※この作品はR-18です。

遊戯王のパズルの悪い使い方   作:菓子ラムネ大好き

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第30話

 デュエリストキングダム初日。海馬が羽蛾を倒し遊偽が相手を見つけられず時を過ごし山中でキャンプをし始めた頃。視点を移して荒野のフィールドで竜崎を倒した城之内とその一行は山を通らずに海沿いに荒野を突き進んでいた。

 

 

「あの山を抜けるには時間がかかりそうだし、遠回りした方がいいんじゃねえか?」

 

「うんっ、ミホも賛成!山って虫とか草が面倒そうだし海沿い歩いて緩やかな丘陵から行った方が絶対負担少なくていいかな」

 

 

 本田とミホの言葉に城之内も賛成して山を避けて歩く一行。荒野を一度抜け浜辺へと着いた頃には既に日が暮れていた。

 

 

「今日はここらで寝泊りするか」

 

「テントの設置は任せろ!ミホちゃん!」

 

「本田君も城之内君も頑張って♡」

 

 

 ミホの言葉に俄然やる気を出した本田がテントの設営に即座に取り掛かる。城之内もまたやれやれとした顔で手伝っていた。

 

 

「遊偽君、どうしてるかな……」

 

 

 ライターで火を起こし、火の周りに寄り添って暖を取りながら保存食を食べている頃、ミホはふと不安に思ったかのようにぽつりと呟く。付け加えるように海馬と花咲の心配もしていたが、ただ一人船に乗り込んでサバイバルをしているであろう遊偽をミホが気にかけているのは明らかであった。

 

 

「ミホちゃん……。大丈夫さ、遊偽はあれでいて強えからよ。こうして暗くなった無人島で腰を落ち着けると急に不安がよぎってくるが、案外平気でいるかもしれねえって」

 

「……だといいけど」

 

 

 ミホを元気づけるように必死にフォローする本田。見え透いたご機嫌取りなのが分かっているのかミホの返事はいま一つであった。

 

 

「もしかしたら、遊偽も海馬も花咲も山で寝泊りしてるかもしれねえな。俺らは避けたが、山を越えれば反対側が見える。一番手っ取り早く島が見渡せるし海馬ならそうするだろう。だが、これも今更か。おいっ!本田。合流できるように小まめに見とけよ」

 

「おっ、おう!」

 

 

 城之内は選択を誤ったとばかりに一度後悔をすると振り切るように頭を掻いて本田に声をかける。本田の手には小型の無線機が握られていた。

 

 

 島に入る前に考えた連絡手段として圏外でも使うことが可能な単体で電波を送信してショートメッセージを送れる無線機を用意していた。打てる文字数に制限があるのと障害物により遮られることがあるため、連絡は目立つランドマークのある場所での合流、電波が快適に送れる場所での連絡、王城への到着時などに限るが、遊偽の発案によりこの手段が採用された。KCの力を借りられず衛星通信が規制されたこと、そしてそもそもそこまで他人の協力を必要としない海馬は非協力的であったが遊偽とその仲間たちはこれによって連絡を取り合うことを決めていた。

 

 

「取り合えず今日の収穫は城之内が竜崎に勝ってスターチップを4つ、ミホちゃんが3つってところか。まだまだ先は長さそうだな。城之内、偶々あの竜崎に勝てたからよかったものの、今後は格上相手に全部賭けなんて無茶するんじゃねえぞ?」

 

「何度も言うんじゃねえよ。少しは俺を信じろって本田」

 

「いつものお前を見てると信じられねえんだよ……」

 

 

 言い争う本田と城之内。そんな明るい二人を見てミホもまた感化されたのか表情が和らいだ。

 

 

「……んっ、くんくん、ねぇ、二人ともこの匂い!焼き魚の匂いがしない?」

 

「えっ!?あっ、本当だ……って、あれ!あの遠くから火が見えるぞ!あそこからじゃないか!?」

 

 

 心が落ち着いた頃、ふと香ばしい匂いが微かにするのに気付くミホ。釣られるように本田も嗅ぐことでその出所を目聡く見つけた。

 

 

「行ってみようぜ!」

 

 

 城之内の掛け声とともに一行はすぐさま遠くに見える灯りを目指して走り出す。

 

 

 ぱちぱちっ…

 

 

 焚火に炙る形で串刺しされた魚が置かれている。その光景を目にした時、城之内らは自然と涎を垂らしていた。

 

 

「うっ、美味そうだな……。なあ、これって置いてあるなら食べてもいいか?もしかして運営からの俺たちへのご褒美なんじゃないか?もしかしてこれって俺のじゃないか?ああっ……俺のだ……」

 

 

 温かい焼き魚を前に錯乱する城之内。そのまま手を串に手を伸ばした所で不意に呼び止める声が響いた。

 

 

「何するんじゃお前ら!それは俺の飯だぞ!?勝手に喰う不届きもんが!!」

 

 

 魚を捕らえた網を片手にゴーグルをした男が突如として現れ城之内らに罵声を浴びせてくる。

 

 

「お前ら覚悟は出来てるんだろうな…ってお前、城之内!」

 

「ああっ!?お前は梶木か!」

 

 

 相手が城之内と気づいて突然の再会に驚く梶木。ゴーグルを外して顔を見せる梶木に城之内も驚く。再会を喜び合った後、城之内は出来心だと梶木に謝る。

 

 

「ふむ、まあこんな寒い夜に冷たい保存食だけじゃ心も荒むわな。そうじゃ、焼き魚1本くらいはあげるわ。一緒に飯にするか!」

 

「本当っ!?わーい!ありがとう梶木君♡」

 

 

 気前よく釣った魚を奢る梶木に飛び上がって喜ぶミホ。荷物を移動させると火を囲む形で一行は二度目の食事に入った。

 

 

「うんめぇ!ぱりぱりな皮に塩も効いてて何よりあったけぇのが最高だ!うめえ、うめえよ!!」

 

 

 美味しそうにがっつく城之内に楽しそうにその様子を見ている梶木。食事の連れが増えて嬉しいのかその表情は緩んでいた。

 

 

「海魚は腹から焼くんじゃ。そんで弱火でじっくりと焼き上げる。内臓も取り出してるから生臭さもなくパリッとした皮と臭みのない身を味わえるんじゃ」

 

 

 美味しそうに食べる一行に気をよくしたのか得意げに話す梶木。豪快に齧り付く城之内は見ていていいのぉ!っと同じく齧り付きながら楽し気に梶木は焼き魚を一緒に食べていた。

 

 

「ほぅ、城之内、お前もうチップを4つ集めたんか」

 

「ああっ、同じ部屋だった竜崎と戦ってな。って、お前はもう5つじゃねえか!」

 

「ガハハ、ここからちょっと歩いたとこに海フィールドがあってな。同じ魚族使いや荒野でのデュエルを避けた奴らを相手に手に入れたんじゃ」

 

 

 グローブに嵌めこんだ5つのスターチップを自慢げに見せる梶木。その表情からはデュエリストとしての自信が伺えた。

 

 

「もしかして、城之内君、梶木君と戦いたいって思ってる?」

 

「あっ!?そっ、そりゃ強い奴が目の前に現れてデュエルボックスもあるとくりゃ当然だ。特に、その相手が全国で遊偽と戦った梶木となりゃ猶更な……」

 

 

 ミホの言葉に当然だとばかりに口角をあげて笑みを見せる城之内。またか、とばかりに本田は呆れるがミホはこうした城之内の性を承知とばかりに嬉しそうな困ったような複雑な表情をしていた。

 

 

「ほぅ、竜崎に勝って随分と自信を持ったんじゃな。一端のデュエリストの顔をして。それなら、明日の朝、勝負とするか!城之内、負けんぞ」

 

「おうっ!梶木、勝負だ!」

 

 

 デュエルの約束を交わす城之内と梶木。その日は梶木を交えて4人で浜辺で野宿となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、早朝。

 

 

 

 漁師の朝は早いらしく、城之内らが目を覚ましたころには既に梶木が海から朝食を釣りあげて戻ってきた所であった。

 

 

「おうっ、お前ら今起きたところか。俺の代わりに火を起こしてくれんか?こっから魚捌いて内臓取り出すんじゃ」

 

 

 昨夜使った焚火の後を片付け、再び火を起こすとそこに串刺しにした魚を周りに配置する梶木。更には小さめの鍋を用意するとそこに捌いた内臓を入れていった。

 

 

「内臓は煮込んで調理する。無駄な食材などないんじゃ」

 

 

 その手際の良さと調理の仕方に3人は物珍しそうに眺めていた。特に、チョコを作った程度の調理経験しかないミホは、梶木君素敵♡、っと何度も褒める。美少女に褒められて悪い気はしないのか梶木も腕によりをかけて一行に朝食を振る舞った。

 

 

「うめえ!うめえ!無人島に来てずっと保存食縛りされるかと思ってたから美味しすぎて涙が出てくる」

 

「……なんか、こんな飯しかミホちゃんに用意出来ない俺が情けなくなってくるな」

 

 

 涙を滲ませながら美味しそうに食べる城之内とただただ感嘆の息を漏らす本田。そんな中、ミホも「ううっ、遊偽君にも食べさせてあげたいなあ」っとちょっぴり罪悪感混じりに美味しそうに味わっていた。

 

 

 そうして暫く食事をしていると次第に別の参加者も次々と美味しそうな臭いに釣られて集まってきていた。

 

 

「おうっ!残り物でよければあげるわ!」

 

 

 そんな参加者らに対しても梶木は気前よく余った食事をおすそ分けしていたようだ。

 

 

 そうして、一行らと食事に釣られた参加者を連れて海フィールドのデュエルボックスへと案内する梶木。海を一望できる崖にぽつんと立つデュエルボックスへと一行は着いた。

 

 

「ここが海のフィールドじゃ。城之内、約束通り勝負と行こうか。海の恩恵を味わった後にたっぷりと海の怖さをおしえてやる」

 

「いいぜ。デュエルだ、梶木!」

 

 

 王国2日目、竜崎に続き格上の全国出場デュエリスト梶木とのデュエルが始まる。

 

 

 城之内は4つ賭けようとしたが本田やミホの制止と対戦相手の梶木の希望でスターチップは3つ賭けとなったようだ。

 

 

「デビルクラーケン(攻撃力:1200)召喚じゃ!海のフィールド効果で攻撃力30%アップ!攻撃力1560!」

 

「ならっ、俺はアックスレイダーを召喚!フィールド効果は得られないが攻撃力は1700だぜ!デビルクラーケンにバトル!っ!?」

 

 

 城之内がアックスレイダーで梶木の召喚したデビルクラーケンに攻撃を仕掛ける。しかし、デビルクラーケンはすぐさま海へと姿をくらましその攻撃を空振りさせた。

 

 

「甘いぜよ!城之内。海の効果を得た魚族モンスターはその姿を海にくらます。陸のモンスターの攻撃など通用せん!」

 

「馬鹿な!?」

 

 

 梶木の説明に愕然とする城之内。梶木は更にメガロドン(攻撃力:1500)を召喚するとフィールド効果で強化してアックスレイダーを撃破した。

 

 

「どうじゃ!海の恐ろしさは!陸のモンスターにこの海を攻略する術などないんじゃ」

 

 

 梶木のシーステルス戦法により窮地に立たされる城之内。本田とミホも不利な状況に不安を抱きながら見守っていたが、城之内はこの不利な状況にも冷や汗をかきながら微かに笑っていた。

 

 

「なるほど、強え。遊偽とやった時もこのシーステルス戦法を使ってきてたが、王国ルールで更に強化されてやがる。だが、これくらい覚悟の上でのデュエルだ。負けねえぞ梶木」

 

「ほぅ、まだやる気はあるようじゃの。流石、俺の魚族と海のコンボを承知の上で挑んだことはあるの」

 

「ああっ、もしかしたら食事も参加者を釣る罠だったのかもしれねえってくらいにはお前の強かな戦い方は評価してるぜ。でもな、遊偽を相手に戦うならこれくらいの障害は俺は乗り越えなきゃならねえ!梶木、俺はお前を超える!」

 

「ふっ、やってみせい!相手してやるぞ城之内!」

 

 

 城之内の意気込みに決闘者として、そして個人として好ましく思いながら対峙する梶木。城之内の闘志が揺らいでいないことに気づきながらそれを打ち砕こうと梶木は激しい攻めを展開する。

 

 

「俺は、リヴァイアサンを召喚!こいつは海の勢いを強める伝説の海の化け物じゃ!リヴァイアサンの咆哮でこの海のフィールドが広がって城之内、お前のモンスターを飲み込む!」

 

 

 城之内のモンスターを陸とともに浸食するリヴァイアサン。フィールドの4割ほどあった陸が既に1割ほどにまで海が浸食されていた。

 

 

「くっ、俺はオーガロックを守備表示で召喚する。フィールド効果で守備力は30%アップ」

 

 

「甘い!俺は伝説のフィッシャーマン(攻撃力:1850)を召喚!こいつで更に海は浸食され、海の効果を得たフィッシャーマンは攻撃力をフィールド効果に加えて更にアップ!攻撃力は2605にまで膨れ上がる」

 

「なんだと!?」

 

 

 オーガロックを撃破するフィッシャーマン。城之内のモンスターは壊滅し、更には陸も2マス程の陸の孤島と化し絶対絶命の状況であった。

 

 

「これが海の恐ろしさじゃ。海の広大さに陸で生きるモンスターは勝てん。フィッシャーマンのように海のモンスターと協力し海の怖さも偉大さも恩恵も知る男のみが勝つんじゃ。これは俺の海に飲み込まれた親父が渡してくれたカード!俺はフィッシャーマンを使ってこの大会で賞金を勝ち取り、船を手に入れるんじゃ!」

 

 

 梶木が思いの限り叫びながら城之内に王手をかける。しかし、城之内もまた負けられない想いがあった。

 

 

「梶木、お前の夢も意志もでかくて重い。だが、俺だってそれは譲れねえ。俺も静香の為に賞金を手にするんだ。だから、俺はお前に勝つ!」

 

 

城之内はカードを引く。その目はまだ諦めていなかった。

 

 

「俺はレッドアイズを召喚。俺は、こいつの可能性を信じてる!」

 

 

 引き当てたレッドアイズを場に召喚する城之内。

 

 

「はっ!遂に出したなお前の切り札!だが、俺のモンスターで一網打尽にしてくれる!」

 

 

 梶木がモンスターでレッドアイズを囲むように動かす。これによりレッドアイズは孤島の上で袋のネズミ状態となった。

 

 

「行け!フィッシャーマン!レッドアイズを破壊しろ!」

 

 

 フィッシャーマンが海から飛び出しレッドアイズを一刺しにしようとした。しかし、城之内の狙いはそこにあった。

 

 

「伏せカード、マジックアームシールド!これにより飛び出したフィッシャーマンを掴むぜ!」

 

「なんじゃと!?」

 

 

 フィッシャーマンは体を拘束されて陸へとたたき出される。海の恩恵を失ったフィッシャーマンは攻撃力を元々の数値まで減らしていた。

 

 

「海の脅威の前に海を恐れて海に調子を合わせるだけじゃねえ。海の浸食があるなら海が引くことだってある。レッドアイズ、黒炎弾!」

 

 

 レッドアイズの攻撃でフィッシャーマンが撃破される。これによりフィッシャーマンによって浸食された海が引いて陸にモンスターが打ち上げられた。

 

 

「しっ、しまった!?俺の、モンスターが!」

 

 

 城之内のレッドアイズにより一網打尽にされる梶木のモンスター。レッドアイズという城之内の最強カードに喰いついた梶木はまんまと釣り師の城之内に釣りあげられる形となり敗北を喫した。

 

 

「そんな、俺が、負けた……じゃと」

 

「梶木、お前のフィッシャーマンに対する拘りは伝わってきたぜ。だからこそ、勝負を決める攻撃はフィッシャーマンですると俺はそんなお前の覚悟に賭けていた。そして、お前自身、親父さんのフィッシャーマンへの甘えがあったんだ。最後まで慎重に徹しられたら俺は勝てなかった。レッドアイズの可能性と、お前の捨てきれない熱い思いのおかげで俺は勝てたんだ」

 

 

 城之内の言葉にハッとした顔で振り返る梶木。その目元には一滴の涙が浮かんでいた。

 

 

「城之内……お前……」

 

「俺とお前で想いの差があったわけじゃねえ。だが、最後に戦いを決めたのは勝ち方より勝利を求めた方だったってだけだった。梶木、お前に勝てたのを俺は誇りに思う」

 

 

 城之内の言葉に納得したのか、梶木はふっと笑うと涙を拭って晴れやかな顔となる。

 

 

「城之内、今回は悔しいがお前に完敗じゃ。だが、次は負けねえからな!星は2個になったが振り出しに戻っただけじゃ。本選できっちりやり返してやるから覚悟しろ!」

 

「おうっ!勝って賞金を手にするのは俺だぜ梶木。一人のデュエリストとして何度だろうと勝負は受けて立つ!」

 

 

 がしっと握手をする城之内と梶木。遊偽と会えたらよろしくな、っと梶木は明るく言うとここでお別れとばかりに海のデュエルボックスへと戻り、釣った参加者にデュエルを挑んでいった。

 

 

「強かだけど熱い心を隠し切れない強敵だったね城之内君」

 

「……ああっ、遊偽も全国大会では苦戦していた。そんな奴を相手に勝てたのは、俺の実力だけじゃなく運とあいつのたった1点の甘さに付け込めただけだ。大会には梶木みたいに強え奴はまだまだいるんだろう。だけど、俺は負けねえ!俺にも負けられねえ意地があるからな」

 

「うんっ、ミホも応援してるよ。勿論、遊偽君と戦うまではね♪」

 

「ふっ、お前も相変わらずだな。だけど、その方が分かりやすくていいぜ」

 

 

 勝手の知る仲間と軽口を言い合いながら覚悟を固める城之内。

 

 

 そんな中、本田がふと気づいたかのように大声をあげる。

 

 

「おっ、おい!無線からメッセージが来てる!」

 

「何っ!?遊偽からか!?」

 

「嘘っ!?見せて、本田君!!」

 

 

 本田の無線を奪い取るかのように二人は引き寄せて画面を見つめる。

 

 

 そこには、

 

 

“山頂に到達。城への道発見。星8獲得。海馬、花咲”

 

 

 と要件を纏めた短い言葉が映し出されていた。

 

 

「遊偽じゃなく花咲からか。って、もう8つも集めたのかよ海馬の野郎!糞っ、城への一番乗りはこのままだとあいつか!」

 

「山頂からだと電波が届きやすいし城も見つけやすいわけだな。頭のいい二人だな。最初からそれ狙って動いてたわけか」

 

「海馬君はもう山を下ってそうだね。ミホたちも頑張らないと!」

 

 

 仲間との初めての連絡、そしてその活躍に刺激される形でやる気を入れなおす一行。

 

 

 スターチップを7個に増やした城之内とその一行は海のフィールドを抜けてその先の丘陵地帯へと向かった。

 

 

 

 

 




次は遊偽視点。
遊偽に固執するあのキャラが再登場。
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