるような女の声に。

 

「あーあ、ちょっとだけ見ない間に、ほんと、いやらしく、咥えるように、なってさ」

 

あの時に懲りて大人しくしてればここまでされずに済んだろうに。それとも、ダンテに開かれたのが切欠で他の野獣らの牙に掛かり易くやったのだろうか。上向きの尻穴に挿入した張型で圧迫しながら、子宮口を突く毎に常に蠢いている膣肉が締め上げて、十数回毎に軽く達しては愛液を大量に放出してしまっている。

 

「いやぁ……イキ、たく……ない、のにぃ……」

「素直じゃないね、下のお口は、立派なちんぽ好きに、なっているのに」

 

白い背中に汗玉が溜まってきている。かなり体力を消耗しているのが分かる。こちらとしては道具を使った二穴責めも悪くないが、時間をかけるともどかしくもあった。手淫から含めてそれなりに長い時間少女の蜜壺を嬲ってきたことだし、張り子を抜いて、挿送を激しくする。

 

「あっ!?ひ、あ……あぁ…あ、あ……ぃあ…あ、あ…!」

 

二穴を責める関係上動き辛かった分、遠慮なく奥まで突いてやれる。肉感的な尻との衝突も楽しみながら少女の脾肉を擦っていく。自分の昂ぶりも限界が近い。

 

「じゃ、オレも、そろそろ、出すわ……今度はしっかり、奥に注いでやる」

「っ!だ、だめ……やめて!」

「何を今更」

 

初めての時は外に出してやったが、今となれば関係ない。ダークエルフどころかゴブリンなどのモンスターから牛や犬ら獣までの精をこの少女の子宮は受け取っているんだから。

 

腰の動きもタガを外していく。両手で少女の桃尻を鷲掴みにしながら蜜壺の奥まで雄を叩きつけた。肉と肉がぶつかる音の間隔がほぼ無くなっていく。少女はいや、いやぁ、と涙声の喘ぎを繰り返している。一番深い絶頂が来ることを分かっているから。その顛末による絶望をとっくに味わって知っているから。

 

「あっはは!そうだよその反応だよ!……ほら、イケよ」

 

愉悦の快笑の後に冷酷な声で告げて、高速ピストンから最も勢い強く子宮口を叩き付けた。

 

「ああ、や、らぁ、あっ、ら、らめええええええぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

少女は絶頂し、強く激しく犯してくる雄を締め付ける。これに応えるように男は自身を全て収めきった少女の中の最奥で溜めていた熱を放出した。精液を全て搾り取らんとする膣内の動きに射精中の男は強く悶え、出しきってから息を深く漏らした。

 

もう何度も味わってしまった辱めの最たる印を、雌としての部分は快楽として拾ってしまうことに、少女の身体と心がまた引き裂かれそうになって。

 

「ひぅ……ひっ…く……ぅ……」

 

一頻り泣いて、啼いて、脱力したからか、灯が吹き消されたように、少女の視界に帳が入る。先の戦闘とは違う体で、再び失神してしまう――――ハズだった。

 

「~っあっ!?」

 

首筋に激痛が走った。

うなじを噛まれたのだ。同時に背中全体に伸し掛かるような重み。脇から差し込まれる男の腕と、乳房を鷲掴む両手。

 

「まだ気絶するなよ。お楽しみは、これからなんだから」

 

抜け出された肉棒は一瞬で挿入し直されていた。体位はやや変わって、立てられた膝は伸ばされうつ伏せにされる。一度放出してもまだ熱が引いてなかった男は、今度はやや姿勢を変えて少女を責め立てる。

 

「ひっ……う、ああ、……っあ……あっ、……あう……っん」

 

ベットと肢体に挟まれた手は、乳房を揉みくちゃしながらも先端を難なく探り当てて指腹で弄んでいた。密着状態の接合部分の動きはやや辛くも、その分深く子宮口やその近くを肉棒が抉っていた。

 

背中に覆い被さってほぼ伸し掛かっている男は、密接して近くなった幼顔に舌を伸ばして頬や耳を舐め上げていた。

少女はというと、喘ぎながら、何か同じ言葉を繰り返していた。

 

「……めん、……い………ごめ、…な、……っく……ごめん、な、さい……」

 

聞き取れた言葉に、はっ、と鼻で笑ってやった。

 

「許しを求めるくらいなら、あの時に、諦めりゃ良かったんだ」

 

心底呆れた。彼女にも立派で温かい家くらいある筈なんだから、そこで全て終わるまで引き籠っていれば、こんな目に遭わずに済んだのに。そしたらオレが迎えに行って、処女を強奪した償いのつもりで口説いて、出来ればこんな形じゃない抱き方を体に教え込んで、女として花開かせてやりたかったんだけど。

 

……そんな妄想染みた未来予定図もあったっけ。ここまで少女の肢体を貪りながらふと想い付いてたことだ。

 

意識が朦朧としている少女の耳元で、男はこう囁いていた。

 

 

 

 

「なあ、ジャンヌ……――――」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。