すまん〜〜
マシュとの暮らしから1週間ほどがたった。
幸せなことに朝仕事に行くとき「いってらっしゃい!お仕事頑張ってください!」といってくれ家に帰るとご飯を作って待っているマシュが「お帰りなさい!ご飯できてますよ」と出迎えてくれる。何より幸せなのが、マシュ自身がそれをうれしそうにしていることだ。
ご飯の後にいっしょにお皿を洗い食洗機にいれていた時に笑顔で鼻歌を歌ってるのを見て「何かいいことあったのか?」と聞くと、「こういう生活は今まであまり経験できませんでしたから、嬉しいんです。」と笑顔で答えてくれた。
逆に困ったこともある。マシュの戸籍がないことだ外国人のビザとかもないため、捕まったりすればどうなるかわからない。
さらにマシュが現れた原因もなにも分かっていない。
ほかにも寝る場所にも困ることになった。俺がリビングのほうで余ってある羽毛布団で寝るといったが、それは悪いとマシュが断り結局ベッドがキングサイズだったのもあっていっしょに寝ることになった。初日は緊張して逆に眠れなかった。それはマシュも同じなようでモソモソと動いている音がしていた。数日経つとさすがに緊張せずに眠れることになった。
不思議なこともあった。マシュの服が一枚しかなかったため、お風呂あがり用に俺の服を用意してあった。
マシュがお風呂を上がってバスタオルで拭いたあとに服を着ようとした時、かってにいつもの服を着た状態になったみたいだった。これにはマシュも驚いて何が起こったのかもわからないみたいで驚いていた。
数日間後、マシュの服が4枚になりもともとのマシュの服が乾いた状態になるとマシュの服を用意した状態では服が増えることはなかった。
日々を幸せをかみしめながらすごし、金曜日の夜いっしょに撮り溜めているfgo のアニメを見ていて、見終わるとマシュがいった。
「アニメを見ているとわたしが経験してきたバビロニアの記憶と結構ちがいますね。」
「違う?アニメみたいな感じじゃなかったの?」
「はい!まず、現地のサーヴァントさんの他にリウさんが召喚した、ホームズさん、ジャンヌダルクさん、ヘラクレスさんのシャドウサーヴァントがいました。それにリウさんはアニメのキャラだとしてもあまり似ていないです!」
俺は驚いていた、何故なら俺が最初に手に入れたキャラが、ホームズ、ヘラクレス、ジャンヌダルクだったからだ。
「俺はゲームでホームズやジャンヌダルクやヘラクレスを育てていた……」
マシュは少し考えて何か気づいたようで何故かうれしそうな顔をして言った。
「やっぱり!リウさんとわたしはいっしょに旅をしていたんですよ!!わたしの心がリウさんが先輩だとずっと叫んでいます!!」
俺のなかでも実感が湧いてくる。俺のことを先輩と呼ぶマシュはfgoのコンテンツのみんなの[マシュ]ではなく、俺が育てた俺だけの[マシュ]だってことに。マシュを騙してるという罪悪感がきれいに消えていく。逆に消えていった罪悪感のかわりにマシュにたいしての愛着が増えていく。
「俺はマシュといっしょにゲームの中とはいえいっしょに旅をしたのかもしれない。」
マシュがいきなり抱きついてくる、大きな胸が身体にあたり緊張してくる
「先輩がわたしのことを別人だと言ったとき、どうしようもなく心の奥が苦しかったんです。こころのなかでは先輩と繋がってるのに、身体は先輩だって反応して叫んでるのに…頭の中だけ違ってて、もう先輩に会えないんだって……」
「本当にごめん……そしてありがとうつらい思いをしたのにそれを出さずにずっといっしょいてくれて。これからもいっしょにいてほしい!」
「はいっ!先輩ずっといっしょにいます!わたしは先輩の先輩だけのサーヴァントですから!!…それで……その…先輩ずっと!ずっと!好きでした。この1週間で再確認できました。わたし先輩のことが好きなんだって。先輩付き合ってください!!!」
マシュが顔を真っ赤にしながら言う。先にいわれてしまった。男として情けない。
「こちらこそお願いします。マシュのことが大好きです!マシュのこと幸せにするのでお付き合いしたいです!!」
「はいっ!先輩っ!!」
マシュが目を閉じる、マシュが化粧をしていない清廉な唇をつきだす。こちらも緊張しながらマシュの唇にキスする。唇と唇が触れ合うだけのキス。はじめてのキスだった。マシュが目を開ける
「先輩のキス……すごく甘くておいしかったです。はじめてのキスってこんなに幸せなんですね…」
マシュが恥ずかしそうに言う。俺は緊張と興奮のためかキスの味は全く分からなかった。キスに味なんてあるのだろうか?するとマシュはいきなり何かに気づき驚いてそれでいてうれしそうに言う。
「先輩っ!!切れていた私と先輩のあいだにあった魔力でできたパスが繋がっています!!」
「えっ?!魔力?なんの話し!俺に魔力があるの?!」
「えっ!!先輩は魔力を持っていますよ!!外は出歩いてないですが他の人を窓から見た感じ魔力を持ってなさそうでした!今のところ先輩だけがもっているみたいです。」
「えっ?!なぜなんだろう?」
「わたしにも分かりません。こういう時ダビンチちゃんがいたらよかったのですが……」
「そうだね。分からないことは増えたけどこれからもいっしょに幸せに暮らしていこう!」
「はいっ!そうですね!」
マシュは笑顔で答える。
こうして俺は俺だけの[マシュ]と付き合うことになったのである。
話書いてるときに、慣れてないのもあって2回消えて精神がやられました。
いままで見ていた作者で章ごと消えたっていってる人がどれだけ心がやられてるかはじめて理解しました。全ての作者に尊敬を!!
マシュ可愛い〜ラブラブしたい〜