それらはすべて、かつてのあなたの過去、自身の姿であったと思い出すことです。
卑しい、浅ましい、程度が低いと感じてしまう他人の姿。他の動物の肉を貪る肉食獣の姿。草を食み、時として人の食肉となる憐れな草食家畜。そして、草食動物や人間の食ベ物として糧となる草花。特に知能もなく、その草花や樹蜜、光に群がる羽虫。
これらは、今や、愛と思いやりこそ最も根源的で宇宙を統べるエネルギーであると気付くまでに至った魂にとっては、明らかに過去の足跡であり、過去の姿です。
このことは数十年程度の変遷の出来事ではなく、数百年、数千年以上の魂の旅路の中で行われてきました。人間の肉体に宿るまでに成長した魂の年齢は、ゆうに数千年を越え、数万年歳にまで至っている魂の人も少なくはありません。それでもまだまだ魂が幼い人たちがこの地球上の大半であり、具体的にはそれは世界人口約80億人中の96%以上の人が該当します。
これに該当しない人というのが、いわゆる気付いている人、ということになります。例えばもっと上のくらいの話をしますと、イエス・キリストが6~7万歳以上、お釈迦様が7~8万歳以上です。
不条理な出来事や理不尽な人がいたとき、「あぁ、今のこの人の姿や行い・今のこの出来事は、かつて自分もいつかの時代のときに(また)通過したときのものなのだなぁ」と気付ければ、大半のことがまさに"哀れ・憐れ"だな、としか感じられなくなります。あまり情動的にもならなくなってしまいますが。
すべては"憐れ・哀れ"です。魂が幼きゆえに、卑しく浅ましく残酷なのです。
宇宙的に見た場合、愛のエネルギーの反対は憎しみではなく、貪りです。幼き魂ほど、この貪るということに忠実で、よくこれを行います。このことは、その人が実生活で富めていようと貧していようと関係ありません。魂が幼ければ、必ず貪る、ということをしています。逆に老いた魂の人なら、その人の貧富に関係なく、よく他者に分け与えています。たとえ自分が持っていなくてもそれでも分け与えようとしています。似たような話は実際には古今東西に実在したことでしょう。
今、目の前のものはかつての自分であると思えれば、心持ちが変わって接することが出来るようになることでしょう。
カオティック・ハードコア 2
五「――シャ、シャワーを浴びてたら突然…?」
??「う、うんー…信じてもらえないかもしれないけど…」
五「い、いや…そんなことは…」チラ…
テ「…私は別に、直前にシャワーを浴びていたわけじゃない」
五「そ、そう…」
??「?」
テ「それより、貴様のその兵装、見覚えがある」
??「兵装?」
五「…さっきまで握ってた長剣よ。五十鈴も見覚えあるわ」
??「あぁ。これ小さい玉みたいにも出来るから。
…まぁ出来る"人"だけなんだけどね」
五(…やっぱり…)
テ「……」
??「これに見覚えがあるってことは、二人とも、もしかして――」
五「っ……」
―ガチャ
ビ「五十鈴ちゃーんっ、
言われた通り、一式ちゃんと持ってきたよー」ガサガサッ
テ「……」
五「……ご、ご苦労様、アカリ」
??「ん、あぁ、服かなっ?」
五「その格好のままじゃさすがに何なので……。
一先ず着替えてきてもらえる?
更衣室はそこの奥だから」
??「Thanks!」
五「い、いえ……」
五(……)
◇
ビ「――やー若干散ってたから、探すの少しかかっちゃったよw
大慌てで駆け込んで服探したってのは本当だったみたいだね☆w」
五「……あれもアンタの私物?」
ビ「そそー☆w」
五「まったく……」
テ「…さっき渡してた一式ってやつ、着れるの?」
五「?」
テ「タイトなタイプじゃ無理だと思うけど…」
五「……あっ…」
ビ「あぁ、いや……大丈夫だと思うけど…」
??「あのー、一応着終わったんだけどー……」
ビ「あ、はーい☆」
五・テ「……」
☆
五「」
テ「……」
ビ「おほーっ☆(*・ω・)」
??「haha...」
五「ちょっ、ちょっとどういうことよアカリっ!?
一式ってちゃんと言ったでしょっ!?」
ビ「や、だからこれが一式なんだって!?」
五「マジで!? さっきとほとんど格好変わってないんだけど!?」
ビ「ホントこういうものなんだってこれ!」
五「えぇ……ていうかこれもなんか微妙に見覚えある面影なんだけど……」
ビ「へ? ……あぁ、まぁ一時、ものすごい流行ったコスの一つだからね☆
どっかで見る機会でもあったんじゃない?」
五「……いや、どっかでっていうか毎日――」
テ「…もうそろそろいい? どうせまともな服なんて
すぐに出てこないんだろう。これまでのラインナップ的に…」
五「……」
ビ「事務所にあるのだと、
ぶっちゃけどれも似たり寄ったりだね☆」
??「悪いとは思ったけど、緊急だったし、
あたしも探させてもらったけど、まぁなかったかな……。
上と下隠せるのが、これだけだったっていうか……」
ビ「正直、一番面積あるのが、
エロちゃんにあげちゃった一着だけなんだよね☆」
テ「……」
「「……」」
テ「……さて、話の続きだ」
「「……」」
◆
??「――名前? ……あ、そっか。
考えてみたら、それもまだだったんだよね。
えっーと……!」
五(えっと……?)
??「ロ、ロゼっ! ロゼだよ!
そう呼んでもらっていいかな…!」
ビ(偽名かな)
テ(偽名だな)
五(偽名ね…)
ロゼ「そ、それで!
ここって……あと年代なんだけど……」
五・テ「……」
ビ「それはアカリから話すよ☆
っと、その前に、こっちも改めて三人揃ったし、
自己紹介からだね☆」
☆
ロ「……」
ビ「……大丈夫?」
五(思ったより落ち着いてるみたいだけど……)
テ「考え込んでる所悪いけど、
今度はこっちの番よ、話を始めに戻したい」
ロ「……あ、うん……?」
テ「剣のことよ。どこで手に入れた?」
ロ「どこで手に入れたって……これ、パパのおさがりだよ?」
テ「……あん?」
五「ぱ、ぱぱっ……ぱぱぁ!!?」
ロ「Hm..?」
ビ「?」
テ「……そのパパってのは、
いつも赤のロングコートを着てて、2丁の拳銃と
さっきの剣を振り回す大男かい?」
五「っ……」
ロ「なんか随分昔のパパのイメージなんだけど……。
まぁでも赤いロングコートはいつもそうだし、
たぶん、思ってる人と同じかも?
剣に関しては、ちょっと訳ありなんだけどね…」
五「――――」
五「――」
五「」
ビ「……五十鈴ちゃん?」
テ「……なるほど。確かデビルハンター、だったな。
先の化け物が、悪魔ってのもそういうことか……」
ロ「あー……でも、表に居たのは
なんか普段、あたしらの仕事で見てきたものとも
少し違ってた感じが……」
テ「?」
ビ「ごめん、ちょっと一旦話止めていい?
五十鈴ちゃん、息してないんだよね……」
「「!?」」