俺的妄想日記R~オリ主とドラえもんの気ままな日常~ 作:クリスチーネ小林
本編の前に突然ですが⋅⋅⋅
祝☆投稿復活&連載17回突破記念キャラクター人気投票結果発表!!!
先ずはいきなりベスト5を1位の方から発表にいきたいと思います。
さあ、栄えある1位は最早説明不要のあの
国民的キャラだぁ~!!!
第1位ドラえもん・5071票
「みんなありがとう」
続く2位は⋅⋅⋅クールでちょっぴりニヒルな
アイツだぁ~!!!
第2位ドラえもん・3072票
「フン」
続く第3位は物静かで思慮深いあのキャラだぁ~!!!
第3位ドラえもん・1802票
「神に感謝」
第4位は残念ながらベスト3を逃し、悔しさに拳を握りしめる熱いこのキャラだぁ~!!!
第4位ドラえもん・702票
「くっ!ドラえもんに負けた⋅⋅⋅」
そして最後にベスト5に入ったのは常に冷静沈着・頭脳明晰なこのキャラだぁ~!!!
第5位ドラえもん・514票
「順当な順位だね」
残りのベスト5以下はご覧のとうりです。
第6位ドラえもん・301票
第7位ドラえもん・258票
第8位ドラえもん・199票
第9位ドラえもん・176票
第10位ドラえもん・89票
第11位モモ・ベリア・デビルーク・78票
第12位ララ・サタリン・デビルーク・66票
第13位西連寺春菜・56票
第14位ナナ・アスタ・デビルーク・44票
第15位ペケ・31票
第16位ローションスライム・30票
キミのお気に入りのキャラは何位だったかな?たくさんの投票本当にありがとう!!!
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「はぁ⋅⋅⋅⋅全然駄目だ。このままだと部屋から退去させられるな。それだけは何とか避けないと⋅⋅⋅」
その日、
ドラえもんから借りた最高の秘密道具
【二次元美少女キャラ召喚スマホ─いとも簡単に行われるえげつない行為機─】を使って長年抱いていた二次元美少女キャラとのニャンニャンを叶えたものの、ここで重大な問題にぶち当たっていた。
肝心の仕事が未だに見つからずにいたのだ。
例の567ウイルスの驚異的蔓延により職を失った彼は新たな仕事を求め求人雑誌やネットで探していたのだが、現実は厳しく未だ面接にすらたどり着けていないのが現状で、今住んでる部屋の家賃も既に2ヶ月滞納していており、住民税の支払い期日もさし迫っている危機的状況であった。
たとえ家賃滞納でアパートから追い出されてもドラえもんの道具があれば最悪ホームレスでも大丈夫なのだが、
それは願いを叶えてくれた恩人であるドラえもんの為である。
そもそもドラえもんはこの部屋の畳の中からやって来た。なら、いずれ元の世界へ帰還するにもこの場所が重要なキーポイントになる可能性が高いと
あくまでも可能性の話しにしか過ぎないが、ドラえもんに対するささやかな恩義の為にもせめてこの場所は何が何でも死守せねばと思っているのではあるが現実は厳しく、彼は本日3度目の深いため息をついた。
それからアレコレと足りない頭で1人悶々と悩んでいると外出していたドラえもんがタケコプターで窓から帰って来た。
「ふう、ただいま⋅⋅⋅ってあれ?どうしたんだいオリ主くん?妙に疲れた顔しちゃって」
「おう、お帰りドラえもん⋅⋅⋅⋅って、ちょっと待て。何だ、そのオリ主って呼び名はッッ!?」
「えっ?なに言ってるのさ、君の名前でしょ?」
「ハァッ!?いやいやっ!!何なんだよその
奇妙奇天烈摩訶不思議で奇想天外にして尚且つ、四捨五入の出前迅速落書き無用な位、訳のわからん名前はよぉっ!?」
「えぇ!?おかしいなぁ⋅⋅⋅それじゃ君の名は?」
「お前、帰りの途中で頭のネジでも落としたのか⋅⋅⋅?あーもうしょうがない、それじゃ改めて名乗るぞ?無い耳かっぽじってよぉく聞け?俺の名前は信彦。
「うん、わかったよ信彦くん!」
「⋅⋅⋅いや、わかってないだろ。まあ、それはそれとしてドラえもんはまたデートの帰りか?」
「いやいや、僕は支払いに行って来たんだよ」
ドラえもんはポケットから何やら紙を取り出し信彦に見せた。
「支払い?⋅⋅⋅ってこれは!」
信彦は驚愕した。ドラえもんから渡された紙は滞納している家賃と住民税の支払い完了の証明書だったからだ。
「俺の代わりに全額払ってくれたのかよ!?大変ありがたいんだが一つ疑問がある。そもそもどうやってお金を工面したの?」
「うんそれはね、実は少し前に僕は動画チャンネルを立ち上げたんだ。お金はその公告収益から出したんだよ」
「動画チャンネル!?ロボットがヨーチューバーを!?」
驚く信彦を尻目にドラえもんはポケットからパソコンを取り出し開いて見せた。
「なになに⋅⋅⋅チャンネル名は『子守りネコの散歩道』なっ、登録者数が既に○万人突破だとぉぉー!!」
「ウフフ⋅⋅⋅近所の猫友達や知り合い猫、ガールフレンドに頼んで子猫や飼い猫の可愛い日常風景を撮影して投稿したのさ。動物系の動画はパズりやすいからね」
「お、おう⋅⋅⋅!!溜まってた家賃と住民税の支払いには感謝はするが、ヨーチューブも既に飽和状態で収益金額も以前より下がったって聞く。今は良くてもこれから先細りしやしないか?」
ネットで知った今の動画投稿者の転落ぶりに危機感を覚える信彦。しかしドラえもんは余裕の笑みを崩さずに続ける。
「うん、それは承知してるよ。あくまでも動画は一種の宣伝媒体として利用して本命は別にあるのさ」
「本命⋅⋅⋅それは一体?」
「今は例のウイルスの影響でみんななるべく外を出歩きたくないだろう?だけどそれでも人間は食べなきゃ生きていけない。そこで食料品やそれらの加工品の通販を始めようと思ってるんだ」
「なる程、食料品の通販かぁ⋅⋅⋅けどよ、家庭菜園程度の野菜とかって売れるのか?そもそも通販だと場所や地域によって配送時間がかかるから鮮度的にも無理があるんじゃないか?」
信彦の疑問はもっともであったが、ドラえもんはフフンと尚も笑みを崩さず、お腹のポケットを撫でながら答える。
「やれやれ⋅⋅⋅ボクを誰だと思ってるんだい?ボクは平行世界の22世紀の未来からやって来た子守り用のネコ型ロボットのドラえもんだよ?とにかく論より証拠だね。僕についてきて」
「あ、あぁ⋅⋅⋅わかった」
タヌキ⋅⋅⋅いや、キツネにつままれたような顔を浮かべる信彦。そんな彼を尻目にドラえもんは部屋の壁に新たに壁紙ハウスを取りつけて中へと入っていった。
信彦も続けて入ると目を疑う程の白く広大な空間がそこにあった。天上は霞む位に限りなく高く、遠目にはどこまでも地平線が広がっているのだから無理もない。
「うっひゃぁぁー!!こりゃまた広いなぁ~~~!!NAGOYAドームいくつ分だ!?もしかしてここで農業をするってワケか?」
「そのとうりさ。確かここら辺に⋅⋅⋅⋅あったぞ、趣味の日曜農業セット~!!」
ドラえもんは取り出した道具をお披露目する。
「これがカプセル入りの苗と打ち上げ式の豆太陽にチューブ入り雲」
ドラえもんは打ち上げ式の豆太陽のスイッチ紐を引っ張り豆太陽を打ち上げ、チューブの蓋をひねって雨雲を天井に解放した。
「続けてかかしと最後に肥料を配合してある田んぼロールだ。これで短時間で美味しいお米を作れるよ」
「おお~本格的だな!」
そしてドラえもんは田んぼロールを広げて信彦を田植えに誘った。
「それじゃ苗を植えようか」
「よっしゃ!一丁やりますかっ!」
信彦は気合いを入れて田植えを始めた。腰を屈めて一心不乱に作業をこなす。初めてにしては中々上手い具合に苗を植えていった。
「よっと、はっと⋅⋅⋅フィ~お百姓さんの苦労が実感できるなぁ」
ウィーン、ゴッゴッゴッドッドッドッ
「ホント食べ物作るって大変だよなぁ」
ウィーン、ゴッゴッゴッドッドッドッ
「ってオイッ!!ドラえもん!!」
「んっ?どうしたんだい信彦くん」
「どうしたじゃねぇ!!俺が腰曲げて必死こいてやってんのに何でお前は隣で田植え機使って楽々作業かましてんのっ!!?」
「昔から苦労は買ってでもしろって言うだろ。実体験に勝る授業はないのさ」
「そんな老害じみた考えはいらんわっ!わざわざ買う必要もねぇよ!」
ナンやカンやでどうにか苗を全て植え終え、道具による日光と雨水によってものの数分で立派な稲が育った。
「おおぉ~!これは実に壮観だな。黄金色にキラキラと輝いてる⋅⋅⋅⋅って、何でイナゴが飛びかってんだよ!?」
「学習体験として適当に苦労するように出来てるんだよ」
「次から絶対にこの機能は外せっ!!」
そしてコンバインを使って稲刈りをし、精米機に実った稲を入れると機械の排出口から形の揃った色ツヤの良い米粒が溢れ出した。
「おおっ~こりゃ良い米だ。炊くのが楽しみだな」
「それじゃ信彦くん、次はオカズのお肉に魚介類に野菜とキノコ類も仕入れようか」
「どうやって仕入れるんだ?」
「この道具を使えば簡単さ。ただのミニ樹木と植物改造エキスと箱庭シリーズ、最後にこのお座敷つりぼり。さて、ここから色々作業が多くなるから人手も増やそうか」
「えっ、人手を増やす?一体どうやって?」
「この道具を使うのさ。分身ハンマー、えい」
ドラえもんは更に追加してポケットから小さなハンマーを取り出すとおもむろに軽く信彦の頭をコチンと小突くと信彦の身体が分かれて二人になった。
「「おわっ!?ドラえもん一体何を⋅⋅⋅って俺が増えた!?」」
「フフフ⋅⋅⋅驚いたでしょう。このハンマーで叩けば好きなだけ実体のある分身を作り出せるんだ」
「す、すげー!!これなら無限に人手を増やせるな(この道具、二次元美少女とのプレイに使えるな。後で絶対に借りよう)」
そして二人はそれぞれ本体を含めて三人になり、以下の3チームに分かれて作業をこなす事になった。
Aチーム 野菜&肉類作成班
Bチーム キノコ&山菜採り班
Cチーム 漁業班
Aチームの野菜&肉類作成班のドラえもんはアンサンブルをミニ樹木に注入。
「花が咲いて、実がなって⋅⋅⋅⋅⋅そろそろいいかな?信彦くんどれか一つの実を取って中を割ってごらんよ」
「ああわかった。これでいいかな?よっと、なんとっ?」
割った実の中には味付けした豚肉があった。
「どうだい?それは豚の生姜焼きのお肉が入ってるヤツだ。あっちの実が味噌漬け、こっちが牛ステーキ肉の実でその隣がガーリックチキンの実だよ」
「すごいなぁこれは。畜産業の人が知ったらなんて思うだろう」
更にこの後人参、玉ねぎ、ピーマン、ナス、キャベツ等の野菜もドラえもんの道具で次々に作成していった。
そしてその頃、Bチームのキノコ&山菜採り班のドラえもんは小さな箱庭の山を取り出した。
「ドラえもんそのミニチュアの山はなんなのさ?」
「これは箱庭シリーズの松茸がり用の赤松山さ」
「松茸だと!?」
「そう。これを使えば松茸が取り放題になるんだ。まず松茸の菌糸をふりまく。そしてこのミニチュアラジコン太陽と雨雲で育てる。⋅⋅⋅よし、そろそろいいだろう。それじゃ信彦くん松茸がりを始めよう」
「お、おう」
ドラえもんはポケットからガリバートンネルを取り出し、二人一緒になって小さくなって箱庭の赤松山へと入ると信彦は驚愕した。
「なっ!?これはスゴい!!高級食材の松茸がアチコチからニョキニョキ生えてやがる!!」
「この籠で取れるだけ取ろうか」
「ああ!」
信彦とドラえもんは籠一杯に松茸を取り、下山して元の大きさに戻った。
Bチームのドラえもん達がキノコ狩りをしていた頃、Cチームの漁業班のドラえもんはお座敷釣り堀を取り出し、ボタン操作で獲物が豊富そうな海を探していた。
「ふむ、もうちょい南が良さそうかな?⋅⋅⋅よしここが良さそうだ」
「敷いたポスターに波が立ってるけど、もしかしてこれって本物の海なのか?」
「そのとうりだよ信彦くん。超空間でこの紙と海をつなげたんだ。さあこの手ばりでどっさり海の幸を釣ろう」
ドラえもんは手袋みたいなのが先端に取り付けられている手ばりという竿を渡して一緒に釣りを始めると直ぐに釣れ出した。
「おほ!鯛が釣れたぞ!!」
「こっちは鰹が釣れたよ」
更にこの後イカやエビなども釣れて大漁であった。
再び1人に戻った信彦の目の前にはドッサリと豊富な食材が写る。
「はぁ~⋅⋅⋅⋅改めて見ると豊作で大漁だわ」
「よし、八割方の食材はこの万能加工ミニ工場で缶詰めにしよう。信彦くんそっちのコンベアに食材を流して」
「これでいいのか?」
「うん、後は自動的に中で調理してパッキングを行い缶詰めにしてくれるよ。さ、残りの食材はボクたちで食べよう!」
「よ~し今夜は腕をふるおう。と、言っても大した料理はつくれないけどな」
「大丈夫料理もまかせて。世話焼きロープ!」
ドラえもんはポケットから小さな丸平べったい籠を取り出すと中から一本のロープがニュウと出てきてクネクネと輪を作り、コック帽子を被った人の形になった。
「この道具のロープはなんでも世話をしてくれるの。それじゃ料理は任せたよ」
コックの形になった世話焼きロープはコクッと頷き、素晴らしい調理技術で食材を調理していった。
「おお!なんと言う鮮やかな包丁さばきなんだ」
世話焼きロープは釣った鯛とイカは刺身に、鰹はタタキにして松茸は串焼きに茶碗蒸しの具材に。各種野菜をふんだんに使った煮物や天ぷら等にした懐石料理が瞬く間に出来上がった。
「なんて豪華なんだ⋅⋅⋅もうこりゃたまらん!ヨダレずびっ!~ツウ~よーな味だぜーっ。きっとおお~おお~っ!!」
「ふふ、それじゃ食べようか。いただきます」
「うむ。いただきます。ハグ、モグモグ⋅⋅⋅こ、これはっ⋅⋅⋅ンまーいっ!繊細で淡白な味わいの食材とガツンッとくるジューシな強い旨味部分が密接にからみつく美味さだ!!互いが互いを引き立てる『ハーモニー』っつーか、『味の調和』っつーんですかぁ~っ!!例えるならジョナサンとスピードワゴンのコンビ!ジョセフに対するシーザー!ジョジョシリーズに対する鬼滅の刃っぅー感じでとにかくンまぁ━━━いっ!!」
イタリア料理を食べたどこぞの不良を彷彿とさせるグルメリポートをする信彦にやや呆れるドラえもん。
「わかったから落ち着いて食べなよ」
「たはっ、悪い悪い。予想を遥かに上回る美味しいさでさつい⋅⋅⋅しっかしこれだけ美味しいと酒飲みなら酒もグイグイ進んで酔いしれてもっとイイ気分になるだろうな。まあ俺は酒は飲めないンだけど」
「お酒かぁ⋅⋅⋅それならこんな道具があるけど使ってみるかい?」
ドラえもんはポケットからホンワカキャップとファンタ(オレンジ味)を取り出した。
「それはどんな道具なんだ?」
「これはね、こうやってジュースの容器口に取り付けてキャップを通して注がれた液体に「ホンワカ放射能」が浴びせられ、その液体を飲むと擬似的に酔っ払うことが出来る道具なんだよ」
「ホンワカ放射能となっ!?字面がヤバいけど本当に大丈夫なのかそれ⋅⋅⋅⋅」
「論より証拠さ。試してみなよ」
「あ、あぁ⋅⋅⋅わかった」
若干引きつつもドラえもんに進められて信彦はホンワカ放射能を浴びたファンタ(オレンジ味)を一口だけ口にする。
「い、いただきます⋅⋅⋅グビッ⋅⋅⋅むむっ!?なんだホワ~としたイイ気分になってきたぞ~!?こりゃいい!」
「もっとうんと飲めば、より長くホンワカな気分を味わえるよ」
「そうなんだ。(これは何かに使えそうだな)そんじゃドラえもん。改めて」
信彦はドラえもんと自分のコップにホンワカ放射能を浴びせたジュースを並々と注いだ。
「改めてカンパーイ!!」
「カンパーイ!!⋅⋅⋅グビッ、ゴクゴク⋅⋅⋅⋅⋅」
「「ぷはぁ~~~ッッ!!!」」
たちまち二人は擬似的に酔っぱらい始める。
「ウィ~食えや飲めぇ~!歌えや踊れっとぉ~!」
「月がぁ~出た出たぁ~月がぁ~出たぁ~ポンポコリン!!」
「ジングルベル!ジングルベル!月が出た!オイラはうかれてポンポコポンのポンっ!」
食事を楽しみつつ、酔いしれ楽しい時間を堪能するドラえもんと日野信彦。
そこには不安や心配、一切の迷いの気持ちは完全に消え去り、いつしか酔いつぶれてホンワカした気分で寝落ちした。
「おや?眠っちゃったのかい信彦くん」
優しく信彦を見つめるドラえもんの眼差しはかつての親友を見る眼差しそのものだ。
「次元乱流に巻き込まれた時はどうなることかと思ったけど、こうして楽しくやれてるのも君のおかげだよ信彦くん⋅⋅⋅」
「スースー⋅⋅⋅うぅ~んありがとう⋅⋅⋅ドラえもん⋅⋅⋅⋅俺⋅⋅⋅⋅頑張るから⋅⋅⋅⋅クークー⋅⋅⋅⋅」
「フフフ⋅⋅⋅ボクもありがとうだよ」
こうして宴の夜はふけていった。