※この作品はR-18です。

エロティックハザード TS添え DiscDoll   作:ムメイ

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Weakness Tentacle

「フィオナ、平気?」

「……なんとか」

 

化け物に好き勝手搾乳され続けた私達はこの薄気味悪い肉塊こびりついた通路に放置されていた。

母乳を求めてきたって事はどこからかLが侵入して変異を促していると思われるわ。

私達の中から漏れることはない……唾液や母乳から採取され培養されたLがばらまかれてるのかしら?

と言っても、同じLウィルスでも私とフィオナの保有してるのは微妙に違ってたりする。

微妙に変異していて定着の仕方も違うっていうのがあるのよ。

どっちのLを使われたのかは知らないけど……確実にエロ方面への変異はしているわね。

 

「まさか蹴り飛ばそうとしたらカウンターで搾乳してくるとは……」

「まさかもまさかよ……即アヘらせられるなんて……不覚だわぁ」

 

弾切れは起こしてないけど一匹をよろめかせて蹴り飛ばして纏めて張り倒してやろうと思ってたのよ。

奇しくも同じことをフィオナもしようとしてたわけ。

だけどもアイツら関節がないのかぐにゃりと体勢を変えたと思えば舌を伸ばしてきて胸に吸い付いてきたのよ。

あくまでゾンビと思ってたものだからそんな器官あるとは思わないでしょ?

で、不意突かれて胸に吸着されて吸い上げられ……弱点とも言える胸だから両方とも陥落。

そして数分?数時間?わからないけどともかく吸われに吸われてアヘ顔放置……

別にLが暴走状態じゃなかったらこんな事ないんだけど。

私はラモンにいくらでもお乳あげてるし……

フィオナはフィオナで定期的に自分で搾乳してるみたいだから……慣れているはずなのよ。

弱点を克服したと言うか我慢はできるようになったっていうのが正しいかしらね?

ただただ荒々しく吸われるだけでアヘる程じゃなくなってるはずなんだけど……

 

「フィオナはどう考えてる?」

「何を?」

「体内のL暴走の事よ……いくらなんでも長すぎると思うわ」

「ウィルスを統合しようとしてるのは分かるけど……そうね、長すぎよね」

 

新種のウィルスが開発されているのは明らかだし投与されたとも思われる。

新手のウィルスが侵入した際に既存のウィルスに変異を促す傾向が高いLが活性化してしまうのがあるんだけど……

過去に投与されたT+G等の経験だと一回のセックス中には沈静化していた筈。

ヤクキメセックスみたいで脳髄が焼ききれるような快楽が今も思い出せる……

それに近い感じがしてはいるのよ……イカとのセックスもさっきの化け物の搾乳も。

そうとう毒性が高いのか……封じ込めにかなり時間を要するようなウィルス兵器なのか……

状況判断しようにも何かしらの手がかりがないと……

 

「あら?これは……」

「あの化け物達の落とし物かしら……手帳ね」

「白衣とかを引っ掛けてる個体もいたからソイツの落とし物でしょうね……」

 

手帳の中に省略版ではあるけどマップがあったりした……これで大体の位置は把握できるわね。

そして中はというと……うわ、これはエグいわ……

 

「変異していく最中の絶望が綴られてるわ……」

 

まずは私達の中から抽出したLの投与実験を行っていたみたい。

そしたら大暴走……暴走を起こしたBOWは処分してアウトブレイクにもなってない様子だった。

だがその後の実験でBOWがまた暴走、切りつけられる研究員が出た。

ワクチンなんかも打っていたみたいだけどそれが失敗作だったみたい。

生半可な耐性を持ったせいで意識をもったままじわじわと変異していく様子が綴られている。

そして殺されたけれども……空気感染がすでに始まっていた。

さっさと処分していたら……と思うけれどもこうして私達は脱出出来ているからありがたいミスだったわね。

最後あたりのワクチン連呼は悲壮感あるわね……同情しないけど。

 

「思わぬ情報が出たわね……T耐性が意味ないですって」

「Tの派生ウィルスなのに……へぇ、だからかしら?」

「適合者だから変異を回避できたのかも……助かってるけどこうして暴走状態が長くなるのはイヤね……」

 

T適合者に投与した事はないみたいだけど高耐性者に投与した実験はあるみたい。

その様子も日記に書いていたから助かったわ……コンプライアンス意識ガバガバで助かるわ。

T耐性があれば長いこと意識をもって苦しむことになるみたいね……

譫言のように言葉を繰り返しながら変異していく……恐ろしいことだわ。

 

「ロッカーはこっちね……急ぎましょう」

「残り1マグだしもう遭遇したくないわね」

「そう言うと遭遇するものよ……」

 

マップ情報も手に入れた、後は装備を整えてから生産室と実験棟からデータを取るだけ取って……

マップに無い部屋もあるかもしれないけど……主になるのはこの2つでしょう。

生産室の中にはおそらくはBOWがわんさかでしょうし何かしら追加の装備がほしいわね。

爆発物系があれば楽になりそうだけど……

 

 

道中はゴトゴトとダクトの音にビクビクしながら行ったけれども……何てことはなかった。

あの化け物の主な移動手段がダクトっていうのは窺い知れるけど……今はまだ襲ってこない。

何か思惑があるとは思えない、ただの偶然でしょうけど。

ドアを蹴破ってみると乱雑に置かれた私達の装備があった……隣には頸動脈を噛み切られて死んでいる男が居た。

死後結構経っていると思う……血の一部は硬化している……

死因は脳髄を吹き飛ばしてるわね……ゾンビにはならない自決の仕方。

手記が残されている……あぁこいつも感染していたのね。

自我が残っている内に死んで人間として死んでおきたかったと……

 

「そっちの装備はどう?」

「端末がロックされてるわ……解除を試みてるけど……」

「ハッキング対策のロック……やっぱりというかなんというかねぇ」

 

武装の類は問題ない、私のFALとククリナイフはほぼノータッチみたい。

この辺はただの銃器に変わりないし適当にほったらかしにされたんでしょ。

内部的にも普通のとなんら変わらないFALにFN57だもの。

アタッチメントにレーザーサイトをくっつけたくらい。

問題は他の装備の情報端末、これがハッキングを受けて自己封印してる。

解除可能になるのは残り3時間程……他の装備は問題はないわね。

 

「ひとまず実験棟の方に行ってみましょ」

「あの水浸しに戻らなくちゃいけないのね……」

「じゃあ生産室の方にいってみる?BOWのがうじゃうじゃいると思うけど?」

「まだソッチのほうが良くないかしら、あの実験水槽の様子みたらヤバいでしょ?」

「ん、まぁ……生産室も水浸しじゃないことを祈るわね」

 

実験棟はすっごい数の水生生物が屯していた……あれら全てがBOWだろう事は容易に想像できる。

水中戦が強いられるあの環境で銃は効きづらいし刃物も効果が薄い。

フィオナのナイフなら刺突って手があるけど……私のククリナイフはねぇ……

防水シャッターを下ろしたから時間は稼げてるでしょうけど……

BOW生産室の方はおそらくはウィルスを投与して生産している部屋でしょうから……

多分だけどカプセルで生産していると思うから水浸しって事はないでしょう。

 

「フィオナ、先よろしく」

「はいはい」

 

前衛はフィオナ、後衛は私ってパターンで行く……こんな閉鎖空間だとFALは振り回し辛いもの。

P90とFN57で武装しているフィオナに任せるべきね。

M37イサカでもいいけどそれは緊急時に引っ張り出すとしましょ。

残弾も少ないし確保できるとも限らない。ストッピングパワーが強い武器は残しておくべきね。

まぁ私達の持っている武器もストッピングパワーは強めだけど。

 

「うわ……」

「これはこれはぁ……どうする?」

「避けるしか無いでしょ……」

 

通路の通気ダクトからにょろにょろと生えている触手がめについた。

これは武器でどうにかなる感じじゃないわ。叩き切って引っ込めばいいけど……

あのイカと同じでヒエラルキーが低めっていう保障はないわ。

それにこれ……ちょっとまって、タコのそれじゃないかしら?

タコの脚も結構な弾力があって刃が通らない可能性あるし……なんだったら絡め取られる可能性もある。

そして何より怖いのはこの奥に本体が隠れていてってパターン。

避けて通りたいけれど……感知範囲には間違いなく入る……

 

「……しょうがないわね」

「ごめんなさいね」

「いーのいーの、こういうときはリスク軽減の為よ」

 

囮にするのはもちろんのことフィオナ……フィオナが通って平気ならよし。

そうじゃなくて襲われるなら襲って無防備なところを私が処せばいい。

大抵のL変異は種付け中は無防備そのものだし。

ゆらゆら揺らめいている触手が引っ込んだ……けれども油断はできないわね。

張り付かれても機敏に対応できるようにって左手にナイフ、右手に57……

これなら襲われても……とは思うけど。

 

「うわっと……」

 

シュッと伸びてきた触手に対して反射的に振っただろうナイフが突き刺さって左右に裂けていた。

ダクト奥から呻き声が聞こえてきたしこれはフィオナに任せて正解だったわね。

気配はわからないけど……後続はなさそうな感じね。

大丈夫そうかしら?フィオナが一応さらに覗き込んで確認してるけど……

 

「平気そう、コッチ来ていいわよ」

「ん、了解」

 

ここにもそういうBOWが居るってことはコッチ方面もBOWの……考えたくないわね。

こうして予兆があれば良いけど……

 

「反対側のダクトから出てきたりはしないでしょうね……」

「群れで反撃してくるかも知れないわ……よ!?」

「フィオナ!?ちょっと、もう!」

 

さっきので存在が割れたのか一匹飛び出してきてフィオナに張り付いていた。

きっちりと背後を取っていて背中にべったり。流石にそれだと排除しづらい……!

 

「背中よ、背中、横向きなさい!」

「うぇっ……あひっ!?♥あ、おぉぉ♥」

 

あっという間に両胸を搾り出されて股には触手が潜り込んで……一匹に組み付かれただけでこのザマ!

あぁあぁ両胸から母乳を吹き出しながら四つん這いになったらマズいわよ……!

おかげで狙いはつけれるけど!まったくもう!

タンタンとFALでダブルタップ。姿がきっちり見えるタコの胴体にぶち当てる。

そこまで硬化していないみたいで直様に息絶えて触手が力なくだらりと落ちていく。

胸に巻き付いてるのやマンコに刺さってるのはそのまま張り付いてたりするけど……

……他に出てくる感じはないわね。ククリナイフを握って警戒しつつ……フィオナの腕を取って引きずってっと。

 

「フィオナ、平気?」

「へいきなわけないでしょぉ……とってぇ……♥」

「はいはい、ちょっと感じるかもだけど我慢よ」

 

吸盤触手をぺりぺり剥がす際にフィオナがイッたのは言うまでもないわ。

これ、ほんと先が思いやられるわ……

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