※この作品はR-18です。

律子と譲二(保健体育の先生による訪問教育)   作:浅見智幸

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指導後の思惑

「今日は有り難うございました」

 里佳子が律子と譲二に礼を述べた。

 

「いえいえ、とんでもございません。私にできることでしたら、何なりとおっしゃって下さい。喜んでご協力致します」

 

 律子と譲二が声を揃えて言った。

 

「それでは早速、お言葉に甘えてしまおうかしら……。・・私、礼香に正しいセックスの仕方も教えてあげたいんです。先生、近いうちに実技指導して頂けませんか?」

   

「とてもよいことですね。高校生になると様々な色んな危険が待ち受けていますからね。その前に・・・・・・。・・・その際にはお母様にもご協力して頂けますよね?」

 

「先生のお体に合うかどうか分かりませんが、私などでよろしいのでしたら、喜んで。・・・先生、ご指導の程よろしくお願い致します」

 

 里佳子は深々と頭を下げた後で、律子にも同じようなオネガイをした。

 

「ぜひ・・・俊介にも。律子先生にもオネガイできますかしら・・・?」

「私でよければ・・・俊介くんの担任教師でもありますからね」

 

「先生たちに協力を仰いだ以上は、承知おきしていただきたくて・・・・・・」

 里佳子は何やら思い詰めたように口を開いた。

 

「主人が居れば・・・オナニーについても教えることが出来たでしょうけど・・・」

 海外に単身赴任しているらしい。

 

「それともう一つ。実は・・・」

 礼香と俊介は、亡くなった先妻の子供で、里佳子には出産の経験がなかったのだ。

 

 カミングアウトを終え、譲二と律子から快い返事をもらった里佳子は、礼香と俊介を応接間に呼び寄せた。

 

「礼香ちゃんと俊介くん。先生たちが快く実践的な性交を教えてくださるようよ」

 輝きをます2人の双眸。

 

 予定があるかな?

 腕時計を見た譲二が、アイコンタクトでもするように律子の顔をうかがった。

 

 首を縦に大きく振り頷く律子。

 予定はないからいつでもOKですよ。

 

 意を受けた譲二が口を開いた。

「鉄は熱いうちに打て・・・と言いますから・・・今からでも」

 

「えっ!今から・・・先生。いいの」

「オネガイできますかしら・・・」

 

 礼香・俊介・里佳子に依存は無いようだ。

 

「じゃぁ・・・シャワーでも」

 言葉を受けた里佳子が足取りも軽く浴室へ向かった。

 

 律子が譲二の耳元で囁いた。

「持ってるの?」

 

「大人の必需品だよ」

 譲二が機嫌よく返事をする。

 

「コソコソと、2人ともズルいっ!」

 礼香と俊介の声。

 

 4人はそれぞれ顔を見つめ合い想った。

 

 里佳子は・・・譲二先生と私と・・・俊介。

 譲二は・・・礼香とお母さん。

 

 律子は・・・私と・・・俊介くん。

 

 俊介は・・・礼香おねえちゃんと僕と律子先生・・・そしてお母さん。

 礼香は・・・譲二先生と私・・・そして俊介。

 

 それぞれが思い描く思惑は・・・・・・

 

 完

 

 

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