テクニックがあり、これを実践していた種が日本の比較的初期の天皇や、古代シュメールの王族。
記録からわかるように、寿命が非常に長い。
現代では管理者による管理方法が完成しており、人間は食事により、老化と寿命を促進させられ、異物も多く摂取させられて、早世を促されている。
何はともあれ、まずは三番目くらいに水!
ビチリ「あ~、あれかぁー。買った買ったww」
五十鈴「なんでそんなの買ったのよ……」
ビチリ「やー、だってほら、アイドルってメディア露出し始めると、
駆け出しの頃は体当たり企画多いじゃん?
中でもサバイバル物はメジャー企画なわけで……」
ロゼ「それで予習しとこう、って?w」
ビチリ「そそw」
五十鈴「……」
ビチリ「てか、エロちゃん、あれも読破してたんだ。
ホント読書好きだね……w」
テロス「……暇していただけだ。とはいえ読破はしたものの、
内容については疎らだけどね……」
ロゼ「え、そうなの?」
テロス「ああ……」
テロス(リンクも繋がらないからね……)
◇
ビチリ「――ひたすら水を、か……」
ロゼ「残りけっこう厳しいの?」
テロス「切り詰めて考えて4日分、
普通に消費すれば3日分には足りないね」
五十鈴「1日2リットルの水分を
出し入れするっていうのはよく言うけど……」
テロス「それは本当に最低値のときの考え方だ。
天候、気温、体調、状況、緊急事態、
諸々含めて考えた場合には一人1日、3~6リットル
必要になることもなくはない」
ビチリ「うぇっ!? そ、そんなに!?」
ロゼ「確かに、そう考えると全然余裕はなさそうだね……」
テロス「発汗が少なかったり、雨の気配だとかで、
空気中の水分が多いときなんかは
飲量を抑えられたり、雨自体が飲み水になるときもあるけど……」
「「……」」
テロス「……まぁ、そんな偶発的な事象に
期待できるほどの余裕はない。
食べた物を消化するのにすら、水は必要だからね」
ビチリ「……何にでも、か……」
テロス「そこで先程の話になる」
ロゼ「そういうことか。
それって、担当誰にするの?」
テロス「……アカリに一任しようと思っている」
ビチリ「!」
五十鈴「……」
ロゼ「ふむ……まぁ、そうなるのかな」
ビチリ「え?」
テロス「作業自体の危険度が少ないからね。
シェルターと付近の様子も
絶えず見ていてほしいということもある。
状況によっては一日中、火の番も合わせて
やってもらうこともあるだろう」
ビチリ「な、なるほど……出来るかなぁ……」
テロス「一通り、すべて教えるさ。
真水の得方については、この状況下なら
3~4つほど方法がある」
ビチリ「け、けっこうあるんだね……」
テロス「いずれは全部平行して作業することになるだろう。
これでも消費速度とは釣り合わないだろうからね」
ビチリ「マジでっ!?」
テロス「慣れて余裕も出てくれば、効率も手段も増えてくるさ……」
ビチリ「……大役かも……☆」
五十鈴「五十鈴たちは?」
ロゼ「さっき危険度の話出たし、大方、
島の探索と狩り、ってところかな?」
テロス「そうだ。それと、島内部にも飲み水がないか、
これも同時に探す」
ロゼ「ん、OK♪ まぁ妥当だね」
テロス「……ただ、おそらくは真っ先に
漁をすることになるだろうけどね……」
五十鈴「……?」
ロゼ「おー! いいじゃん魚!
なんかいよいよ雰囲気それっぽくなってきた感じだね♪」
五十鈴「呑気ね……。
――っ…………ごめんなさい、ちょっと……」
ビチリ・ロゼ「?」
テロス「…………」
五十鈴「……お、お手洗いよっ…///」
ビチリ「あぁ……ω」
ロゼ「まぁ洗い場なんてないけどね……w」
ビチリ・ロゼ「www」
テロス「イスズ、どっちだ?」
五十鈴「……え?」
テロス「大便か、それとも尿の方?」
五十鈴「」
ビチリ・ロゼ「……」
★
五十鈴「……ほ、本当にっ……こ、これに……?」
テロス「ああ。大便はこのカットしたペットボトルに、
排尿はこっちの缶にしろ」
五十鈴「…………」
五十鈴「……」
五十鈴「」
ビチリ「……あの、もしかしてさ……」
ロゼ「あたしらも……?」
テロス「同様よ。しばらくは、排泄は毎回この形でしてもらう」
ビチリ「」
ロゼ「」
★
ビチリ「……五十鈴ちゃん、遠慮しないでお先どうぞ……ω」
ロゼ「軍って、外でも出来るように訓練するって聞いたよ!」
五十鈴「ずるいわよアンタたちぃっ!?」
テロス「ただの順番に過ぎないよ。もうわかってると思うけど、
どっちも利用できるから隠れて他でするんじゃないよ」
◇
ビチリ「――ってことは、結局原理はその二つだけなんだね」
テロス「人為的に真水を手に入れる方法としてはね。
基本はろ過か、蒸留して水を得る。
ろ過の場合は、念のため煮沸も行う」
ビチリ「ふむふむ……」
テロス「まぁ別に、ろ過してさらに蒸留してもいいけどね。
現環境じゃ、安全性はこれが一番高い。
物は海水とか湧き水とか池、雨水からだね。
……あとは尿とかもね……」
ビチリ「にょっ」
テロス「装置はこれから一緒に作る。よーく見ておくんだね」
ビチリ「っ……わ、わかった!☆」
☆
ビチリ「どれも根気いりそう……」
テロス「注いだ海水の量にもよるけど、さっきのやつの次に、
直接火で加熱してるタイプが一番早いだろうね。
海水の方がなくなって来たら注ぎ足しな。
海水が蒸発した後に残る物から、また塩が作れるようにはなるが……」
ビチリ「塩っ!そっか! いいねそれ!☆」
テロス「……いや、そっちは気にしなくていい。
私が作る。残った物は触らずに、そのまま海水だけ
足していって、ひたすら蒸発させな」
ビチリ「? わかったよ」
テロス「先のろ過のやつは何かしらの水が手に入り次第、どんどん処理していけばいい」
ビチリ「……何かしらの水……?」
テロス「地中の水――地下水や泥水、流れのない淀んだ水などよ。
雨水がずっと貯まって池になってたり」
ビチリ「……なんか、どれもあんまり……」
テロス「だから処理するってことよ。
水質的に、汚染さえされてなければ、とりあえずはいけるからね。
澄んだ流水は同じく汚染がなければ、煮沸消毒だけで十分だろうが」
ビチリ「……味とかは大丈夫なのかな……」
テロス「処理レベルにもよる。もし風味が強すぎる場合は、
薬草で整えたりも出来る。簡易なお茶ね」
ビチリ「! いいねーお茶!☆
ていうかエロちゃんがお茶ってなんか、かわ……ωω」
テロス「……太陽光を利用した方法も説明したけど、
言うまでもなく、これは日が出てないと出来ないよ。
液体の蒸発に時間はかかるけど、準備が簡単だから、量産しやすい。
日の良いときはやっておいて損はないだろう」
ビチリ「ん、わかった!☆」
ロゼ「――エロエロー?」
五十鈴「」
ビチリ「――お」
テロス「……ん、ああ」
◇
五十鈴「////」
ロゼ「……とりあえず、全員の朝の一番搾りと一番ひねりは終わったけどさ……。
これいったいどうすんの?」
テロス「尿の方を見せな」
ロゼ「...hm, ok」
ビチリ(……まさか!?)
テロス「……ふむ。まぁ尿についてはいろいろと考えてはいたが……」
ビチリ「っ……」ドキドキッ
テロス「……今回は、まだいいか」
ロゼ「?」
ビチリ(……ふぅ…)
五十鈴「…………」
続く