エロティックハザード TS添え DiscDoll 作:ムメイ
いきなりゲームのキャラクターそっくりになったと思えば……
地獄の街に居て……そして今は両胸に化け物が吸い付いている。
驚きも一周りして平静になれるものだ。
ただ依然として化け物の行動原理が不明だ。
私の身体に細工をしたと思えば……母乳が出るくらい。
食欲を満たすのであれば直接的な捕食が手っ取り早い。
喰われたい訳ではないが……この行動には不可解な点が多い。
まだ出会った訳ではないが……生き血を求める化け物も居るし……
脳髄や髄液を餌とする化け物も居たはずだ。
「あぁもう、吸うのをやめ……ろぉ……!!」
現状私の胸に吸い付いているこの化け物ヒル?をどうにかしないと。
延々と吸われ続けて……少々へんな気分になりつつある。
胸ばかり吸われ続けて快楽を感じる等あり得ざる事だと思うが……!
……もしやウィルス自体が変異しているのかもしれない。
ソレに伴い……あぁ、嫌だ考えたくない。最悪のシナリオばかり頭をよぎる。
どれもこれも化け物の花嫁ルートだ、そんなのは御免被る。
しかして……今胸に吸い付いているコイツがその証明にもなる。
コイツらは非効率的ながらも……私を改造してまで母乳を啜ってきている。
そして、それに快楽を見出そうとしている私の身体……
「あぁっ……ようやく、離れた……うぅ、気持ち悪い」
キュポンと音を立ててヒルが離れていった。
吸い付いてきた時と比べ動きは散漫で……体積は2倍近く膨れていた。
胸元は奴らの唾液だけじゃなく私の母乳も綯い交ぜになって……汚れていた。
ずっしりと重みを増した胸は足かせになる……
「くっ……もう、嫌だって言ってる……!!」
離れたのを見据えて飛びかかってくる別なヒル。
狙いは勿論私の胸だ……他に狙っては来ない。
だからまだ避けやすいしはたき落とすことも出来る。
吸い付かれさえしなければまだ対応はしやすい部類なのだろう。
それでも諦めずに何度も飛びかかってくる……生息域を脱するまでは狙われ続けるのか?
瓦礫の隙間やダクトからまた別な生物が来るかもしれない……
「ひっ!?何か尻に……あぅっ!?しまった、胸に……!!」
植え込みの草木が揺れる音にまぎれて何かが飛来しているのが聞こえた。
蟲の羽音に思えたのも一瞬、私の臀部に張り付いた。
それに怯んだスキにまた胸にヒルが吸い付いて……一気に状態が悪化した。
尻に張り付いたのはなんだろうか?いや、もう気にしてられない
「ふんっ!……うぇ、気持ち悪い……」
後先は考えず貼りついた何かをそのまま潰す。
尻を壁に思い切り押し付けて……軟体生物ではない何かはそのまま潰れてくれた……
しかしその死骸を見て率直に気持ち悪さを覚えた。
その死骸は……私の拳3個分はありそうなゴキブリだった。
胴体が潰れて体液を撒き散らしている。さらに下を見れば……ナニを生やしていた。
コイツ、私に産卵をしようとしていたのか?
その悍ましさに身の毛がよだつ、あり得ない……
私の身体はこの化け物たちに狙われている……それはもう言い逃れの出来ない現実になっている。
銃を手に入れて対抗手段を手にしなければ……死ぬより恐ろしいことになる……
重く実る胸と垂れ下がるヒルを抱えて路地を行く。
時折飛来するゴキブリに警戒しながら……
路地を抜けたと同時にまたヒルは私の胸から離れていった……
……目を背けたいが私の身体は変化している。
気の所為ではない、胸が肥大化している。Gカップはあろうという胸は2周りは大きくなっていた。
自分の顔程はあろうか、途中でブツッとちぎれる感触があったが……
それは自分の胸を守る下着……ブラジャーのホックが弾けた音だった。
ワンピースの胸元はもうズレて辛うじてカップが先端を守っている……
あまり見栄えがよろしくない格好になってしまっていた。
ジャケットもゴキブリの体液で汚れ……ワンピースの下側も同じく汚れ……
控えめに言っても酷い臭いがこびりついていた……正直シャワーでも浴びたい。
路地を抜けた先は……これまた酷い有様だった。
タンクローリー車が爆発した後らしい……タンクが破裂し大きな火の手が上がっていた。
ゾンビはそれには堪らず死に絶えていたし熱波でゴキブリもヒルも近寄れずに居た。
私もそう長くはいれない、体力を持っていかれる。
――――スタァァァァァズ!!!
……この叫び声は……脳裏に浮かぶのは恐怖の存在。
身長は2メーターを超える……触手とロケットランチャーを使いこなす巨人。
まぁ恐らく私は無関係であろうと思うが……
いや、戦闘に巻き込まれたら私はひとたまりもない……
だが待てよ……化け物が性欲の化身とかに転じているこの街ならば……?
戦闘ではなく……うん、遭遇しない事に越したことはないな。
恐らく追われているだろうエリート婦警はお気の毒としか思えないな。
戦闘力が高いのは間違いないヤツに追いかけ回されるのだから……
「この警察車両は……良かった、銃がある!」
扉がいびつに歪んでいたが罅が入っていた窓をショベルで叩き割り……グローブボックスを開けてみる。
そうするとなんと拳銃が収まっていた。ようやく銃器を握った。
…不思議と馴染む感覚がある。銃は……ブローニング・ハイパワー
ラクーンシティ警察の正式採用拳銃だったか。弾は……1マガジンだけ。
ホルスターが無いから手に持ち続けるしかない……ショベルはここに破棄して……
「ここは…行き止まりか、戻らないといけない……」
見渡す限り瓦礫の山、隙間もありやしない。
匍匐も今の身体では困難で……下手をしたらつっかえてしまう。
となればまっすぐ進んできていた路地を引き返して……
ゾンビに遭遇する前になんとか別ルートを探そう。
「うわっ……もう、また胸に……」
引き返せば待っていたとばかりにヒルがまた胸に吸い付いた……
じわじわと吸われるのが気持ちよくなってきている……これは、危険だ……!
じゅっ、じゅぷ……
胸元から聞こえる音が響く度に歩みが遅くなっていく。
胸は段々と重みを増していく……ふざけている……こんなファンタジーがあって良いものじゃない。
もう余裕というものはない……早く、早くと気持ちは焦るが足は覚束なく……
やっとの思いで別な路地に入った所で……私の顔は絶望に染まる。
「ウソでしょ……」
そこに待っていたのは知っている化け物の一匹……ドレインディモスだった。
金切り声をあげて突撃してくるソレを避けることは叶わなかった。
両胸に吸い付いたヒルは既に取り払われていた。
他ならない私に覆いかぶさっているドレインディモスにだ。
そのディティールは腕が4本の人間とも言えるか?
顔はグロテスクそのもので……確かノミが変異したものだったと思う。
…眼球に映る私の顔は恐怖に引き攣っている。
股ぐらには特に変化は無い……眼球は私をじっと見据えて……
あぁコイツはそのまま私を食らうつもりなのだろうか?
「んむっ!?」
押し倒され絶命の危機かと思ったがドレインディモスはそのまま私に口吻をしてきた。
生易しいキスではない、私の唾液を吸い取るかのように……荒々しく……
抵抗は許さないと両腕は抑え込まれているし……息苦しさに頭がクラクラとしてくる。
コイツ、生態は脳髄をすする事だったと思うが……唾液が主食になったのか?
「ぷはっ……はぁっ、はぁっ……はっ……ごほっ」
喉の奥まで犯されたと思ったら一気に引き抜いて…息継ぎの余裕をもたせてくれる。
……いや、違う、次のターゲットがあるんだ……眼球が私の……胸を見ている
そういえばコイツらは無性生殖もできるんだったな……私は栄養を取るための肉袋、か。
「あっ……く、ぅ…欲張りなやつ…だな……」
ヒルに散々吸われ……おそらく注がれた何かが影響して肥大化した胸は寄せられ
そのまま2房一気に吸い付かれ…またも母乳を啜られる……
生き血や髄液を求める連中は揃って母乳好きになったのか?
耐えていれば……いいのか?
「ひっ!?」
カサカサと私の横を行ったのは……最悪なことにゴキブリだ。
今の所私に種付けをしようとしている唯一の存在。
それが横切っていった……そしてそれの行き先は……私の下半身方面。
ドレインディモスは見向きもしていない……最悪だ。
じゅぷじゅぷと吸う水音が遮っている。
下を見ようにも胸が邪魔だ、ドレインディモスも邪魔で見えたものではない。
だが、感覚的に分かる、私の下半身には今……ゴキブリが張り付いている。
一匹……されど一匹、抵抗不可なところを狙ってくるとは……
「い、嫌だ……そんなの、嫌だ……」
ショーツ越しに伝わる感触は恐らく産卵管が擦り付けられている。
身体は女であっても精神はまだ男のままだ、それなのにこの仕打は酷い。
まだ乳を吸われる事は辛うじて許せる、しかしだ……
「ぅ……ぁ……入ってくる……!」
ショーツは元々デザイン重視の物なのだろう、ゴキブリが入り込もうとするとスルスルと脱げていく。
紙切れ程の防御力も無かった、そうして紙防御のショーツが無くなれば後に残るのは……
人形でもない人間である私の膣だ、子宮だ……未だに確認もしたことないが……
不本意極まる強姦……それも蟲に犯されるなどという屈辱で実在を確認するハメになった……
ズプズプと入ってくるゴキブリの卵鞘……私の膣に産み付けて保護しようという魂胆か……
それとも羽化するのに最適なのが人体の中なのか……?
「う、ぐ……後で、掻き出さなくちゃ……」
私に出来るのは屈辱に泣くことと後でその卵鞘を掻き出す事……
そして今は……このドレインディモスに餌となる母乳を与え続けることしか……出来ない
私は無力な牝でしかない、悔しい……悔しい……
胸がおかしい……熱い、疼く……泣きながらドレインディモスに満足行くまで啜られた後の私はじくじくと疼く熱に悩まされた。
蟲らしく吸った後に唾液を流してくるのか……また、胸におかしな液を流されたのだと……思う。
去っていくドレインディモスの股ぐらには大きくなった卵鞘があった。
産み付けられなかっただけマシなのかも……しれないな。
「あんのゴキブリ……本当に、産み付けるだけ産み付けて……!」
私が認知してなかっただけで他にもゴキブリがわんさか張り付いたのかもしれない。
ドレインディモスが去って一息ついた後に股ぐらを見るとゴキブリのと思わしき体液で汚されていて
さらに膣から顔を覗かせる卵鞘……うっすらと覚えている自分のナニより太いソレが刺さっていた。
引き抜けばおしまいかと思えばそうではない、違和感がさらに奥に……指を突っ込めばさらに引っかかる。
犯された……と言っていいのか?それとも托卵?どちらにしても私は母になるつもりはない。
悍ましさに身体を震わせながらそれら産み付けられた卵鞘を掻き出していた……
「どうして私がこんな仕打ちを……」
視界はじんわりと滲んで鼻はツンと傷んだ。
まだ、折れてはいけない。生きて警察署へ逃げ込めばまだ活路があるはず……
異常を抱えてしまっている身体を引きずって前へと進んでいく……
この先に安全な場所があると信じて……