謎の洋館に入ったら幼女達とエッチすることになった件 作:明日兎
改めて彼女をよく見てみると、顔はまるで人形のように整っていて、肌の色は白人らしく白く透き通っていた。将来は誰もが振り返るような美女になるだろう。
「わたしを見てくれるのは嬉しいですが、はやく名前を言ってくれませんか?怒りますよ」
若干気になる発言があったが、とりあえずされるがままに回答することにした。今のこの状態についてももしかしたら教えてくれるかもしれない。教えてくれなければ自分で聞こう。
「俺の名前は、河井 颯太だ。銀河の河に、井戸の井と書いて河井だ」
俺はそう告げた。
「颯太お兄さんですね。ところで、颯太さんを縛っているのはどうしてなのか……気になりますか?」
「ああ。何で俺は今こんな身動きが取れない状態にされてるんだ?思い当たる節が全く無いわけじゃ無いというか、あり過ぎるけど、足枷とか必要あるの?」
「はい。訳を言いますね。まず、この家には10人住んでいます。私を入れて……です。それでですね、住んでいる10人というのがみんな女性でして……ごめんなさい。これでもう分かっちゃいますよね。颯太さんを捕獲した理由」
「……?」
この子は一体何を言っているんだろうか。言っている事……というよりも推測にはなるが、彼女、いやこの家には10人いるんだっけか、なら彼女達はどうやら俺が考えているような理由で俺を捕まえている訳では無いようだ。
俺は彼女の言っている理由というのを全く察する事ができなかったが、何となくこれ以上問い糺すのも悪い気がしたのでこの点については追求する事をやめた。その代わり……
「なぁ、色々と気になっていることがあるから聞いても大丈夫?」
「はい。私が答えられるものならなんでもいいですよ」
「まず、君の名前を聞いても良いかな?さすがに、こちらが名前を教えてそちらが教えてくれないのは不公平だと思って」
俺がそう発言すると彼女は慌てながら答えてくれた。
「あわわ、それはごめんなさいでした。私の名前はティナです。颯太さん」
「ありがとう。ティナさん……えっと……ティナちゃんって呼んでも大丈夫?」
「はい!もちろんいいですよ。むしろ、そう呼んでくれた方が私、嬉しいです」
その少女ははにかんで笑った。ティナ……か。見た目もそうだけれど、名前もやっぱり一般的な日本人の名前ではないように思う。確か、日本国籍は他国籍とは一緒に取得できないはずだ。もしかしたら、彼女は日本人だけど名前は外国人のまま……ってことなのかな。そもそも、この子の親はどこなんだ。
「変な質問かもしれないけど、ティナちゃんはこの家に住んでるんだよね?」
「はい。そうですよ」
「ティナちゃんのご両親はこの家に住んでいるの?」
「いいえ、住んでいませんよ。それに私にはもう、両親がいませんから」
俺はそれを聞いてしまったと思った。迂闊に聞くべきではなかったなと。この子にはこの子の家庭の事情というものがあるのだから無闇に踏み込むべき話題ではなかった。
「なんか、ごめん。えっと……それで……」
何とも言えない空気になってしまったこの空間で思考が迷路状態に陥り、何を話せばいいのかだんだんわからなくなってきた。心の中は故意では無いとは言え申し訳なさが募る。
そこで俺はこの後の自分がどのような処遇を受けるのかについて具体的に聞く事を忘れていた事に気がついた。ぶっちゃけ今の自分にとっては何よりも最も重要な事柄と言うべきだろう。結局彼女から察してという意図を飲み込めたが迚もかくても分からんものは分からない。
「最後の質問にするよ。この後俺ってどうなるの?いつこれを外してくれるのか聞いても良い?あ、ごめん。あと一つ。今って何時?」
俺は実に喜色満面の笑みを張り付けながら彼女に最後?の質問を投げかけた。正直なところ、せめて夜になる前に、日が暮れる前には帰りたい。親が帰って来る前までに家に帰っていなかったらどうなるか、変な心配を親には掛けたくないのだ。
「はい。一つ一つ答えますね。まず、この後颯太さんがどうなるのかについてですが、察してください。直接言うのは……恥ずかしいので……小声でなら良いですけれど。ごにょごにょ……。はい!答えました!えっと、その手錠とか足枷についてですが、そうですね……私達が飽きるまで……でしょうか。具体的には、もう二度とこんな機会は訪れないと思うので、ほぼ一生になるかもしれません。今は夕方の27時です」