「これぞ誉れ。」
Kinkou Orderのアジトで少年が犯されていた。今日の未明、シェンという紫色の装束の忍者に拉致されたのだ。Kinkou Orderの表の顔はアイオニアの均衡を守る戦闘集団であったが、実際は近親交配(Kinkou)を繰り返すセックスカルトであった。少年の隣ではタヌキのような見た目の忍者、ケネンが刺青のある女忍者に一物をしゃぶらせている。だがそんなことに気を留める余裕は少年には無かった。シェンは青く光るスピリットブレードで少年の秘孔を穿ちながら、自身の、いくらか小さい陰茎を少年に丹念に舐めさせていた。抵抗しようにも、W-「防人の帳」でAAは無効化される。それにQ-「護刃招来」によってスピリットブレードを貫通させいつでも殺せると脅しをかけられていたのだ。実際には2秒のスロウ(15/20/25/30/35%)を与えるだけだが、少年は知るはずも無かった。ペニスのレンジが短いシェンにとって、これは自身のスキルを知らない哀れな者を蹂躙するいつものやり方であった。
事はそんな時に起きた。
「均衡は愚者の教えなり。」
アジトに男の声がこだまするやいなや、どこからか人の影が現れシェンに手裏剣を投げつけたのだ。また、それと同時に狸忍者に鎧と赤い布を纏った忍者が向かって行くのが少年の目に映った。
それはかつてシェンと兄弟弟子であり、今は影の団を率いてアイオニアを守る"影の長"、ゼドであった。Q-「風魔手裏剣」だけでシェンのHPバーが半分削れたのに驚愕し、たぬき忍者はアカリが焼け死ぬのもお構いなしにR-「雷撃の大嵐」を展開すると同時にテレポートを詠唱し、いずこかへ消えて行った。
「来るがいい、シェン!亡き父に会わせてやろう!」
ゼドは翻ってシェンを狙ったが、卑怯な紫色の忍者はE-「殺気駆け」とフラッシュで距離を取り、R-「瞬身護法」を唱えてケネンの元へ逃げて行った。
その場に残ったのは黒焦げになったアカリとようやく解放された少年、そして彼の救世主であった。少年はゼドに感謝を述べようとしたが、それをかき消すようにゼドは叫んだ。
「禁じられた技など存在せぬ!」
マスタリー7エモートと共に少年の目の前からゼドが消えた。ゼドのR-「死の刻印」である。0.75秒間自身は対象指定不可となり指定対象の背後に現れるアルティメットスキルだ。
「影に触れ、真実を知れ。」
少年の耳元でゼドが囁いたその時、少年の尻穴に激痛が走った。タンクであり、ドランシールドしか積んでいないシェンと違い、このゼドはフルビルドであった。ルーンテラではペニスの大きさはADに比例する。比例するのだから仕方がない。さっきまで舐めさせられていた紫色のペニスは勿論、コラプトポーション3つで馴染ませてから挿入されたスピリットブレードよりも遥かに大きかった。ドラクサーダスクブレード、妖夢の霊剣、毒蛇の牙、コレクター、そしてドミニクリガードが少年の直腸を蹂躙した。少年はこの晩だけで612回犯され、ようやく解放された。獣欲を満たすとゼドは兜を脱ぎ、ブロッコリーを食べ、前転しながら満足そうに帰っていった。
ところで、この少年の名はケインという。あの屈辱の夜から数年、彼はゼドに復讐を果たすために研鑽を続けてきた。技だけではない。彼はダーキンと呼ばれる、持ち主の精神を蝕む武器の一つ、ラーストを手に入れた。彼はこの鎌を服従させ、ついに影の暗殺者に変身した。サブルーンに強まる嵐を入れ、ADチャンピオンのゼドを殺すためにガーディアンエンジェルを積み、そしてついにフルビルドとなった自分の怒張した一物を見てケインは言った。
「超えたな、ゼドを。」
ケインは手始めに逃げ延びたKinkou Orderの残党を襲った。汚い忍者はR-「瞬身護法」でまた逃げて行ったが、たぬき忍者はやすやすと捕らえることができた。というのも、たぬき忍者とシェンは蜜月の関係であったものの、APアイテムを4つ積んだたぬき忍者は、短すぎるシェンのペニスでは満足できなかったのである。ルーンテラではアヌスの広さはAPに比例する。比例するのだから仕方がない。ケインはゼドを捜す事を条件にたぬき忍者を仲間に迎え入れ、たぬき忍者はケインのペニスを迎え入れた。
2021年2月、たぬき忍者のファーサイト・オルタレーションがついにゼドの姿を捉えた。しかもHPは7割ほどであった。ケインはたぬき忍者への情欲をどうにか抑え、トップサイドのリバーへ走り始めた。
ゼドはトップのアウタータワーを破壊しようとトップレーンへ歩いていた。バロン前に置かれたファーサイトには映ってしまったが、あれはおそらくバロンチェックが目的だろうし、バロンピットにもトライブッシュにもサイドブッシュにもコントロールワードが置かれている。全く問題ない。この浅はかな判断がゼドの身を滅ぼすことになる。
突如として左側の壁からE-「影抜き」を使ったケインが飛び出して来たのだ。無理もない。青ワードが置かれた時、バロンピットのコントロールワードで無効化できていたにもかかわらず、ゼドはわずかなゴールド欲しさに殴って壊してしまっていた。このためケインは視界外であってもゼドのおおよその位置を把握することができたのだ。
ゼドはあらゆるものを使って逃げようとしたが、追い風を採用したケインはすぐに追いつき、ついにW-「刃影襲」が届くかに思われた。
だがゼドはR-「死の刻印」でこれを避けた。すぐにRの影分身と入れ替わることでWが上がるまでの時間を稼ごうとしたのだ。
しかしケインはその上を行っていた。ゼドはRを打つと必ず背後に出現する。人権を剝奪された劣等民族メイジ共は覚えておくといい。ゼドが現れた瞬間ケインは青スマイトを打った。ゼドはすぐに影分身と入れ替わり逃げようとした。
が、ケインのR-「真影侵壊」が発動した。このアルティメットスキルは3.15秒以内にダメージを与えた敵の中に侵入(2.5s)することができるというもので、当然青スマイトでも使用が可能になる。さらに青ケイン時は射程が200も伸びるのだ。ゼドのRの射程は650であり、青ケインのRは750。ついにケインのペニスがゼドを捉えたのだ。
ゼドはペニスに突然侵入してきた巨大な異物に悶絶した。そう、ケインの復讐はゼドのアヌスを貫くのではなくアルティメットスキルによって尿道を貫くという、残酷でおぞましいものであった。あの夜味わった屈辱が、苦悩が、人生を空虚なものに変えられた悲しみが、そして何より燃えたぎるような怒りがケインを怪物に変えてしまったのだ。ゼドのペニスは異常な大きさに肥大し、しかし裂けることはできず、それが何よりもゼドを苦しめた。ゼドにとって、この2.5秒間の苦悶は永遠のように感じられた。ほとんど停止した時間の中で、ゼドは文字通り耐え難い痛みと自身に決定的な破滅が歩み寄ってくる不安を感じていた。
R-「真影侵壊」
Passive: 敵チャンピオンにダメージを与えた場合、対象にマーク(3.15s)を付与する。
Active: マークが付与されている指定対象の敵チャンピオンの視界を得て対象指定不可状態で体に侵入(2.5s)する。効果時間終了時か、再使用時に対象に物理DMを与えて指定方向に出現する。
ケインは来た道をまっすぐ戻った。
そしてこの時、奇蹟が起こった。ケインの血のにじむような鍛練に、灼熱のような魂に、これまでの人生すべてを見守ってきた宇宙の創造主、オレリオン・ソルが応えたのだ。
アインシュタインは間違っていたのだ。ケインはゼドの尿道を光速の369倍の速さで駆け抜けていった。ゼドは最期の瞬間に走馬灯を見ていた。Champions 2013 Summer。あの有名なゼドのアウトプレイであった。
「ホ゛コ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオォォォォッ!1!!!!!」
それは魂の収穫の音ではなかった。ゼドの楽器が最後に奏でた悲壮な断末魔であった。
もはやほとんど人の形をしていないゼドの死体を見ながら、ケインは満足していた。やり遂げた。やり遂げてしまった。愛する人に会いたい。たぬき忍者に会いたい。神は世界を人間にとって厳しく、苦しく、空しいものに創り上げたが、その代わりに愛を残してくれた。2人で人生をやり直すんだ…。
しかしなぜかケインは不吉なものを感じていた。神罰を恐れているのだろうか?そうではなかった。
それはケインの生きようとする肉体の発した警告であった。自らの実存がこれから暴風雨のような、洪水のような、大火のような、いや、不死身の大魔王のようなものに侵されるような予感がした。
その不安がケインにゼドの死体をあらためさせた。兜を外した瞬間、ケインは驚愕した。それは眼鏡の男であったがあの日のあの男の顔ではなかった。急いで設定画面から「サモナーネームを表示する」にチェックを入れた。ケインはサモナーネームを確認し、ふたたび驚愕した。あの夜の男の名はたしか5文字だったはずだ。目の前で倒れているゼドの名は3文字であった。
「アンニョンハセヨ~。ggwp!」
後ろで声がしたが振り返ることはできなかった。首筋にゼドの手裏剣が添えられていた。ケイン、いやggwpは恐怖した。その声に聞き覚えがあったからだ。
そして恐怖の後、ggwpは凄まじい苦痛を感じた。ゼドの剛直が突き立てられたのだ。だがggwpが感じたのは尋常ではない痛みだけではなかった。それは違和感であった。悔しいことにggwpの菊はまだこのペニスの形を覚えていたのだ。あの日より半歩、間合いが遠い。そして意識混濁の中TABを押してビルドを確認して戦慄した。この男は靴を売ってラピッドファイアキャノンを作っていた。エネルギー充填状態であれば射程が35%増加するアイテムである。それが違和感の正体であった。
そして自分が決定的な過ちを犯してしまったことにも気付いた。自分の装備欄にあるガーディアンエンジェルである。ゼドに突かれるたびggwpのHPバーはみるみる減っていったが、HPが0になってもあのゼドと違ってまだ死ぬことはできないのだ。その上+40ARが苦しみをさらに長引かせる。それでもまもなく0に追い込まれたggwpは最初の死を経験した。
復活したggwpはこの苦悶の中に希望を見出していた。希望というよりも狂気の方が正確かもしれない。ggwpはもうすでに狂っていた。とにかくもう蘇ることは無いのだ。半分のHPで蘇るし、復活のCDは300秒である。死ぬことができる。だがこの男はどこまでも残忍であった。魔王であった。魔王はggwpを四つん這いにさせ、リバーをボットサイドに歩かせた。そしてハニーフルーツを無理やり食べさせようとした。
ハニーフルーツ:破壊されるとフルーツが5個落ち、拾うと1個につき、(最大HP×3.5%)か(8+Lv×6)HPが回復する。
ggwpは慈悲を求めたがそれは与えられなかった。言語の壁がどうしようもなく2人を引き裂いていた。そしてその旅はボットサイドのリバーの一番奥まで続き、ガーディアンエンジェルのCDが上がった時、ggwpは2度目の死を迎えた。
そしてこの時、奇蹟が起こった。ggwpの血のにじむようなソロキューに、灼熱のような魂に、これまでの配信すべてを見守ってきた宇宙の創造主、オレリオン・ソルが応えたのだ。アインシュタインは間違っていた。アイテム欄が全てラバドンデスキャップで埋められたのだ。それに加えてggwpはサブルーンに強まる嵐を選択していた。魔王の大魔王を受け入れる準備が整ったのだ。もう苦痛を味わうことは無いのだ。ほとんどの人間の人生と違って。あるのは無限の快楽だけである。ggwpは射精とメスイキの海を漂い、そして1557回目の絶頂を迎えたその時、ついに意識を失った。
ggwpは気が付くと見慣れぬ部屋にいた。少なくとも大分の実家ではなかった。PCが何台も並んでいて、何人もの人間が一度に住んでいるような空気を感じた。死後の世界はこんなものなのか。ヒンドゥー教は間違っていたのか。そうではなかった。しばらくするとドアが開き、魔王によく似た男が入って来た。
9人の仲間を連れて。
2021年2月。10人ロースター体制のころである。
ggwpは意識を失った後、JHIN AIRの格安便に乗せられて拉致されていたのだ。高速ニューロンネットや5G、神経接続技術が確立されて久しい現代ではありえない話であるが、当時の不安定な機器ではゲーム内で意識を失えば、現実の肉体も意識を失ってしまう。意識を失っているその数時間を突かれたのだ。
まず魔王が挿入ってきた。現実の肉体では初めてであった。あるいはそうではないかもしれないが、筆者には分からない。
痛みは感じなかった。ここはもうルーンテラではない。サモナーズリフトでもない。現実なのだ。現実的なサイズであった。そして行為も現実的である。浣腸で腸内を洗浄された後、ローションでじっくり馴らされてからの挿入であった。はじめてであったにも関わらず、秘肛は懐かしさを感じていた。
ところでggwpはオレリオン・ソルの奇蹟を受けた聖人であった。21世紀は神経接続が不安定な時代であった。そうである。脳は覚えてしまっていた。ggwpのアヌスは当時の全人類のそれを超越したモロ感に変貌していた。挿入、即絶頂。シナプスは歓喜と恍惚で擦り切れ、脳は蕩けて落ちるような感覚であった。しかし失神することは許されなかった。気を失うたびにコーチが電撃を流すのだ。それが10人ロースター体制であった。失神する。起こされる。また失神する。それが何日も続いた。魔王の軍団は彼らが彼らの崇高な戦いで敗れるたびにggwpを蹂躙した。
2021年10月。魔王の軍団はもうggwpを手放していた。彼らはアイスランドのレイキャビクで戦っていた。アメリカ合衆国のチームが初めて優勝する年だ。今は亡き日本という国家のチームが躍進を果たす年だ。すべてはあの極東の列島がアメリカ合衆国と大韓亜帝国に分割統治される前の出来事である。信じられない話だが、あの荒涼とした土地にかつては1億2千万人もの人びとが住んでいたという。
話を戻すが、ggwpはその故郷へは帰れなかった。彼らはggwpを手放したが、より残酷な人間に貸し出していたのだ。当時の韓国の最高裁判事、その人である。
その男が当時名乗っていた名前は正確には伝わっていない。ザリガニ男、鼻の神、おおむねそのようなニュアンスであったことしか分からない。データはほとんど消去されている。
その男は後に日本で暗躍し、内政と外交政策をことごとく失敗させ、数々の大企業をバックにつけ、来歴を偽装し、101代内閣総理大臣(つまり日本の最後の総理大臣である)に就任した、あの男である。もうお分かりだと思うが、国連に宣戦布告し、全ての国家に無差別先制核攻撃を行い、第三次世界大戦を引き起こした人物である。当然ではあるが、どうやらあの者の名前はこのプラットフォームでも伏せ字に変換されるようだ。まあどうせ、書かなくてもあの恐ろしい男の名前を忘れる者は居ないだろう。
ggwpがこの後どう生きたのかについて、かの者の愛妾になった時代からほとんど情報が無い。
ただ一つだけ流出したセックステープがある。
以下書き起こし
あの男「ヒサシブリネー♪」
ggwp「んほお゛ぉぉ゛っ♡ もうゆ゛るじでえぇっ♡イカせてぇ゛っ……♡」
あの男「タケシマクレマスカ?」
ggwp「あげますっ♡あげますっっ♡ァ゛……ッ♡♡」
あの男「オオイタクレマスカ?」
ggwp「あ゛げま゛すっ♡あ゛げま゛ずがら゛ぁ゛♡♡♡」
あの男「チョヌニスンガレ-ンラインジョニクンナッタゴセンガゴレッソヨ」
以降、ggwpの絶叫が957時間続く
ggwpの行方は、誰も知らない。だが1つだけ確かなことがある。彼はもはや影の暗殺者ではなかった。彼はカマになったのである。