※この作品はR-18です。

エロティックハザード TS添え DiscDoll   作:ムメイ

49 / 63
事の始まりは消え去った悪夢の街よ。






Ex:416
Reserve


私はアリア、ここラクーンシティの孤児院で働く保母……というのが役割だ。

この身体は……言ってしまえば借り物、持っている記憶と自分の記憶はチグハグで混乱を招く。

アリアという女性……いや、これはとあるゲームキャラの記憶。

スマートフォンアプリ、ドールズフロントライン……通称ドルフロのある意味看板キャラ。

秀逸なデザインから描かれているファンアートは群を抜いていて……エロい目にもそれ相応に遭っている。

HK416、ドイツの名門銃器メーカーHK社の銃が元ネタ……というか軍が元ネタというか。

まぁそういう女の子の記憶を持っている、ただ人格は私……えーと、スズキ?サトウ?

正直名前がまったく思い出せないけど……日本で平々凡々と働いていた男だ。

そう、男……それが、女の子のボディに押し込められている。

困惑したし最初の3日はかなりキツかった、自分の身体に全くと言っていい程慣れなかった。

何をするにしても胸が揺れて意識してしまう、手足の細さ……柔らかさ。

自分のものとは思えない身体の甘い匂い、下着の類にもかなり抵抗を感じた。

 

私は、そう……ドルフロの416とほぼ同じ外見をして記憶も保持している女になった。

身体は完全に生身で一応成人済みとなっている。

戸籍上の年齢は……21歳、身長167cm BWHは上から91・57・88とスタイル抜群。

バストに関してはHカップ、細身な身体なのもあってアンダーが62なのが効いてる。

この巨乳には非常に悩まされる……街征く男にはやらしい目で舐め回すように見られ……

女からは嫉妬や羨望の目で見られる……この身体で目覚めて一週間になるけど痴漢された回数は数知れず。

孤児院でも所長であるブライアン・アイアンズにしょっちゅう胸や尻を触られる。

子供達の見ている前でさり気なく、しかししっかりと触ってくるからタチが悪い。

抗議しようものならクビをチラつかせてくるので大人しく従う。

そんな日々が続いていた……

 

この孤児院はこのラクーン発祥の大手製薬会社アンブレラの出資で成り立っている。

私は雇われの保母で児童達の健康管理やお勉強の面倒を見るのが仕事だった。

不可解なのはとんでもなく常駐している医者の数と……外部連絡手段の無さ。

固定電話も保母が入れる場所には無く所長室と医者の部屋程度。

一応聞くと予防接種の一種だと言う。嘘を言うな……と言いたいが言えば何をされるか。

 

とにかく、中身は事なかれ主義の平々凡々としたサラリーマンだった男。

言われた仕事をこなしつつその日その日を過ごしていく。

女になってしまったことはショックはショックだったが……生きて行くのは変わらない。

ならば特に嘆くことも無かろう……そう思っていた。

 

 

「は?火事……はぁ」

 

 

夜分遅くに火災があり孤児が全員異動となった為に今は休業状態に……

そんな事があったのか……常駐していた医師には感謝だ。

ただ働けない間の給与はどうなるのだろうか?そればかりが私の頭にはあった。

 

こういう事はこの街ではよくあることだ。

とある工場に行けばその後行方知れずになる。

アークレイの山中の心霊スポットに行けば帰ってこない。

下水管理の人間がヤバイ組織のアジトを見つけてバラされた。

こんな噂話はある、どれもゴシップだったり噂話の域を出ないけれども。

ブライアン・アイアンズも黒い噂が絶えない。

嗅ぎ回っている新聞記者が左遷されたり消息を絶ったり……

私へのセクハラもあるが過去に暴行事件を起こしているとか。

 

それに私の勤めていた孤児院でも黒い噂が流れていたりもした。

孤児がしょっちゅうこうして異動させられ代わる代わる別な孤児が入ってくる。

里親に出された子はまるで返事を返してこない事等からヤバイ所と癒着している。

また夜勤が保母全く無し、住み込みも居なく夜間は警備員と医者だけが残る不審さ。

他の孤児院では誰かしら保母が住み込みだと思うのだけど……

里親がとんでもないペドばかりで性暴力を振るわれ続けているだとか

いわゆるプギーマンで殺害されているのではないか……なんてのが噂。

後者に関しては子供達から出ていた。

 

「猟奇殺人事件も多発しているし物騒ねー……」

 

ラクーン郊外、アークレイ山中からポツポツと街へと移ってきている殺人事件。

詳細は不明だけど食い殺されたような惨殺死体が発見されているらしい。

そんな街に女として……転生?憑依?まぁなんにしても不幸なことだ。

治安は良い方だがここはアメリカ、ちょっと路地裏に迂闊に入り込めばレイプなんてのは日常茶飯事。

スマートフォンなんてのも無いし通報も気軽には出来ない。

だから余計にそういった事実はひた隠しにされ……被害者はさらに慰み者にされていく。

自衛用の銃がアレばまだ良い?私は残念ながら中身日本人、銃の扱いはダメです。

416のメモリー?残念そこはごっそり抜け落ちていて出来るのは簡単な体術。

虚仮威しになるかならないかって所が関の山。

ここ、年代としては……1990年代なんだよね。タイムスリップした感じもある。

 

街の様子も段々と物騒になってきつつある気がする。

毎日どこかしらで死亡事件が起きている……一つの街でこんなに起きるのは流石におかしいと思う。

それに引っかかる、ラクーンシティ。名前はどこかで聞いたことがある気がする。

そして現実には無かったと思う……知らないだけであったのかも知れないけど。

製薬会社アンブレラも知らない……規模はかなり大きいから日本でも知られていておかしくないハズ……だけど。

ゲームキャラの美少女の肉体になるくらいだ、何かしらフィクションの世界に立っているのかもな。

それに、アメリカ社会というのを目の当たりにするのもいい経験だと思う。

 

 

そう思っていた、少しずつ狂い始めている事に気が付かないで。

 

 

 

非常にラフな格好、縦リブセーターにスキニーデニムで出歩く。

9月も後半に入り着々と寒くなってきている。

夜に出歩くと結構肌寒い、街行く人も着込んでいたりそうじゃなかったり。

 

「今日も一段と元気に吠えてるわね……」

 

近所の飼い犬がけたたましく吠え散らかしている。

私が気がついた時はそこまで吠えることはない大人しい犬だったのに。

この前なんてフェンス越しとは言えかなり食って掛かられた。

私を見る目がえらく怖かったのを覚えている……飼い主に対しても噛みつきそうだったし。

他にもえらくでっかい蜘蛛を見たとか……不穏なことを聞く。

 

「ドーナツドーナツ……」

 

外に出歩いたのはこういう状況下だからこそ甘味を食べてストレス軽減しようって魂胆。

ドーナツ屋に来て数日どか食いしてやろうかと。

当然太ると思うけどどこにどう着くか……そもそもこの416ボディ、胸以外が華奢がすぎる。

腰なんてポッキリ折れてしまいそうなくらいだ。

それこそ肉をつけて健康的な太さにするくらいが良いんだ。

 

「オールドファッション16個くださいな」

「あいよ、あんまり食うと太るぜ?」

「太るつもりでいるので、平気です」

「……そのデカい胸に付きそうだな、ガハハハ!!」

 

個人経営の小さなドーナツショップ、美味しいと評判。

だけどまぁ、この店主がまたセクハラをしてくる。

もうこれには慣れた、肩を竦めて適当に流す。詰めてもらってさぁ帰ろう……

 

その時だった、店の扉を開けて入ってきたのは……

 

数時間は歩きっぱなし?数キロは歩いてきたのかってくらいの男が入ってきた。

蝿が寄ってきていて酷い臭いに顔をしかめる……何日身体を洗ってない?

据えた臭い……いや、これ腐敗臭もする、どれだけ洗ってないんだ。

まさに動く肥溜め……人間版バキュームカーって感じだ、鼻が曲がりそう。

 

「ちょっと、アレ常連?」

 

店主に確認しても首を横に振る、露骨に嫌そうな顔してる。

 

「ちわー、チョコドーナ……うわ、くっさ!?」

 

別な客が入って早々に悲鳴をあげる、無理もないわ。

私だってこんなのがいきなりいたら悲鳴をあげる。

するとまぁ汚い男、入ってきた客……みるからに太ってるヤツに振り向いて……

 

「な、なんだよ……うわ、何するんだ!!?うわ、ギャァァアアァァァアアア!!!」

「……っ」

「何してんだ、人の店先で……!!おい、大丈夫か、ボーズ!!」

 

いきなり男の肩を掴むと首筋に噛みついて押し倒した。

断末魔のような悲鳴に私は竦み上がり、店主は動揺しながらも防衛用のショットガンを片手に男を蹴り飛ばした。

汚い男、いや、キチガイはよろけながら言葉にならないうめき声を漏らして倒れたけど……

その顔を見てさらに私はゾッとした、皮膚が爛れている。

表情だって人を見る目じゃない、食い物を見る目で男を見ている。

噛まれた客は……だめだ、頸動脈を噛み切られてるのかもう意識がない。

 

「おい、デカパイの嬢ちゃんは警察に電話してくれ!!」

「は、はい!!」

「テメェ……しっかり話をしてもらおうじゃ……動くな、そのまま膝をついてろ。動くなっつってんだろ!!!」

 

後ろで聞こえる怒号に押されながら固定電話から警察へと電話をかけた。

でも、話し中なのか繋がらない。後ほどかけ直せとのシステム音声が流れるばかり。

舌打ちしてからダメです!!と言おうとした……が……

 

ズドン!!からん……からから……

 

ショットガンの発射音と薬莢が排莢され地面に転がる音がした。

 

「あーくそ……正当防衛だからな」

 

そっちを見るとまぁ倒れた男が……

 

「……うぶ、おぇ……」

 

死体に対して耐性が無かった私はその場でゲーゲーと嘔吐した。

警察は呼べない、死体は2つ出来た。最悪だわ。

 

 

 

 

 

店主が気を利かせてくれてさっさと私は帰らせてもらった。

だが、街のどこかしこで悲鳴が上がるようになり錯乱したように走って逃げる人が出てき始めた。

道端で蹲って呻いている人もちらほら、発狂したか殴り合いになっているところも散見する。

 

「っ……あ、ごめんなさい」

 

気が動転していたのもある、あまりにもよそ見をし過ぎていた。

ドンと道行く人に当ってしまった、謝りながら見上げると……

 

「……ひぅ」

 

そこにあったのは血走った目で私を見下ろす明らかに正気じゃない男だった。

肩を掴まれて、ぎゅっと握り込まれ……爪を立てられながら押し倒された。

 

通行人は誰も私を助けようなんてしない。

いや、そもそも私……路地裏に入り込んでいた。

悲鳴をあげようともいつもの事で流される、慰み者への第一歩。

顔が青ざめていっているのを自覚する、怖くて奥歯がカチカチと鳴る。

男の意識でこんな、男に犯される恐怖を味わうなんて、イヤだ……

 

男の怪力でスキニーデニムは引き裂かれた。

ビリビリと破かれ縦リブセーターも引き千切られた。

私の身体にマッチしたHカップブラも同じく……ショーツもだ。

 

びり、びり……ばつんっ……

 

薄青の髪をした碧眼で胸のデカい女が剥かれていく。

巨大な胸にたいして小さめな乳首、乳輪が出てきて揺れ弾む。

21歳という年齢なのに一切生えている様子もないツルツルの下腹部も丸見えにされた。

これから、私は……男の意識を持ちながら、この眼の前の男にレイプされる。

理性を失った様子の……この男、孤児院の医者!

あんまりにも髭が濃ゆくなったから分からなかったけど……

 

グぅ……オマぇ、犯シたカった……

 

バキバキに勃起したチンポを突っ込まれる前にそんな呻きを聞き取った。

 

濡れもしていない私の膣の中へとペニスは入り込み蹂躙しはじめた。

激痛とともにくる異物感に再びこみ上げてくるモノがあった。

もう出るものは無い、嫌悪感に苛まれながら涙を滲ませ……男に犯される。

よくある、レイプ風景だ……女の細腕で男を押し返す事は出来ない。

歯噛みし、屈辱に耐えるしかない……

 

 

 

レイプは往々にして男の一方的な性欲の吐き出しだ。

女は泣き叫びながら痛みに苦しむ、肉体的にも精神的にも。

性行為と言うには乱暴過ぎる腰使いによる痛みは尋常じゃない。

 

「ぎぅっ……おね、がい……やめてぇ……!!」

 

息は荒くなっていき額と背に滝のような汗が浮かぶ。

一発一発の押し引きで気が飛びそうになる。

人間の腰使いとは思えない程に強くて腹に何回も蹴りを食らっているような錯覚を覚える。

それだけ、強く打ち付けられ……胸も、髪も、尻も弾まされる。

コレでまだ白人だからマシ、黒人の極太だったら私、死んでいたかもしれない。

押すのは叶わないけど、覆いかぶさる男の肩にでを当てて必死に押す。

それが余計に興奮するのか腹の中でまた大きく、膨らんでくる。

痛い、痛い……苦しい……!!

 

ミチミチと悲鳴を上げながら広げられる膣は防衛反応で愛液を滲ませ始めた。

滑りが良くなりさらに腰が滑らかに……私を突き殺しにかかる。

ヒダの一枚一枚が伸ばされ掻かれ……奥の奥に亀頭がキスをしてくる。

強引だけども女を堕とすだけの凶器をしっかりと使いこなしてきている。

そう、使いこなしてきて痛みと共に快楽を無理矢理に与えてくる。

頭がどうにかなりそう……!

 

グォ、ォォ……オゥッ……!!

 

どぷっ、ぶぴゅっ……びゅくっ、びゅるるるぅぅっ

 

「ォっ……う、ぁ……出され……ん、ぐっ……!まだ、犯すの……ッ……はやく、満足して……!」

 

一回の射精で出る精液の量なんてタカが知れているはずなのに……

お腹に受けた熱量は……明らかに多すぎる。

こんな興奮をしている異常者だから当然の様にさらに腰を動かし続ける。

一度出された精液がさらに潤滑を促して抵抗を感じさせず……ペニスが滑り込む。

快楽はそれほど感じない……けれども、女としての身体に備わった本能が歓喜していた……

子宮に並々と注がれる精液、感じる熱量……組み敷かれるこの感覚。

悔しさに表情が歪む私だったが、下腹部は精液の熱とは別な熱を孕み……乳首も陰茎も……勃っていた。

それを認識すればするほど……自分が惨めにも強姦され善がっている売女も真っ青な事になっている。

そう思わされ……目から溢れる涙は増す一方だった。

 

「い"やぁっ……♥離してっ……♥」

 

私の悲鳴は悲痛な物から色めいた物へと変わっていっていた。

 

 

この強姦から解放されたのは翌朝の日が登る頃。

医者が体力的にくたばった上に巡回中の警察に発見されしょっぴかれたからだ。

私は気絶状態で発見されラクーンシティ警察署に移送された……




9月22日  惨劇が本格化する前の記憶より
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。