第25話
長かった夜の長さが昼と半々になってきた3月下旬の某日。19時をやや過ぎた頃、いまだ肌寒い夜風に吹き当てられながら潮の香りがほんのり匂う童実野港のとある埠頭に集まる群衆に交じって遊偽はその場に立っていた。
「ようこそ!デュエリストの諸君!我がインダストリアル・イリュージョン社が主催するデュエリストキングダムへの諸君らの参加を我々は心から歓迎する」
埠頭に接岸している小型の客船から顔を出し拡声器越しに声を張り上げているイリュージョン社の男。男が現れると同時に何人もの黒服の男たちが船から降りてきた。男たちは参加者を集めると参加証となる船出のカードを確認していく。確認が一通り終わった所で再び船にいる男は口を開き、王国のルールを説明していった。
「このグローブに嵌めるスターチップを10個集めた者が本選会場、王国の中央に位置するペガサス様のおられる城に入城する権利を得られる。10個集めた時点ではなく城の門にスターチップをはめ込むまでは予選通過ではないのを注意してもらいたい」
10個集めた時点ではなく集めたスターチップを城で確認し終わってから?随分と勿体ぶった説明だな、などと思いながら男の説明を聞く遊偽。その後は大会の開催期間は約5日ほどであること、予選で脱落した際には強制的に退去させられること、寄港場所は明かせず城までの道中は全てプレイヤーの自己判断に任せるとのこと、デュエルは島の至る所に配置されたデュエルボックスでのみ行われることを説明した。
一通り説明し終えた男は船への乗船許可を出し下がる。遊偽を含む参加者らはようやく長ったらしい説明が終わったとばかりに船へと足を運んだ。
「君、武藤遊偽君でしょ」
船が出航した後、船の甲板から海の様子を眺めていると不意に声をかけられる。振り向くといつの間にやら隣りに香しい匂いが漂う色っぽい金髪の女性が立っていた。
「U17の全国大会、私も見てたわ。あのインセクター羽蛾相手に一歩も引かず意表を突いて逆転したデュエル。凄い腕ね。こんな小さいのにデュエルは強いなんて可愛らしいんだから♪」
ツンツンと人差し指で遊偽の顔を突きながら楽しそうに笑う女性。
「なっ、何するんだ!?やめなって!褒められて嫌な気はしないけど、揶揄われるとどう反応すればいいか困るだろ。いやそもそもあなたは誰!?」
「あらら、もうちょっと初心な反応期待してたのに冷たいわね。もっと真っ赤になってもじもじしてくれると思ってたのに。まあいいわ。私の名前は孔雀舞。あなたと同じくこのデュエリストキングダムの参加者よ。よろしくね、遊偽君♡」
人差し指と中指を唇に付けて「チュッ♡」っと投げキッスを送ってくる金髪の派手な美女、孔雀舞は遊偽に挑発的な視線を向けながら自己紹介してくる。男を手玉に取るのが得意そうでどこまでが本気か分からないなと遊偽は思いながらも追随して固い挨拶を返した。
「甲板にいる者らに告げる。これより、諸君らの寝床を紹介するので我々に付いて来るように」
舞との自己紹介を終えたちょうどその時、イリュージョン社の黒服が甲板に散在していた参加者らを集めて船内へと連れて行った。
「げーっ!嘘でしょ!?こんな汚い所に寝させるの!?冗談じゃないわよ!」
寝床の紹介となった途端に舞が発狂したように喚き散らす。個室かと思われた参加者への寝室がまさか5人1組でのタコ部屋だったと知り遊偽もまた溜息をついた。この船だけで参加者は100人は超えているのを遊偽は確認したが、船の個室は殆どがイリュージョン社の社員が使用しているようで参加者の扱いがこの酷さであるのに呆れる他なかった。
「それと、武藤遊偽。U17優勝者の君には別室を用意してある。ペガサス様からの達しでVIP待遇を受けるのだ。付いてきたまえ」
参加者の阿鼻叫喚の中、黒服は遊偽を名指しで指名する。先導する黒服に追随する遊偽。そんな遊偽の姿を舞は恨めしそうに見つめていた。
「凄いな…これは……」
VIP室に入った瞬間思わず声が漏れる。豪華客船のロイヤルクラスもかくやとばかりの煌びやかな装飾が施され、上質な生地のベッドに、窓の外にはバルコニーが付いている。トイレは勿論、ユニットバスも用意されており、備え付けの内線から連絡すれば夜食も楽しめるようだ。
「5人1組の畳のタコ部屋とは大違いだな……。ここまで露骨だと嬉しい気持ちよりむしろ他の参加者が可哀そうになってくる」
荷物を置いて少しの間デッキを確認していたが余りにも綺麗過ぎて居心地が悪くなった遊偽はバルコニーへと移動する。小型客船とはいえ3階建てのこの船の頂上に位置するVIP室のバルコニーから覗く景色は1階の甲板とは比べ物にならないほど絶景で、月に照らされた夜の海の煌めきと暗さのコントラスト、船の動きとともにさざめく波と静けさにナイトクルーズとはこういうものかと遊偽はしみじみと感じ入った。
童実野町の小さいゲームショップ屋の自分には不釣り合いだとふと思いいたって笑いながら暫く堪能した遊偽は船内を再び回ることにした。
3階はやはりと言うべきか立ち入り禁止区域が多く、仕方がなく2階の散策に移る遊偽。ここも本来の用途とは異なりタコ部屋化した部屋が一部あり、それ以外はほぼスタッフオンリーの部屋となっているようで、船内マップにあった娯楽室に足を運ぼうかと歩いていた遊偽だが、不意に後ろから羽交い絞めにされる。
「ようやく見つけたわ、遊偽君。待っていたわよ。暇そうね。それなら、お姉さんとちょっとお話しましょう?」
びっくりしながら振り向くと遊偽を後ろから掴んだのは甲板で会った舞であった。舞は遊偽を開放すると、「勢い余って手荒にしてごめんなさい♪」と即座に手を離し擦り寄るかのようにべたつく。
「ねぇ?遊偽くぅん?スタッフの方に案内されて入ったVIP室、私も入りたいなぁ♡むさい男どものいるタコ部屋より遊偽君のいる快適なVIP室で一夜を過ごしたいの♡ねぇ、お姉さんをお部屋に連れてって♡」
猫なで声で媚びを売ってくる舞に遊偽はどぎまぎしながらも美人に弱い遊偽は促されるまま部屋へと案内する。部屋についた舞は豪華なVIP室を見て飛び上がりながら喜びベッドへと飛び込んだ。
「うわーっ、ふわふわぁ♡固い畳とむさ苦しい男どもで溢れかえったタコ部屋とは大違い。やっぱりクルーズって言ったらこれよねぇ」
高級羽毛布団に頬を擦りつけてその感触を確かめながら幸せに浸る舞。その後も、ユニットバスに喜び、バルコニーの景色にうっとりしたり内線でデザートを頼んだりと楽しんでいた。
「美味しい♡大企業の癖に船も部屋もケチって嫌ねと思ってたけどちゃんといい物は用意してるじゃない♡あっ、私に食べさせてもいいのよ?特別にね♡」
「はぁ……じゃあ、どうぞ」
フォークでシフォンケーキを一切れ舞の口に運ばせる遊偽。幸せそうな笑みを見せられて悪い気はしないどころか役得の部類なのであろうが、まるで嬢への接待みたいだな、などと遊偽は内心で苦笑する。
ひとしきり部屋を満喫したところで舞はベッドに腰掛けるとふと煽情的な目つきで遊偽を見つめて来た。
「ねぇ、遊偽君。私と賭けをしない?今からデュエルをするの。私がデュエルで勝ったらこの部屋は私の物。あなたが勝ったら、いいわよ、私を好きにして♡ここから動かないわ、朝まで♡」
思わずドキッとする遊偽。紐で結ばれたキツキツのベアトップから覗かせる胸元を強調させて遊偽の視線をくぎ付けにしながら甘い言葉で誘う舞。上着として着ていた革ジャンを脱ぐと「ね♡」とデッキを片手にウインクをする。香水の匂いとともに漂う色気に遊偽はたちまちのぼせ上ってしまう。
「じゃあシャッフルするわね。身体のシャッフルはデュエルが終わった後でお願い♡」
にこやかにシャッフルする舞。煽ててその気にさせられていた遊偽であったが、デッキを場に置いた瞬間、舞の目が女豹のように鋭くなったのに気付いた。
(これは、罠か!?しまったな、いつの間にか乗せられてデュエルすることになってしまった)
そこまで来てようやく舞の色気に惑わされて性欲のままにデュエルを受けてしまったことに気づく遊偽。一連の舞の行動も遊偽の警戒を解く演技だったのかと勘ぐっていた。
「それじゃ、楽しみましょう。私はハーピィレディ(攻撃力:1300)を召喚」
中級下位モンスターを出す舞。まずは様子見かと思った遊偽はこれに同じく様子見でモンスターを場に出す。
「なら俺はエルフの剣士!エルフの剣士でハーピィレディを攻撃!」
「ふっ、甘いわ。薔薇の鞭、これで攻撃力300アップ。エルフの剣士を迎撃!」
「くっ……」
エルフの剣士が破壊される。やられてなるものかと次に遊偽はカースオブドラゴンを出した。だが、
「サイバー・ボンテージで攻撃力500アップ。カースオブドラゴンを撃破よ」
舞は読んでいたかのようにそれに対処した。
「残念ね。私はね、次に来る自分のカードが分かるの」
「何っ!?」
「試してみましょうか?私が次に引くカードは、魅惑のシャドウよ。嘘だと思うならモンスターを壁として召喚してみなさい」
遊偽は半信半疑で岩石の巨兵を守備表示(攻撃力:1300、守備力:2000)で召喚する。しかし、舞は宣言通りドローしたカード「魅惑のシャドウ」で岩石の巨兵を操るとハーピィレディに攻撃を強制させこれを撃破した。
「くっ……」
早々にLPが半分となる遊偽。舞はクスクスっと笑いながら遊偽を流し目で見る。
「どう?分ったでしょう?私の強さ。そうね、私が勝ったらこの部屋は私の物だし、出ていかせてもいいんだけど……あなた、結構可愛いからこの部屋にいてもいいわよ♡その代わり、本選まで私の奴隷ね。色々お世話をして貰おうかしら♡」
艶めかしさを感じさせる仕草で遊偽を挑発する舞。遊偽の下半身を刺激し思考を阻害する作戦なのだと理解していても男の性か軽く勃ち上がる遊偽。
(クソっ、乗せられるな!これも舞の手口だ。相手は女の武器を最大限に活用してくる厄介なデュエリストだ。冷静になれ武藤遊偽)
遊偽は一度深呼吸をすると気持ちを入れなおして状況を冷静に分析する。舞の戦術はハーピィレディという一見弱そうなモンスターで敵の攻撃を誘い、専用装備魔法で迎撃しLPを削っていくことにある。骨抜きにされてのぼせ上った男は単調な攻撃をしがちなのを理解して色気を振りまいているのだ。そして、次に引くカードが分かるという謎の手口で次のターンでの戦闘の布石もまいている。
何故次のカードを舞は読んでいるのかは分からないが状況の把握は終わった。遊偽は長考した後、ホーリーエルフを守備表示にしてターンを終了した。
舞はカードを引くと遊偽の守備モンスターに攻撃をかける。だが、遊偽はその瞬間を待っていた。
「六芒星の呪縛!」
「なっ!?」
「更に、俺はデーモンの召喚を召喚!バトル!」
デーモンの召喚によって動きを封じたハーピィレディが破壊される。形勢は一気に遊偽に傾いた。
「へぇ、やるわね。やっと正気に戻ったってところかしら」
遊偽が自分の色気に惑わされなくなったと見抜いて表情を険しいものに変える舞。今までの男を煽てる女の顔ではなく、デュエリストとしての殺気立ったものへと変化した。
(なるほど、そっちが本当の素顔か)
遊偽は、やはり油断ならない相手だ、と気を引き締め直す。舞がカードを引くと分かってたとばかりに舞はそのカードを場に出す。
「死者蘇生。これでハーピィレディを復活させるわ。更に、「万華鏡-華麗なる分身-」でハーピィ・レディ三姉妹を召喚」
舞の場にハーピィ・レディ三姉妹が現れる。
「だが、俺のデーモンの召喚には勝てない!攻撃!」
「伏せカード、銀幕の鏡壁を発動!これであなたの攻撃の際にモンスターの攻撃力は半減する」
「半減!?そんなっ…」
「これでデーモンの召喚を迎撃よ!」
遊偽の切り札があっさりと敗れる。U17決勝以上の強敵に冷や汗が流れた。
(だが、逆手の手はある。「聖なるバリア-ミラーフォース-」を…)
遊偽は敵モンスターが攻撃した際に敵を一掃するトラップを伏せる。しかし、それすらも舞にとっては想定内であった。
「ふっ、甘いわね。私は「ハーピィの羽根帚」を使うわ。これであなたの伏せたトラップを除去する。そして、壁モンスターを撃破!更に、私はここで切り札、ハーピィズペット竜を召喚する」
遊偽のモンスターを一掃した後、舞は切り札を投入する。ハーピィズペット竜はハーピィレディの数だけ攻撃力をあげるモンスターだ。ハーピィ三姉妹によって攻撃力は元々の2000から2900となり、更に鏡壁という最強の盾まで備わっている。
「ふふっ、私の勝ちね、遊偽。さあ、ペットになる覚悟は出来たかしら?」
舞の嘲りに遊偽は歯を喰いしばる。まだ負けてはいない、この状況を打破するに足るカードがある。ここから逆転するプランを構築した遊偽はそのカードを引き当てる想いを乗せてカードを引いた。懐のパズルが淡く光るとともに遊偽はカードを引き当てる。
「光の護封剣!これで舞、お前の攻撃を3ターン封じる!」
「っ、悪あがきね。たった3ターンでこの状況を打破できるとでも?」
舞は余裕を崩さずに遊偽を挑発する。しかし、遊偽はその間にカードを揃えていった。
「俺は、このカード、ブラックマジシャンガール(攻撃力:2000)を召喚する!」
「ブラックマジシャンガール!?」
召喚されたブラックマジシャンガールはU17優勝賞品のカード。そして、遊偽は更に手札から同じく商品の「賢者の宝石」を発動した。
「このカードによってデッキからブラックマジシャンを特殊召喚!」
「っ、二体の魔術師が揃うなんてね。でも、忘れたのかしら?鏡壁の効果を?攻撃した瞬間、攻撃力は半減するわよ」
「ああ、だが、この大嵐がある!」
「しまったっ!?」
羽根帚を既に使用し、手札に新たな除去対策カードが揃っていない舞は予想を超える遊偽の除去カードの早さに苦虫を嚙み潰したような表情をする。
「バトル!ガールでハーピィ三姉妹を撃破!更にブラックマジシャンでハーピィズペット竜を撃破!」
「そっ、そんな……」
遊偽の立て続けの攻撃にハーピィレディとハーピィズペット竜という切り札を失った舞は愕然とする。次のターンに引いたカードは既に分かっている。この状況を打破するカードではないことを知っている舞は潔く負けを認めた。
「私が、負けるなんて……くっ、くぅ~~」
大人の余裕を演じていた舞の表情が崩れる。勝負事に関して熱くなる彼女の本質が垣間見えた。
「さて、それじゃ俺の勝ちだし賭けの報酬を頂こうか」
「えっ……?」
デッキを整理し終えると、言っている意味が分からないとばかりに呆然とする舞に襲い掛かる遊偽。高品質の羽毛布団はいきなり二人分の体重がのしかかっても抵抗を感じさせず柔らかく受け止めてくれた。
「ちょっ、何するのよ!?」
「何って、勝ったらヤラせてくれるって約束じゃないか!?」
「っ……そっ、それは、確かに、そんな感じのこと言ったかもだけど、もうちょっとムードとか大事にしなさいよ!女をその気にさせる甘い言葉の一つでも囁きなさい!」
顔を寄せる遊偽に真っ赤になりながら嫌味を言う舞。デュエルで素が引き出されたのか、勝気に抵抗する。遊偽もまた、艶美な出で立ちの前に股間を刺激され我慢の限界だったが、舞の表情を見ていると少しだけ理性が戻った。
「……分かったよ。ごめん、舞」
チュッ、っと艶やかな口紅に唇を合わせキスをする遊偽。嫌そうに抵抗していた舞だったが、諦めたのか遊偽のキスに応え、侵攻してくる舌を受け入れる。
くちゅっ、くちゅっ
舌が触れ合い、唾液を交換し合う二人。粘液の接触による口の交尾の音は二人の性欲を駆り立てていく。
「んちゅっ、はぁ、ちゅっ……童貞坊やかと思ったら、結構、慣れてるのね♡中々、ツボを押さえてるじゃない。ちゅっ♡」
何度も重ね合う唇の角度を変えて、その都度互いに目を合わせながら口での交尾に勤しむ二人。舞もまた、遊偽のガツガツしながらも舞を労わり、強く求める気持ちが伝わってくるキスにいつの間にやらその気になっていた。
「ぷはっ、ふふっ、いいわね。実は、最初見た時からあなたの顔、結構好みだったの♡可愛らしくて好きよ♡」
手を遊偽の胸に押し当てながら流し目で誘う舞に、遊偽は再びのぼせ上る。
「舞、脱がせるよ」
「ええっ、どうぞ♡」
舞のベアトップを胸元の紐を一本一本解いていく遊偽。おっぱいがその乳輪とともに露わになった瞬間、遊偽は思わず乳首を咥えた。
「やんっ♡もう、素直なんだから♡」
ちゅっ、ちゅっ、っと吸い付き、時に舌で転がしながら舞の乳首を攻める遊偽。もう片方は手で揉みしだきながら遊偽は舞の形が良く、張りのあるおっぱいを堪能していた。
「あんっ♡いいわ♡もっと、んっ、そう、乳首を這うよりに転がして♡あっ、手はもうちょっと弱くよ」
どうやら開発具合はいいらしく、遊偽が乳首をころころと転がす度に熱い吐息を漏らす舞。口を離し、両手で胸を弄ると舞は熱く濡れた瞳で遊偽を見つめてキスを迫る。遊偽もまた舞に促されるまま再びキスをした。
「デュエルしてる舞も、エッチしてる時の舞もどっちも素敵だ」
「坊やったら♡生意気に囁くんだから♡」
「遊偽、って呼んでよ舞。目の前にいるのは男だよ」
「……遊偽、あなたも素敵よ♡」
キスをしながら舞の胸を弄り性感を高める遊偽。舞もまた遊偽の肉棒をズボン越しに擦って遊偽を昂らせていた。頭の中が性欲で支配されると遊偽も舞も互いに下半身を覆う布を脱がしあう。
「あらっ♡思ったより逞しいのね♡見た目からは想像できないくらい立派なオチンチン♡」
「舞のここも、綺麗に揃えられてて、適度に開いた花びらが凄く綺麗だ。もうお汁を出して、エッチなんだな」
「やんっ♡そういうのは言っちゃダメよ遊偽♡」
最初に動いたのは舞だった。舞は慣れた手つきで遊偽の肉棒を優しく掴むと竿と雁を焦らすように擦っていく。時折、尿道を突いては遊偽の反応を楽しんでいた。
「うっ、意地悪するなよ舞」
「ごめんなさい♡それじゃ、ご褒美あげちゃう♡」
亀頭を一気に咥える舞。暖かい口内粘膜に包まれた遊偽はその気持ちよさに思わず声を漏らす。
じゅるるっ、っと吸い込むようなバキュームフェラをして遊偽を限界まで勃起させると手も使って袋と竿を交互に刺激する。男を射精に何度も導いたと思われるその手つきに、わずか数分あまりのフェラで遊偽は耐えきれずに欲望を吐き出した。
びゅっ、びゅっ……
白い欲望のマグマが舞の口に噴き出す。舞はそれを集めると口から手元に垂れさせた。
「うふふっ、中々の量ね。気持ちよかったでしょう?」
舌を出して精液を垂れ流す舞の魅惑的な姿に遊偽は再び肉棒を固くする。攻守交替とばかりに遊偽は舞を押し倒すと女性器を愛撫した。
「あん♡そこはデリケートだから、丁寧に……あっ、そう、いいわ♡やっ、クリトリスは敏感なの♡」
舞の女性器をなぞるように舌を這わせて指で豆を皮越しに摘まむ遊偽。舞の愛液がしとどに溢れ、穴が潤うのを確認してから膣孔に舌を侵入させる。舌で壁を押す度に舞は歓喜に震えた。
「あふん♡舌で突くなんて、生意気なんだから♡でも、ちょっと強く突くのもいいわよ♡」
口元に手をやり、声を抑えながら顔を紅潮させる舞。遊偽が膣から舌を抜いてクリトリスの皮を剥いて舐めるとビクッと震える舞。
「ああっ♡舌のザラザラが、いいのぉ♡やっ、やぁぁん♡」
びくびくと全身を震わせて軽くイク舞。散々高まった性欲により感度も高まって気持ちのいいくらいに感じてくれる。
遊偽と舞は熱い視線を交わし合う。遊偽がペニスを女性器に添わせると舞もまた示し合わせたように腰を動かし膣穴に導いた。
「遊偽……来て♡」
「行くよ、舞」
亀頭が一気に埋入し、舞の入り組んだ膣壁を広げていく。強引に肉棒の形に広げられた膣の感触に、舞は快感を覚える。散々愛撫されて愛液が溢れた膣穴は出入の滑りがよく、また複雑で狭く、よく締め付けてくる膣に遊偽もまた快感を刺激されて腰の打ち込みに熱が入った。
「ああぁぁぁ♡硬くて、熱くて、つよぉい♡遊偽の、いい♡」
「舞の中も、凄く気持ちいいよ」
セックスの快感に溺れる遊偽と舞。
沢山の男を手玉に取ってきた舞だが、デュエルで本性を暴かれ、打算を捨て去って遊偽と交わる性の快感、そして強く自分を求めてくる遊偽の雄に当たられたのか、少女時代に戻ったかのように素直に溺れていった。
遊偽もまた、坊やと侮り、煽てた美女が勝気で真っすぐな部分が性根だと知り、そんな美女がすべてをさらけ出して自分を求めてくる嬉しさと征服欲に溺れて舞を更に求めていく。
ぐちゅぐちゅ、っとチンポが穴から出る度、愛液と先走り汁によって混濁された液をベッドにまき散らしながら体を密着させて激しく交わる。
「ああっ♡私の、子袋に、先端が達してるの♡叩いてる♡やっ、痛くて、気持ちいい♡こんなに強く当てられるの、初めてぇ♡」
「おらっ、もっと、もっと気持ちよくなれ!舞!」
ぎゅっぎゅっと締め付ける舞の膣に負けじと遊偽は強く子宮孔を叩く。遊偽もまた余裕がなく、舞を先に逝かせようと必死で動いていた。
「やっ、ああぁぁん♡イクっ、イッちゃうぅ♡イクーッ♡」
「うっ、うおっ、強い。舞、俺も出るっ」
舞が絶頂の予感を感じ取った途端、膣は舞の意思を離れ別の生き物のように激しく蠕動する。そして遊偽の肉棒を搾り取るように激しく刺激した。遊偽が精液を膣に吐き出した瞬間、舞もまたその熱さを感じながら絶頂した。
「ああん♡遊偽の、熱いのが、ドクドクッて来てる♡」
遊偽の背中に腕を回し、逃すまいと愛おしく抱き寄せる舞。遊偽もまた射精による多幸感に浸りながら舞の温もりを感じていた。
「ねぇ、折角だし、ちょっと夜食でも頼んでバルコニーで夜景でも見つめない?」
布団にくるまりながら裸の身体を遊偽に寄せて甘く囁く舞。あの後、更に連戦で2回ほど情交を繰り返した遊偽と舞は満足気に疲れ果てた体をベッドに預けながらピロートークを楽しんでいた。
「それもいいな。あっ、でもワインは飲めないから俺はグレープジュースにでもしようかな」
「クスッ、そういう所は子供っぽくて可愛いんだから♡」
その後、シャワー室でまた1回ほど交わりバルコニーに移る二人。しかし、そこで部屋の中のモニターが突然光り出す。
「参加者の諸君。早めに眠っている者も多いだろう。だが、これより試験を始める。そう、既に予選は始まっているのだ。船出の瞬間から」
映し出されたイリュージョン社の黒服の男が豪快に宣言する。
「なっ、なんだって!?」
突然の出来事に、遊偽と舞は慌てて服を着なおす。
服を着終えると、示し合わせたかのように部屋の扉が開き、自動走行式のモニターが現れた。
「今君らの前に現れたのは我がイリュージョン社が開発した最新式のAI搭載型デュエルマシーンだ。各部屋に1台、現れているはず。そのデュエルマシーンに勝ち、船が接岸する場所を現した地図のカードを手に入れた者のみが王国への立ち入りを認められる。さあ!デュエルの時間だ」
遊偽の前に現れたマシーンはモニター下からカードを入力するパネルを広げた。
「なるほど、この船出のカードは乗船許可証であって王国への立ち入り許可証ではないってことか。いいだろう、やってやろうじゃないか」
遊偽がデッキを片手に広げたパネルへとセットする。舞もまた、ポケットからデッキを取り出していた。
そうして、デュエリストキングダム最初の予選が船上で始まった。
舞さんの「朝まで」と「体のシャッフル」がエロ過ぎて困ります。