バハルス帝国にて彗星のごとく現れたアダマンタイト級冒険者チーム、焔刃桜花の一人、トモエは、
「いつまでコソコソするつもりなのでしょう?」
と、ふと浮かんだ疑問を口にする。
ギルド、トランス・セクシャル・パーティーは女体化願望持ちの変態が集うギルドだ。
自分の欲求に素直な一方、日本人らしく上の指示には素直に従う。だがこうも大々的にセックスできないと不満を持つ者も出てくるだろう。
ギルドマスターはそこら辺の解決策を用意できているのだろうか?
(……ですが、まあ私たちは恵まれています。割と自由にヤれますし、こうしてお外に出られているわけですから)
「ト、トモエさん!」
「おや? マーチンさん、どうかいたしましたか?」
思案するトモエに声をかけてきたのは、ここ最近知り合った人間種の青年マーチン。
原作に出ていないモブの1人だが、トモエがまだ銅級だったころから猛烈なアタックを仕掛けてくることから、バタフライエフェクトの可能性もあるとして注目を集めていた青年である。
詮索の結果が白だったので、この件は肩透かしで終わった。が、それならば遊ぶのに支障はないと、トモエとしては外れてくれてありがたかった。
「ギガントバジリスクの番い討伐、おめでとうございます! 帝都はトモエさんたち焔刃桜花の話題で持ちきりですよ!」
「いえ、私たちは当然の責務を果たしているだけです。むしろ、討伐が遅れてしまって申し訳なく思います……」
しおらしく対応しながら、建物の陰から此方を窺う視線をチラリと確認して、内心でトモエは確信する。
“食い時”だと。
路地裏から入れるクラブ。
“表”のクラブとは違い、ここは違法薬物など法に触れる類のものを扱う場所であり、テーブルと人が数人入れる程度の小さな部屋で、口の堅い会員のみがこっそりと楽しむのである。
そこへ、古びた扉が音を立てて開くとともに新たなおもちゃが入荷された。
「おお、待っていたよ! 焔刃桜花の1人、トモエくん!」
「まさか本当に来るとは……」
「そんなにあの若造が大事かね?」
身なりのいい男3人が入室してきたトモエを獣欲に満ちた目で見つめる。
その視線にトモエは一瞬、怯えるように震えるも気丈に男たちへ問う。
「約束通りマーチンさんは」
「ああ、ちゃんと解放してあげよう。君がおとなしくしていればね? ……それじゃあさっそくだが、脱ぎなさい」
「………………っ」
屈辱をこらえるように歯噛みする。しばらくして巫女服が床に落ち、玉のような肌と87を誇る巨峰の谷間が魔法の照明に照らされた。
せめてもの抵抗か、秘所を守るふんどしはつけたままで、大きすぎる胸を腕で少しでも隠そうとしている。
「おおー! 服の上からでも分かっていたが、やはり生で見ると違うな!」
「だが、その無粋な布と腕は邪魔だな。……裸になってなにも隠さず、そこのテーブルの上に横になるんだ」
赤面涙目で男たちを睨みながら最後の砦であるふんどしをぱさりと床へ落とし、円形のテーブルに仰向けになった。
「横になっても崩れんとは……大きさだけでなくハリも素晴らしい」
「んっ……」
トモエに覆いかぶさるような体勢で胸に触れ、形を確かめるように撫でる。
残る2人もそれぞれトモエの体に手を伸ばす。
「綺麗な足だ……。脂肪と筋肉のバランスがちょうど私好みのそれだ」
「くっ…………あ、いや……」
「やはり濡れてはいないか。まあ必要なら薬を使えばいい」
片やトモエの細くも触り心地の良い足を撫でまわし、最後の1人は指で秘所を無遠慮にこする。
トモエは拒絶の言葉を吐くも、それを無視して男たちはトモエの肢体を弄ぶ。そうしていると、徐々に秘所から水音が鳴り始めた。
「少しは感じてくれたようですな」
「もう少し遊びませんか? これほどの女で遊べる機会はなかなかありません」
「いえ、あまり遊びすぎると、この女の仲間が感づくかもしれません。早いですが、挿れてしまいます」
巨乳の感触を楽しんでいた男はそういうと、まだあまり濡れていないトモエの秘所へ男根を突き刺した。
「いっ……! あ、ああ……」
処女だった証である破瓜の血を流しながら男を受け入れるトモエの膣。
瞳に涙をためながらも自らを犯す男を鋭い眼光で睨みつける。
「処女の女が泣くのは、何度見ても心地よいものですな」
「では私はこちらを使わうとします」
「あぐう……!」
秘所を指で触っていた男がトモエの腹に馬乗りとなり、その見事な巨乳に自らの肉棒を挟み込む。
「ああ~たまらないな……。ところで、マーチンとかいう若造、この極楽を味わったことはあるのか。ん? どうなんだ、トモエ?」
「……あの人には、まだしてあげたことはありません」
「本当か!? つまり私は君のパイズリを味わった最初の男というわけだ!」
この素晴らしい美巨乳を肉棒で汚し、犯したのは自分が初めてだと知り、男は掴んだ乳房を動かして疑似性交を楽しむ。
「私だけ余ってしまいましたな……。じゃあ私はここを使うとしましょう」
「ん、ぐ……」
残った男はトモエの顔をつかみ、立ったままのどへ男根を押し込む。
トモエは苦しそうにするも、男たちはそれに関心を示すことなく、各々好きにトモエの体を使い性的な刺激を得る。
しばらくすると、3人に犯されているトモエの側にも変化がではじめた。
「おいおい、濡れてきているじゃないかね? 武者巫女とやらは清楚なふりをしている淫乱か」
「ち、違います。言わないで、くださ……ああっ!」
男根から口を離して否定しようとするトモエの最奥を突き上げる。
自分たちが目の前の美女をよがらせていると歓喜した男たちはいっそう荒く腰を動かす。先走り汁を嚥下し、乳肉にしみ込ませ、蜜壺の底へ流していく武者巫女の体は徐々に火照っていく。
快楽に目覚め始めたトモエの体に、ついに征服の証を刻む時が来た。
「うっ、出るぞぉ……! お前のナカにたっぷり注いでやる!」
「こっちも、この乳まんこを精液でぐちょぐちょにしてやろう!」
「私の子種、しっかり飲んでくださいね」
「むぐ…………んむうううううっ!!!!!」
トモエの口奥、乳房、膣内に男たちの子種汁が噴きかけられる。
射精が終わり、勢いを失った白粘液はドロリと垂れて、トモエが穢された証拠として男たちの昏い所有欲と優越感を満たす。
「ふうー……っ、実に抱き心地のよい女体でしたな」
「まったくです。しばらくは遊べるでしょう……ほれ、次は私がマンコを使う番だぞ? しっかり締めろよトモエ」
「うっ……あう、んん……」
「では私は終わるまで、この乳で遊んでいるとします」
虚ろな瞳で横たわるトモエに体位を変えて犯し始める男たち。
トモエを抱くために支払った額は少なくない。満足いくまで、男たちは行為を止めるつもりはなかった。
「ふう……至福の時間でした」
仲間の協力のもと、記憶・証拠隠滅を終えたトモエは宿にて性欲を満たしてくれた時間を脳内で反芻する。
それを見て仲間たちは微笑ましいものを見る目をするか、「いずれは自分も……!」と意気込みを見せたりと、和気あいあいとした空気が広がる。
『緊急事態、緊急事態。ギルドTSPメンバーは即座にフル装備へ移行、もしくは1秒以内に装備変更できる状態のまま待機してください』
穏やかな雰囲気に包まれていたそこへ、突如脳内に流れたフェリの声に一瞬で戦闘態勢に入る焔刃桜花の面々。
『法国特殊部隊“漆黒聖典”ならびに白金の竜王、その遠隔操作鎧と接触しました』
その言葉に、彼女たちの心身は凍り付いた。
次話投稿の予定は来年です。
夏までには本作の一本投稿したいところ。