※この作品はR-18です。

謎な組合せ4人でサバイバル!   作:ハーメルンkpx

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完璧よりも前進を。


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魂にはそれぞれ役割がある。それは天道が定めるものである。
その役割にそぐわない、合致しない活動を各々の魂が行うとき、天命調律が働きかけを行う。
つまり、各魂のその行い・活動を歓迎しない。
日の目を見ない、評価されない、などなど。かなり強力に反力が働くことも多分にある。その道の運命が断たれることも多いにある。
逆に、各々の魂の役割を見つけることに成功し、それに沿った活動が出来ると、大歓迎される。人生がハマる。勢い付く、波に乗れる。


意外とデリケート!? 目を離したらいけない熱いヤツ!

テロス「――さて、火は着いたけど、これを維持するのに必要なものが3つあって――」

 

ビチリ「はい! 酸素と燃える物! だよね☆」

 

ロゼ「……ん? 3つ? 他なくない?」

 

五十鈴「……温度、よね?」

 

テロス「そうよ。高温である必要がある」

 

ロゼ「高温って、火燃えてるじゃん」

 

テロス「燃えてる内は、ね」

 

ビチリ・ロゼ「?」

 

テロス「火の維持、あるいは火力を強くするためには、

   酸素と可燃材、それと温度の寄与か維持が大切なのよ」

 

五十鈴「火事とかの消化方法に、消化の3要素って言葉があるわ。

   可燃物を取り除く、除去消化。酸素の供給を断つ、窒息消化。

   もうひとつが、点火源を冷却して熱を奪って、

   燃焼物の発火点以下の温度にまで下げることで消化する、冷却消化よ。

   火は温度を上げてやると、可燃物と酸素を消費して物凄く燃え上がるのよ」

 

テロス「そういうことね。湿った物は火口にも薪にもならないというけど、

   あれは現象としては、含まれている水分が気化するときに

   必要な状態変化熱を火から奪っていくせいよ」

 

ロゼ「あ~、だから弱まったり、最悪消えるのか……」

 

五十鈴「燃えにくい物もそうね。動物の骨とか」

 

テロス「いい油が染み出してくる新鮮な骨なら、それもありなんだろうが……。

   まぁ、油自体も必要になる可燃温度は高めではあるけどね」

 

ビチリ「へぇ~……」

 

テロス「とにかく温度は大事だ。

   冷たい可燃材も同様に、すぐには使い物にはならない。

   点火源の火が弱いと、そこから全部熱を吸い上げて、

   消化させてしまうことにもなりかねない」

 

五十鈴「燃えてる火には直接近づけないで、周囲に放射される余剰熱で

   一時的に温めておくのが一般的ね」

 

ロゼ「あぁ。そういえば、それで湿った枝木とか乾かしたりしてるの見たことあるよ」

 

ビチリ「……なんかもっと簡単に考えてたけど、

   けっこういろんな事考えないといけないっぽいね……。

   アカリにできるかな……」

 

テロス「火の着火には、可燃材、酸素、温度が必要で、

   この内のどれか一つでも欠けると火は消える。

   一先ずはこれだけ覚えておけばいい」

 

ビチリ「う、うん。わかったよっ☆」

 

五十鈴「火種が全くなくても、とりあえずその3つさえ揃えられれば火は起こせるからね」

 

ロゼ「……さっき、エロエロがやったのって、

   酸素は……まぁ、始めからあったとして、

   火種は可燃材同士の摩擦で、温度上げて作ったってことだよね?」

 

テロス「そういうことだね」

 

五十鈴「……今日はとりあえず、巡視艇で休むのよね?」

 

テロス「ああ。現状、この上ないシェルターだからね」

 

ロゼ「今日の夜はそうでもないし、火の近くにもいるからだけど、

   今後寒くなってきたらどうするの?」

 

 

つづく

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