※この作品はR-18です。

エロッ娘モンスターズ外伝 最強のバハムート   作:川上何奴

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 有り難い事に原作者の藤木えるふ様からイラストを頂きました!
 身に余る光栄過ぎて感謝感激です!

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 今回のストーリーは洗礼、つまりエロですね。


第2話 最強バハムートは洗礼を受ける

 地上に降り立ち、次々とエロ娘が俺達に襲い掛かる。

 早速バハムートが野生のエロ娘と格闘で接戦をする。

 バーニングの時とは打って変わって圧倒的な強さだ。

 このバハムートも実際の所、基礎は備わっている上に総合バランスがとても良い。故に野生相手に不足する事は無い。

 圧倒的な攻撃力で忽ちに野生のエロ娘を瀕死に追いやる。

 

「主人っ、今だ! 捕獲ボールを投げろ!」

「ああ!」

 

 バハムートが弱らせたエロ娘のスライムに向かって、天界から配布された秘密兵器、捕獲ボールを投げ付ける。

 ボールが弧を描き、吸い込まれる様にスライムへと迫る。

 的中。

 スライムがボール内に溶け込んで閉じ込められる。

 コロコロ、コロコロ、ボールが藻掻く様に揺れ動き、内部で捕獲作業が進む。

 数分経過。やがて――

――大人しくなる。

 

「よしっ、スライムを捕らえたぞ!」

「やったな!」

 

 これでついに俺にも二人目のパートナーが加わった。俺が初めて自分の手で捕まえたエロ娘だ。

 スライムは特に個体数が多いから固有名が欲しい所だ。

 早速ボールから開放し、俺が主人だという事を伝える。

 

「スライム、俺がご主人様のザンジだ」

「分かったよご主人様。これから宜しくね」

「そこで名前を付けたい。これからお前の名前は……」

 

 何という名前にしようか。

 スライムの体を上から下へとじっくり眺める。

 水色の髪に人の肌。

 小柄な体格だが幼児体形というには不釣り合いな、なかなか大きな物を持ち合わせている。

 今日は雨であったのだがバハムートが吹き飛ばし、そこら中に綺麗な虹が差し込んでいる。

 雨か。

 

「そうだな、レインだ。お前の名前はレインにしよう」

「良い名前! ぼくの名前はレイン、ありがとうご主人様!」

 

 ぴょんぴょんと飛び跳ねては軽快に走り回り、水溜まりをばしゃばしゃと蹴り飛ばす。

 

「ずるいぞ! 私は名前を貰っていないというのに名前を貰うなんてっ」

「そんな事をぼくに言われても……」

 

 がっしりと魔装した龍の爪でレインの肩を掴み取り、前後にがくがくと揺すりレインが「あうあう」とうめき声を上げる。

 

「ご主人っ、私にも、私にも名前をくれ!」

「お前にもなのか……」

 

 ぐるんぐるん長く太い尻尾を扇風機の様に回す。

 バハムートは非常に珍しい個体なので特別名前を付ける必要も無い筈だが、目の前でスライムに固有名を与えた手前、断り辛い。

 

「早くっ、私の名前を早くっ」

「分かった! 分かったから落ち着け」

 

 綺麗な顔が鼻の触れ合う位置にまで迫る。

 こいつかなり良い匂いがするぞ。甘い女の子の香りだ。

 名付けると承諾したので真面目に考える。

 バハムート、こいつの名前か。

 僅かな時間だが、捕獲ボールの影響下とはいえ俺の事を主人と認め、快く受け入れてくれるのが心地良い。

 天界でのバハムートの評価はかなり低い。自身が最強だという自惚れをアドルに叩き潰され、悔しい想いを雨雲にぶつけて自信を取り戻す。

 どれだけ攻撃を受けようとも屈しないタフネスを持ち合わせている。

 不屈な奴、そんな印象が強い。

 

「ヴィセラ、どうだ?」

「由来を教えてくれるか」

「ああ、お前はどれだけ攻撃を受けても立ち上がろうとする強靭な精神力を持っている。つまりそういう意味だ」

「なるほど……ヴィセラとは強靭な精神力という意味なのか。良い名前じゃないか! ありがとうご主人!」

 

 納得してくれた様で良かった。

 それからマタンゴを見付けて捕獲し、更にフェアリーも捕獲する。

 それぞれにグーリ、フィーと名付ける。それぞれ茸に妖精という意味なので安直だが、どうにか納得してくれている。

 

―――― リーネの村 ――――

 

 野生相手に戦闘を繰り返して最初の村、リーネに辿り着く。

 のどかな雰囲気の村、悪くいえば田畑が広がるばかりの退屈な村だ。

 近場で見付けた宿屋に入り、エロ娘図鑑を提示する。エロ娘使いの身分証明書はこの図鑑がそうだ。

 エロ娘図鑑は再発行が効かない貴重品なので、絶対に失くしてはいけないとても大切な代物である。

 

「エロ娘使いのザンジ様でございますね。当店をご利用頂き、誠にありがとうございます」

 

 天界の権威は非常に強いらしく、エロ娘使いは高待遇で宿を使える。

 どこだか知らないパトロンの財団様々だ。

 

「お部屋を用意しております。どうぞこちらへ」

 

 奥の部屋に案内される。これで上質な部屋でゆっくりと休める。

 そう思っていたのに何だこいつは。

 

「ようザンジ、遅かったじゃないか」

「アドル……」

 

 案内された部屋の扉を開ければ、厭味ったらしい奴が俺を出迎える。

 まさかこいつと同室なのか。

 アドルが寝間着姿でソファに座り、悠々とカクテルを転がしている。

 

「そう睨むなよ。そろそろお前が来ると思っていたからここで待っていたんだからな」

「お前と話す事なんて特に無いと思うが?」

「硬い事を言うなって。俺様とお前の仲じゃないか」

 

 鬱陶しい事この上無い。

 まさか俺がお前と友達だなんて言うつもりは無かろうか。

 

「そんで、お前図鑑は幾つ溜まったよ」

「道中で3体見付けて現4体だ」

 

 天界卒業記念のバハムート、名前はヴィセラ。

 最初に捕獲したスライム、名前はレイン。

 次に捕獲したマタンゴ、名前はグーリ。

 その次に捕獲したフェアリー、名前はフィー。

 

「順調じゃねーか。心配する事は無かったな」

「そういうお前は幾つだよ」

 

 ソファから立ち上がり、わぞわざ俺の目の前まで近寄る。

 

「気になるか?」

 

 ねっとりと舐め回す様に俺を見る。

 

「興味無い」

「嘘付け。顔に『気になる』って書いてあるぞ」

 

 顔が近いんだよこいつホモかよ。

 男の癖に風呂上がりの良い匂いをさせてんじゃねえよ。

 下手な女よりも断然整った美形の顔は男相手でもときめかす程に美しい。だが俺はホモじゃないので勘弁して欲しい。

 それにこいつ毎度ボディタッチが多くてうんざりする。

 ホモホモしくて敵わん。

 壁ドンすんな。

 

「俺様はな、10体だ」

「なっ、10体!?」

 

 驚いて目を見開く。

 早過ぎる。どれだけ先に進んだんだ。

 この近くでそんなにも種類は居やしない筈だというのに。

 

「ついでにいうと速攻で土の試練も突破したんだ。これって歴代最速なんだとよ」

 

 天才という評価は伊達じゃないな。

 証拠としてエロ娘図鑑に土の試練を突破したという『土の証』が刻まれている。

 もうアドルが殿堂入りするに違いない。絶対に殿堂入りするぞ。

 

「ほら、俺様って天才だし、バーニングの奴もめきめきと実力を上げているしな。順当って奴よ」

「本当お前って奴はつくづく先を行くな」

「まあな。俺様に言わしちゃ周囲が遅過ぎるだけだがな」

 

 天才には見えている物が違う訳か。

 俺には遠過ぎるよ。

 こいつには勝てるビジョンが見えない。

 いや、本当に見えないのか。

 

『見たか! これが、私の力だ!』

 

 可能性は、ゼロじゃない。

 

「じゃあなザンジ。早くお前も俺様に追い付けよ」

「あぁ、余裕ぶっこいてろクソ野郎」

 

 俺はこいつに、アドルに勝ちたい。

 グラスに残った残りのカクテルをぐいっとあおり、アドルは転移の書を使い他の街へとワープをする。

 本当、奴は天才過ぎる。

 

「憎ったらしい! 憎ったらしいぃぃぃ!! 何だあいつ! 何だあいつ!! あのすかした顔をぶん殴りたい!」

 

 バハムートのヴィセラが勝手にボールから飛び出して地団駄を踏む。ぶん殴りたいとシャドーボクシングで空を殴る。

 

「何が『俺様はな、9万9822体だ』だ! そんなに自慢したいのか!!」

 

 お前はいったい何を聞いていた。そんなに悔しいならさっさと奴の反応速度を超えてくれ。

 

「落ち着け。暴れるな」

 

 強靭な太くて長い尻尾で地団駄を踏まれると宿が地震と勘違いする程に揺れ動くから勘弁して欲しい。

 

「殴りたいといっても今の実力じゃ到底敵わないのは理解しているか」

「……そう、だな……」

 

 落ち着いて尻尾の力を抜き、拳も緩める。

 ちゃんと自分の実力を測れている。良い傾向だ。

 

「そうだ、奴の言っていた土の試練というのは?」

「次の街、マルドシティで行われる公式試合だよ」

「いや、早過ぎるでしょ」

 

 そう異常な速度である。3日は掛かる見通しの距離を1日だ。TASかっていう位に異常だ。

 だけれども実際に不可能ではないから不正を指摘なんて出来ない。不正の証拠も無く、ちゃんと実力で突破をしたのだから。

 アドルはそういう奴だ。

 

「なあ、ヴィセラは手っ取り早く力を身に付ける方法が有るとしたら、どうする?」

「何だそれ」

 

 その方法とは――

――洗礼だ。

 

「洗礼っていうんだ」

 

 洗礼というのは、つまりあれだ。

 エロ娘の体内に天使の力を注ぎ込む事でパワーアップが可能なのだ。

 

「洗礼、それをすれば強くなれるのか? 危なくないのか?」

「危険も怪しさも無い。恐らく奴も手っ取り早くその洗礼も済ましている筈だ」

 

 アドルはとても賢く、どうすれば効率が良いのかを自然と理解する。

 既にエロ娘達と洗礼を行っていても何も不思議ではない。

 

「どうだ、洗礼、してみるか?」

「……やる!」

「分かった」

 

 ヴィセラに近寄り、そして――

――ベッドに押し倒す。

 

「きゃっ、どうしたご主人」

「どうしたって、ヤるんだよ。洗礼を」

「せ、洗礼って、具体的に何をするんだ。あ、あぁん♥」

 

 ブラジャーの上からふっくら形の良い美巨乳を揉む。

 こりこりとした乳首を転がせば、ヴィセラの口から甘い吐息が漏れる。

 

「ご主人っ、ちょ、ちょっと待ってくれ! 洗礼ってまさかエッチな事なんじゃ!?」

「その通りだ。俺のチンコをお前のマンコにぶち込んで精液を注ぎ込むのが洗礼なんだ」

「つまりセックスじゃないかぁ!!」

 

 その通り紛う事無くセックスだ。

 

「嫌か?」

「こ……心の準備をさせてくれ……」

 

 ヴィセラが慌てて起き上がり自分の身を抱いて震わす。

 

「分かった」

 

 無理強いはしない。エロ娘は奴隷で戦いの道具だとは習って来た。

 だが言葉を交わして喜怒哀楽を示す彼女達は、とても可愛い。

 俺はエロ娘を道具扱いなんてしたくない。

 こんなのエロ娘使いらしくないと思うがしかし、可愛い彼女達の為にも良いご主人様で居たい。

 

「その……ご主人は、私をどう思っているんだ? 洗礼だから仕方が無くセックスをするつもりなのか?」

「あぁ、強化をする為に仕方が無くお前とセックスをする」

 

 ヴィセラが何故かくすりと笑う。何が可笑しい。

 

「……ふふ、嘘だな」

「どういう意味だ」

 

 俺が嘘を吐いているだと、何故そう思うのか。

 

「ご主人の嘘は凄く分かり易いんだぞ」

「何故分かる」

「目を閉じて手で顔を隠しながら言っても全く説得力が無いからな」

「うぐっ」

 

 そういえば奴、アドルも俺の嘘を見抜くのが上手かったが、俺はそういう癖が有ったからなのか。

 正に『嘘と顔に書いてある』状態であった。

 

「つまり、ご主人は私の体に興味を持ってくれている。そう捉えて良いのか?」

「……実をいうと、一目惚れだ」

「えっ……」

 

 嘘を言おうにも俺には顔に出てしまう癖が有るらしいから否定のしようが無い。

 なら正直に答えるまでだ。

 

「他に候補として用意されたエロ娘も居たんだが、俺はお前の姿に惹かれて選んだ。バーニングは優秀な実績が有るし、アイスドラグーンも抜群な魔力を持つし、ドライアドのスキルも凄い物が有る。だけれども、俺はお前の自信満々な姿に惹かれた。だから、一目惚れに他為らないんだよ」

 

 一番欲しくなってしまったんだから仕方が無い。

 洗礼という名目無しでもセックスがしたくなる程に見目麗しい。

 

「そ、そうなのかっ! ご主人は、私に惚れたんだなっ」

「ああ……」

 

 惚れて無きゃ選んでいない。

 

「分かった。洗礼をしよう」

「良いのか?」

 

 俺の手を取り、性交をしても良いという。

 

「ご主人は私の主人なのだろう。本当なら、無理矢理にでも命令できる筈だ。何故そうしない?」

「ヴィセラに嫌われたくないから」

「ご主人は優しいな……」

 

 捕獲ボールには絶対的な権限が備わり、命令を強制する事が可能だ。

 死ねと命令すれば死なす事も可能な程であり、奴隷制度よりも性質が悪い。

 エロ娘が好きならエロ娘使いには向いていない。こんなのではチャンピオンに成れる訳が無い。

 そもそも殿堂入りを果たすと記念としてリーグ運営に献上する事になり、エロ娘使いの手から離れてしまう。

 名誉な事ではあるが、そんな名誉は欲しくない。

 だけれども、奴に負けたままは非常に悔しいから勝って見返したい。

 絶対に、アドルに勝ちたい。

 

「でも、私はそんなご主人のエロ娘に成れて嬉しく思う」

 

 俺の頬に手を添え、顔と顔をおもむろに近付けて行く。

 おもむろに接近して行き、そして、唇の距離がゼロに成る。

 

「……チュ♥ ご主人♥ こんな事は初めてだけれども、どうか優しく抱いてくれ♥」

「俺も、初めてだから上手く出来るかは分からないが……」

「大丈夫だ♥ ご主人なら上手くやれるよ♥」

 

 広々としたベッドの上で一枚づつ衣服を剥ぎ取り、互いに大事な場所を露出させる。

 ヴィセラの大事な場所も丸見えだ。

 

「私の体、変じゃないか?」

「変なものか、むしろ凄く綺麗だ」

「そ、そうか♥」

 

 本当に見惚れる程に美しい。

 その靭やかな白い肢体はどこを見ても全く欠点が見当たらない。

 M字に脚を開くと綺麗な華が咲く。

 蜜に濡れるとても綺麗な華だ。

 俺の肉棒が昂揚感から天界に反逆でもするかという程に反り勃つ。

 

「大きい……♥ 私で昂奮してくれているんだな♥」

 

 白く細い手を肉棒に伸ばし、優しく握り締める。

 こんな細い手だというのに戦いになれば力強く敵を討つのだから不思議だ。

 しこしこ、しこしこ、自分の手でするのとは全然違う快感が鋭く身に迸り、恍惚の吐息が自然と漏れてしまう。

 

「ふふ♥ ご主人てば喘いじゃって可愛いなぁ♥ おちんちんの先っぽから透明なお汁が出て来たぞ♥」

 

 甘い快感から我慢汁が溢れて来ている。

 顔を肉棒に近付け、舌先を伸ばし、ペロりと、未知の刺激が肉棒の先から脳天まで突き抜ける。

 

「ぺろ♥ れろれろ♥ ンチュプ♥ ちゅぱ♥ チュル♥ チュププ♥」

 

 ねっとりと唾液を多く含む舌を根本から亀頭の先まで這い回し、丹念に、丁重に舐め回す。

 暖かな唾液にざらりとした舌による無数の細かな突起物による愛撫でたちまちに快楽が昇り詰める。

 

「ペロペロ♥ 腰がびくびく震えちゃっているね♥ そんなに気持ち良いんだ♥ ンチュパ♥」

「あ、あぁ、凄く気持ち良い。最高だ!」

 

 亀頭を舌でコロコロと飴玉の様に転がす。雁首のざらりとした突起物もペロペロと丁重に舐め、尿道の穴に唇を添えて強く吸い付き強い刺激を与える。

 

「あっ、ああ! それ凄い!」

「ンチュウゥゥゥ♥ これが良いのね♥ でもまだこれだけで喜んでいちゃ駄目だよ♥ チュパァ♥」

 

 吸い付くままに肉棒が口の中へと飲み込まれて行く。

 くちゅくちゅ、くちゅくちゅ、舌と頬肉で肉棒が圧迫され、喉奥で亀頭が締め付けられる。

 

「んじゅぽ♥ んじゅぽ♥ ジュポ♥ ジュポポ♥ ご主人のおちんちん美味しい♥ ジュパ♥ ジュポ♥」

「そんなっ、普通美味しいなんて感想が出るわけっ、ああっ、気持ち良い!」

「ジュポ♥ ジュポ♥ んんー、美味しいよ♥ だって好きになっちゃったんだもん♥ ご主人のおちんちんなら美味しく舐められるよ♥ レロレロ♥ ジュパ♥ ジュポ♥」

 

 喉奥まで深く飲み込み、肉棒の根本まで吸い付いてストロークさせる。

 甘い刺激で腰が震える。どんどん熱い快感が昇り詰めて射精の準備が整って行く。

 こんな気持ち良さじゃ、もう持たない。

 

「ンジュル♥ ンシュルル♥ おちんちんがぶるぶる震えてる♥ もうイきそうなのか♥ ジュルジュパ♥ 良いぞ♥ このまま口の中にシャセーしてくれ♥ いっぱい気持ち良く出してくれ♥ レロ♥ レロレロ♥」

「あぐああっ、イきそう!」

 

 舌が肉棒を這う度に快楽がどんどん強く成る。気持ち良くて爆発しそうだ。

 

「んふぐぅ!? ご、ごひゅいん!? ちゅの持っちゃらめぇ!?」

 

 いつの間にやら俺はヴィセラの角をバイクのハンドルの様に手に持ち、腰を突き動かしていた。

 イラマチオだ。ぐいぐいとヴィセラの頭を腰に引き寄せて口内の柔らかな感触を肉棒で楽しむ。

 

「ブチュル♥ ブチュル♥ ンジュ♥ ジュババババ♥」

 

 こんな時でも大きな抵抗をせずに肉棒への口奉仕を忘れない。

 主従関係ではあるのだが、強制権限は発動していないのでヴィセラ自身が自分の意思でこの状況を受け入れている事になる。

 

「ジュボ♥ ジュボ♥ ンジュボ♥ ビュッポ♥ ビュッポ♥ ンジュルルル♥」

 

 喉奥にまで突き刺して快楽を貪る。非常に気持ち良くて脳が蕩けてしまう。

 咀嚼する喉の動きで肉棒が圧迫されて更に快感が増す。

 

「ジュゾォオオオオオオオオオ♥」

 

 強烈なバキュームが襲い掛かり、凄まじい快楽が溢れ出す。

 

「そっ、それっ、うあっ、あっ………………くぅ!!」

 

 バキュームが止めになり、快楽の、臨界点を、突破した。

――ドピュルルルルゥゥゥ!! ビュルゥウウウウウ!! ビュルゥウウウウウ!! ピュルルル! ピュルル! ピュル!

「ンフゥウウウウウウウウウ♥」

 

 まるで肉棒が爆発したかの様に精液が飛び出す。喉の奥まで肉棒を突き刺し、胃に直接熱い精液を注ぎ込む。

 ぐびぐびと喉が鳴り、更に肉棒から精液がストローの様に吸われる。

 射精が終わるまでの数分、肉棒から口を外さぬまま一滴も零さず全ての精液を飲み込む。

 

「ンンッ! けっほ、けほ、けほ」

 

 しかしずっとは続かずとうとう噎せて咳き込む。

 俺はようやくヴィセラの角を握り締めていた事に気付き、慌てて手を外す。

 

「ごっ、ごめん!」

「けふっ、けふっ、んん……何で謝るのだ?」

 

 口から僅かに白い粘液を零し、手で拭い取り再び舐め取る。

 

「何でって、酷い事をしたから……」

「角を握り締めた事なら、構わないぞ♥ 寧ろ私は欲情が赴くままに求められて嬉しかった位だ♥ んっ……精液美味しい♥」

 

 精液が美味しい訳が無い。

 それに喉を陵辱されて息苦しかったであろうに、笑顔で受け入れる。

 つくづく都合が良い女だ。エロ娘とはこんな男にとって都合の良い生き物なのであろうか。

 目一杯射精したばかりだというのに益々肉棒が熱り勃ってしまう。

 

「すまん、もっとしたい」

「謝る必要なんて無いぞ♥ もっと私を求めてくれ♥ 好きに使って欲しいんだ♥」

 

 ヴィセラを押し倒して貪る様にキスをする。

 先程まで俺の肉棒が捩じ込められた口だが、精液が全て飲み込まれてヴィセラの甘い唾液の味だけがする。

 

「チュウ♥ チュパ♥ ンチュ♥ ンチュル♥ キス♥ 好きぃ♥ ンチュパ♥」

 

 舌と舌を絡め合わせると脳味噌へ突き抜ける様な快楽で蕩かされる。

 性器を使っていないというのに口付けはここまで幸せな気分にさせてくれる。

 手の平から溢れる大きさの胸を乱暴に揉みしだいて柔らかな感触を楽しみ、肉棒を秘密の花園に擦り合わせて蜜を啜る。

 入れたい。俺の肉棒をこの甘美の花園に埋め込みたい。

 

「ヴィセラ……良いか」

「今更わざわざ聞くな♥ さあ、来てくれ♥」

 

 熱い口付けを交わす。舌と舌を濃密に絡み合わす大人の口付け。これだけでも非常に気持ち良くて幸せだ。

 だが、これから更に快感を得る行事が待ち受けている。

 名目上は、洗礼の儀式。本来は子供を作る為の神聖な逢瀬である。

 俺がヴィセラに覆い被さる形で肉棒を膣穴に押し当て、おもむろに、おもむろに沈めて行く。

 肉棒が驚く程に圧倒的な快楽に染まる。こここそが雄の最も求める快楽の花園なのだと歓喜に震え上がる。

 

「んくっ♥ うあ、ああ♥ 来てるっ♥ おまんまんの中におちんちんが来てるぅ♥ いっ! ……あぐぅ」

 

 僅かな抵抗感。弱いゴム状の物が亀頭に触れ、突き破る様な感触が伝わる。

 処女膜だ。俺が、ヴィセラの初めてを奪った。

 破瓜の証である赤い血液がヴィセラの白い太腿に垂れ流れ落ちて線を描く。

 

「んくぅ……ふふ♥ 全部、入ったな♥ 私の子宮にご主人のおちんちんが触れているのを感じるぞ♥」

「凄く、気持ち良いっ。セックスがこんなに気持ち良いだなんて、想像以上だ!」

「私で快感を得てくれているのだな♥ とても嬉しいぞ♥ チュウ♥」

 

 大きな蝙蝠状の翼で俺を抱き寄せて口付けをする。乳房と胸板が触れ合い、性器が繋がり、舌と舌も繋がり合う。

 もう全てが一つに繋がった状態だ。

 俺とヴィセラが一つに溶けてしまいそうだと錯覚してしまう。

 

「初めて、だよな……痛くないか?」

「案ずるな♥ 確かに痛むが、この程度の痛みは序の口だ♥ 寧ろ私の全てをご主人に捧げられてとても嬉しく思う位だ♥」

 

 この慕い方は捕獲ボールによる物なのであろうか。特別に権限は発動していない筈だが、少し不安になる。

 

「ヴィセラは俺を慕ってくれているが、その……」

「もしかして、私がご主人の手持ちだから操られているのだと思っているのか?」

 

 捕獲ボールの影響は絶大な物だ。エロ娘は例外無く奴隷にされる。

 個の感情は須らく捻じ曲げられる。

 

「馬鹿にするな。私の胸中に宿るこの想いは、そんな安っぽい機械で捻じ曲げられる物じゃない。私がご主人を慕う気持ちは紛れも無く本物だ!」

 

 だというのに、このヴィセラはそんな影響など知った事かと跳ね除ける程に強靭な精神力を見せる。

 俺を慕う気持ちが真実だと告げる。

 

「私は心の底からご主人の物になれて良かったと思うぞ♥」

「ヴィセラ……!」

 

 言葉に出来ない程に感極まり胸が熱く成る。

 このバハムートのヴィセラはいったいどこまで俺を慕うというのか。捕獲ボールの影響は多少有れども、ここまで主人を慕うエロ娘は稀な筈だ。

 

「ヴィセラ! 俺はお前を選んで本当に良かった!」

「私こそご主人に選ばれて最高に幸せだ♥ 私の全てを賭してご主人を幸せにしたいっ♥」

 

 じゅわりと膣内から蜜が溢れ出す。膣が奥の方からぐいぐいと肉棒を締め付ける。

 複雑に絡み付く無数の襞で愛撫をされ、思わず仰け反ってしまう程の凄まじい快楽が迸る。

 

「ご主人……♥ 好きに動いてくれ♥ ご主人の全てをこの身で受け止めたいんだ♥」

 

 熱り勃つ。血管が浮き出る程に堅く仰け反り、雄々しく天を穿つ勢いで聳え勃つ。

 もう俺の全てをヴィセラに注ぎ込みたい。

 この先ずっとヴィセラと共に生涯を過ごしたい。

 

「ヴィセラァアアアア!!」

「あぁあああん♥ 凄いの来たぁああああ♥」

 

 突く。突く。膣に肉棒を激しく突き入れる。

 獣欲の赴くままに腰を振る。

 ビシャビシャ愛液が飛び散り、パンパン肌がぶつかり合う音か鳴り響く。

 

「ずんずん来てる♥ おまんまんの奥までご主人のおちんちんが来てるの♥ 赤ちゃん作るお部屋の扉をこじ開けようとしちゃってるぅ♥」

 

 ゾリゾリと膣襞が肉棒を激しく撫で回す。根本から亀頭の先まで執拗に絡み付いて甘い快楽に染め上げる。

 どれだけ暴力的に性欲をぶつけてもヴィセラは柔らかく受け止め、優しく包み込んで快楽で埋め尽くす。

 

「気持ち良い♥ 凄く気持ち良いの♥ ご主人のおちんちんで私のおまんまんがとっても気持ち良くなっちゃう♥ ポルチオがつつかれる度に頭が沸騰しそうな快感が溢れて気持ち良過ぎて壊れちゃいそうだよぉ♥」

 

 俺も凄まじい快楽が肉棒から溢れ出して思考が壊れてしまいそうだ。

 エロ娘の体はこれ程までに男を喜ばすのか、それともヴィセラが特別に俺だけを喜ばすのに特化しているのか。

 

「あっ♥ ああっ♥ 気持ち良いぃぃ♥ ご主人のおちんちん最高だよ♥ 私のおまんまんにピッタリフィットしてもう離さないって♥ ぎゅううぅって♥ ぎゅううぅって♥ 勝手に締め付けちゃう♥」

 

 悩む必要は無い。ヴィセラが俺を慕ってくれている事だけが最重要だ。

 ヴィセラが俺の肉棒を売れ入れて喜んでくれている。俺もヴィセラの膣が凄く気持ち良くて歓喜に震えている。

 幸福感が胸に溢れ出して熱く胸を焦げ付かす。

 

「ご主人も気持ち良いか♥ 私のおまんまんで気持ち良くなってくれているか♥」

「聞くまでも無く最高過ぎる! ごめんっ、もう持たない!」

 

 熱い快感が腰に集まり、爆発しそうになる。

 もう、持たない。

 気持ち良過ぎてもう射精する。

 

「嬉しいぞ♥ いつでも射精しちゃってくれ♥ たっぷり気持ち良く膣内にドピュドピュって注ぎ込んで欲しい♥」

「そこまで言うか! あ………………うぐぁ、くう!!」

 

 実に呆気無く、快楽の、臨界点を、突破した。

 

――ビュルルルルル!! ドピュルゥウウウウウウウ!! ぴゅぴゅうぅうう! ピュルゥウウウウ! ぴゅ! ぴゅ! ピュルゥウウウウ!!

「きゃぁあああああああん♥♥♥」

 

 初めての膣内の圧倒的な快楽の前に肉棒が情け無く屈する。

 身を海老反りにして圧倒的な快感に震え上がり、まるで肉棒がヴィセラの膣内に溶け込んでしまうのではという錯覚を抱く。

 ぐいぐいと膣が肉棒を吸い込み、ポルチオが尿道から直接精液を飲み込む。

 絶頂の射精に釣られて膣も絶頂をし、激しく伸縮して更に精子を欲している。

 

「ああ♥ 精液が膣内に染み渡る♥ 膣がゴクゴク精子を飲んでるよ♥」

 

 気持ち良過ぎる。こんな凄い快感を味わったらもう手放せる訳が無い。ヴィセラはずっと俺の物だ。

 

「おまんまんがおちんちんの絶頂に合わせてビクビク熱く脈動しちゃってるぅぅ♥ あぁん♥ 射精の感触がとっても気持ち良いぃ♥」

 

 ちょっと動いただけだというのにどっと疲れる。そこまで体力を使った訳ではないのに、洗礼という儀式だからなのか力が抜ける。

 ヴィセラのふっくらとした形の良い美巨乳に顔を埋めて倒れ込む。すると、柔らかな産毛の大きな翼できゅっと優しく抱き締められる。

 

「ご主人、とっても素敵だぞ♥ これが洗礼なんだな♥」

 

 両手で俺の顔を持ち上げ、自らの顔に引き寄せる。

 ヴィセラの舌が俺の口の中に侵入してレロレロと蹂躙する。

 

「チュ♥ チュパ♥ 好き♥ 好き♥ ご主人♥ ンチュ♥ 大好きだ♥ チュプ♥ レロレロ♥ チュウ♥」

 

 脳味噌が痺れて壊されてしまいそうな程に気持ち良い。

 蕩けて溶け落ちてしまう。ヴィセラの甘い香りと柔らかな温もりに包まれて溺れ沈む。

 見た目は凛々しくて強そうな印象を受ける龍の翼や尻尾も、まるで乳房の様に柔らかくて心地よい感触をしている。

 

「ご主人がおまんまんに注いでくれた精子が子宮で泳いでいるみたいだ♥ 子宮の中をこちょこちょって、ちょっとだけ擽ったいぞ♥」

 

 数分間繋がったままの状態で、膣が肉棒をちゅうちゅう吸い付いて舐め回し続けている。

 肉棒も小さく脈動を続けて精液を垂れ流し続け、順次子宮に飛び込んでいる。

 精一杯精液を吐き出し疲れて小さくなろうという肉棒に対し、ヴィセラの膣は「萎えるなんて許さないぞ♥」とでもいう様にぐいぐいと強く締め付けて肉棒を膨張させる。

 

「うっ、くぅ……気持ち、良い!」

「あっ♥ ご主人のおちんちんがまたおまんまんの中で膨らんで来ているな♥」

 

 むくむく、むくむく、反り返る勢いで肉棒が膨らみ、バキバキに硬く張り詰める。

 じゅわり、じゅわり、膣も美味しそうな肉棒が元気を取り戻した事で涎をたっぷり垂れ流し、ねっとりと肉棒を舐め回して受け入れ準備が整う。

 

「なあご主人♥ 今度は私が上になっても良いか♥」

「勿論だ!」

 

 献身的な言葉に心打たれる。

 勿論大歓迎だと即答をすると、しゅるり、太く長い龍の尾が俺に巻き付く。

 

「うわっ」

 

 ヴィセラの尻尾の力が凄まじく強く、一度巻き付かれると全く振り解ける気がしない。

 戦いの中ではこのまま地面に叩き付けて敵に大ダメージを与えるがしかし、俺に対しては母の揺り籠の様に優しくベッドに誘導する。

 

「嬉しいぞ♥ 今度は私がご主人を気持ち良くする番だな♥」

 

 ベッドへ大の字で四肢を投げ出して寝そべる。

 そこへヴィセラが俺に覆い被さる様に身を重ねる。

 

「こうして改めてご主人を見下ろして見ると、意外と華奢な体付きなのだな♥ 立ち並べば逞しくて頼もしく映るというのに不思議に思うぞ♥」

 

 戦いの中の力強さとは裏腹に細く滑らかな白い指先が、俺の体を撫で回す。

 俺の体も天使達の中では平均的な物の筈だが、エロ娘の目には華奢に映る様だ。そのエロ娘は更に華奢で脆そうに見えるというのに不思議に思う。

 細い指が、俺の肉棒を捕らえて掴む。

 亀頭が割れ目を凝り、花園の中へとおもむろに沈められる。

 

「あっ♥ んんっ♥ おまんまんが広がって、圧迫される♥ あぁあんっ♥」

 

 ゆっくりと、おもむろに、腰が沈められる。

 俺の精液が散々注ぎ込まれた膣が、初めての証である破瓜の血を流す膣が、再び俺の肉棒を飲み込んで行く。

 じゅぷり、じゅぷり、甘い膣襞の刺激がまた肉棒を埋め尽くす。

 じゅぽん。大きな尻尾を生やすお尻が完全に落とされ、恥骨と恥骨がこつんとぶつかり合う。

 

「ん……♥ おちんちんの感触、やっぱり素敵だな♥ おまんまんが凄く喜んでいるぞ♥」

 

 俺の肉棒も膣の感触に喜んでいる。

 暖かな感触に包まれて感激している。

 

「 じゃあ、動くぞ……♥ んんっ♥ ああっ♥ はぁああん♥」

 

 最初はゆっくり、仰向けに体を反らして前後に腰を動かす。

 撫で回すというよりは圧迫する感触が肉棒に伝わる。

 続いて上下に腰を振り、大胆に膣襞が肉棒を愛撫して鋭い刺激が走り回り、思わず恍惚の吐息が漏れる。

 感極まる俺の吐息を聞くと、ヴィセラの表情に自信に満ちた笑みが浮かぶ。

 

「ご主人のぷっくりしたきのこみたいなおちんちん美味しいな♥ おまんまんがおちんちんを美味しいって何度もしつこくペロペロ舐め回しちゃう♥」

 

 ねっとり膣内を愛液で湿らせて肉棒にしゃぶり付く。

 そんなに美味しいのかと、膣が何度も何度も往復して肉棒を味わい尽くす。

 

「ああん♥ 気持ち良い♥ おまんまん気持ち良い♥ ご主人のおちんちんずっとおまんまんでしゃぶっていたい♥ おまんまん凄く気持ち良いよぉ♥」

 

 じゅぶじゅぶと下品な音が鳴り響く。

 ベッドがピストン運動でぎしぎしと軋む。

 膣襞が肉棒をねっとり愛撫する度に脳味噌が焦げ付いてしまう様な快感が迸る。

 

「こんな気持ち良くて幸せな方法で強く成れるだなんて最高だ♥ これから毎日でも洗礼をしたいぞ♥」

「良いのかそんな事を言って、性欲が最も盛るお年頃な俺は毎日でもお前の体を求めちゃうぞ」

「そんなの望む所だ♥ むしろ私の方がご主人を求めたく思う位だからな♥」

 

 洗礼など関係無く獣欲に任せた性交をこれから毎日でも行いたい。

 そんな幸せな毎日が来るというのか。

 そんなの最高過ぎる。天界に居た時ではそんな日々が訪れるだなんて思いもしなかった。

 

「あぁああん♥ おまんまんから熱い快感が溢れて来る♥ 早く追加のせーしが飲みたいって子宮がおちんちんにおねだりしちゃってるぅ♥」

 

 膣が「早くせーし頂戴♥」と執拗に亀頭を愛撫して射精に誘導する。

 甘い快楽で睾丸の奥から精子がどんどん掻き集められて行く。

 

「ああっ♥ 気持ち良い♥ 気持ち良過ぎる♥ おまんまんが気持ち良過ぎて快楽で爆発しちゃいそうだ♥ ご主人のおちんちんが最高過ぎるぞ♥」

 

 甘い蜜たっぷりな膣で肉棒をしゃぶり尽くされて俺も快楽で肉棒が爆発してしまいそうだ。

 

「もっと♥ もっと奥まで来て♥ おちんちんをおまんまんの奥まで突き入れてくれ♥ ああ♥ そう♥ それ気持ち良い♥ ポルチオをぐいぐい突かれるの凄く気持ち良いぃぃ♥」

 

 言われるがまま俺もヴィセラの腰をがっしりと掴み取り、力強く肉棒を膣の奥に突き入れる。

 腰を突き入れる度に熱い快楽が全身に広がって思考が壊れてしまいそうになる。

 ヴィセラの上半身がピストンで揺れ動き、縦横無尽に震える乳房に視線が吸い寄せられる。

 

「ふふ♥ おっぱいが気になるのか♥ 男の子は本当におっぱいが好きなんだな♥ 大きさにはあまり自信は無いが、形には自信が有るぞ♥ ほら♥ いっぱい揉んでくれ♥ あぁん♥ そう♥ その調子だ♥ んんっ♥」

 

 俺の腕を掴み取り、自らの乳房に誘導させる。

 凄く、柔らかい。驚く程に指が肌に沈み込む。

 ふわふわな感触に心から安らいで癒やされると共に、淫靡な女の性を感じ取って雄の性欲が昂ぶり猛る。

 思わずヴィセラを抱き寄せて、ぷっくり膨らむ桜色の小さな蕾に口で吸い付く。

 

「あっ♥ やっ♥ そんな赤ちゃんみたいにチュパチュパしゃぶられたら♥ あうぅ♥ 凄い♥ おっぱい気持ち良いぃ♥ もう駄目♥ イきそう♥ イっちゃいそうぅぅぅ♥」

 

 その乳房を口で吸い付いても母乳は出ないのだが、ヴィセラの肌の味はほんのりと甘く僅かな塩分を含んでいて、甘美だとかそういう味覚の美味しさではない部分の精神的な喜びが満たされる。

 心の奥底から歓喜が渦巻いて猛る欲望が迸る。

 

「イくぅ♥ イくぅぅ♥ イくうぅぅぅ♥ ああっ♥ イくううううううううううぅ♥♥♥」

「うあああっ!! イっ………………くう!!!!!!」

 

 快楽の、臨界点を、突破した。

――ビュルゥウウウウウウウウウウウウウ!! ビュルルゥウウウウウウウウウウウ!! ビュクウゥウウウウウウウ!! ビュルルルルル!! ビュビュウゥウウウウウ!! ビュルル! ピュル! ピュル! ビュビュウウウウウウウ!!

「きゃああああああああああん♥♥♥」

 

 信じられない程の勢いで精液が噴射される。

 意識が飛びそうな程の快楽を感じて脳内が幸福感で満たされる。

 

「ああ……♥ せーしがこんなにもたっぷり……♥ おまんまんがもう飲み切れないって♥ 零しちゃって勿体無いな……♥」

 

 ヴィセラの膣は俺の精液を尽く子宮で飲み尽くそうとするのだが、二度に渡る射精の量を受け止め切れず、膣と肉棒の隙間から精液が漏れ出してしまう。

 

「凄く気持ち良いぞ♥ チュウ♥ チュ♥ 洗礼って幸せだな♥ ンチュパ♥ ンチュ♥」

 

 上半身を倒して覆い被さり、濃密な口付けで舌と舌を絡め合わす。

 やはり絶頂中は口付けを行う事でまた更に快感が跳ね上がる。

 膣の肉棒を吸い上げる勢いが増して、肉棒も精液を吐き出す勢いが増す。

 

「ああ♥ 幸せぇ♥ チュウゥ♥」

 

 日も暮れて日が明けようとする。

 時間も忘れて肉欲を貪る。

 びゅるびゅるびゅるびゅる、膣内に精液を流し込み、膣がゴクゴクと美味しく精子を飲み込み続ける。

 次第に膣内で肉棒の猛りが鎮められて行く。

 

「ふふ……♥ おちんちんがすっかり小さくなったな♥」

「……その言い方はよせ」

 

 まるで俺の逸物が短小だという風に聞こえてしまうではないか。

 ヴィセラが身を起こし、俺の股間部に顔を近付けて見詰める。

 

「このおちんちんが私のおまんまんに入っていたのだな♥ チュ♥ ちっちゃくて可愛いな♥」

「だから、んくっ」

 

 男の逸物に向かって小さいとか失礼な奴だ。さっきまでこの肉棒で散々よがっていたくせに。

 

「チュ♥ チュパ♥ ンジュジュ♥ ぺろ♥ ぺろぺろ♥ ふふ♥ 精液の他に私の味もするな♥」

 

 また口に含んでペロペロと舐め回し始める。

 萎えた肉棒のままでも敏感に舌の感触が伝わり、心地良い刺激が走る。

 

「ンジュプ♥ ジュル♥ ジュルル♥ ジュパ♥ さっきまでガチガチに硬かったのに今はふにゃふにゃだなんて、なんだか可笑しいな♥ ジュプ♥ ジュパパ♥」

 

 いわゆるお掃除フェラだ。

 命令もしていないのに、教え込んでもいないのに、本能だけでこんな奉仕をするだなんて、男を喜ばす事に長けている奴だ。

 だからこそのエロ娘なのか。

 

「チュル♥ チュルチュル♥ チュパ♥ なんだか少しづつ大きくなって来たな♥ またえっちがしたくなって来たのか♥」

 

 今日は既に三回も果てて、しかも三回目は人生で最も大量の射精であったと思う。

 流石にもう出ない位に射精し尽くしたのだから今日はもう良い。

 だというのに、肉棒は「まだまだ出来るぞ」とでもいう様に硬さを取り戻しつつある。

 

「いや、今日はもう満足したから」

「レロ♥ レロレロ♥ そうは言うもののおちんちんはまだまだシたいって言っているみたいだぞ♥」

 

 既に俺自信はもう満足しているのは確かだが、それでも肉棒から伝わるヴィセラの舌が凄く気持ち良くて刺激的なのが悔しい。

 強制的に喜びを味わわされている。

 

「チュパ♥ あ、そうだ、ご主人はおっぱいが好きなのだよな♥」

「勿論好きだぞ」

 

 嫌いな訳が無い。男なら乳房は赤子からお爺ちゃんになって命尽き果てるまで、いつまで経ってもずっと大好きなままだ。

 俺が好きだと伝えると、きゅっと唇を釣り上げ笑みを浮かべる。

 すると俺の下半身を持ち上げ――

 

「うわっ、何をする気だ!?」

 

――自らの膝に乗せる。

 

「そんなにおっぱいが好きならこのおっぱいでおちんちんを包み込んでやるぞ♥」

 

 パイズリだ。

 肉棒が乳房に閉じ込められる。

 柔らかな感触に包まれて歓喜の吐息が大きく漏れる。

 

「ふわあぁぁ……」

「うわっ♥ 凄い喜んでる♥ ふふ……♥ 本当におっぱいが大好きなんだな♥」

 

 バハムートのヴィセラは、他のアフロディーテやホルスタイタンみたいな爆乳な乳房と比べたら流石に控え目だが、それでも肉棒の全てを包み込む様な、片手では収まりきらない程に大きな乳房を持ち合わせている。

 とても形の良い理想的な美巨乳だ。

 そんな美巨乳で包まれると、想像するよりも遥かに凄い快感が肉棒に伝わる。

 

「どんどんどんどん硬く大きく成っているぞ♥ おっぱいがそんなに気持ち良いのか♥」

「気持ち……良過ぎる!」

 

 パイズリなんて見た目より然程気持ち良くないなんて聞くのだが、正直馬鹿にしていた。

 ヴィセラのパイズリは物凄く気持ち良い。

 散々出し尽くして萎えた筈の肉棒が瞬く間に完全勃起する。

 

「こんなに硬く勃起しちゃって……♥ おまんまんの中よりも気持ち良いのかな♥」

 

 いや、膣内はまた別だ。

 パイズリはパイズリでまた違った良さが有る。

 

「れろ♥ れろれろ♥ ほら♥ おっぱいで挟んだままおちんちんを舐められるぞ♥」

 

 乳房から飛び出した亀頭を舌でペロペロと舐め取る。

 龍の生態系を持ち合わせているのか、人の物よりも長い舌を使って肉棒を舐め回す。

 

「チュル♥ れろぉ♥ おっぱいでおちんちんを挟むと、おちんちんがえっちな形をしているっていうのが良く分かるな♥ こんなえっちなおちんちんだからおまんまんも凄く気持ち良く成っちゃう訳だ♥」

 

 お前の膣内も凄く卑猥だと言い返したいのだが、パイズリが気持ち良過ぎて喘ぎ声ばかり漏れて言葉が紡げない。

 

「ほら♥ ずりずり♥ ずりずり♥ ご主人の大好きなおっぱいだぞ♥ いっぱい気持ち良く成ってくれ♥」

 

 乳の柔らかな肌の感触も素晴らしいのだが、肌の中に有る束ねられた乳の繊維、乳腺の感触がとても素晴らしい。

 乳腺のきめ細かな刺激は膣内で味わえないので、パイズリは膣とはまた違った感動が有る。

 繊細な刺激が堪らず、思わず脚が浮き立ってしまう。

 

「あっ、ああっ、パイズリがここまで凄いなんてっ」

「脚をじたばたさせちゃって♥ 気持ち良く成ってくれているからなのか先っぽから透明なお汁が溢れているな♥」

 

 明後日の方角に脚が浮く。乳の中が気持ち良過ぎる。

 快感を味わうと共にどんどん睾丸から精子が集められ、腰の中で射精の準備に熱が入る。

 

「おっぱいの中でおちんちんがびくびくって震えて来てる♥ そろそろ射精したいんだな♥ 良いぞ♥ おっぱいに包まれながらいっぱい射精してくれ♥」

 

 乳房の動きが加速する。容赦無く肉棒に快楽が与えられる。

 更に脚がじたばたと震え上がってしまう程に気持ち良い。

 

「ずりずり♥ ずりずり♥ ンチュル♥ 可愛いな♥ 私のおっぱいで気持ち良く成るご主人、凄く可愛い♥」

 

 ぎゅっときつく乳房を抑え込み、舌を忍ばせて亀頭をコロコロと飴玉の様に転がす。

 

「チュル♥ れろ♥ レロレロ♥ ふふ♥ 限界が近いみたいだな♥ もっと強くしてやるぞ♥ 根本の方からぎゅって♥ 先っぽも……ンジュ♥ チュル♥ ンジュジュ♥」

 

 乳に包み込まれる感触が増す。根本の方から乳愛撫されて快楽を溢れさせる。

 舌による愛撫も的確に肉棒を指摘して快楽の臨界点まで容赦無く導く。

 

「す、凄いぃ! こんなのもう無理! 出る! 出ちゃう!」

「イきそうか♥ イきそうなのか♥ ほら♥ おっぱいで閉じ込めてやるぞ♥ おまんまんみたいにぎゅって強く包み込んできつく締め付けてやる♥ さあおっぱいの中で果ててくれ♥ いっぱい気持ち良く射精してくれ♥」

 

 快楽の、臨界点を、突破した。

 

「うああっ………………くうっ!!」

――ドピュルルルルルゥ!! ビュルルルルゥウウウウウ!! ビュクウウウウウウ!! ビュルゥウウウウウウウ!! ビュル! ビュルル! ぴゅる! ぴゅる! ぴゅる!

「きゃぁああああああん♥♥♥」

 

 乳房の中で肉棒が爆発する。

 挟まれた乳の間から精液が飛び出し、ヴィセラの顔に降り掛かる。

 膣や口とはまた違った胸の感触により、また更に精を絞り尽くされて虚脱感がどっと伸し掛かる。

 

「凄く、気持ち……良過ぎた……」

「ふふ♥ いっぱい気持ち良く成ってくれたんだな♥ とても嬉しく思うぞ♥ れろぉ♥」

 

 乳から溢れ出す精液を舌で拭い取り「美味し♥」と笑顔で飲み込む。

 肉棒に凄く気持ち良い感触を味わうまま、全身から力が抜ける。

 洗礼の影響なのか、それとも単純に性欲を発散させた影響なのか、虚脱感により意識が朦朧として途切れて行く。

 

「ご主人♥ お疲れみたいだな……♥ うん……このまま、眠ってくれて良いぞ♥ チュル♥ チュパ♥」

 

 ビュルビュルと乳内に射精をするまま、俺はスヤスヤと眠りに付く。

 

 散々性欲を発散したからか、深い眠りで気力が充実する。

 凄く気持ちの良い目覚めだ。

 

「あん♥ あぁん♥ 気持ち良い♥ 凄く気持ち良いぞ♥」

 

 凄く気持ち良いと思ったら――

 

「あっ♥ おはようご主人♥ 朝からご主人のおちんちんは元気だな♥ だからおまんまんで鎮めてやるぞ♥」

「ヴィセラ……あぐっ、気持ち良いっ」

 

――セックスをしていた。

 俺の腰に跨り、騎乗位で肉棒を膣に咥え込む。

 眠っている間にどれだけ性の刺激を受けたのか、忽ちに快楽の臨界点を突破する。

 

「うあっ………………あぐぅ!!」

――ドビュルルルルルル!! ビュルルゥウウウウウウウウウウウ!! ビュルゥウウウウウ!! ピュル! ピュル! ピュルルゥ!!

「きゃあぁああああああああん♥♥♥」

 

 朝の一番搾りをヴィセラの膣に注ぎ込み、膣が美味しくゴクゴクと精子を飲み込む。

 絶頂した後はお決まりと濃密な口付けを交わし、余韻に浸る。

 

「チュウ♥ ああ♥ 凄く気持ち良い♥」

 

 もしかして、ヴィセラは凄く淫乱なエロ娘なのではなかろうか。

 俺も気持ち良いから大歓迎ではあるのだが、他のエロ娘とも洗礼をしていく上で体力が持つかどうかが不安になってしまう。

 

「こいつめ……朝から無理矢理搾り取るとはな」

「そんな、いけなかったか?」

「大歓迎だ!」

「良かった……♥ ご主人、これから毎日いっぱい洗礼しような♥」

 

 道具屋に精力剤は売っているのであろうか。

 エロ娘の精力を正直侮っていた。

 だが、やはり気持ち良いセックスをするのは凄く幸せだ。

 これからの毎日がとても楽しみになる。




ナイトブラックとレミーさん その1
 リーネ村で三馬鹿の一人を打ちのめした後、試練という言葉を頼りに道中を進む。
 それはモンスター娘達を競わせる大会に参加する者達の腕前を測定する為の試練だという。
 そんな試練、さっさと勝ち抜いて四天王リーグに挑戦したい所だ。
「この先には何が有るんだ?」
「私は知らないわ」
「ガールナイトは地上の出身じゃないのか」
 地上人なら誰でも地理に詳しい訳じゃない。私の知識も人並み程度の筈だ。
「この土地の出身じゃないからあまり良く分からないだけよ。アンタこそ天界だっけ? その天界を全て知っている訳じゃないでしょう」
「そういうものか」
「そうよ。何でもかんでも覚えていられるのは一部の超人って奴だけよ」
 私の知識も人並み程度だ。知識に期待されても困る。しかし剣の腕前為らば大いに期待して欲しい。
「おっと、看板だな」
「この先は金の取れる山?」
 しかし看板も入り口も朽ち果てており、最近に作業の手が入った形跡が無い。恐らく既に放棄された作業場だ。
「ちょっとそこのあなた達っ」
 見知らぬ女性が近寄る。
「何よアンタ。私達に何か用? て、そのボールを持っているという事は魔物使いなのね! いいわ、相手してあげる!」
 魔物使いは珍しい筈だが、最近わらわらと湧いて出てきている。修行には丁度良くて非常に有り難い。
 すらりと鞘から剣を抜き取り、切っ先を魔物使いの女性に向ける。
「待った待った! 対戦じゃないから剣を向けないで頂戴!」
「はあぁ? そのボールを持っているなら魔物使いでしょう!? だったら戦いなさいよ。さっさとモンスター娘を開放しなさい!」
「違うったらっ!」
 見違えるものか。私を捕えた憎き魔道具、その中には野生とは違う鍛え抜かれたモンスター娘が封じられている。
 一人たりとも逃さず戦って戦って戦い抜きたく思う。
「ガールナイト、剣を納めろ」
 私の主人の強制権限が発動する。体が命令に逆らえない。
「くっ……体が勝手に……気安く命令をしないでよ!」
「もっと慎みを持てば考えてやる」
 つつしみとは知らない言葉だ。どんな味がするのやら。
 体が勝手に剣を鞘に収めてしまう。つまらなくて煮え切らない。
「ふう、これでようやく話せるのね」
 私が剣を鞘に収めた事で女性が大きく息を吐いて安堵する。
「それで、何の用だ」
「そうそう、あなた達にだけね……特別にとってもお得な話が有るのよ!」
「お得だと?」
 ちょっと怪しい雰囲気がする。本当にお得なら個人に直接宣伝なんてしない筈。
「そう! とってもとってもお得な話よ! なんとねっ、このボールの中には秘密のエロ娘、えっちなえっちなエロ娘の女王様、その名も『エロスクイーン』が入っているの!」
「えっ、エロスクイーン? そんな直球な……」
 えっちなエロ娘と聞いてナイトブラックの食指が動いている。助平な奴だ。
「この『エロスクイーン』を本来なら5万Gの所を、今だけなんとたったの500G! 特別破格で譲ってあげちゃうよ!」
「500G!? や、安い! でも何があってそんな低価格に」
 ちょっと怪しい雰囲気が凄く怪しくなった。
「ちょっと手違いがあってね、急いでここを離れなくちゃいけないけれど行き先ではエロ娘を連れていけなくてね……他に頼れる宛ても無いから仕方がなくよ」
「そうか……そんな事情が」
 理由はご尤もだが、それが真実なのかどうか。私には作り話に思えてならない。
 だが購入を決めるのは私じゃない。
「どうするのよ」
「買おう」
 即答だ。500Gなら例え騙されていてもそこまで痛くはない額である。
「ありがとう! 確かに500Gを頂いたわ。良い買い物をしたわね!」
 500Gとエロスクイーンの捕獲ボールを交換して取り引きを成立させる。
「それじゃ! 私は急ぐのでこれで失礼するよ!」
 会計が済むと早速移動魔法の書籍を使い転移をする。
「エロスクイーンか……どんなエロ娘なんだろうか」
 にやにや気持ち悪い笑みを浮かべて新たに購入したモンスター娘のボールを見詰める。
「すけべ」
「何をいうかっ! 男はエロいのが大好きだと相場で決まっている!」
「ふーん……まぁ良いけど」
 えっちな事が嫌いな男など居ないと断言をする。表面上はえっちな事を否定していても内心は興味津々な男ばかりらしい。
 それは女の子の方でもだいたいそういうものだ。
「出て来いエロスクイーン!」
 辛抱たまらず早速エロ娘をボールの中から開放する。
 出て来たエロ娘の姿に悪い意味で驚く。
「は? なにこいつ」
「なんだこいつ」
 上半身が魚で下半身が人の脚。
 モンスター娘というよりモンスターだ。
「ぴちぴち……ぴちぴち……」
 全くエロくない。
 横たわったまま立ち上がろうともしない。
 辛うじて脚がセクシーといえばそうなのかも知れない。
「ねぇ、こいつがエロスクイーン?」
「……図鑑…………」
 魔法の書籍、エロ娘図鑑を発動させる。
【エロスクイーン】
『誰が呼んだかエロスクイーン。上半身が魚で下半身が人の半魚人エロ娘。腕っ節も弱い。何故なら腕が無いから。全くエロく無くてもエロスクイーンという名前なのはこれ如何に。』
 訳が分からない。
「これ如何にって図鑑のくせに図鑑らしく無いわね」
「だ、だ……騙された! こんな奴に500Gを無駄にしたのか!!」
 最初から在庫処分の叩き売り目的だった訳だ。
「甘い誘いに乗ったから痛い目を見るのよ。勉強になったわねアンタ」
「くそ! ちくしょう! よくも騙しやがって!」
 みっともなく地団駄を踏む。
「アンタはこいつとも洗礼をするの?」
「いや、無理」
 即答だ。しかし仮にもエロ娘ならこれも着ぐるみ魔装の筈だから、中身は案外可愛い女の子かも知れないというのに。
「流石にそうよねぇ」
 人の顔が見えないまま、この魚面を見ながらするのは流石に苦痛だと思う。
「ひ、干乾びそう……み……みずを、下さい……」
「はい、みみずよ」
「そういうボケはいらないです……」
 何にしても、私達の仲間に謎のエロ娘「エロスクイーン」が加わった。
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