「う、ん……? こ、ここは……っ!?」
意識を覚醒させたサムスは、ぼんやりとした気分のまま自分の状況を確認し、一瞬にして表情を変えた。
彼女は今、全裸の状態で壁に拘束されている。
しかもそれはただの拘束ではない。上半身だけを壁から生やした状態である、通称『壁尻』状態という訳だ。
自分が何故、こうなっているのか? 記憶を辿ったサムスは、意識を途切れさせる前の最後の場面を思い出す。
それは屈辱と快楽に彩られた様々な意味で身震いする様な記憶であり、脳裏にその光景を映し出したサムスは吐き気を催してしまった。
(あんな……あんな無様な姿を晒すなんて、最悪だ……!)
見下していた男に負け、性的な責めを受け、屈服した。
その上、初体験を尻穴で経験することとなったのだ。
その行為で悶え、意識を失ってしまう程の激しい絶頂を迎えてしまったことも加われば、自ずと自己嫌悪の感情も浮かんでくるだろう。
どうやら、自分はあの後でワリオに連れ去られてしまった様だ。
そのことをサムスが理解した時、視線の先にある扉が開いて件の男が姿を現した。
「よう、随分と遅いお目覚めだな。気分よく、ぐっすり眠ってたじゃねえか」
「……まさか、最悪の気分だよ。お前なんかに手籠めにされて、あんな醜態を晒すなんて……」
一旦休息を取ったことで気力を蘇らせたサムスは、強気な態度でワリオに凄んで見せた。
しかし、ワリオはそんなサムスのことをケタケタと愉快そうに笑いながら見つめるだけだ。
たわわに実った乳房をぶら下げ、壁から上半身だけを生やして拘束されている女を見ればその反応も当然のことなのだろう。
まるで抵抗出来ずに痴態を晒し続ける自分の姿に悔しさを募らせるサムスであったが、決してその感情を見せることなくワリオを問い詰め始めた。
「答えろ、ここは何処だ? 私をどうするつもりだ!?」
「そう慌てるなよ。ちゃ~んと全部教えてやる。俺様は優しいからな!」
並の男ならば恐怖で震えてしまうであろうサムスの鋭い眼光を受けてもワリオは余裕しゃくしゃくと言った感じだ。
どこからかニンニクを取り出しておやつとばかりに食べる余裕すらある。
そうして、ボリボリと大好物を貪ったワリオは、未だに強く鋭い目つきで自分を見つめているサムスに近づくと、むわりと臭う息を彼女に吐き掛けながらことのあらましを解説し始めた。
「ここは俺様の世界にある、俺様の会社だ。お前は、スマブラの世界からここに連れて来られたって訳だな」
「お前の世界だと……!? 何でそんな真似をした!?」
「お前に俺様のビジネスに協力してもらおうと思ってな! 喜べ! お前も楽しめる最高のプランを考え付いたんだぞ!」
「ほう……? お前程度の脳みそでまともな商戦策略が思いつくとも思えないがな。一応、そのクソッタレプランを聞いてやるから、話してみろ」
強気な姿勢を崩さず、少しでも時間を稼ぎ、情報を引き出すためにワリオの話に乗る。
とても嫌な予感はするが、今は彼が何を考えているかを知ることが優先だとサムスは考えた。
ワリオは、サムスの反応に対してニヤリと笑みを浮かべると偉ぶった態度で部屋を歩きまわりながら話を始める。
視線で彼のことを追うサムスは、その言葉の一つ一つを決して聞き逃さぬ様に神経を集中させた。
「俺様のゲーム会社はヒット商品を連発し、今や押しも押されぬ大企業へと成長した! 当然だな! このワリオ様が社長を務めているんだから!」
「ラッキーヒットが続いただけだろう。でなきゃ、お前みたいな馬鹿が経営する会社なんてとっくに潰れてる」
「好きにほざけよ、負け犬。んで、話の続きだ。順調にヒット作を作り続ける俺様の会社だけど、やっぱマンネリが怖いだろ? だから、今回はいっちょ今までとは路線の違う作品を作ろうと思ってな! その作品のメインキャラクターとして、お前を使おうと思った訳だ!」
ワリオがそこまで話し終えると、床から一台のテレビモニターがせり上がって来た。
そこに映像を映し出しながら、彼はサムスに向けてプレゼンを続ける。
「ま、大博打ってのはリスクが高い。出来る限りそのリスクを減らすのは当然のことだろう? だから、まずは人気キャラクターをメインキャラとして採用することにした。そうすりゃ、そのキャラのファンがゲームを買うだろうからな」
「その大役を仰せつかったのが私ってことか。ありがたくて涙が出そうだ」
「だろう? んで、次だ。お前をメインに据えたとしても、肝心のゲーム内容がクソだったら意味がねえ。その部分を一生懸命考えた結果、今回はアダルトゲームを作ることにしたって訳だ!」
「はっ! 何を考えたかと思えば、所詮は馬鹿男の浅知恵か? エロい体つきの女にエロいことをするゲームを売ればヒットするとでも考えたってだけだろう!?」
「シンプルで良いだろう? でもな……このゲームはただのエロゲじゃねえ。今までのゲームを遥かに超えた、最高のエロゲになるのさ!」
高らかにそう宣言したワリオは、手元のリモコンを操作してサムスの真横にあった壁を排除した。
視線をその壁の向こう側に向けたサムスは、そこにあった物を見て愕然とする。
そこには、女の下半身が壁から生える様にして存在していた。
見覚えのあるその下半身は明らかにサムスのものであり、試しに足を動かしてみると視線の先の足も同じ様に動くことから、サムスはあれが自分のものであることを確信する。
「驚いたか? スマブラの世界から技術を流用したんだ。出来る男ってのは、何でも吸収して自分のモノにするもんだからな!」
大口を開けて笑うワリオへと視線を戻したサムスは、彼への評価を修正し始めていた。
この男、馬鹿だが悪知恵は働く。というより、決して愚かではない。
『おとしあなのタネ』の使い方を発見したり、こうして別世界の技術を流用したりする辺り、本当に会社経営の才能はあるのかもしれない。
であるならば、彼が考えた『最高のエロゲ』の内容もあながち馬鹿に出来るものではない可能性が高い。
そのゲームに出演させられようとしているサムスは、ここにきて自分の身に途轍もない不幸が訪れていることを強く実感した。
「……それで? お前の考えた最高のエロゲってのはどんなものなんだ?」
「興味が湧いてきたか!? んじゃあ、特別に教えてやろう! ……その名も【大乱肛 セックスブラザーズ】! お前のアナルを徹底的に犯すゲームだ!」
ワリオの宣言と共に、テレビモニターにサムスの尻が大写しになった
。同時にけたたましい効果音が流れ、テロップが画面に飛び出す。
その文字を呼んだサムスは、眩暈がする様な感覚に襲われてしまった。
『メトロイドシリーズの大人気キャラクター サムス・アランのアナルを徹底凌辱! 強気に反抗する女の最高に敏感なケツ穴を弄って、穿って、犯しまくれ!』
『ステージ、アイテム、サムスのコスチュームも数多く実装! 定期的に行われるアップデートにて、更に追加予定!』
『犯される女だけじゃない! 犯す男たちも人気キャラクターたちを多く実装! あの超ウルトラ大人気キャラであるワリオを始めとした男たちが、銀河最強のバウンティハンターのケツを犯しまくる!』
サムスの尻の映像と共に刺激的な煽り文句が次々と流れるPVをワリオは自慢気に見せつけている。
そんな彼の姿と映像を交互に見比べた後、サムスは失笑を浮かべながら口を開いた。
「なるほど、随分と面白そうなゲームだな。私が馬鹿な男なら、間違いなく買ってしまうだろう」
「だろ!? こんなゲームを思いつくなんて、やっぱり俺様は天才――」
「だが、この企画には決定的な欠陥がある! ……考えてもみろ、私がこんな馬鹿げたことに付き合う理由はない。そうだろう?」
少し余裕を取り戻したサムスは、自信たっぷりといった様子でワリオへとそう言い放った。
これは至極当然のことで、サムスがこんな屈辱的な扱いを受けることを了承するはずがない。
彼女の協力なくしてこのゲームは開発出来ないのだから、最初の段階から無理がある話なのだ。
「所詮、馬鹿の考える馬鹿な計画だったという訳だな。私はこんなゲーム作りには協力しない、わかったらこの拘束を解いて私を自由にしろ!」
もう一度、サムスはワリオに向かって凄んでみせた。
馬鹿な彼は、サムスに反抗されるという可能性を考えていなかったのだろう。
であるならば、この予想外の事態に対して、無策である可能性が高い。その隙につけこんで、何とか拘束を――
「ガハハハハハッ! なんだ、その程度の話か。なら、何も問題無い」
「……何だと?」
――そこまで考えていたサムスは、ワリオが口にした言葉を耳にして眉をひそめた。
彼は、サムスに向けてもう一度同じ言葉を告げる。
「問題無いって言ったんだ。お前は、間違いなく俺様のゲーム作りに協力する……今からそれを証明してやるよ」
ニタニタと笑いながら、ワリオはサムスに手元のスイッチを見せつける。
その中で一際大きい赤いボタンを指し示し、そこに指を乗せ、躊躇い無く押した瞬間、サムスの体に電撃が走った。
「はおぉおおぉおおぉんっっ♡」
びりびりとした痺れ、それが自分の尻から発せられた。
いや、違う。発せられたのではない。今もその痺れ……快感は、サムスの尻で生まれ続けている。
サムスの目には、自分の真横にある尻が、快感を感じてどんどん紅潮していることが見て取れていた。
何もされていないはずだ。
セックスどころか触られてもいない、ただの壁尻状態で拘束されているだけ。
それなのに、サムスの尻は空気の流れを敏感に感じ取り、それだけで先ほどのアナルセックスにも等しい快感を感じ続けているのだ。
「な、んだっ、この、感覚は……っ!? し、尻が、熱いっ……!」
「……どうだ? 俺様たちがお前のケツをここまで成長させてやったんだぜ?」
「ふざ、けるなっ! 私に、何をした!?」
「あ~……スマブラの世界によ、『スピリット』ってあっただろ? まともな肉体を持ってない雑魚共の魂を俺様たちが使ってやることで、それに応じた特殊能力を得られるって奴だよ。その技術を応用してやったんだ」
「スピリットを応用した、だと……?」
得意気に笑い、サムスに顔を近づけるワリオ。
ニンニク臭い息を吐き掛けながら、彼はサムスに何をしたのかを解説する。
「実はな、お前はもう十日以上眠り続けてたんだぜ? と言っても、俺様たちがそうなる様に仕向けたんだがな。その間、俺様はスマブラの世界でスピリットの技術を学び、二つの世界からある条件を満たしたスピリットたちを集め始めたんだ」
「スマブラの世界とこの世界で、スピリットを……? 一体、何が目的で……?」
「簡単だよ。俺様が集めたのは、『尻やケツ穴が弱い』って特性を持つスピリットたちだ。それ以外のことはどうだって良い。名前のない雑魚でも、例え男だとしても良かった。そう言ったスピリットたちを何百と集めて……ぜ~んぶ、お前のケツにぶち込んでやった訳だ!」
「なっ、なんだとっ!?」
ワリオの言葉に愕然としたサムスは、視線を横に動かして自分の尻を見つめた。
よもや、自分が気を失っている間にそんな魔改造を施されていたなんて、まるで予想外の事態である。
だが、まだワリオの話は終わらない。
彼はスピリットたちだけではなく、自分の持てる技術全てを使ってサムスの尻を開発した様だ。
「お前のケツを超が付くレベルに敏感にした後はな、穴の締りを調整したんだ。どんなデカちんぽでもぶち込める様に、だけど決して緩い穴にならない様に、必死こいて調整してやったんだぜ? これでどんな奴とでもアナルセックスを楽しめる。良かったな!」
「な、んだ、と……!? そんな、そんな馬鹿なことが……」
想像を遥かに超えた開発行為を受けたサムスは、先ほどまでの余裕を完全に失ってしまっていた。
そんな彼女に対してトドメとばかりにとある映像を見せつけるワリオは、今のサムスの尻の状態を事細かに説明し始める。
「今のお前のケツは、全体感度が常時300%以上! アナルは蕩けていながらもキツさを失わない極上穴に! いちいち掃除しなくて良い様に排泄機能もカット! ただし屁は出るぜ!」
「う、嘘だ……そんな馬鹿なこと、あるはずが……」
「嘘じゃねえさ! そこまで言うんだったら証拠を見せてやるよ!」
「ひっ……!?」
サムスの前に自らの陰茎を露出させたワリオはそれを彼女に見せつけながらニタニタと笑った。
前回のセックスの時よりも怒張し、赤黒くテカっているそれを目にしたサムスは、自分の尻穴が再び犯されようとしていることに気が付き、恐怖に息を飲む。
「こないだは乱闘の疲れがあって本調子じゃなかったが……今回は十分に休養も取った。ニンニクもたらふく食って、体力は満タンだ! 狂うまでお前のケツ穴を犯し尽くしてやるぜ!」
「ま、待っ――んほぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」
サムスの静止の声も虚しく、ワリオは勢い良く腰を突き出すと彼女の尻穴に自身のペニスを叩き込んだ。
あまりにも乱暴な挿入であったものの、サムスのアナルはその一撃を容易く受け止め、腸の奥までワリオの分身を飲み干してしまう。
獣の様に吠え、白目を剥くサムス。
挿入の瞬間、彼女は人生の中で最高の快感を体験してしまっていた。
逞しいペニスで尻穴を穿たれる快楽に、意識が飛んでいってしまったのだ。
深く、精神の底までも蕩けさせる様な甘い蜜……肛門での性感は、サムスの雌の本能を充足させる快楽を彼女に味わわせる。
天国に飛んで行った意識もまた強く激しい快楽によって再び覚醒させられ、そこからは前回のセックスの再現であった。
「おうんっ♡♡♡ ほぉんっ♡♡♡ おほぉっ♡♡♡ んほぉおっっっ♡♡♡ んっほぉおおぉぉおぉおおっっ♡♡♡」
一回目のセックスの時よりも太く硬いペニスがサムスの尻穴を穿つ。
肛門を広げ、腸壁を擦り、奥の奥までを穿り尽くす様な腰使いでサムスを責め、ドリルの様に彼女の尻穴を掘削する。
蕩けた尻穴は更に腸液を分泌して肉棒の滑りを良くし、柔らかさを増した尻肉はワリオの腰を受け止める最高のクッションとして機能していた。
ペニスを突き入れられる度、サムスの子宮が震えた。
本来は出すべき場所が、男性器を受け入れる場所として扱われていることへの倒錯感。
醜い男に敗北し、なすすべもなく犯されているという屈辱。
変態的なプレイで快楽を貪っているという背徳感。
それらの感情が複雑に混じり合い、サムスの興奮を一層高めていく。
そしてペニスを引き抜かれれば、それらの感情を含めたサムスの全てが吸い出されているかの様な脱力感に襲われた。
まるで終わらない排泄、本能に訴えかける快楽を延々と味合わされ続ける責め……身動き一つ出来ない体で、快楽に慣らされた精神で、この圧倒的な多幸感に抗うことなど出来ない。
サムスは、あっという間にワリオのペニスに屈服し、激しい潮噴きと失禁を晒しながら絶頂してしまった。
「んごほおぉおおぉおぉおぉぉォおおおぉオぉおおおッッ♡♡♡ ほひぃいぃいいぃいいィぃいいいぃィんっっ♡♡♡」
「ガハハッ! あっけなくガチアクメ決めちまったなぁ? どうだ? お前のケツ穴は最高のまんこに仕上がってただろう?」
「お、おぉぉ……っ♡♡♡ んほぉぉ……♡♡♡」
ワリオの問いかけに、サムスは低い呻き声を漏らすことしか出来ない。
その声は、到底サムスの様な美女が出すとは思えないほどに野太く、下品なものだった。
女性として、人間としての尊厳を投げ打ち、快楽に堕ちた一匹の雌としての姿を曝け出すことしか出来ないサムスは、ワリオの言っていたことが何一つとして間違いではないことを理解する。
自分の尻は、感度抜群の玩具に仕立て上げられてしまったのだ、と……。
(こ、こんなの、無理、だ……♡♡♡ し、尻が、なにもされてなくても、熱い……っ♡♡♡)
ワリオのペニスを引き抜かれても、サムスの絶頂感が尻から去ることはなかった。
ビクビクと痙攣し、物欲しそうにぽっかりと尻穴を広げ、快楽を貪るべく腸液を涎の 如く垂れ流している。
ぶぴぶぴと響く放屁音に似た音もまた、彼女のアナルから響いているものであった。
サムスは理解する。この尻の感度では、日常生活を送ることすら困難であると……
何にも触れず、ただ外気に晒されている状態でこれなのだ。例えば服を着たりなどしたら、どうなってしまうかわからない。
肌に密着するゼロスーツなどもってのほか、延々と尻を刺激される感覚で立つことすらままならないだろう。
となれば、当然の如く賞金稼ぎの仕事など不可能だ。
常にケツアクメ状態で敵と戦うことなど出来るはずがない。
そもそも、サムスの精神状態に左右されるパワードスーツの展開すら出来るかどうかが怪しいのだ。
先ほどまで自分が平然としていられたのは、ワリオが何らかの装置を使って自分の尻の感覚をシャットアウトしていたしていたからに違いない。
あのスイッチは、装置の機能を切るためのものであったのだ。
ようやく尻で味わう快感に慣れ、それでも絶頂ぎりぎりの所で踏ん張っていたサムスが蕩けた頭でそのことを理解すると、彼女を手のひらの上で操る男があくどい笑みを浮かべながら囁いて来た。
「尻の感度、元に戻して欲しいか?」
「っっ……!?」
びくりと、全身が震える。自分に途方もない屈辱と快楽を与えたこの男が、ついに詰みの段階まで自分を追い詰めようとしている……そのことを理解してもサムスには回避の手段はない。ただただ、ワリオの取引に乗るしかないのだ。
罵倒の言葉を口にすることも、鋭い視線で睨みつけることも、もうサムスには出来ない。
今の彼女が出来る抵抗はこれ以上臀部の快感でイかぬ様にただ堪えることだけで、それ以外の何かに意識を集中させてしまうと即座に我慢が崩壊することがわかっていた。
だから、彼女は必死に荒い呼吸を繰り返しながらワリオの顔を見つめる。
彼の提案を聞き逃さぬ様、集中し続けた。
「お前の尻を元通りにする条件……それは、俺様の作るゲーム、【大乱肛セックスブラザーズ】の開発と運営に参加し、そこに参戦する全てのファイターに勝利することだ。最低一回、俺様を含む全てのファイターに勝利することが出来れば、お前の尻を元通りにして即座に解放してやる。どうだ? 良い条件だろう?」
ニタリと、ワリオが笑みを浮かべて言う。
逃げ場の無いサムスに、圧倒的に不利な取引を持ち掛け、彼は嗤っていた。
この条件を飲んだ時点で、サムスは【大乱肛セックスブラザーズ】の完成まで身柄を拘束されることが決まってしまう。
その中で更なる開発や凌辱を受けることは想像に難くないだろう。
しかも、今はワリオだけだが、本格的にゲームが始まれば彼以外の男たちにも犯されることになるのだ。
誰が来るかも、何人来るかも、どんな手法で自分を辱めようとするかも、何一つとしてわからない。
だが、この条件を飲まずして、サムスに未来はない……屈辱と怒り、そして恐怖を感じながらも、サムスは全てを受け入れる覚悟を固めた。
そして、身を震わせながらワリオに向かって頷き、小さく呟く。
「わかった……その条件を、飲む……! お前のゲーム作りに協力し、悪趣味な戦いにも参加する。だから、私が勝利した暁には……!」
「ああ、約束は守るぜ。それじゃあ、契約書にサインしな」
「んっ……ぷぅっ……!?」
ワリオの手で乱暴に口紅を塗られたサムスは、次いで突き出された契約書の署名欄にキスマークでサインを残した。
ちらりとしか見えなかったが、この契約書にもサムスに不利な事柄が記載されているのだろう。
しかし、もう彼女にはどうすることも出来ない。条件を達成すべく、卑猥な戦いに臨むほかないのだ。
ぶるぶると屈辱に全身を震わせるサムスであったが、ワリオはそんな彼女から目を逸らすと全く別の方向へと視線を向ける。
そして、誰も居ないその空間へと語り掛ける様にして話し始めた。
「この通りだ。あのメトロイドシリーズの主人公『サムス・アラン』は、俺様のゲームに参加を表明したぜ? ……この女のケツをぶち犯して、滅茶苦茶にしてやりたくねえか? そんなゲームを遊んでみたくねえか!?」
陰茎を露出したまま、ワリオは両腕を広げて熱く訴えかけた。
彼の視線の先を良く観察したサムスは、そこにカメラの存在を察知して息を飲む。
どうやら……自分が心を折られる様は、あのカメラを通して多くの人々に鑑賞されていた様だ。
顔も知れぬ観客たちへと醜態と痴態を晒してしまったサムスは、羞恥に顔を赤くして俯く。
ワリオは、そんな彼女の様子などまるで興味が無いようにカメラだけを見ながら、その先にいる人々へと訴えを続けていた。
「この俺様が! ワリオ様が! お前たちの欲望を叶えてやる! ……だが、伝説に名を遺すゲームを作るには、お前たちの力が必要だ。各世界の技術! ゲームのシステムを開発するための資金! サムスの尻をぶち犯す男性ファイター! それらを俺様の会社に提供して欲しい! 俺様とサムスとお前たちの力で、【大乱肛セックスブラザーズ】を最高のゲームにしようぜ! お前らの援助、待ってるからな!」
一方的で、あまりにも上から目線の援助要請。
しかし、この混沌とした空気の中で、サムスは全世界で生まれつつある興奮を肌で感じ取っていた。
名立たる有名キャラクターたちが、悪名高い悪役たちが、各世界に住まう名もなき住民たちが……自分の尻に情欲の炎を燃やしている。
この極上の性器を最高の状態に仕上げ、それをどう調理するかを期待と共に見守っているのだ。
強く美しい女戦士『サムス・アラン』が尻穴を犯されて悶絶し、絶頂する姿を全世界が待ち望んでいる。
その事実を理解したサムスは、ぶるりと尻を震わせて恐怖に怯える表情を見せた。
これから先、自分を犯すためのシステムが無数に構築される。
プレイを多様化させるためのアイテムやステージも多く開発され、様々な男たちが竿役として参戦を表明するのだろう。
尻の感度を向上させるための調教もまだまだ行われるかもしれない。
サムスの未来は、前途多難だ。
しかし……彼女は、そんな自分の末路を想像すると、怯えと共に僅かな期待を抱いていることに気が付いてしまった。
理解不能のその感情を拒み、見ないふりをするサムスであったが、現実は、ワリオは、そんな彼女を絶対に逃してはくれない。
こうして、伝説のバウンティハンター『サムス・アラン』は、淫らなゲームに犯され役としての参加が決まってしまった。
これから先、彼女の身には想像を絶する快楽と羞恥が襲い来ることになるのだが……今の彼女は、自らに芽生えつつある肛姦への悦びを拒むことしか頭になく、そのことをまるで知る由もなかったのであった。