※この作品はR-18です。

エロティックハザード TS添え DiscDoll   作:ムメイ

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to be continue?

アークレイ山地、ラクーン北の郊外に広がる山地。

鬱蒼とした森林が続く……ハイウェイは途中で途絶。

どっちにしろ軍が閉鎖していたでしょうし……そこで捕まったら終わっていた。

ある意味幸運とは言えるでしょうね。

 

ただ問題なのは……この山地にもウィルスが蔓延していることかしら?

この山小屋もいつ襲撃されてもおかしくない。

ハンドガンもこの握っているM9が頼り……銃声を聞きつければ化け物が来ておかしくない。

耳を澄ませばゾンビのものと思わしき足音が聞こえるし……

それに混じって蟲の足音や羽音が聞こえる、ここも化け物が居る。

それは間違いない、嫌になるわ……滅菌作戦も始まりを見せている。

トドメの一発が来る前にこの山地からも遠ざかっておかないと……

 

「ッ…誰か来る……」

 

遠くからザクザクと足音が聞こえてくる。

M9を向けて待ち構える……足音からして一人。

足取りはしっかりしていて……化け物じゃないと思う。

まさか生存者?なら助けないと。

 

「……おや、こんな所に客人とは」

 

扉を開けて入ってきたのは一人のご老人。

武器も一切持たずどうやってここまでやってきたのか不思議に思うけれども……

見るからに足腰はしっかりしていて……逃げるだけはできそうだ。

 

「街が大変な事になっておるらしいな……確かこの森には隣町に通じる古い道がある」

「……続けて?」

「うむ、迷うといかん……ワシが案内しよう」

「案内は受けたいけど……失礼だけど、ご老人……丸腰みたいだけど?」

「逃げ回れば襲われはせん……怪我などはしたくなかろう?」

 

――――近くにまともな病院でもあれば別だがね

 

その一言が妙に私の不安を煽った……

それに見てしまった、あの老人の目を……私を見る目が……完全に獲物を見る目だった。

性的な意味かそれとも……別な意味なのかは分からないけど。

ついていくしか無いかしら……迷子になるのは確かにイヤだもの。

 

 

小屋の外に出てみれば案の定化け物だらけ。

ここ特有なのか頭が花になったゾンビがうろついている……

さらには人間大に巨大化した蜂……針で刺されればひとたまりも無さそう。

勿論のように私を視認したらこっちに向かってくる……

ゾンビも何で感知しているのか不明だけど……こっちに向かってきている。

ご老人は……我関せずとさっさと行っている。

こっちで本当にあっているのか……よくわからないし……ついていくしか無い。

 

吊橋……案内表記は潰れて読めない……参ったわね。

その吊橋も老朽化が進んでいていつ壊れてもおかしくない……

ハメられていたりしたら後戻り出来るか不安ね……

 

「ご老人?」

 

気がつけばご老人の姿は消えていた……はぐれた?

それとも案内不要なくらいのところに出たのか……

 

「これはこれは……」

 

目の前に出てきた建物にある意味ビックリ。

朽ち果てた何かがそこにあった。廃棄されて久しいと思われる。

外壁は汚れが目立つし植物が伸びたい放題。素敵な装飾まみれですこと。

ここでゆっくりと話でもって所かしら?入ってみてご老人を探しましょ。

 

中もまぁひどい有様、ひび割れ放題……倒壊しないのがビックリなくらい。

柱も何があったのか抉れてたり……すごいホラーな雰囲気。

こういうの私苦手なんだけど……誰かパートナーでも居たらと思ったりはしないでもない。

 

ガシャンと大きな音が……何事?とそちらを見てみると鉄製の扉が……壊されて開いた。

そして現れたのは……頭陀袋を頭に被った上半身裸の……男だった。

 

「うわ、変態……こっち来ないで」

 

M9を向けて警告しても無視して詰め寄ってくる。

仕方なしに足に撃って止めようとするけれども……撃って驚愕。

一切怯みもしない。狂人の類!慌てて外に逃げようとするけれども……何かが引っかかって開かない!

ウソでしょ……背後からは当然狂人の男が迫って……

 

「うぁっ……ちょっと、何するのよ……!」

 

私は壁に押し当てられ取り押さえられてしまった……最悪なことは考えるけど……

妙に興奮した鼻息が耳元に聞こえてきているから多分……お決まりのパターンかしら?

横目で通路を確認してみれば花のゾンビが仲間になりたそうに迫ってるし……また乱交?

誰のと知らない子供を産むハメになりそうね……

 

「がはっ!?……くる、し……」

 

想像に反して私を襲ったのはゴツゴツとした腕の首絞めだった。

ゾンビは狂人の腕一振りで倒されていた……はじめての死の恐怖に曝された私が意識を失うのは……そう時間はかからなかった。

 

 

 

次に目を覚ました私を待っていたのは……恐らく無限に続くだろう苗床生活だった。

両腕は蔦に絡み取られ両胸には大きな吸盤……膣いっぱいに雄蕊が突きこまれていた。

それらを操る巨大な植物は私をちょっとの餌で大量の養分を引き出せる家畜としてみたらしい。

あの狂人が私をここに運んだんでしょう……もう、逃れる術は無さそう。

餌として与えられる樹液は一種の麻酔効果もあるみたいで……もう、あまり感覚がない。

それが幸か不幸かは知らないわ、快楽に悩まされることは無いけれど。

逆に自分が生きているのか死んでいるのかがさっぱり分からない。

吸い上げられる私の胸からは母乳がこぼれ落ちている。

お腹もコイツの種を孕んでいるのか臨月近いボテ腹。

地面を見下ろせば子供みたいに小さい花ゾンビがうじゃうじゃ……

 

滅菌作戦の最後の一発まで何時間かしら?

生きたかったけど……それも無理そうね……深く、眠りましょう。

絶望にどんよりと濁っていく目を閉じた……

 

 

 

 

1998年9月30日 U.S.Sチャーリー・レポート

 

滅菌作戦後の周辺地域の後処理実行中不審な斧男と遭遇。

コレを撃退するも再度襲来、銃撃をものともせず隊員4名が殉職。

犠牲を払いつつも取り押さえ命令によりアンブレラ社へ移送。

その後も追加滅菌作業を継続。アークレイ山地の90%を焼却処分する。

 

作戦行動中にアンブレラ社の廃棄施設を発見。この中も処理することに。

そこで大量のグリーンゾンビに襲撃される。どれもこれも小さく奇妙であった。

さらに地下には夥しい数のゾンビが発生しており作戦困難と判断。

 

追加隊員が導入されその施設の探索が命じられた。

回収対象が居る可能性が高いとのことだ。

 

多大な犠牲を払いつつゾンビをすべて処理。

異常成長を遂げている植物にも焼却処理を行い地下に侵入。

 

回収対象と思わしき女を発見。

ゾンビを産み出し植物の餌となっていた。

植物を焼却、絡みついていた蔦も切除し回収。

我が隊は滅菌作業を終える前にこの女を移送することに。

 

 

 

 

コードネーム『EVE』レポート

 

出生不明、ラクーンシティにて発見された白人女性。

T-ウィルス及びG-ウィルスへの適合を確認。

さらにラクーンシティで突然変異を起こしたウィルスへの適合も確認されている。

表面上の身体の変異は見られず身体の再生能力、強靭性が増加しているのが確認された。

またあらゆるB.O.Wが発情しこの女に種付けを行う事が判明。

そしてその種の受精率は99%を誇りさらなるB.O.Wの発展に繋げられる。

回収時から72時間が経過するも未だ昏睡状態にありこのままサンプルを摂って実験を続ける。

この女が居ればアンブレラの繁栄は間違いない。

我らにとっても人類にとってもこの女はEVEだ。

 

 

L-ウィルスレポート

 

正式名称Lust-Virus

ラクーンシティにて突然変異を起こしたT-ウィルス。

B.O.Wに性欲を持たせて生殖を促した。

男女問わず人間に感染した場合色欲が増大していき生殖機能が爆発的に増強される。

その際T-ウィルスと似た効果を発揮し変異を促す。

特に男性には顕著に現れ新陳代謝機能の増強と生殖器肥大化が挙げられる。

現在はEVEの体内からのみ採取され特定電流にて活性化させなければならない。

活性化したLは共鳴反応を起こし相互の意思疎通をしていると推測される。

T-ウィルス抗体がある場合はこれらは作用しないことが確認されている。

 

 

 

 

 

死んだと思った私は助け出されていたけど……目が覚めた時は培養カプセルの中だった。

呼吸用のマスク、栄養補給の管……一糸まとわぬ姿で浮かぶ私を白衣が囲んでいる。

……コイツら、全員殺されないかな。

私の裸体で興奮している研究員も居るのが見える。

このカプセルから開放されたら強姦とか平気でされそう……

 

「脳波安定……お目覚めかな、イヴ」

 

少なくとも、私はコイツらにとっての体の良い実験動物。

生殺与奪権はコイツらが握ってる。アンブレラ解体まで……それまでの辛抱ね。

経緯はもう忘れてしまったけど……アンブレラは散り散りになる。

それまでの辛抱……この身体がいくら汚されようとも生きてやろうじゃない……

 

アンブレラ解体、アメリカ政府に保護されるまでの3年間……

私は実験体、性奴隷としてアンブレラに開発され尽くした。

咥えた男性器の数は数え切れないし、産んだ子供の数も億劫になるほど。

 

 

これが私のラクーンシティ脱出から脱出後の体験談……

勿論のこと日常生活は困難を極めて……一向に老いる気配もない身体に……嫌気が差した。

 

私はまだ、あの日の悪夢から逃れきれていない。

悪夢の魔の手はまだ私に付き纏っている気がする。

アンブレラの悪意は世界に拡散しているのだもの。




ちょっと駆け足になりましたがラクーンシティ編終了となります。
出ていないB.O.Wに関しては番外という形でアンブレラ社監禁中の相手として書こうかと存じます。

シリアスな空気を途中でぶっ壊すかと自分では思っていたのですが走りきってしまったので割と自分でビックリです。

感想、お気に入り、評価を下さりました皆様に改めまして感謝を。

筆者のボクソン……もとい、ムメイより。
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