指示を受けた双葉は床に直立していた。
当然のように裸であり、自らの立場を理解させるためなのか、首輪を着けられたままで苦悶の表情を浮かべている。しかし心底嫌がっているわけではない。
彼を挟み込むようにしてルキアとウルルが跪いており、ルキアが勃起したペニスを口に含んで頭を動かして、ウルルがアナルに舌を挿し込んでべろべろ動かしている。
「うっ、おおおぉ……」
「んんっ、んふっ、ふっ、ふっ――」
「あむっ。んちゅっ。んれおっ」
意気揚々といった様子の二人は大胆に動いていて、必死に耐える双葉であったがともすれば快感の波に呑まれそうになり、堪えようと思っても情けない声を発してしまう。
もはや彼には彼女たちを止められず、されるがまま我慢するしかなかった。
ルキアのフェラチオは激しく、口の端から唾液を垂らしながらもまるで気にせず、銜えたペニスに強く吸いつき、頭を素早く動かして、誤って喉の辺りまで入れてしまって苦しくなってもまるで気にしない。むしろそんなタイミングで徐々にさらに深く、もっと気持ちよく、そう思ってイラマチオに挑戦しようともしている。
目に涙が浮かんでも体を止めることができない。
意図してゆっくり喉の奥まで亀頭を迎え入れてみれば、彼女のおまんこからはほんのわずかだが愛液が噴き出すように垂れていた。
一方でウルルは彼の尻の穴に執着し、何度となく舐め回し、挿し込んだ舌が激しく動いている。
双葉の尻が震えているのを確認すると頬を綻ばせて喜んでさえいた。
時折尻たぶをべろりと舐め上げたりしながら、やはり執着は穴にあって、唇をアナルに押しつけるとずるずる音を立てて中までしゃぶろうとしている。
同時に玉を手で入念に揉んでもいて、絶妙な力加減でマッサージを続けていた。
こんな状況でどうすれば終わるというのだろう。
途方に暮れる双葉は黙り込んで何も言えず、ただ指示に従って動くのみとなって、もはや自らの力で改善することなどこれっぽっちも考えていなかった。
やがて苦しげに声をこぼしていたルキアが顔を離して、激しくせき込んだ。
「うぐっ、んおぇ……ぷはっ! はーっ、はーっ……」
「はぁ、はぁ……だ、大丈夫か?」
双葉が恐る恐る尋ねるとルキアは小さく頷いた。
自らの唾液でべとべとになったペニスにキスをして、舌先で舐め上げ、双葉の顔に目をやると普段ともどこか違ううっとりした顔を見せる。
「今日は、やけに硬いな……」
「あー、それは多分、色んな要因があって……うぅっ」
見ればウルルが玉袋の筋を舌で撫でており、アナルには人差し指を突っ込んでいた。
そうした事情もあるのだろう。今日は何かが違う気がする。
素直に喜ぶルキアはウルルが居ることにまるで疑問を抱かずに、よしよしと言いたげな満足そうな笑顔でペニスを撫でていた。
「ふふふ、こんなのが中に入ってしまったらどうなるんだろうな……」
「よ、喜んでもらってるみたいで、どうも」
「やはり複数プレイというのは悪くないようだな。好いた男を数人で多角的に、同時に責めるのは利点があると思うのだ」
「なんだよ、それ……うあっ!? それ、だめ……!」
ルキアの話を聞いている間にウルルがアナルに二本目の指を挿入した。小さく細い手とはいえ明らかに感触が違っていて、思わず変な声が出てしまう。
双葉は体をぶるぶる震わせ、ルキアはそんな彼の様子に上機嫌そうだった。右手でペニスを激しく扱きながら表情を確認していた。
「どうだ? 気持ちいいだろう?」
「んくっ、ふっ、あぁぁ……!」
「正直に言え。でないとやめることもできないぞ。羞恥心も倫理観も捨てて、自分の本音を曝け出してみろ」
「きっ、もちいぃ……! きもちいいぃ!」
無我夢中で双葉が叫んだ。
射精しそうでできない。イキそうでイケない。そんな状態が彼を追い詰めたようだ。
情けない声を聞いたルキアは気を良くしたらしく、パッと手を離すと射精前にペニスを解放し、楽しげな様子で動き出した。
「ウルルといったな? こっちへ来い」
双葉のアナルに熱中していたウルルを呼び寄せ、二人はベッドの上へ移動した。
四つん這いになって尻を並べる。目的は一つしかない。
一時的に解放された双葉であったがその光景を眺め、理解した途端、されるがままだった先程とは違って期待が目に表れる。
二人もすでにその気になって、尻をぴたりと寄せて待つ。
期待しているのか、ひどく濡れているのは見るだけでわかった。
振り向いた二人は双葉を見つめ、ルキアが誘うように呟く。
「こういうのも興奮するだろう? どっちからでも好きな方を選んでいいぞ。ただしどちらも相手にしてもらうがな」
「お、おおぉ……!」
示し合わせたわけでもなく、両方の秘所がくいっと開かれる。
「さあ、早く、挿れてくれ……! 私たちのおまんこ、ぐちゃぐちゃに掻き回してくれ……!」
「く、くそ、我慢できるわけないだろ……!」
思考を放棄した双葉は飛び掛かるようにしてベッドへ上がった。
痛いほどいきり立つペニスを握って、まずルキアの膣に押し付ける。待ち構えていたそこはずるりと呆気なく受け入れ、入った瞬間にぎゅうっと締めつけ、声と体が同時に跳ねた。
「んんんっ……あっ、はぁ……!」
ルキアの膣内は凄まじかった。うねうね動いて、よく絡みつき、柔らかく受け止めながら締め付けも強くて、危うく入れた瞬間に射精してしまいそうだった。
辛そうな表情になる双葉は必死に堪え、思うままに腰を動かし始める。細い腰を掴んで激しいピストンを繰り返し、彼女のおまんこから大量の愛液を掻き出した。
びくびくと全身が震え、声を途切れさせながら必死に鳴いている。
どちらも余裕はなかったが、だからこそ驚くほど気持ちいいセックスだった。
待たされるウルルだが不満そうには見えず、尻を差し出したまま、わずかに振り返って腕を伸ばすと双葉の手を取る。自らのおまんこへ導いて指を挿入させた。
意図を悟った双葉も手を動かして彼女の膣で指によるピストンを繰り返す。
それでいてウルルは彼の乳首に手を触れ、力を入れて転がした。
三人でする様子は以前にも増してスムーズになり、徐々に慣れつつある。
一番にごねていた双葉がその気になったため、もはや誰も止めるつもりがない。
心の枷を外すと、動きは大胆になる一方だった。
「あっ、あっ、あっ、あっ――!」
双葉が激しく腰をぶつける度、ルキアの小さな体が大きく揺り動かされる。シーツを強く掴んで必死に耐えており、しかし声は我慢できずに思うまま発していた。
そのままフィニッシュまで続くかと思いきや、突然抜かれてしまってルキアが驚く。
慌てて動いた双葉はウルルの背後へ回り、声をかける暇すら惜しんで膣にペニスを挿入した。奥まで一気に突き入れられて、嫌がるどころか嬉しそうに頬を緩ませる。
「んはぁっ! あんっ、んっ、んっ――!」
「うぐぐっ、そうか……複数プレイだとこういうことが起こり得るのか。も、もう少しでイケそうだったのに……」
待ち侘びていたウルルは嬉しそうにしているのだが、良いところで中断されてしまったルキアは不服そうで焦りを見せていた。
今後のことを考えると、ある程度のルールは必要かもしれない。もう少しで凄まじい絶頂が感じられただろうに、取り上げられてしまったせいでうずうずしているルキアはそう考える。
激しいピストンで全身を揺さぶられ、ウルルは普段の静かさとは裏腹に高い声で鳴いていた。
自分が上に乗って動くのではない。彼に求められている。その状況がより彼女を興奮させているようで、幼いまんこは驚くほど淫らに絡みついていた。
「んんっ、ふんんっ、あっ、あぁ……!」
「こ、こら、私も居るんだぞ。忘れるなよっ」
待ちきれないルキアが軽く腕を叩いて主張する。
双葉は、しばらくウルルにペニスを突っ込んで突き続けていたとはいえ、自身が射精しそうになると必死に堪えて、彼女が軽くイッている最中に引き抜いた。ウルルは驚いて愕然としていたが、快感が消えない内に素早く移動し、今度はルキアの膣へ突っ込む。
隣で激しいピストンを見せられて、当然のように羨み、何も言わずともウルルはじっとりした眼差しで二人の行為を凝視していた。
これだと思いついた双葉は何度となく二人の間を飛び回る。
きっかけは大抵自身の限界を感じ始めた時だったが、幸か不幸か二人のタイミングともそれなりに近く、どちらも絶頂させずに中途半端に寸止めして、もう一人のおまんこに挿入する。
ピストンは速く、体力の続く限り激しく突いて、疲れれば止まり、ゆっくりとしたペースに切り替えて狙うことなく二人を焦らした。
そんな行動を繰り返して、尻を突き出す二人の余裕はすっかり奪われていた。
早くイキたい。もう限界だ。しかしそう告げることもできずに上半身だけへたり込み、相変わらず尻だけは高く差し出されている。みっともなく緩んだ表情でよだれを垂らしていたのだ。
主導権を握っていた双葉だが余裕がないのは同じであり、本人の意思がどうであれ、いつ暴発してもおかしくない状態だった。
やがてそれは本人にとっても思わぬ状況でやってきた。
再三に渡って挿入とピストンを繰り返したため、ついに限界を迎える。
二人の膣に指を二本突っ込んで掻き回していた時、彼のペニスは二人の震える尻に挟まれ、腰を振って擦りつけられていた。
唐突に高まった射精感を堪えることができず、どちらかを選ぶ暇もない。彼はおもむろに二つの尻を引き寄せて、自らのペニスを強く挟んだ。
それでも腰は止めずに強く擦りつけて最後の瞬間を迎えようとする。
「ああっ、イクっ、イクぅ!」
「ふぅっ、ふんんんっ……!」
「はっ、あっ――」
びゅくっと精子が宙を舞って、大量に出されたそれは二人の体に降り注いだ。
同じタイミングで強引に指を折り曲げたせいか、ルキアとウルルも全身を震わせている。
やたら長く続いた射精の後、二人の背中と尻が濃厚なザーメンで汚されていて、ぐったりした様子で倒れ込んだまま動かなかった。乱れた呼吸は中々整えられず、体に力が入らない。
疲弊した様子の双葉はそんな二人を見下ろし、ようやく竿の律動が止まったのを確認してから、そっと自身のペニスを触る。
驚くほど気持ちよかった。動いている最中は無我夢中で、いつの間にか考えることも忘れていたのだが、こんなにも気持ちいいだなんて。
感動さえ覚えて、我に返る彼に、のろのろと動くルキアが振り返ろうとしていた。
思いついたのか、今までもそうだったのか。
どちらにせよ、気付いた時にはすでに動き出していた。
頭の方へ移動してペニスを差し出すと、ルキアは嫌がらずに顔を寄せてくる。
「はぁー……なんか、すごかった」
「ふ、ふふ、そうだろう。どうせなら、中で、出してほしかったところだが」
「いや、ごめん。迷って……大丈夫か朽木?」
「問題ない。それより」
「ん?」
愛液と精液と、汗も混じってどろどろに濡れているペニスにちゅっとキスをして、穏やかな表情でルキアが見上げてくる。
きれいにするため舌を這わせ始める彼女を見下ろして、双葉は何も考えずに頭を撫でていた。
「私のことは、ルキアと呼べ」
「あ、ああ……ルキア」
「ん……それでいい」
うっとりした様子で微笑み、目を閉じて、ペニスを舐め始める。
言われてすぐこそ戸惑いを見せた双葉だが、気付けば愛おしそうに頭を撫でていた。
それから数秒とせず、下からぎゅっと玉を掴まれて、驚いた双葉が振り向けばルキアの隣に寝そべるウルルがじっと顔を見上げていた。
「ウルル、です……」
「う、ウルル」
こくりと頷き、満足そうに、疲れた様子だがもそもそ動いて彼の足もとへ入る。ウルルは指示されたわけでもないのに玉を舐め始めて、異なる刺激に双葉が妙な声を出した。
どちらも入念に舐めてきて中々離れない。
抵抗せずにそれらを受け入れて、その気になった双葉はわずかに動く。
ルキアとウルル、二人の後頭部に手を添えて、わずかに力を入れて押す。
目の前には硬く勃起したペニス。
二人で舐めてほしい、ということらしい。
「はむっ……んちゅっ」
「んんっ。れるっ。れろっ」
無言で従った二人は左右から挟み込むようにしてフェラをする。
唇を押しつけてキスをし、抵抗なくべろりと舐めて、互いの舌が触れることがあっても嫌がらずにむしろついでに絡めたりもする。
双葉はお掃除フェラで奉仕する二人を見下ろし、言いようのない充足感を得ていた。
「んん、はぁ、はぷっ――」
その内、ルキアが一息に亀頭を口内に含んでしまった。
少し寂しそうな顔をしたウルルだが、それならと竿を舐めながら下へ向かっていき、しばらく放置していた玉を捉えて執拗に舌で転がす。
じゅぽじゅぽいやらしい音が響いて、やけに冷静になる自分に気付いた。
果たしてこれは終わるんだろうか?
ルキアとウルルはまだまだやる気で、怪しげな薬を飲まされて体質が変わりつつあるせいか、彼のペニスもすでに臨戦態勢。
気疲れするため考えない方がいい。双葉は無心で二人の頭を撫でた。
しばし続けてたっぷりとペニスに唾液を塗り込んだ後。
名残惜しそうに口を離して、顔を上げたルキアが双葉を見上げる。
「まだできそうだな」
「あー……そうだな」
彼女はやけに楽しげで、もちろんやめるつもりなんてない。
ルキアが中断しても気にせず玉にしゃぶりついているウルルもそのつもりだろう。
すでに諦めた双葉は逆らわないことを決めており、心の傷を増やさないよう、素直に従うつもりでルキアの心底楽しそうな笑顔を見つめていた。