※この作品はR-18です。

遊戯王のパズルの悪い使い方   作:菓子ラムネ大好き

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第15話

 空気の冷たさに吐いた息も白く染まり手や首に防寒着を着込む人が増えて来た冬も真っ盛りの12月某日。童実野高校の教室では最近完備された暖房のおかげで生徒は快適に過ごせており、遊偽の周りにはいつものように友人らが取り囲んで何気ない会話を楽しんでいる。そんな中、久々に登校した海馬が割って入り遊偽に声をかけた。

 

 

「えっ!?デュエルモンスターズのU17の全国選手権!?」

 

「ああっ、予選が来年の1月に始まり全国大会が2月に行われる。全国大会は我が社の2月にオープンされる海馬ランドのスタジアムで開催予定だ。遊偽には是非予選に参加して欲しい。締め切りは過ぎているが今からでもねじ込むことは可能だ。我が社は大会の運営に関わっているからな」

 

 

 海馬の提案に遊偽だけではなく友人らもざわめく。受付期間が過ぎていたため今回の大会は見送りにしていたのだ。

 

 

「確か、優勝賞品がブロードウェイで人気キャラのブラックマジシャンガールのカードとコンボカードの賢者の宝石なのよね。欲しいなあ。今からでも間に合うなら私も出たい!」

 

「へっ、遊偽が出るなら俺も出るぜ!この俺の実力、全国に知らしめてやらねえとな!賞品は静香にあげれば喜びそうだし、そうでなくても売れば多少の金にはなりそうだ」

 

 

 杏子も城之内も参加に対して積極的で意気込んでいる。そんな二人に釣られるかのように花咲も考え始め、遊偽君が出るなら、っとミホも消極的ながらも参加への意欲を示す。本田もミホや周りに釣られるように加わった。

 

 

「参加するなら団体の方が都合がいい。童実野高校所属として参加するなら誰か教師の責任者を用意しておくんだな」

 

 

「責任者か……海馬の名前を使えば断る先生はいないだろうけど、出来ればある程度信用できる人がいいかな……」

 

 

 遊偽は呟きながら該当する一人の教師を思い浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ、ええっ!?私が、デュエルモンスターズの大会の引率に……!?」

 

 

 通りかかった所を遊偽らに呼び止められて頼み込まれ驚く蝶野。「何で私がそんな面倒なことを……」と言いたげな不満そうな顔でいたが遊偽が手を擦り合わせて「お願い!先生だけが頼みなんだ!」と言われると満更でもなさそうな蝶野。

 

 

「分かったわ。校長先生にも頼んで次の会議で通しておくから。それで、ね?遊偽君、埋め合わせはきっちりして貰うわよ♡」

 

「あっ、ああ。勿論……」

 

 

 小悪魔のような笑みを浮かべて色っぽい仕草で遊偽に囁く蝶野。たじろぐ遊偽に事情を知らない周りの友人たちは「ご愁傷様」と声をかけていく。

 

 

「でも大会に出るとなると皆でデッキを強化し合ったり腕を磨き合う必要があるわけだしいっそのこと部の活動にしちゃいませんか?」

 

「おっ!そりゃいいな花咲!大会に向けて練習するなら部活の方が都合いいよな!」

 

「でもどうせ遊偽ん家でやるんならあんま変わんねえんじゃねえか?」

 

「ずっと遊偽の家でやるわけにもいかないからそれでもいいけど私はバイトがあるし放課後残って毎日はちょっと……」

 

「部活動かぁ。遊偽君に教わりながらならミホも頑張れそう♡」

 

 

 友人らが部活動発足に向け好き勝手言いあい蝶野は後退る。遊偽と海馬がお願いする形で蝶野が顧問をするデュエルモンスターズ部が童実野高校に作られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっしゃ!俺のエースカードは炎の剣士(攻撃力:1800、守備力:1600)に決まりだ!こいつを生かす方向でデッキを組むぜ」

 

「強そうなカードじゃねえか城之内!なら俺はバーバリアン1号(攻撃力:1550)に2号(攻撃力:1800)のコンビで行くぜ!どうだいミホちゃん?強そうだろ?」

 

「絵がちょっとこわーい。あっ、遊偽君!このカードとかどうかな?」

 

 

 部活動の申請が受理されると部活棟の部屋を借りた遊偽らは来月に行われる大会に向けて活動を始めていた。城之内は戦士族が主体のデッキ。本田は戦士・獣戦士族デッキ。しかし遊偽から見て二人のデッキは明らかな欠点があった。

 

 

「うーん、城之内君も本田君もモンスターが多すぎるかな。もうちょっと魔法カードを入れてバランスよくした方がいいかも。特に炎の戦士は魔法攻撃扱いになるから強化カードが適用されやすいしね。もしくは効果モンスターを入れて補助するとかも面白いかも」

 

「むむむっ、でも何入れたらいいか……。魔法カードもそこまで持ってねえし」

 

「この「時の魔術師」とかよかったらあげるよ。これがあれば不利な状況でも運次第で覆すことも出来るし城之内君のカードの中にはこの効果で強化されるモンスターも多いみたいだしさ」

 

「本当か!?恩に着るぜ遊偽!」

 

「おっ、おっ、俺のデッキも頼む!遊偽!」

 

 

 二人のデッキの課題を洗い出し強化していく遊偽。強化されたデッキに興奮した二人は早速デュエルを行った。

 

 

「ミホちゃんのデッキは天使族、戦士族、水族と様々なモンスターだね。共通してるのは皆女の子のモンスターってことか」

 

「可愛い子を中心に集めてみたの♪その方が遊ぶ時も楽しいなあって思って♪」

 

「ミホちゃんらしいや。でも、デッキ全体を見ると勝ち筋が定まってないみたいに見えるから切り札と戦術を考えないとね。ミホちゃんのカードの中だと「逆転の女神(攻撃力:1800)や裁きを下す女帝(攻撃力:2100)なんかは上級カードだしこの二つを主軸に組み立ててこう!ほかにカードがあったら見せて」

 

「うん!デッキに入れなかったカードを出すね!」

 

 

 ミホのデッキは女性モンスターばかりで統一感がないがパックの引きがいいのか中々の上級カードが揃っている。戦術を上手く組み立てられればいい所までいけるかも、と遊偽は内心思いながら余ったカードの中から使えそうなカードをミホと一緒に選んでデッキに組み入れた。

 

 

 一方で、花咲はミホとは対称的に魔法カードが多めで手札事故が起こりそうな配分だったので常に手札に2枚以上はモンスターが入るように遊偽は強化した。

 

 

 

「そういえば海馬君は参加しないの?全国大会優勝者だし海馬君も遊偽と同じく意見言ってもらえたら嬉しいなって思うんだけど」

 

「……ふんっ。部活は参加するお前たちに都合がいいから用意しただけだ。俺はそもそも今回の大会には運営側として参加しているから参加資格などないし参加するつもりもない。遊偽を参加させるのに都合がいいからお前たちも認めただけで、お前たちに教える義理もない。俺は遊偽と違って得にならんアドバイスなどするつもりはないからな」

 

 

 杏子の言葉を一蹴する海馬。杏子の顔は引きつっており城之内がその言葉に喰ってかかる。

 

 

「なんだと!?この金持ちの陰険野郎が!全国一位だからって威張りやがって!」

 

「城之内君抑えて!海馬、それじゃお前は何のためにこんなことを?」

 

「……当然、俺の得になるからだ。全国大会優勝者は翌日に同じスタジアムで俺とエキシビションマッチを行う。衆目の中で優勝者となったお前を俺は下したい。それだけの話だ」

 

 

 海馬は白い外套を翻すと部屋の出口へと足を進める。

 

 

「終わったら本社に来い、遊偽」

 

 

 遊偽らに慣れ合うつもりはないとばかりに海馬は立ち去る。不満を隠さない城之内に、遊偽もまた過去のいざこざもあり敢えて熱心にフォローはしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海馬コーポレーション本社

 

 

 

 部活動が終わって本社へと遊偽を呼び出した海馬はまたもやデュエル相手を引き連れて遊偽にデュエルを行わせた。

 

 

「遊偽、お前には絶対に勝つという信念を感じられない。デュエルには勝者と敗者しかない。どんな時であろうと勝者は常に勝利を目指さねばならないのだ。俺に一度勝ったからにはその信念を持ってもらわねば俺が許せない」

 

 

 海馬はアイリーンの時とは異なり今度は脅しをすることはなかった。

 

 

「今回の相手はリドリー・シェルダン伯爵。イギリスの爵位持ちの富豪でデュエルモンスターズにも精通してる実力者だ。自分で自分の感情を高めて彼を倒せ。そのまま自力で闇のゲームを使えるようになれば理想だが、そこまでは今日は求めん」

 

 

 海馬の言葉に唖然とする遊偽。デッキを持ち待ち構えている白髪の老人に遊偽は申し訳なさそうに会釈しながら席へとついた。

 

 

「ふむ、君の実力はセト様から聞いておる。遠慮せずにやりたまえ」

 

 

 シェルダン伯爵は上級モンスターを次々と繰り出し激しい攻めを見せる。遊偽の切り札、ブラックマジシャンが出た時も伯爵は冷や汗一つ突かずに対応した。

 

 

「ブラックマジシャンの攻撃!」

 

「おっと、カウンター、除去カードですぞ。これで我がカードの六芒星の呪縛を消し去り返り討ち!バトル!」

 

 

 遊偽の攻撃を誘いつつ巧みなプレイングで遊偽のLPとモンスターを削る伯爵。遊偽は手札のモンスターを全て破壊されLPも0まで削り取られるという完敗を喫した。

 

 

「戦い方は悪くないですが、君には覇気が足りませんな。巧緻は拙速に如かずとも言います。徒に長引かせることは相手の手札を揃わせることになり、出方を伺って一手先、二手先を疎かにするのは二流のすることです」

 

 

シェルダン伯爵は淡々と遊偽の分析結果を語る。イギリスの全国大会でも好成績を修める彼をそれなりに苦戦させたことは誇るべきことでもあるのだがそんな事はおくびにも出さない。ただ厳しく遊偽の欠点を口にした。

 

 

「遊偽、俺を失望させるな。お前が本気にならばU17の優勝など簡単なことだ。だが、お前は追い詰められた時以外にその力を発揮することが出来ない。その力をただのデュエルであろうと引き出してこそ真のデュエリストだ」

 

 

 海馬の言葉に内心毒づきながら遊偽は再びシェルダン伯爵とデュエルを行う。前回の闇のゲームの反省から新しく改良したデュエルボックスの性能も確かめながら海馬はそのデュエルの様子を観察していた。

 

 

 

 

 

 

 

(本気で勝つまで帰らせない気か!?)

 

 

 5度目のデュエルに入ってもPCを傍にキーボードを打ち込んで仕事をしながら観察をやめようとしない海馬に遊偽は流石に焦りを覚える。伯爵の方も想定の範囲内とばかりの様子でプレイに乱れはない。

 

 

(クソっ!それなら絶対力を引き出してやる!)

 

 

 絶対に勝つ!絶対に帰る!という思いを乗せデュエルを行う遊偽。しかし焦れば空回りが増え伯爵に付け込まれていく。

 

 

(どうすればいいんだ……)

 

(遊偽、パズルの力を引き出すのだ!焦らず感情の昂ぶりを抑えず、心の奥底では冷静さを保ちパズルの力を行使しろ)

 

(なんだって!?そんな簡単に……)

 

 

 珍しく割り込むパズルの声に遊偽は困惑する。感情を爆発させながら奥底で慎重さを保つ。明らかに矛盾している行為に遊偽は眉を顰める。だが、今まで闇の力を扱った自分はどこかそんな感覚があった。その時の感覚を思い出しながら遊偽はデュエルを進めていく。

 

 

(感情の昂ぶりを抑えず、焦らず、冷静に。伯爵の言っていた覇気を纏わせたまま自分の状況と相手を鋭く見つめ次の展開を予想する)

 

 

 遊偽は湧き上がる感情に敢えて手を付けないまま手持ち、場、伯爵の動きを分析していく。そしてエースのブラックマジシャンを場に出した。

 

 

「ならば、我が切り札、トライホーン・ドラゴン(攻撃力:2850)を召喚!ブラックマジシャンに攻撃!」

 

 

 伯爵の最強カードは遊偽のエースをも上回る上級カードである。しかし、遊偽はそのカードが伯爵の手持ちにあり、それを出すのが何故か分かっていた。

 

 

「マジカル・シルクハット!これでブラックマジシャンを隠す!」

 

 

 遊偽の伏せた魔法カードが発動する。伯爵もまたそのカードを出すのは読んでいたらしく動揺はない。

 

 

「手札の除去カードを発動します!これでマジカルシルクハットは除外され、ブラックマジシャンは場に晒される!そして、バトル!」

 

 

 ブラックマジシャンが無防備に晒され切り裂かれる。その瞬間、遊偽は更にカードを使った。

 

 

「六芒星の呪縛!これでモンスターの攻撃を下げる!」

 

「なっ、何ぃ!?」

 

 

 伯爵が驚く。ただ攻撃を防ぎ攻撃力を下げるなら初手で使うことも出来た。しかし、遊偽は伯爵の手に除去カードがあることを読んだうえで発動した。

 

 

 遊偽のパズルが淡く光る。その光が投影されているはずのモンスターを実体化していった。そしてこの瞬間、遊偽の雰囲気が変わった、と伯爵は直感した。

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 

 遊偽は勝つためにあるカードを思い浮かべながら山札からカードを引いた。そのカードを引いた瞬間、遊偽は不思議と自分が思い浮かべたカードを引き当てたのだと確信した。

 

 

「ブラックマジシャンの攻撃!トライホーン・ドラゴンを撃破!」

 

「ぐっ、ううっ……これは!?」

 

 

 攻撃が衝撃波となりLPとともに身体を痛めつける。ソリッドビジョンを凌駕した実体を持った戦いに伯爵は驚いた。

 

 

「くっ、私のターン!」

 

「伏せカード「光の封殺剣」を発動!これにより伯爵、あんたの右端にあるモンスターカードを封じ込める!」

 

「なっ、何故これがモンスターだと!?」

 

 

 遊偽が引いたカード、光の封殺剣により伯爵の手札に唯一あったモンスターが封じ込められた。これにより場にモンスターを出せなくなった伯爵は負けを認めるほかなかった。今までの遊偽にはない観察眼、二手三手に繋がる戦術、相手に威圧を与える攻勢。それらは全て1戦目で伯爵が指摘した遊偽の欠点を克服したプレイングであった。

 

 

「私の、負けだ……。いや、完敗だよ。最初に戦った時は何故こんな小童と、などと思っていたが……どうやら見誤っていたのは私の方だね、Mr.遊偽」

 

 

 伯爵が遊偽に握手を求める。遊偽から研ぎ澄まされた覇気が消え、遊偽は照れながら伯爵に握手を返した。

 

 

「いえ、こちらこそ……対戦出来て光栄でした」

 

「ふっ、たった5度の対戦で全てを克服し私に勝つとは。セトの言っていた通り、非凡な子のようだ」

 

 

 伯爵は口元を綻ばせると片眼鏡のレンズを拭く。そんな二人の様子を見ていた海馬は満足そうに拍手をしていた。

 

 

「ようやく力を引き出せたか遊偽。思ったよりも時間がかかって暇を持て余していたぞ。それと、伯爵、預かっていた人形を返そう」

 

 

 海馬が翳したのは女の子の形をした人形。その人形を目にした伯爵は人が変わったかのように必死の形相で海馬から人形を受け取った。

 

 

「おおっ、フィオナ……痛くされてないかい?ああっ、どこも怪我がなさそうで私は安心だ。私の可愛い、可愛いフィオナ……」

 

 

 人形に頬ずりしながら大事そうに抱え呟く伯爵に遊偽は絶句する。

 

 

「海馬、これはいったい……」

 

「見ての通りだ。伯爵はあの人形を亡くなった愛娘と同一視して愛している。あの老人の度が過ぎた人形愛は見ていて気味が悪いが、奴の時は既にずっと昔の事故から止まったままのようだ。遊偽に対する態度は滅多に見せないから驚いたがな」

 

「……そうか」

 

 

 伯爵は既に遊偽と海馬を見ていない。一度だけ振り向き、遊偽に会釈をするとそのまま人形と二人っきりの世界へと閉じこもり去っていった。

 

 

「遊偽、お前は自発的に千年パズルの力を引き出し、闇の力を発動させたな。そしてその力の発動とともにデュエルの腕が上がった。あの力を大会までに使いこなせるようにしろ。あの時を使いこなせるお前を衆目の面前で倒してこそ、俺はお前に敗れた過去を克服できる」

 

 

 海馬は不敵に笑いながら遊偽との再戦の想いを語る。そして、遊偽に報酬を渡すと用事は済んだとばかりに部屋を抜けた。遊偽は小切手を握りしめながら後味の悪い終わり方に心を痛めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 某日、海馬コーポレーションの閉め切った会議室で遊偽と伯爵のデュエルの様子を映した監視カメラの映像を見つめる影があった。

 

 

 

「大下、これが武藤遊偽か?」

 

「うむ。Mr.クロフォードの言っていた標的の一人だ。この映像は後日、Mr.クロフォードへと送る予定だ」

 

 

 会議場に並ぶ5つの影。彼らは海馬コーポレーションの重鎮であり影でビッグ5と囁かれている存在である。

 

 

「今は我々の協力もあり順調に海馬ランドでのU17全国選手権、エキシビションマッチの用意が出来ている。また、デュエルモンスターズの国内販売権と引き換えにイリュージョン社と提携しデュエルボックスなどの技術も提供した。それと同時に我々は引き返せない契約を秘密裏に行った。後戻りは出来んぞ大下」

 

「心配は無用。U17もエキシビションマッチもMr.クロフォードの全面協力のもとに行われる。それだけ我が社の技術と標的が欲しいということだ。今更裏切りはしまい。そして、セトをこのイベントに釘付けにする間に計画を実行する」

 

「……全てはかつての海馬コーポレーションを取り戻すため」

 

「腐敗した原因たるセトを排除する」

 

 

 

 ビッグ5らはそれぞれの野望を胸に遊偽と海馬の知らぬ所で水面下で動いていた。

 

 

 




今回も引き続き非エロ回。
次はクリスマスをテーマに杏子、ミホ、薫子、蝶野、美雪を出す予定。
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