ヤリモクでポケモントレーナーになりました。 作:お隣の池の中のプラナリさん
身体は快楽を求めて足軽に動く。早く、早くえっちがしたい。そんな気持ちだけが先行して、前へ前へと進んでいく。
....が、とりあえずポケモンを貰うとなると、博士のいるブラッシータウンというところに行かなくてはいけない。
私の住んでいるハロンタウンからは徒歩で行けるくらいには比較的近い……というかすぐだ。現れるポケモンも大人しくて手を出さなければまず襲ってこない羊型ポケモンのウールーくらいである。
ブラッシータウンまではこれまでも何度も脚を運んでいる為に恐れることは何もない。過去を懐かしみながら期待を胸に草むらを素早く駆ける。
ウールーを刺激してしまうのではないか、という懸念はない。彼らは坂道を転がる癖があるが、ハロンタウンからブラッシータウンまでは緩やかな上り坂となっているため、意図して攻撃しなければなんの問題もない。
その為、ブラッシータウンまでは問題なくたどり着けた。レンガのタイルで舗装された道を進みながら、赤レンガを基調とした建物、【ポケモン研究所】の立て看板を付けた目的地に到着する。私はその件の建物の扉に手を掛け、ゆっくりと空けた。
「お邪魔します。ソニアさん。」
「待ってたよーヨウちゃん!」
研究所の扉を開けてすぐ、博士であるソニアさんが出迎えてくれる。白衣に身を包んだ橙色の髪の女性であり、利発そうな見た目と優しくも生き生きとした笑顔に惹き付けられる。
高身長で巨乳、露出も決して多くないが、白衣の下の無防備なヘソや肩の仄かな露出に同姓でありながら目のヤりどころに困る。
「10歳の誕生日おめでとう!やっぱり旅に出るんだよね?」
「……はい。」
ソニアさんの問いに私はこくんと頷いた。そうして彼女に促されるまま、研究所の奥へと脚を運ぶと、そこには3匹……どころか軽く10を越えるたくさんのポケモンが規則正しく整列してるのであった。
間違いようもない、それらは草、炎、水の三竦みからなる最初のパートナーポケモンを表す各地の御三家だった。話には聞いていたのだが、いざ対面すると困惑というか驚きが隠せない。
というのも、なんとこの地方(ガラル)では多岐にわたるトレーナーに向けて全ての御三家を網羅しているのだという。
フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ
チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ
キモリ、アチャモ、ミズゴロウ
ナエトル、ヒコザル、ポッチャマ
ツタージャ、ポカブ、ミジュマル
ハリマロン、フォッコ、ケロマツ
モクロー、ニャビー、アシマリ
サルノリ、ヒバニー、メッソン
計24匹。
因みにこのガラル地方特有の御三家は最後のサルノリ、ヒバニー、メッソンなのだが。
「いやあ、最近ガラル地方に流れてくるトレーナーやブリーダーが増えてきてね。今まで見られなかった希少なキョダイマックスの研究も兼ねていろんなポケモンを選ばせようって話になったの。だからヨウちゃんが本当に好きなポケモンを選んで!」
と、申し訳なさそうにするソニアさんだったが、私にとっては好都合。ここにいるポケモンたちすべて話には聞いていたし、ソニアさんのいう研究というのも一年前から始まっていたことはニュースになっていてすでに知っていた。
この中から私のパートナー……ヤり友を見つける訳だが。どうしようか。
まずフシギダネは草タイプのポケモンだ。背中に花のつぼみを乗せた四足歩行であり、進化前から数少ない複合タイプ。背中のつぼみが成長するにつれて大きくなり、フシギバナへ進化する際にその花が咲く。
フシギバナに進化したら体勢的にヤれなくなっちゃうから嫌だな。つるのムチを覚えるから触手プレイする分には楽しめそうだし、フシギダネ、フシギソウのうちなら本体とも遊べそうだが。最終的にはヤれなくなるのが辛いところか。
次にヒトカゲは炎タイプのポケモンであり、最終的に飛行能力を兼ね備えたリザードンへと進化する。魅力的だが尻尾の炎が熱そうでヤるどころじゃない。リザードンに進化してもその炎の不安は拭えない。リザードンのお腹は弾力がありそうで懐に入るには申し分ないが、それだけで候補にはなり得ない。
ゼニガメは水タイプのポケモンであり、その名の通り亀をモチーフとした二足歩行のポケモン。進化するとカメックスになるのだが……この子は初めから候補には入れてない。まず亀って時点で性交に不向きな相手な上、カメックスの交尾可能な体勢を考えるとどうしても限られてくる。不可能ではないのだろうが、どっちにしろ重量で死ぬ。
カントーからジョウトにうつりチコリータ。チコリータは草単タイプであり、頭の葉っぱがトレードマークのポケモンだ。進化するとメガニウムというドマイナーポケモンになる。この子も最初から最後まで四つん這いでの交尾を強いられるうえそもそもチコリータの状態でまともにヤれるかというと不安が残る。いかんせん小さすぎるのだ。
ヒノアラシは背中の炎が特徴的な炎タイプのポケモンだ。ヒトカゲと違って炎の出し入れができる便利さや、マグマラシ、バクフーンへ進化するにつれて器用に体勢を変えてハメ合える点は評価が高い。万が一感情が高ぶって火が出ても、背中だから直撃する可能性は薄いだろう。
ワニノコは二足歩行の鰐という珍しい形をした水タイプのポケモンだ。ワニノコのうちはなんにでも噛みつく癖があり、アリゲイツ、オーダイルとなると重量を増してより強力な相棒となり得る。因みにオーダイルは二足歩行のイメージが強いポケモンだが、四足歩行で歩く姿ないし泳ぎの方が得意という話がある。
そしてホウエン御三家。まずキモリは草タイプのポケモンであり、進化してなお衰えない身軽さと変わらない体勢が一番の特徴である。それだけでフシギダネやチコリータよりは優れているのだが、御三家の中では性格的に難があるような気がしてならない。尻尾のふにふにも堪能してみたい。
アチャモは炎タイプのポケモンであり、ひ弱な体躯はワカシャモ、バシャーモと進化するにつれて屈強なものへと変化する。フシギダネらとは正反対に、この小さな体でヤれるのかと不安にはなる。後々の期待感こそあれど、アチャモでいる間のストレスは拭えなさそうだ。
ミズゴロウは水タイプのポケモンであり、進化するとラグラージというポケモンになる。タイプも水タイプに加え地面タイプを持つ。という感想しかない。進化前はチコリータみたく小さな、進化してもオーダイルやリザードンのような器用さはない、そんなポケモンだ。
シンオウ地方御三家のナエトルは草タイプのポケモンで、進化前はゼニガメ、ドダイトスに進化するとフシギバナという微妙でしかない。しかもつるのムチは覚えないしドダイトスの堅牢さは実質交尾どころじゃないんじゃないかと不安を覚えるレベルだ。というかムリ。
ヒコザルは炎タイプのポケモンで、進化するとゴウカザルというポケモンになる。バシャーモと同じ格闘タイプを兼ね備え、アチャモとは違いヒコザルのうちから安心してヤれるのは私的にはありがたい。
……が、やはり炎タイプ。体のそこらから出ている炎はどうしても不安材料になっている。
ポッチャマは水タイプのペンギンモチーフなポケモン。小さなうちからプライドが高く性格に難がある。最終的にエンペルトという唯一無二の複合であるはがねタイプを得るが、そのせいで進化しても堅い身体が邪魔をする。加えてオーダイルやゴウカザルのような柔軟性には欠ける為、選ぶ意味はほぼないといっていい。
イッシュ御三家。ツタージャは草タイプのポケモンで話に聞く限り気高く性格に難があるようだ。最終的に脚を無くして完全な蛇となったジャローダへ進化する。つるのムチや進化前の安定した二足歩行、加えて進化してもヤれる可能性を残した華奢な体躯を兼ね備えた理想的なポケモンではある。
ポカブは炎タイプのポケモンであり、エンブオーへと進化することで二足歩行へ変化する。炎タイプ御三家はどうも格闘タイプを持ちやすいジンクスがあるそうだが……その巨体と炎タイプという点は私にとってマイナスである。ゴウカザル、バシャーモと比べても選ぶ意味はない。
ミジュマルは水タイプのラッコポケモンであり、進化するとダイケンキという一気に進化前の面影をなくしたポケモンへ変わる。二足から四足へ、鋭利な部分が多く重量もある。というエンペルトに似た理由で採用はできない。
カロス御三家。ハリマロンは草タイプのポケモンで、名前の通りイガグリをモチーフとした棘が特徴だ。ブリガロンに進化してもその棘は拭えず、より痛々しいものへと変わる。とはいえ特性が防弾だから強固な身体がという点で頼りになることはあるし、フシギバナやドダイトスのような致命的な欠陥ではないため選ぶ意味はある。
フォッコは炎タイプのポケモンで、メスの割合が少し高いという話だ。マフォクシーに進化するが、毛深くて妙に嫌だ。加えて炎タイプ、しかもこの個体、よくみたらメスだ。
ケロマツは水タイプのポケモンで、進化前は弾力に優れたケロムースと呼ばれるものを、進化してゲッコウガになると長い舌を使って攻撃や妨害をする。普段は手を突いているがちゃんと二足歩行ができるうえ、進化してもさほど重くならないというのは単純に選ぶ意味がある。だが足腰の使い方にどうも不安が残る。ケロマツの不安定さがゲッコウガになってもぬぐえないのは不安だ。
次にアローラ御三家。モクローはそのモチーフの通りくさ、ひこうという二つのタイプを持ったポケモンだ。進化するとタイプがゴーストへ変化する特殊なポケモンであり、それゆえ体重は重くならない。
が、モクローのうちからちゃんと交尾できるかはわからない。ジュナイパーは好きなんだけどなあ……。
ニャビーは四足から二足へ変わる猫ポケモンであり、ガオガエンに進化することでスピードよりパワーを重点に置くようになる。炎タイプにしては珍しく、炎を外部より内部で溜めるありがたいポケモンだと思っている。
アシマリは陸上でも活動できるアシカモチーフのポケモンだ。地上では不安定で選ぶ意味があるかはわからない。正直選ばないかな。うん。この子の進化系のアシレーヌも陸上では機動力に欠ける。
そしてガラル御三家。サルノリはその名の通り猿ポケモンで、草タイプ。可愛らしい見た目をしながら最終的には屈強なゴリランダーというポケモンに進化する。骨格はブリガロンに近く、より安定性があるため選んで損はない。安直にいくならこいつといえるくらいには。
ヒバニーはまんま二足歩行のウサギといったポケモンで、名前も安直な炎タイプのポケモンだ。アチャモのような進化前のか弱さもなく、これまでの炎タイプのような二足歩行な進化先、エースバーンになる。しかも炎が殆ど漏れ出てないという優秀さである。その安定性はバクフーンと同等か、それ以上ともいえる。
最後にメッソン。透明化できるという不思議な能力を持つ水タイプのポケモンで、インテレオンに進化する。
インテレオンのルックスの良さや安定性は言わずもがな。今までに見た御三家のなかでは一軍(優先的に選びたいポケモン)に入るのだが……メッソンの難ありな一面はどうしても無視できない。
……いざ対面すると凄く悩むなあ。マイナスな印象を受けたやつを除外しても、ヒノアラシ、ワニノコ、キモリ、ツタージャ、ハリマロン、ニャビー、サルノリ、ヒバニーから一匹。選べという方が中々無理な話である。
うーん、痛そうなのは嫌だからワニノコとハリマロンは除外かなあ。そして炎タイプがそもそも初めてに向かないからヒノアラシ、ニャビー、ヒバニーも一旦おいとくと……
残るはキモリ、ツタージャ、サルノリ。全部草タイプだ。性格の安定性を取るならサルノリだと思うけど、ツタージャのつるのムチも捨てがたい。
……この時点でキモリも除外だね。
『タジャ?』
『ウキ?』
残りの二匹をゆっくりと見定める。思いの外ツタージャから性格の厳しさは感じられない。初心者向けポケモン、というだけあって少しは人慣れしてる部分があるのだろうか。
一方でサルノリはこちらの思惑など知らん顔で、笑顔のままこちらを見据えている。私はこんな無垢な子に欲情しているのか、と思うと罪悪感と情けなさが勝った。
「あの、ツタージャにします。」
『タジャ。』
数秒ツタージャを見つめた後、私はソニアさんに聞こえる程度の声でそう呟いた。何を感じ取ったのか、ツタージャはこくりと頷き了承してくれた。
まさかそれが性交渉だとは思ってないだろうが、マイナスな印象はあまり持たれていないようで助かっている。
皆さんは御三家の中だとどのポケモンが好きですか?
ポケモンのニックネーム、つける?
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つける
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つけない
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相棒だけにつけて他はそのまま