※この作品はR-18です。

家族がずっと一緒にいるため園神凜祢は資産家のおじさんに抱かれる   作:猪熊夜離

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家族がずっと一緒にいるため園神凜祢は資産家のおじさんに抱かれる

「これで約束は守っていただけるんですよね」

 園神凜祢は震える声を押し殺しながら言った。全裸の彼女は羞恥心に身を染めながら右手で胸を、左手でアソコを隠す。たとえこれから全て見られるとしても、直前までは男の下卑た視線を遮っておきたかった。

 

「約束? はて何のことですか。最近は物忘れが激しくて。歳ですかね。こっちのほうは奥さんの裸に反応して年甲斐もなくビンビンなんですがね」

 そう言って男は自分のペニスを右手でつまんだ。銛のように巨大な返しがついた男根は、女の膣肉を掻きむしって啼かせることに特化している。夫の――五河士道のモノしか知らない彼女は、男性器に個人差あれどここまで別物が飛び出してくるとは予想していなかった。

ひっと息を呑みそうになるのを堪える。

 

 ふたりがいるのは男の家だ。寝室に使っている和室で全裸の男女が向かい合っている。傍らには布団が一組。何が始まるかは自明の理というやつだ。

「ふざけないでください。資金援助の件がなければこんなこと」

 温厚な凜祢が怒りに声を震わせながら言う。その怒気を、男は子猫がじゃれついてきたほどにも感じていない。

「分かってる、分かってる。わたしは約束は守る男だ。ビジネスの基本だよ」

 自分のことが信用できないなら契約書を作ろうかと男は提案した。

「奥さんのおまんこ代として五河さんの店を金銭的に支えますって」

「結構です!」

「怒った顔も可愛いなぁ。ずっと前から奥さんを抱きたかった。五河さんの家は夫婦仲が良好だからチャンスなしと思ってたんだが……まさか、こんな形で巡ってくるとは。まるで誰かに仕組まれたようじゃないか」

 

 士道の決断から十年。本来なら存在を抹消されるはずだった凜祢は、士道の妻として、凜緒の母親として齢を重ねた。高校時代に『お嫁さんにしたい女の子』第一位に選ばれた期待や予想を裏切らず、良妻賢母の見本のような女性に成長していた。

 高校時代から際立っていたスタイルのよさは、愛する夫に抱かれ女の悦びを得たことで色気が増した。その色香に吸い寄せられる[[rb:不埒な男 > わるいむし]]は多かったが、士道に一生を捧げると誓った凜祢は脇目も振らず、彼だけを真っ直ぐに見続けてきた。

 それが今日、倍以上歳の離れた男に抱かれるため彼の家を訪ねている。

「もうお喋りはこの辺にしませんか。私も夕方には帰りたいですし」

 いまは昼。普段なら士道と一緒に彼が経営する喫茶店に立っているのだが、今日は用事があるからと休みをもらって来た。

 男は愉快そうに唇を歪めた。

 

「そうですね。同じ舌を動かすなら他のことに使うほうがいいや。さあ布団に寝て。仰向けで膝を立てて。そうM字に開いて。奥さんの綺麗なおまんこが目の前に」

 男は凜祢の秘部に顔を近づけ、嬉しそうに両手の親指で彼女の秘密の花園を開いた。無論まだそこは濡れておらず、持ち主の絶望を他所にこれからそこに何が入ってくるかも知らぬまま、ぴったり閉じられている。

「旦那さん、クンニは好きかな?」

 質問の意味がわからず凜祢は答えられない。

 男は重ねて尋ねる。

「女の恥ずかしい部分を舐め回すのは好きかと聞いてるんですよ」

 やっとクンニの意味が分かり、凜祢は顔を真っ赤にしながら言った。

「士道はそんな変態みたいな真似しません!」

「そうか、そうか」

 

 男は嬉しそうに頷きながら舌を出す。ザラザラとした肉の固まりを蛇のように上下へ忙しく動かしながら、徐々に凜祢のおまんこに近づいていく。その距離がゼロになり、男の舌先がアンダーリップに触れると彼女の腰がブリッジするように跳ね上がる。

「ひっ、ひゃあっ、ああっ! そんなとこっ❤ ダメ……ダメダメッ❤ ダメぇ❤ そんなとこ汚いから舐めちゃダメっ❤」

 慌てて凜祢は脚を閉じる。男の頭が左右から挟まれる。だが人妻のムチムチとした太ももの感触を頭部に感じ、彼の獣欲はさらに燃え上がる。スベスベとした脚の感触を楽しみながら、舌では愛液が染み出し始めたマン肉の味を楽しむ。

「イヤだ、イヤイヤ、ダメっ……ふぅんっ❤ やめてください。そんなところ違う。舐めるところ違うからぁ❤」

「奥さんは若いから知らないのも無理はないが、美女のおまんこは舐めるために存在するんだよ。舐められて目覚めたマン肉のうねうねと動く感触を楽しみながら、愛液を啜り上げるとな……ずぞぞぞぞぞぞっっっっ……あー甘露、甘露、十歳は若返る気分だ」

「やめてください……いや~~~~~」

 凜祢は本気で恥じらい、嫌がるが、そんなものは男を燃え上がらせるスパイスにしかならない。

 

 男は両手を伸ばして彼女の胸に触れ、乳房を揉みしだきながら舌の動きは片時も止めない。秘蜜を舌ですくい取る。早くも物欲しげに震えだした膣口を舌先でほじくる。

「イヤだ、イヤ、こんなので……こんな士道にもしてもらったことがないことで、イッちゃう! イクのイヤ! イヤなのにイッちゃう!」

 凜祢は男の責めになす術なくアクメってしまう。身体をピクピク震わせ虚空に視線を踊らせる彼女を、男は構わず舐め続ける。

「ひいっ❤ イッた! イキました! 私、イッた、のにぃ❤ あっ……アッーーー❤ イクっ❤ らめぇっ❤ これ、また、イクっ……ふぅんっ❤」

 イッたばかりで敏感になっている牝肉を休まず舌でほじくられ、あっさりと凜祢は二度目の絶頂に達してしまう。

「クンニもよいものでしょう?」

 凜祢は答えない。はぁはぁと荒い息を吐きながら胸を上下させる。

 

 男は人妻のマンコから顔を離し、限界まで勃起した己の剛直を膣口にあてがう。

 男のペニスに避妊具はない。剥き出しの肉の塊が女芯に触れた。

「待ってください。まだ、イッたばかりで、波が、続いてるから……」

 涙目になった凜祢の懇願を無視して男は腰を突き出す。

「この狭さは、ひょっとしてご無沙汰でしたかな」

 凜祢は顔を手で隠し答えない。その反応が全てを物語っていた。

「小さい子供がいると何かと大変ですよね。いまはご商売も大変な時期ですし。旦那さんに放っておかれて奥さんも女盛りの身体が寂しかったでしょう。今日は久しぶりのチンポを心ゆくまで楽しんでいってください」

 抵抗を受けたのは入り口だけ。そこを抜けてしまえば凜祢の牝穴は他人棒を悦んで咥えだ。

「はうぅぅっ❤ 待って、待ってくださいっ❤ やだっ❤ 待ってって言ってるのにぃ❤ 会長さんの大きい……それに、あうっ……硬いのぉ……硬いぃぃ……傘も凄くて……私の膣内、引きずり出される……あっあっ❤」

 するりと挿入(はい)ってきたチンポが一突きで最奥まで達する。女の頭を痺れさせる弱点に到達した。

 甘ったるい声で啼く牝にじっとなどしていられない。

 男は凜祢の両足首を掴み、ガバっと大きく開脚させて持ち上げながら、行き止まりを何度も突き回した。恥も外聞もない、みっともない姿で鉄棒のようなペニスを突き入れられ、凶器レベルのカリでヒダを引っ掻き回されては男が求めるように啼くしかない。

「あ~~あっあっ❤ あっあっ❤ 気持ちいい、気持ちいいのっ❤ ダメダメダメダメッ❤ すごいっ❤ きもちぃ❤」

 

 凜祢など男からしてみれば経験人数ひとりの小娘。いくらでも啼かせる方法はあるのだが、今回は敢えて単純にモノのサイズ、力強さで正面から堕としにかかる。それでこそ他の牡から極上の牝を奪い取ったと言えるのだ。

 無論、ここまで凜祢があっさり男の愛撫や挿入で感じているのは、彼女の淫らさだけに起因するものではない。

 行為の前に男が渡した一粒の錠剤。サプリメントか何かのように見えるそれは、女の感度を高める媚薬だった。それを男は避妊薬と偽称して渡した。

「わたしはコンドームというやつが苦手でね。あの異物感があるとイケないんですよ」

 金のために抱かれる決意を固めた凜祢も、さすがにナマでの性交を求められて躊躇した。何とかコンドームだけはしてもらえないかと頼み込むも、男の返答は必死に懇願する彼女を嘲笑うものだった。

「奥さんがわたしなんぞのチンポを、じ~っくり、なが~っく楽しみたいならゴムありでもいいが、帰りが遅くなって困るのは奥さんのほうじゃないかな」

 人のことを馬鹿にして! そう叫んでこの場から立ち去れたらどれだけいいだろう。だが、この男に抱かれる結論は覆せない以上、あとは抱かれ方の問題だった。悔しいが長く家を空けられないのは彼の言うとおり。それに嫌悪感しか抱かせない男との触れ合いは、短時間で済ませてしまいたい。

 

 凜祢は渋々ながら錠剤を手に取る。

「身体に害はないんですね」

 いずれは凜緒に弟か妹をと凜祢は考えていた。そのためにも店の立て直しのため男の金が必要。それが怪しい薬で出産能力に影響あるようでは本末転倒だ。

「何も身体に悪いことはない。まあ、ちょっとした副作用はあるけども」

 ボリボリと薄くなった頭を掻きながら男は言った。

 副作用の言葉に凜祢は身構える。

「興奮すると母乳が出やすくなる。イキ潮ならぬイキ母乳だな」

「なんですかそれ」

 口を開けば開くほど凜祢の中で男への嫌悪感が大きくなる。温厚な彼女には珍しいことだった。

 

 男は軽薄な態度を崩さずに言う。

「なぁに心配ない。要は奥さんがわたしとのセックスで、気持ちよくならなければいいんです。興奮しなければ副作用も表れないから」

 それなら簡単なことだ。こんな男に抱かれて感じるはずがない。興奮などするものか。無反応を決め込んでやる。冷たい人形を抱いて喜んでればいい。

 それは容易いことのはずだった。

「待って、待ってぇ……ひ、久しぶり、だからぁ……あっ、いぃっ、くっ、くふっ、そこ、深い……あっあっ❤」

 事が始まってしまえば事前の覚悟もどこへやら。あっけなく男のモノに啼かされる。夫のものよりも長大なペニスが膣奥まで届き、極悪なカリが内部で肉ヒダに引っかかる。

「奥さんのマンコは予想以上の名器ですな。浅いところはご無沙汰で硬くなっているのかと思いきや、もともと男のモノをキツく締め上げる造りなのですな。そこを抜ければ母性あふれるふんわりトロトロまんこが優しくお出迎え。そうかと思えば膣奥は男の精液を欲しがって再び窄まっている。これは並の男なら長く持ちますまい」

「し、しどうのことを悪く言わないで」

「おやおや? わたしは旦那さんが早漏だなどとは一言も申しておりませんが。何か心当たりでもおありですかな?」

 

 強すぎる刺激から逃れようと布団の上でもがく凜祢。その両脚を小脇に抱えて離さず、男は容赦なく下腹部を彼女に打ち付ける。愛液まみれの牝穴を肉の返しでほじくった。

「やん❤ ダメっ❤ きゃうっ……、んっ、そこは、その動きは……弱い、から……それされると……」

「イキそう?」

 凜祢は頷いた。一瞬それを認めるのはどうなんだという考えも頭をよぎったが、みっともなく喘がされていまさらではないか。

 普段話すトーンよりも甲高い人妻の喘ぎ声に男も猛り、彼の抽送は苛烈さを増す。夫を愛し、夫に愛される健全な夫婦。地元では評判の美男美女のカップル。その人妻が自分のような男に抱かれ、イキそうになっている。もう一押しだ。男の暗い欲望に火がつく。

 抱えていた脚を放して男は凜祢に抱きついた。上から押さえつけるようにして密着ピストン。触れ合った胸に彼女のコリコリにしこった乳首がこすれる。何を命令する前から凜祢は彼の腰に両脚を巻きつける。だいしゅきホールド。おそらく頭で考えてのことではない。無意識に自分を気持ちよくしてくれる牡に媚びた動き。美しい人妻の頭が己のチンポ一色に染まっている興奮で男の突き上げに力が込もる。

 

「ダメ、ダメらにょにぃ……こんらの、ひゃめ、なのにぃ……ひっ❤ ひゃんっ❤ あんっ❤ ワタシ、自分から動いてる、会長さんのおちんちんに擦りつけちゃってるっ❤ 止まってーーッ❤ 私の腰、止まって……ぁぁああっ❤」

「チンポに媚び媚びダンスの奥さんも可愛いですよ」

 フェミニンな容姿の美人妻。二十代後半に入っても少女らしい可憐さを失わず、周囲の男の目を引きつける凜祢だが、のしかかる相手の腰に両脚を回して妖しく尻をくねらせるその様は、間違いなく男に抱かれることを知っている大人の女だった。

 深々と繋がった結合部からは真っ白に泡立った愛液が飛び、卑猥な飛沫が布団や畳を汚している。

 

 人妻の濃密なフェロモンが充満する和室で、男はひたすらに腰を振り、牝穴を掻き混ぜ、彼女が夫との子作りのために空けておいた子宮をノックする。

「そこっ❤ そこっ❤ そこぉっ❤」

 どんどん甲高くなっていく凜祢の嬌声。媚粘膜の蠕動も激しくなる。理性をかなぐり捨てて男に自らの弱点を曝け出す。

「奥さん、射精(だ)しますよ、奥さんの一番奥に射精しますからね」

 いいですよねと同意を求める彼の腰で凜祢は両脚を組んだ。最後まで挿れたまま膣内(なか)で。無言のメッセージが男をフィニッシュへと誘う。

 クスリ飲んでるから大丈夫、射精されてもデキる心配はない、男から受け取った錠剤が避妊薬だと信じてる彼女は、そう結論づけた。

 それよりも凜祢を悩ませるのは胸に感じる異常だ。乳房が熱くなり、乳輪から乳首に掛けてチリチリした痛みがある。まさか。男の説明した副作用が思い出される。

『セックスで興奮すると母乳が出やすくなる』

 そんなことはあり得ないと思っていた。私が士道以外の男の人で、しかもこんな相手に興奮するなんて、イカされることなど絶対にない。

 それなのに凜祢の胸は、おまんこの奥を突き回される衝撃に反応して、切ない痛みを強くする。

「――――出るッ! おっぱい出ちゃうっ❤」

 

 凜祢の母乳宣言に男は相好を崩す。それは彼女が本気アクメでイこうとしている前触れ。淫らな人妻が彼のチンポに屈服しようとしている。これで奮い立たない男はいない。

「んくううぅっ❤ りゃめっ❤ もっ、イクっ❤ イクっ❤ はうっ❤ 私、イク……ッ!」

「わたしも……わたしも二十代人妻まんこの膣内で……イクぞっ!」

 最後の瞬間に男は凜祢の右乳首を口に含む。彼女の深い場所に亀頭を擦りつけながら欲望を解放する。

 男が射精するのと寸分違わず同時に凜祢もイッた。その両胸から母乳が飛び出す。

 男は彼女のおっぱいミルクを吸い出し、ゴクゴクと飲み下しながら、返礼とばかり自分のおちんぽミルクをたっぷり彼女の子宮に注いだ。

「あああっ! ひいぃッ! ひっ❤ はっ❤ 熱いの、射精てる……会長さんの射精、長い……まだ、ぴゅぴゅって……んぅっ❤」

 未だ自分が飲んだクスリは避妊薬だと信じている凜祢は、腰をへこへこと突き上げ、根本から最後の一滴まで絞り出すように男の精液を味わう。彼女が男に欺かれ、己の身に何が起きたか気づくのはまだ先のこと。

 

 

 夫一筋の貞淑な妻であった凜祢が他人棒を受け入れるに至ったきっかけは、夫の経営する喫茶店が経営不振に陥ったことだった。店は根強い常連客に支えられて堅調な経営を続けてきたが、ある時を境にあらゆる流れが彼らに逆風となって襲いかかった。

 男は「まるで誰かに仕組まれたようじゃないか」と言ったが、まさしくこの世界を管理している何者かが心境の変化を起こし、采配に違いが生じたとしか思えない急変。

 このままでは店がなくなってしまう。家族の幸せな生活が奪われてしまう。焦燥感を募らせる凜祢に近づいてきたのが町内会長も務める男だった。夫の留守中に訪ねてきた彼と凜祢は玄関で話した。

「会長なんてものをやってると、いろんなところから話が聞こえてきましてね。だいぶお困りの様子」

 初めは凜祢も世話焼きなおじさんだな程度にしか感じなかった。だが彼はすぐに本性を表す。断りもなく手を握ってきたのだ。老人のガサついた肌に触れられて身の毛がよだつ。凜祢は慌てて手を引っ込めた。

 

 男の粘着質な視線が、頭の先から爪の先まで凜祢を視姦する。

「さっさと若いのに任せてリタイアしたが、わたしには会社を経営していた時期がありましてな。その時の報酬やら持ってる株の配当やら、方々に名前を貸してる名義の使用料やらで懐には余裕があるんですよ」

 男が資産家というのは、この辺りでは有名な話だ。未婚で継がせる相手もおらず、いま亡くなったら遺産はどこへ行くんだろうなどと、近所の奥様連中が噂にしているのを凜祢も聞いたことあった。

「地獄の沙汰も金次第とは言うが、本当にあの世まで金を持って行けるわけでなし、生きてるうちに役立たせてこその金。人助けのために使うのも悪くない」

 ただし、と男が再び凜祢の手を取る。

「わたしが苦労して稼いだ金だ。なんの見返りもなしというわけにはね」

 分かるだろ? と問うように男が顎をしゃくってみせる。

 

 彼に握られた手から何かおぞましいものが這い上がり、全身を侵される感じがした。そのまま絡め取られて地の底に縫い付けられるような絶望感。この手を振り払わなければ。こんな男に頼らなくたって家族で力を合わせれば、きっと乗り越えられる。

 ――本当にそう?

 正攻法の努力は一通りやり尽くした。それでも足りない。融資の依頼は軒並み断られた。

『ずっと一緒にいようね』

 士道と約束した時の自分の声が思い出される。

 ずっと一緒に。士道と。凜緒と。そのためには。

 ――私が我慢すれば。

「契約成立ですね」

 俯いて手を離さない凜祢に男が言った。

 

 

 男と凜祢の秘密の関係が一回で終わるはずもなく、三日後には二度目の呼び出しがあった。

 今回も男は避妊薬と称して凜祢に媚薬を与えた。そして今回はもうひとつプレゼントがあった。

「やはりわたしの目に狂いはなかった。よく似合ってますよ」

「この格好でするんですか」

「当然! 何のためにおっぱい、おまんこが丸出しになってると思うんですか」

 男が凜祢に用意したプレゼント、それはカップが丸出しになったオープンブラと、割れ目の位置に穴が開いたオープンショーツのセットだった。彼女の白い肌に黒い下着が映えて引き締まって見える。

 この三日間はこれを準備するための時間だった。

「こっちへ。布団の上で仰向けに。そう脚は前回と同じように開いて。今日もたっぷり舐め(あいし)てやりますよ」

 男がスベスベと太ももを撫でさする。鼠蹊部や陰部に近い太ももの深い位置を撫でられ、気持ちよさと恥ずかしさに凜祢の身体が震えた。

 

「本当に奥さんはおまんこまで可愛いなぁ。小人になったらここに住みたいくらいだ」

「そんな褒められ方されても……う、嬉しくなんか……ない……」

 男の指先がアーモンド色のクレバスに触れる。入り口の手前をなぞり上げられているだけなのに、早くも凜祢の秘部は愛液を垂らして期待に蕩け始めていた。それだけ前回のセックスがよかった、忘れられなかった、二回目を期待していたのだと男は受け取る。

 男は中指を根本まで彼女の隘路(あいろ)に挿れる。

「あああっ❤ はっ❤ はぅんっ❤ んっ、んっ……ダメ、指……くちゅくちゅって音立てながら掻き回すの、ダメっ❤」

 拒絶する上の口を裏切って下の口は涎を流して悦ぶ。M字に開かせた両脚は股割りでもするように大きく開かれ、布団から浮かせた尻を揺らし、自分から積極的に男の指に絡めていく。男に抱かれることを思い出した人妻の媚肉が男の指を咥え込み、もっと太いモノをねだるようにうねる。

 

 完全に自分の身体が男とのセックスを受け入れ、待ち望んでしまっていることを凜祢も認めぬわけにはいかない。

 凜緒は寂しがりな子で、夫婦の寝室で一緒に寝たがることが多い。最初から今日は娘と一緒に寝ると分かっていればよいのだが、たまに夜中になってから寝室に入ってくることがあった。必然そうなると夫婦の営みにも気を使う。

 凜緒が確実に寝ている日に、声や物音は極力抑えて、時間を掛けず短時間で済ませる。制約だらけのセックスで凜祢はイケないことも多々あった。それでも士道の傍にいられるだけで幸せだし、彼が射精してくれたのなら嬉しいと思っていた。

 だから気づきたくなかった。

 自分の肉体がこんなに淫らな欲望を隠し持っていたことに。

 

 男は指の出し入れで凜祢を啼かせながら、同時に反対の手を彼女の胸に伸ばす。剥き出しの乳房に触れて慈しむように撫で回した。膣内に埋め込んだ指を小刻みにヴァイブレーションさせながら、男は急速に性感が高められていく凜祢の悶える様子を観察した。

「どうして欲しい?」と男が聞く。

「舐めて……ください」

 目に涙を溜めながら、凜祢は可能な限り腰を持ち上げて彼の眼前に濡れたおまんこを持って行く。恥じらう人妻が見せた精いっぱいのクンニおねだりに男は応えた。

「はうぅっ! 会長さん、会長さん……アア、ダメっ❤」

 一舐めしただけで凜祢の下半身は力が抜け、腰が落ちる。

 

 男は凜祢の両膝の裏に手を添え、彼女の身体を二つ折りにする。まんぐり返しで濡れ光る秘所を彼女自身に見せつけ、そこがどうなっているか確認させたあとしゃぶりついた。

「あっ❤ あっ❤ 熱い、会長さんの舌、熱くって気持ちイイっ……ぃぃ❤」

 夫婦の間ではしたことがないクンニリングス。士道は女の子を辱めるようなプレイはしない。凜祢からも舐めて欲しいと求めることはしなかった。だから彼女は男に舐められるまで、自分がクンニ好きである自覚がなかった。

「そう、そこ、そこもっと……あっあっ❤ もっとして! ぺろぺろされるの気持ちイイっ❤」

 男の頭を掴んで自分の股ぐらに押し付けながら、凜祢は享楽に浸りながら身を捩った。次々と湧き出る愛液を啜り上げる男への思慕が募る。

 男は可愛いと褒めてくれたが、女の性器は一般的にグロテスクと呼ばれる形をしているし、排泄にも使う場所だから汚れと穢れをまとっている。そこに口をつけるほうも、舐めて欲しいとお願いするほうも最初は躊躇するものだ。だが恐れず一歩を踏み出せば法悦の極みが待っている。

 

 そしてクンニで得られるのは肉体的な快楽のみにあらず。

 穢れの思想がつきまとい、通常であれば口づけることなどない場所だからこそ、そこを丁寧に愛してもらうことは己の全部を愛してもらうこととイコールに感じられた。

「はあ、あっ、ぃい……気持ち、イイっ……もっと舐めて、吸って……んんんっ❤ クリトリスも舌で転がして……もっ、我慢できない……あっ、あっ、アアぁ❤」

 濃密なクンニ責めに凜祢はろくに堪えることもできず絶頂を迎えてしまった。

 まんぐり返しで宙に浮いた爪先が丸まり、男の頭を押さえていた手から力が抜ける。

 男は凜祢を裏返して尻を持ち上げさせる。激しいアクメに朦朧としながらも彼女は指示に従った。

 

 男の肉棒を待ちわびる彼女の秘部は汗と愛液と唾液で濡れ、陰毛がしっとり湿り、ショーツも肌に貼り付いている。ひくひくと物欲しそうに痙攣する卑猥な花弁を男がおまけの一舐め。舌をチンポと勘違いした膣がキュッと締まる。

 男が彼女の腰に手を添える。ふたりの腰が徐々に近づく。

「はっ❤ んんんっ❤ ふっ、はっ……あぁ、あっあっ❤ 挿入(はい)ってきた」

 夫のよりも太く、長く、猛々しい肉棒の侵入に膣洞が歓喜の舞を踊る。

 

「あっ……太い……会長さんのおちんちん、お歳なのに硬くて、男らしくて……溶ける❤ 溶ける❤」

「溶ける? 何が溶けるんです?」

「おまんこ。私のおまんこ、[[rb:膣奥 > おく]]がドロドロで溶けるっ❤」

「確かに奥さんのおまんこ、スケベ汁を吹き出しながらイヤらしくうねり狂ってるわ」

「会長さん……あぁぁ……あっあっ❤ んあぁっ❤」

 男は膣奥の具合を確かめるように切っ先で捏ねる。凜祢の尻に自分の腰を押し付け、臀部の柔らかさを堪能しながら、夫のモノでは開発してもらえなかった深い場所をマッサージ。熟練のマッサージ師のようなチンポ捌きで、まだ固い膣奥の性感帯を揉みほぐす。

 いまでも男のイチモツと相性抜群の凜祢マンコだが、まだまだ改良の余地は残されている。開発が進めばさらに使い勝手のよい色情マンコになるだろう。

「ここが奥さんの行き止まり。旦那さんのモノは入ってきたことないでしょ」

 凜祢は髪を振り乱しながら頷く。

「どうして欲しい?」と男は折に触れて女に言わせたがる。

 

 恥じらいを完全に捨てたわけではない。まだ一片の羞恥心は残っている。だが、そんなもので抑えられるほど、昂ぶった肉欲は大人しくない。

「突いてください」

「何を?」

「おまんこ……私のおまんこを」

「繋げて言ってみてください」

「私のおまんこを会長さんのおちんちんで突いてください……優しいだけのセックスじゃ足りないんです」

 凜祢の腰を両手で掴んだ男は、切っ先が抜けるギリギリまで腰を引く。チンポが抜けるのを阻止しようと絡みついてくる肉ヒダは、極悪なカリに引っ掻かれてノックアウト。内臓を引きずり出される快感に凜祢の尻が揺れる。

 スタート地点に着いたチンポの再突入をいまかいまかと待つ。山の頂上まで昇ったジェットコースターが、一転して急降下するのを待つ心境だ。いつ落ちるのか。どれほどのGが掛かるのか。

 

 その瞬間は不意に訪れた。

 ずるりと男のイチモツが突撃を開始する。

 男の腰と凜祢の尻が打ち合わされる乾いた音が鳴る。

 一撃、一撃、重い突き込みをくらわせ、凜祢の行き止まりを抉る。

 徐々にスピードを上げていく。白濁して泡立った愛液が掻き出される。

 男の手が凜祢の腰から彼女の胸に伸びた。オープンカップブラから飛び出した乳房を弄り、乳首を指先で弾く。キュッと桜色の突起をつまめば、おまんこを締め付けながら凜祢の尻が快感にくねる。

「んううっ! イイ! あっ、あひぃっ……膣奥に当たる! 深いとこまできてるっ❤」

 胸を愛撫する手に力が込められる。少し痛みを感じる荒々しい触り方だが、それすらも情熱的に求められている気がして凜祢の乳首はますます固くしこった。

 

「気持ちイイっ❤ 気持ちいいです会長さんっ❤ あっあっ❤ 膣奥が好きっ❤ 突かれたことないから知らなかった。私、膣奥で感じるのっ❤ 膣奥まで捩じ込まれながら、おっぱいめちゃくちゃにされるの好きっ❤」

 士道にも聞かせたことがない媚び媚びの牝声で、彼のモノでは届かない場所の快感を叫ぶ。夫婦の寝室では声を潜めたセックスしかできなかったが、ここでは誰に聞かれる心配もなく嬌声をあげられる。その開放感も凜祢を狂わせた。

 気持ちよくなることに貪欲な牝の蕩けた声が男に元気を与える。ますます猛り、獣性を開放し、容赦なく人妻まんこを突き、抉り、己を刻み込む。

「はああぁっ❤ ひっ、ひんっ、そこ、そこがいい、もっとしてぇ! おまんこ壊れるまで突いて!」

 凜祢は普段なら絶対に言わない卑語を口にする。構うものか。ここにいるのは自分たちだけだ。他の誰に聞かせるわけでもない。こうやってエッチな女になれば会長が悦ぶと彼女は気づいている。そうすればもっとしてもらえる。おちんぽ子宮ディープキスより大事なことなどこの世にあるだろうか?

 

「奥さん、奥さんがまさか、そんなエロいおねだりしてくれるなんて。わたしも感激だ」

「んひいいいいいっ❤ ひっ、あひっ、やあっ、ダメっ! ダメーっ! ひっ❤ 激し、過ぎ、るぅ! はひぃんっ❤ しゅごいのぉ!」

 布団を掻きむしり、手近にあった枕を掴み、身に余る官能を逃す術はないか探る。だが休みなく繰り返される抽送は、次から次に凜祢のおまんこを気持ちよくしてしまう。

 男の腰がブルルッと震えた。ピストンの動きは単調に、小刻みなものへと変わる。

 射精の前兆を捉えた凜祢のおまんこもイク準備を整える。

「やっ、あっ、あっ❤ イック……もっ、イッちゃう、ホッンットにイッちゃう! アッー、アーッ、アッァーッ!」

 夫以外に許してはならないはずの膣内射精。背徳の味を噛み締めながら凜祢は女の身でしか得られない肉悦の極みを感じた。彼女の興奮具合が最高潮に達したことは、その胸から吹き出した母乳の量が物語る。彼女の胸元で布団にはお漏らししたようなシミが広がった。

 

 男は射精後もしばらく挿れたまま栓をしていた。一滴残さず子宮に注いで凜祢を孕ませる。

 いずれ彼女には錠剤が避妊薬ではなく媚薬だと明かすつもりだ。お前は避妊してるつもりで生殖行為を繰り返していたのだと。いまはまだ早い。久しぶりのセックス、しかも不貞行為という背徳感がスパイスになって燃え上がっているが、妊娠となれば現実感が襲ってくる。このタイミングで覚めてもらうわけにはいかない。

 種明かしはしばらくおまんこを使い込み、このチンポから離れられなくしてからだ。避妊してないと分かっても自分から膣内射精(なかだし)をねだるまで堕としてやる。

 肉棒を引き抜く。布団の上に腰を下ろし、天井に向かってふーっと息を吐いた。とてつもない充足感が駆け巡る。男に生まれてきた人生で美しい女に自分の種を注ぎ、己の子を孕ませること以上の愉しみなどあるだろうか。

 

 男は生涯未婚を貫いた裏で子供は十人いる。いずれもその時々で夢中になった美女たちに産ませた子供だ。彼女たちを孕ませたと知った時の達成感や興奮は筆舌に尽くしがたい。もう年齢が年齢だから次はないと思っていたが、最後に一仕事してみたくなった。

 荒い息を吐いていた凜祢が身を起こし、子猫のように男へ這い寄る。そして彼の精液と愛液に塗れた極太チンポを舐めだした。

「んっ……ちゅぷぅ……ふぅ………んれっろおっぉぉっ………んんっ❤ んんっ❤ ちゅ、ちゅぱっ……んんっうぅっふぅ~っ❤」

「このスケベなお掃除フェラ、旦那さんにもしてあげたんですか?」

 凜祢は肉棒を咥えたまま首を横に振る。口の中で頬肉とチンポが擦れる。

 

「んちゅ……じゅっるうぅぅっ……はっぁ、はっあああ……れぇろっ……れっろろぉぉっ❤」

 息継ぎを交えながらも片時としてチンポは手放さず、喉奥まで咥えこんで愛情たっぷり、唾液たっぷりのお掃除を繰り返す。旦那にもしたことがない行為をここまで念入りに繰り返すのは、彼女の牝の本能が誰を本当の主人と思っているかの表れだろう。

「奥さんのフェラが上手すぎてガチガチになってしまいましたよ。わたしは寝てるから、今度は奥さんが自分で挿れて動いてください」

 コクンと頷いて彼女は肉棒を口から出した。

 仰向けになった男の腰に凜祢が跨る。天井に向かって真っ直ぐ伸びた陰茎の根本を手で支え、入り口にあてがうと一息に根本まで飲み込んだ。

「はぁぁぁんっっ❤ はぉあぁぁ! ぁぁっ! はあ! あぁぁぁぁ~ッ❤」

 挿れるなり即座に凜祢は動き出す。このチンポを味わえる時間は一時だって無駄にしたくないとでも言うように。

 この分なら避妊薬の件を伝えるまでそれほど掛からなさそうだ。男は凜祢の尻に手を回して撫でる。その僅かな刺激にも彼女は大袈裟に反応する。

「はぁっぁっぁっんんっっ❤ ふうっっとおぉっいぃ! 奥まっでぇっ!」

 秘密の宴は彼女が気を失うまで続いた。




リクエストで製作しました。

もっと母乳の使い方を研究したい。

Pixivリクエスト
https://www.pixiv.net/users/3970381/request
Skeb
https://skeb.jp/@inokuma_yoga
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