異世界 定食屋 朝日食堂 異世界セックス漂流記 エロイラスト付❤️ 作:みなぽん
アイ ファイルーズ
ミオーシャ レッドリバー
異世界定食屋 朝日屋 そこに思わぬ客が来ていた。鬼志田首相の秘書の服部狂花。(はっとりきょうか)
黒髪ロング切長の瞳、楚々とした和風美人に見えるが文武に秀でた首相SPであり、首相の命令で警護から夜の相手まで何でも務める女だ。いわゆるお庭番の一人だ。
「小日向先生、今回また異世界とコーディネートしてほしい人がいるんですが」
狂花が涼しい顔をしていった。
「異世界よろず屋に、異世界旅行家、みんな元気にやってるようだ。金の亡者や軍人でないならコーディネートしてやるよ。」小日向は不機嫌な顔で言った。
言うまでもなく朝日屋のスポンサーは日本政府だ。だが、小日向の本職は大学教授であり、国家の覇権拡大や経済的利益といった国家の持つ本質的欲求に関しては冷淡だった。
「ふふふ先生の性格はよくわかっています。今回お願いしたい人物は、そんな俗世をの欲にまみれた人ではありませんよ。私も尊敬する医師です。」
普段は感情を表に表さない狂花が珍しく頬を染めて言った。どうやらその本人を連れてきているらしい。
「とりあえずスポンサー様の意向だ。話ばっかりは聞いてやるさ。本人を呼んでこいよ。ツラを見て決める。それまでこれでも食って待ってろよ!」小日向は狂花に茶菓子を出した。
彼の手作り芋羊羹。彼は目の前の狂花をそれほど嫌ってはいないようだ。
そして、小日向の前に、新たな異世界転移者候補が現れた。
歳の頃は小日向と同じくらいだろうか。狂花は医師と言ったがその外見に白衣の研究者のイメージは無い。端正な顔立ちだが頬に醜い傷があり彼の生活が尋常なものではない事を物語っていた。
医師の諏訪部 健也 国境なき医師団の一員として世界を巡り歩いてきた男だ。先端技術と拝金主義にまみれた都市生活者の医療には全く興味がない。命の瀬戸際で懸命に生きる人たちを支えることが彼の生きがいなのだ。
「ほう、お医者さんかよ?しかも国境なき医師団とは物好きなものだな。異世界が危険なところだってなわかってんだろ。ほのぼのファンタジーな世界とは違うんだぜ。」小日向がいう。
「ほのぼのファンタジーなんて、今の世界にもありませんよ。世界は戦場です。それを私たちが知らないだけなんです。」諏訪部の瞳には曇りがない。覚悟の座った瞳だ。
「いい目をしてる。信念のある男の瞳だな。」小日向は一目で諏訪部が気に入ったようだ。
「とりあえず膝を交えて話そうじゃないか。今つまみを作る。酒でも飲もうぜ。」
「マスター、ベヒモスのハムとゴブリンの干物もの持ってこようか?」2人の様子を気にかけていたのか、扉を開けてひょっこりと月の光を宿した白銀の髪をした。赤い瞳の美少女が顔を出した。アイスガルドのヴァルキューレ騎士団の白き乙女、フラズグズ・スヴァンフヴィート、アイスガルドにはエッダの騎士と呼ばれる騎士たちがおり、その最上位に君臨する者としてヴァルキューレの9姉妹と呼ばれる者たちがいる。月姫はかつてその1人であったが、とある事件で、小日向に命を救われて、以来、朝日屋の従業員となった。月姫は生まれ変わると決めた彼女に小日向が与えた名前だ。
肩書きだけ聞くと、妙にかっこいいが、私生活は極めてポンコツで戦い以外は究極の役立たずだ。
「ああ、頼むよ。月姫。」小日向は笑顔で答えた。
「うん❤️」小日向が言うと月姫は頷いてキッチンに駆けていった。
「あの子は?」諏訪部が聞く。
「ああ、俺の養女のようなものだ。」小日向は答えると話を続けた。
「で、その命の瀬戸際を生きる医師様がなんで異世界に?まさか医療ボランティアでもあるまい?」小日向が聞くと諏訪部は、「ちょっとアフリカの小国で難民キャンプを襲った民兵を殺してしまって、医師団をクビになったんですよ。私たちが懸命につないだ命を、あいつらは簡単に奪い去っていくんですよ。私が治療した少女を病院のベッドの上で民兵達が犯していました。そして、首を絞めて殺しました。情けないですよね。銃を持った人間に我々は抵抗できないんですよ。だから、あいつらの飲んでいる酒にちょっとした薬品を盛ってやったんです。どこにでもある筋弛緩剤ですよ。人間は簡単に死ぬんです。」諏訪部は悲しい目をして言った。
「おいおい、物騒な事言うね。」
「そうですね。こんな奴だから異世界で何があっても大丈夫です。回復魔術や蘇生魔術にも興味があります。それができるなら、医療のない国できっと役に立つはずです。高い薬を買わなくても人を治すことができる。私は場所が変わっても人を救う仕事を続けたいんです。先生のレポートを読みましたが、この世界の魔術は外傷は治せても、感染症には大きな効き目は無いですよね。私は異世界で、この世界の疫病と戦う。そして魔法を覚える。それが当面の目的です。
先生にはご理解頂けると思いますが?」諏訪部がまっすぐに小日向を見据えて言った。
「ふむ……俺は異世界の連中が気に入っている。最初は医者がくるって聞いたから、異世界の連中をモルモットにしたいとか、そんなふざけた話かと思ってた。最初に尖った態度で迎えたことを許してくれ。」小日向は諏訪部に異世界の酒を注いだ。「沿海酒アーゼルハイドラドのワインだ!俺的には、イタリアワインにも負けないと思っている。そしてクセの強いカルザス産のゴブリンの干物によく合う❤️」「これは、ありがとうございます。」諏訪部はグラスを小日向に掲げて乾杯のポーズを取ると一口飲んだ。
「うん!美味しいですね。ワインも干物も!」
「そうだろ?この酒は異世界でも評判がいいんだぜ。酒も女も人情も異世界には良いのがいっぱい、、」
小日向が言いかけた時だ。
「はい❤️おまたせしました〜サラマンダー鍋持ってきたよ❤️」月姫が鍋を抱えて入ってきた。
明らかに危なっかしい手つきだ。そして案の定、盛大に転ぶ!宙を舞うサラマンダー鍋。
「諏訪部先生危ない!」
しかし、それを彼女の背後から酒瓶を持って入ってきた狂花が見事なバランス感覚で空中で受け止めた。
「ありがとうございます。狂花さん」諏訪部が頭を下げる。
「いえいえ、諏訪部先生❤️私は先生をお世話する立場、当然の事です。怪我がなくて何よりでした。それにしても、小日向先生、お宅のポンコツ娘にちゃんと注意してくださいね!」諏訪部に笑顔を小日向には絶対0度の表情を見せた。どうやらクールに見えて、多感な乙女のようだ。
こうして小日向は諏訪部医師の異世界生活のコーディネートを引き受けた。
異世界定食屋やよろず屋の躯体を使い内装は途上国向けの実戦的な治療設備とした。
看板は「諏訪部診療所」に赤十字マークだ。
「とにかく異世界は危ないところだ。早いうちに現地の人間を護衛に雇うことだ。治療をするにもリスクを避けるにも、生活をするにも、現地人の感覚は大事だからな。」
小日向は諏訪部にアドバイスした。「ありがとうございます。小日向先生、」諏訪部は頷いた。
こうして異世界の地に「諏訪部診療所」がオープンした。
最初の転移地は山と森に囲まれた鉱山の街「ジョーバン」小日向と懇意なハーフエルフ、エーリカ ストリングスと子供たちが焼き鳥屋をしている街だ。
古い西洋の街並みを思わせる町。しかしつぶさに見れば随所に粗さが目立つ、建物はどこかボロボロで雑草が生えて、装飾品の作りも極めて荒い。どうやらリアルな中世の街並みのようだ。
道路に自動車や街頭はなく、舗装されていない土の道を馬車が走り道端に馬糞が転がっている。
そして何よりも驚くべきは街の住人たちだ。
異世界 いわゆるファンタジー世界でエルフ、ドワーフ、ホビット、レプラカーン、巨人族、魔族、人族、獣人など多様な種族が歩いているのだ。
この景色を見ればファンタジーは想像の産物でなく実際にこの光景を見て作られたものだと容易に想像ができる。
とにかく、最初はカルチャーショックだ。ごつくて丸いドワーフ、長い耳のエルフ、子供たちのように見えるホビット、ケモ耳好きにはたまらない獣人たち、最初は怖くて近寄れなかったリザードマン、姿形は十人十色とはまさにこの状況だろう。
異世界はバベルの大魔法ですべての人種がお互いの言葉を理解することができるようになっている。
その点は非常に便利であった。
しかし定食屋と異なり、診療所は異世界の人々にとって貴族や富裕な商人にのみ許された特別な存在と思われており
なかなか人が寄り付かなかった。そして異世界が初めてでコミュ力も高くない諏訪部は早くも挫折をしていた。
「小日向先生のアドバイス通り、早く現地の人を雇わなくてはな。」諏訪部はジョーバンのギルドに求人を貼った。
「診療所の手伝い兼雑用、ボディーガードを求めます。報酬は1日9シルバーから、」とりあえず見よう見まねで出したものの、一体どんな人材が欲しいのかつかみかねる求人内容で募集者もなかなか集まらなかった。
しかし、ある日、エーリカの紹介で1人の娘がやってきた。
濃緑の長い髪をサイドテールに纏め、かわいいネコミミがぴょこんと生えている。豹の獣人だというが猫特有の鋭い紫色の三白眼をした少女だった。扇情的な黒の肩出しドレスは腰のあたりで無骨なベルトで締められ、その背に2本の短剣が挿してある。スカートは膝上と短くしなやかな生足と尻尾がのぞいている。
「私はアイ ファイルーズ 豹の獣人、職業はアサシンです。」
彼女の言葉に諏訪部は思わず聞き返してしまった。
「人殺しが職業なんですか?なぜそんなことを胸を張って言えるんですか?」
そこには、恐怖と軽蔑と自らと異なるものを見る警戒の色があった。
「諏訪部さん!アサシンは犯罪者や殺し屋とは違うんです。戦いと探索とサバイバルをこなす冒険者のスキル名です!単独行動も求められるのでマルチスキルの持ち主です。諏訪部さんの求人通りの子ですよ。そんな目で見ないであげてください。」
ハーフエルフのエーリカが口添えをしてくれなければ諏訪部は彼女を追い返しただろう。
諏訪部が放った「人殺し」という言葉は、彼女の胸を鋭く抉った。
「いいんですよ、エーリカさん、この人の言う通り、私は人殺しです。それ以上でもそれ以下でもない。」獣のような鋭い三白眼で諏訪部を睨む。
彼女はここに来る前にとある国で悪辣な荘園主夫婦を殺している。妻は奴隷を鞭打つことを好み面白半分に殺してきた。夫は奴隷の娘や妻を強姦し家族の前で殺すのを楽しむような最低の男だった。
そして心ある者たちが彼女を雇い荘園主を殺させたのだ。
荘園主はベッドの中で年端も行かない獣人族の娘を犯していた。その背後に回り込みサギーコードで首を絞めて殺した。絶対的な権力を誇っていた男があっさりと息を引き取った。
日頃、奴隷を打ちムチ打っていた奥方は恐怖に目を見開きながら子供を連れて逃げた。
彼女は奥方の鞭を取り上げ鞭打ったがわずか3回打ったところで絶命した。。「人殺し!」荘園主の跡取り息子の少年は目にいっぱい涙を浮かべて彼女を睨んだ!しかし彼女は無言でその場を去った。荒れ狂う奴隷たちの集団がこちらに向かっていたからだ。結果は言うまでもない。奴隷たちは少年を取り囲んで日ごろの怒りをぶちまけた。少年はめった打ちにされてボロ雑巾のようになって死んだ。
彼女の生まれたアズール村は狩猟者の村だ。彼らは、日頃はモンスターなどをハンティングして生活を立てているが、ギルドに求められれば獣と同じように人間を狩り麦を収穫するように、人の命を奪った。
諏訪部は少女の顔をじっと眺めていた。美しい顔立ちの異世界の少女、あの難民キャンプで殺された娘に少し似ていた。汚い打算や歪んだ欲望のないまっすぐな瞳、ゆえに哀しい。
難民キャンプにいた娘は少女兵だった。怪我を治してやった諏訪部に感謝して、何でも1つ願いを言ってくれと言われた。その時、彼が彼女に望んだのはもう人を傷つけないでくれという願いだった。難民キャンプに乱入した民兵たちに対して、彼女がその気になれば抵抗できたのかもしれないのに殺された彼女に抵抗の跡はなかった。
諏訪部の心の古傷がいたんだ。
理由抜きで殺人を否定するのはたやすい。しかし、過酷な世界では戦うことが生きることに他ならないのだ。
異世界で生きるなら自分にはこの娘の持つ厳しさが必要だと彼は思った。
「すまない、、。失礼な言葉を許してほしい。君を雇用しよう。」諏訪部は少女に頭を下げた。
「別に構いません。私も人並みの善悪はわかる人間ですから、先生の気持ちもわかります。私はアイ。よろしく頼みます、先生!あ、この格好は少しはしたないですが、気にしないでください、これは戦うときに都合がいいんです。」
彼女の言葉は無愛想だが裏腹にその瞳には安堵が浮かんでいた。
こうして異世界の診療所に住み込みの従業員が加わったのだった。
朝の光が差し込む頃、諏訪部は香ばしい匂いで目を覚ました。
診療所の台所のフライパンで、彼女が薄焼きのパンを焼いていた。この世界でよく食べられる。インドのチャパティのようなパンだ。
そして外の囲炉裏ではヤマドリがジュウジュウと脂を吹いて焼けていた。
「アイが昨日、狩でとったヤマドリか?」
諏訪部が聞くと、
「はい先生。私は猟師の娘ですからね。獲物を狩るのは得意なのです❤️」
見た目にはわからないが、アイがちょっとどや顔して笑っているように見える。
彼女は渡した給料で村のバザーで食料を買い診療所に持って帰るようになった。
お客が全く来なくて、売り上げがあがらない診療所としては彼女の親切はとても助かった。
アイはこうして諏訪部の分の朝食を作ってくれているのだ。彼女は焼き上がった山鳥の肉をきれいにほぐして、採取したハーブと共に薄焼きパンに挟んで差し出した。
「クルディチケンバブだよ。」彼女が旅先で覚えた料理のようだ。
冒険者である彼女は、とにかく見聞の広い娘だった。
彼女の料理は美味しい。特にこのチャパティとヤマドリの焼き鳥は絶品だ!
「ありがとうな。アイの作るご飯はおいしいなぁ。」諏訪部は礼を言った。
「先生!そういうのいいですっ」アイは照れ臭そうに頰を染めた。
アイは愛嬌振りまくタイプではないがふとした心のふれあいになんとも魅力的な表情をする娘だった。
2人が朝食をとっていると診療所の玄関が開いた。
「小日向先生!おはようございます!」1人のハーフエルフが挨拶をした。エーリカだ。
彼女が深刻な表情をして彼を訪ねてきた。どうやら鉱山で病人が出たようだ。
「鉱山で怪我したドワーフのザドルドが悪魔に取り付かれたみたいなんです。」
エーリカが言う。
「悪魔?見たのか?」諏訪部の問いにエーリカは首を横にふった。
「怪我をするとその傷口から悪魔が入ることがあるんです。悪魔に入られた人は高熱を出して、死んでしまうか、怪我した場所から体が腐っていってしまうんです。」彼女は怯えたように言った。
異世界では細菌と言う概念がなく、感染症のほとんどが目に見えない悪魔の仕業とされていた。
そして、体細胞の活性化によって傷を治すヒールではこうした感染症への対応力は脆弱であった。
「わかった!とにかく行ってみるよ。」諏訪部は立ち上がった。
山間の鉱山街ザドルド、岩肌の崖にへばりつくように無数の掘っ立て小屋が並び、オリハルコン鉱石を採掘する作業場では多くのドワーフたちが働いていた。そんな中で一際異彩を放つ建物がある。ここが悪魔に取り憑かれたという作業員ザドルドが隔離されている部屋だ
「先生、どうかうちのひとを助けてください。」
ザドルドの妻、リィーティアが縋り付く。
「まずは患者を見せてください。」
諏訪部は熱を測り問診をした。これは間違いなく破傷風の症状だ。
破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気だ。
主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、高熱を起こし、神経に作用することで口顎の疲れ、歩行や排尿・排便の 障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせ息ができなくなって死亡する。ザドルドはまだ症状の初期だ。小日向のセックスを通じた異世界人の生態調査で身体構造は人間と変わらないことはわかっている。
「アイ!アルコール綿を!創傷部を十分に洗浄消毒し、メトロニダゾールによる抗菌薬治療を行います。」
「うおっ!お、俺に何をするんだ!」注射をみて怯えるドワーフ!
「あの、これはメトロニダゾールといって」
「ひぃ!毒を盛るつもりか!」諏訪部の言葉を遮って怯えあばれるザドルド。
「一体どうしたら?」異世界人の医療への無知に困惑する諏訪部。
「静かにしなさい!」突然、アイがザドルドの頰を平手打ちした。パァンッと乾いた音が室内に響いた。
「先生はありがたい聖水を打って悪魔を追い払って下さるのですよ!あなたはうちの先生の言うことを聞いてればいいのです!」彼女は氷の形相で言い放つ。
「ヒイッ!」ザドルドは大人しくなった。
「とにかく、治療を」諏訪部はそういうとメトロニダゾールを注射した。
そして抗菌薬入りのガーゼを当てて包帯を巻いた。
「これで大丈夫でしょうが、熱が下がらなければまた来てください。」
諏訪部の言葉にリィーティアは安堵したように笑った。
「先生、ありがとうございます!このお礼は必ずしますから!」彼女は何度も礼を言っていた。
鉱夫のザドルドが悪夢の傷を諏訪部の治療で克服したという噂はジョーバンの町に駆け巡った。
適切な治療がなければ破傷風の致死率は極めて高く土から感染する破傷風は地底で作業する鉱夫にとってはまさに悪魔の病気だった。それからは、彼の診療所は先客万来となった。そんな諏訪部診療所に夜も更けて客が来た。
「診察をお願いしたいのだけど」そこに現れたのは獣人族の女の行商人だった。
皮の胸当てに大きな背負い袋、白いシャツに青いスカート、身体はグラマラスでとんがり耳に空色の瞳、髪は金と茶の中間色のような癖っ毛のボブカット、ふさふさとした尻尾があった。
「こんな夜にどうしたんですか?」
しかし、狼獣人の商人はお構い無しに診療所に上がり込んだ
「治療を頼みたいのよ」それは大変だ!早速診察しようと部屋に招じ入れる諏訪部にアイが言った。
「先生、そいつを部屋に入れちゃダメです。この狼獣人の女はミオーシャ!ジョーバンの薬の行商です。悪魔の病気を治すと言って効き目のない魔法薬を売りつけているやつです。きっとよからぬことを企んでいます。」
アイが言うと、狼女はムッとしたように反論した。
「何を言うか!私の魔法薬はホンモノだ!先生に診てもらいたくてきたんだ。騙すなんて卑しい真似はしない!」
確かに怪我をしており、体調は悪そうだ。諏訪部は自らを頼ってくるものを断ることができない。
「とにかく診察します。夜ももう遅いからアイは休んでいなさい。」そう言って諏訪部は殺気込めて睨むアイを下がらせ、狼獣人のミオーシャを診療室に入れた。
「慈悲深く優しい先生を尊敬してます。でも先生はお人好すぎます。」
アイはそう言うと出ていった。
そして部屋には諏訪部と狼獣人のミオーシャだけが残った。女性なので、そんなひどい事はしないと思うが油断はできない。
「さて、患部を見せてください」諏訪部が言うと狼獣人はためらうことなく服を脱ぎ裸になった。大きなメロンほどもある。乳房がポロリとこぼれ落ちる。圧巻のグラマラスボディだ。
そこには生々しい切り傷打ち傷があった。
「これは、一体?」諏訪部は驚いた。浅いものだが集団にめった打ちにされたのか全身に無数にあるためとても痛々しい。はい
「わかりました。とにかく治療をしましょう」そう言って諏訪部は傷の一つ一つに薬を塗った。そしてガーゼを当てて包帯を巻き始めた時、突然狼獣人が動いた!彼女は素早く諏訪部の手を押さえつけるとそのまま床に押し倒した!
「何をする!」思わず叫ぶ諏訪部だが、狼獣人は構わず彼のズボンを脱がせにかかった!
「先生、私はな、この鉱山で怪我人が出るたびに手作りの魔法薬で儲けていたんだ!いかさまじゃない!ちゃんと薬草も使って魔力も込めた薬だよ。でも先生の治療にはかなわない。先生のおかげで詐欺師扱いされてボコボコだよ。先生は邪魔な存在なんだ」
狼獣人はニヤリと笑った
そう言って笑う彼女の目はまさに獣のそれであった。
ヘタに抵抗すれば何をされるかわからない。
彼女はそのまま諏訪部の下着に手をかけた。
「やめろっ!」諏訪部は抵抗しようとするが力が強い!
「私の仕事を奪った先生には私のツガイになってもらう!」
彼女はそう言うと、諏訪部のズボンを脱がせ始めた。
「先生!抵抗しても無駄だよ❤️セクシーなおじさんたまらないね」
狼獣人ミオーシャはそう言って笑う
「くっ!」諏訪部は必死に抵抗するが力が強い!そしてついに下着まで剥ぎ取られてしまった。
「ふふふ、イイモノもっtwるじゃん❤️」ミオーシャは舌なめずりをする。
「貴様、卑怯者め!」諏訪部は叫ぶ! しかしミオーシャは聞く耳を持たず、彼の体をまさぐり始めた。
「ふふふ先生って男なのに綺麗な肌してるよね」
彼はそう言って諏訪部の体をなめ回す。その舌はとてもざらついていた。
「ひゃあっ」思わず声を上げる諏訪部。そんな彼の反応を見てミオーシャはさらに興奮しているようだ。
そしてついにミオーシャは諏訪部のモノに手をつけた!それは大きくそそり立ちビクビクと脈打っていた。
「先生、私のも舐めておくれよ」そう言ってミオーシャは諏訪部の上にのしかかった。
そして無理やり彼にクンニを強要する。
「むぐっ!」濃いメスの匂いを押し付けられ動けない!
狼獣人はそのまま諏訪部の体を愛撫し始めた。その手つきは荒々しくも同時に的確に感じるところを責めてくる。「うっ、あっ、やめろっ!」諏訪部は抵抗するが力が入らない。
「ふふふ私の身体に興奮してるんだ❤️」ミオーシャはそう言って諏訪部のモノを掴む。そして激しくしゃぶり始めた!「うっ、ああっ!」思わず声を上げる諏訪部。しかし彼は止めることなくむしろ奥まで咥え込んでいく!
「あっ、だめっ」諏訪部は限界を迎えようとしたその時だった。突然、ミオーシャの動きが止まった。
「出すなら私の中に出しておくれよ」そう言うとミオーシャは自分の割れ目を見せつけるように腰を突き出した。
そして、諏訪部のものをつかむ!「や、やめるんだミオーシャ!」
長さは20センチ近くあり太さもかなりのものだった。ミオーシャは強引にそれを自らの膣に押し込もうとする!
「ふぐぅっ!」暖かい感触に包まれる諏訪部のイチモツ
「先生、大人しくしてろよ、抵抗したらぶっ殺すからな?」ミオーシャはそう言うと腰を動かし始めた。
ずぽっ、ずぼっと音を立てながら出し入れを繰り返す。諏訪部は必死に抵抗するが力が入らない。
ブルブルと彼女の豊かな乳房が揺れる。興奮しているのか二つのつぼみはカチカチに勃起していた。
やがてミオーシャの腰の動きはどんどん早くなりそしてついにその時が来た。
どぴゅっ!勢いよく放たれたそれは諏訪部の精液がミオーシャの子宮を満たしていく。
「うう!イグっ❤️先生、びゅーーびゅーーーーって私を妊娠させるつもりかい?」
狼獣人はそう言うと割れ目を開き彼が吐き出したものを見せつけた。
「どうだい?私のおまんこは気持ちいいだろう?」ミオーシャはそう言うと諏訪部の股間に手を伸ばしてきた。そして彼のモノを掴み上下させる!
「先生、まだ出るんだろう?今度は口に飲ませておくれ。」彼女はそういうと今度は手でしごき始めた!
「うう!」諏訪部は必死に抵抗するが力が入らない。そして再び射精してしまった。
どぴゅっ!今度は彼女の口に大量に注がれる。
「ふふ、先生❤️」ミオーシャはそう言うとそれを飲み干した。
「濃くて美味しい、まだできるよね❤️」彼女はそう言って諏訪部のモノを掴むと自分の秘所にあてがい一気に挿入した! ずぶっという音とともに根元まで入る。半ダチのちんぽを膣内でフルボッキに追い込むのだ!
そして激しく動き始める。パンッ!パァンッと肉同士がぶつかる音が部屋中に響く。
「ほぉ゛~おひんほ~~ッッ♡♡゛ おぉ゛ッ♡ おっ♡ お、 ぉ……っ♡いぐ お、 お゛、 お゛ぉ ~~~~…イグっ♡♡゛」
ミオーシャは絶頂に達しようとしていたのだ!「うっ、出るぞ!」諏訪部も叫んで彼女の中で果てた。どぴゅっ!ぶりゅーーーと勢いよく出されたそれは彼女の子宮を満たしていく。
「ふふ❤️先生❤️」ミオーシャはそう言って諏訪部の上に倒れ込みキスをした。
「これで私のモノだ❤️これから先生は私のために稼いでくれ」
彼女はそう言って笑ったのだった。
しかし、そこへアイが飛び込んできた!「先生に何をする!この泥棒犬め!」
「はぁ、何なんだお前?いまさら!先生は私がマーキングしたぞ」ミオーシャはアイを見てせせらわらう。
そして諏訪部にしたのと同じようにマウントを取りアイを押さえつけた。
「な、何を!」アイは必死に抵抗するが力では敵わない。
彼女は裸に剥かれるとそのまま床に押し倒された!
「ふふ❤️見なよ猫娘!先生は私の中にこんなに出してくれたのよ」ミオーシャはそう言って諏訪部のモノに種付けされた自分の割れ目を見せつけた。
「やめろ!それはお前が無理矢理やらせたんだろう!」アイがシャーーーッと髪の毛としっぽを逆だたせる。
「ふん!お前に何ができる!お前の主人は金になる。だから私はこいつのツガイになると決めた。」
ミオーシャはそう言ってアイの首を絞めた。
「ぐぇっ!あがっ!」
窒息しそうな状況にアイは必死に抵抗するが、首を絞められた状態では何もできない!
「やめるんだ!ミオーシャ!」諏訪部が必死の思いでミオーシャに飛びかかる!
しかし、ミオーシャはアイの首から手を離さない。
「先生!邪魔しないでおくれよ!」「うわぁっ!」
彼女はそう言うと諏訪部の体を振り払った。狼族の獣人の力は強い!
諏訪部の体がものすごい勢いで、壁に叩きつけられた。
「よくも先生を!」アイが激しい怒りの炎を静謐なる闘志に秘めて立ち上がった。
アサシンの戦いは徹底的にクールに静謐に非情に徹することだ。
彼女はまさに本気になったのだ。。
「ほお、猫娘のくせになかなかいい目をしてるな」ミオーシャもその姿に危機感を覚え身構えた。
彼女は荷物からブロードソードを取り出す。行商人になる前は剣闘士奴隷として鳴らした娘だ。
「アイ!やめるんだ!」諏訪部は叫ぶが、彼女は止まらない!
「先生、私に任せてください。こんな泥棒犬は私が殺します!」そう言うと彼女はナイフを取り出し構えた。そして一気に間合いを詰める! しかし歴戦の剣闘士であるミオーシャも負けてはいない!
「アイ、お前はなかなかやるじゃないか」ミオーシャはそう言うとさらにスピードを上げる。そしてついに彼女のナイフをかわすとそのままアイに切りつけた!しかし、その一撃をアイが受け止める!
「くっ!」ミオーシャが怯むとすかさずアイは蹴りを入れる!アサシンの戦い方は、剣だけではなく全身を使う。
小柄な彼女の蹴りだがアサシンに伝わる闘技クラヴマガの術理に沿った蹴りは強烈だ!
「ぐはっ!」ミオーシャは吹き飛ばされた! しかし彼女もすぐに体勢を立て直すと再び攻撃を始める! 二人の攻防はさらに激しくなり、部屋中に金属のぶつかる音が響く。
「やるじゃないか!猫娘!」ミオーシャが叫ぶ!「にゃ」アイは小さく気合を入れると、さらにスピードを上げた!そしてついにミオーシャの懐に潜り込んだ!「しまっ」ミオーシャはバランスを崩し転倒する!その隙を逃さずにアイはとどめの一撃を放つ!まさにアサシンの必殺の一撃が加えられようとしていた!「殺すな!アイ!」諏訪部が叫ぶ!ザクッ!アイの短剣がミオーシャの首の1ミリ横の床に突き刺さっていた。彼女の股間から恐怖のあまり失禁の小水が漏れ気絶した。
アイはミオーシャを縛りつけた。
そして、諏訪部の方を見た。
「先生、私が忠告したのにこんな雌犬を中に入れて!」アイの紫色の三白眼が彼を睨んだ。「違うんだ!彼女は怪我をしていたんだ。だから治療をした」諏訪部は弁解する。
アイは頰を膨らませた。
「あの雌犬のせいで、こんな怪我をして」
しかし、すぐに反省の表情を浮かべると跪き彼の頬の傷に顔を近づけた。
先ごろ、壁に叩きつけられたときにできた傷だ。
そして舌でちろちろと舐め始める。それはまさに献身的な行為だった。
「先生、私がついていながら、ごめんなさい!」彼女の舌使いは優しく丁寧だ。まるで主人に許しを乞う奴隷のように……。
「いいんだアイ、ありがとう…君は何も悪くない。よく助けてくれたよ。感謝してる。…」諏訪部もそんなアイの頭をなでる。
「先生❤️アイは先生をお慕いしています。」アイは満足そうに目を細めた。そして諏訪部にキスをした。
彼女の舌はまるで生き物のように絡みついてきて諏訪部を興奮させる。
「んっ……んん……」小さく柔らかい体でぎゅっと抱きついて、キスをするその姿はとても可愛く淫靡だった。
「アイ、これ以上されると、俺は君に取り返しのつかないことをしてしまうよ」
諏訪部はアイを必死の思いで引き剥がした。
「先生…こんなアサシン女ですけど、私、先生のことが……」アイはそう言うと諏訪部に抱きついた。彼の胸に顔を埋めて甘えるようにスリスリするその姿はまるで子猫のようだった。「お願いです。私から全てを奪ってください。」瞳を潤ませてささやくアイ
そして諏訪部もそんなアイを抱き寄せる。
「ふふ❤️」嬉しそうに微笑むと再びキスをする。今度はそっと優しく触れるだけのキスだ。
「先生、愛してます❤️」そうささやく彼女の目には涙が浮かんでいた。それは嬉しさの涙だった。その姿に、諏訪部の理性は完全に蒸発した。「アイ、愛してる。」諏訪部はそう言うと彼女の唇に激しく吸い付いた。そしてそのままベッドに押し倒すとその小さな体を組み敷いた。
「先生❤️嬉しい❤️」アイは歓喜の声をあげた!
「ああ❤️大好きです❤️愛しています!」彼女は完全に発情していた。目を潤ませ頬を染めているその姿はまさにメスの顔だった。そんな顔をされて正気でいられる男などいないだろう。諏訪部も例外ではなかった……彼は自分の欲望を抑えきれずに彼女のドレスを脱がした。Cカップの形の良い乳房が震える。
「可愛いよ❤️アイ」諏訪部は壊れ物を慈しむように、彼女の体を愛撫する。小さなピンク色の蕾を吸う。「あっ❤️ああん!先生❤️」彼女は甘い吐息を漏らした。そして彼女の秘所に手を伸ばすと優しく撫で回す。すでにそこは洪水だった。
彼女はこっそり諏訪部とミオーシャのセックスを覗いていたのだ
「先生❤️早く、私にください❤️」アイが懇願するように諏訪部を見つめる。
「わかった!」そう言うと彼は自分のモノを取り出した。それは既に天を突くほど勃起していた!アイは恥じらいながらも、パンティーを脱ぎ、諏訪部を迎えるようにスカートをまくり上げた。ミオーシャとは異なるまだ幼い割れ目。
しかし、彼女のそこは十分すぎるほど濡れていた。
「先生❤️」アイは諏訪部の背中に手を回して抱きつくとそのまま一気に挿入した!
「ああん❤️先生の逞しいのが、入ってる!」アイが歓喜の声を上げる!彼女の中はまるで別の生き物のように絡みついてきた。それはまさに名器だった。その締め付けに諏訪部も思わずうめき声を上げる。そしてピストン運動を開始した。
パンッ!パンッ!小気味よい肉の音と同時に2人の体液が飛び散る!
彼女が小さな体をぎゅっと抱きしめながら、抱き潰すように、彼女の体を味わう。柔らかい体だ。甘酸っぱい大臭、彼を求める甘えるような声、その全てが諏訪部の欲望を刺激した。
突き上げられるたびに、彼女は切なく喘ぐ。
「先生❤️ぁぁ、、、ぁ、、あっ!ぁぁ、、ぃゃなにす……っ、やめっ!そ゛こだめッッ!! いや、んんっ、。恥ずかしい、んんあっ❤️」
「先生❤️先生❤」アイは必死に諏訪部にしがみつく。そして彼の背中に爪を立てた!
「あっ❤️あ゛ぁッ!!いぐ、イっぢゃう!」彼女は絶頂に達した。
しかしそれでも彼は止まらない!さらに激しく腰を動かす。彼女の小さな体が壊れそうなほど強く抱きしめながらピストンを続ける。
パンッ!パァンッ!!激しい肉音が響く!
「ん゛ん゛っ!だめ、またきちゃう!もう許してください、先生! 」彼女は泣き叫ぶが諏訪部は止まらない。そしてついにその時が来た。「アイ、出すよ!」
「はい❤️来てください!先生の子種を私の子宮に注いでください!」
どぴゅっ!びゅーーっ!!彼女の小さな体には収まり切らないほど大量の精液が流れ込んでくる。
「ああん、熱いの出てるぅ……❤️」彼女はビクビクと体を震わせながらそれを受け止めた。
しかしそれでもなお彼のモノは萎えない。「先生❤️もっとください。」アイはそう言うと再び諏訪部を求めた。そしてそのまま2回戦が始まった! 結局、諏訪部は一晩中彼女を抱き続けた……。
翌朝、彼は目を覚ましたが隣に彼女はいなかった……。
エピローグ
窓の向こう側で、焚き火の炎が燃えている。串に刺した魚が美味しそうに焼かれていた。そして台所では彼女が上機嫌で鼻歌を歌いながら、麦と米のリゾットを作っていた。
「先生、朝ご飯ですよ。」彼女が子猫のように布団に潜り込んでくる。
「ふふ、先生❤️」アイは諏訪部の頰をつついた。
「おはよう、アイ。昨夜は凄かったね。」彼はそうつぶやくと彼女を抱きしめた。まだ少し疲れが残っているがもう起きねばならない時間だろう。
「はい、まだ先生のモノが私の中に入っているみたいです。…」彼女は嬉しそうに笑う。そして裸の諏訪部に抱きついてきた。彼女の柔らかい体に包まれる感覚はとても心地よかった。
しかしいつまでもこうしているわけにはいかないのだ! 諏訪部は起き上がる。
そして、朝食の席に向かう。席に着いた。彼は足元を見て驚いた。
猿沓をされ縄で縛られたミオーシャがうるうると涙を流しながら諏訪部を見上げているのだ。しっぽバタバタさせて助けを求めている。
「あの、アイ、ミオーシャは、」
「ああ、先生。彼女は先生をだましたんです。どう処分するかは先生が決めてください。」アイは無邪気に微笑む。
「それなら許してやりなよ。図らずも彼女の仕事を奪ってしまったのは私のせいなんだ。」諏訪部はアイにいった。
「なんて先生は優しいのでしょうか?そこの卑しい犬っころ!先生に感謝するんですよ」アイはミオーシャの縄を切った。「あ、ありがとう、先生!」ミオーシャが諏訪部に跪いて感謝の言葉を述べた。
しかし次の瞬間には彼女のお腹がぐっーーーーーとなった。
「薬が売れなくなってずっと食べてないんだよ。なんか食べ物くれよ。」
ミオーシャはアイに縋り付く。
「はぁ、仕方ないですね。先生、この犬に餌をあげていいですか?」
アイが諏訪部に尋ねる
「ああ、お腹いっぱい食べさせてあげてよ。」諏訪部がいうとアイはミオーシャの分の食器を持ってくるとそこに麦粥と焼き魚を入れた。
「ありがとうな!先生!」ミオーシャは嬉しそうにそれを食べた。
見ている。こっちまで嬉しくなるような食いっぷりだ。そしてあっという間に平らげてしまった。
「遠慮なくおかわりするがいいよ」諏訪部がいう、人間の姿をしているが、やっぱりどこか犬っぽいところがある。そこがまたなんとも可愛い。
「ふうー食った食った」彼女は満足そうにお腹をさする。
「それでこれからどうするんだい?もう金はないだろう?」諏訪部が聞いた。
「ああ、この街じゃ。私の薬はもう売れないからな。他の街でまたやり直すかな。」
ミオーシャが寂しげに言った。
「君がよかったら、うちの診療所で働かないか?最近やっと忙しくなって人手でも欲しいと思っていたんだ。それに外傷の消毒薬を街に売りに行ってくれる人も欲しいと思ってね。傷打ったときにちゃんと消毒さしていれば、破傷風のリスクは下げられるはずなんだ。」「こんな私でいいのか、本当か先生?」ミオーシャが目を輝かせる。
「ああ、ただし私の指示には従ってもらうし、給料もそんなに出せないよ」
「いいよ!先生が雇ってくれるなら私は喜んで働くさ!」
そう言って彼女は尻尾を振る。
こうして諏訪部とアイとミオーシャの共同生活が始まったのだった……。