エロティックハザード TS添え DiscDoll 作:ムメイ
ガラガラガラ……金属シャッターの堕ちる音で跳ね起きた。
……他の人は居なくなっている、受付の人間も居ない。
シンと静まり返ったロビーに一人取り残されていた。
じゃあ音は何?と正面玄関を見てみれば……閉まっている。
慌てて駆け寄って開けようとするもビクともしない。
「閉じ込められた……?」
ぺたん……とその場にへたり込む。
言いようのない絶望感に打ちひしがれる……眠る前は居た人達は?
ロビーのベンチ一つ一つを見ても人っ子ひとり……ん?メモ?
「……非常にマズイことになったからそこで待っていて……ね」
マズイ事って何よ……街はもう暴動状態なのに。
この研究所の中でもそんな暴動が起きていたりするの?
最善なのはここで待機していることでしょうけど……問題が深刻だった場合は……?
最悪私一人だけでも脱出出来なきゃ……
「意外とすんなり入れるのね……」
IDカード式の通過ゲートかと思ったら普通に通れた。
さて、この研究所の中で何が起こっているのやら……ゲートの制御室を探して……
退路を確保してからまずは考えましょう。
脳裏にチラつくのはまた凌辱されるビジョン……怖いのは怖い。
けれども最悪な方向に傾いた時にロビーでは逃げ場も何もない。
ならまだ何とかなるかもしれないこちらの方が良いかもしれない。
そう、心の中で無理やり納得させて歩を進める。
清潔感溢れるロビーを潜ればそこは……鉄剥き出しの異様な雰囲気だった。
「……医療研究だったわよね……なに、この……?」
不必要にも思える程大きな通路には案内なんてものは存在しない。
剥き出しの鉄となにかの運搬用かと思うレール。
そして自動化されている鉄扉……これまた異常に頑丈そうだ。
大凡医療研究とは無縁そうな代物に思える。
なんらかの爆発物なんかを扱う科学研究所なら分からないでもない……
「うっ……し、死んでる……?」
アンブレラの警備員の一人……だと思う。
というのも首がすっぱりと斬られている上に胴体なんかもグッチャグチャ……
残った腕なんかの衣服の残滓で判断している。
あまりの惨状……死臭にまたこみ上げてくる。
しかし最悪な事が重なる……こみ上げてくるのは子供に出された精液だ。
わりと薄れてきていた臭いが鼻に充満する……気分はもう激烈に悪くなる……
戻したいけど、戻したら色々と終わりそうな気がする。
食道を逆流してくる胃酸混じりの精液……絵面が最悪だ。
考えただけでもヤッたら色々私のプライドって物が崩れる……!
「うっぷ……」
しかし直視してしまったもののインパクトが強い。
吐き気を堪えながら考えを巡らせる……
刃物を持った殺人鬼でも居るのか?
首はスパッと斬られていたけれども腕は無理矢理に引き千切られたかのように見える。
うん、腕が転がっている……これは酷い。
機械に巻き込まれてもこうはならないとおもう……
他にも出血多量で死んでいると思われる死体がゴロゴロと転がっている。
この研究センターで何が起こったのか、不吉な予感ばかりが駆け巡る。
探索する前に何かしら抵抗手段を入手しておかないと。
スタンガンとかあれば……生身の人間相手なら何とかなるかもだけど。
警備員が持っていた警棒とかでも良いわ、すこしはマシだと思う。
「ナムアミダブツナムアミダブツ……」
両手を合わせてから念仏唱えながらごそごそ……
ツーンと香る死臭が辛い……拳銃も入手したけど……使い方は分かるけど同時に今の筋力じゃロクに使えないのも分かる。
だって銃を扱うキャラだった記憶があるのだもの。
引っ張り起こさないとロクに使えないし意識することもないけど……
狙い通りの警棒を入手、軽く振ってみる。
「……うん、当りどころが良くないと昏倒はさせられそうにないわね」
振りの速度、リーチも良くない上に昏倒させるにはかなり技量が求められる。
一発殴って怯ませられたら御の字かしら?
「……ぁ……あ」
「ヒッ、あ、生きてた!?」
うめき声をあげながらノロノロと身体を動かし始める死体と思ってた警備員。
ちょうど私が漁っていた人だからびっくり。
肌の色とか血の気が引いて青白い色してるのだけど……
というか触れた感じ冷たかったわよ……?動けるものなの?
オロオロしながら見ていると……俯向いていた顔がこちらを向く。
「ひぃっ……」
正気ではない、瞳孔が開ききって此方を見るその姿は……
ドーナツ屋で人を食い殺した殺人鬼の目つき!
つ、捕まったら私も食い殺される!慌てて一目散に手近な扉に駆け込む。
幸いにもロックもされてなくすんなりと入れた……けれど……
閉じた扉はガンガンと叩かれていて破られるのも時間の問題。
ロックもされてないタダの扉になに……まぁ良いわ、助かった。
さてそれじゃあ今のうちに……この部屋から起死回生の策を……
「……騙されてくれるかしら?」
眼についたのは人一人くらいなら入れそうなロッカー、下に隠れられそうなきがしないでもない簡易ベッド。
ここ、仮眠室ね……急遽武器になりそうなものといえば清掃用具のモップとかか。
張り倒すくらいなら出来なくもなさそう。
ここで考えるのはあの警備員の男を張り倒して更に逃げる場所を考える。
それか隠れてどこかへ出ていくのを待つか……
「ドアノブを開けられないようだし隠れてもバレないかも?」
一縷の望みをかけて一度私は……ロッカーの中へ。
細身の私だから大丈夫と思っていたけど……これ、キツ……!
胸と尻がデカ過ぎるのよ……!クソがっ……!
ガンガン叩いている音が更に酷くなってきた。
大きな破壊音と一緒に耳に入ってくるのは複数人のうめき声。
……もしかして同じようなヤツが?
ロッカーの通気スリットから覗くと見える部分だけでも3人は居る。
それぞれ肌が爛れていて……爛れた肌?
あの子供も爛れていたわね、それにあの食人鬼っぽい男も肌が酷い臭いだったし……
共通項があるわね……確証は無いけど、コイツらも強姦魔って可能性もあるかしら?
まるで体幹が無いグラグラとした歩みで仮眠室に入ってきてから徘徊して……興味を失ったのか出ていく。
……はぁ、私は見つけられなかったか。助かった……
音を出さないように出ると安堵感から大きく息を吐く。
あ、ブラがズレたわね……まったくもう……収まりが悪くなって、気持ち悪い。
こういう隠れんぼが続くならいっそブラは脱いでも良いかもしれないわね。
擦れてこそばゆいのはあるかもだけど……今のぴっちりと身体に吸い付くセーターはどうかしら?
そーっと外を覗いてみると警備員の影は無い……ソレと同時に死体とおもっていたヤツが全部居なくなってる。
バラバラ死体はそのままだけど……息してないと思ったけど。
とりあえず、気づかれないようにコソコソと行くしか無いわよね。
数人の反応から視覚、聴覚等は衰えているように思える。
さらに思考能力は欠如していて赤子まで退化していると思う。
フェイントには簡単に引っかかるし追いかける足取りも重い物だ。
直線的に逃げる場合でも最短距離を逃げる場合でも数が多くなければ簡単に躱せるのはわかった。
あと私……腕力は無いけれども脚力と持久力はソコソコあるのがわかった。
割りと希望を見出せたかも。
しかしこの施設、医療研究なんてしてなさそうだわ。
アンブレラって……噂通りのヤバい企業だったのかしら?
手記やレポートの文章を見ればみるほどに闇を窺い知る。
あくまで市販の薬は副業的な感じで本業はまた別……
警備員が結構ガチガチな装備だったのもこういう所だからかしら。
「参ったわね……カードキーは持ってないわよ?」
無施錠の扉でイケる範囲はあらかた見て回った。
警備員の数も把握したし……男は軒並みああなっているのは確認した。
警備員数は14人、他にも研究員と思わしき白衣の人間もああなっていた。
そして施錠された扉はカードキー式……カードキーを手に入れようとしたら白衣の人間から引っ張り出すしか無いわよね?
新規に登録する場合の機器なんかもあるでしょうけど……
ゆっくり探す時間は無かったかも、逃げている最中に見たかもしれないけど……
白衣の連中から剥ぎ取るのが良いかも……
首掛けの社員証に入っているかポケットに入っている財布の中だったり……
考えられる場所は限られる、後の問題と言えばどう漁ろうか。
スれる程相手も愚鈍じゃない。嗅覚は正気の時より優れているみたいで背後に立ったら即座に向いてきたのを思い出す。
肝が冷えたけど瞬発力はコッチほうが上だったので事なきを得た。
そんなワケで潜伏もリスキー……ロッカーに隠れたのは正解だったかも。
金属の臭いが私の匂いを消したのかも。
ならば考えられるのは1つだけ……避けていたけどアイツらをモップなり警棒なりで昏倒させて奪い取る。
失敗したら喰われる、物理的にか性的にかどちらか一方。最悪は両方の場合。
1人だけならまだ何とかなるかもしれない。
「徘徊中の警備員は居ないけど研究員も居ない……探すか来るのを待つか」
また潜伏して研究員1人を狙えるチャンスを待つか……探して出向いてチャンスに掛けるか。
どちらもリスキーだけどやるしか無いわよね。
警棒はまだ持っている。攻撃手段が無いわけじゃない。
『Warning: Experimental B.O.W has escaped』
は?警告?実験のB.O.Wが脱走?
B.O.Wって何よ……被験者って感じでは無いわよね。
正常な職員が居たら対処するんでしょうけど……今のところ狂ってるのしか居ないわ。
となれば脱走したのはそのまま放ったらかしになるわよね。
どんなのが脱走してるかは知らないけど……遭遇する前に脱出しないと。
「さてと……探しに……っ!」
潜んでいた一室から出ようと扉を開けた。
すると目の前に人影があるじゃないの……見上げると……
「オ……ンナァ……」
「い、イヤッ離して!離せっ!!」
超至近距離で真向かいに立つ白衣の狂乱者。
肩を掴まれてしまった、こっちも半狂乱状態で振りほどこうとするけれども……
万力に掴まれているかのようで離してくれない。
首を大きく後ろに逸し首筋に吸い付くように潜り込んでくる顔。
喰われるっ……!痛みが来ると思いキュッと目を閉じる……
かぷっビリッ……れろぉっ♥
「ぅ、あ?」
確かに噛まれた、噛まれはしたけど甘噛というべき?
ビリッという音は私のセーターの肩口が破かれた。
食い破るのは肌じゃなくて服?一気にワイルドなオフショルダーセーターにされた。
歯型をつけられる程度でその後の生ぬるくねっとりとした感触にゾワリとする。
ぬちゃぁ……と音がするしザラザラとした感覚……舐められている?
恐る恐る首筋に顔を潜らせている男の横顔を見る。
一心不乱に私の肌に舌を滑らせて正気とは思えない目がひと目で分かるレベルでいやらしく愉悦に歪んでいる。
鼻の下を伸ばした性にだらしない男の顔がそこにあった。
肩を掴んでいる手も片方は尻に、もう片方は胸に滑ってきて掴んできている。
……自分でも大きいと思っていたHカップの胸とLサイズショーツがハマる尻は男の手でも余る。
自分の身体としてではなく他の女性としてだったら揉みしだいていたい物よ。
改めてこうして……揉まれると不愉快。
嫌がって身じろぎして、腕を突っ張って抵抗しても……まるで、歯が立たない。
「っ!何よ……んむっ!?んー!!んっ!!んむぅっ!!!」
右肩、左肩と歯型をつけながら舐められネットネトにされて辟易している所だったのに……
顔をあげたかと思えばその後此方をじっと見て……顔を急接近され唇を奪われた。
真正面から抱き竦められてセクハラされているのに更にキスまで……
ぬるりと入り込んでくる舌と相手の唾液に脳が混乱する。
同時にひどく蕩けそうになる私が居て男の意識もあるのに何を……と嫌悪感が湧き上がる。
勿論抵抗するけどこれまた右に左に首を振っても食らいついてくる。
窒息しかねない、ぼーっとしてきて反射的に相手の唾液を飲み込んでしまう。
一方的な攻防戦は圧倒的に暴漢側の有利で進められ……そのまま私は壁に追いやられて磔にされた。
下腹部に確かな熱を、乳首も固くなっているのを自覚しながら……
ぴっとりと押し当てられる固く凝ったペニスに恐怖と……興奮を抱いていた。
たった2回、されど2回。強姦された事が私の性的嗜好を捻じ曲げていた。
これをショックと思う暇も……私には与えられなかった。
じゅぷっ♥ぱんっ♥ずるぅっ♥たぱんっ♥
むにっ♥むにゅっ♥ぐにぃっ♥
私の目の前は瞳孔が開ききって段々白く濁りつつある爛れた男の顔。
肩口はスースーと冷えて……胸と尻には手が食らいついて揉み回し……
尻を揉み回していた手がショーツを破り捨てる。
胸元だって無理矢理に破かれている、もうセーターの体を成してないわ。
そんな状態にされ肌の上を直接冷たい手が這い回る嫌悪感に苛まれ……その上私は……
「ん"っ♥んぅっ♥んぅぅっ♥♥」
キスをされ延々と唾液を飲まされ舌を絡み合わせながら犯されていた。
凶悪そのものな極太ペニスが私の膣を広げ押し入ってくる。
その感覚はもう2度目、悍ましいし違和感が強いし圧迫感がイヤ。
それなのに同時に快楽を得ていた、息苦しいキスにも……そう。
無視できないレベルで両乳首が勃起し一回一回のストロークに官能を禁じえない。
強姦されそれに善がる淫乱女……傍から見ればそう見えるでしょうね。
私自身がそう感じて嫌気が差している。
メリメリと拡張されているのが痛いはずなのに……それを感じる事もなく快楽ばかりが脳を焼く。
私の体感だけじゃない、耳につく水音が興奮を如実に示している。
愛液が多量に分泌されてこの強姦に悦んでいる。
もう身体は抵抗するような事をする力は無い。
快楽にくぐもった声を上げる事と……悔しさ滲んだ涙を流す他に出来ることは無い。
「ん"っ!?んんんっ!ぃやっ♥♥いやぁっ♥あむっ♥」
怒張の膨らみを感じる、あぁなんてこと……中に、出される。
イヤがっても身体の方は歓迎している。
膣はきゅっと締まり絡みついて離さない。
まぁ、どの道……出されるのは確定事項だったと思うわ。
また屈辱の腟内射精を食らって私は絶望のどん底に叩き落された。
だが、一発では終わらない……ドクドクと注ぎ込まれる精液に涙を流すけれども……
また動き出す腰に喘ぎ、心も凌辱される。
今度は、何発目で気絶するかしら……?気絶、するならさっさとしたい……
Invasion in progress