※この作品はR-18です。

みんなに優しいアイドルが陰ではぐちゃぐちゃにされてるなんて…   作:人の心を捨てないと書けない

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ちょっと…やりすぎかも。これからの話が心配になってきた。


手を伸ばせば★(樋口円香)

「ごめん!…待たせちゃった?」

 

「いえ、そこまで待ってないです」

 

 ……蒼紗は集合の5分前に来てくれたが、私はその30分前に来ていたなんて、言えない。

 

 今日は蒼紗と遊ぶ日だ。本当は浅倉も来る予定だったのだが急遽キャンセルが言い渡され二人きりとなった。

 

 …蒼紗の私服、久しぶりに見た。

 露出が少なめの、飾り気の無い服装だが…清楚な感じがとても似合っている。

 

「えっと…ごめん、その…もっと気合い入れた方が良かった…よね?」

 

 とんでもない。それがいい。まぁ、何を着てもきっと似合うが。というか、あなた着飾るの得意じゃないでしょうに。

 

「いえ、に…似合って、ますよ」

 

 言葉が詰まった自分に嫌気が刺す。褒め言葉ぐらいちゃんと言えないのか私は。

 

「…そう?ありがと。じゃ、行こ?」

 

「…はい」

 

 電車に乗り、栄えている場所まで向かう。ショッピング…というのは柄ではないが、蒼紗と一緒ならどこでも楽しいだろう。というより、他に行く場所が思い浮かばなかった。

 

 電車が来るのをホームで待つ。

 …何か会話をしたいが、何も思い浮かばない。というより、少し気まずい。

 

 自分の蒼紗への想いを伝えた上で…こう、二人きりで出かけるというのは…。

 返事をいつまでも待つ…と言ったが、やはり関係が少し難しくなった。

 

「ねぇ、円香」

 

「…はい」

 

「そ…その、やっ…やっぱなんでもない」

 

 …その気持ちは、蒼紗も一緒だったらしい。横顔を見ると、会話をどうにか作ろうと顔を顰めている蒼紗の姿がある。

 

「……服、買いに行きましょう。その後は…ご飯でもどうですか」

 

「……あ、うん、そうしよ!えっと…円香は、食べたいものとかある?」

 

「いえ、好きなものをどうぞ」

 

「うーん、でもそれじゃ悪いよー」

 

 …なんだ。きっかけさえあれば会話なんて繋がるじゃないか。ほんの少しの勇気があればどうにでもなるんだな、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ…ちょっとだけ派手じゃない?ボクってば、こういうのあんまり似合わなく無いかな…」

 

「いいえ、とても…そのっ、似合ってます」

 

「そ…そうかな?じゃ…じゃあこれにしよっかな…?」

 

 …こういう服装を着ているのを見ると、前にテレビで見た時の姿を思い出し、蒼紗がアイドルになったんだと思わされる。

 

 …あの蒼紗は、私の知っている蒼紗では無かった。

 

 綺麗で、可愛らしくて、でも引っ込み思案で自分に自信がない、それが蒼紗だと思っていた。

 あの蒼紗は、キラキラしていて、美しかった。消極的な姿はそこには無く、私はその姿に見入っていた。

 違う世界に、行ってしまったと感じた。

 

 

 

 


 

 

 

 

『それでは…どうぞ』

 

 そう司会者が言うと、三人の少女がステージに出た。スポットライトがあたり、その姿が映し出される。

 

 白い髪の、そっくりな二人の少女。その二人に挟まれるように立つのは…

 

「蒼紗…」

 

 浅倉からメッセージが飛んでくる。きっとこのテレビを見るようにと、私に連絡を入れて来たのだろう。番組の頭からテレビを付けていたので、その心配はない。

 

 曲が流れ、パフォーマンスが始まる。

 

 センターの蒼紗。そして二人の少女が歌い、踊る。

 素人目には…凄いとしか言いようが無い。

 

 真ん中の蒼紗を引き立てるように、左右の少女が動く。かといって蒼紗だけが目立つ訳でもなく、二人の少女の存在感もしっかり感じる。蒼紗が自己主張をしすぎていないと感じた。

 きちんと周りを立て、自分を主張する。そんなパフォーマンスだ。

 それは蒼紗の消極的な考えではなく、二人を活かしたい。そういう思いやりが強く感じられる。

 

 アイドル、その世界観に私は惹かれていた。綺麗で、キラキラしていて…しかし、蒼紗が遠く離れたような、寂しさを感じた。

 

 

 

『金賞は…——の御三方です!』

 

 あの後、もう一度のパフォーマンスの末…蒼紗達のユニットが、頂点に輝いた。

 

 

『え…えっと…』

 

『は…その、ですね』

 

 マイクを向けられて、焦る二人の少女。少し呆然としていて、自分達の実績を信じられていない様子だ。

 言葉に詰まっている。

 

 

 そんな中、真ん中の蒼紗が背の低い二人に合わせた高さに膝を曲げ、二人の肩に腕を回して、両端から抱き寄せて、笑顔で答えた。

 

『はい、この舞台を目指して、三人で努力してきたので…とっても、嬉しいです』

 

 無邪気な笑顔を浮かべて、そう答えた。

 

『…はい!はーも…私も嬉しいです、蒼紗さんと、なーと一緒に頑張ってきて、良かったなぁって…思ってます!』

 

『はっ…凪も嬉しいです。…いぇーい』

 

 一番にコメントをして、二人の緊張を適度にほぐす。そんな思いやりが感じられた。

 

 

『久川さん達は姉妹なんですか?』

 

『双子です。はーちゃんとはまさしく運命共同体。蒼さんはその間に入る幸せ者です』

 

 そう言って蒼紗の腕にしがみつく少女。

 

 ……二人とも、最初に蒼紗が抱き寄せた時の反応…そして、凪と名乗る少女の行動。表面上は無表情で、単なるスキンシップの様な雰囲気を出しているが、あれは本気では無いか…?

 目でだいたいわかる。あの目は蒼紗にやられている目だ。もう一人の少女も、表には出さないようにしているが、その凪の行動を羨ましそうに見ている。

 

 

「……蒼紗、私は」

 

 テレビに向かって、手を伸ばす。当然届くはずも無い。

 自分の恋心が本当に成就していいのか、蒼紗は誰か一人の物になっていいのか、蒼紗の障害にならないだろうか。

 

 …叶わぬ恋なのか、私の初恋は。

 

 部屋に流れる明るい空気感とは裏腹に、私の心は暗く沈み込んでいた。

 

 

 

 


 

 

 

 

「ねぇ、円香」

 

「………」

 

「ねぇってば!」

 

「っ!は、はい…なんでしょう」

 

 蒼紗の晴れ姿を見た、あの日を思い出していた。えっと、そうだ。服を買いに来ていて、蒼紗が試着をしていたのだった。

 

「その、これはどう?」

 

「はい、お似合いだと思いますよ」

 

「むーっ、全部似合ってるじゃん、それじゃあ」

 

 しょうがないだろう。実際に全部似合ってるんだから。……でも、いくつかピックアップしようか。

 

 

 

 

 

 

「それじゃあね、円香。楽しかった」

 

「はい、私も。……服、それで本当に良かったんですか。その、蒼紗が普段着ないような物なので…着たく無いのでは、ないかと」

 

「…?そんな事ないよ。だって、円香が似合うって言ってくれたんだから」

 

 

 

 ………!本当にこの人は、人の心を揺さぶる。

 

「ひゃ!?ま、円香…!」

 

「…本当に、そういうのは良くないと思う。そうやって、あの双子も落としたんでしょ」

 

「な…何言って…んっ…!?」

 

 そうやって好意を振りまくんだ。私だけじゃない。浅倉にも、あの久川という双子にも、クラスメイトにも、誰にでも。

 どんな言葉にも本気の愛が詰まっている。なんの打算もなく、ただそう言う存在なのだ。三好蒼紗という女は。

 それがたまらなく悔しい。私だけを見てほしい。独占欲は、抑えられない。

 

 アイドルなんて関係ない。私は私の欲を満たしたい。

 

 今、目を開けば蒼紗の驚く顔が目の前にある。一部は接触している。手を伸ばせば、絶対に届く位置にいる。蒼紗は、今ここにいるんだ。

 

 

「……蒼紗、私の家…来て」

 

「…あぅ、は…はい」

 

 

 

 

「そ…その、円香…?その、さ」

 

 カチャリと、自室の鍵を閉める。……抑えは、多少は効いている。

 

「静かにしてください。蒼紗…」

 

「……んっ」

 

 私が蒼紗に顔を近づけると、静かに目を瞑った。そして、接触。

 もう、三回目の接吻。それでも、お互い慣れる気配は無い。まだまだ、初心な物だ。

 

「はっ…はぁっ…まど、か」

 

 もう、蒼紗の顔は世間には見せられない。とろりとしていて、少しぼんやりしたような、何が起こっているのかが上手く処理できていないような、そんな顔だ。

 

「あっ……んっ……むぅ…!あぅ…♡」

 

 また、口付けをする。今度は、少し大胆に。舌を中に入れ、口内を蹂躙する。歯茎から、舌の裏、隅から隅まで。

 もはやキスよりも唾液の交換が主になっている。

 

「……んっ」

 

 こくん…と、蒼紗の喉が可愛らしく鳴る。

 

「ぷはっ……!」

 

 お互い、息を止めながら長くしていたため、息も絶え絶えだ。でも…この息の荒さは苦しさのためか、それとも興奮のためなのかはわからない。

 

 

「……円香、それ…」

 

 蒼紗が私の、下半身を見る。……それはそうだろう。好きな人とこんなことをして、大きくならない訳は無い。

 

「……!その、ご…ごめんなさい」

 

 決してふたなりは珍しいものではない。が、これを嫌う女性もいる。今までは隠していたが…

 ふたなりではない女性同士が良いという人もいるのだ。だから、もし蒼紗がそうであったなら…

 

「ひゃっ……それ…♡」

 

 私のモノを見て、赤面しながら目を逸らす。でもちらっ、ちらっと、視線が時々こちらに向いている。これは…行ける、のか?

 

「あ…蒼紗、その…これ」

 

 そう言って、腰を前に突き出す。なんとも滑稽で、下賤な姿だ。ここで拒絶されたら、もうおしまいだろう。

 

「う…あぅ…その、手なら…手で良い…なら?」

 

 声を振り絞って、そう答えた。

 

「そ、それで良い…い、いや!それが良い…です」

 

「そ、それじゃ…いく…よ?」

 

 そろり、そろりと、割れ物を触るように、優しく…竿の部分を握った。

 

 私…いま、蒼紗に…握られてる…!ふわっとした、柔らかい手のひらで、今まで自分の手でしか触られなかったモノが、大好きな、蒼紗に。

 

 ……以前、蒼紗を睡姦した時…あの時とは違って、蒼紗が、蒼紗の意思で、私の…

 

 

 しゅっ…しゅっ…と、蒼紗が、人差し指と親指で輪っかを作り、前後に動かし始めた。

 

 

「じ…自分でやってたのと、全然ちがう………あっ……円香、どう……かな?」

 

 上目遣いで、手コキの感想を求めてくる。

 優しくて、凄く興奮する。でも快楽を得られるかと言うと、そうではない。

 

 

「…あっ…そっか、ごめん。えっと……んっ…」

 

 たらーっ……と、蒼紗が私の尿道の辺りへと唾液を垂らした。そして、くちゅくちゅっと口を動かして唾液を作り、それを何度も、何度も、繰り返して、私のチンポへと塗り広げていく。

 そして、べとべとになった私のチンポを…

 

「い…いける、かな?…いくよ、円香」

 

「なっ…ちょっ…!?ああっ…!」

 

 私のチンポの、皮を剥いた。仮性包茎なので、剥くことは容易だ。でも、そんな知識を持っているなんて…剥いた時の快感が押し寄せてくるが、なんとか堪えた。足から力が抜けそうになった。

 

「んっ……すごい、大きい…」

 

 すんすん、と私のチンポを嗅ぐ蒼紗。今は多分、蒼紗の唾液の匂いしかしないと思うが…

 

「——♡」

 

 立ったままの私の下半身に潜り込むように、チンポを顔に乗っけて…

 

「あぅ…はぁっ♡すぅっ〜……はぁ〜〜♡」

 

 深呼吸を始めた…

 これが、蒼紗?

 

 ぐいっとチンポから突き放すと、切なそうな顔をして、手を伸ばしてきた。

 

 こんなドスケベな本性を持っているのか、こんなのがアイドルをやって良いのか。

 

「っ!……蒼紗、手でして」

 

「あっ……う、うん。そうだよ、ね」

 

 悲しそうな顔をしながら、手コキをする蒼紗。なんで不服そうなんだろう。そんなに、匂いを嗅いでいたいの?

 

 ……でも、その顔が少し可愛かったから、そのままにしておこう。

 

 懸命に手コキをする蒼紗。カリ首を輪っかで左右に擦ったり、竿を扱いたり。……到底初めてには思えない。でも、反応は完全に初物なのが、違和感だ。

 

「……♡蒼紗、その…上、脱いで」

 

「はっ…はい♡えっと、ブラも、だよね」

 

 しごきながら、片手で器用にボタンを外し、ささっと脱いでいく。手慣れていないか?

 

 そして、蒼紗の控えめなおっぱいが、晒された。

 

「っっ!あ、蒼紗、良い…!」

 

「んっ…そ、そう?」

 

 視覚的な、エッチな姿を目の当たりにして、快感が増幅した。そろそろ…

 

「蒼紗っ!イクっ……から!」

 

 急いでティッシュに手を伸ばして、一枚引き抜く。そして…

 

 びゅぅっ……と、精液が噴出する。…ティッシュは間に合わず、蒼紗の上半身にかかってしまった。

 

「あっ…蒼紗、ごめん…!」

 

 急いで拭き取ろうと手を伸ばす…が

 

「すっ…すご…他人の…せーし…♡」

 

 あろうことか、指でそれを掬い上げて、ペロり…と口に持っていった。

 

「あ…蒼紗?」

 

「——あっ…う、うん。ありがと」

 

 私が渡そうとしていたティッシュをようやく取り、胸元にかかった精液を拭き取り始めた。

 

 蒼紗の鼻息は今も荒く…精液の付着した丸めたティッシュをゴミ箱に放り込んだ。そしてそれを勿体なさそうに見つめていた。

 

 そんな姿を見て、賢者タイムに入り込んでいた私の意識は、どこかへすっ飛んで行ってしまった。

 もう、そそり勃ってしまっている。

 

「…蒼紗。何がしたいの」

 

「えっ…い、いや。何も…」

 

「……」

 

「うっ……え、えっと…み、見ないで…!その、やりたいことなんて…あ…♡また勃って……」

 

 私の勃起したチンポを見て、また反応を示した。これなら…

 

「そっか、じゃあ…お風呂行こう?」

 

「あっ……はい♡」

 

 うっすらと、何かを察したようだ。

 横並びに、一回の風呂場へと降りていく。

 

「きゃっ…♡円香…だめ…♡」

 

 思い切って、蒼紗のお尻をぎゅっと握ってみる。

 良い反応だ。

 

 

 二人で風呂場に入る。…私も全裸となっているが、正直今更でそこまで恥ずかしくはない。

 軽くシャワーを浴び終わる。

 

「…なんですか、チラチラと」

 

「え…い、いや!そんなの…うぅ…」

 

 何かを期待して風呂場へとやってきたのに、何もしてこない私にモヤモヤしているようだ。

 

「それじゃあ、浴び終わったら言ってください」

 

 そう言って、風呂場から出ようとする。と、その時

 

「まっ…待って…!」

 

 私の肩を掴み、震える声でそう言った。

 

「そ…その、うぅ…!」

 

「…少し、意地悪しすぎました。ごめんなさい。で、何が…したいんでしたっけ」

 

 自分から言い出せない蒼紗を見るのが可愛くて、ついつい意地悪をしてしまった。涙目でこちらを見る蒼紗。やばい、かわいそうで、可愛い。

 

「ほら、言わないんですか」

 

「ボ…ボク、は」

 

 でも、自分の意思で、言ってほしい。

 

「く…くちで、したい…です」

 

「…そうですか、ほら…舐めて」

 

 

 蒼紗は膝をつき、私の腰の高さに合わせる。そして、目を瞑り…すんすん、と鼻を鳴らす。

 

「——♡」

 

「そんなに、良いんですか。この匂い」

 

「……♡別に、好きじゃない♡」

 

 そう言いながらも匂いを嗅ぐのをやめない。バレバレな嘘なのに、気付かれていないとでも思っているのだろうか。

 

「はーっ……あむっ——♡」

 

 口を開いて、亀頭を口に含む。

 暖かい。以前と比べても、状況と雰囲気が違う。興奮度合いが何百倍も違う。

 

「蒼紗…良いよ。もっと…」

 

「……ん、はぅむ…んっ」

 

 頭を撫でて褒めてあげると、嬉しそうな顔をして、よりフェラを激しくした。

 舌を使い、尿道をチロチロと弄ってくる。それ、きもち…

 

「ぷはっ…ど、どう?」

 

 一度、口を離して私に聞いてきた。

 

「あっ…その、とても気持ちよかった、です」

 

「え…えへへ、そっか。ボクで、気持ちよくなってるんだ…」

 

 恥ずかしそうに、そしてニヤリと笑い私を見てきた。

 

 ……その得意げな顔が少し、ほんの少しだけ私の精神を刺激した。

 

「……蒼紗、辛かったら、どうにかして教えてください」

 

「…?え、ま…円香…?ちょっ…ムグッ……!?」

 

 ずん、とチンポを口に突っ込む。蒼紗がフェラをしていると言うより、蒼紗を使ったオナニーと言った方が正しいかもしれない、

 

「ぐぇっ…ま、円香!まっ…、んむぅ……!」

 

 激しく、でも壊さないように優しく、極力無理はさせないように口内へ押し込んでいく。ずぶっと、性器は半分以上入り込んでいる。だと言うのに、蒼紗は何の合図も出さない。

 

「んっ…!——っ…♡」

 

 それどころか、自分から奥に押し込んでいき何度か苦しそうに体を跳ねさせるが…ついに、性器全てを口の中に収めた。

 

「——、ゲホッ…ゲホッ…。あー……んぐ…」

 

 そして、ゆっくりと引き抜いてから一度大きくえづいた後、もう一度…

 こんなの、最初からできるものなのか、どこかで練習、もしくは経験があるのではないか。

 

「……っ、すご…!これ、すぐに…!」

 

 自分から始めたイラマチオだったのに、いつの間にか主導権を握られている。

 

 あっ…イキそ…

 

 考え事などすぐにどこかへ吹っ飛び、射精感が一瞬で高まった。そして、蒼紗の口の中にそのまま…

 

「うむっ……あぷっ」

 

 精液が溜まり、少し頬を膨らましている。

 

「んぷっ…あー……♡」

 

 私が出した精液を、見せびらかすように口を開け、それを舌で掻き回す。そして口を閉じ、くちゅくちゅっ…と咀嚼したのちに、喉を可愛らしく鳴らして…

 

「んべぇ……♡」

 

 空っぽになった口を開いて、はぁーっと息を吐いた。

 

「はあっ……うぷっ…♡」

 

 最後の最後まで、私の情欲を掻き立てることをしてくるものだ。ただ、さすがに私の限界も近いので助かった。これ以上はもう勃たない。

 

 

 

 


 

 

 

 

 あの後、我に帰った私たちはテキパキと後処理をした。そうして、すぐにお母さんが帰ってきたため、早く片付けができて助かった。

 

「円香に透ちゃん以外の友達がいて良かったわ〜」

 

「は…はい、ボク…蒼紗って言います……」

 

 お母さんにちょっかいをかけられて困り果てる蒼紗。ついさっきまでしていたことが頭から離れないのか、言葉がうまく出せない様子だ。

 

「そう、もう遅いし泊まって行かない?蒼紗ちゃんが良ければなんだけど…」

 

「え…泊まる…?……い、いえいえ、悪いです!その…っ♡」

 

 顔を赤くしながら私を見つめる蒼紗。…そんな顔されたら、私も鮮明に思い出してしまったじゃないか。あれだけの痴態をお互い晒したうえに、今度は夜を共にする…。いや、話したいことはあるが…すこし時間が欲しい。冷静になるための時間が。

 

「その、蒼紗…私はどっちでも…」

 

「えと…か、帰ります…妹がいる…ので」

 

 本当はお互い何か話さないといけないとは思う。だが蒼紗自身が今、それを望んでいないのはわかるので、蒼紗の為と理由をつけて黙っていることにした。

 

「あら…そうなの。じゃあ円香、駅まで送って行ってあげなさい」

 

「え…あ、うん」

 

 まぁ…そうなるか。今は気乗りしないが…

 

「い…いえ、一人で大丈夫です!駅、そんな遠くないですから!」

 

 失礼しました!と荷物を持ってささっと玄関まで行ってしまった。

 玄関の扉が開き、ベルの音が鳴る。そのドアが閉まる…。

 

 

「ちょっと待って」

 

「……あ、まどか…」

 

 ……なんで呼び止めたのか、自分でもよくわからない。多分、理由はないのだろう。

 

「え、あっ………ん…」

 

 初心な恋人同士がするような、軽く触れるだけのキスを交わす。

 

「……今日はごめん。その…また、月曜日に…蒼紗」

 

「あ……う、うん、またね」

 

 蒼紗は小走りで駅に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

「……樋口が、あそこまで…ね」

 

 




「ぼ…ボク…どうしてあんなことを…!」
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