※この作品はR-18です。

遊戯王のパズルの悪い使い方   作:菓子ラムネ大好き

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第4話

 

 

「ハァ、ハァ……んっ……」

 

 

 

 くちゅっ、くちゅっ、っと小さな水音が断続的に密室に響く。灯りはなく暗いその場所で水音とともに少女のくぐもった声が漏れている。

 

 

「あっ、うんっ、あふっ……」

 

 

 少女は声が漏れそうになると指を軽く噛み、声をそれ以上漏らさないようにしている。しかし、水音はそれでも止まず少女は身体を震わせてより一層指を噛みしめる。

 

 

 部屋の淫靡な音の元凶はこの少女、野坂ミホの自慰によるものだ。彼女は嚙み締めた指とは反対の手を股間の間、秘所に潜り込ませ、指先で外陰部と皮に隠れた豆を擦っている。拙いその手技からもオナニーの経験が限りなく低いことが分かる。

 

 

(ダメぇ、こんなの、ダメなの分かってるのに、止められない)

 

 

 ミホは目に浮かべた涙と汗が混ざり合った液体をベッドに垂らしながら、理性では反発するも逆らえない本能に流されるまま、くちゅくちゅと大事な部分を擦り刺激を求めた。

 

 性感を高めながらおかずとして思い浮かべるのはつう数時間前に見たある光景。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、ミホは放課後に蝶野を多目的室に呼び出した。男子がミホにプレゼントを贈ろうとした現場を蝶野に抑えられ、校則違反による処罰をネタに脅されていたのだ。蝶野の憂さ晴らしに同級生の弱みを探すよう命じられ、言われるがまま女子たちが知っていた噂を教えたところ、蝶野によりその子は停学にされた。脅されていたとはいえ自分が一人の少女の人生を狂わせたのだと自覚したころには耐えきれぬほどの罪悪感に苛まれていた。クラスでその話題が盛り上がるほど顔は青ざめ心の均衡が崩れる前に衝動的に蝶野と対峙した。

 

 

 しかし……

 

 

「お前に拒否権なんてあるわけねえだろうが!!このガキが!!」

 

「ふざけたこと言ってるんじゃねえよ。お前は私の言う通りにすりゃいいんだよ!」

 

 

 いざ蝶野を前にすると何も出来ないミホ。髪の毛が引きちぎられるほど引っ張られ頬をぶたれ罵倒される。それだけならまだ耐えられた。だが、

 

 

「それに、お前の告げ口で証拠を抑えられて停学になった女が何人もいるの。今更よねえ。

そうは思わない?野坂さぁん?」

 

「本当はやりたくなかった、許して、なぁんて言っても果たして停学になった子たちはあなたを許してくれるのかしらねぇ?オホホホホ」

 

 

 蝶野のその言葉にミホの心は引き裂かれる。今更遅いのだ。仮に蝶野から解放されたとしても停学になった女子にミホはどうすることも出来ない。蝶野と同じ加害者という事実は覆らない。蝶野という悪魔からの束縛の中で自分の犯した罪という名の刃で滅多差しにされる。逃げられない。抗おうとする気力が沸かない。

 

 

「誰か、助けて……」

 

 

 身体も心も朽ちたミホが藁をも掴む気持ちで助けを求めたその時、一人の少年がそこに割って入った。少年は金色の不思議なアクセサリーを持ちながら蝶野の相手を一人で引き受けた。

 

 

「野坂さん。ちょっとここから出てくれないかな。俺、少しこの先生を「説得」するからさ」

 

 

 口調を無理に取り繕って有無を言わさず立ち去るように言った少年に、ミホはすぐさま多目的室から離れた。

 

  

 それから1時間ほど経過した頃、どんよりと淀んでいたミホの思考がクリアになる。そして、蝶野と二人っきりでミホの代わりに説得を行っている少年のことがミホは気がかりになった。

 

 

(どうしてこんなに時間が経つまでぼーっとしてたんだろう。ミホの代わりに蝶野先生に立ち向かってる子がいるのに……)

 

 

 

 気持ちが逸り、足早となる。

 

 

(あの子、知ってる。確か……同じクラスの、遊偽君、だったと思う。話したことないけど、大人しい感じの子だった気がする)

 

 ミホと遊偽はこれまで接点がない。ミホも遊偽の名前を思い出すのに時間を要するほどだ。だが、どういう理由かは分からないが本来は自分の口で断らなければならなかったことを遊偽が肩代わりしている。自分のために見ず知らずの恩人に迷惑をかけている、そんな事実が許せないミホは多目的室へと足を走らせた。

 

 

 

「あっ、ああぁぁぁん♡あはぁん♡」

 

 

 

 

パンッ、パンッ……

 

 

 

 教室で激しい情事の音が鳴り響く。先ほどまで自分を支配していた蝶野が助けてくれた少年、遊偽に組み敷かれているのが扉の隙間越しから見える。

 

 

(えっ、えっ!?なっ、何!?何をしているの!?)

 

 

 二人の絡み合う姿に動転するミホ。

 

 

(これって、もしかして、せっ、セックス?)

 

 

 ミホにとって初めて見る男女の生々しいセックス。AVなど見たこともなく、ミホにとっての性知識は保健の授業と女性向けコミックだ。映画などで男女が半裸になるシーンだけでも赤面するほど初心なミホにとって、今目にしている光景は劇物のようなものだった。

 

 

「はぁ、はぁ……もう、ダメよ。これ以上イッたら、快感で死んじゃうぅ♡私の、負けよ。負けだから、許してぇ」

 

 

 体位を変えて計4回。ミホが覗いてから更に1時間は続いた二人の情事をミホは見続けていた。身体が火照りすっかり発情しきったミホはセックスが終わり衣服を二人が着なおしていることに気づくと教室から即座に離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野坂ミホ・自室

 

 

 

 

 

「あっ、あふっ、あうっ……!」

 

 

 

 あの時の様子を思い出し刺激が強まる。そして次第にミホはセックスしている二人に自分を重ねていた。凶器のように太くて長い肉の棒に貫かれ嬌声をあげる蝶野。あれが中に入れこまれると思うとぞっとするがあれだけ気持ちよさそうにする蝶野の姿にミホは自分ももしあれだけ気持ちよく狂えたら、と重ねる。膣に指を入れるのは怖くてできなかったためただ周りを擦るだけだが、この指がもし遊偽の指だったら、と妄想したミホはピリッと一際強い性感に震える。

 

 

(ミホ、どうして……)

 

 

 遊偽をオカズにすることに抵抗を感じるが妄想が捗るほど気持ちが昂っていく。

 

 

「あっ、あっ、ああぁ、んっ、んーーーーーっ!」

 

 

 ギリギリまで押しとどめていた蓋が外れたと自覚したとき、絶頂の波がミホを襲う。咄嗟に一指し指を噛み、絶叫を抑えるが初めて到達した絶頂に身体は大きく震える。ベッドの軋みが収まると、そこには全身から汗を流し真っ赤になったミホが力尽きて横になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ううっ、恥ずかしすぎて目を合わせられない……)

 

 

 翌日、学校に登校したミホは遊偽を見かけると露骨に視線を逸らす。あの後、蝶野と遊偽はどうなったのか。色々と気になるところはあったがミホは遊偽に声をかけることが出来なかった。

 

 

 そして、放課後

 

 

 ミホは昨日とは逆に蝶野に多目的室に呼び出された。

 

 

「えっ、ほっ、本当、ですか?」

 

「嘘じゃないわ。あなたに退学をちらつかせて脅すことはもうしないから。停学になった子も、校長にかけあって処分を謹慎に変えて貰ったからもう数日したら戻ってくるわよ。それじゃ……」

 

「まっ、待ってください!」

 

 

 有無を言わせず立ち去ろうとする蝶野をミホは引き止める。

 

 

「今まで散々脅しておいて、どうして今更!」

 

 

 突然心変わりしたかのような態度にミホは素直に受け止めきれない。心の中に溜まっていた全てを吐き出す勢いでミホは蝶野に詰め寄った。

 

 

「答えて、答えてください!先生に何の目的があるんですか!」

 

 

 そんなミホに、

 

 

「……ふっ、どうして、何が目的、ねぇ。そんなの、あなたは分かってるんじゃないの?そうでしょ、覗き魔ちゃん♪」

 

 

 蝶野は口元を歪に歪ませるとミホの目を覗き込む。

 

 

「っ、なっ、何の……」

 

「しらばっくれちゃダメ。あなた、昨日の私と遊偽のセックス、途中からずーっと覗いてたでしょ♪私、気づいてたんだからねぇん。顔を真っ赤にしてスカート越しに股間を撫でてて、気づいてなかったなんて言わせないわよ、むっつりちゃん♪」

 

 

 蝶野の指先がミホの唇をゆっくりと撫でる。

 

 

「ひっ……」

 

「うふふ、さぁって、どうしようかしらん♪」

 

 

ニタニタと意地の悪い笑みを浮かべる蝶野にミホは固まってしまう。しかしその時、

 

 

「蝶野先生、もう野坂さんには手を出さないって約束したよね?」

 

 

 またも遊偽が部屋に乱入しミホの窮地を救った。

 

 

「っ、べっ、別に何もする気はなかったわ!ちょっと揶揄っただけよ!」

 

 

 ばつが悪そうにぷいっと遊偽から顔を背ける蝶野。遊偽と蝶野の間に新たな上下関係が生まれているのは察しが悪いと周りからよく言われるミホにも分かった。

 

 

「はぁ、そういうわけだから、野坂さんはもう安心していいよ。蝶野先生もこれまでの悪事を反省して問題解決に動いてもらってるから」

 

 

 遊偽がミホに向き合い声をかける。遊偽が自分に意識を向け言葉を発した。たったそれだけの行為だが、ミホはそれだけでボッと顔を赤らめた。

 

 

「あっ、うっ、うん。そっ、そう、なんだ……」

 

 

 俯きしどろもどろになるミホ。

 

 

「えっ、えっ?どっ、どうしたの?野坂さん」

 

 

 そんなミホに慌てる遊偽。

 

 

「うふふ、そういうことね。野坂さん、遊偽君のことを男としてがっつり意識しちゃってるみたいよ♪昨日覗いたセックスに刺激されちゃったのね」

 

「はっ、はぁ!?覗いた、って何馬鹿なことを。そうやって揶揄うのはやめろって言ったよね蝶野先生」

 

 

 そうしてミホに振り返った遊偽。眼前には更に真っ赤になり否定せずに震えるだけのミホがいた。

 

 

 

(嘘、あの時のセックス覗かれてたの!?というか、何で……。パズルの力でここに戻ってこれなかったはずじゃ……)

 

 

(無理やりかけた強制力は何度もかけ続けて固定させない限りは絶対ではない。強い意志の力で破るものもいる)

 

 

(そんな……)

 

 

 

 パズルの答えに遊偽は絶句する。立ち呆ける遊偽にミホはゆっくりと近づいた。

 

 

「その……ミホ、覗くつもりはなくて。えっと、あの、遊偽君が、あんなこと、蝶野先生としてたのは言わないから」

 

「それと、遊偽君には、助けてもらったお礼、言いたいの」

 

 

 たどたどしく遊偽に話すミホ。声はか細く聞き取りにくかったが精一杯感謝を伝えようとするミホに遊偽は胸を高鳴らせた。クラスの男子たちが語っていた可憐で守ってあげたくなる愛らしさという表現に共感を覚える。蝶野とは異なり香水の匂いはなく、臭みのない汗と肌から放たれるミホの匂いに遊偽は雄として刺激させられた。

 

 

「あの、ありがっ、んっ!?」

 

 

ミホの唇に遊偽の唇が合わさる。衝動的なその行為に、ミホも遊偽も固まったがミホはゆっくりと目を閉じた。

 

 

「んっ、んっ……」

 

 

杏子や蝶野にしているように舌を突き出す遊偽。最初はびっくりしながらも舌を受け入れたミホ。粘膜が触れ合い唾液を交えた淫靡な音が再びこの部屋で囁いた。

 

 

「はぁ、はぁ、あっ、うっ、ん……」

 

 

 制服を脱がすと、リボンの色と同じく薄い黄色の可愛らしいブラが現れる。ブラをずらすと小ぶりな乳首がツンっと勃っていた。

 

 

「野坂さんも、期待してるんだね」

 

 

「いっ、いやん、ミホ、そんな子じゃない」

 

 

 遊偽が乳首に手をかけると目を瞑り口で否定するミホ。しかし、押しのける力は弱く彼女もまたこの行為に期待していることが遊偽には分かった。

 

 

「あうっ、あふっ、ん……やあっ……」

 

 

 乳首に舌を付け転がすと嬌声を漏らす。オナニーの時乳首の刺激はこれほど強くなかった。遊偽から与えられる刺激にミホは身体を震わせていた。

 

 暫くの間胸を弄った後、遊偽の指がミホの股の間を通り、ショーツ越しから秘部を擦る。

 

 

「あっ!やっ、そこっ」

 

 

 大事な場所を自分以外の人間に触られたことで強めの拒絶を示すミホ。

 

 

「大丈夫よ。無遠慮にあなたのそこを荒したりはしないわ、遊偽君は。こんな童貞臭い見た目だけど、結構気遣ってくれるのよ」

 

「……人の見た目を馬鹿にするのは止めてくれないかな、リン」

 

 

 ゆっくりといたわるようにミホの秘所を擦る遊偽。自分よりも太くて硬さはあるが気持ちよく擦るその指にミホは次第に態度を軟化させていく。

 

 

(これが、遊偽君の、指……ミホ、遊偽君に、あそこを触られてる……)

 

 

 遊偽の指に触られ気持ちいい刺激を与えられているという事実にミホの性感は更に高まり、ミホはすっかり発情していた。

 

 秘所からわずかにだが汁が滴り、指がその汁により音を鳴らしながら刺激を与えていく。オナニーでも皮越しでしか手を付けられなかったクリトリスの皮を剥き、つついて来た遊偽にミホは肢を震わせる。

 

 

「やっ、やあっ!昨日のが、また……また、来ちゃう!」

 

「ふふっ、我慢することはないのよ野坂さん。イキそうならイキなさい!彼の指に身を委ねるのよ」

 

 

 後ろからミホの身体を羽交い絞めにしてきた蝶野が快感に任せるようにミホの耳元で囁く。遊偽から目を逸らしながらも手は遊偽の背中を掴み、遊偽に身体を預ける形でミホは大きな絶頂の波を受け止めた。

 

 

「あっ、あっ、やぁぁぁぁん!」

 

 

 ビクッ、ビクッと身体を大きく振動させるミホ。秘所からは先ほどの比ではないほどの汁が滴る。

 

 

 

「ううっ、怖い、よ。でも、遊偽君になら……いいよ」

 

 

 顔を逸らしながらあそこの穴にあてがわれた遊偽のペニスを受け入れる許可をミホは出す。

 

 

「あっ、あううううっ!」

 

 

 ペニスが穴に押し入りその中の膜を破いた時、痛みに耐えきれずにミホは手足を遊偽の身体に絡みつけた。

 

 

「痛みが収まるまで待ってるから」

 

「うん……」

 

 

 抱き合った状態のまま暫く過ごし、痛みが収まった頃に再開される情事。無理やり広げられた膣道は遊偽の形に馴染み、処女血の滑りとともにペニスに強い快感を与える。

 

 

「うっ、野坂さん、そろそろ……」

 

「ミホ!ミホって呼んで、遊偽君!」

 

「うん、ミホちゃん!イク、イクよ!」

 

 

 ペニスが激しく震える。ミホの膣を遊偽の精液が蹂躙していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そのパズル、遊偽君が凄い理由なんだ」

 

「……軽蔑する?」

 

「ううん、ミホにとってはどうでもいいもん。遊偽君がそれでミホを守ってくれたならそれで」

 

 

 情事の後に抱き合う二人。

 

 

「これからもミホを守ってね。頼りにしてるから、遊偽君♪」

 

 

 遊偽の胸に顔をうずめ、ミホはその温もりを味わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日・教室

 

 

 

「ねえ、遊偽くぅん♪ミホ、今日は遊偽君と一緒に帰りたいな~♪」

 

腕に絡みつき頬をすりつけるミホ。大人しい印象とは打って変わってべったりと遊偽にくっつき甘えるミホにクラスの生徒たちは唖然とする。

 

 

「嘘っ!いつの間に……」

 

「何で遊偽なんかと……」

 

「嘘だろ!リボンちゃん!俺は、俺の気持ちは!?うっ、うおおおおおおぉぉぉ!!!」

 

 

最後はミホに惚れていた角刈りの男が血涙を流しながら現実を否定し教室を飛び出した。

 

 

「ねっ、ねえ……、野坂さん、どうしてそんなに遊偽にべったりくっついてるのかな?」

 

「ミホ、遊偽君と一緒にいると安心するの」

 

「っ!遊偽、本当は迷惑よね?ちゃんと断った方がいいわよ」

 

 

腕に纏わりつくミホと怒りを隠しきれない杏子。

 

 

「えっと、その……ちょっと、後で話し合おう……」

 

 

只ならぬ雰囲気に遊偽はどうしようかと冷や汗をかいていた。

 

 

 




ミホちゃんの開幕オナニー
ミホちゃんの性格は原作とアニメのミックスといった感じ
蝶野先生がセックスの導入にかなり便利なキャラだった
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