ネタは、ネタは! あるのに! 時間が! 足りない!
まず最初に言っておこう。
これは全くの偶然だったのだ。
「そういえば大森林にレイドボス的な樹がいたなー」とザエトルクワエのことを思い出したホロが、原作スケジュールを考えてそろそろ片付けとかないとやばい、と気晴らしも兼ねて出撃。
命からがら帰還した陽光聖典の報告と、最近の王国で起きている事件から神の降臨が起きたと判断した法国が漆黒聖典に大森林の怪しい場所一帯の調査を命じた。
最後に遠隔操作式の鎧で現地入りした白金の竜王、ツァインドルクス=ヴァイシオンがトブの大森林から聞こえた轟音に目がけて全力で突撃した。
もう一度言おう、これは全くの偶然で起きたことなのだ――
「はじめまして、だな。人類の守護者たる法国の精鋭と白金の竜王よ。わっちはホロ。ギルド、トランス・セクシャル・パーティーを束ねる者じゃ」
月下にて名乗りを上げるのは亜麻色の巨狼、ホロだ。
本来なら普段の獣人形態で話すつもりだったのだが、両者との邂逅があまりにも唐突だったためにこのまま話すことにした。
余談だが、遠距離から探知できなかったのは、仕事が酷使無双となりつつあるフェリに息抜きさせるべく、半ば無理やりホロが引っ張り出したしわ寄せで、周囲の監視が疎かとなったせいである。
「お初にお目にかかります。私は法国の漆黒聖典隊長 と申します」
「……なぜ私たちを知っているのかは聞かないよ、ぷれいやーさん」
二人の名乗りを聞いたホロはひとつ頷くと顔を横に向ける。場の面々が訝し気な表情――約一名の鎧騎士は除く――をして見ると、誰もいなかったはずのそこに白銀の少女が佇んでいる。
「ギルド、トランス・セクシャル・パーティーのフェリ・ロスです」
フェリは綺麗に一礼するとホロのやや後ろに下がる。己が従者だと示すように。
驚いている漆黒聖典の反応にくつくつとのどを鳴らしたホロは機嫌よく語り掛ける。
「さあ、この世界で共存するための話し合いを始めんす」
「にしても急に王都に行けだなんて、なに考えてんのかしら?」
「少なくとも、昨日の会談に関係があるのは確かですね」
ホロからの指示で王都に集った純白の双角と真鍮の牙。話題のアダマンタイト級冒険者チームが揃って王都に集まることに世間はにぎわったが、彼女たちは特に気にしていなかった。
近日中に実行されること、この作戦が法国とツアーとの交渉の結果生まれたものだということ以外、彼女たちは何も知らない。
詳細な作戦内容を記した書類は事前に渡されている。だが、機密保持のために作戦開始時まで開封を禁じられている。
「……何にせよ、ホロがどうしてもと言ってきた作戦です。私たちのリーダーが必要と判断し、指示したのであれば私は全力を尽くすのみです」
「相変わらず、お堅いことで」
ふんっと鼻を鳴らすシビラ。
「じゃ、私は王都で遊んでくるから」
「今からですか」
「あんたも遊べばいいじゃない。ちょっとくらい、いいと思うけど?」
「まだヤれてない娘がいるのでダメです。下が終わってないのに上が先に楽しむわけにはいきませんので」
「ホンット、お堅いことで」
嫌味たっぷりに冷笑するとシビラはひらひら手を振りながら部屋を出ていく。
その、自分とは真逆の自由奔放な姿にセラスは嘆息すると、仮眠をとるべく寝台に足を向けた。
王都リ・エスティーゼ。大国の首都を謳う割には治安が――他国と比べると、それはもう悲惨なレベルで悪い。
「そりゃこんな有様じゃバハルス帝国から馬鹿にされて、スレイン法国から切り捨てられますわ」と裏社会に潜入したギルドTSPのメンバーは語る。
どちらにせよ、彼女たちにとって都合のいい遊び場なのは変わらないが。
「そういやあんた、こっちに来てたんだっけ」
“お楽しみ”のために、スラムに足を踏み入れたシビラは意外な顔と鉢合わせた。
銀髪の女剣士、エルザ。銀髪美少女という点ではシビラと同じだが、一目で別人だと分かる体形をしている。
持ち主の顔より大きな爆乳を見れば、大きいとはいえ巨の域を超えることのないシビラではないと分かるだろう。
「んで? なんであんたが新生六腕なんてやってんのよ?」
「魔法と各種盗賊系モンスターとかで、八本指関係者を見つけてはAOG式説得術を繰り返しているうちにこうなってました」
「……元六本腕は?」
「始末しました。最初に襲い掛かってきましたので」
至極あっさりと原作キャラを殺したと語るエルザ。
だがシビラは全く動じない。元々原作で死亡が確定していた連中なのもあったし、自分の遊びに役に立ちそうにない面子が死んでも、心動くことはないのだ。
ちなみにAOG式説得術とはテカテカ光る黒いGと触れ合う(体内含む)ことで反抗心や野心を綺麗さっぱり消し去り、度し難い悪人も他人を思いやれるようにする(被害者仲間限定)、素晴らしい人格更生プログラムである。
「……一応、確認しておくけどクライムやブレインとの接触はあった?」
「ないですね。上にも報告済みですが、まったく彼らとの絡みはありませんでした」
「んー、修正力があんのか、ないのかはっきりしないわね。あるなら、あんたらの誰かがセバスポジになってもいいと思うんだけど……」
「ない、ということは修正力もあまり働いていないのかもしれませんね。現に立地的にナザリックポジションの我々は法国、ツアーと敵対せずにすみました」
オリ主たる自分たちに世界は何か干渉をしてくるのだろうか?
その懸念から何度か実験が行われたが、結果は微妙としかいえないものだった。
エルザの言う通り、自分たちの出現位置からして原作のナザリックポジションはギルドTSPで間違いない。
にも関わらず、ナザリックの王国殲滅フラグもツアー敵対フラグもポッキリ折れてしまった。
「ホロの言う作戦とやらを待つしかないわね。……それはそれとして、あんた六腕なんかになってたら遊べないんじゃないの?」
「いえ? 仕事中は装備と魔法で顔と声を隠してるので、ときどき遊んでいますよ」
エルザは口元から垂れる涎を拭いつつ、笑みを浮かべる。
美食を前にしていたらなら、まだ健全な笑みとして世の男どもを惹きつけただろうが、レイプされることに対して浮かべる表情としては不適切というほかない。
「……そう、楽しめているなら何よりだわ。それで、私も今日は遊びに来たんだけど、おすすめのトコロとかある?」
どっかのショタコン冒険者よりはマシかな? と、かなり失礼かもしれない感想を胸の内にしまいつつ、シビラは情報を求める。
「なら一緒に行きませんか? 前から準備してた催しがあるんです」
「いいの? 男貰っちゃって」
「数が多いのでシビラさんが増えても大丈夫ですよ」
銀の美少女2人はスラムの夜道を並んで歩いていく。
旺盛な性欲と歪んだ性癖を満たせる男食いに心躍らせながら。
スラムの一角にある、寂れた酒場。
新生六腕が裏から援助しているこの酒場は、スラムでのギルドTSPの拠点の1つであり、時折エルザたちが性欲を満たすのに使う遊び場だった。
「店主、ちょいと便所借りるぜ」
「表のか?」
「いや、裏のほうだ。お代はここに置いとくぜ」
「はいよ、たしかに」
この店にはトイレが2つある。
1つは普通のトイレ。だがカウンターを回って行く裏のトイレは違う便器は設置されている。
「ぐっ……うう……」
「お! まだ未使用じゃねえか! こいつぁ運がいいぜ」
手足を縄で縛られ、身動きの取れない状態にあるのはエルザ。服も全て脱がされており、男好きのする肉体を余すことなく拝むことができる。
「さてと、ここの具合はどんなもんかなっと……」
「触るな! この下郎!」
男はエルザの秘所に指を入れる。エルザは拒絶するが、両足とも開かれた状態で固定されているので、足を閉じることもできない。
濡れていない秘所を指でいじられて涙を浮かべながら睨むエルザに嗜虐心をそそられ、男はこのまま犯すことにした。
「反抗的じゃねえか、そそるぜぇ……。お望みどおり突っ込んでやるよ」
「い、ぎぃっ!!?」
まだ濡れてもほぐれてもいない膣へ、力任せに挿入する。
固い膣肉を押しのけての挿入は男も痛みを感じるが、目の前の女が悲鳴を上げていることへの満足感がそれを打ち消していた。
エルザの子宮口と尻に叩きつけるように腰を振る。顔より大きな乳房が跳ね、美貌が苦痛に歪むのをもっと見たいと男はピストンを続ける。
「いだ! がっ! いぎっ!」
「うっせえな、この便器が! 黙って犯されてろや!」
「んぎゅっ!!?」
ばるんっと上下に暴れていた爆乳の突起を捻る。すると膣が一瞬締り、血とは違う液体が噴き出した。
「乳首いじったら締まったぞ? レイプされてんのに悦ぶのか? おい、なんか言ってみろよ」
男の手でも半分も掴めない乳肉を乱暴に揉みながら腰を振る。
最奥に亀頭がぶつかるたびにプシッと愛液が吹き、破瓜の血を流して膣の滑りをよくしていく。
「あっ、ちがう……っ、私は感じてなんか、あうんっ!」
言葉にして、感じていないと主張するエルザだが、淫らな体は肉棒で子宮口を叩かれ、膣壁をこすられて悦んでいる。
男心くすぐる反応と極上の女体を楽しんでいた男だが、腰の動きが早くなっていく。
「おらぁ! そろそろ出してやっからな! 俺のガキ孕ませてやるよ!」
「え、あ、や、やだぁ! やめて、だすならそとに……!」
エルザが真っ青になりながら、なんとか膣内射精から逃れようとするが、拘束されている彼女は身をよじることすら満足にできない。
太ももを掴み、腰を安産型の尻に叩きつけながら男は亀頭を子宮口に密着させる。
「いやあああああぁぁぁぁぁぁ…………!」
絹を裂くような悲鳴を上げるエルザ。
彼女の子宮に流し込まれた白濁液は、一滴も零れることなく子宮内に収まり、精子たちは早速爆乳美少女の卵子に受精すべく動き始めていた。
「最高だ……明日、まだ残ってたら使ってやるよ」
「あぐっ、に、妊娠、しちゃう……」
嗚咽を漏らしながら絶望するエルザに醜悪な笑みを浮かべながら男はトイレを後にする。
入れ替わるようにして、股間をいきり立たせた別の男が足早に入ってきた。
「あっちもお盛んねえ」
隣から聞こえる嬌声に感心したような独り言をつぶやくのはシビラ。
エルザ同様拘束されており、膣口からは白濁液がドロドロと垂れている。
「へっへっへ……こいつぁまたいい女が入ったなぁ……」
「あら、また粗チンが私のマンコにしょっぼい精液吐き出しにきたの? ならさっさとコキ捨ててくれない? あんたらのちっさいブツじゃ、たいして気持ちよくなれないんだから」
嘲笑しながら挑発するシビラ。
相手の男は沸点が低かったのか、青筋を浮かべる飛びかかるように挿入する。
「ぐう……っ!」
「苦しそうな声出してんなぁ? 粗チン相手なんざ余裕なんだろ?」
「ハッ! ちょっと乱暴だったから声が出ただけよ。ポークピッツをいくら擦ろうが、私は喘がないから」
顔を歪めながらも、シビラは強気の態度を崩さない。
その顔を快楽で歪めてやろうと、男は全力のピストン運動を始める。
じゅっぷじゅっぷと前に出された精液が男の肉棒によって掻き出され、外へこぼれて新しい子種を受け入れるスペースが作り出される。
「ふっ……んっ! どうって、こと、ない、わね……あん!」
「口だけは達者だな……おら!」
「んひぃ!?」
口を閉じないシビラに苛立った男が、目の前で存在を主張する乳を叩いてきた。
自慢の美巨乳を叩かれたシビラは、色を含んだ悲鳴を上げる。
「ほお~? 乳が弱いのか? ……ふんっ! ふんっ!」
「いぎゅっ!? ああっ! もうやめてぇ!」
男はニヤリと笑って腰を振りながら左右の乳房をビンタする。
白く美しい美巨乳が赤くなっていく様は痛ましいが、叩かれているシビラはメスの声で泣き叫んでいる。
「く、はは……。ポークピッツがなんだって? 偉そうなこと言って、いい声で鳴いてんなあメスブタ」
叩かれるたびにきつく締まるシビラの膣とシビラの情けない姿に満足した男は、解放を求める下半身の欲求に素直に応じた。
「んああああああんっ!!!!!」
ボロい部屋がビリビリと振動するほどの声を出しながら絶頂するシビラ。
射精を終えて萎えた肉棒がシビラの膣内から抜かれると、バケツをひっくり返したような量の精液が逆流する。
「ふうーっ、こんなに出したのは久しぶりだぜ……。また使ってやるから壊れんなよ? ブタ女」
「ひぎゅっ…………!」
去り際にシビラの乳房を思いっきり叩いて男はトイレを後にした。
『トランス・セクシャル・パーティー全構成員に告げる。書類を開封し、記された命令を実行せよ』
現地人には触れることすら困難な封筒から取り出された作戦指示書を見、驚愕か納得の表情を浮かべて連絡の続きを待つ。
『全員の任務が完了次第、計画を前倒しする。なおこれは法国と白金の竜王の了承を得ている』
その一言で、TSP全員が理解し、覚悟を決める。
最良の未来を手にするための戦いに赴く覚悟を。
『――王国を、落とすぞ』