「違法牧場…?」
子ウサギ公園の一角、RABBIT小隊の
「あぁ、最近市場に乳製品を卸し始めた牧場があるらしいんだが…シャーレに寄せられた情報によると何かしらの違法行為を働いているみたいなんだ。それを調べてくれないかと先生から頼まれた」
ミヤコの疑問に答えたのは、彼女が持つ書類を持ってきた『空井 サキ』である。
安全である筈のキャンプでもヘルメットを被ったままな彼女は
「とは言っても違法牧場というのは想像出来ませんね…工場であれば違法な兵器を作っているといったような想像は出来ますが…」
「くひひっ。そう言えばこんな噂があってね〜」
尚も首を傾げるミヤコだったが、それに対してニヤニヤとしただらし無い笑みを浮かべた『風倉 モエ』がまことしやかに囁かれる噂を口にする。
「なんでも〜…最近出回っている"特別なミルク"ってのがあってね。それを飲むと疲労回復や滋養強壮に抜群の効果があるんだってさ〜」
「特別なミルク…確かにそんな効果があるとしたら普通の牛乳ではなさそうです」
「となると…もしかして山羊のミルクとかか?普通の牛乳より栄養があるって聞いた事があるぞ」
ミヤコが首を傾げ、サキが自身の推論を口にする。
しかし、モエはそれを否定した。
「いやいや、そんなありきたりな話じゃないよ。なんでもそのミルクは〜…
「はあっ!?」
目を丸くして驚愕するサキ。
そんな彼女に対し、モエは聞き間違いではないと突き付けるかのように自身の豊満な乳房を下から持ち上げながらたぷん♡たぷん♡と揺らしながらより詳細に語り始めた。
「なんでも簡単なアルバイトだからって応募した生徒におっぱいが大きな子が居たら、色々されて母乳が出るようにされちゃうんだってさ〜。そうなったら最後…母乳をずっと搾られて……」
「モエ、そんな現実離れした噂を鵜呑みにしてはいけませんよ」
赤面してフリーズしてしまったサキへ、何処か興奮気味なモエが捲し立てていたが、ミヤコがそれに待ったをかける。
「私の推察ですが、おそらくは牛乳に何かしらの添加物を加えたか、あるいはそういった噂を流す事で購入者を騙しているのではないでしょうか?」
確かにミヤコの推察も一理ある。
もしそれが当たっていた場合には食品衛生に関する法か、もしくは詐欺に該当するであろう。
「とりあえず潜入してみて事実確認をしてみましょう。ちょうど…ほら、件の牧場がアルバイトを募集しています。定員は2名ですから…」
「なら私が行く!こんな馬鹿げた噂の正体を暴いてやるんだ!」
ミヤコが潜入メンバーを選ぶ前にサキが勢いよく立ち上がりながら立候補した。
「ちょうど良かったです。私もサキにしようかと思っていました。あと一人は…私が行きます」
「み、ミヤコちゃんが行くの…?」
先程から事の推移を沈黙して見守っていた『霞沢 ミユ』がミヤコを気にかける。
「大丈夫ですよ、ミユ。というか…モエは証拠品ごと爆破してしまいそうですし、ミユの狙撃能力は今回は不向きでしょう。牧場の施設ではおそらく近接戦闘になりますから、私とサキが適任です」
「ミヤコちゃんがそう言うなら…」
「くひひっ、そうなるとサキは乳牛にされちゃうね〜」
「ばっ、バカな事を言うな!ただの噂なんだから、どうせミヤコが言っていたような事だ!」
そんなやり取りをしつつ、彼女達はアルバイト募集に応募し、潜入の準備を進めるのであった。
「ふぅ…」
百鬼夜行連合学院の郊外、農林水産業が活発な地の一角に建ち並ぶ牛舎。
そこでミヤコはTシャツとオーバーオール姿で、
「も〜」
「はいはい、すぐにそっちにもあげますからね」
首尾よくサキと共に採用されてから2週間、ミヤコは牧場の仕事にも慣れテキパキと働いていた。
「サキは…やっぱり居ませんね」
仕事の合間に牛舎全体を見渡すが、サキの姿は無い。
別の牛舎で働いている可能性もあるが、住み込みで働く者の為に雇用主が与えてくれた寮でも彼女の姿を見る事は無かった。
もしや"あの噂"は本当で、サキは乳牛にされてしまったのかもしれない。
そんな考えが頭を過ぎる中、ミヤコは擦り寄ってきた乳牛を撫でていたが、そんな彼女に一人の牧場スタッフが声をかけた。
「ミヤコさん、お疲れ様です。仕事には慣れましたか?」
「マネージャー、お疲れ様です。そうですね…最初は大変でしたけど、今は随分と慣れました。それに皆さん優しく仕事を教えてくれますので」
そのスタッフは現場を取り仕切るマネージャーと呼ばれる人物だった。
元戦闘型らしい無骨な外見ながらも物腰柔らかく、アルバイト達にも優しく接する彼は中々に"いい人"と言っても良いだろう。
「それは何より。動物達は我々が思っているよりも環境に敏感ですからね。働く人々が嫌々働いていては乳牛達もそれを感じ取って質の悪いミルクを出してしまう…ミヤコさんのような新人アルバイトでも良い労働環境だと思っているのであれば、乳牛達も安心出来るでしょう」
「ところでマネージャー、私に何かご用でしょうか?」
「えぇ、実はミヤコさんを別の牛舎の担当にしたいと思いまして」
「別の…牛舎…?」
「はい、そこではお得意様の為に用意した"特別な乳牛"から特別なミルクを搾っているのです。ですから優秀な働きぶりなミヤコさんにお手伝いして頂きたいのですが…」
ミヤコは内心ガッツポーズをした。
やはりこの牧場では特別なミルクを製造しているようだ。
その上、特別なミルクに携われるのならば違法性を見極めるのにこれ以上のチャンスは無い。
「分かりました。お仕事を任せて頂けるのであれば、喜んでお手伝い致します」
「ミヤコさんならそう言って頂けると思いました。では案内しますね」
マネージャーが呼び寄せた別のアルバイトに餌やりを任せたミヤコは、彼の後を追って行く。
「ではこちらでシャワーを浴びて着替えて下さい。面倒ではありますが、衛生管理上の問題がありますから」
「分かりました」
到着したのは窓一つ無い、低い倉庫のような建物であった。
その入り口でミヤコはシャワーと着替えをするように求められ、その通りに手早くシャワーを浴びると用意されていた食品工場で使われるようなガウンとキャップ、マスクを着用し、建物に足を踏み入れた。
「これは…?」
ミヤコが目にしたのは、牛舎という言葉とはかけ離れた内装だった。
薄緑色の床に白い壁…その壁には頑丈そうな鉄の扉が幾つも並んでおり、素材や色の違いこそあれどビジネスホテルを思わせるものだ。
「ではミヤコさんには新しく入ってきた乳牛の初めての搾乳を見学して頂きます。それと、ここで見た事は他言無用で…」
「は、はい」
緊張感を覚えつつ、ミヤコはマネージャーの後を追う。
どうやら彼は扉が並ぶ廊下の奥に向かっているらしい。
(これは…本当に部屋みたいですね…SRTにあった古い寮がこんな感じでしたが…)
キヴォトスでは一般的な防弾防爆扉には部屋番号が書かれているが、どう考えても乳牛が出入りするような扉には見えない。
それこそ人が通るような…
「こちらが搾乳室です。ミヤコさんは乳牛が驚かないように、先ずはマジックミラー越しに見学して下さい」
「はい、勉強させていただきます」
嫌な予感が頭を過ぎるが、それはマネージャーの言葉によって中断された。
ここまで来たら自分の目で確かめるしかない。
そう腹を括ったミヤコは搾乳室へと足を踏み入れ…
「っ!?」
マジックミラー越しに目にした光景にミヤコは驚愕した。
というのもそこには共に潜入したサキが牛柄のビキニ水着というあられもない姿で横たわっていたからだ。
しかし、ここで必要以上に感情を見せる訳にはいかない。
何せ怪しまれないようにサキとは面識が無いという体で応募したのだから、ここで一般的な驚き以上の感情を見せれば探りを入れられてしまうだろう。
「それでは私が搾乳のお手本を見せますので、ここで座って見学して下さい」
幸いミヤコの驚愕には気付かなかったマネージャーが彼女に椅子を用意すると、自身はシルクの手袋を着用してマジックミラーの向こう側に向かった。
「おはようございます、サキさん」
「んっ…?っ…!ま、またか!また私の胸を!」
「もちろんですとも。貴女には類稀な才能がある…この牧場でも屈指の乳牛となれるでしょう」
「誰が乳牛なんかに…!」
「とは言いますがサキさん、貴女はしっかりと給食を食べているではありませんか。アレは貴女方のような乳牛が良いミルクを出す為に考え抜いたメニューです。それを毎回完食するとは…」
「うぐっ…」
確かに言われてみればサキは以前よりも全体的にふっくらしたように思える。
確かにこの牧場で出される食事は量も質も中々のものであり、ミヤコもついつい食べ過ぎないように常に気を付ける程だ。
そして、マネージャーの言葉とサキの姿を見るに
「責めている訳ではありませんよ。貴女程の年頃なら無理なダイエットをするよりも遥かに健康的です。しかし、我々もタダで貴女に食事と給料を渡す訳にはいかない…無理の無い範囲で見返りを頂きますね」
──むにゅんっ♡
「んひゃぁっ!?」
シルクに包まれたマネージャーの手がサキの豊満な乳房を掴む。
「ふむ…実に良い乳房です。サイズ、重量、張り…全てにおいてハイレベルで実に良い。これならミルクの質も期待出来るでしょう」
「おい…やめ…♥」
マネージャーの手がねちっこく、しかしながら優しくサキの乳房を揉みしだく。
それにサキは抵抗しようとするが、それは叶わない。
何故ならこの2週間、サキに与えられていた乳牛用給食には性感を増幅させる山海経産の生薬が含まれており、既に彼女は乳房を触られるだけで全身に力が入らない程に快楽を覚えるようになってしまっているのだ。
「大丈夫ですよ。搾乳が気に入らなければ辞めて頂いても構いません。とりあえず搾乳を受けてから考えて下さい」
「ひゃあっ!」
ビキニが脱がされ、一糸纏わぬ乳房が露わとなる。
(サキの胸…乳首が大きくなっていますね…)
今すぐにでもマネージャーを取り押さえてサキを救出したいミヤコであるが、二人の距離が近過ぎる為それは難しい。
今行動すれば、マネージャーがサキを人質にするかもしれない…そう判断したミヤコは、チャンスを待ちながら証拠となるかもしれないと自分に言い聞かせながらサキの身体的変化を観察する。
「リラックスして下さい。大丈夫、我々は搾乳以上の事は行いませんし、乳牛のプライバシーは厳守しますので」
「そういう問題じゃ…んひっ♥」
マネージャーの指先がサキの乳房の根本の辺りに沈み込み、大きな円を描くような手付きで揉みほぐす。
そこは『スペンス乳腺』と呼ばれる箇所であり、巷では『おっぱいのGスポット』などとも言われる乳房の性感帯なのだ。
「サキさんの胸は本当に良い形ですね。普通ならこのぐらいの大きさだとどうしても垂れてしまうものですが、肌に張りがあって下着で支えなくても綺麗な形を保っていて素晴らしい」
「うる…しゃい…♥」
ベタ褒めな言葉にサキは口ばかりの抵抗を続けるも、肥大化した乳首はプクッ♡と充血して勃起しており、腰はヘコヘコと小さく揺れている。
「それでは初乳の搾乳を行いましょう。初乳は特に栄養価に優れていますからね。一滴も無駄に出来ません」
そう言うとマネージャーはビンの口にラッパ状のパーツと、レバーが付いた器具を二つ取り出した。
「初乳はやや出難いので、細やかな力加減が可能な手動式の搾乳機を用います。これを…」
──かぽっ
「ひっ♥」
ラッパ状のパーツがサキの乳頭にあてがわれる。
続いてマネージャーはレバーを引いた。
──きゅぅぅぅぅ…♡
「ひふぅぅぅぅっ♥」
レバーを引くたびにビンの中の空気が抜け、発生した負圧によって乳首が吸引される。
誰にも吸われる事もなく、乳牛化調教を施されたサキの乳首はそれだけで容易く、拍子抜けなほどにその役目を果たす事となった。
「あぁっ、♥ヤダっ♥ヤダヤダヤダっ♥♥胸熱いっ♥♥あっ♥でるっ♥で…るぅっ♥♥」
プルプルと震える乳房、その頂点で吸われる乳首から乳白色の液体が滲み出し…
「
──ぶぴゅぅぅぅぅぅぅっ♡♡ぴゅるるるるっ♡♡
程走る黄色がかった乳汁、サキが初めて分泌した母乳である初乳が迸り、ビンへ溜まってゆく。
「素晴らしいっ!サキさん、貴女は類稀な乳牛の才能の持ち主だ!」
あっという間に一杯になってしまったビンを手早く取り替えつつ、マネージャーはサキを褒め称える。
(サキ…あんなに乱れて…♥なんだか…変な気分に…♥)
その様子を見るミヤコは、友人のあられもない姿をどこか熱に浮かされたような表情で見詰め続けるのであった。